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ペットシーツはトイレや寝床に敷いて生活環境を衛生的にしてくれるアイテム。
また、移動可能な簡易トイレでもあります。
ペットシーツに慣れていれば、家での掃除が楽になるし、ペットにとっても衛生的。
そして旅行などのお出かけを楽しめます。
飼い主とペットの関係がさらに良くなりますね。
ペットシーツはさまざまなサイズ、タイプが商品化されており、よりペットに適したものを選べるようになっています。
ここではそんなペットシーツの正しい選び方や使い方、厳選したおすすめ商品を紹介していきます。
トイレの敷物や移動可能トイレとして当たり前となってきたペットシーツ。
メッシュ部分が水分を吸収するため、おしっこをしてもモレがないようになっています。
多くは折りたたんだ状態で袋詰めされ、店頭に並んでおり、ペットショップはもちろん近年ではスーパーやコンビニエンススストアなどでも見かけるようになりました。
使用方法は簡単で、折りたたまれたシーツを広げてそのまま使用します。
ビニール部分を下、メッシュ部分を上に。
ペットがこの場所でトイレをすると、おしっこがメッシュ部分に吸収されます。
おしっこで汚れてしまったら新しいものに取り替えを。
うんちをした場合、ティッシュなどで取り上げてトイレに流して捨てましょう。
汚れたペットシーツは燃えるゴミに。
ペットシーツは前述した通り、汚れたら取り替えるだけの簡単なアイテム。
しかし、選ぶ際にはペットの大きさや好みによって商品を吟味する必要があります。
ここで、ペットシーツを選ぶ際に考えるべきポイントを見ていきましょう。
ペットシーツの大きさは、レギュラー、セミワイド、ワイド、ワイドプラス、スーパーワイドに分けられます。
小型犬 ・ 中型犬 ・ 大型犬 などペットのサイズで選ぶのが一般的。
また、もうトイレに行くときにシーツの上でクルクル回って場所を決めることができるように、シーツの上で一回りできるサイズが適当です。
レギュラーは32~35cm×44~46cm。
トイ・プードル や チワワ など超小型犬から小型犬に向いています。
猫 や うさぎ など 小動物 に使用する場合もこのサイズが良いでしょう。
セミワイドは40cm×51cm前後。
超小型犬から小型犬に向いていますが、規格としてはレギュラーやワイドよりマイナーであるため、商品のラインナップが少ないサイズです。
ワイドは44~46cm×58~62cm。
また、小型犬の複数多頭数飼いや長時間のお留守番におすすめ。
ワイドプラスは51cm×70cm前後。
小型犬から中型犬に向いていますが、セミワイドと同様に規格としてはマイナーであるため、商品のラインナップが少ないサイズです。
スーパーワイドは一般的に販売されているサイズでは最も大きいタイプで、60cm×90cm前後。
吸収量も多く、中型犬から大型犬、超大型犬に向いています。
ペットシーツには、薄型と厚型があります。
薄型は、1枚当たりの値段が経済的。
特に多頭飼いの場合、他の犬がおしっこをしたトイレでしたがらない犬が多いため、常に清潔に取り替えつつ、コストを抑えることができます。
また、泌尿器系が疑わしく、こまめにトイレの色やニオイを確認したい場合も便利。
薄型ペットシーツは下地が白色のものがほとんどなので、色の状態がすぐに分かります。
デメリットは、吸水性にかけ、おしっこが広がりペットの足につくことがある点。
きれい好きであったり神経質なペットで、すぐに取り替えてあげられる飼い主におすすめ。
これに対して、厚型のはその吸収力に優れ、小型犬の場合は数回のおしっこも難なく吸収してくれます。
吸収してから外に漏らさないパターンが多いため、ペットの足を汚さないという利点もあります。
中型犬以上の、1回のおしっこの量が多い犬にもおすすめ。
多頭飼いで「1回したら同じ場所でしたくない」という敏感なペットでなければ、厚型なペットシーツの方が薄型より経済的です。
ペットシーツを選ぶ際、飼い主の生活スタイルによっても選択の仕方が変わります。
