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ヤモリの飼い方






ヤモリといえば、民家に棲みつくことで知られ、家を守ってくれる生き物として身近な存在です。
しかし、ペットとしての姿はあまり知られていないのではないでしょうか?

実は、自宅での飼育に向いている上、見た目も可愛らしいので夢中になる人が続出しているのです!

今回は、そんなヤモリについての基本的知識に加え、具体的な飼い方までを、一気にご覧頂きます。
本記事をご覧になって、ヤモリを飼いたい!とお思いになる方が、一人でも増えれば幸いです。

1. ヤモリの飼い方 ~はじめに~

 

 

今回ご紹介するのは、爬虫類ペットの中でもとても飼いやすくキュートな  ヤモリ  です!

家の中で見かけたことはあるけど、飼育ができるの…?なんて、ペットとしてのヤモリを想像できない方もいらっしゃるかもしれませんね。

 

ここでご紹介するのは、民家などに生息しているニホンヤモリだけではなく、ペットとしての様々なヤモリたちです。

外国産のエキゾチックな種類もありますから、きっと想像されているよりも多彩なヤモリたちに出会うことができるでしょう。

 

本記事では、ヤモリの基本データから、具体的な飼育情報までの知識を項目ごとにご紹介していきます。

以下が、記事の内容となります。

 

1ページ目:①歴史、②種類とそれぞれの値段

2ページ目:③特徴、④性格、⑤寿命、⑥かかりやすい病気

3ページ目:⑦飼育アイテム、餌、元気なヤモリの選び方について、⑧まとめ

 

1ページ目では、ヤモリのバックグラウンドに触れたあと、それぞれの種類をビジュアルでご覧頂きます。

さらに2ページ目で、生態に関する情報をご覧頂き、3ページ目で具体的な飼育の情報をご紹介していきます。

最後のまとめでは、基本データでおさらいもしていきます!

 

順番に  ①歴史  の項目からご覧になっても良いですし、興味のあるページからご覧になってもかまいません。

それでは、見ていきましょう!

 

 

2. ヤモリの飼い方 ~①歴史は?~

 

gecko

 

ヤモリは、日本などの陸地に生息している  爬虫類  の生き物です。

 

ヤモリを漢字で書くと、  「守宮」  、  「家守」  となります。

どちらも、家を守るという意味を表しています。

 

これは、  ニホンヤモリ  と呼ばれる民家に棲みつくヤモリの生態から付けられた名のようです。

皆さまも、一度は壁に張りつくヤモリの姿をご覧になったことがあるかもしれませんね。

 

 

その名に違わず、家の害虫などを食べてくれる有り難いヤモリさんです。

日本にはこのニホンヤモリのほか、絶滅危惧種のものも合わせて  13種類  ほどのヤモリがいるといわれています。

 

ちなみに、よくヤモリと混同される  イモリ  は、  「井守」  という字からも分かるように水中などに生息しています。

こちらは、  両生類  です。

 

 

確かによく似ていますが、顔つきやしっぽの様子が違いますし、そもそも生息環境が違うんですね。

こちらも、井戸などを守ってくれる存在として認識されるほど身近な生き物です。

 

イモリと同様、ヤモリも身近な守り神的存在でしたが、近年ではペットとしての注目が高まっています。

どことなく愛嬌のあるプロポーションに加え、爬虫類ペットの中では比較的飼いやすいことなどが注目ポイントです。

 

ペットとして飼われるヤモリの多くには、外国産のものもいます。

これからは、エキゾチックなヤモリたちが身近な存在になっていくのかもしれませんね。

 

早速、次の項目で様々な種類のヤモリを見ていきましょう。

 

 


3. ヤモリの飼い方 ~②種類とそれぞれの値段は?~

 

 

さて、ここからは様々な種類のヤモリをご覧頂きます。

日本のヤモリ、外国産のヤモリの中でも特に代表的なものを 5種類  ご紹介していきます。

 

きっとお気に入りの一匹が見つかるはずです!

