logo

Top > 両生類 > カエル

カエルの種類、飼育グッズ、飼い方






身近にも存在しているカエル。

ピョンピョン飛び跳ねる姿、じっとして動かない姿、ゲコゲコ鳴いている姿…
日本人からすると特別珍しい存在でもありませんが、カエルならではの独特な一面に惹かれてペットとして飼っている方もいます。

世界にも目を向けるとペットとしてのカエルも種類がたくさんいます。
ペットとしても人気の高い、カエルの種類と飼育方法や特徴に関して解説します。

種類もカラーバリエーションも豊富!カエルを飼ってみませんか?

 

カエルはペットとして流通している個体だけでも、数十種類以上と種類もカラーバリエーションも実に様々です。

飼い方も生態も種類によって当然異なってきます。

 

共通しているのは飼育スペースを大きく取らないので室内飼育がしやすい反面、生きた餌しか基本は食べないので餌やりが大変なこと。

カエルや爬虫類を飼い慣れていない人にとっては、ハエやコオロギのような昆虫を飼育するのは抵抗がある方も多いですよね。

 

本記事では躓く方も多いカエルの餌やりに関しても具体的にアドバイスしていきます。

1ページ目ではカエルの一般的な飼育方法、2ページ目では特にペットにするのにおすすめなカエルの種類を解説していきますよ。

是非、最後までご覧ください。

 

 

一般的なカエルの飼育方法

 

kaeru_2

 

一般的にカエルを飼育する上での必要な情報を,、私たちにとって身近な アマガエルを例として 解説していきます。

カエルの種類によっては飼育方法が大きく異なる種類もいますが、それはそれぞれ紹介していくときに個別に解説していきます。

 

 

カエルの飼育に必要な物

 

① 飼育ゲージ

 

 

 

アマガエルを飼育する上では、写真の飼育ゲージよりもっと小さくて簡素な物で構いません。

ただ動きやすい用ようにある程度の高さは確保してあげましょう。

もちろんこれは、固体のサイズ、飼育数、種類によって変わって来るので、アマガエルを1匹で飼育する場合の話です。

それぞれの種類に合ったものを選んであげましょう。

 

② 床材

 

 

 

床材に関しては、写真のような フロッグソイル を使用すれば間違いありません。

アマガエルの場合は、砂利でもキッチンペーパーでも構いません。

むしろ何も敷かなくても問題ありません。

ただし、他の種類の場合はそうはいかない場合がありますので、1番無難なㇷロッグソイルをここでは紹介しておきます。

 

床材が汚れた状態で放置しておくと、カエルが病気になる可能性が上がります。

飼い主が1番手入れをしやすいものにすることをおすすめします。

 

③ 水

 

 

 

水に関しては、本当に種類によってまちまちです。

水入れに水を入れておいて、飲んだり水浴びができるようにしておけば良い種もいます。

一方でカエルがしっかり浸かることができるように水を溜めてあげなければならない種もいます。

水道水の塩素はカエルには良くないので、汲み置きして1晩置いたものや、カルキ抜きしたものを与えましょう。

 

アマガエルの場合は水は水入れに入れておくだけで構いません。

アマガエルは、樹上で生活しています。

湿度が高すぎるぐらいなら少し乾燥している方がアマガエルには良いです。

とは言っても、ある程度湿度は必要なので、朝晩に霧吹きで飼育ゲージ内の湿度を保ちましょう。

湿度は70%前後が最適とされています。

 

飼育ゲージ内の湿度が足りているかどうか判断する基準があります。

それはカエルがゲージ内のどこにいるかということです。

湿度が足りているときは、高い所にいることが多いです。

逆に湿度が不足していると、水場の側にいることが多くなります。

水場の側にいることが多くなったら湿度を上げてあげる必要があるかもしれません。

 

④ エサ

 

 

 

一般的にカエルは肉食で動いている動物しか食べません。

ハエやガなどが好物ですが、捕まえるのは大変です。

バナナなどでショウジョウバエを繁殖させるなどの手があります。

しかし、カエルのために家でハエを繁殖させるのは抵抗がある方も多いと思います。

 

1番楽な方法は、コオロギの"SS"サイズを購入する方法です。

ペットショップやインターネット上でも販売されています。

目安は1日1匹程与えてください。

飼い始めはエサを口の前まで持って行ってあげないと食べないこともあります。

1度エサを覚えると生きているコオロギを飼育ゲージ内へ入れてあげるだけで自分で食べるようになります。

 

コオロギは1度に購入しすぎると、世話の手間が増えますし、大きくなってしまいます。

少量ずつ購入するか、エサのコオロギを繁殖させる方法もあります。

エサをこまめに購入すれば、繁殖させるときの手間を省けます。

エサのコオロギを繁殖させると購入代金を抑えることができます。

飼育者の都合の良い方で選択しましょう。

 

