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ペットにおすすめの爬虫類とその飼い方






人類よりずっと前に地球上に登場した爬虫類。その姿を見ていると、太古の世界へと想いが誘われます。

かつて爬虫類の飼育は専門家の領域でした。現在では、自動温度調節器など便利な機器が登場し、個人で飼う人も増えつつあります。それでも、他のペットに比べれば情報が少ないのが現状です。
 
爬虫類と一言で言っても、ミドリガメからアナコンダまで、実に多種多様。今回は、まず爬虫類に共通するペットとしての特徴を述べた後、カメ、トカゲ、ヘビの中から、飼いやすい種を一種づつ紹介します。

  飼いたいペットは爬虫類

 

reptile-turtle

 

私たち人類が現れるよりずっと前から地上を闊歩していた、というか、ノソノソ歩いていた爬虫類。

気味が悪いと言う人もいるけれど、その姿を見ていると、太古の地球へと想いが誘われます。

それもそのはず、地球上に登場したのはおよそ3億1500万年前。一年中凍結している地方を除いて、世界中に棲んでいます。

 

かつて爬虫類の飼育は専門家の領域でした。でもご安心あれ、昨今では、温度調節器や紫外線ランプなど便利な機器が登場し、素人でも手が出せるようになったのです。

とはいえ、いざ自分で飼うとなると、どうしたらいいんだろう?飼ってる人もショップもあまり見ません。何が必要なの?エサは?

今回は、爬虫類大好きな皆さんのために、飼う前に知っておきたいことをまとめてみました。  

 


ペットとしての爬虫類の特徴

 

爬虫類にスキンシップはいらない

 

まず、ほぼ全ての爬虫類に共通する特徴として、触れられるのが好きではないということが挙げられます。

種類によって少し違いはありますが、犬や猫のように、触れ合うことを目的として飼うペットではありません。

せっかく爬虫類を飼うなら、爬虫類の個性を尊重して飼いましょう。

 

爬虫類のお値段は?安くても高い爬虫類

 

爬虫類の値段はピンからキリまで。千円以下で買える仔ガメもいれば、何十万円もするヘビもいます。

爬虫類の場合、動物自体にかかる値段の他に、設備にかかるお金を計算に入れておきましょう。

犬や猫は私たちと同じ環境で暮らせますが、爬虫類は多くの場合、温めてやったり、UVライトで紫外線を与えなければなりません。

テラリウム全体の温度を上げるだけでなく、ホットスポットと言って、特に暖かい部分を必要とすることもあります。

 

例えば、60cmガラス製アクアリウム、100ワット熱帯魚用オートヒーター、水中フィルター、20ワット爬虫類用蛍光灯等を合わせて、8000円から1万円くらいかかります。

その他、毎月の電気代も覚悟しなければなりません。

 

爬虫類は非常に手間のかからないペットです

 

触れ合いを好まない爬虫類のことですから、散歩に連れて行ったり、遊んであげたりする必要はありません。

種類によっては、大人になると一週間に2回くらいしか餌を食べないものもいます。

もちろん、だからといって世話をしないでいいというわけではありません。

では、どんな世話が必要なのでしょうか。爬虫類と一言で言っても、ミドリガメから巨大ヘビまでさまざま。

ここは種類別に見ていきましょう。

 

爬虫類の寿命

 

爬虫類は割と長生きで、大事にすれば、種類によっては10年から20年一緒に暮らせます。

だから、飼う前に10年後の自分を想像してみましょう。10年後、飽きないで、そして元気で、動物の世話を続けられるでしょうか。

 

ペットを飼うには、家族の理解も必要です。将来の結婚相手が嫌だと言ったら・・・。

餌にコオロギやマウスをあげる場合、餌をかわいそうに思ったり、気持ち悪くなる人もいます。

 

 

次におすすめの爬虫類の特徴と飼い方をセットでご紹介していきます!