それではご覧ください。

 

1. ニホンヤモリ

 

 

日本人にとって一番身近で代表的なヤモリが、この  ニホンヤモリ  でしょう。

先にご紹介したように、民家などで見かけることができ、都市部の近代建築にも生息しています。

 

日本  に広く分布しているほか、  朝鮮半島の南部  や  大陸東部  にも分布が見られます。

日本固有の種類だと思われがちですが、もともと大陸にいたものが移動してきたようです。

 

体長は  10~14cm  ほどです。

灰色がかった体色は濃淡など個体差がありますが、飽きのこない魅力があります。

 

飼育も比較的容易といわれていますが、  生餌(生きた虫)  をコンスタントに与える必要があるので、虫嫌いの方は注意が必要です。

もちろん、虫に抵抗のない方や爬虫類ペットに慣れている方ならば問題ないでしょう。

(生餌のほかにも、  昆虫ゼリー  などを食べてくれます。)

 

しかし、入手は難しいかもしれません。

そもそも、お店での取り扱いが少ないのです。

(  取り扱っている場合、  2500~3000円前後  のお値段で取り引きされているようです。  )

 

野生でしたら、民家でときどき見かけることがあるので、捕まえることも不可能ではありません。

一度でも入荷したことのあるお店を調べて、問い合わせをしてみるのも良いでしょう。

 

また、ペットとして飼う覚悟のある方以外は、ご自宅で見かけてもむやみに捕まえるのはやめましょう。

多頭飼いはできますが、オス同士ですとケンカをするので避けましょう。

 

2. ヒョウモントカゲモドキ(レオパード・ゲッコー)

 

gecko

 

ヒョウモントカゲモドキ  は、とても人気のあるヤモリです。

レオパード・ゲッコー(通称レオパ)  の別名の方が良く知られているので、聞いたことのある方もいらっしゃることでしょう。

 

ちなみにレオパードとは、  豹  のことを意味しています。

確かに豹のような斑模様(豹紋)が美しいヤモリですね。

 

トカゲモドキと名前にあるのは、ヤモリ科でありながらトカゲのような特徴を持っているからです。

 

具体的には、ヤモリにはない  瞼  を持っていたり、ヤモリ特有の  趾下薄板  (細かい毛のようなもの)を持っていなかったりします。

このため表情豊かで壁に張りつくことができないなど、ヤモリらしからぬ特徴を多く持っています。

 

この珍しい特徴が理由で、ヤモリ随一の人気を誇っているのかもしれませんね。

 

さて、このおもしろい特徴を持つレオパの分布域は、  中央アジア  から  西アジア  にかけた、荒野などです。

壁のような垂直なものに登ったりすることができませんから、主に地表で暮らしています。

 

体長は  18~25cm  ほどで、ヤモリにしては大型です。

また、飼育や繁殖が比較的容易で、丈夫ともいわれています。

 

餌も  生餌  のほか、レオパ用に改良された  人工飼料  を与えることができます。

これは、後述する改良品種が多いこととも関係しています。

 

しかし、多くのレオパが生餌を好んで食べますので、  おそらく虫の扱いは避けられないでしょう。

 

また、爬虫類ペット特有の  「ハンドリング」  と呼ばれる触れ合いが可能なヤモリでもあります。

手の平に乗せたりして楽しむことができるのですが、ストレスを与えないように適切な距離感は必要です。

 

幼体の頃から一緒に暮らすほど「ハンドリング」がしやすくなるようですが、これが可能なのは繁殖が容易なことと関係しています。

というのも、多くの人々によって繁殖がなされた結果、人慣れした個体が生まれてきたのです。

 

さらに、改良品種も多く生み出され、様々なカラーがでてきました。

 

固定化されたカラーは、  「モルフ」  と呼ばれます。

豊富な「モルフ」があるというのも、人気の理由でしょう。

 

「モルフ」の代表格には、1972年に作出された黄色味の強い  ハイイエロー  があります。

ノーマル  と呼ばれるほど、ベーシックで様々なカラーの元となっている「モルフ」です。

 

gecko

 

さらに、オレンジ色が強く出たものを  タンジェリン  といいます。

 

 

このほかにも様々な「モルフ」が、日々生み出されています。

「モルフ」のグレードや珍しさによって、取り引きされる価格は変わってくるようです。

 

そのお値段というのが、  5000~8000円前後  となります。

珍しい「モルフ」のものですと、  10万円  を超えることもあるようです。

 

また、基本的にはペアでない限り、一匹程度での飼育がオススメです。

お手頃な「モルフ」もたくさんありますから、ぜひお気に入りの一匹を見つけてみてください。

 

3. ヨツメヒルヤモリ

 

 

