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3. 犬をもっと知りたい! ~②犬の種類とそれぞれの値段は?~
5. 犬をもっと知りたい! ~④犬の気持ちはどうしたら分かるの?~
8. 犬をもっと知りたい! ~⑦飼育アイテム、食事、お世話について~
犬は言わずと知れた人気ペットです!
昨今は 猫 ブームが注目されがちですが、やはりワンちゃんの人気は古今東西ゆるぎないですよね。
一緒に お散歩 したり遊んだり、ワンちゃんとの触れ合いには様々なものがあります。
飼ったことはないけれど、 ドッグカフェ でワンちゃんと触れ合ったことがある!という方や、愛犬と 旅行 にいったことがある!という方まで様々いらっしゃることでしょう。
そんなふうにワンちゃんと日々触れ合っていく中で、大切になるのはやはり基礎知識です。
今さら基本的な知識を?と思われるかもしれませんが、あなどってはいけません。
まだまだ、犬にまつわる知らない情報がたくさんあるかもしれませんよ!
ぜひこの記事で色々な知識を蓄えて、もっとワンちゃんのことに興味を持ってみてください。
犬には、人と関わってきた長い歴史があります。
その歴史は、犬が人間に飼われはじめた 約1万5千年前 にまでさかのぼります。
では、それ以前の犬はどんな姿をしていたのでしょうか?
ネコ目イヌ科に分類される犬の最も古い祖先は、 ミアキス と呼ばれます。
ミアキスは約6500万~4000万年前頃に生息したといわれており、なんとネコ科やクマ、アシカなどの祖先でもあります。
見かけは、現在の動物でいうフォッサに似ているといわれています。
上の写真がフォッサです。
犬に似ているところもありますし、どことなく猫のようにも見えるのが不思議ですよね。
このフォッサに似ているというミアキスは、樹上で暮らしていました。
しかし、徐々に地上で暮らす種が増えていき、森林から草原へと生息地を移していきました。
約2000万年前には、現在のイヌ科の特徴を持つ祖先が現れ、様々な種に枝分かれしていったといいます。
こうした種の変遷の後、さらに人間によってタイリクオオカミ種が家畜化されることで、 イエイヌ が生まれました。
イエイヌとはもちろん、犬のことです。
イエイヌは、家畜化された生き物の中では最も古い歴史を持ちます。
さて、犬と人の関わりにはとても深いものがあります。
前述したように約1万5千年前に家畜化されたというのが一般的な説ですが、その場所には諸説あります。
有力な説では、 西アジアや東アジア が起源だとされています。
また、その目的は狩猟のパートナーとするためであったと考えられています。
猟を手伝わせるために、人の手で飼いならされるようになったのです。
こうして人々に身近となった犬は、モチーフとしても描かれるようになります。
古代エジプトでは、死を司る神聖な存在となりました。
さらに人々と関わる中で、狩猟だけでなく護衛や牧羊のための犬、ペットとしての愛玩犬などが現れはじめます。
その後世界中の人々によって、繁殖や品種改良がなされるようになります。
18~19世紀頃になると、多種多様な 犬種 が次々と生まれ、ドッグショーも催されるようになりました。
こうした中で、犬種を登録する団体も作られていきます。
そして現在、世界中で様々なワンちゃんがペットとして愛されているのです。
ちなみに日本では、 約1万2千~7千年前頃(縄文時代早期) に既に犬がいたことが分かっています。
今日ペットとして身近なワンちゃんたちには、これほど長い歴史があるんですね。
犬種 には、公認犬種だけでも 約300種類 、それ以外を含めると 700~800種類 もの犬種があるといわれています。
同じ犬でも、実に様々な個性や特徴、性格を持ったワンちゃんがいるのです。
ここでは、その中から特に代表的で人気の犬種をご覧頂きます。
その際、分かりやすくご覧頂けるよう大きさのタイプごとにご紹介していきます。
(といっても明確な基準はありませんので、ここでのタイプは厳格なものではありません。)
併せてそれぞれの値段もご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
※ここであげている値段は平均的な相場の一例ですが、ペットショップの場合と ブリーダー から購入する場合で差がありますのでご注意ください。
また、ワンちゃんの 里親 になって飼育をはじめることもできますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
この項目での 超小型犬 とは、体重が5kg未満の犬種とします。
なお、ここであげている犬種以外にも、 イタリアン・グレー・ハウンド や 狆(ちん) 、 パピヨン 、 ビション・フリーゼ 、 ポメラニアン 、 マルチーズ 、 ミニチュア・ピンシャー 、 ヨークシャー・テリア などが含まれます。
トイ・プードル は言わずと知れた人気ペットです。
その可愛らしい姿から、不動の人気犬種となっています。
そもそもトイ・プードルは、 プードル の一品種です。
スタンダード 、ミディアム、ミニチュア、トイ、と4つの基本的なタイプの中で最も小型となります。
上の写真がスタンダード・プードルです。
ほかにもJKC非公認品種として、 タイニー・プードル や ティーカップ・プードル があげられます。
さて、トイ・プードルの元となったプードルは、 フランス原産 の犬です。
フランスの国犬ともなっています。
実は、プードルの祖先にあたる犬は中央アジアやロシアなどに分布していました。
その後、ドイツやフランスに渡り定着したと考えられています。
そもそもプードルとはドイツ語で、「水がバチャバチャはねる音」という意味が由来です。
実は、プードルは泳ぎがとても得意で、もともと水辺の猟で水中作業(獲物の回収)をする犬なのです。
早くからこうした狩猟犬として活躍してきたプードルですが、トイ・プードルが作出されたのは 18世紀後半頃 となります。
小型化されたプードルは、フランスの貴族の婦人などにもてはやされたそうです。
ちなみに日本では、1949年にはじめてミニチュア・プードルが持ち込まれています。
さて、小さくてキュートなトイ・プードルですが、見た目の通り 3~7kg が平均体重となっています。
体高は 20~25cm 程度です。
大きさといい毛の様子といい、ヌイグルミみたいですね。
性格は、人懐っこく好奇心が旺盛です。
また、甘えん坊な一面もあります。
可愛いからといって、あまり甘やかしすぎないように注意したいですね。
また、警戒心の強い一面もありますので、お家ではリラックスさせてあげましょう。
平均寿命は 約16年 となります。
トイ・プードル特有の怪我や病気もありますから、しっかりお世話して長生きさせてあげましょう。
お値段は、 25万円前後 となります。
中には、 50万円以上 となる個体のトイ・プードルもいます。
ぜひ、小さくて可愛いトイ・プードルに癒されてみてはいかがでしょうか。
チワワ は、大きな目と小さい体が特徴的な人気犬種です。
メキシコ原産 の犬で、 チワワ州 が原産地であるといわれています。
この原産地が、名前の由来です。
また、チワワの起源には諸説ありますが、祖先は テチチ と呼ばれる犬だといわれています。
この犬は、メキシコにかつて存在したアステカ帝国で神聖視されていました。
死者の魂を導く存在として、重要な儀式の生贄とされることもあったそうです。
やがてメキシコがスペインの植民地になると、テチチとほかの犬種との交配が進みます。
