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人気の爬虫類の種類まとめ!どの爬虫類が初心者向けで飼いやすい?






爬虫類と聞いて、どのような種類を思い浮かべますか?
ペットとしても飼われる種類ではトカゲ、ヘビ、カメ、イグアナ、カメレオンなどが挙げられます。

爬虫類は愛嬌のある顔立ちとつぶらな瞳をした種類が多く、また人に慣れる個体が多いことから、意外とペットにおすすめできる動物と言えます。

主に虫を食べると思われるかもしれませんが、中には専用のフードを与えることができる種類もいるため、虫が苦手な方も安心して飼育することができます。
本記事では、爬虫類の中でもペットとして人気のある種類をご紹介します。

【目次】人気の爬虫類の種類まとめ!どの爬虫類が初心者向けで飼いやすい?

 

<トカゲ>

フトアゴヒゲトカゲ

オオアオジタトカゲ

<ヤモリ>

ヒョウモントカゲモドキ(レオパードゲッコー)

ヘルメットゲッコー

バナナヤモリ

<ヘビ>

コーンスネーク

ボールパイソン

<カメ>

クサガメ(ゼニガメ)

ミドリガメ(ミシシッピーアカミミガメ)

<リクガメ>

ロシアリクガメ

ヘルマンリクガメ

ギリシャリクガメ

<イグアナ>

グリーンイグアナ

トゲチャクワラ

<カメレオン>

エボシカメレオン

パンサーカメレオン

 

 


<トカゲ>

 

カナヘビ

 

日本に生息しているトカゲには カナヘビ やニホントカゲがいますが、残念なことにペットとして飼いやすい種類はいないのが実情です。

もちろん飼育することはできますが、デリケートであったり、飼育している人口が少なく方法がしっかりと確立されていなかったりと、有名なトカゲ達に比べるとまだまだ未知数なことが多いです。

今回は、主に外国産の人気があるトカゲを解説していきます。

 

※合わせて読みたい:  トカゲの種類と飼い方

 

フトアゴヒゲトカゲ

 

フトアゴヒゲトカゲ

 

オーストラリアに棲息している、50cm程度になる中型の爬虫類。

立派な鱗とその容貌から、トカゲの中では人気のある種類です。

 

その野性味のある立派な外見に反して性格も人慣れしやすく、手に乗せて直接触れ合う「ハンドリング」も可能です。

慣れてくるとこちらに駆け寄ってきたり、甘えるようなしぐさを見せてくれることもあります。

ただ、哺乳類のように触れ合いが好きであるというわけではないので、ハンドリングは10分程度の短い時間をおすすめします。

 

雑食なため、昆虫だけではなく果物や野菜も食べてくれます。

しかし、タンパク質は必要なため、果物や野菜を中心とした食生活はNGです。

拒食に陥りにくい爬虫類ではありますが、一度拒食スイッチが入るとかなり頑固な一面も見せるため、特に食事に関してのストレスは与えない方が無難です。

 

フトアゴヒゲトカゲ飼育のメリット

 

  • 慣れてくると飼い主を認識して、非常に可愛らしい姿を見せてくれる
  • 小さな恐竜のような姿が目を楽しませてくれる
  • 昆虫だけが主食ではないので餌を与えやすい

 

フトアゴヒゲトカゲ飼育のデメリット

 

  • テラリウムで飼育するため大型のケースが必要
  • コオロギ やミルワームなどの生餌も確保する必要がある

 

※合わせて読みたい:  フトアゴヒゲトカゲのエサ、繁殖方法、飼い方

 

オオアオジタトカゲ

 

 

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つるりとしたシャープな体に青い舌を持つトカゲです。

その容姿が一見してツチノコにも見えることから、ネットでは一時期アオジタトカゲがツチノコの正体であると噂されていることもありましたが、原産国がオーストラリアやインドネシアであることを考えると信憑性はありません。

 

