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ヒョウモントカゲモドキ(レオパードゲッコー)の飼い方と特徴






爬虫類に対して怖いイメージを持っている人もいると思います。

しかし、近年はペットとして身近な存在となってきています。
爬虫類を飼育する若い女性が増え、「爬虫類女子」という言葉がメディアで取り上げられた程です。

その中でもヒョウモントカゲモドキは特に人気が高い種です。
爬虫類の中でも比較的飼育が容易であることや、かわいらしい姿であることが若い女性を中心に人気となりました。
ガッキーこと新垣結衣さんもペットにしていることは有名です。

本記事では、そんなヒョウモントカゲモドキについて解説します。

【目次】ヒョウモントカゲモドキ(レオパードゲッコー)の飼い方と特徴

 

ヒョウモントカゲモドキの特徴

ヒョウモントカゲモドキの生息地

ヒョウモントカゲモドキの寿命

ヒョウモントカゲがペットとして魅力的な理由

(1)飼いやすい価格

(2)サイズが小さい

(3)動きが遅い

(4)ハンドリングができる

(5)爬虫類の中では飼育設備がシンプル

ヒョウモントカゲモドキの飼育に必要なもの

(1)ケージ

(2)床材

(3)パネルヒーター

(4)シェルター

(5)水飲み

(6)エサ

(7)カルシウムパウダー

ヒョウモントカゲモドキを飼育する上で注意すべきこと

(1)温度、湿度

(2)脱皮

(3)ハンドリング

(4)病気

ヒョウモントカゲモドキの基本情報

 

 

近年、ペットとして爬虫類の人気が上がってきています。

爬虫類の種類 の中でも、ヒョウモントカゲモドキはトップクラスの人気を誇る種です。

本記事ではヒョウモントカゲモドキについて詳しく解説していきます。

 

まずはヒョウモントカゲモドキの生体について記載します。

 

 


ヒョウモントカゲモドキの特徴

 

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ヒョウモントカゲモドキはヤモリ科に属している ヤモリ の仲間です。

成体では20cm前後程の大きさになり、ヒョウのような斑模様が特徴です。

 

ヤモリの仲間ではあるものの、壁を這い回ることができず、地上を歩きます。

また、瞼がないヤモリと違ってヒョウモントカゲモドキには瞼があります。

 

このようにヤモリの仲間でありながら、 トカゲ に近い特徴を持ち合わせてるので名前がトカゲモドキとなっています。

その他には レオパードゲッコー という愛称で親しまれています。

 

 

ヒョウモントカゲモドキの生息地

 

ヒョウモントカゲモドキは、インド北西部、パキスタン、アフガニスタン南東部など、中央アジアから西アジアにかけての荒野や平原、砂礫地帯に生息しています。

夜行性で昼間は岩の隙間などで休みます。

 

 


ヒョウモントカゲモドキの寿命

 

ヒョウモントカゲモドキの寿命は平均で10年前後です。

ペットとしては比較的長生きをするので、家族として愛着が深まります。

 

 

ヒョウモントカゲがペットとして魅力的な理由

 

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(1)飼いやすい価格

 

個体差はありますが、一般的に多い価格は5,000~8,000円といったところです。

価格はモルフ(品種)によって大きく変わるので、安い個体は3,000円前後、高い個体は何万円もします。

7,000円前後で販売されていることが多いので、爬虫類の中では飼いやすい価格の種類であると言えます。

 

参考記事: 爬虫類の種類ランキング!人気の爬虫類はどの種類?