その結果生まれたのが、チワワだとされています。
さらに19世紀半ば頃にはアメリカで改良が進み、チワワは世界中で可愛がられるペットとなりました。
人気となった理由は、やはり小さな体と愛くるしい表情でしょう。
実は、 犬種の中で最も小さいワンちゃん なのです。
平均体重は、なんと 1~3kg です。
平均体高も 12~24cm と、手の平に納まってしまいそうな大きさですね。
また、特徴的な頭の形は「アップルヘッド」と呼ばれます。
その名の通り、リンゴのような丸みを帯びた形です。
実は、この頭には大きく発達した脳があり、とても賢いワンちゃんであることが分かります。
また、甘えん坊ながら飼い主さんにはとても従順な性格をしています。
知らない人に対しては警戒心の強い一面があり、縄張り意識がとても強いので吠えることもあるでしょう。
平均寿命は、 15~18年程度 です。
水頭症 などチワワ特有の病気がありますので、健康面にはしっかり留意してあげましょう。
お値段は、 10~25万円前後 となります。
甘えん坊で可愛いチワワをお飼いになって、ぜひ大切にお世話してあげてください。
この項目での 小型犬 とは、体重が5~10kg未満の犬種とします。
なお、ここであげている犬種以外にも、 ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア や キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル 、 シーズー 、 ジャック・ラッセル・テリア 、 日本スピッツ 、 ノーフォークテリア 、 パグ 、 ペキニーズ 、 ボストン・テリア 、 ミニチュア・シュナウザー などが含まれます。
柴犬 は、 日本原産 の犬種です。
日本での飼育頭数が最も多く、1936年には天然記念物にも指定されています。
日本犬 ですからなじみ深く、誰もが知っている人気のワンちゃんですね。
起源や名前もやはり、日本と関わりがあります。
まず、柴犬という名前ですが由来は諸説あります。
赤柴の毛色が枯れ芝に似ていることや、狩猟の際、柴草をものともせずにくぐり抜ける様子などが由来となっているそうです。
古語が由来という説もありますから、とても古い歴史があることが分かります。
実は、柴犬の起源は 縄文時代 にまでさかのぼります。
紀元前1万~紀元前400年前頃から、「縄文犬」として日本の人々と関わってきたのです。
その後、明治時代になって日本に洋犬が増えると、日本古来の柴犬を保存しようという動きが生まれていきます。
1928年には、「日本犬保存会」が発足し日本犬を守る動きが具体化していきました。
こうした人々の力により、現在まで柴犬の特徴や個性が守られてきたのです。
さて、柴犬の特徴といえばピンと立った耳、短毛に巻きしっぽでしょう。
毛色は様々なバリエーションがあり、赤や胡麻、黒や白などがあげられます。
平均体重は 8~10kg と、 小型犬 らしい重さとなっています。
体高は 35~41cm ほどが平均値です。
そして、柴犬は飼い主さんに対してとても忠実な性格です。
大胆でありながら冷静沈着で、時には頑固な一面を覗かせることもあります。
しっかり愛情を注いであげれば、その分深い愛情を持ってくれる優しい性格でもあります。
12~15年程度 が平均寿命となりますから、毎日しっかりお世話して健康に注意してあげましょう。
柴犬は病気に強いともいわれますが、日々のお世話は気が抜けません。
お値段は、 10~20万円前後 となります。
日本に古くからいる柴犬をお飼いになって、ぜひ愛情を注いであげてください。
ミニチュア・ダックスフンド は、人気の 小型犬 です。
ドイツ 原産で、 中世(15世紀頃) に ダックスフンド の祖先となる犬が作出されたといわれています。
そもそも、ミニチュア・ダックスフンドはダックスフンドの一品種です。
大きさによってスタンダード、ミニチュア、 カニンヘンダックス と3つのタイプに分けられています。
元となったスタンダード・ダックスフンドは、アナグマを狩るために作出されました。
名前のダックスとはドイツ語でアナグマ、フンド(フント)は犬を表します。
その名の通り、害獣となるアナグマを狩るエキスパートだったのです。
どの辺がエキスパートなのかというと、短い手足と胴に秘密があります。
実は、ご覧のような胴長短足のおかげで、深い穴の中にいるアナグマを効率的に狩ることができるのです。
現在では、その特徴的な見た目が可愛らしいと評判になっています。
体が小さく、飼いやすいということも人気に関係がありそうです。
平均体重は 5kg 、平均体高は 13~20cm ほどとなります。
また、体形も特徴的ですが、毛並みも特徴的でいくつかのタイプがあります。
それはスムース、ロング、ワイヤーの3つの毛質です。
スムースは短毛で滑らか、ロングは長毛とすぐに思い浮かべることができますよね。
一方ワイヤーとは、荒く硬い毛が特徴的な毛質となります。
あまり見なれないという方も、多いかもしれませんね。
実はテリア系の血を引いており、少し気の強いワンちゃんなのです。
さて、このように様々な特徴を持つミニチュア・ダックスフンドですが、性格は勇敢で好奇心が旺盛です。
人懐っこく愛情も深いですが、警戒心も強いので見知らぬ人には吠えることもあるでしょう。
平均寿命は、 約17年 ほどとなります。
特徴的な体形ゆえに 椎間板ヘルニア にかかりやすいため、日頃のお世話はしっかり気を付けましょう。
さて、お値段は 20万円前後 となります。
小さくて賢く、遊びが大好きなミニチュア・ダックスフンドと、ぜひ素敵な時間を過ごしてくださいね。
この項目での 中型犬 とは、体重が10~20kg未満の犬種とします。
なお、ここであげている犬種以外にも、 アメリカン・コッカー・スパニエル や イングリッシュ・コッカースパニエル 、 ウェルシュ・コーギー・ペンブローク 、 ウィペット 、 甲斐犬 、 シェットランド・シープドッグ 、 ビーグル 、 ボーダー・コリー などが含まれます。
フレンチ・ブルドッグ はその名の通り、 フランス原産 のワンちゃんです。
ぺたんとした鼻が、とても愛嬌に溢れていますね。
さて、このフレンチ・ブルドッグのルーツははもちろん ブルドッグ です。
そもそもブルドッグは、牛と戦うイギリスの戦闘犬でした。
しかし、19世紀はじめに闘技が禁止になると、愛玩犬としてブルドッグの品種改良が進められていきます。
19世紀半ば には、イギリスからフランスに改良で小型化されたブルドッグが持ち込まれました。
その後フランスでさらに交配が行われ、生み出されたのがこのフレンチ・ブルドッグです。
フランスで瞬く間に人気者となったフレンチ・ブルドッグは、19世紀末頃からアメリカにも広まっていきます。
こうして、世界中で人気のペットとして人々に飼われるようになったのです。
フランスでは上流階級の婦人たちにもてはやされたフレンチ・ブルドッグですが、現在でもくしゃんとした顔が愛くるしいと女性に人気ですね。
また、ピンと立った耳は「バット・イア(コウモリの耳)」と呼ばれ、この犬の特徴となっています。
確かに、 コウモリ の羽根のような形の耳ですね。
ちなみに、ルーツとなったブルドッグの方は「ローズ・イア(ばらの耳)」と呼ばれています。
こちらの耳は、ばらの花びらに似ているため名付けられたそうです。
さて、このブルドッグから小型化されたフレンチ・ブルドッグですが、平均体重は 10~13kg 、平均体高は 23~31cm となります。
性格は明るく朗らかで、甘えん坊な一面もあります。
