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人気の爬虫類の種類まとめ!どの爬虫類が初心者向けで飼いやすい?






爬虫類、というとどのような姿を思い浮かべる方が多いでしょうか。
カメやヘビにトカゲ・・・ペットとしての飼育に適していないためここでは紹介しませんがなんとあのワニも爬虫類の一種です。

実は爬虫類は愛嬌のある顔立ちとつぶらな瞳をした種類が多く、また人に慣れる個体が多いことから意外とペットにおすすめできる生き物なのです。

虫やネズミを食べる、と思われがちですが専用のフードをあたえることができる種類もあるので虫が苦手な方も安心して飼育することができます。
今回は爬虫類の中でも人気のある種類をご紹介します。

【目次】人気の爬虫類の種類まとめ!どの爬虫類が初心者向けで飼いやすい?

 

ペットとして人気な爬虫類たち

<トカゲ>

フトアゴヒゲトカゲ

オオアオジタトカゲ

<ヤモリ>

ヒョウモントカゲモドキ(レオパードゲッコー)

ヘルメットゲッコー

バナナヤモリ

<ヘビ>

コーンスネーク

ボールパイソン

ボールパイソン飼育のデメリット

<カメ>

クサガメ(ゼニガメ)

ミドリガメ(ミシシッピーアカミミガメ)

<リクガメ>

ロシアリクガメ

ヘルマンリクガメ

ギリシャリクガメ

<イグアナ>

グリーンイグアナ

トゲチャクワラ

<カメレオン>

エボシカメレオン

パンサーカメレオン

 

ペットとして人気な爬虫類たち

 

ヒョウモントカゲモドキ

 

近年の爬虫類・両生類ブームにより、私たちが手軽に飼育できる爬虫類の数も大幅に増えてきました。

大型の個体でなければ飼育スペースをあまり必要とせず、餌を毎日必要とすることもないので、一人暮らしの方にもお勧めのペットです。

しかし、飼育が簡単な種類もいれば少しデリケートで多くのグッズを必要とする種類もいるのが現状です。

また、エキゾチックアニマルということから診てくれる病院が非常に少ないといっても良いでしょう。

 

そこで今回は人気でかつ飼育方法も難しくない、可愛らしい爬虫類たちについてご紹介させて頂きます。

 

 


トカゲ

 

カナヘビ
Photo credit:  kuribo  via  Visualhunt  CC BY-SA

 

日本に生息しているトカゲは カナヘビ やニホントカゲなどが挙げられますが、残念なことにペットとして飼いやすい種類はいないのが現状です。

勿論飼育することはできるのですが、デリケートである、飼育している人口が少なく方法がしっかりと確立されていない、と有名なトカゲ達に比べるとまだまだ未知数なことが多いです。

そこで今回は主に外国産の人気があるトカゲについて解説していきたいと思います。

 

フトアゴヒゲトカゲ

 

フトアゴヒゲトカゲ

 

オーストラリアに棲息している、50cm程度になる中型の爬虫類です。

立派な鱗とその容貌から、トカゲの中では人気のある種類と言っても良いでしょう。

 

その野性味のある立派な外見に反して性格も人慣れしやすく、ハンドリングも大丈夫です。

慣れてくるとこちらに駆け寄ってきたり、甘えるようなしぐさを見せてくれることもあります。

勿論哺乳類のように触れ合いが好きであるというわけではないので、ハンドリングなどは10分程度の短い時間のみをお勧めします。

 

雑食なため、昆虫だけではなく果物や野菜も食べてくれます。

しかしタンパク質は必要なため、果物や野菜を中心とした食事はNGです。

餌に噛まれて拒食に陥ってしまうなどということはあまりなく、拒食に陥りにくい爬虫類ではありますが、一度拒食スイッチが入るとかなり頑固な一面も見せるため、特に食事に関してのストレスは与えないほうが良いです。

 

そんなフトアゴヒゲトカゲの飼育のメリット、デメリットはこちらになります。

 

フトアゴヒゲトカゲ飼育のメリット

 

・慣れてくると飼い主を認識して、非常に可愛らしい姿を見せてくれる。

・小さな恐竜のような姿が目を楽しませてくれる。

・昆虫だけが主食ではないので餌を与えやすい。

 