大型なため飼育スペースはある程度必要ですが、衣装ケースでも代用できるため、そこまで大掛かりなものは必要のないトカゲです。

温厚な性格であること、そして昆虫のみを食べるのではなく果物や人工飼料も食べてくれることから、飼育しやすい種類と言えるでしょう。

 

オオアオジタトカゲ飼育のメリット

 

  • 温厚な性格である
  • ハンドリング(手に持って触れ合うこと)が可能
  • 人工飼料や果物も喜んで食べてくれる
  • 他の爬虫類と比べてもかなり丈夫な体を持っている

 

オオアオジタトカゲ飼育のデメリット

 

  • ある程度の飼育スペースが必要
  • 生餌が必要ないというわけではない

 

フトアゴヒゲトカゲもオオアオジタトカゲも大きなデメリットはなく、昆虫を与えることに抵抗のない方であれば問題なく飼育できる爬虫類です。

トカゲは案外表情が豊かで、飼育するとペットショップでは見ることのできない顔を多く見せてくれる生き物です。

生餌をある程度確保しなくてはいけないのが大変ですが、その労力に見合う可愛らしさがあると思います。

 

 

<ヤモリ>

 

ヤモリ

 

日本にもヤモリは住んでいますが、種類はニホンヤモリしかおらず、またペットショップでも中々取り扱っている店舗がありません。

そのため、ニホンヤモリを飼育するには自分で捕まえる、もしくは数少ない取り扱いのあるペットショップを探すことになります。

 

一方で、外国産のヤモリはペットショップでも売られている可能性が高いため、入手難緯度が低いです。

また、比較的体が小さめな種類が多いのもヤモリの魅力です。

飼育スペースをあまりとらないことが多いので、そういった意味でもおすすめの爬虫類であると言えます。

 

※合わせて読みたい:  ヤモリの飼い方

 

ヒョウモントカゲモドキ(レオパードゲッコー)

 

レオパードゲッコー

 

美しい模様をもつ体に愛嬌のある顔つき、おやつを上げると満足そうに舌なめずりをして時々ウインクなんかもしてくれたりする、魅力的な爬虫類の一種です。

サイズが大人の手のひらほどであること、そして表情の可愛らしさから、近年では人気が高まっており、爬虫類専門店でなくてもその姿を見ることができます。

海外では レオパード・ゲッコー という名前がついており、「レオパ」という愛称で爬虫類愛好家の中では親しまれています。

 

実はヤモリの仲間で、厳密にはトカゲではありません。

そのため「モドキ」という言葉が名前の中についています。

 

また、ヒョウ柄のような模様をもつ個体が多いですが、ヒョウモントカゲモドキの魅力の一つに多種多様な模様を発現するという特徴があります。

ヒョウ柄をもつ標準個体だけではなく、綺麗な白い体をもつアルビノや、想像ができないほど多くの模様を持つエニグマなど、自分の好みに合わせたレオパを選ぶことも飼育の楽しみです。

 

ヒョウモントカゲモドキ飼育のメリット

 

  • 体が丈夫
  • 気性が大人しい個体が多い
  • ハンドリングが可能である
  • 美しい個体が多く、仕草が可愛らしい。表情もある
  • 世話が楽ちん
  • 好奇心が強く、慣れると動き回る姿を見せてくれる

 

ヒョウモントカゲモドキ飼育のデメリット

 

  • 餌が生きた虫(コオロギ やミルワーム)なので虫が苦手な人は大変

 

※合わせて読みたい:  ヒョウモントカゲモドキ(レオパードゲッコー)の飼い方と特徴

 

ヘルメットゲッコー

 

 

大きくても7cm程度と、ヤモリの中では比較的小型と言っても良いでしょう。

ヘルメットという名前の通り、頭が大きく発達しているのが特徴です。

その姿はトリケラトプスなどの草食恐竜にも似ているため、そうした意味でも人気のあるヤモリです。

 

ランドゲッコーと呼ばれる地表生のヤモリであるため、余程低い水槽である、蓋が開けっ放しであるなどの欠点がなければ脱走の心配はありません。

性格も温和でハンドリングもできるため、初心者向けのヤモリと言えます。

 

