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イモリの種類と飼い方






真っ黒なボディに真っ赤な腹部の不気味なコントラスト…
しかも猛毒を持った生き物ときたら、ペットとして飼うことにためらいを感じるはず!

でもちょっと待ってください!イモリを飼っていて毒にやられたという話は聞きません。
それよりどことなくユーモラスでおっとりとした仕草と、とぼけた愛らしい表情のすっかり虜になってしまうことでしょう。

イモリの代名詞でもある「アカハライモリ」からレアな外国産イモリまで特徴や豆知識、飼育方法まで徹底解説します。

イモリってどんな生き物?

 

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いきなり専門的な説明をしますと、イモリとは有尾目イモリ科に属する両生類の仲間です。

仲間は北米・アフリカ大陸の地中海沿岸およびユーラシア大陸、日本に生息しております。

 

我が国には、北海道を除く本州・四国・九州とその周辺島嶼に広く分布している アカハライモリ 、南西諸島に分布しているシリケンイモリ・イボイモリの3種類が生息しています。

森林や河川・湖沼など幅広く分布していて、形態として、泳ぐことのできない完全な陸棲種・専ら水中で生活している水棲種・陸上と水中を行き来する両棲種と様々なタイプが存在していますが、我が国に生息する3種は両棲種の仲間となります。

 

食性は肉食性で自然界では、昆虫、甲殻類、ミミズ、 カエル などを食べています。

毒を持っている個体が多いことも特徴のひとつに挙げられます。

 

名前が似た生き物に「 ヤモリ 」がおりますが、「ヤモリ」と「イモリ」の違いはヤモリが爬虫類であることに対し、イモリは両生類に分類されます。

ともに古くから日本人の生活に深くかかわりあってきた生き物であり、ヤモリは人家に棲みつき、有害な昆虫などから家を守ってくれることから「家守」、それに対し、飲料水であった井戸の近くに棲んで、有害な生き物から大事な井戸を守ってくれることから「井守」のネーミングになったと伝わっています。

 

では具体的にイモリの特徴について説明していきましょう!

実際に飼うときの参考にしてください。

 

 

イモリの毒について

 

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イモリの仲間は毒を持つ種類が数多く存在します。

外国産のイモリの中には、外敵に向かって毒を発射するという恐ろしい習性を持ったものまで存在します。

 

日本国内にいるアカハライモリもシリケンイモリも例外なく毒を持っています。耳の後ろにあるコブから毒素を分泌します。

しかも、アカハライモリの毒はフグ毒と同じテトロドキシンという猛毒!

なんと300℃で加熱しても分解させず、人が口から摂取した場合の致死量は1~2mgとか!なんて恐ろしい!

 

でも心配はいりません。

イモリの毒は細菌などから身を守るためのごく微量なもので、例えば、イモリを食用にしているサギなどの天敵も中毒死したりすることもありません。

ただイモリを触れた場合は必ず、手を洗う習慣は実行してください!

手を洗わないで目をこすったりすると炎症を起こす危険性があります。

 

ちなみに、ペットショップなどで販売されている個体は養殖物は多く、殆どが無毒か微量などで安心してください。

養殖物の毒が弱い理由は餌となる対象によって、毒の強弱が関係するからです。

 

それにそもそも、イモリは変温動物のため人に必要以上に触られるすると、体温調節が困難になり弱ってしまう原因になります。

イモリに触れるのは、水替え時となど必要最低限度にとどめ、触れた場合は必ず石鹸で手洗い慣行!特別恐れる心配はありません。

 

 


イモリの派手な体表

 

植物の世界では 「美しいバラには棘がある」、との慣用句どおり、綺麗だからといってむやみに近づくないわれますが、動物界でも同じです。

例えば同じ両生類であるカエルの仲間には黄色とか赤とか派手な体表の種類がいて、例外なく毒を持っています。

 

イモリのあの体表・・・腹部の赤と黒のマダラ模様は、天敵に対し 「私を食べると大変なことになるよ!」との強烈なアピール、警戒色なのです。

例えば、いざ外敵に襲われそうになると、ひっくり返って腹部を強調するような行動をとることが知られています。

 

ところで、日本固有種のアカハライモリ、自然界では生息する場所によって体表が異なると言われています。

色が真っ赤だったり、オレンジだったり、斑模様が多かったり少なかったり・・・大まかに出身地がわかるなんて面白いですね!