フトアゴヒゲトカゲ飼育のデメリット

 

・テラリウムで飼育するため大型の水槽が必要。

コオロギ やミルワームなどの生餌も確保する必要がある。

 

オオアオジタトカゲ

 

 

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つるりとしたシャープな体に名前の通り青い舌をもつトカゲです。

その容姿が一見してツチノコにも見えることから、ネットでは一時期アオジタトカゲがツチノコの正体であると噂されていることもありましたが、原産国がオーストラリアやインドネシアであることを考えると信憑性はありません。

 

少々大型なため飼育スペースはある程度必要ですが、衣装ケースなどでも代用できるため、そこまで大掛かりなものは必要のないトカゲです。

温厚な性格であること、そして昆虫のみを食べるのではなく果物や人工飼料も食べてくれることから、かなり飼育しやすいといってもいい種類でしょう。

 

そんなオオアオジタトカゲの飼育のメリット、デメリットはこちらになります。

 

オオアオジタトカゲ飼育のメリット

 

・温厚な性格である。

・ハンドリングが可能。

・人工飼料や果物も喜んで食べてくれる。

・他の爬虫類と比べてもかなり丈夫な体を持っている。

 

オオアオジタトカゲ飼育のデメリット

 

・ある程度の飼育スペースが必要。

・生餌が必要ないというわけではない。

 

フトアゴヒゲトカゲもオオアオジタトカゲも大きなデメリットはなく、昆虫を与えることに抵抗のない方であれば問題なく飼育ができる爬虫類です。

トカゲは案外表情が豊かで、飼育するとペットショップではみることのできない顔を多く見せてくれる生き物です。

生餌をある程度確保しなくてはいけないのが少し大変ですが、その労力に見合う可愛らしさがあると思います。

 

 

ヤモリ

 

ヤモリ

 

日本にもヤモリは住んでいますが、種類はニホンヤモリしかおらず、またペットショップでも中々取り扱っている場所がありません。

そのためニホンヤモリを飼育するには自分で捕まえる、もしくは数少ない取り扱いのあるペットショップを探すという形になります。

その一方で、外国産のヤモリはペットショップでも売られている可能性が高いため、入手難緯度が低いです。

 

また、比較的体が小さめな種類が多いのもヤモリの魅力です。

飼育スペースを多くとらないことが多いので、そうした意味でもかなりお勧めの爬虫類であると言えます。

 

ヒョウモントカゲモドキ(レオパードゲッコー)

 

レオパードゲッコー

 

美しい模様をもつ体に愛嬌のある顔つき、おやつを上げると満足そうに舌なめずりをして時々ウインクなんかもしてくれたりする、そんな魅力的な爬虫類の一種です。

大きくても大人の手のひら大であること、そしてその表情の可愛らしさから近年では非常に人気が高まっており、爬虫類専門店ではなくてもその姿を見ることができます。

海外では レオパード・ゲッコー という名前がついており、「レオパ」という愛称で爬虫類愛好家の中では親しまれています。

 

実はヤモリの仲間で、厳密にはトカゲではありません。

そのため「モドキ」という言葉が名前の中についています。

 

また、ヒョウ柄のような模様をもつ個体が多いですが、ヒョウモントカゲモドキの魅力の一つに多種多様な模様を発現するという特徴があります。

ヒョウ柄をもつ標準個体だけではなく綺麗な白い体をもつアルビノや、予想ができないほど多くの種類の模様を持つエニグマなど、自分の好みに合わせたレオパを選ぶこともレオパ飼育の楽しみです。

 

そんなヒョウモントカゲモドキの飼育のメリット、デメリットはこちらになります。

 

ヒョウモントカゲモドキ飼育のメリット

 

・丈夫な体を持っている。

・気性が大人しい個体が多い。

・ハンドリング(手に持って触れ合うこと)が可能である

・美しい個体が多く、仕草が可愛らしい。表情もある。

・世話が楽ちん。

・好奇心が強く、慣れると動き回る姿を見せてくれる。

 

ヒョウモントカゲモドキ飼育のデメリット

 

・餌が生きた虫( コオロギ やミルワーム)なので虫が苦手な人には少しきつい。

 