ヘルメットゲッコー飼育のメリット

 

  • ハンドリングができる
  • 性格が温和で、好奇心も強い
  • 丈夫な体を持っている
  • 壁を登って脱走する可能性が非常に低い

 

ヘルメットゲッコー飼育のデメリット

 

  • 餌が生きた昆虫である
  • 夜行性のため、昼間に動いている姿はあまり見ることができない

 

バナナヤモリ

 

 

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熟したバナナのような色が特徴な、20cmほどのヤモリです。

体の色だけではなくバナナを食べることも大好きで、基本的には昆虫食なのですが、時々バナナを与えると喜んで食べてくれます。

 

また、体の色は体調によっても変わり、調子が良いときは熟れたバナナの色、体調が悪いときは黒ずんだバナナのような色になります。

後述するカメレオンもそうですが、体調の良し悪しが一目でわかりますので、そうした意味でも入門におすすめな爬虫類です。

 

バナナヤモリ飼育のメリット

 

  • 体が丈夫
  • 性格が温和
  • ストレスをためにくい
  • 大きな水槽で飼うことが望ましいが、縦に高い水槽なら小さなものでも飼育可能である
  • 昆虫だけではなくバナナも好物の一つ

 

バナナヤモリ飼育のデメリット

 

  • 動きがすばやいのでハンドリングには向かない
  • 下手に刺激すると尻尾を自切する可能性がある

 

日本にいるヤモリのように、必ず吸盤を持っているというわけではないのも外国産ヤモリの魅力です。

もちろん、ニホンヤモリも上で紹介したヤモリたちと飼育方法はさほど変わりませんので、もし飼育する機会があれば参考にしてください。

 

 


<ヘビ>

 

グリーンスネーク

 

滑らかで美しい鱗を持ち、その可愛らしさから根強い人気がある爬虫類です。

日本にも アオダイショウ など、毒を持っていないため飼育できるヘビもいるのですが、どちらかというと人気があるのは外国産のヘビと言えます。

 

東京にはヘビと触れ合えるカフェもありますし、群馬にはジャパンスネークセンターという施設もあります。

もちろん毒蛇とは触れ合えませんが、興味のある方は必見です。

 

※合わせて読みたい:  蛇の飼い方と種類まとめ!ペット人気急上昇中?

 

コーンスネーク

 

コーンスネーク

 

別名アカダイショウと呼ばれることもある小型のヘビです。

その鱗の美しさ、そして飼育のしやすさから人気の高いヘビと言えます。

飼育グッズさえ揃えてしまえば初心者でも飼いやすいため、ヘビ飼育入門にはコーンスネークがおすすめです。

 

その理由は、コーンスネークは大人しく、かつ毒もなく、そしてハンドリングも可能なヘビだからです。

現在流通しているコーンスネークは野生の個体ではなく、国内や国外でブリードされたものがほとんど。

 

また、鱗の模様(モルフ)によって値段が異なり、アルビノやスノーと呼ばれる白色の鱗を持った個体は1万円を超える値段が付けられています。

かといってノーマルの個体が安価というわけではなく、相場は8,000円ほど。

 

コーンスネーク飼育のメリット

 

  • ハンドリングが可能
  • 大人しい性格の個体が多い
  • 体が丈夫である
  • 美しい色を持った個体が多い
  • あまり飼育スペースを必要としない
  • 餌を高頻度で必要としないため、維持費が安い(幼体の時は少し多めに餌が必要となります)

 

コーンスネーク飼育のデメリット

 

  • 餌が冷凍マウスなので、苦手な方は大変です

 

※合わせて読みたい:  コーンスネークの飼い方

 

ボールパイソン

 

ボールパイソン

 

むっちりとした肉厚の体に、ωのような形をした口元が可愛らしい大型のヘビです。

テレビでもよくハンドリングされている映像を見たことがある方が多いのではないでしょうか。

 

