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バセットハウンドの価格、性格、毛色、飼い方






長い耳と唇の垂れたしわのよった顔と、特徴的な外見を持つバセットハウンド。
バセットハウンドの胴長短足の愛らしい外見から、広告のアイコンなどとしても使われたりドラマやアニメに出てきたりもしますね。

バセットハウンドは元々は優れた嗅覚を持つ狩猟犬で、ヨーロッパでは現在も狩猟犬としても活躍しています。
短足なので小さく見えますが、体重は見かけより重く骨太のがっしりした体形。

バセットハウンドの性格や毛色、気を付けたい病気など、飼育する際に知っておきたい情報をご紹介します。

バセットハウンドの歴史

 

狩猟犬の血筋

 

 

犬の種類 であるバセットハウンドの原産国はフランス。

「バセット」とはフランス語で「低い」という意味です。

バセットハウンドの祖先は、現在は絶滅したセント・ヒューバートという だと言われています。

セント・ヒューバートは究極の狩猟犬といわれるブラッドハウンドの祖先でもあり、フランスの司祭が繁殖させた犬でした。

バセットハウンドはセント・ヒューバートの突然変異で、その姿が愛らしくまた、密集した森で野ウサギ狩りに非常に有能だったためにその特徴の固定化がされたと言われています。

 

王侯貴族の犬から庶民の犬へ

 

バセットハウンドの記述は1585年に出版された狩りの絵本の中に見ることができます。

その絵本に描かれた犬の絵がバセットハウンドでした。

 

バセットハウンドは貴族にも愛され、王侯貴族は狩りのお供としてバセットハウンドを飼育しました。

フランス革命後は庶民の食料確保のための狩猟犬として数多く飼育されるようになります。

 

幸薄いイギリス王妃の愛犬

 

 

1874年にエバレット・ミリアス卿がイギリスにバセットハウンドを持ち込み、繁殖させました。

ドッグショーに参加させるなど宣伝活動も積極的に行った結果、イギリスでも人気の犬種となったのです。

 現在のイギリス王室の犬といえばウェルッシュコーギーが有名ですが、19世紀にアレクサンドラ妃が王室犬舎でバセット・ハウンズを飼育し始めるとさらに人気が高まりました。

 

アレクサンドラ妃はデンマーク王室出身の美しい王妃でしたが、夫に顧みられず幸せな結婚生活ではなく、たくさんの動物たちに愛情を注ぎます。

ニューファンドランド セントバーナード 、バセットハウンド、 チャウチャウ ダックスフンド パグ ペキニーズ などたくさんの犬を飼っており、10匹以上の犬を連れて散歩していたそうです。

アレクサンドラ王妃は夜食のサンドイッチをこっそりベッドの中で犬達に食べさせるほど、犬をかわいがっていたようです。

 

アメリカでも大人気

 

バセットハウンドがアメリカに渡ったのは植民地時代と言われていますが、アメリカのケンネルクラブに登録されたのは1885年になってからです。

アメリカでは短い足に長すぎる耳、そしてしわのよった愛嬌のある容姿が大変愛され、広告のアイコンになったり、コミックに描かれたりしました。

現在でも大変人気があり、アメリカンケンネルクラブにより登録されている155の品種の犬のうちの28位となっています。

日本でもそのユニークは姿に愛着を持つ方は多いですが、まだまだ数は少ないようです。

 

 

バセットハウンドの特徴

 

 

足が短く胴長。足が短いために体高は低いですが、骨太でしっかりした体形です。

足が短いために、足が長い犬種に比べて速く走ることは得意ではありません。

バセットハウンドは足も大きく、大きな頭を支えるために少し外側を向いています。

 

皮膚にしわがより垂れさがっているため、たれ目で少し物悲しい表情に見えることも。

このユニークは表情がバセットハウンドの人気のポイントのひとつといえるでしょう。

 

耳は大きく垂れ耳。

バセットハウンドは嗅覚がとても優れているのですが、垂れた皮膚や耳が匂いを追跡するのに役立っているのだそうです。

耳が香りを鼻に寄せ集める効果があると言われています。

 