ヘルメットゲッコー

 

 

大きくても7cm程度と、ヤモリの中では比較的小型と言っても良いでしょう。

ヘルメット、の名前の通り頭が大きく発達しているのが特徴です。

その姿はトリケラトプスなどの草食恐竜にも似ているため、そうした意味でも人気のあるヤモリです。

 

ランドゲッコーと呼ばれる地表生のヤモリなため、余程低い水槽である、蓋が開けっ放しであるなどの欠点がなければ脱走の可能性もありません。

性格も温和でハンドリングもできるため、こちらも初心者向けのヤモリとなります。

 

そんなヘルメットゲッコーの飼育のメリット、デメリットはこちらになります。

 

ヘルメットゲッコー飼育のメリット

 

・ハンドリングができる。

・性格が温和で、好奇心も強い。

・丈夫な体を持っている。

・壁を登って脱走する可能性が非常に低い。

 

ヘルメットゲッコー飼育のデメリット

 

・餌が生きた昆虫である。

・夜行性のため、昼間に動いている姿はあまり見ることができない。

 

バナナヤモリ

 

 

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熟したバナナのような色が特徴な、20cmほどのヤモリです。

体の色だけではなくバナナ自体も大好きで、基本的には昆虫食なのですが時々与えると喜んで食べてくれます。

また、その体の色は体調によっても変わり、調子がいいときは熟れたバナナの色、体調が悪いときは黒ずんだバナナのような色になります。

後述するカメレオンもそうなのですが、体調の良し悪しが一目でわかりますので、そうした意味でも入門にお勧めな爬虫類です。

 

そんなバナナヤモリの飼育のメリット、デメリットはこちらになります。

 

バナナヤモリ飼育のメリット

 

・丈夫な体を持っている。

・性格が温和。

・ストレスをためにくい。

・大きな水槽で飼うことが望ましいが、縦に高い水槽なら小さなものでも飼育可能である。

・昆虫だけではなくバナナも好物の一つ。

 

バナナヤモリ飼育のデメリット

 

・動きがすばやいのでハンドリングには向かない。

・下手に刺激すると尻尾を自切する可能性がある。

 

日本にいるヤモリのように、必ず吸盤を持っているというわけではないのも外国産のヤモリの魅力です(ヤモリのような小型の生き物で一番怖いのが脱走です)。

勿論ニホンヤモリも上で紹介したヤモリたちと飼育方法はさほど変わりませんので、もし出会えるようなことがあったら是非飼育してみてください。

 

 


ヘビ

 

グリーンスネーク

 

滑らかで美しい鱗を持ち、あまり動くことはないのですがその可愛らしさから根強い人気がある爬虫類です。

日本にも アオダイショウ など、毒を持っていないため飼育できるヘビもいるのですが、どちらかというと人気があるのは外国産のヘビとなります。

東京にはヘビと触れ合えるカフェもありますし、群馬にはジャパンスネークセンターという施設もあります。

もちろん毒蛇とは触れ合えませんが、興味のある方は必見な場所です。

 

コーンスネーク

 

コーンスネーク

 

別名アカダイショウと呼ばれることもある、どちらかというと小型のヘビです。

その鱗の美しさ、そして飼育のしやすさからかなり人気の高いヘビだと言えます。

飼育グッズさえ揃えてしまえば初心者でも飼いやすいため、ヘビ飼育入門にはコーンスネークがお勧めです。

 

なぜならコーンスネークは大人しく、かつ毒もなく、そしてハンドリングも可能なヘビなのです。

現在流通しているコーンスネークは野生の個体ではなく、国内や国外でブリードされたものが殆どになります。

 

また、鱗の模様(モルフ)によって値段が違い、アルビノやスノーと呼ばれる白色の鱗を持った個体は1万円を超える値段が付けられています。

かといってノーマルの個体が安価というわけではなく、相場は8000円ほど。

 

そんなコーンスネークの飼育のメリット、デメリットはこちらです。

 

コーンスネーク飼育のメリット

 

・ハンドリングが可能。

・大人しい性格の個体が多い。

・体が丈夫である。

・美しい色を持った個体が多い。

・あまり飼育スペースを必要としない。

・餌を高頻度で必要としないため、維持費が安い(幼体の時は少し多めに餌が必要となります)。

 