コオロギの飼育方法に関してはこちら の記事が詳しいです。

虫の写真が出てきますので苦手な方は注意してください。

 

⑤ パネルヒーター

 

 

 

アマガエルを飼育する上では25℃前後が最適な気温と言われています。

冬場など温度管理が難しい時期はパネルヒーターを使いましょう。

自然界と同じように冬眠させるという方法もあります。

しかし、冬眠をさせるのもただ土に潜らせたら良いというような単純なものではありません。

初心者は普通に飼育する方が簡単ですし、カエルを観察もできるのでそちらをおすすめします。

 

 

カエルを飼育する上での注意点

 

実はカエルには があります。

アマガエルも全身の皮膚から毒を出しています。

触るだけではほとんど心配はいりません。

ただ、カエルを触った手で傷口を触ったり、目をこすったりすることは絶対にやめてください。

 

 


ペットとしておすすめの種類のカエル

 

いよいよペットとしておすすめなカエルたちを紹介していきます。

主に外国産のカエルを紹介していきますが、ペットショップでも販売されているようなメジャーな種類を紹介していきます。

 

 

ツノガエル

 

ツノガエルとは両生綱無尾目レプトダクチルス科ツノガエル属に含まれるカエルの総称です。

ツノガエルの中に様々な種類のカエルがいるので、メジャーな種を紹介していきたいと思います。

ツノガエルは眼の上に角状の突起があることと、じっと動かないことが大きな特徴です。

また、カラーバリエーションが豊富です。

 


ベルツノガエル

 

kaeru_3

 

アルゼンチン、ウルグアイ、ブラジル(リオグランデ・ド・スル州)など南米に生息しています。

標高500m以下のパンパ地帯に生息しています。

パンパ地帯とは南米・アルゼンチン中部のラプラタ川流域に広がる草原地帯です。

 

体長はオスが10cm、メスが12.5cm程です。

私たちに馴染み深い「ゲコゲコ」という鳴き方はしません。

「ギャー」と鳴くので日本人からしたら新鮮です。

ずんぐりむっくりとした体型や奇抜な体色というユニークな見た目から、ペットとして人気のカエルです。

基本的なポイントを抑えて飼育すれば10~15年くらい生きます。

 

ベルツノガエルの飼育ポイント

 

飼育環境

 

ベルツノガエルはほとんど動かないので、小さい水槽で飼育できることも人気の理由の1つです。

こまめに清掃しやすい飼育ゲージが使いやすくて便利です。

ペットショップなどでは床材を敷いてないこともあります。

しかしその状態では、足が滑って不自然な姿勢で座ることになり、体に負担をかけてしまうのでやめましょう。

フロッグソイルを敷いて、敷いたフロッグソイルと同じ高さになるように水を入れてください。

目安としては1cm程です。

床材が少し湿っているぐらいの状態を保つようにしてください。

フンをしたりして水を汚したら掃除して清潔な状態を保つようにしてください。

掃除してあげないとカエルが体調を崩してしまいます。

 

温度、湿度

 

飼育温度は 25℃前後 が適温と言われています。

22~27℃を保つように管理しましょう。

20℃を切るような低温になると消化器官に負担がかかり、エサを消化できなくなります。

冬場に温度を管理するときはパネルヒーターを使いましょう。

湿度は70~85% を目安に管理しましょう。

冬場は乾燥しやすいので注意が必要です。

温度も湿度も冬場はしっかり気をつけなければなりません。

 

エサ

 

エサは、主食はコオロギです。

栄養バランスを考え、金魚やメダカなどの小魚、人工飼料を与えることもあります。

飼育の際は、エサの食いつきがよいからといって 「エサを与え過ぎない」 ように気をつけましょう。

栄養過剰になってしまうことがあります。

 

生後1年半未満のベビー期には十分なエサを与える必要があるので、1~3日置きに様子を見ながら与えます。

まだ骨格が未発達なので、この時期に小魚を与えると健康な個体に育ちます。

成長後は週に1度程度と考え 「フンをしたらエサを与える」 という風にしましょう。

一度のエサの要求量は多いので、ある程度大きさのある量をあげます。

 

ベルツノガエルの基本データ

 

  • 体長   オスが10cm前後、メスが12.5cm前後
  • 寿命   10~15年
  • 個体価格 およそ2000円~5000円

 

 

クランウェルツノガエル

 

 