バセットハウンドは口元の皮膚も垂れ下がっているためによだれが多く出てしまいます。

よだれが体や服に付いたり、家を汚されたりすることが気になる方には向かない犬種です。

バセットハウンドの被毛は様々な色がありますが、最も一般的な色は黒色と白色、茶色と白色、または茶色と白の組み合わせです。

 

 


バセットハウンドの大きさ

 

オス 体高:約36㎝ 体重:約28~35㎏

メス 体高:約34㎝ 体重:約26~32㎏

中型犬 に分類されますが、他の中型犬に比べると体重が重いですね。

 

見かけによらず体重が重いし、足が短いので階段は得意ではありません。

また持ち上げるのも大変です。

 

 

バセットハウンドの寿命

 

10年~12年。

中型犬にしては少し短めに 寿命 です。

 

バセットハウンドは自然交配がかなり難しい犬種で、人間の手を借りないと交配できない場合が多いです。

また交配が成功しても受胎率も良くないそうなので、短めの寿命にはそのあたりが影響しているのかもしれません。

 

しかし、寿命は平均的な目安であり、現代では犬の医療も進んでいます。

食べ物や普段の生活に気を付けることで、平均寿命より長く生きることは難しくはないでしょう。

 

 


バセットハウンドの性格

 

 

温厚でマイペース

 

バセットハウンドは温厚な性格で人懐こく、子供たちにも優しく接することができます。

また、マイペースでのんびりした性格の子が多く、遊びまわるなど活発に動くことが少ない犬種。

バセットハウンドが興奮するのは唯一、何か普段は感じない特別なにおいがしたときだけです。

 

頑固な面があるのでしつけは忍耐が必要

 

バセットハウンドは室内でのんびりと過ごしますが、猟犬ですので家の内外の異変には敏感です。

賢いのですが頑固な性格でもあるので、 しつけ には忍耐が必要になるでしょう。

 

バセットハウンドを訓練するためにはおやつなどで報酬を与えるようにするとうまく行きます。

興奮して遊んだりしないので、遊びの報酬はあまり効果がないかもしれません。

 

孤独は好きではない

 

穏やかに過ごすことができる犬ですが、他の犬種と同様に愛情をかけられず孤独に過ごすことで問題行動が出てしまうこともありますから、犬に対して十分な時間を取ってあげられる方にしかお勧めできません。

 

バセットハウンドは元々狩猟のために集団で飼育できるように改良された犬です。

そのため孤独を好みません。

家族と一緒にいることが大好きですし、他の犬やペットとも仲良くできます。

 

バセットハウンドはほったらかしにされると、破壊的になったり吠えたりしますので室内飼育でいつも一緒にいられる環境がベストです。

鳴き声は大きいので、吠えて飼い主の関心をひいたりする癖がつかないようにしてあげたいものです。

 

バセットハウンドの性格がよく分かるドラマ「刑事コロンボ」

 

 

バセットハウンドは欧米で人気の犬種ですが、日本でも有名な刑事ドラマ「刑事コロンボ」の愛犬はバセットハウンドです。

コロンボの愛犬として出てくるのですがなんと名前は「ドッグ」。

このバセットハウンドはコロンボを演じたピーター・フォークの飼い犬だそうです。

 

ときどきこの「ドッグ」はドラマに登場するのですが、バセットハウンドの性格がよく表れています。

全く芸達者ではなく、とにかくのんびりしている「ドッグ」。

コロンボが捜査から戻ると待ちくたびれて文句を言ったり、あまりやる気のない感じでパタンパタンと尻尾を振ったり、だらりと抱っこされたりというマイペースっぷり。

 

コロンボは「こいつはここが好き」などと言いながら様々な場所にドッグを連れて行きますが、肝心のドッグははしゃいだりもせず、たいして興味も示さずにコロンボの後を短い足で長い耳を揺らしながらよちよちとついて歩くのです。

 

演技をしているのではなく、普段からこうなのだろうなと思わせるところが犬好きには非常にポイントが高いドラマです。

そしてあの、のんびりさ加減がバセットハウンドの最大の魅力なのでしょう。

 

 

バセットハウンドのしつけ

 

 

ごほうびをうまく活用

 

バセットハウンドのんびり屋ですが独立心が強く、飼い主に依存しない傾向があります。

悪くいえば飼い主を無視することもあるということです。

 

