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サソリの毒、種類、エサ、寿命、注意点、飼い方






皆さんは「サソリ」と聞いて何を連想しますか?
やっぱり毒を持っている危険な虫、という印象が強いと思います。

日常ではまず触れる機会がありませんよね。

ところが、サソリの毒って実はそこまで強くないことがほとんどなんです。
そして意外にもあまり手間がかからないことから、最近その個性溢れるシルエットに惹かれてペットにする人も増えています!

このコラムではサソリの生態からオススメの種類、飼育法まで安全に飼う為に必要なことをまとめました。
これを機会にあなたもサソリデビューしてみては?!

目次:サソリの毒、種類、エサ、寿命、注意点、飼い方

 

1ページ目 :

 

サソリは何の仲間?

サソリの歴史:世界最古の節足動物

サソリの毒は滅多に効かない!

ものすごく少食!過酷な環境で生き抜くためのカラダ

サソリは世界中にいる!でもどこでも生きていけるわけじゃない?

サソリを飼うために必要なもの

・ケージ

・水入れ

・シェルターなどサソリが入り込めるような狭い空間を作れるもの

・湿度計/湿度計

・パネルヒーター

・床材

・霧吹き

サソリの飼育用具のセットの仕方

実はグルメなサソリ!オススメの餌は?あげ方は?

快適な環境を作ろう!湿度調整について

多湿系のサソリ

乾燥系のサソリ

サソリの脱走には気をつけよう

 

2ページ目 :

 

安心、飼いやすい!ペットにオススメのサソリ三種!

ダイオウサソリ(エンペラースコーピオン)

レッドクロースコーピオン

チャグロサソリ(アジアンフォレストスコーピオン)

日本のサソリ

マダラサソリ

ヤエヤマサソリ

番外編 猛毒を持つサソリたち

オブトサソリ(デスストーカー)

イエローファットテールスコーピオン

 

 


サソリは何の仲間?

 

 

まずサソリが何の仲間かご存知でしょうか。

サソリの学術名は「節足動物門鋏角亜門クモ綱サソリ目」と、要は クモ の仲間なんです。

見た目はエビ等の甲殻類に近い感じがしますが意外ですね。

 

 

サソリの歴史:世界最古の節足動物

 

サソリは遥か昔から存在しており、水生動物だった時を経て陸上に進出しました。

その歴史なんと 4億3千万年以上 と、陸上に存在している節足動物としては 世界最古 なんです!

星座になっていることやギリシャ神話にも登場することから、古くから人類と関わりを持ってきたのが分かります。

 

そんなサソリ、神話ではその毒で人をあっさり殺していたりしますが、それはとんでもない誇張なのです…。

 

 


サソリの毒は滅多に効かない!

 

現存するサソリの種類は1000ほどと言われていますが、そのうち危険性の高い猛毒を持っているのは僅か25種と非常に少ないんです。

猛毒を持つサソリに出くわすことは滅多にないと言えます。

 

そもそもサソリの毒は、自分たちの狩りのためにあります。

その捕食方法は、標的を尾の先についている毒針で刺して捕らえ、鋏で分解して食べるというものです。

彼らの主食は コオロギ や幼虫、大きくても トカゲ くらいの 小動物 で、それらを倒す程度の毒性しか持たないサソリがほとんどです。

つまり、人間ほどの巨体には到底毒が回らないんですね。

特にペット向きとされているサソリの毒は、刺されても 多少腫れて痒くなる程度 なのでそれほど怖くはありません。

 

それらの種類については後ほど紹介させていただくので是非参考にしてくださいね。

 

 

ものすごく少食!過酷な環境で生き抜くためのカラダ

 

 

狩りの話が出たので、そのまま彼らの食事について紹介しましょう。

冒頭でサソリのことを「あまり手間がかからない」と言いましたがその理由はここにあります。

 

サソリはものすごく 小食 で、一週間の食事はコオロギ一匹程で足りてしまうんです。

というのも、彼らは全く活動的ではありません。

昼間は岩の下などの隙間にじっと留まっているのが基本で、動くのは狩りの時くらいです。

 

サソリの生息地によっては餌を確保できる可能性が非常に低いことがあります。

そんな環境で生き抜くために、無駄なエネルギーを消費せず、少ない餌でも耐えられるような体になったのでしょう。

 

場合によっては絶食もでき、中には1年以上耐えることもあるとか!

だてに世界最古の虫ではありませんね。

 

 


サソリは世界中にいる!でもどこでも生きていけるわけじゃない?

 

サソリの生息地といえば砂漠など暑い地域のイメージがありますが、実際は世界に幅広く分布しています。

ここ日本も例外ではありません!