クランウェルツノガエルはベルツノガエルと同じツノガエルの仲間です。

仲間なだけあってベルツノガエルとほとんど違いはありません。

ベルツノガエルと比べて眼の上の角状の突起が若干長く、口先がとがっているという特徴はあります。

しかし素人からすると見分けにくいポイントではあります。

体長は7~12.5cm程です。

ベルツノガエルとの違いとしてはクランウェルツノガエルは標高700m以下のチャコ地帯に生息しています。

チャコ地帯とは、ラプラタ盆地の人口がまばらな、非常に暑く乾燥した半砂漠の地域です。

飼育方法などもベルツノガエルと同じ飼育方法で問題ありません。

 

クランウェルツノガエルの基本データ

 

  • 体長   7~12.5cm程度
  • 寿命   10~15年
  • 個体価格 3000~8000円程度

 

 


アマゾンツノガエル

 

 

ベルツノガエルやクランウェルツノガエルに並んで南米代表のツノガエルです。

近年になってペットとして流通や繁殖がされるようになった種で、ベルツノガエルやクランウェルツノガエルに比べると流通量も少ないですがツノガエルの中では有名です。

ベルツノガエルやクランウェルツノガエルに比べて神経質で飼育難易度が上がることから、ペットとして流通するのも遅れました。

体長は8~20cm程です。

 

アマゾンツノガエルは南アメリカ大陸の北部にあるギアナ、エクアドル、ブラジルなど、その名の通りアマゾン周辺に分布しています。

他のツノガエルと比べて眼の上の角状の突起が大きくて目立ちます。

また、頭部がとても大きいことも大きな特徴です。

ベルツノガエルやクランウェルツノガエルに比べて餌付きにくいなどということはありますが、飼育方法は他のツノガエルと基本的には同じです。

 

アマゾンツノガエルの基本データ

 

  • 体長   8~20cm程度
  • 寿命   およそ10年
  • 個体価格 7000~9000円

 

 

イエアメガエル

 

 

インドネシアやオーストラリアパプアニューギニアなどアジア圏に生息しています。

ペットとして日本に輸入されているイエアメガエルは主にパプアニューギニアの野生個体です。

体長は7~12cm程とツノガエルとほぼ同じ大きさです。

大型で体が強く、長生きなカエルで、20年ほど生きることもあります。

イエアメガエルはハンドリング、いわゆる「手乗り」ができる数少ないカエルです。

通常、カエルは人の掌に乗せるだけでストレスを感じてしまいます。

しかし、イエアメガエルは長時間でなければ手乗りを楽しむことができます。

人にも慣れてくれるので、じっくりカエルと付き合い、ペットとしての飼育を楽しみたい方におすすめです。

 

イエアメガエルの飼育ポイント

 

イエアメガエルは、地面と木の上の両方で生活する「半樹上性」のカエルです。

飼育の際は登り木を用意することができるよう 高さのある飼育ゲージ が必要です。

 

水に関しては、ツノガエルと違って水を飼育ゲージ内に溜める必要はありません。

アマガエルと同様、水入れに水を入れておくだけで構いません。

水入れや飼育ゲージはこまめに清掃しましょう。

 

希少価値の高いイエアメガエルブルー

 

イエアメガエルは一般的に緑色ですが、青色が強い水色に近い個体もいます。

これがイエアメガエルブルーと呼ばれている個体です。

通常の個体は3000円程ですが、ブルーになると8000~9000円程にもなります。

さらにレアな個体として目の虹彩が青いブルーアイという個体もいます。

ブルーアイはさらに希少で1万円程になります。

 

イエアメガエルの基本データ

 

  • 体長   7~12cm程度
  • 寿命   平均15~20年
  • 個体価格 3000円程度(ブルーは1万円程度)

 

 


ヤドクガエル

 

両生綱無尾目カエル亜目ヤドクガエル科に含まれるカエルの総称です。

黄色や赤、青など鮮やかで美しい色合いの体を持つ、魅力的なカエルです。

最も色鮮やかなカエルと言われています。

 

その美しい色合いからとても人気が高い種類です。

体長は最大でも6cm程で今まで紹介してきた種類に比べると小型です。

ヤドクガエルは他のカエルよりも強い毒を持っています。

 

毒はアルカロイド系の神経毒で、20μgで人間の大人を死に至らしめるという、バトラコトキシンの他、ヒストリオニコトキシン、プミリオトキシン等を持つ種がいます。

この鮮やかな体色も警戒色とされています。

毒性の強い種類はもちろん、毒性が弱かったり、無毒な種類も毒性の強い種類に偽装しているとされています。

 

北アメリカ大陸南部、南アメリカ大陸、ハワイ(オアフ島)などアメリカ大陸全般に生息しています。

ヤドクガエルは200以上も種類があると言われています。

そのヤドクガエルの一部を紹介していきます。

 