見た目から怖いと思われることもあるようですが、とても温和なワンちゃんです。
飼い主さんに従順ともいわれますので、信頼できそうですね。
平均寿命は 約11年 ほどとなっています。
丈夫といわれる犬種ですが、しわが多いために 皮膚炎 などを発症してしまうことがあります。
毎日のお世話で、しわの間に汚れが溜まらないよう清潔にしてあげましょう。
お値段は、 15~25万円前後 となります。
ぺたんとした鼻がとってもチャーミングなフレンチ・ブルドッグを、ぜひお飼いになってみてはいかがでしょうか。
この項目での 大型犬 とは、体重が20~40kg未満の犬種とします。
なお、ここであげている犬種以外にも、 アイリッシュ・セッター や アフガン・ハウンド 、 アラスカン・マラミュート 、 オールド・イングリッシュ・シープドッグ 、 サモエド 、 サルーキ 、 シベリアンハスキー 、 シャーペイ 、 ジャーマン・シェパード・ドッグ 、 ダルメシアン 、 チャウチャウ 、 ドーベルマン 、 バセット・ハウンド 、 フラットコーテッド・レトリバー 、 ブルドッグ 、 ブル・テリア 、 北海道犬 、 ボクサー 、 ボルゾイ 、 ラブラドール・レトリバー 、 ワイマラナー などが含まれます。
ゴールデン・レトリバー は 大型犬 の代表的な犬種です。
名前のゴールデン(黄金)とは、もちろん毛並みの色から来ています。
レトリバーの方は、レトリーブ(retrieve)という動詞から来ており、「回収する」という意味です。
もともと水中に落ちた獲物を回収するための犬でしたから、この名が付けられました。
さて、昔から人々を助けていたゴールデン・レトリバーは、 イギリス原産 のワンちゃんです。
スコットランドの貴族によって交配がされ、作出されたのが 19世紀頃 のことでした。
交配には、既に絶滅してしまった品種も掛け合わされたといわれています。
その後20世紀になると、犬種が登録され世界中に広まっていきます。
今では、介助犬や盲導犬、 警察犬 としても優秀な犬種です。
もちろん、ペットとしても人気ですね。
大きい体躯もさることながら、美しい毛並みに憧れ飼いたいと思った方も多いことでしょう。
実はこの毛並み、ダブルコートという特殊な構造になっています。
具体的には、アンダーコート(下毛)とトップーコート(上毛)に分かれています。
このアンダーコートが季節によって生え変わることにより、寒さに耐えることができるのです。
また、ゴールデン・レトリバーは2つのタイプがあることで知られています。
ひとつは イングリッシュ・ゴールデン です。
このタイプは白色系で、がっしりとした体形が特徴的です。
日本では、流通量が少ないといわれています。
もうひとつのタイプは、 アメリカン・ゴールデン です。
こちらは多彩な毛色があり、スマートな体形をしています。
といっても、どちらも同じ大型犬ですから体重はそれなりにあります。
平均体重は、 27~36kg が目安です。
体高は、 50~60cm が平均値ですからやはり大きいですね。
しかしどちらのタイプにしても、ゴールデン・レトリバー特有の穏やかな性格を持っていることには変わりありません。
もちろん、飼い主さんには従順です。
人との触れ合いも大好きですので、たくさん遊んであげましょう。
平均寿命は、 約12年 となります。
特に 股関節形成不全 という病気にかかりやすいですから、しっかり注意してあげたいですね。
お値段は、 5~30万円前後 が相場となります。
ご興味を持たれた方は、ぜひゴールデン・レトリバーをお飼いになって、一緒に楽しい時間を過ごしてあげてください。
この項目での 超大型犬 とは、体重が40kg以上の犬種とします。
なお、ここであげている犬種以外にも 秋田犬 や グレートデン 、 グレートピレニーズ 、 セント・バーナード 、 チベタンマスティフ 、 土佐犬 、 ニューファンドランド 、 レオンベルガー 、 ロットワイラー などが含まれます。
バーニーズ・マウンテン・ドッグ は スイス原産 の超大型犬です。
起源は明らかになっていませんが、 2000年以上前 からスイスで人々の役に立ってきました。
その役割は、牧畜犬や護衛犬、そのほか荷車で物を運ぶなど多岐に渡ります。
名前のバーニーズとは英語読みの ベルン のことで、これはスイスの地名です。
名前はそのまま、「ベルンの山犬」という意味になります。
その名の通り、アルプスの厳しい山の中で、人々と関わりながら長い歴史を築いてきました。
もともとバーニーズ・マウンテン・ドッグは、ローマ帝国からスイスに持ち込まれた犬が祖先といわれています。
やがてスイスに元からいた犬との交配が進み、犬種が固定化されていきました。
その後様々な場面で人々の役に立ってきましたが、人間社会の技術の発達により段々と役割が減っていきます。
それにつれ数も減っていき、ついには絶滅の危機にまで陥ってしまいました。
しかし、その危機を救うため、19世紀に保存運動がはじまります。
その甲斐あって徐々に数も増え、20世紀に入るとアメリカにも渡り、次第に世界中でペットとして飼われるようになりました。
このようにバーニーズ・マウンテン・ドッグは、長い歴史をかけてペットとしての地位を築いてきたのです。
確かにどことなく、歴史を感じさせる風貌をしていますね。
どっしりした体躯と、つややかな毛並みも魅力的です。
特に毛色は、漆黒に茶や白のトライカラーが美しいです。
大きな体躯に似つかわしい、優雅な動きも特徴的です。
平均体重は 36~50kg と重く、やはり見た目通りですね。
体高は 58~70cm ほどとなります。
性格も温和で優しく、従順で人との触れ合いを好みます。
ぜひ、一緒に遊んでたくさん触れ合ってあげてください。
しかし、平均寿命は 7~8年程度 と短命です。
これは、成長や老化が早いことや、大型の犬ほど寿命が短いこととも関係しています。
(この犬種と寿命については、2ページ目の寿命と年齢の項目で詳しくご紹介しています。)
股関節形成不全 などの病気にもかかりやすいので、充分注意してあげましょう。
また、寒い地方の犬ですから、あまり暑いと 熱中症 になってしまうので気を付けましょう。
最後にお値段ですが、 15~25万円前後 となります。
ぜひバーニーズ・マウンテン・ドッグをお飼いになって、一緒に穏やかな時間を過ごされてはいかがでしょうか。
犬は イエイヌ とも呼ばれ、ネコ目イヌ科の哺乳類です。
家畜化された動物の中で最も古い歴史を持つことは、歴史の項目でご覧頂きました。
古くから人と関わってきたということは、それだけ多く品種改良が行われたということでもあります。
犬の品種、つまり 犬種 はJKC(ジャパンケネルクラブ)の公認犬種だけでも 300種類以上 あります。
それ以外の非公認犬種を含めると、なんと 700~800種類 もあるといわれています。
まさに、大きさや体形など千差万別のワンちゃんが世界中にいるわけなのです。
ちなみに、最も小さい犬は チワワ 、最も大きい犬は グレートデン だといわれています。
チワワの平均体重は5kgにも満たないのですが、グレートデンは50kgを越えます。
同じ犬でありながら、これほど違いがあるのは驚きですね。
しかし、違いがあるといっても基本的な犬の特徴は変わりません。
犬の最大の特徴といえば、やはり 嗅覚 があげられるでしょう。
優れた嗅覚はほかの犬とのコミュニケーションをとるほか、様々な情報を集める手段となります。
その能力は人の嗅覚の数万倍ともいわれますから、想像を絶していますね。
また、 聴覚 や 視覚 の能力にも優れ、 動体視力 は非常に優れたものです。