種によってはかなり寒い地域にも存在します。

 

しかしサソリにはどこの出身かによって、環境の得手不得手があります。

新しい環境に順応することはできないのです。

大きく分けて 多湿 を好むものと、 乾燥 を好むものがいます。

多湿系のサソリは湿度が低いところだと弱ってしまいますし、反対に乾燥系のサソリは湿度が必要以上に高い場所では生きていけません。

 

飼う時はこのことを考えて、それぞれのサソリに適した環境を作ってあげることが最も重要です!

 

 

それでは、いよいよサソリの飼育方法について紹介していきたいと思います!

 

 

サソリを飼うために必要なもの

 

・ケージ

 

水槽、プラスチックケースなど、脱走を防ぐため蓋がしっかり閉まる物であればなんでも大丈夫です。
高さは要りませんが、床面積が広いものが良いでしょう。

 

・水入れ

 

サソリは水をよく飲むので、毎日きれいな水をあげるようにします。

 

・シェルターなどサソリが入り込めるような狭い空間を作れるもの

 

サソリは昼間、狭くて暗い所に入るのが習性なのでそれが再現できるものを用意してあげましょう。

 

・湿度計/湿度計

 

環境作りの為に欠かせないものです。二つが一体化されているタイプが便利です。

 

・パネルヒーター

 

フィルム状の加温器具です。
 

・床材

 

サソリによって何が適切か変わってきます。後ほど紹介します。

 

・霧吹き

 

あると湿度調整に使えて便利です。

 

 


サソリの飼育用具のセットの仕方

 

ケースをパネルヒーターの上に乗せます。

この時ケース全体を乗せるのではなく、半分だけ乗せて熱い場所と涼しい場所が出来るようにします。

 

ケースの中に床材を敷きます。

サソリの習性を考え、掘って中に隠れることもできるように厚めに敷きましょう。

 

そのうえに水入れ、シェルターを置きます。

シェルターは、先ほどパネルヒーターをずらして作った涼しい場所の上に置いてください。

 

これで完成です!

 

 

実はグルメなサソリ!オススメの餌は?あげ方は?

 

サソリは小食なので、餌の頻度は一週間に一度で十分なんです!

サソリの体長2/3程の大きさの物を与えれば、あとはサソリが自分で量を調整しながら食べます。

手間いらずですね!どういうエサが良いのでしょうか?

 

一番好ましいものは 生き餌 です。

国内で入手できるものならコオロギ、バッタ、カイコ、ミルワームが良いでしょう。

それが困難なときは、冷凍された肉でも大丈夫です。

爬虫類や猛禽類用に作られた100%マウスのソーセージなどを食べます。

 

ここで大事なのが、 同じ餌ばかり与えないこと です。

サソリは偏った食事を嫌います。餌を均一化せず、いろんな種類のものをあげるようにしましょう!

ただし、たくさん与えても食べずに放っておくだけなので、与えすぎるのは避けてください。

 

また良い健康状態を保つために、肉のみでなく 骨や内臓が含まれたもの をあげると効果的です。

それから水はサソリにとって大切なので、毎日取り替えてあげましょう。

 

 


快適な環境を作ろう!湿度調整について

 

サソリは前述した通り、あまり手間がかかりません。

環境づくりさえきちんとすれば、静かに長く生きていきます。

最も大事なことが湿度調整なのです。飼う予定のサソリが多湿を好むのか、乾燥を好むのかで大きく変わってきます。

それでは、実際にどのような環境を作ればいいのかそれぞれ見ていきましょう!

 

多湿系のサソリ

 

多湿を好むサソリは、乾燥に非常に弱いので湿度を高く保たないといけません。

理想は 温度28℃ 湿度80% 前後です。

床材は保湿性の高いヤシザイなどがおすすめです。

また、湿度調整には霧吹きを使うと便利です。

 

乾燥系のサソリ

 

乾燥を好むサソリは、反対に湿度が高いと生きていけません。

湿度は 60%より下 を保つようにしましょう。温度は28℃前後です。

床材は乾燥しやすい砂などがおすすめです。

 

飼うサソリがどちらのタイプか確認してから、環境作りをするようにしましょう!

 

 

サソリの脱走には気をつけよう

 

このページを読んでくださっている皆さんならお分かりの通り、飼育用のサソリはそこまで危険ではありません。

しかし、一般的なイメージはやっぱり「危険な毒虫」が強いです。

仮に脱走してしまったら大騒ぎになること間違いありません!

もし飼う時は、 絶対に脱走させない ようにしましょう!

 

サソリはわずかな隙間からも脱走できてしまうので、飼育用のケースは必ず 蓋がしっかり閉まる物 を選ぶようにしてください。

 

 

次のページではペットにオススメなサソリを見ていきます!

どの種類も危険性がないので安心して飼えますよ。

また番外編として、実際に猛毒を持つ危険なサソリも合わせてご紹介します!


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