網目模様の鱗がとても美しい個体です。

値段はノーマルだと大体5,000円からで、鱗模様の希少さによっては40万以上を超える値段が付けられることもあります。

 

性格が大人しいこと、また飼育が容易なことから蛇の入門としておすすめできるヘビの種類です。

大人しいというよりは臆病で、ボールのように丸まって頭を中に入れている姿は実は怯えているサインです。

 

反撃は滅多にしてきませんが、この体制を取っているボールパイソンはあまり刺激しないようにしてください。

飼育し始めはそんな姿ばかりをばかりを見ることになるかもしれませんが、慣れてくれば体を伸ばす姿を見ることができます。

 

ボールパイソン飼育のメリット

 

  • むっちりとした体が可愛らしい
  • 大きくなる個体が多いので見栄えがいい
  • ハンドリングができる
  • あまり飼育スペースを必要としない
  • 幼体の時以外は餌を高頻度で与えなくていいため維持費が安い

 

ボールパイソン飼育のデメリット

 

  • 冷凍マウスが苦手な方には大変

 

※合わせて読みたい:  人気上昇中のヘビペット!ボールパイソンの生態や飼い方

 

ヒョウモントカゲモドキと同様に、コーンスネークやボールパイソンも飼育の際のデメリットは非常に少ないです。

どちらも体が丈夫なヘビですが、万が一に備えてエキゾチックアニマルを診てくれる動物病院は事前に探しておいた方が良いでしょう。

しかし、マウスや冷凍 ウズラ 以外の餌(ペレットなど)はないため、どうしてもマウスが苦手という方には飼育は難しいと思います。

 

 

<カメ>

 

リクガメ

 

ペットショップだけではなく、湖や池などでも姿を見ることのできる爬虫類の一種です。

日向ぼっこが好きなため、晴れた日には岩や流木の上で気持ちよさそうに日の光を浴びている姿を見たことがある方もいると思います。

 

日本で見ることのできるカメは基本的に水陸両方で生活していますが、リクガメなどの外国のカメは、基本的に水の中に入って生活することは稀と言っても良いでしょう。

水生のカメは基本的にあまり大きくならないですが、リクガメの中でもケヅメリクガメなどを選んでしまうと、将来非常に大型の個体になってしまい飼育が大変になってしまいます。

ここでは、飼育がしやすく、手に入れることも容易な人気のあるカメたちをご紹介します。

 

※合わせて読みたい:  カメの種類、寿命、大きさ、エサ、飼い方

 

クサガメ(ゼニガメ)

 

クサガメ

 

ペットショップの爬虫類コーナーでミドリガメと一緒になって販売されていることが多く、日本でも野生の個体が暮らしているカメです。

日本にはもう一種類イシガメも生息していますが、そちらは現在数が減っているため、ペットショップで売られていることは稀と言えるでしょう。

幼体はゼニガメと呼ばれ、元々はイシガメの幼体を指す言葉でもあります。

 

クサガメは人に慣れやすく、懐くと名前を呼べばこっちに来てくれたり、散歩をさせると飼い主の後をついてきたりもします。

爬虫類ですが のようなところもあり、ぼんやりとした顔つきもかわいらしいカメです。

 

餌も生餌が必要というわけではなく、専用のペレットが数多く販売されています。

生体も餌も値段が比較的安価なことから、ミドリガメ同様買いやすいペットです。

 

ミドリガメと比べると少々高く、1,000~1,500円程度で販売されていることが多いです。

カメが好むおやつもあるので、飼育をする場合は、時々与えてみると喜んで食べてくれますよ。

 

クサガメ飼育のメリット

 

  • 飼育に大きなスペースを必要としない
  • 生体も飼育する際に必要なグッズも安価
  • 餌は人工飼料で大丈夫なので、生餌が苦手な方でも安心して飼育できる
  • 丈夫なため、日光浴や水温の管理をすればめったに病気にならない
  • 懐いてくれるととても可愛い