コーンスネーク飼育のデメリット

 

・餌が冷凍マウスなので、こちらも苦手な方には少しきつい。

 

ボールパイソン

 

ボールパイソン

 

むっちりとした肉厚の体に、ωのような形をした口元が可愛らしい大型のヘビです。

こちらはテレビでもよくハンドリングされている映像を見たことがある方が多いのではないでしょうか。

網目模様の鱗がとても美しい個体が多いです。

値段はノーマルだと大体5千円からで、鱗模様の希少さによっては40万以上を超える値段が付けられることもあります。

 

こちらも性格が大人しいこと、飼育が容易なことから蛇の入門としてお勧めできる種類です。

どちらかというと大人しいというよりは臆病で、ボールのように丸まって頭を中に入れている姿は実は怯えているサインです。

 

反撃は滅多にしてきませんが、この体制を取っているボールパイソンはあまり刺激しないことをお勧めします。

飼育し始めはそんな姿ばかりをばかりを見ることになるかもしれません。

しかし慣れてくればのびのびと体を伸ばす姿を見ることができます。

 

そんなボールパイソンの飼育のメリット、デメリットはこちらです。

 

ボールパイソン飼育のメリット

 

・むっちりとした体が可愛らしい。

・大きくなる個体が多いので見栄えがいい。

・ハンドリングができる。

・あまり飼育スペースを必要としない。

・こちらも幼体の時以外は餌を高頻度で与えなくていいため維持費が安い。

 

ボールパイソン飼育のデメリット

 

・冷凍マウスが苦手な方にはやはり少しきつい。

 

ヒョウモントカゲモドキと同様に、コーンスネークやボールパイソンも飼育の際のデメリットは非常に少ないです。

どちらも体が丈夫なヘビですが、万が一に備えてエキゾチックアニマルを診てくれる病院は事前に探しておいたほうが良いでしょう。

しかし、マウスや冷凍 ウズラ など以外の餌(ペレットなど)は現在存在していないため、どうしてもマウスが苦手という方には少しきついと思います。

 

 

カメ

 

リクガメ

 

ペットショップだけではなく、湖や池などでその姿をみることのできる爬虫類の一種です。

日向ぼっこが大好きなため、晴れた日には岩や流木の上で気持ちよさそうに日の光を浴びている姿を見たことがある方も多いと思います。

 

日本で見ることのできるカメは基本的に水陸両方で生活していますが、リクガメなどの外国のカメは温浴を基本的に水の中に入って生活することは稀と言っても良いでしょう。

水生のカメは基本的にあまり大きくならないですが、リクガメはケヅメリクガメなどを選んでしまうと将来非常に大型の個体になってしまい、飼育が大変になってしまいます。

 

そこでこちらでは飼育がしやすく、サイズもちょうどよく、かつ手に入れることも容易な人気のあるカメたちについてご紹介します。

 

クサガメ(ゼニガメ)

 

クサガメ

 

ペットショップの爬虫類コーナーに必ずミドリガメと一緒になって販売されていることが多い、日本でも野生の個体が暮らしているカメです。

日本にはもう一種類、イシガメと呼ばれているカメがいるのですがそちらは現在数が減っているため、ペットショップで売られていることは稀と言っても良いと思います。

幼体はゼニガメと呼ばれていますが、元々はイシガメの幼体を指す言葉でもあったりします。

 

クサガメは人に慣れやすく、懐くと名前を呼ぶとこっちに来てくれたり、散歩をさせると飼い主の後をついてきたりもします。

爬虫類ですが のようなところもあり、ぼんやりとした顔つきもかわいらしいカメです。

 

餌も、生餌が必要というわけではなく専用のペレットが数多く販売されています。

生体も餌も値段が比較的安価なのでミドリガメ同様買いやすいペットです。

 

ミドリガメと比べると少々高く、1000~1500円程度で販売されていることが多いです。

カメが好むおやつなどもあるので、飼育の際時々与えてみると喜んで食べてくれますよ。

しかし無計画に購入して飼いきれなくなり野生に放つことは、生態系のバランスを崩すことになるので責任をもって最後まで飼育するべきである生き物でもあります。

 