 

コバルトヤドクガエル

 

kaeru_6

 

ヤドクガエルの中でも特に人気の色です。

体長は3~4.5cm程です。

南アメリカのスリナムに生息しています。

青みと暗色の斑点が特徴です。

 

 


アイゾメヤドクガエル

 

 

ヤドクガエルの中では最も飼育がしやすい種だと言われています。

体長は最大で6cm程になります。

ガイアナ、スリナム、ブラジル北部、フランスに生息しています。

黄色、黒、四肢が黒い斑点の入った藍色の体色が一般的だが、体色には数多くの地域変異があります。

 

 

モウドクフキヤガエル

 

 

バトラコトキシンという生物の毒の中で2番目に強い毒を持っています。

体長は5~6cm程です。

コロンビアに生息しています。

体色は橙色、黄色、ミント色などがあります。

 

 

ヤドクガエルの飼育ポイント

 

飼育環境

 

ヤドクガエルを飼育する上で他のカエルと大きく異なる点があります。

それはビバリウムを必要とすることです。

 

ビバリウムとは、写真のように飼育する生物が本来生息していた環境を人工的に再現して飼育することです。

ヤドクガエルは今まで紹介した他のカエルより飼育が難しいといわれていますが、その1つの理由がビバリウムを必要とするということです。

飼育ゲージ内に熱帯雨林をつくらなければなりません。

底床材を敷いたのち、流木なんかをセットし、植物を植えていきます。

植物はブロメリアなどがよく使われます。

 

ビバリウムをつくると手入れも簡単にはできなくなります。

そこで床材も重要になってきます。

しっかり土の床材を敷いて、バクテリアにアンモニアを分解してもらいましょう。

 

温度、湿度

 

温度は25~30℃の間なので27℃前後を目安としましょう。

30℃を超えて暑い状態はヤドクガエルは苦手なので高温になりすぎないようにしましょう。

 

ヤドクガエルの皮膚は乾燥に弱いので人工的に湿度を70%以上にする必要があります。

70%を切ることがなければ何%でも大丈夫なのであまり神経質になる必要はありません。

毎日2回程、霧吹きをしてあげましょう。

 

 

ヤドクガエルは基本的に毎日脱皮し、脱皮時に十分な水分が必要です。

そのために水浴びができるように、水入れにきれいな水を溜めておきましょう。

 

 

種類によって差はありますが、ヤドクガエルは猛毒を持った種類もいます。

しかし飼育下においては毒を心配する必要はありません。

ヤドクガエルは現地のアリなどを捕食することにより毒を生成しています。

言い換えれば、 日本でコオロギなどを与えられて育ったヤドクガエルは毒を持たないということです。

また、ペットとして流通しているのはCB個体と言って、ブリーダーが日本で繁殖させて増やした固体が多いので、毒に関しては心配しなくて大丈夫です。

 

ヤドクガエル基本データ

 

  • 体長   最大でも6cm程度
  • 寿命   およそ10年
  • 個体価格 8000~38000円程度

 

 

ペットとして流通しているカエルは、本当に種類もカラーバリエーションも豊富です。

あなたのお気に入りの1匹を飼ってみてください。


フォローして最新のペット・動物関連記事をチェック!



検索

カテゴリ一覧

大型哺乳類(16)
   カピバラ(2)
   ブタ(2)
中型哺乳類(381)
   猫/ネコ(149)
   犬/イヌ(198)
小型哺乳類/小動物(68)
   うさぎ(29)
   ハムスター(20)
鳥類(86)
   陸生鳥類(75)
   水生鳥類(7)
魚類/甲殻類/水生生物(61)
   海水魚/熱帯魚(23)
   淡水魚(20)
爬虫類(30)
   蛇/ヘビ(7)
   トカゲ(9)
両生類(13)
   ウーパールーパー(2)
   カエル(7)
虫/昆虫(12)
   カブトムシ/クワガタ(7)
   タランチュラ(1)
ペット/動物全般/コラム(50)
   ペットや動物と触れ合えるスポット(16)
   寄付/募金/殺処分(8)

タグ一覧

飼い方/飼育方法(616)
種類/品種(565)
繁殖/育成(487)
毛色/毛質(233)
性格/生態/特徴(467)
食事/餌/栄養(504)
病気/病院/治療(553)
しつけ(413)
トイレ(146)
おもちゃ(15)
選び方(472)
値段/価格(486)
ランキング/おすすめ(116)
口コミ/レビュー(148)
旅行/ホテル/レストラン(24)
寄付/募金(13)
おもしろペット(83)
飼育知識/豆知識(698)
画像/動画(121)
まとめ(712)

人気記事ランキング