訓練の際はほめたり、ごほうびをあげたりすることで楽しく行ってください。

頑固な性格だからといって必要以上に厳しくすることは逆効果です。

賢いので適切に訓練を行えばきちんと理解できます。

 

バセットハウンドはいいにおいに敏感ですから、おいしそうなおやつは訓練の際は効果的。

とくに訓練の当初は美味しいおやつがあると、バセットハウンドはコマンドに従うのでうまく使うといいですね。

訓練におやつを使っても悪いことではありません。

美味しいおやつをもらえることで、バセットハウンドは楽しいし人間は訓練が容易になります。

 

理不尽な命令をしたり怒鳴ったりするとバセットハウンドは人間を信頼しなくなり、ますます頑固になります。

常に忍耐と優しさをもって訓練に臨んでください。

 

一貫性をもって訓練する

 

バセットハウンドは独立心が強いため的確な指示を飼い主が出さないと、飼い主のコマンドを無視してしまうこともあります。

指示することをきちんと決め、していいことを悪いことの区別はいつも同じに行ってください。

「あの時はダメだったけど、今はいい」などのあいまいな態度は、飼い主のコマンドに対する信頼を損ないます。

バセットハウンドは自己判断で無視してしまうようになります。

 

匂いにつられてどこかに行ってしまわないように「来い」のコマンドはしっかり教えましょう。

特別においしいおやつを使うとうまくできます。

 

しつけ教室に参加する

 

しつけ教室に参加することはとてもおすすめです。

バセットハウンドとの信頼関係を気付くためにも預けっぱなしではなく、一緒に参加できるしつけ教室を選ぶといいですね。

 

ある程度の知識がないと、的確な指示を犬に出して理解してもらうのは案外難しいものです。

人間は犬に対する接し方を学べますし、バセットハウンドは他の人や犬がいる場でのコマンドに従ういい経験ができます。

 

 


バセットハウンドに適した飼育環境

 

 

あまり広さのないおうちでもOK

 

バセットハウンドは穏やかな性質の犬で、暴れたりもしないのであまり広くないおうちでも飼育可能です。

しかしマイペースで頑固な性格でもあるので、飼い主に返り見られないと頑固さが悪い方へ影響し人間への友好的な態度が薄れてしまう可能性があります。

なるべく一緒にいてあげられるように室内飼育をしてあげましょう。

 

庭があるとベスト

 

バセットハウンドは元々活発ではないため室内ではのんびりとゴロゴロして過ごしてしまいがち。

運動不足になりやすいので、少しでも歩き回ったりできるように庭などがあるおうちがベストです。

バセットハウンドは嗅覚が鋭く、匂いにひかれておうちから離れてしまうことがあるので庭には柵を設置し、出かけるときはリードを付けてください。

 

関節に負担がかからない工夫を

 

高低差がある家具などは避けるようにしてください。

バセットハウンドは胴が長く短足なのでソファから飛び降りたり、階段の上り下りをすることは大変な負担になります。

また、胴長であることにより腰への負担、また関節への負担が心配されますので床は滑らないように工夫する必要があります。

 

 

バセットハウンドのお世話

 

 

バセットハウンドの被毛の手入れ

 

バセットハウンドは、汚れや水をはね返す滑らかで短い被毛をしています。

雪や雨から体を守るために被毛は高密度。

皮膚は、肌はしわが寄っている部分があり伸縮性もあります。

 

被毛のお手入れは難しくありません。

週に1度程度ブラッシングをして抜け毛などを取り除いてあげてください。

バセットハウンドの被毛は短く汚れや水分をはじくので、シャンプーも特に汚れたと感じなければ2~3か月に1度程度で大丈夫です。

 

バセットハウンドの耳の手入れ

 

バセットハウンドの耳は頭を下げると地面につくほど長いので、汚れてしまうときがあります。

垂れ耳で内耳に空気がうまく循環しないため、感染症も心配ですね。

 

少なくとも週に一度はバセットハウンドの耳の掃除をしてあげましょう。

耳の外側を柔らかい布やコットンで拭き取って汚れを取り除いてください。

ただし内耳は非常に繊細で傷つきやすいので触らないようにし、匂いや異常を感じたら獣医を受診しましょう。

 