そんなクサガメの飼育のメリット、デメリットはこちらになります。

 

クサガメ飼育のメリット

 

・飼育に大きなスペースを必要としない。

・生体も飼育する際に必要なグッズも安価。

・餌は人工飼料で大丈夫なので、生餌が苦手な方でも安心して飼育できる。

・丈夫なため、日光浴や水温の管理をすればめったに病気にならない。

・懐いてくれるととても可愛い。

 

クサガメ飼育のデメリット

 

・水の中でご飯を食べるためよく水が汚れ、小まめな水替えが少し大変。

・夏場は水が傷みやすいのでかなり高頻度での水替えが必要。

 

ミドリガメ(ミシシッピーアカミミガメ)

 

ミドリガメ

 

黒に近い甲羅を持つゼニガメと違い、ミドリガメはその名前の通り甲羅の色が黄緑色をしたカメです。

出店のカメすくい、などでその姿を見たことがある方も多いかもしれません。

ゼニガメ同様500~1500円程度で販売されていることが多いです。

 

元々はアメリカ合衆国原産のカメですが、非常に頑丈で日本の生態系に適応してしまい、現在では野生でもその姿を多くみることができます。

しかし、クサガメやイシガメなど他のカメの生態系を脅かすだけではなく、ハスや 水草 などの植物も食害することから、日本では要注意外来生物に指定されているカメです。

ですので、 ミドリガメを飼育するときは責任をもって最後までお世話をしてあげてください。

 

その一方で原産国であるアメリカでは開発による生息地の減少などの原因があり、その生息数は減少しています。

要注意外来生物ではありますが、個人で最後まで責任を持って飼育するにあたっては全く問題がありません。

ただ、 環境省は2020年を目処にミドリガメを特定外来生物に指定することが決まり、それ以降にミドリガメを飼う際には飼育許可を取る必要があります。 

ミドリガメは30cm以上とかなり大きくなるカメなので、成体になった時のことを考えて計画的な飼育をすることが望ましいと言えるでしょう。

 

そんなミドリガメの飼育のメリット、デメリットはこちらになります。

 

ミドリガメ飼育のメリット

 

・食欲旺盛なため飼いやすい。

・丈夫なため滅多に病気にならない。

・飼育グッズが豊富。

・飼育に大きなスペースを必要としない。

 

ミドリガメ飼育のデメリット

 

・大人になると気性が荒くなる個体もいる。

・クサガメ同様水中で餌を食べるため、水がよく汚れて掃除に手間がかかる。

 

 


リクガメ

 

ケヅメリクガメ

 

温和な個体が多く、足がしっかりしていてまるで小型の恐竜を飼っているような気持にさせてくれるリクガメたち。

有名なところでいうとゾウガメや、ピンタゾウガメの最後の一頭として有名な「ロンサム・ジョージ」が挙げられるでしょうか。

彼らは非常に大型になるため、飼育には適していません。

 

しかし、リクガメといっても最大30cm程度の、可愛らしいサイズのカメたちもいるのです。

こちらではそうした小型で、人気の高いリクガメを紹介します。

 

ロシアリクガメ

 

 

ヨツユビリクガメとも呼ばれる可愛らしい小型のリクガメです。

平均28cmとヘルマンリクガメ少し大きいでしょうか。見事な半円型の甲羅が特徴的なことから、メロンパンと呼ばれることもあります。

アフガニスタンや中国など、こちらも日本に似た気候を持つ国が原産なため、寒さには強い種類となります。

 

カメは冬眠する種類が多い生き物ですが、飼育下ではリクガメに最適な気温を保ち、冬眠をさせないことをお勧めします。

冬眠での事故は多く、春になって目覚めるはずのカメが永遠に起きてこない・・・というケースは少なくありません。

ブリーダーさんでも時折失敗することもありますので、寒さに強いと言ってもヒーターなどは用意してあげてください。

 

ロシアリクガメも丈夫な体をもち、入門におすすめなリクガメなのですが、寒さが続くと消化不良や呼吸器異常の原因にもなってしまいます。

リクガメも今では多くのペットショップで販売されており、ヒーターや紫外線ライトなどの商品は多く揃っているため、そうした器具をそろえることで安心して飼育することができます。