これらの能力は、全ての犬種で発達しています。
爪がスパイクのような役割を果たすことや、 歯 の数や構造もほとんど共通の特徴です。
(犬の歯は42本ですが、犬種によっては少なくなることもあります。)
違う種類のワンちゃん同士を見る機会があれば、似ている部分を探してみるとおもしろいかもしれませんね。
さて、犬の生態をもう少し詳しく見るために、進化の過程に着目してみましょう。
イヌの最も古い祖先は、先の項目で述べた通り ミアキス です。
ミアキスは樹上性だったため、もともと森林に生息していました。
しかし、一部のグループは地に降りて草原へと生息地を移します。
新しい環境に対応するため、そのグループは生態の異なる動物に進化していきました。
開けた草原で獲物を捕まえられるように、長く走るための四肢などが発達していったのです。
やがてそのグループは、犬の直接の祖先となっていきます。
犬の祖先は狩りを効率良く行うため、群れで獲物を追う捕食者のスタイルをも確立していきます。
そして、これは 「追跡型捕食者」 の典型的なスタイルとなります。
犬の特徴を思い浮かべてみてください。
一般的に犬は 持久力があり、走るのが得意 ですよね。
その特徴を思い浮かべれば、「追跡型」という言葉も納得がいきます。
また、この特徴は、犬の祖先といわれるオオカミを思い浮かべるとより分かりやすいです。
オオカミは群れで獲物を追い詰めますから、まさにお手本のような「追跡型捕食者」でありハンターですよね。
また、集団で暮らすことから 社会性を持つ生き物 である、というところも犬に引き継がれている特徴です。
オオカミと犬がなんとなく似ているのも、この辺に理由があるのでしょう。
では、犬に全く似ていない捕食者にはどんな特徴があるのでしょうか。
犬と同じミアキスを祖先に持つ 猫 は、現代では犬と並び称される人気ペットです。
実は、猫の生態を見ると、犬と好対照ともいえる特徴が見えてきます。
猫は、一箇所にじっとして獲物が来るのを待つハンターです。
このタイプは、「待ち伏せ型捕食者」と呼ばれます。
群れずに一匹でいる猫ちゃんの様子などを考えると、この生態も合点がいきます。
同じ祖先を持ちながら、狩りの方法の違いで別の動物になってしまうなんて驚きですよね。
お飼いのワンちゃんの様子を観察すると、もっと新しい発見があるかもしれません。
ぜひ、犬の特徴をふまえつつ、ワンちゃんを観察してみてはいかがでしょうか。
犬は社会性に富んだ生き物です。
表情豊かに感情を表現して、飼い主さんとも積極的にコミュニケーションをとってくれます。
しかし、犬の感情はどうしたら分かるのでしょうか?
犬の気持ちを読み取るには、どんなサインにどんな感情が結びついているのかを知る必要がありますよね。
ここでは特に、 鳴き声 や しっぽ に着目して見ていきましょう。
犬はコミュニケーションをとるために、様々な手段を使います。
仕草や行動、後述するしっぽを使ったものなどがありますが、 鳴き声 もその方法のひとつです。
犬の鳴き声には、いくつかのパターンがあります。
まずは、 ①高い声で短く鳴く ときの感情ですが、これはあいさつや呼びかけを表しています。
そのほか合図や、軽い警戒心で「これは何だろう?」という疑問を持っているときにも見られます。
逆に ②長く続けて鳴く ときは、何か訴えたいことがあるようです。
おねだりや注意喚起などが考えられますが、強い調子のときは警戒心をあらわにしている場合もあります。
そのような際は、近くに外敵やワンちゃんにとって見慣れないものががあるかもしれません。
では、うなり声の場合はどうでしょうか。
もし、ワンちゃんが ③高めの声でうなっていたら 、警戒ではなく楽しい気持ちを表している可能性があります。
犬は遊びの最中などに楽しくなると、興奮してうなることがあるのです。
しかし、歯を見せて威嚇態勢にあればもちろん別です。
特に、 ④低く震えを伴ううなり声 は強い警告を意味しますので気を付けましょう。
そのほか不満があるときにも、ワンちゃんはうなることがありますので、注意して観察してみてください。
以上の 4つ が代表的な鳴き声の種類となりますが、簡単にまとめると以下のようになります。
①短く鳴く(高い声)…あいさつや呼びかけ、合図や軽い警戒心
②長く続けて鳴く…訴えやおねだり、注意喚起や警戒心
③うなる(高い声で歯を見せない)…楽しい気持ち
④うなる(低い声で震えを伴う)…強い警告や不満
これだけ覚えておけば、ワンちゃんの気持ちを知るための手がかりとなることでしょう。
ちなみに、鳴き声と対になるコミュニケーションは カーミングシグナル と呼ばれます。
非音声的な言語(仕草や行動)で、相手に気持ちを伝える方法です。
例えば、あくびをすることで不快感を表したり、ストレスを感じて頭を振ったりするなどの行動があります。
そのほか、ちょっとした動作にも色々なサインが含まれることがあります。
はじめは意味を汲み取れないかもしれませんが、しっかり観察してあげれば色々と分かってくることでしょう。
ぜひ、色々な鳴き声と一緒に、ワンちゃんのちょっとした動作にも注目してあげてくださいね。
犬の気持ちを知る際に、最も重要となるのは しっぽ かもしれません。
皆さんも、ワンちゃんが嬉しそうにしっぽを振るのをご覧になったことがあることでしょう。
ご存じのようにしっぽは、ワンちゃんの感情を豊かに表現する一手段です。
犬同士でコミュニケーションをとる際にも、しっぽは重要な役割を果たします。
ここでは、そんなしっぽの表す感情をご覧頂きますが、その前にしっぽそのものについてご紹介を致します。
実は、ワンちゃんのしっぽには種類があるのです。
まず、しっぽの種類でよく見られるタイプとしては 垂れ尾 があげられます。
その名の通り、たらんと自然に垂れさがっているタイプのしっぽです。
このしっぽは ウィペット や 土佐犬 など、様々な犬種に見られます。
一方で、 立ち尾 と呼ばれるしっぽもあります。
垂れ尾とは違い、ピンと立った様子が特徴的です。
ご覧のように ビーグル や、 バセット・ハウンド がこのしっぽですね。
ほかにも、 飾り尾 と呼ばれるタイプがあります。
ふさふさで、とても触り心地の良さそうなしっぽです。
ゴールデン・レトリバー や キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル 、 ミニチュア・ダックスフンド などの犬が飾り尾を持ちます。
実は垂れ尾で飾り尾、というゴールデン・レトリバーのようなワンちゃんも少なくありません。
また、同じふさふさ系でも、くるんと背に向けられたタイプは リス に似ていることから リス尾 と呼ばれます。
パピヨン が代表的なリス尾のワンちゃんです。
リス尾とよく似ていますが、 柴犬 や 秋田犬 のものは 巻き尾 となります。
そして、ほとんどしっぽのない状態、または短いしっぽを ボブテイル といいます。
ウェルシュ・コーギー・ペンブローグ などが代表的です。
以上が、ワンちゃんの代表的なしっぽとなります。
さて、それではしっぽの表す感情について見ていきましょう。
まず、一番ニュートラルな状態ですが、それはしっぽが 水平にピンと伸ばされている ときです。
警戒もしていませんし、怖がったりもしていません。
もし、しっぽが 上にあがっていたら どうでしょうか。
これは、「自分の方が立場が上だ!」と自信たっぷりな状態を表しています。
こういうときは、ワンちゃんの表情にも注目するとより分かりやすいかもしれませんね。
では、 しっぽが下がっている ときは…?