 

 

おすすめ爬虫類その1:カメの飼い方と特徴

 

turtle

 

カメの特徴と飼い方

 

爬虫類の中でペットとしてよく飼われているのは、何といってもカメが一番でしょう。

仔ガメは見ていると本当に愛らしくて、つい気軽に買ってしまうこともあります。

でも、大きくなるということを忘れないで。良い環境を与えられるかどうか、買う前に十分検討しましょう。


 
仔ガメのうちは、アクアリウムやテラリウムの中で、加温して飼うことをお勧めします。

庭で飼う場合は、脱走に注意。意外に思われるかもしれませんが、金網などはよじ登ってしまいます。

のんびりしたイメージとは裏腹に、けっこうアクティヴなのですね。

柵は、高さが必要なのではなく、よじ登れないことが重要。

また、犬に咬まれて甲羅が割れてしまうことも多いので、犬を飼っている場合は棲み分けをした方が無難です。

 


ペットとしておすすめのカメ:ミシシッピニオイガメの飼い方

 

 

ミシシッピニオイガメの特徴

 

おすすめの理由は、何といってもそのサイズ。

子ガメは、どの種類もかわいいものですが、成長すると30cmに達する種類も。

その点、ミシシッピニオイガメは、最大でも13cm。

家庭で飼うには理想的です。

頭の横に明るい色の筋があるのが特徴。

ニオイガメという名前は、攻撃されるとニオイを出すからですが、飼っていて問題になることはほとんど無いようです。

原産地はアメリカ、カナダです。

 

半水棲ですが、水底を歩いていることが多いので、水深は13cmくらいにしましょう。

レンガや石、浮嶋で陸場を作ってあげてください。

日中の水温は25度から29度、夜間は15度から18度を保ちます。

十分に日光浴をさせることができない場合、UVBランプで陸場を照らします。

UVBはガラスにカットされてしまうので、直接、または金網越しに照射します。

日光やランプが強すぎる時に隠れられるよう、シェルターも入れてあげましょう。

 

水が汚れると病気になりやすいので、できれば毎日、水を半分換えたいところ。

水は一晩汲み置きましょう。

それが無理なら、高品質のフィルターを付けてあげてください。

それでも週2回、水を半分換えた方がいいでしょう。

 

ミシシッピニオイガメの値段

 

 

ミシシッピニオイガメは3000円から6000円で売っています。

 

ミシシッピニオイガメの餌

 

雑食ですが、配合飼料のレプトミンなどが便利です。

成長期は毎日、大人になったら1日置きくらい与えましょう。

その他、ペットショップで爬虫類の餌用に売っているコオロギもいいでしょう。

野菜、鳥のささみなども食べます。

ネコや犬の餌を与えるのはやめましょう。

乳製品は絶対に食べさせないでください。

死んでしまう可能性もあります。

食べ残しの餌は、そのままにしないで棄ててください。

 

ミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)について

 

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ペットショップで、甲羅の長さ4cmくらいの幼い子ガメを、ミドリガメという名前で売っていることがあります。

たいていの場合、ミシシッピアカミミガメのことです。

耳のあたりに赤い線が入っているのが特徴です。

成長すると、甲羅の長さが28cmになり、色も茶色に変わります。

環境省では、このカメを2020年から特定外来生物に指定する予定だそうです。

特定外来生物に指定された場合、売買や飼育、譲渡は禁止され、指定以前に飼っていた人は、届け出なければなりません。

 

なぜ、かわいいミドリガメが特定外来生物に?!

 

ミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)は、500円くらいで売っていることが多く、安易な気持ちで飼い始める人もいます。

成長して大きくなったカメを持て余し、川や池に棄ててしまう人が続出しました。

その結果、生態系のバランスが崩れ、元から日本に棲んでいたカメや、その他の生物が、大幅に減少することとなってしまったのです。

そこで、特定外来生物にするという話が持ち上がりました。

すでに飼っている人は、大事にしてあげてください。

飼い方はミシシッピニオイガメとだいたい同じですが、水深はもっと深い方がいいでしょう。

 

 


おすすめ爬虫類その2:ヤモリ(ゲッコー)の飼い方と特徴

 

gecko

 

ヤモリの特徴と飼い方

 

ヤモリすなわちゲッコーは、トカゲ類の中で最大の科のひとつで、700種を超えます。

ちなみに、日本語でヤモリとイモリは音が似ていますが、ヤモリは鱗で覆われたトカゲの仲間、イモリはカエルと同じように、体表がヌルヌルした両生類です。

 