 

ヘルマンリクガメ

 

ヘルマンリクガメ

 

成体で20cm程度の、小型のリクガメです。

イタリアやギリシャ、トルコなど日本の気候に比較的似ている地域で暮らしています。

原産地では生息地域の開発などにより生息数が減少しており、野生個体の捕獲などは禁止されているため日本で流通している個体は全てブリードされた個体になっています。

また、リクガメの中ではかなり寒さにつよく、冬眠する性質を持っていますが飼育下では越冬させたほうが冬眠での死亡事故の可能性はなくなります。

 

カメは雑食性で、水草や貝、魚を食べることもありますが、リクガメは基本的に植物を食べます。

栄養バランスが優れているリクガメフードもありますが、その他にもチンゲン菜やカボチャ、人参などを与えると喜んで食べてくれます。

ヘルマンリクガメはあまり大きな種類ではないため、細かく切ってから与えたほうが良いかもしれません。

 

ちなみに、ほうれん草やキャベツは甲羅の形成に役立つカルシウムの吸収を阻害してしまうと言われています。

甲羅がへこんでしまう原因にもなるので、美しい形の甲羅を維持したい場合はそうした野菜を与えるのは避けることをお勧めします。

 

ギリシャリクガメ

 

 

ギリシャリクガメはフランスやブルガリア、モロッコなどに生息している25cmほどのリクガメです。

ギリシャリクガメは多くの種類が存在しており、また模様もよく似ているためどこの地域原産であるかがぱっと見ただけではわかりません。

 

冬眠もできる種類とできない種類がいるので、初心者向けの中ではかなり温度管理には注意をしないといけないリクガメです。

初心者向けのリクガメなため丈夫ではありますが、そうは言っても爬虫類の特性として温度変化には弱いので気を付けてください。

 

最も秋ごろになると動きが鈍ってくる、少しの寒さでも辛そうにしているなど、冬眠に向いているかいないかはそのしぐさである程度見分けることもできます。

しかしそもそもリスクの高い冬眠はさせないほうが良いです。

屋外ではなく、必ず屋内で飼育することをお勧めします。

 

ここで紹介したロシアリクガメ、ヘルマンリクガメ、ギリシャリクガメはリクガメの中でもかなり人気が高いため、ペットショップでは三種のうちどれかは見かけることができるほどです。

ブリード個体が多く出回っているため値段もそう高くはなく、1~3万もあれば大抵の個体は購入することができます。

そんなリクガメたちの飼育のメリット、デメリットはこちらになります。

 

リクガメ飼育のメリット

 

・大人しく、懐きやすい個体が多い。

・小さいため、餌代もそこまでかからない。

・水生のカメとはまた違った可愛らしさがある。

・個体によって模様が様々で、自分が好きだと思った模様の個体を選ぶことができる。

・環境を適切に保っていれば病気の心配はあまりない。

 

リクガメ飼育のデメリット

 

・バスキングライトや紫外線ライトだけではなく、秋の終わり~春の初めにかけてヒーターが必要なため、電気代がかかる。

・野菜が高いときは少し餌代が張る。

・リクガメは運動量が多いので、飼育スペースは少し多めに必要になる。

 

寿命が長いカメたちは一度家族になるととても長い年月を一緒に過ごすことができます。

専用のフードもあること、そして昆虫やピンクマウスを与える必要がないことからそうした餌が苦手な方にはかなりお勧めの爬虫類です。

飼い主を認識してくれて懐いてくれる子が多いので、カメを家族にしたときは是非愛情をこめて育ててあげてください。

 

 

イグアナ

 

イグアナ

 

トカゲを更に大きくしてかっこよくしたような容貌を持つ大型の爬虫類です。

上で紹介したフトアゴヒゲトカゲとは似ていますが、また別の生き物となります。

 

トカゲのような・・・というとやはり昆虫を食べるのでは?と思う方もいると思いますが、実はイグアナは昆虫を食べず、野菜や果物のみを食べる種類が多いのです。

中にはタンパク質を必要とする種類もいますが、基本的に販売されているイグアナは植物を主食とする種類が殆どと言っても良いでしょう。

体が大きくなる種類が多いため飼育スペースは広めにとることが必要ですが、それに見合った美しさを持っている爬虫類です。

 