これは、言わずもがなですね。
しっぽが下がっているとき、ワンちゃんは不安を感じています。
しょんぼりしている様子だったり、怖がっているときにもしっぽは垂れ下がります。
そして、嬉しいときには しっぽをぶんぶん振ります。
たいてい表情も嬉しそうになりますから、一番分かりやすいかもしれません。
もし、興奮してわくわくしているようなら、一緒に遊んであげてくださいね。
以上が、しっぽが表す感情の代表的なものです。
もちろんここであげたものは一例ですので、ほかにもたくさんの感情表現があることでしょう。
ぜひ、ワンちゃんと触れ合って色々な感情を読み取ってあげてくださいね。
犬の 平均寿命 は、だいたい 12~15歳前後 といわれています。
しかし、実際のところ寿命は 犬種 によって様々です。
特に、 小型犬 の場合と 大型犬 の場合では、小型犬の方が長生きをする傾向にあります。
超小型犬の チワワ は15~18年、大型犬の グレートデン は6~8年と、確かに平均寿命に開きがありますよね。
とはいえ ミックス犬 は純血種より長生きだといわれますから、大きくても丈夫なワンちゃんはいるでしょう。
さらに環境の点からいえば、家の中にいる 室内犬 の方が長命だといわれています。
ちなみに、ギネス記録になるほど長生きした犬は 29年と5ヵ月 も生きた ブルーイ(オーストラリアン・キャトル・ドッグ ) です。
公式な記録ではありませんが、 マギー(オーストラリアン・ケルピー) は 30年 も生きたといわれています。
犬が30年生きたといわれてもピンとこないかもしれませんが、これは人間の年齢でいうと164歳になるそうです。
人間の年齢に換算すると、より凄さが感じられますね。
では、年齢換算の方法を知るために、犬の歳のとり方について見ていきましょう。
犬の年齢 は、人間に例えると1年で12~17歳ほど年をとります。
2年目では、20~25歳ほどになります。
この年齢換算は、犬の大きさによってずれが生じます。
具体的には、 小型犬 で1年目=約12歳、2年目=約25歳になります。
その後は、1年でだいたい4~6歳ほどずつ歳をとっていきます。
(同じ小型犬でも犬種によってばらつきがあります。)
例えば1年で約4.32歳ずつ歳をとる ミニチュア・ダックスフンド が5歳の場合は、
上記の式が当てはまりますので、人間の年齢で約38歳ということになります。
一方 中型犬 の場合は、1年目=約10歳、2年目=約21歳となります。
その後は、1年で5~8歳程度の歳をとります。
1年で約7.65歳ずつ歳をとる フレンチ・ブルドッグ が5歳の場合は、
上記のようになりますので、人間の年齢で約44歳です。
では、最後に 大型犬 の場合ですが、1年目=約9歳、2年目=約18歳となります。
その後は、1年で6~13歳程度、歳をとっていきます。
1年で約5.74歳ずつ歳をとる ゴールデン・レトリバー が5歳の場合は、
お分かりのように、人間の年齢で約35歳となるのです。
このように、同じ5歳といえども犬種によって随分ばらつきがあります。
これはワンちゃんによって見た目や性格が違うように、個性のひとつだと考えることができそうです。
愛犬のことを深く理解してあげるためにも、平均寿命や年齢換算の方法を知っておくことはとても良いことです。
ぜひ、上記の知識をふまえて、愛情を注いでワンちゃんを長生きさせてあげてください。
もちろん、甘やかしすぎないで食事のバランスに気を付けるなど、健康面にはしっかり注意してあげてくださいね。
犬の病気 といっても、実に様々なものがあります。
先天的なものからストレスによるものまで、その原因や種類は様々です。
その全てをご紹介するのは難しいのですが、ここでは特に代表的な病気を 5種類 ご覧頂きます。
それぞれの対策もご覧になって、ぜひ参考にしてみてください。
・原因… 犬ジステンパーウイルス が原因となって発症します。
ほかの犬や食べ物などからのウイルス感染が考えられます。
・症状…食欲不振や嘔吐、下痢や角膜炎などの症状が見られます。
末期には神経的な発作なども現れるようになります。
・対策…ワクチンを接種することで治療を行うことができます。
・原因… 毒物の摂取 や出血、下痢や脱水などが原因となります。
尿の排泄に関する何らかのトラブルも原因となります。
・症状…食欲不振や嘔吐、下痢やぐったりする様子が見られます。
・対策…薬剤の投与や栄養素を補うことで治療が行えます。
日頃から、犬にとって毒となる ぶどう や ユリ科の植物 、薬物などを遠ざけましょう。
・原因…はっきりとはしていませんが、遺伝や老化、ストレスや免疫力の低下などが原因となります。
犬が最もかかりやすい病気です。
・症状…食欲不振や嘔吐、下痢や血便、できものや口腔からの出血が見られます。
また、ふらふらしたりぐったりしている様子が現れます。
・対策…手術や化学療法、薬の投与など、様々な治療を行うことができます。
・原因…遺伝など先天的なものや、肥満などが原因となります。
大型犬 や 超大型犬 に多い病気です。
・症状…股関節の脱臼や、ウサギが跳ぶような様子 (バニーホップ) が現れます。
・対策…薬剤の投与や、手術による治療を行うことができます。
日頃から食事量に気を付けるなど、基本的なお世話も予防となります。
※以下の動画は、股関節形成不全の症状を知る際の参考としてください。
・原因…先天的な神経細胞の異変、ウイルスの感染などが原因となります。
栄養不足や老化も原因となります。
・症状…ふらふらしていたり、歩き方に違和感が現れるようになります。
・対策…しっかりとした治療法はありませんが、ウイルスの除去などを行うことができます。
ふらふらしている場合は、事故を防ぐため危険な場所へ行かないようにさせましょう。
以上のように、ワンちゃんの病気には様々なものがあり、原因は身近なところにも存在します。
やはり、飼い主さんの日々のお世話や観察は何より重要なものとなるでしょう。
少しでも「おかしいな」と感じたら、一刻も早く専門の医師がいる病院に相談しましょう。
また、日常の中に潜む危険物を遠ざけてあげることも、思わぬ病気の予防に繋がります。
毒となる植物や金属だけでなく、食べ物の中にも危険となるものがたくさんありますので、注意しましょう。
具体的には、たばこやアルコール、 チョコレート や玉ねぎ、貝類やぶどうなど様々なものがあげられます。
人間用の 牛乳 も、むやみにあげるとワンちゃんが体長を崩してしまう場合がありますので気を付けましょう。
意外なものが危険になることもありますので、日頃から調べておくと安心ですね。
もちろん、危険から遠ざけるだけでなく、清潔を保ってあげることも予防に繋がります。
特に、 ダニ は皮膚疾患を引き起こし、最悪の場合死に至ることもあるといいますから、しっかり対策をしておきましょう。
きちんと 予防接種 を受けさせることも、ぜひ参考にしてください。
もし、犬の病気についてより詳しくお知りになりたい方は、以下の記事もご参照ください。
ここからの項目では、犬の飼育にまつわる具体的な情報をご紹介していきます。
順番に、 1. 飼育アイテム 、 2. 食事 、 3. お世話 についての内容をご覧頂きます。
その際、オススメの商品などの情報を併せてご覧に入れますので、ぜひ参考になさってください。
それでは、早速見ていきましょう!