ヨツメヒルヤモリ  は、  ヒルヤモリ属  に属するヤモリです。

ヨツメという名は、体に二つある模様が目のように見えることから名付けられています。

 

 

ヒルヤモリ属ということからも分かるように、 昼行性  です。

多くのヤモリは夜行性なので、珍しい特徴といえます。

 

そのため、瞳も独特の可愛らしさがあります。

ヒルヤモリ属特有の鮮やかな体色も、とても華やかですよね。

 

こちらのヤモリは  マダガスカル島  に広く分布しており、樹上にいるのを好みます。

体長は  10~12cm程度  です。

 

飼育は比較的容易ですが、前述したように昼行性ですので  紫外線ライト  が必要です。

高さのあるケージに岩や登り木などを入れて、高低差のあるレイアウトにしてあげましょう。

 

ヒルヤモリ属は花の蜜なども食べますので、  生餌  のほかに  昆虫ゼリー  などを与えても良いでしょう。

多く与えすぎないように、おやつ感覚でときどき与えてあげましょう。

 

飼育の際には、多頭飼いするよりも単独飼育がオススメです。

特に  オス同士で激しいケンカをしてしまう  ようですので、注意しましょう。

 

お値段は、  8000~1万円前後  となります。

ぜひ、ご自宅で可愛らしい姿に癒されてください!

 

4. トッケイ

 

 

トッケイ は、人気のヤモリペットです。

別名  オオヤモリ  とも呼ばれ、灰色がかった水色地にオレンジ模様がとても美しいヤモリです。

 

独特な鳴き声が「トッケイ、トッケイ」と聞こえるため、この名が付けられました。

東南アジア  に広く分布しており、トッケイの鳴き声を7回聞くと幸せになる、という伝承があります。

 

オオヤモリというほどですから、体長も  20~35cm  と堂々たるものです。

やはり、充分な大きさのあるケージで飼いたいですね。

樹上にいるのを好む傾向があるため、高低差のあるレイアウトもオススメです。

 

しかし、注意点があります。

 

性格に荒々しいところがあり、飼育が容易とはいえないのです。

とはいえ不可能なわけではありませんから、慎重なお世話を心がけましょう。

 

もちろん多頭飼いは良くありませんので、単独飼育が良いでしょう。

餌は  生餌  のほか、ヨツメヒルヤモリ同様  昆虫ゼリー  なども食べてくれます。

 

お値段は、  2000~3000円前後  と、とてもお手頃です。

個体数が多いため安価で多量流通しているようです。

中には、コンディションの悪い個体もいます。

 

購入される際は、健康状態をよく吟味してから検討されることをオススメします。

 

5. オウカンミカドヤモリ(クレステッド・ゲッコー)

 

 

オウカンミカドヤモリ(クレステッド・ゲッコー) はレオパに次いで人気のヤモリです。

名前を聞いたことがあるという方も多くいらっしゃるでしょうね。

 

オウカンとあるのは、体表にある突起物から連想されたもののようです。

英名のクレステッド・ゲッコーも、突起物から名付けられたもののようですが、日本では縮めて  クレス  と呼ばれます。

 

生息地はオーストラリアの東に位置する、  ニューカレドニアの島々 です。

絶滅したといわれた時期もありましたが、無事に見つかり繁殖された個体が流通しています。

 

ずんぐりとした体躯をしていますが、体長は  20cmほど  になるようです。

 

独特の渋い色合いが味わい深いですね。

飼育は比較的容易だといわれていますので、はじめての方にもオススメです。

 

夜行性ですが、  日光浴をする  ようですので飼育アイテムとして  紫外線ライト  があると便利でしょう。

餌は  生餌  のほか、 昆虫ゼリー  や  人工飼料  も食べてくれます。

 

樹上に暮らすヤモリさんですので、ケージは高低差のあるレイアウトをすると良いでしょう。

飼い主さんに慣れてくると、 「ハンドリング」  を楽しむこともできるそうですので、育てがいがあります。

 

気になるお値段は、  1万~2万円前後  です。

少しお高いようですが、以前に比べてだいぶお手頃になったといわれています。

 

ご興味がある方は、検討されてみてはいかがでしょうか。

 

 

さて、ここまでの項目で、ヤモリの歴史や種類についての知識を蓄えることができました。

次のページでは、特徴や性格、寿命など、さらに詳しい基本データをご覧頂きます!

それでは、次のページをご覧ください!


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