こちらでは比較的入手がしやすく、飼育が楽な種類のイグアナを紹介します。

 

グリーンイグアナ

 

グリーンイグアナ

 

メキシコなどの南アメリカに生息してるイグアナで、なんとその大きさは最大で2mになることもある非常に大型の爬虫類です。

このため飼育方法が非常に難しい!というわけではないのですが、グリーンイグアナに適したサイズの飼育スペースを取ることが少し難しいかもしれません。

グリーンイグアナの飼育には家の一部屋を使う、という方法を取っている方も多いです。

 

幼体は可愛らしく、一見大きくなるとわからないこと、かつ5000円程度とそこまで高価ではないことからつい手が伸びそうになってしまいますが、実際は事前知識がないと成体を持て余してしまうこともある爬虫類です。

しかし頭がよく、トイレの躾や名前を憶えてくれたりするので、 大型犬 を飼うという認識でも案外間違っていないと思います。

 

そんなグリーンイグアナの飼育のメリット、デメリットはこちらになります。

 

グリーンイグアナ飼育のメリット

 

・頭が良く、躾ができる。

・非常に見応えのある爬虫類である。

・植物食なため、昆虫は必要ない。専用の人工飼料も存在している。

・慣れさせることによってハンドリングが可能。

 

グリーンイグアナ飼育のデメリット

 

・実は攻撃的な性格なので、躾はしっかりすることが必要。

・かなり広い飼育スペースを必要とする。

・野菜が高いときは食費が高い。

・温度や湿度を一定にしないといけないので、電気代もそれなりにかかる。

 

トゲチャクワラ

 

トゲチャクワラ

 

北アメリカの乾燥地帯に住むチャクワラと呼ばれるイグアナの一種になります。

ここで紹介するトゲチャクワラはメキシコの一部に生息している種類であり、アンヘル・デ・ラ・グアルダ島という生息地の地名から「エンジェルアイランドチャクワラ」と呼ばれることもある、根強い人気があるイグアナです。

 

大きさは60cmとグリーンイグアナに比べると小型ですが、実はチャクワラの中ではかなり大型の種類となります。

成長すると頚部の周りにトゲが生えてくることからその名前がつけられました。

グリーンイグアナと同様に草食で、昆虫などは食べない爬虫類です。

 

そんなトゲチャクワラの飼育のメリット、デメリットはこちらになります。

 

トゲチャクワラ飼育のメリット

 

・非常に温和な性格をしているため、ハンドリングがしやすい。

・植物食であり、昆虫や動物性の餌は食べない。

・そこまで大きくならないため、成体を持て余すことにはならない。

 

トゲチャクワラ飼育のデメリット

 

・60cmの体がのびのびと過ごせるようなスペースは必要である。

・昼間と夜間で温度差をつけることが必要なため、エアコンの稼働は必須。

・野菜の値段が高いときは餌代が値上がりする。

 

実は草食の種類が多いのに体が大きなイグアナたちは、まるで古代の草食恐竜を連想させるような姿をしています。

大型爬虫類にロマンを感じる方にはとても魅力のある生き物だと思いますが、是非、飼育を始めたら最後までお世話をしてあげてください。

 

 


カメレオン

 

カメレオン

 

カメレオンは以前は敷居が高い珍しい生き物とされてきましたが、現在では大型のペットショップなどで見かけることが多くなってきた爬虫類です。

ゆっくりとした動きに大きな目、背景の色に合わせて自由自在に体の色を変える特性はカメレオンならではと言っても良いでしょう。

その魅力から、現在流通しているカメレオンの中には野生の個体だけではなく、ブリードされた個体も増えてきています。

どちらかというと上級者向けのカメレオンですが、こちらではその中でも比較的飼育がしやすい種類を紹介させて頂きます。

 

エボシカメレオン

 

エボシカメレオン

 

ここで紹介させて頂くエボシカメレオンは、その名前の通り烏帽子に似た冠を持っています。

流通されている個体はブリードが多いため、健康の面でも心配はありません。

ブリードされていると言っても原産国はアラビア半島などの暖かな場所なため、ヒーターやライトなどは必須です。

 