ワンちゃんの飼育アイテムといっても、最近はたくさんの グッズ がありますよね。
そこで、ここでは代表的なものを 3つ ご覧頂きます。
ハウス用品とは、 ケージ や サークル などワンちゃん専用の空間を用意してあげるためのアイテムです。
特に 室内犬 の場合、仕切りを作ってあげることもできるのでとても重宝されます。
もちろん、室外犬の 犬小屋 についても見ていきます。
さて、まず ケージ ですが、これは室内犬のハウスともなる必需品です。
室内犬にハウスは必要ないのでは?と思われるかもしれませんが、自分だけのスペースはワンちゃんにとって必要です。
もともと縄張り意識の強い動物ですから、狭くて安心できる空間はリラックスできるスペースとなります。
おトイレ の空間としても使用できますから、 しつけ の際にも有効です。
ちなみにケージとは、四方が囲まれ床面と天井があるもののことを指します。
いずれも組み立てが必要ですので、少し力がいるかもしれません。
また、中には天井部分の取り外しができる商品もありますが、たいていは上記のように備え付けです。
下図のような、 大型犬 用のケージもあります。
事前にワンちゃんの大きさをはかって、窮屈でないサイズのものを購入しましょう。
また、どのケージも頑丈なものが多いですが、その分物の出し入れや掃除がしにくいかもしれません。
次にご紹介するサークルと合わせてご覧になると良いでしょう。
サークル は、四方のみ囲まれたタイプのハウスです。
ケージに比べて可動性に富み、サイズも自由に変えることができます。
物の出し入れもしやすいです。
床面にトレーが付いているタイプだと、お世話もぐっと楽になります。
上記のように、掃除のしやすさを売りにしている商品もありますね。
ワンちゃんがまだ 子犬 の場合は、お世話もしやすいのでぴったりのアイテムではないでしょうか。
とはいえ、小さいワンちゃんでも飛び出してしまう可能性はあります。
天井が付いていないと心配!という方は、屋根付きタイプや先ほどのケージを参考にしてください。
(屋根や床面トレーは、別売りのことが多いので注意しましょう。)
やわな物も多いので、しっかりした作りかどうかきちんと調べましょう。
犬小屋 は、室外犬には必須のアイテムです。
その素材は様々で、 木製 や プラスチック製 、 金属製 などがあります。
ご覧のように、素材が違うとそれぞれ雰囲気も違いますね。
木製の犬小屋は、温もりのあるデザインです。
雨漏りや腐食を防止する商品も多く、自然素材ということで安心できます。
プラスチック製は手軽で、水洗いもできるので掃除が楽です。
可愛らしい色の商品も増えています。
金属製は、最も丈夫で長持ちです。
通気性の良い商品を選んであげると良いでしょう。
ぜひ、上記を参考にして、ワンちゃんが安心できる素敵な犬小屋を選んであげてください。
最後に、おまけとして キャリーバック もご紹介しておきます。
いざというときや、お出かけの際にあるととても便利です。
ぜひ、色々な商品の中からぴったりの物を選んであげてくださいね。
室内犬 の場合、トイレグッズは必需品です。
室外犬でも、いざというときにあると便利でしょう。
トイレグッズには、 ペットシーツ と トレー が必要となります。
ペットシーツ には、薄型と厚みのあるタイプがあります。
小型犬 の場合、ほとんど薄型で問題ありませんが、量が多い場合は厚みのあるものにしましょう。
こちらはワンちゃんに合わせてサイズが選べる、使い捨てタイプです。
薄型なので扱いやすく、お値段もお手頃です。
厚手のものに比べて吸収力は落ちますから、こまめに取りかえましょう。
おしっこの量が多いワンちゃんには向いていないです。
こちらも薄型のペットシーツです。
前述した通り、薄手のためおしっこの量があまり多くない 小型犬 に向いています。
どんどん取りかえて使ってあげましょう。
こちらは厚みがあるので、吸収力がしっかりあります。
おしっこの量が多いワンちゃんは、上記のタイプがオススメです。
消臭効果も期待できます。
トレー はたいていプラスチック製ですので、水洗いができ衛生的です。
ケージ や サークル の床面に、セットで取り付けられている商品もあります。
また、メッシュが付いているものですとワンちゃんがいたずらをしません。
こちらは、メッシュ付きのトレーです。
ペットシーツを破いていたずらをするワンちゃんには、このタイプのトレーを使ってあげましょう。
水洗いもできて便利です。
こちらは壁付きなので、 子犬 でもトイレのしつけがしやすい商品です。
おしっこが漏れる心配も、あまりありません。
噛み癖がある子にもオススメです。
こちらのタイプは、オスのワンちゃんにオススメです。
足をあげておしっこをしても、飛び散る心配がありません。
レギュラーとワイドのサイズがありますので、お飼いのワンちゃんに合うものを選んであげてください。
ペットシーツにも、足あげのできるタイプがありますよ。
お飼いのワンちゃんの大きさや性格に合わせて、ぴったりのトイレを見つけてあげてください。
ワンちゃんのお世話に欠かせない お散歩 には、様々なグッズが必要です。
そのひとつが、 リードと首輪 になります。
首輪は、ワンちゃんが迷子になってしまったとき、連絡先などの情報元ともなるとても大切なものです。
リードは何より、散歩には無くてはならない存在ですよね。
そのほか、お散歩に欠かせない トイレグッズ もご紹介していきます。
それではまず、リードから見ていきましょう。
上記の商品は、 小型犬 や 中型犬 など50kg以下のワンちゃんにオススメです。
伸縮タイプですので、ロックしない限りワンちゃんの可動範囲に合わせてリードが伸びます。
最大5mも伸びますので、ワンちゃんもストレスなく動きまわることができます。
大きいワンちゃんには、下図の商品がオススメです。
こちらは、 大型犬 などにオススメのリードとなります。
長さは8m、重さは190kgまで耐えることができますよ。
大きさに合わせてしっかりしたリードを使って、愛犬と楽しくお散歩してあげてください。
さて、リードが用意できたら、次は首輪です。
素材もデザインも様々なものがあります。
上記はベルトタイプの首輪です。
シンプルで飽きのこないデザインなのが良いですね。
どのタイプのワンちゃんでも、きっとよく似合うでしょう。
こちらは、夜道で光るLEDタイプの首輪です。
暗闇でもワンちゃんの位置が分かり、事故防止に繋がると好評です。
以上のような商品を参考にして、お飼いのワンちゃんにぴったりのものを探してあげてください。