 

ただ注意しておきたいのは、その生息地によって持っている毒の強さが異なってくること。

普段食べている食事の内容によって影響を受けるといわれます。

 

 

イモリの驚くべき再生能力

 

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爬虫類のトカゲは外敵に襲われると尻尾を切って逃げますが、また再生することで知られています。

しかしトカゲの場合、尻尾は再生できても、尻尾の骨まではさすがに再生できないようです。

イモリの再生能力は凄い!尻尾を切断しても骨まで再生してしまう・・・更にはしっぽだけでなく手足も同様に完全再生してしまうのです。

 

ある実験では、イモリの目玉をくりぬいて再生能力を確かめたところ、なんと18回も元通りになったなんてデータがあるそうです。

ものすごい生命力です!だからといって決して「実験」しようとなんかしないでくださいね!

 

 


イモリは意外と長寿

 

イモリの仲間は長寿です。

アカハライモリについては、自然界では 25~30年近く生きるといわれています。

飼育下でも、うまく育てれば10年以上生きることが可能です。

従って長い友人としてお付き合いできそうなペットなので、飼うときは責任をもって育てるようにしましょう!

 

ちなみに両生類は意外に長生きするのものが多く、外国産イモリである 「ファイアーサラマンダー」は10年位、ツメガエルなどカエル類でも年10年以上生きる種類も珍しくありません。

オオサンショウウオ類に至っては 、なんと・・・50~60年の寿命とのこと!

 

 

イモリの大きさ

 

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アカハライモリの体長は全長10cmくらいで、それ以上大きくなることはありません。

そのため成長に従って住み替えしたり、住み替えに伴う設置場所に頭を悩ます必要がありません。

基本的にペットショップなどで売られている個体は成体なので、購入時の大きさで水槽を選択すればよいでしょう!

同じ国産種のシリケンイモリは成長すると、15~18cmと少し大きくなりますので、アカハライモリと一緒に飼う場合は大き目の水槽を準備した方がよいでしょう。

 

 


イモリの食べ物、エサ

 

イモリの仲間は肉食性です。自然界では昆虫、ミミズ、甲殻類、自分より小さな魚類や両生類を食べて生活しています。

飼育下では、イトミミズ、アカムシなどの生餌がよいとさせていますが慣れてくれば、乾燥アカムシなども好んで食べてくれます。

成長に伴って餌を変える心配がなく、乾燥アカムシなら保存も簡単で安価であり、経済的でしょう!

 

 

イモリの生活スタイル

 

イモリは自然界では川の淀みや田んぼ、湖沼や池など流れのない水の近くに住んでいます。

またずっと水中ですいんでいるわけではなく、森の中など陸上でも生活します。

飼育下では水陸両用の環境を作ることが大切になってきます。

アカハライモリと比べて陸上での生活時間が長いとされる南方系のシリケンイモリについても、、ペットショップなどではアカハライモリと同じ環境で販売されている場合が多いので、アカハライモリと同じ環境設定で問題ないないかと思われます。

 

 


イモリの繁殖について

 

イモリの仲間には胎生の種類 (ファイアーサラマンダーなど) も存在しますが、国産のアカハライモリ、シリケンイモリについては卵から誕生します。

卵から孵化した幼生は、ウーパールーパーのように外鰓があるオタマジャクシ状であり、成長に従って前脚から先に生えてきます。この点カエルとは逆です。

やがて後脚が生え、外鰓が消滅すると一旦陸上生活を送り、3年くらいで成体となって水辺に戻ってくるとの成長パターンのようです。

 

 

イモリの雄雌の区別について

 

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アカハライモリについては尻尾の形で雄と雌の区別ができるようです。

雌の尻尾は剣先のように尖っており細目で、雄は丸味を帯びていて太目です。

アカハラの場合雄と雌の大きさがほとんど同じなので、大きさだけでは判断できません。

 

 


イモリの病気について

 

イモリも生活環境が悪いと体調を崩します。

通常の動物病院ではイモリの診察をするところは非常に少ないと思われますので、予防が第一になります。

具体的には水質悪化に伴う水カビ病、皮膚に白点が発生するモルチベストという病気・・・確実な治療法は確立されていないようですが、もし病気の個体を発見したら隔離し、塩浴をさせるようにしましょう!自己治癒力もあって治るケースも多いです。

 

また肥満、腹下し等の症状がでることがありますが、人間の場合と同じで、餌を与え過ぎないなど食生活を改善しましょう!

他に、脱皮不全で身動きが取れなくなっていたり、j喧嘩などでケガを負う場合がありますが、脱皮不全の場合はピンセットなどで古い皮を取り除き、ケガの場合、塩浴させて傷を癒しましょう!


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