参考記事2: ペットにおすすめの爬虫類とその飼い方

 

(2)サイズが小さい

 

ヒョウモントカゲモドキはどんなに大きな個体でも25cm程にしかなりません。

そのため、飼育する上で広々とスペースを取ってしまうことがなく、ワンルームでも飼育可能です。

 

(3)動きが遅い

 

トカゲやヤモリの仲間はとても素早く動きますが、ヒョウモントカゲモドキはおとなしく、動きもゆっくりしています。

うっかりケージから逃げられてしまって捕まえられないという心配はありません。

 

(4)ハンドリングができる

 

ハンドリングができることはヒョウモントカゲモドキの魅力の1つです。

ハンドリングとは、手に持って触ったりすることです。

もちろんいくら触ってもストレスにならないという訳ではありません。

 

また、爬虫類でヒョウモントカゲモドキ以外でもハンドリングできる種はいます。

ヒョウモントカゲモドキは比較的ハンドリングしやすい種です。

容易にハンドリングできるということはペットとして初心者にも飼育しやすく親しみやすいと言えます。

 

(5)爬虫類の中では飼育設備がシンプル

 

一般的なトカゲは昼行性で日光浴を行います。

そのため、トカゲを飼育するときは体を温めるためのバスキングライトや、紫外線を浴びるための紫外線ライトが必要となります。

トカゲに限らず、爬虫類の場合は必要となることが多いです。

 

ところが、ヒョウモントカゲモドキは夜行性で日光浴をしないため、これらの設備が必要ではありません。

必要設備が少ないことは飼育しやすく、初心者の方にとっては魅力的です。

 

 

ここまでヒョウモントカゲモドキの生体に関する情報をまとめてきました。

次に、実際に飼いたいと思われ始めた方のためにも、ヒョウモントカゲモドキの飼育方法について解説していきます。

 

 


ヒョウモントカゲモドキの飼育に必要なもの

 

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それでは、ヒョウモントカゲモドキを飼うのに必要な飼育グッズを具体的に確認していきましょう。

ご紹介する商品はあくま例なので、飼育主様の環境やご予算にあった商品を選んでください。

 

(1)ケージ

 

 

ヒョウモントカゲモドキを飼育するケージは、写真のような爬虫類用のケージでも構いません。

壁に張り付いて歩き回ることができないのでケージに高さは必要ありません。

ただ、あまりにも低すぎたり、レイアウトや隠れ家として石などの物を入れることで脱走してしまう確率は上がるので蓋つきのケージを選びましょう。

 

ヒョウモントカゲモドキは他の爬虫類に比べて簡素な飼育環境でも飼育可能です

そのため、必ずしも爬虫類用のケージである必要はありません。

 

プラスチックケースでも飼育可能です。

安価で種類も多くヒョウモントカゲモドキの成長に合わせてケースを変えていくこともできます。

また、軽くて持ち運びもしやすいため、掃除や移動も楽にできます。

 

しかし、傷がつきやすく、ケースの中が見えにくくなりやすいというデメリットがあります。

飼育環境、予算など総合的に考慮してケージを選びましょう。

選択肢の幅が広い点は初心者でも飼育しやすい理由の1つと言えます。

 

(2)床材

 

 

床材も爬虫類用の床材で構いません。

ケージ同様、床材も必ずしも爬虫類用を使う必要はありません。

 

床材の代わりとして新聞紙やトイレットペーパー、キッチンペーパーを使う方法も一般的です。

安く済みますし、取り換えも簡単で楽に掃除ができます。

簡単に取り換えることができるため、不衛生になりにくいメリットがあります。

 

(3)パネルヒーター

 

 

ヒョウモントカゲモドキは気温が高い地域に生息しているため、冬場はパネルヒーターが必要になります。

基本的に25℃~30℃が望ましい温度で、冬場は最低でも18℃以上はキープしたいところです。

ケージ内の温度が下がりすぎるとエサを食べなくなり、弱ってしまうので注意が必要です。

 

(4)シェルター

 

 

シェルターはヒョウモントカゲモドキが昼間休むときに使います。

必須という訳ではありませんが、ヒョウモントカゲモドキが安心して休むことができるように用意してあげましょう。

こちらも爬虫類用でなくても隠れることができる物であれば代用が効きます。

 

(5)水飲み

 

 