最後におまけとして、 ハーネス をいくつかご紹介します。
ハーネスは飼い主さんに負担がかからないので、人気のお散歩グッズです。
こちらはソフトな素材で、ワンちゃんにも負担がかからないハーネスです。
水洗いができ、反射材も付いているので安心ですね。
世界中でも人気の品です。
こちらも装着が簡単で、長さが調節できるのでオススメの商品です。
通気性が良く、長持ちします。
もちろん、反射材も付いていますよ。
素敵なグッズと一緒に、ぜひお散歩を楽しんでくださいね。
さて、お次はお散歩に欠かせない トイレグッズ です。
最近は便利な商品がたくさん増えました。
愛犬のフンの後始末は、飼い主さんが責任を持って行わなければいけません。
上記の商品は、お値段も手軽で使用後の処理も簡単です。
量がたくさんあるのも嬉しいですね。
臭いが気になるという方は、こちらの商品も参考にしてみてください。
サイズも色々選べます。
以上のような便利な商品を参考にして、ぜひ愛犬とのお散歩を楽しんでください。
もちろんここでご紹介したもの以外にも、一緒に遊ぶための おもちゃ など、様々なお散歩グッズがあります。
ぜひ、お店で色々な商品を見比べて、ワンちゃんにぴったりの一品を見つけてみてくださいね。
食事は、ワンちゃんにとって毎日欠かせないものです。
バランスや頻度、与え方などは健康のためにとても重要ですよね。
ここでは 犬の餌 と、ワンちゃんに与えてはいけないものなどについて見ていきます。
まず、犬の一般的な餌は、総合栄養食である ドッグフード です。
このドッグフードには、ドライ、半生、ウェットという 3つ のタイプがあります。
一番目の ドライタイプ は、最もリーズナブルなドッグフードです。
水分が少ないため、長期保存もできます。
2番目の 半生タイプ は、水分がやや多くなり食感も良くなります。
ワンちゃんも好んで食べてくれます。
最後に ウェットタイプ ですが、これは水分量がたっぷりでお肉の食感がしっかりあります。
そのため、ワンちゃんの食いつきが最も良い餌ですが、食べ過ぎは肥満や歯石、 口臭 の原因となるので注意が必要です。
長期保存もできませんので、開封後はすぐに食べきるか冷蔵保存がオススメとなります。
以上が代表的なドッグフードの種類ですが、そのほか冷凍や冷蔵保存できる新しいタイプのものがあります。
これらは、より新鮮で長期保存ができるというメリットがあります。
色々なタイプの中から、目的や好みに合わせて最適なドッグフードを選んであげましょう。
とはいえ、お店にはたくさんのドッグフードが並んでいますよね。
ワンちゃんの安全を考えたら、 無添加 の方が安心なのでは?と色々迷う要素は多いです。
そこで、ぜひ以下の記事をご覧になって、愛犬にぴったりのドッグフードを選んでみてください。
年齢によって与える食事についての記事 もありますので、併せて参考にしてみてくださいね。
⇒ 安心・安全なおすすめドッグフードランキング!犬の餌やりの方法や注意点も解説!
⇒ 愛犬に与えたいドッグフードランキング!安心で美味しいドッグフードはどれ?
なお、餌を与える回数の目安は、成犬で 1日2回程度 となります。
2回の食事の間は、 10~12時間程度 開けるようにしましょう。
量の目安は、以下の式を当てはめることで求めることができます。
例えば、体重3kgの チワワ の場合は75gが必要な食事量となります。
ですがもし、 ダイエット をさせている場合はカロリー計算をしましょう。
カロリー計算は以下の式で求められます。
ぜひ、適切な頻度と量の食事を与えて、ワンちゃんの健康を守ってあげてください。
さて、お次はワンちゃんにとって危険な食べ物と、そうでない食べ物をご紹介します。
ここでは、 3つのフルーツ を例に説明していきます。
ひとつ目は、 ぶどう です。
実は、ワンちゃんにとってぶどうはとても危険です。
原因はハッキリしていませんが、ぶどうを食べた犬は中毒を起こします。
症状として嘔吐や下痢、急性腎不全などが現れます。
最悪の場合は、死に至ります。
また、 レーズン も同様の症状を引き起こします。
お菓子やパンにレーズンが入っていることがありますので、与えないように注意しましょう。
どのくらいの量が危険なのかというと、30g程度のぶどう(レーズンは10~30g)が致死量といわれています。
食べ掛けのぶどうなどを、ワンちゃんの近くに置いておかないようにしたいですね。
さて、ふたつ目は スイカ です。
実は、ワンちゃんにとってスイカは危険ではありません。
トマトやナス、アンズは危険とされていますから、意外に思われる方も多いかもしれませんね。
スイカはビタミンも含まれていますし、水気が多いので水分補給を行うこともできます。
何より甘い!ということで、ワンちゃんによっては好物のようです。
しかし、あげ過ぎるとお腹を壊してしまいますので、注意しましょう。
また、人間が食べるような冷やしたスイカもNGです。
与える際は、常温で種を取り除いたものをあげましょう。
さて、最後は 桃 です。
桃は、基本的にはワンちゃんに与えても問題ありません。
しかし、すこし不安があります。
実は、桃の種にはワンちゃんにとって 毒となる成分 が含まれているのです。
では果肉はというと、ごくわずかですが同じ成分が含まれています。
しかし、それほど危険な量とはいえないため、種に気を付ければ与えて良いとの見方もあります。
ビタミンや食物繊維も多く含まれていますから、ご自身で判断した上で、愛犬に与えてみるのも良いでしょう。
なお、桃缶の場合は砂糖が多く含まれていますから、与えないように気を付けましょう。
以上は、犬にとって危険なフルーツ、危険ではないフルーツの一例です。
ここでは、ぶどうがワンちゃんにとって一番危険でしたね。
しかし、自然界には危険なものがまだまだたくさんあります。
特に植物には毒性のものがたくさんありますので、以下に代表的なものをあげておきます。
有毒な植物…アジサイ、アサガオ、イチイ、ワラビ、オシロイバナ、スイセン、スズラン、キキョウ、シクラメン、ベゴニア、ユリなど
ワンちゃんから危険となるものを遠ざけて、いつまでも大切にお世話してあげてくださいね。
犬のお世話 とひとくちにいっても、様々なものがあります。
運動させたり食事を与えたり、病気の予防をしたり…とあげたら切りがありません。
そこでここでは特に、 しつけ と グルーミング についてご紹介し、注意点などをあげていきます。
犬の しつけ は、適切な時と場合を見極めてしっかり行わなければいけません。
一緒に暮らしていく上で、どんなしつけが必要なのか見ていきましょう。