 

クサガメ飼育のデメリット

 

  • 水の中でご飯を食べるためよく水が汚れ、小まめな水替えが大変
  • 夏場は水が傷みやすいので、高頻度での水替えが必要

 

※合わせて読みたい:  クサガメについて詳しく知ろう!特徴からその生態、飼い方を解説

 

ミドリガメ(ミシシッピーアカミミガメ)

 

ミドリガメ

 

黒に近い甲羅を持つゼニガメと違い、ミドリガメはその名前の通り黄緑色の甲羅を持つカメです。

出店のカメすくいなどでその姿を見たことがある方もいるかもしれません。

500~1,500円程度で販売されていることが多いです。

 

元々はアメリカ合衆国原産のカメですが、非常に頑丈で日本の生態系に適応してしまい、現在では野生でもその姿を見ることができます。

しかし、クサガメやイシガメなど他のカメの生態系を脅かすだけではなく、ハスや 水草 などの植物も食害することから、日本では要注意外来生物に指定されているカメです。

そのため、 ミドリガメを飼育するときは責任をもって最後までお世話をしてあげてください。

 

一方で、原産国であるアメリカでは開発による生息地の減少などの原因があり、その生息数は減少しています。

要注意外来生物ではありますが、個人で最後まで責任を持って飼育するにあたっては全く問題がありません。

 

ただ、 環境省は2020年を目処にミドリガメを特定外来生物に指定することを決めており、それ以降にミドリガメを飼う際は飼育許可を取る必要があります。 

ミドリガメは30cm以上とかなり大きくなるカメなので、成体になった時のことを考えて計画的な飼育をすることが望ましいと言えるでしょう。

 

ミドリガメ飼育のメリット

 

  • 食欲旺盛なため飼いやすい
  • 丈夫なため滅多に病気にならない
  • 飼育グッズが豊富
  • 飼育に大きなスペースを必要としない

 

ミドリガメ飼育のデメリット

 

  • 大人になると気性が荒くなる個体もいる
  • クサガメ同様水中で餌を食べるため、水がよく汚れて掃除に手間がかかる

 

※合わせて読みたい:  ミドリガメの飼い方

 

 


<リクガメ>

 

ケヅメリクガメ

 

温和な個体が多く、足がしっかりしていて、まるで小型の恐竜を飼っているような気持にさせてくれるリクガメたち。

有名なところでいうとゾウガメや、ピンタゾウガメの最後の一頭として有名な「ロンサム・ジョージ」が挙げられます。

彼らは非常に大型になるため、飼育には適していません。

 

しかし、リクガメといっても最大30cm程度の、可愛らしいサイズのカメたちもいます。

ここでは、そういった小型で人気の高いリクガメをご紹介します。

 

※合わせて読みたい:  リクガメの種類と飼い方

 

ロシアリクガメ

 

ロシアリクガメ

 

ヨツユビリクガメとも呼ばれる可愛らしい小型のリクガメです。

平均28cmほどで、見事な半円型の甲羅が特徴的なことからメロンパンと呼ばれることもあります。

アフガニスタンや中国など、こちらも日本に似た気候を持つ国が原産なため、寒さには強い種類です。

 

カメは冬眠する種類が多い生物ですが、飼育下ではリクガメに最適な気温を保ち、冬眠をさせないことをおすすめします。

冬眠での事故は多く、春になって目覚めるはずのカメが永遠に起きてこないというケースは少なくありません。

ブリーダーさんでも時折失敗することもありますので、寒さに強いと言ってもヒーターは用意してあげてください。

 

ロシアリクガメも丈夫な体をもち、入門におすすめなリクガメなのですが、寒さが続くと消化不良や呼吸器異常の原因にもなってしまいます。

リクガメも今では多くのペットショップで販売されており、ヒーターや紫外線ライトなどの商品は多く揃っているため、そうした器具を揃えることで安心して飼育することができます。

 

ヘルマンリクガメ

 

ヘルマンリクガメ

 