普段家にいられる時間が長く、すぐにペットシーツを変えられる環境なら、薄型のサイズがおすすめですが、そうでなければ厚型にせざるを得ないでしょう。
ペットシーツを使用したトイレトレーニングは、時間をかけてする必要があるため、できれば誰かが家にいられる状態で犬を家に迎えたいものですよね。
また、ペットの好みや性格によってもペットシーツを選び方が変わる場合もあります。
たとえば、いたずら好きでクッションを噛みちぎって中綿を出すのが大好きという犬には、ただ置くタイプの厚型はおすすめできません。
匂いがついているもの、素材が特殊なものに関しても、ペットの好みによって適していない場合も多いようです。
気に入らない匂いや素材だと上手くペットシーツとして使用してくれないということも考えられます。
サイズや厚さ、自身の生活環境からペットシーツを選ぶことをご紹介しました。
これ以外にもペットシーツを選ぶ上、使用する上での留意点があります。
どんな犬が使うにしても、ペットシーツはこまめに変えることが大切です。
厚型で吸収性が良いものであっても、汚れていることに変わりはありません。
1回1回取り替えることで、どれだけ排泄しているかのバロメーターにもなります。
ペットのサイズや生活パターンに合わせて使いやすいペットシーツを選んだ上で、快適で清潔に使用してもらうのが1番。
汚れたペットシーツをずっと取り替えないでいると、水分を吸収しきれなくてモレが起こります。
汚れたままにしておくとバイ菌が繁殖し、ペットや飼い主の健康を害することも考えられます。
ペットシーツを使っていると、1回したペットシーツではしない犬や、気にしない犬などペットの個性が見えてきます。
うさぎなどの被捕食動物は、匂いのするところでトイレをするものの、あまりにも汚かったり匂いがひどいと、自身におしっこの匂いが移るのを避けて使用しないこともあります。
猫もきれい好きなのでこまめに取り替える必要あり。
ペットがきれい好きかどうかを把握することで、最適なサイズや厚さを知ることができますね。
きれい好きで排泄が少ないペットにはこまめに変えられてごみが少なくて済む薄型のレギュラーサイズがおすすめ。
きれい好きなペットの多頭飼いならなるべく大きめのサイズを買いましょう。
吸収力、消臭効果、足濡れ防止の工夫がされているペットシーツが各社から売り出されています。
しかし、香りつきや消臭炭入り、おしゃれな柄つきはあまりおすすめできません。
なぜなら、体調を見るのに大切なバロメーターである排泄物が見えにくいからです。
炭入りやお洒落な柄がついたものなどはおしっこの色や量などがチェックしづらいため、日常的に使うのはおすすめできません。
たまに使用する感覚でいましょう。
また、香りが強いものはペットによっては不快と感じるものもいます。
神経質なペットには向かないでしょう。
ペットシーツはペットに合ったものを選びたいもの。
これまでご紹介した選び方で、よりペットにあったものを探してみてください。
ここで、特に人気が高くおすすめのペットシーツをみていきましょう。
トレーにぴったりなレギュラーサイズのペットシーツ。
スポット吸収でオシッコを小さく閉じ込めるので、何回でも、長時間でも安心。
長時間を見越してつくられているので、取り替えの手間やゴミの量も軽減して経済的です。
小型犬なら3回分ラクラク吸収。
吸収性が高く、モレとニオイをしっかりガード。
ダブルシート構造で消臭炭をサンドしたスーパーワイドサイズのペットシーツ。
ワンポイントで吸収するので濡れ足をしっかり防止。
濡れたそばから吸収していくので、衛生面もばっちり。
炭パワーで匂いを抑え、気になるペット臭ともおさらばです。
長時間使える安心の吸収力が自慢の商品。
吸収性と消臭性の高いペットシーツ。
立体ドライメッシュシートがおしっこを瞬間吸収。
ヒノキの強力消臭作用で気になる匂いも抑えます。
特殊エンボス加工と高吸収ポリマー層が吸収性を上げ、小型犬なら約3回分を吸収。
お得に買いたい人におすすめな薄型ワイドのペットシーツ。
薄型なのにしっかり吸収。
そして何より経済的で100枚入×3袋で5000円以内。
安くて高品質なものならこれで決まり!