まず、犬には 社会化期のしつけ というものがあります。
これは、 生後4週間~13週間 に行われるしつけです。
この期間の犬は、外界の様々なものに順応しそれについて学んでいきます。
犬やほかの動物、人との触れ合い方もここで学ばれます。
ですからこの期間は、兄弟の犬と遊ばせたり、飼い主さんが触れ合って色々な刺激に慣れさせてあげましょう。
さて、社会化期が終わると、 日常的なしつけ が必要になっていきます。
生涯学習 とも呼ばれるこのしつけは、とても重要です。
ここでは、日常生活で必要な行動や、悪さをしないようにすることが学ばれます。
そして、このしつけを行うには 2つの刺激 を用いることができます。
ひとつは、 ワンちゃんが嬉しい!と感じる刺激 です。
これは飼い主さんが撫でてあげたり、ほめてあげたりすることで発生します。
例えば、待てやお手ができたときに撫でてあげることで、嬉しいという刺激につながりしつけがが行えます。
もっと分かりやすい おやつ という刺激を使えば、より効果的にしつけができるでしょう。
そしてふたつ目は、 ワンちゃんが嫌だなと感じる刺激 です。
これには、大きな音でびっくりさせたり、無視することが有効です。
例えば、構ってほしくて無駄吠えをするワンちゃんに、無視を決め込むことでしつけをすることができます。
むしろ注目されるとワンちゃんは嬉しくなってしまいますので、この方法はとても効果的です。
結果的に、ワンちゃんは吠えなくなります。
また、ワンちゃんにとって嫌な味を利用することもできます。
下記のような商品を、かじられたくない家具などにスプレーするのです。
このように、しつけには色々な方法が使えます。
以上をまとめますと、下記のようになります。
①嬉しい刺激→待てやお手など、行動ができたときに与える(おやつ、撫でる、ほめるなど)
②嫌な刺激→無駄吠えなど、行動をやめさせたいときに与える(無視、驚かせる、嫌な味など)
ちなみに、①は正の強化、②は正の弱化や負の弱化と呼ばれます。
しつけをする際には、以上のように様々な方法を使って工夫してみてください。
しかし、ひとつだけ注意してほしいことがあります。
間違っても、叩いたりしてワンちゃんに恐怖を与えてはいけないということです。
ぜひ、適切なしつけで愛犬との信頼関係を築いてくださいね。
グルーミング とは、ワンちゃんのお手入れ全般のことを指します。
爪切りやブラッシング、 シャンプー など、お手入れの全てを意味するのです。
よく似ていますが、トリミングは毛をカットして整えることですので、違う言葉です。
(これは、グルーミングの一部に含まれます。)
さて、グルーミングにはメリットがたくさんあります。
ワンちゃんの病気を予防したり、信頼関係を築けたりできるのです。
お手入れしてあげることで、ワンちゃんの魅力がいっそう引き立つことにもなりますね。
それでは、グルーミングに欠かせないお世話をいくつか見ていきましょう。
まずは、 ブラッシング です。
ブラッシングでは、犬用ブラシとコーム(櫛)を使って、ワンちゃんをきれいに梳かしてあげます。
血行も良くなりますし、飼い主さんとスキンシップをはかることもできます。
ブラッシングの次は お風呂 です。
しっかりシャンプーをしてあげましょう。
特に、外でたくさん遊んだ後は念入りに行います。
最低でも 月に1回 はシャンプーで体をきれいにして、清潔を保ちましょう。
ダニ や 体臭 を予防することにも繋がりますので、衛生的です。
シャンプーした後は、しっかり洗い流して毛を乾かしてあげましょう。
さて、毛を乾かした後は トリミング です。
トリミングは 犬種 によっては必要ありません。
しかし、どんどん毛が伸びてしまうワンちゃんの場合、定期的に行う必要があります。
お手入れのされていない毛は、ダニやノミの温床となってしまうので注意が必要です。
トリミングは、動物病院やグルーミングサロンでも行ってもらうことができます。
きれいに毛が整えられたら、後は細かい部位のメンテナンスです。
ワンちゃんの爪や口をチェックしてあげてください。
もし爪が伸びてきていたら、 爪切り をしてあげましょう。
なお、爪の根元には神経と血管が通っていますので、行う際は充分注意してあげてください。
口の中が汚れていたら、 歯磨き をしてあげます。
これは、 1日~1週間に1回程度 の頻度で行いましょう。
もし、はじめて歯磨きをする場合は、徐々に慣れさせていく必要があります。
できれば子犬の頃から慣れさせておくと良いですね。
歯磨きを怠ると歯周病や 口臭 の原因となりますので、しっかり行ってあげてください。
和名:イヌ、イエイヌ
英表記:Dog, Domestic dog
祖先:ミアキス
起源:西アジアや東アジア
体高:12~100cm
体重:1~55kg
代表的な品種:超小型犬(トイ・プードル、チワワ)、小型犬(柴犬、ミニチュア・ダックスフンド)、中型犬(フレンチ・ブルドッグ)、大型犬(ゴールデン・レトリバー)超大型犬(バーニーズ・マウンテン・ドッグ)
値段:トイ・プードル25~50万円前後、チワワ10~25万円前後、柴犬10~20万円前後、ミニチュア・ダックスフンド20万円前後、フレンチ・ブルドッグ15~25万円前後、ゴールデン・レトリバー5~30万円前後、バーニーズ・マウンテン・ドッグ15~25万円前後
特徴:犬種は300~800種類ほど。嗅覚が鋭く、聴覚や視覚、動体視力に優れる。持久力があり走るのが得意な「追跡型捕食者」であり、社会性を持つ生き物である。
しっぽ:垂れ尾、立ち尾、飾り尾、リス尾、巻き尾、ボブテイルなど
寿命:12~15歳前後
かかりやすい病気:ジステンパー、急性腎不全、悪性腫瘍(ガン)、股関節形成不全、小脳障害
危険な食べ物や嗜好品…たばこ、アルコール、チョコレート、玉ねぎ、貝類、ぶどう(レーズン)、トマト、ナス、アンズ、桃の種、人間用の牛乳など
有毒な植物…アジサイ、アサガオ、イチイ、ワラビ、オシロイバナ、スイセン、スズラン、キキョウ、シクラメン、ベゴニア、ユリなど
入手のしやすさ:品種による
本記事では、犬の基本的知識と、具体的な飼育の情報を一気にご覧頂きました。
多種多様で様々な魅力を持った犬は、私たちを癒してくれる存在です。
もちろん、ここでご紹介したもの以外にも、まだまだワンちゃんの魅力はたくさんあります。
ぜひこれを機会に、ワンちゃんにもっと興味を持ってみてください。
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最終更新日 : 2023/04/20
公開日 : 2017/10/05