成体で20cm程度の小型のリクガメです。

イタリアやギリシャ、トルコなど日本の気候に比較的似ている地域で暮らしています。

 

原産地では生息地域の開発により生息数が減少しており、野生個体の捕獲が禁止されているため、日本で流通しているのは全てブリードされた個体です。

また、リクガメの中ではかなり寒さに強く冬眠する性質を持っていますが、飼育下では越冬させた方が冬眠での死亡事故の可能性はなくなります。

 

カメは雑食性で、水草や貝、魚を食べることもありますが、リクガメは基本的に植物を食べます。

栄養バランスが優れているリクガメフードもありますが、その他にもチンゲン菜やカボチャ、人参などを与えると喜んで食べてくれます。

ヘルマンリクガメはあまり大きな種類ではないため、細かく切ってから与えた方が良いでしょう。

 

ちなみに、ほうれん草やキャベツは甲羅の形成に役立つカルシウムの吸収を阻害してしまうと言われています。

時には甲羅がへこんでしまう原因にもなるので、美しい形の甲羅を維持したい場合はそうした野菜を与えるのは避けることをおすすめします。

 

ギリシャリクガメ

 

ギリシャリクガメ

 

ギリシャリクガメはフランスやブルガリア、モロッコなどに生息している25cmほどのリクガメです。

多くの種類が存在しており、また模様もよく似ているためどこの地域原産であるかがぱっと見ただけではわかりません。

 

冬眠もできる種類とできない種類がいるため、初心者向けの中ではかなり温度管理には注意をしないといけないリクガメです。

初心者向けのリクガメなため丈夫ではありますが、そうは言っても爬虫類の特性として温度変化には弱いので気を付けてください。

 

秋ごろになると動きが鈍ってくる、少しの寒さでも辛そうにしているなど、冬眠に向いているかいないかはその仕草である程度見分けることもできます。

しかし、そもそもリスクの高い冬眠はさせない方が良いです。

屋外ではなく、必ず屋内で飼育することをおすすめします。

 

ここで紹介したロシアリクガメ、ヘルマンリクガメ、ギリシャリクガメはリクガメの中でもかなり人気が高いため、ペットショップでは三種のうちどれかは見かけることができるほどです。

ブリード個体が多く出回っているため値段もそう高くはなく、1~3万もあれば大抵の個体は購入することができます。

 

リクガメ飼育のメリット

 

  • 大人しく、懐きやすい個体が多い
  • 小さいため、餌代もそこまでかからない
  • 水生のカメとはまた違った可愛らしさがある
  • 個体によって模様が様々で、自分が好きだと思った模様の個体を選ぶことができる
  • 環境を適切に保っていれば病気の心配はあまりない

 

リクガメ飼育のデメリット

 

  • バスキングライトや紫外線ライトだけではなく、秋の終わり~春の初めにかけてヒーターが必要なため、電気代がかかる
  • 野菜が高いときは少し餌代が張る
  • リクガメは運動量が多いので、飼育スペースは少し多めに必要になる

 

※合わせて読みたい:  意外と飼っている人が多い!?ギリシャリクガメの生態や飼い方について解説します

 

寿命が長いカメたちは、一度家族になると長い年月を一緒に過ごすことができます。

専用のフードもあること、そして昆虫やピンクマウスを与える必要がないことから、そうした餌が苦手な方にはおすすめの爬虫類です。

 

 

<イグアナ>

 

イグアナ

 

トカゲを更に大きくしてかっこよくしたような容貌を持つ、大型の爬虫類。

上で紹介したフトアゴヒゲトカゲとは似ていますが、また別の生き物です。

 

「トカゲのような・・・というとやはり昆虫を食べるのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、実はイグアナは昆虫を食べず、野菜や果物のみを食べる種類が多いのです。

中にはタンパク質を必要とする種類もいますが、基本的に販売されているイグアナは植物を主食とする種類がほとんどと言っても良いでしょう。

体が大きくなる種類が多いため飼育スペースは広めにとることが必要ですが、それに見合った美しさを持っている爬虫類です。

ここでは、比較的入手がしやすく、飼育が楽な種類のイグアナを紹介します。

 