バセットハウンドの皮膚の手入れ

 

バセットハウンドは皮膚が垂れ下がっているためしわがります。

湿った柔らかい布で顔のしわの間にある汚れをきれいにしてあげてください。

しわの間に細菌が繁殖し皮膚病になる可能性があります。

バセットハウンドは足が大きく、つま先の指の間にも汚れがたまりやすいので同時にきれいにしてあげるといいですね。

 

バセットハウンドの歯みがき

 

犬は唾液がアルカリ性のために虫歯にはなりにくいですが、歯周病になりやすいです。

歯垢の蓄積とそれの中に潜む細菌を除去するために、少なくとも週に2回〜3回はバセットハウンドの歯を磨いてください。

健康な犬の口は無臭ですから匂いがするということは、細菌が繁殖しているということ。

 

健康で長生きしてもらうためには口腔内の健康は重要です。

できれば毎日歯みがきをしてあげたいところですね。

液体歯みがきなどを併用すると効果的です。

 

バセットハウンドの爪の手入れ

 

バセットハウンドが歩いているときにカツカツと爪の音がするときは、爪が長すぎる証拠です。

月に1〜2 回爪を トリミング してあげましょう。

爪を切ったら、爪で皮膚が傷つかないように先端をやすりで丸くします。

爪には血管や神経が通っているので切り過ぎには注意。

心配な場合は獣医やサロンなどで爪を切ってもらうといいですね。

 

 


バセットハウンドの運動

 

 

1 日1 時間程度の散歩

 

バセットハウンドは運動がそれほど好きではありませんが、太りやすいですし肥満はバセットハウンドの生活に悪影響を与えます。

毎日、散歩に連れ出してあげてください。

バセットハウンドは猟犬で体力がありますが走ったりすることはあまり得意ではないので、激しい運動でなくて構いません。

1回30分程度の散歩を1日に2回程度行うといいでしょう。

 

迷子にならないようにリードを着用

 

バセットハウンドはにおいに敏感なので、何か気になるにおいがあればそれにつられて飼い主の元を離れてしまうことも。

散歩の際は必ず リード を装着してください。

 

泳ぎは得意ではない

 

バセットハウンドは体重の3分の2が前半身あるため、泳ぎは得意ではありません。

頭側が沈んでしまい呼吸ができないからです。

川などに落ちてしまわないように気を付けてあげてください。

 

 

バセットハウンドの給餌

 

犬は雑食もしますが本来は肉食獣ですので、たんぱく質を多く含んだ良質な ドッグフード を与えてください。

一気食いは胃捻転を引き起こす危険がありますから、食事は1日に2回に分けてあげましょう。

食べる量はフードに表示されている量を参考にしますが、年齢や体重、運動レベルによって調節してあげるといいですね。

 

 


バセットハウンドの注意したい病気

 

 

お腹にガスがたまりやすい

 

犬もおならをします。

たまになら心配することはそんなにありませんが、ひんぱんにおならが出るようであれば腸にガスがたまっている可能性が高いです。

バセットハウンドはお腹にガスがたまりやすいことがあります。

主に腸内環境の悪化からきていることが多いため、食事内容を変えることで改善されることもありますので獣医に相談してみてください。

 

胃捻転

 

胃捻転とは何らかの原因で胃がねじれてガスなどがたまり、呼吸困難や血流が止まることで壊死を引き起こしたりする症状です。

胃捻転は発症してから数時間で死に至る場合もある恐ろしい病気。

大型犬 に多い症状ですが、バセットハウンドにも起こることが確認されています。

 

原因ははっきりと特定されていませんが、誘発しないように注意してください。

注意点をあげてみます。

 

・一気食い・早食いをしないように注意する。

・大量の水を一気に飲まないようにする。

・食事のときに犬の頭が下がり過ぎないように食器を台に載せる。

・食前職後の運動は控える。

 

吐きたくても吐けない、呼吸困難、腹部の膨張などが胃捻転の症状ですので、発症が疑われたら早急に獣医を受診してください。

放置すると死に至ります。

日頃から動物の救急病院をチェックしておくことをおすすめします。

 

外耳炎

 