しかし、飼育の面で残念なことにカメレオンは昆虫食です。

それも生きた昆虫が必要となるのですが、エボシカメレオンをお勧めする理由に昆虫だけではなく果物、そして植物もたべることができるという点が挙げられます。

最もそれだけでは栄養が偏りますし、主食はやっぱり昆虫となるので、生餌を与えなくてはいけないことは避けられませんが、繁殖方法が確立されていることや昆虫のみを食事にするわけではないという点からかなりお勧めできるカメレオンの一種です。

 

カメレオンの中では比較的大型なため、飼育ケースは大き目のものが必要となります。

かつ、飼育環境はテラリウムであるのが望ましいと言えます。

カメレオンの移動は地面を這うものではなく、木や枝を伝って動くという方法なためです。

大きな水槽を用意する、テラリウムの環境を作る、気温や湿度の管理もする・・・などそうした面では初心者向けの爬虫類・・・とは言えないのですが、エボシカメレオンは比較的丈夫なのでカメレオン入門には最適です。

 

そんなエボシカメレオンの飼育のメリットとデメリットはこちらになります。

 

エボシカメレオン飼育のメリット

 

・生で動くカメレオンの珍しい姿を見ることができる。

・飼育はまだまだ難しい種類ではあるが、爬虫類飼育のノウハウをかなりのスピードで学ぶことができる。

・一番多く流通しているカメレオンであり、手に入れやすい。

 

エボシカメレオン飼育のデメリット

 

・非常にデリケートである(鏡に映った自分の姿や、動いている他のペットが視界に入るだけでストレスになってしまいます)。

・デリケートでストレスに弱いため、ハンドリングはお勧めできない。

・必ず生餌を必要とする。

・湿度と温度の管理も必須になる。

 

パンサーカメレオン

 

パンサーカメレオン

 

瑠璃色の体が美しい、50cm程度のカメレオンです。

カメレオン、と聞いた場合パンサーカメレオンを想像する方は多いと思います。

体の色を自由自在に変えることが非常に得意で、背景にあわせてするすると変わる様子はまるで手品でも見ているような気分にさせてくれます。

 

神経質な性格の個体が多いカメレオンですが、パンサーカメレオンは人に懐くことが可能です。

そのためエボシカメレオンと同様に人気がある種類で、ブリードも成功しているため国内繁殖された個体も多いです。

 

そんなパンサーカメレオンの飼育のメリット、デメリットはこちらになります。

 

パンサーカメレオン飼育のメリット

 

・人に慣れてくれ、ハンドリングもできる。餌を手から食べてくれることもある。

・体が丈夫である。

・発色が非常に美しく、目を楽しませてくれる。

・食欲が旺盛なので拒食の心配はあまりない。

・ほかのカメレオンと比べるとストレス耐性がある。

 

パンサーカメレオン飼育のデメリット

 

・丈夫な体を持っているが乾燥には非常に弱い。

・50cm程に成長するためある程度の飼育スペースが必要。

・温度と湿度の小まめな管理が欠かせない。

 

まだまだ飼育の面では初心者向けとは言えないカメレオンですが、その美しい体の色は非常に見栄えがする美しいペットです。

一匹5万程度と高価なうえ、テラリウムを作れるような水槽もまた高価ではありますが、長生きをしてくれた時の感動は言葉に表せないと思います。

また、保護色として体の色を変えるのではなく、気分によって変えたりもする、実はちょっとお茶目な爬虫類でもあるんですよ(ストレスで体の色を変えるときもあります・・・)。

 

 

最後に

 

今回紹介させて頂いたのはお求めやすい、そして飼育がしやすい爬虫類ですが、一度飼育に慣れてしまえば手がだせる爬虫類たちはもっと沢山います!

最初から飼育が難しい種類に手を出してしまうと心配事が尽きないと思うので、まずは入門といわれている爬虫類たちから飼育していくことをお勧めします。

昆虫やマウスが苦手という方も、2,3度体験すると慣れてしまうと思います(本当に苦手な場合は飼い主のほうが餌やりをストレスに感じてしまうので推奨しません)

 

この記事が爬虫類の知識を少しでも深めたいと考えている方の助けになれば幸いです。


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