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ミドリガメの飼い方






アメリカ原産の外来種で、頭部の側面に大きな赤い斑点があるのが特徴のミドリガメ。
正式名称はミシシッピアカミミガメです。

ペットとして定番人気のカメでしたが、2020年に特定外来生物に指定されることが決まり、それ以降にミドリガメを飼う際には飼育許可を取る必要があります。

ミドリガメに限った話ではありませんが、事前に特徴や飼い方をしっかりと把握した上できちんと面倒を見られるか考えたいですね。

この記事ではミドリガメを飼うために重要なポイントと注意点を、参考商品と共にご紹介します。

ミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)とは

 

一般的にミドリガメと呼ばれていますが、正式名称はミシシッピアカミミガメです。

アメリカ原産の外来種で、頭部の側面に大きな赤い斑点があるのが特徴です。

 

turtle_red

 

生まれて数か月は4~5cmほどしかありません。

お祭りなどの露店で売られているのもこの大きさのものです。

その後徐々に大きくなり、 成体になると20~30cmほどまで成長します。

寿命は一般的には 20~30年 と言われています。

(ですが筆者が飼っているカメは、既に30年以上生きており、推定40~50歳です。)

性格は、大人しいというよりはやや気の荒い個体も多く、幼体は特に活発に動き回ります。

よく言われるように凶暴ではないのですが、空腹時はこちらがびっくりするぐらい貪欲です。

 

今回の記事では、ミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)を飼うために重要なポイントと注意点をご紹介します。

 

 

カメの快適生活に必要な3つのこと

 

ミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)が快適に生活するためには、3つのポイントがあります。

 

  1. 水槽・・・サイズはカメの甲羅の3倍。
  2. 水槽の中身・・・カメには陸場の日光浴が必要。
  3. 水環境・・・水温は基本26℃、水はきれいな状態を。

 

1.水槽:ミドリガメにとって水槽サイズは90cmがベスト

 

水槽選びで一番のポイントは、水槽のサイズです。

最低でも長辺が カメの甲羅の3倍 の長さのものがベストです。

体長が4~5cmの幼体から飼い始めようとする場合でも、成体に合ったサイズの水槽を選ぶことをお勧めします。

ミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)の場合は 90cmサイズ が必要です。

(900(mm)×450(mm)×450(mm)、約182リットル)

 

幼体の成長スピードは思った以上に早いです。

小さいサイズの水槽から飼い始めようとすると、水槽を買い替えるコストが出てきてしまいます。

コストを抑え、カメにも快適に育ってもらうためにも成体のサイズに合わせた水槽選びが重要になってきます。

衣装ケースやトロ舟(セメント用のプラスチック容器)を水槽替わりに使うこともできます。

コストは抑えられますが、耐久性は劣ります。

 

(参考商品)

 

寿工芸 レグラスフラット F-900L-LOW  ¥13,783

 

 

 

 

  • 本体サイズ (幅X奥行X高さ) :90.0×45.0×36.0cm

  • 本体重量:30000g

 

伸和(SHINWA) タッグボックス 05(N) ¥1,550

 

 

 

  • 外形寸法(mm)間口×奥行×高さ:531×361×270
  • 有効内寸(mm)間口×奥行×高さ:440×295×225
  • 容量(L):29
  • 質量(kg):1.78
  • 本体、蓋、バックル:ポリプロピレン(PP)

 

2.水槽の中身:カメの日光浴は生きていく為の大切な習慣

 

カメ の飼育に必要な環境は、水場と陸場です。

 

【水場(水深)】

 

水深は、カメの成長過程に合わせてあげてください。

カメの足が底について顔が水面から出せる程度が一般的です。

 

turtle_water

 

少し水深を深くしてカメが自由に泳ぎまわれるようにしても大丈夫です。

カメそれぞれに泳ぎの上手い下手はありますが、おぼれることはありません。

 

【陸場】

 

カメが日光浴をするためにはr玖波が必要です。

日光浴で成長に必要な成分(ビタミンD3)を作り、身体を乾かして皮膚病を予防しています。

 

水槽に直接水を張った場合、陸場を作るためには以下3つの方法があります。

 

  • 市販の浮島を利用する。
    • カメの甲羅を完全に乾かすことのできるサイズが必要です。大きさによっては意外と高いです。
  • 人工芝で自作する。
    • 段差になるようなものに人工芝をかぶせるだけでも十分に陸場になります。結束バンドなどを使うとより安全性が出ます。
  • 大きい石を用意する。
    • ホームセンターで売っている大きな石や、煉瓦などを入れて足場にします。

 