バセットハウンドは長い垂れ耳なので外耳炎になりやすいです。

外耳炎になるとくさいベタベタした耳垢がたまり炎症を起こします。

かゆみや痛みを伴うこともあり、かきむしったり耳を振ったりすることも。

悪化すると耳が腫れてきてしまい、内耳炎や中耳炎になってしまいますので必ず治療しましょう。

 

ダニや耳垢に細菌が繁殖することによって発症する場合がありますので、週に一度程度は耳をチェックし、外耳部分をきれいにしてあげてください。

耳掃除用のグッズもたくさん出ていますから、それらを利用して優しくケアしてあげるといいですね。

飼い主が触るのは外耳部分だけにして、繊細な内耳部分には触らないようにしましょう。

 

椎間板ヘルニア

 

バセットハウンドは軟骨異栄養性犬種です。

軟骨異栄養性犬種とは軟骨形成に障害を起こしやすい犬種のことです。

胴長・短足の犬は軟骨異栄養性犬種である場合が多く、バセットハウンドもその特徴が顕著ですね。

胴長・短足の体形は脊髄への負担が大きく、椎間板ヘルニアになりやすいのです。

 

椎間板ヘルニアを予防するには、まずは肥満にさせないこと。

食事の量、おやつのあげすぎなどに注意しましょう。

 

激しい運動と高い場所から飛び降りたりすることも良くありません。

運動をさせるときは、平坦な公園やドッグランで行うといいですね。

室内では滑りやすいフローリングなどはバセットハウンドの足腰の負担になりますから、滑らないようにマットやカーペットをしくなど工夫してあげてください。

 

 

バセットハウンドと子供の生活

 

バセットハウンドは穏やかな性格で子供好きなので、子供がいるご家庭に向いている犬種です。

ただし、子供に対して犬への接し方は教えておきましょう。

 

・耳や尻尾を引っ張らない

・犬の食事を奪ったりジャマしたりしない

・犬が休息しているのを妨害しない

 

またどんなに穏やかで子供好きな犬であっても、幼い子供と犬だけを放置してはいけません。

必ず大人の監視の元、子供と犬を遊ばせてあげてください。

 

 

バセットハウンドの価格・どこで手に入れるべきか

 

 

価格は20万円〜30万円。

 

バセットハウンド専門のブリーダーがおすすめ

 

バセットハウンドは自然交配が難しい犬種です。

専門知識をもったバセットハウンド専門の ブリーダー から直接購入するといいですね。

愛情を持って繁殖しているブリーダーなら、親犬や子犬も大切に扱っているはずです。

飼育についての相談などにも対応してくれるでしょう。

 

優良ブリーダーの選び方

 

日本は規制がゆるく、ペットブームに乗じて利益を得ようとする悪質ブリーダーもたくさんいるので注意しましょう。

優良ブリーダーかどうかチェックする項目をあげてみます。

 

・犬舎や親犬を見せてくれるか ・・・見せてくれない場合は、見せられない理由があるからです。

 

・犬舎は清潔で匂いなどはしないか ・・・犬はくさいにおいがするものと思っている方もいますが、たくさんの犬がいてもきちんと管理されていればそんなににおいがするものではありません。くさいのは衛生管理がきちんとされていないからです。

 

・親犬は健康で大切にされているか ・・・やせ過ぎたり太りすぎたりしていないか、毛艶はあるか、爪が伸びっぱなしになっていないかなど健康状態をよく観察しましょう。

 

・親子で一緒に過ごせているか ・・・動物愛護法により生後8週例以下の動物の販売及び譲渡は禁止されています。

 

愛情を持ってバセットハウンドを飼育し、法令を遵守しているブリーダーから購入するといいですね。

もし、法令違反や虐待が疑われるような行為が認められたら保健所などの行政機関に通報しましょう。

 

 

バセットハウンドを飼育するための費用

 

 

購入時

 

・ケージ

 

バセットハウンドは中型犬ですが、体重的には大型犬です。

大きめの ケージ を用意してあげてください。

10,000円〜30,000円

 

・トイレ用品

 

お庭がある場合は、お庭でトイレをさせられますが、室内トイレが必要なときは大きめのものを用意しましょう。

室内で トイレ ができると老犬になったときもお世話が楽です。

5,000円〜10,000円

 

・リード、首輪

 