※合わせて読みたい:  イグアナをペットに!イグアナの値段や特徴、餌や飼い方まで解説

 

グリーンイグアナ

 

グリーンイグアナ

 

メキシコなどの南アメリカに生息してるイグアナで、なんとその大きさは最大で2mになることもある非常に大型の爬虫類です。

飼育自体が難しいというわけではないのですが、グリーンイグアナに適したサイズの飼育スペースを取ることが難しいかもしれません。

グリーンイグアナの飼育には、家の一部屋を使うという方法を取っている方も多いです。

 

幼体は可愛らしく、一見大きくなるとわからないこと、かつ5,000円程度とそこまで高価ではないことからつい手が伸びそうになってしまいますが、実際は事前知識がないと成体を持て余してしまうこともある爬虫類です。

しかし、頭がよくトイレの躾や名前を憶えてくれたりするので、 大型犬 を飼うという認識でも案外間違っていないと思います。

 

グリーンイグアナ飼育のメリット

 

  • 頭が良く躾ができる
  • 非常に見応えのある爬虫類である
  • 植物食なため、昆虫は必要ない。専用の人工飼料も存在している
  • 慣れさせることによってハンドリングが可能

 

グリーンイグアナ飼育のデメリット

 

  • 実は攻撃的な性格なので、躾はしっかりすることが必要
  • かなり広い飼育スペースを必要とする
  • 野菜が高いときは食費が高い
  • 温度や湿度を一定にしないといけないので、電気代もそれなりにかかる

 

トゲチャクワラ

 

トゲチャクワラ

 

北アメリカの乾燥地帯に住むチャクワラと呼ばれるイグアナの一種です。

ここで紹介するトゲチャクワラはメキシコの一部に生息している種類であり、アンヘル・デ・ラ・グアルダ島という生息地の地名から「エンジェルアイランドチャクワラ」と呼ばれることもある、根強い人気があるイグアナです。

 

大きさは60cmとグリーンイグアナに比べると小型ですが、実はチャクワラの中ではかなり大型の種類となります。

成長すると頚部の周りにトゲが生えてくることからその名前が付けられました。

グリーンイグアナと同様に草食で、昆虫などは食べない爬虫類です。

 

トゲチャクワラ飼育のメリット

 

  • 非常に温和な性格をしているため、ハンドリングがしやすい
  • 植物食であり、昆虫や動物性の餌は食べない
  • そこまで大きくならないため、成体を持て余すことにはならない

 

トゲチャクワラ飼育のデメリット

 

  • 60cmの体がのびのびと過ごせるようなスぺースは必要である
  • 昼間と夜間で温度差をつけることが必要なため、エアコンの稼働は必須
  • 野菜の値段が高いときは餌代が値上がりする

 

草食の種類が多いのに大きな体をしているイグアナたちは、まるで古代の草食恐竜を連想させるような姿をしています。

大型爬虫類にロマンを感じる方にはとても魅力のある動物と言えるでしょう。

 

 


<カメレオン>

 

カメレオン

 

カメレオンは以前は敷居が高い珍しい生き物とされてきましたが、現在では大型のペットショップで見かけることが多くなってきた爬虫類です。

ゆっくりとした動きに大きな目、背景の色に合わせて自由自在に体の色を変える特性は、カメレオンならではと言っても良いでしょう。

 

その魅力から、現在流通しているカメレオンの中には野生の個体だけではなく、ブリードされた個体も増えてきています。

どちらかというと上級者向けのカメレオンですが、こちらではその中でも比較的飼育がしやすい種類をご紹介します。

 

※合わせて読みたい:  カメレオンの種類と飼い方

 

エボシカメレオン

 

エボシカメレオン

 