石や砂利で足場を築く方法もありますが、砂利や石の間に汚れがたまり水槽の水が汚れてしまうリスクがあります。

また、砂利はカメの口に入らない大きさがおすすめです。砂利の粒が小さいと掃除しづらいことと、誤飲の心配があります。

 

(参考商品)

水作 カメの浮き島 L ¥1,600

 

 

 

 

  • 本体サイズ (幅X奥行X高さ) :25.8×4×18.8cm
  • 本体重量:800g

 

3.水環境:カメの健康を守るためには綺麗な水を

 

水の中で生活しているカメにとって、適切な水温と綺麗な水が重要です。

基本は 26℃前後 にしておきます。

成長期の場合27~29℃、成体の場合24~29℃が理想です。

 

綺麗な水を保つために一番確実なのは、毎日水替えをすることです。

毎日水替えが難しい場合は、 2~3日に一回

最低でも1週間に1回は水替えをすることが理想です。

水槽の水が汚れていると、臭いですし、カメが皮膚病になる可能性があります。
カメの健康のためにも水はきれいに保ってあげたいです。

 

水汚れの原因は、カメのフンと食べ残しの餌です。

水汚れのペースを遅くするための工夫としては次の2点があります。

  • 食べきれる量の餌を上げること
  • 水深を深くしてみること

是非試してみてください。

 

頑固な汚れやコケにはたわし!砂利掃除、カメ掃除のススメ

 

水替えと同時に、水槽に入っている砂利などをたわしで洗ってあげると水を綺麗に保つことができます。

水槽、砂利は靴洗い用のたわしを使うと便利です。

カメの甲羅にコケが付着してしまった場合は、スポンジや綿棒などで優しくこすってあげてください。

(たわしでこすると、カメの甲羅に傷がついてしまう可能性があります。)

 

(参考商品)

オーエ マイランドリー2 シューズクリーナー ヘラ付き ブルー \102

 

 

 

  • 材質:柄=ポリプロピレン ブラシ=純植物性繊維
  • 特徴:生地をいためない天然素材(天然パーム)

 

 


カメちゃんに餌をあげるための2つのポイント

 

ミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)は基本的に雑食です。

自然界では魚・昆虫・蛙などの小動物のほか、 水草 なども食べます。

一般にはホームセンターなどにある市販のカメの餌を与えます。

 

餌をあげる際のポイントは、2つあります。

 

  1. 餌は決まった時間に上げる。(午前中から昼頃にか けてがベストです)
  2. 1回にあげる量は、カメの頭3つ分が大体の目安になります。

 

 

幼体時は雑食ですが、やや肉食の気が強いです。

そのため市販の「カメの餌」に加えて、生餌などを与えてあげるのが理想です。

ちなみに、筆者は雨が降った後の公園へ、よくミミズを採りに行きました。

しかし生餌は水槽の水が汚れてしまうリスクがあります。

 

(参考商品)

テトラ (Tetra) テトラ レプトミン220g(ラージスティック) ¥954

 

 

 

  • 栄養成分:粗たんぱく質:39.0%以上 粗脂肪:4.5%以上 粗繊維:2.0%以下 粗灰分:15.0%以下 水分:9.0%以下
  • 本体サイズ (幅X奥行X高さ) :9.1×9.1×17.8cm
  • 本体重量:31g
  • 原産国:ドイツ

 

コメット 大エビ カメのおやつ 55g​​​​ ¥570

 

 

 

  • 本体サイズ (幅X奥行X高さ) :12.0×16.0×4.0cm
  • 本体重量:55g

 

ヒカリ (Hikari) おおきなカメのエサ 特大粒 500g ¥610

 

 

 

  • 本体サイズ (幅X奥行X高さ) :16.7×6.5×23cm
  • 本体重量:500g
  • 原産国:日本

 

 

さいごに

 

ミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)はIUCN(国際自然保護連合)により「世界の外来侵入種ワースト100」に選定されています。

さらに2004年には「特定外来生物法」において「要注意外来生物リスト(特に注意を要する外来生物)」として候補に挙がりました。

してついに、2015年7月29日に環境省は「2020年を目処に(ミドリガメを)特定外来生物に指定する」と発表しました。

※規制された場合、飼い続けるためには環境省への申請が必要になります。

 

turtles

 

このような状況をつくりだしてしまったのは、ひとえに人間の無責任さです。

安易に飼いはじめ、飼い続けるのが難しくなったら近くの池や川に離してしまう現実です。

本記事では、ミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)を飼うときに重要なポイントとともに注意点を紹介してきました。

これらのポイントと注意点を理解した上で責任を持って飼育をしていただければ、幸いです。

 

 

記事を読んで頂きありがとうございました!


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