バセットハウンドは首が太いので大きめの首輪になります。

首輪 3,000円〜5,000円

リード 2000円〜3,000円

迷子札も準備するといいですね。

名入迷子札を1,000円〜2,000円程度で購入できますよ。

 

・食器類

 

雑菌が繁殖しにくい、ステンレスか陶器のものを用意してください。

早食い防止の食器もありますので検討してみてくださいね。

ただ、早食い防止食器は樹脂やプラスチック製のことが多いので、衛生面は気をつけてください。

1,000円〜3,000円

 

・床材

 

ヘルニアや関節炎を防ぐために、床が滑らないようにしてあげましょう。

マットやカーペットなどすべり止め防止のグッツがたくさん発売されています。

20,000円〜30,000円

 

・その他ケア用品

 

耳掃除のためのクリーナー 1,000円~3,000円

ブラシ 2,000円~3,000円

歯ブラシ・歯磨き粉 2,000円〜5,000円

 

受け入れるための経費が総額で9万円ほどかかりますので、これも予算として想定しておいてください。

 

年間の飼育経費

 

・ドッグフード代

 

1日の食事量を250gとすると1ヶ月分は約7.5kgになります。(体重や年齢・フードの種類によって変わります)

フードの種類によってかなり金額は違ってきますが、1ヶ月分で5,000円〜20,000円ほどかかることになります。

バセットハウンドの健康のために穀物類や添加物の含有量が少ない高品質のフードを選んであげたいですね。

 

※合わせて読みたい: おすすめドッグフードランキングと安全なドッグフードの選び方!

 

また、プレミアムフードと言われている カナガン、ネルソンズ、アランズ、モグワン  の4フードを試食した上でレビューした比較記事もありますので、気になる方は こちら  もご覧ください。

 

・トイレ用品代

 

犬は狭いトイレが嫌いなので大きく吸収力の優れた ペットシーツ を使ったほうが、失敗が少ないでしょう。

1ヶ月6,000円〜8,000円。

 

・トリミング

 

トリミング代 1回につき 10,000円〜20,000円。

バセットハウンドは短毛なので2カ月に一度の利用とすると、年間で12万円ほどかかります。

 

・ワクチン代

 

任意のワクチンを受けていないとペットホテルやドッグランが利用できない場合があります。

またワクチンでしか防げない病気がありますので、年に1回、任意のワクチンを受けさせましょう。

ワクチンには5種、6種など種類があり、何種のワクチンを受けるかによって金額は異なります。

4,000円〜6,000円

 

・狂犬病ワクチン

 

3,000円

 

・フィラリア予防薬

 

犬はフィラリアに感染しやすいです。

蚊を媒介に感染するので、蚊が発生する時期プラス前後1ヶ月間は室内飼育でもあってもフィラリア予防をしてあげましょう。

10,000円〜20,000円

 

バセットハウンドを飼育するための年間経費は、48万円以上かかることが分かります。

病気や怪我をした場合は医療費が高額ですから、そのための保険なども検討するといいですね。

 

バセットハウンドが10年生きたとすると最低でも480万円の経費が必要になります。

そのお金をバセットハウンドのためにかける覚悟があるかどうかも、飼育を決める際には重要なポイントです。

 

 

  バセットハウンドの基本データ

 

 

1.原産国 フランス

2.主な特徴 短足・胴長 骨太なしっかりした体型 たれ耳で耳が長い 嗅覚が鋭い

3.被毛 短く水分や汚れを弾くので手入れはしやすい

4.性格 のんびりでマイペース 愛情深く穏やかだが頑固な一面も

5.寿命 10年〜12年

6.大きさ 中型犬に分類されるが体重は重い

7.飼いやすさ お世話は難しくはないが、しつけに根気や知識が必要なので初心者には向かない

 

 

バセットハウンドをペットにするなら知っておきたいこと:最後に

 

バセットハウンドは短足で長い耳という独特の容姿で、のんびりとしてちょっとボーッとしているような性格。

その個性を愛する人からは絶大な人気があります。

寿命が短めなことから、バセットハウンドと楽しく過ごせる時間はそんなに長くないことを理解して、バセットハウンドが幸せな犬性を過ごせるようにしてあげられるといいですね。

 

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