ヤモリの体調は2,5cmから60cm以上になるものまで、種類によっていろいろです。

棲む場所も、熱帯雨林、砂漠、人家と変化に富みますが、どの種も昆虫を捉える名人。

夜行性の種が多く、目が大きいため、つぶらな瞳がかわいらしいものです。

漢字では家守とか守宮と書きますが、本当に家を守ってくれるかどうかは定かではありません。

とはいえ、垂直なガラス面を忍者のように歩いたり、害虫を捕まえてくれたり、頼もしい存在です。

 

ペットとしておすすめのヤモリ:ヒョウモントカゲモドキ(レオパード・ゲッコー)

 

ヒョウモントカゲモドキの特徴

 

原産地は中東。成長すると、18cmから28cmになります。幼いうちはよく人に慣れ、触っても我慢してくれる子が多いようです。

ヒョウモンというくらいで、美しい斑点があるのが特徴です。

英語名はレオパード・ゲッコー。丸々とした尻尾には、栄養が蓄えられています。

雄同士はひどい喧嘩をするので、二匹以上の雄を一緒に飼ってはいけません。

 

乾燥したテラリウムで飼い、水入れを置くか、スプレーで湿気を与えます。

気温は、低温部25度、ホットスポット30度。夜間は21度くらいに下げます。

必ず隠れ家になるものを入れてください。

 

ヒョウモントカゲモドキの値段

 

ヒョウモントカゲモドキは、爬虫類の中ではペットとして飼われることが多く、品種改良が進んでいます。

淡い黄色に黒の斑点の子もいれば、濃い黄色、オレンジ色の子もいます。

そのため、色や模様で値段にもかなりの開きが出てきているようです。

3000円から5000円で入手可能なようですが、1万円以上する場合もあります。

 

ヒョウモントカゲモドキの餌

 

コオロギやワーム、ピンクマウスを与えます。

ピンクマウスとは、生まれたてのハツカネズミのベビーで、冷凍ものも売っています。

冷凍の場合、中までしっかり解凍してから与える必要があります。

幼いうちは毎日餌を与えますが、成長したら、一週間に2-3回にします。

尻尾に栄養を蓄えているので、十分栄養がついた大人なら、一週間餌を与えなくても大丈夫だそうです。

 

 


おすすめ爬虫類その3:ヘビの飼い方と特徴

 

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ヘビの特徴と飼い方

 

ヘビは昔から神秘的な動物とされ、古代エジプトでは王権のシンボルでした。

日本にもヘビを祀った神社がありますね。WHOのロゴにヘビの絵柄が使われているのに気づいた方も多いのでは。

ヘビの毒は確かに危険ですが、使い方によっては薬にもなる。

そんなわけで、ヘビは医学と知恵の象徴でもあるのです。

 

現実のヘビは、とってもデリケート。環境の変化にも敏感で、注意が必要です。

飼い主が咬まれることも多く、毒がなくても、傷の手当のため、救急セットを用意しておくことをお勧めします。

設備面では、ちょっとしたすき間でも逃げ出してしまうので、念には念を入れて。

 

種類によっては特定動物に指定され、飼うために地方自治体の許可が必要なものもあります。

  

ペットとしておすすめのヘビ:コーンスネーク

 

コーンスネークの特徴

 

コーンスネークはナミヘビ科。原産地は北アメリカで、ヨーロッパやアジアにも生息しています。

成長すると100cmから130cmになりますが、2mを超えることもあるそうです。

夜行性で、木登りが得意。色や模様がきれいなので人気があり、丈夫なため、比較的飼いやすいと言われています。

乾燥したテラリウムで飼い、水入れや隠れ家の他、餌を置いたり体をこすりつけるための平たい石を入れてやります。

低温部は24度、ホットスポットは30度に保ちましょう。

 

コーンスネークの値段

 

色や模様によって、5000円くらいで手に入るものから、1万円以上するものもあるようです。

 

コーンスネークの餌

 

最初からピンクマウスを与えて大丈夫です。

孵化してからまだ日が浅い場合は、卵の栄養が体内に残っていて、餌を食べないこともあります。

たいていの子ヘビは、生まれてから一週間から10日で脱皮し、それから餌を食べ始めます。

幼いうちは、週一回から二回餌をあげましょう。

 

 

さまざまな条件をクリアーして、爬虫類と末永く幸せに暮らす覚悟ができたら、さあ、夢を実現するため、万全の準備を始めてください。

まだ飼い方が本当に確立したとは言えない爬虫類。ぜひ、あなたの体験談をPetpediaにもお知らせくださいね。


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