エボシカメレオンは、その名前の通り、平安時代に男の人がかぶっていた帽子、烏帽子(えぼし)に似た冠を持っています。

流通されている個体はブリードが多いため、健康の面でも心配はありません。

ブリードされていると言っても原産国はアラビア半島などの暖かな場所なため、ヒーターやライトなどは必須です。

 

しかし、カメレオンは昆虫食です。

それも生きた昆虫が必要となるのですが、エボシカメレオンをおすすめする理由には、昆虫だけではなく果物、そして植物も食べることができるという点が挙げられます。

もっともそれだけでは栄養が偏りますし、主食はやっぱり昆虫となるので、生餌を与えなくてはいけないことは避けられませんが、繁殖方法が確立されていることや昆虫のみを食事にするわけではないという点からおすすめできるカメレオンの一種です。

 

カメレオンの中では比較的大型なため、飼育ケースは大き目のものが必要となります。

かつ、飼育環境はテラリウムであるのが望ましいと言えます。

その理由は、カメレオンの移動は地面を這うものではなく、木や枝を伝って動くためです。

大きな水槽を用意する、テラリウムの環境を作る、気温や湿度の管理もするなど、そうした面では初心者向けの爬虫類とは言えないのですが、エボシカメレオンは比較的丈夫なのでカメレオン入門には最適です。

 

エボシカメレオン飼育のメリット

 

  • 生で動くカメレオンの珍しい姿を見ることができる
  • 飼育はまだまだ難しい種類ではあるが、爬虫類飼育のノウハウをかなりのスピードで学ぶことができる
  • 一番多く流通しているカメレオンであり、手に入れやすい

 

エボシカメレオン飼育のデメリット

 

  • 非常にデリケートである(鏡に映った自分の姿や、動いている他のペットが視界に入るだけでストレスになってしまいます)
  • デリケートでストレスに弱いため、ハンドリングはおすすめできない
  • 必ず生餌を必要とする
  • 湿度と温度の管理も必須になる

 

パンサーカメレオン

 

パンサーカメレオン

 

瑠璃色の体が美しい、50cm程度のカメレオンです。

カメレオンと聞いた場合、パンサーカメレオンを想像する方は多いと思います。

体の色を自由自在に変えることが非常に得意で、背景にあわせてするすると変わる様子はまるで手品でも見ているような気分にさせてくれます。

 

神経質な性格の個体が多いカメレオンですが、パンサーカメレオンは人に懐くことが可能です。

そのため、エボシカメレオンと同様に人気がある種類で、ブリードも成功していることから国内繁殖された個体も多いです。

 

パンサーカメレオン飼育のメリット

 

  • 人に慣れてくれ、ハンドリングもできる。餌を手から食べてくれることもある
  • 体が丈夫である
  • 発色が非常に美しく、目を楽しませてくれる
  • 食欲が旺盛なので拒食の心配はあまりない
  • ほかのカメレオンと比べるとストレス耐性がある

 

パンサーカメレオン飼育のデメリット

 

  • 丈夫な体を持っているが乾燥には非常に弱い
  • 50cm程に成長するためある程度の飼育スペースが必要
  • 温度と湿度の小まめな管理が欠かせない

 

まだまだ飼育の面では初心者向けとは言えないカメレオンですが、その美しい体の色は非常に見栄えがする美しいペットです。

個体にもよるものの一匹5万円ほどはしますし、テラリウムを作れるような水槽も高価ではありますが、長生きをしてくれた時の感動は言葉に表せないと思います。

また、保護色として体の色を変えるのではなく、気分によって変えたりもする、実はちょっとお茶目な爬虫類でもあります。

 

 

今回ご紹介したのは飼育がしやすい爬虫類ですが、一度飼育に慣れてしまえば手が出せる爬虫類たちはもっと沢山います。

最初から飼育が難しい種類に手を出してしまうと心配事が尽きないと思うので、まずは入門と言われている爬虫類たちから飼育していくことをおすすめします。

本記事が爬虫類の知識を少しでも深めたいと考えている方の参考になれば幸いです。


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