ヒョウモントカゲモドキが水を飲むための水飲み場です。

水は水道水をそのまま使っても大丈夫です。

ヒョウモントカゲモドキはケージ内の湿度が低いときや脱皮するときなどに水浴びをするので、浅くて広い水飲み場を用意してあげましょう。

 

(6)エサ

 

 

ヒョウモントカゲモドキを飼育するとき、 コオロギ をエサとして与えることが主流です。

しかし、昆虫が苦手な人や、エサのコオロギを飼育することが負担に感じる人もいると思います。

現在では写真のように人工のエサもあり、エサやりもだいぶ楽になっています。

 

(7)カルシウムパウダー

 

爬虫類を飼育するときはカルシウムパウダーでカルシウムを補います。

カルシウムは骨の形成や脱皮で必要で、不足すると病気の原因にもなるので、エサにカルシウムパウダーをかけたりカルシウムパウダーを小皿などに入れてあげましょう。

ヒョウモントカゲモドキが舐めてカルシウムを摂取します。

 

ヒョウモントカゲモドキの飼育に必要な物は、100均などで売っている物で代用できる物も多いため、コストを大きく抑えることも可能です。

飼育用品の融通の効きやすさは飼育する側としては助かります。

 

※合わせて読みたい:  爬虫類の餌まとめ。カメ、トカゲ、ヘビ…種類毎に解説

 

 

ヒョウモントカゲモドキを飼育する上で注意すべきこと

 

(1)温度、湿度

 

ヒョウモントカゲモドキを飼育する上で望ましい温度と湿度は、温度は25~30℃、湿度は40~60%です。

ヒョウモントカゲモドキに限らず、温度と湿度の管理はペットを飼育する上で健康状態への影響力が多いため、とても重要です。

 

(2)脱皮

 

ヒョウモントカゲモドキは、若い個体であれば2週間に1回程の頻度で脱皮をします。

きれいに脱皮ができないと脱皮不全を起こします。

 

脱皮不全になる主な原因は温度、湿度、ストレスです。

温度があまりにも低かったり、湿度が低すぎて乾燥しすぎていると脱皮不全を起こします。

 

パネルヒーターや水浴びで温度と湿度を確保できる環境をつくってあげましょう。

ストレスに関しては、脱皮直前や脱皮中は触ったりせずに静かにしておいてあげましょう。

 

(3)ハンドリング

 

ヒョウモントカゲモドキはハンドリングができるところが魅力の1つですが、いくらでも好き勝手触って良いという訳ではありません。

触り方も注意ポイントはあります。

 

ヒョウモントカゲモドキをハンドリングするときは、上から掴んだりすることは避け、お腹の下から支えるように持ってあげましょう。

いきなり上から掴んだり、尻尾を掴んだりすると、身の危険を感じて自切(自分で尻尾を切り離すこと)をしてしまう恐れがあります。

驚かせないようにハンドリングをしましょう。

 

(4)病気

 

ペットを飼育する以上、病気にかかる可能性はあります。

ヒョウモントカゲモドキがかかりやすい病気として、「クル病」があります。

クル病はカルシウム不足によって、骨が曲がったり、折れやすくなる病気です。

カルシウムパウダーなどを使い、カルシウム不足にならないように気をつけましょう。

 

※合わせて読みたい:  爬虫類の病気に関して。治療法と予防法まとめ

 

 


ヒョウモントカゲモドキの基本情報

 

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名称:ヒョウモントカゲモドキ

学名:Eublepharis macularius

原産地:インド北西部、パキスタン、アフガニスタン南東部など、中央アジアから西アジアにかけての荒野や平原、砂礫地帯

価格:5,000~8,000円程度

特徴:ヒョウのような斑模様

大きさ:20cm前後

寿命:10年前後

かかりやすい病気:クル病

 

 

初心者にも飼育しやすいヒョウモントカゲモドキ。

爬虫類デビューにはおすすめです。

愛嬌たっぷりのヒョウモントカゲモドキをぜひ飼育してみてください。


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