白くてシンプルなつくりなので、健康チェックにも最適です。
全国展開ホームセンターDCMグループのオリジナルペットシーツ。
白色シートで尿の色が分かりやすいシンプルなシーツです。
毎日の健康チェック、泌尿器に以上のあるペットに最適。
高分子吸収体がおしっこを素早く吸収、嫌な匂いを閉じ込めるのでずっと快適に使えます。
長時間使用できる活性炭入りペットシーツ。
活性炭入りティッシュが気になる臭いを強力に吸着消臭するため、常に室内を快適に保ちます。
スピード吸収で広がりを抑え、表面はいつもサラサラで清潔です。
ゴミがかさばらない超薄型タイプ。
猫のトイレにぴったりな消臭抗菌シート。
トイレの下に入れておけば、1週間分の尿をしっかり吸収してくれます。
抗菌剤の気になる匂いを強力に押さえて、部屋の中をいつも快適に。
神経質な猫でも安心。
こまめに替えることを前提にしたペットシーツ。
いつも清潔でいたい飼い主とペットにおすすめ。
超薄型で経済的。シンプルなシーツなので排泄物チェックもしやすい商品です。
うさぎの四角トイレにぴったりな両面吸収トイレシーツ。
裏からも吸収する両面タイプで、トイレがきれいに使えて匂いを軽減します。
植物由来消臭成分配合抗菌ポリマーを使用。
高い消臭・抗菌効果が得られます。
シーツの端までしっかりポリマを散布されているので、おしっこの取りこぼしの心配なし。
足を上げておしっこする犬用のペットシーツ。
1枚で壁と床を同時にガード。
壁に貼る防水シートには、しっかり貼れて剥がしやすいテープが付いているため、ずれずにテープ後も残りません。
パワフル超吸収タイプなので広がらないからモレも足濡れも安心。
犬を飼うと、トイレトレーニングがしつけのひとつの課題になります。
トイレトレーニングを行うのにも、ペットシーツが必須です。
子犬 のトイレトレーニングを行う上で欠かせないことは、まず初めにペットシーツの感触を足で覚えてもらうこと。
子犬の頃は、触れるものや見るものが全て初めてなので、早いうちからシーツの感覚に慣れてリラックスして排泄できるようにしておきます。
子犬がおしっこをしたくなるタイミングでペットシーツの上に根気よく連れて行くようにしなければいけません。
起きたとき、ご飯の後のタイミングはほとんど確実にトイレをしたがります。
また、そわそわと落ち着きなく、床のにおいを嗅ぎ出したときも トイレ に連れて行くタイミング。
これらのタイミングで抱っこをしてペットシーツに連れて行きましょう。
ペットシーツの上で無事におしっこをしたときは、大袈裟なくらいに褒めてあげます。
最初はなぜ飼い主が喜んでいるか分からない子犬も、徐々にペットシーツでトイレをすることで飼い主を喜ばせることができると学習していきます。
例えおしっこが出なくても、ペットシーツを踏むことが大切。
根気強くゆっくりトイレトレーニングを進めていきましょう。
間違ってもトイレの失敗で怒ったり叱ったりすることはしないでください。
ペットシーツでトイレをするようになったら、今度はトイレコマンドトレーニングに移りましょう。
トイレコマンドトレーニングとは、「今、ここでトイレして欲しい」と犬に命じてコントロールできるようにするトレーニング。
これができれば、お出かけ時の心配が少なくなります。
トイレをしているときに、トイレを促すかけ声を覚えさせ、上手くできたら褒めましょう。
飼い主さんにとって助かるのはもちろん、長時間おしっこを我慢して起きる膀胱炎の危険性を減らすことができます。
トイレシーツやシートを敷いたトイレに排泄をしない場合は以下の理由が考えられます。
・しつけ不足
・トイレが気に食わない
・体調が悪い、ケガをしている
・興奮している
・恐怖心がある
・分離不安
・マーキング
・飼い主の関心を得たい
・老齢でトイレに行けない
トイレを決まった場所でできないのには何か理由があります。
まずは理由を把握して対処することが重要。
いずれの理由であっても、大声で名前を呼んだり、叱ったり、罰を与えるなどは排泄自体を避けてしまう結果につながるのでやめてください。
体調が悪い、興奮している、恐怖心がある場合は要因を取り除く必要があります。
マーキングやしつけ不足が原因なら根気よくトイレトレーニングを。
トイレが気に食わない、落ち着かない場合はトイレ自体をかえましょう。
老齢期の犬でトイレまで行けない、粗相が多いというなら、おむつを利用するなどの工夫が必要。
分離不安や、ただ飼い主の興味を引くために粗相を繰り返す場合は、愛情のかけ方に問題があったり犬が環境に不安を持っていたりというケースが多いようです。
家庭でのトイレトレーニングが難しい場合は、トレーナーなど専門家に相談するのも良いでしょう。
いかがでしょうか?
ペットシーツひとつでもペットによってより適したものがあるのですね。
特に犬なら、トイレトレーニングを行うことで、お出かけ時に使うなどペットシーツを最大限利用することができます。
トイレトレーニングの際は自分の声の指示でペットシーツにトイレをするというゴールを決めて臨みましょう。
ペットシーツを使用して、より衛生的で健康的な生活環境をつくってあげてください。
公開日 : 2017/09/16