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おっとりしていて、見ているだけで癒されるカメ。
子ガメが小さな手足を動かして、一所懸命に泳いでいるのは、たまらなくかわいいですね。
ヘビやトカゲが苦手だという人は多いようですが、カメが苦手だという人はあまりいません。
カメは、みんなに愛されるペットです。
人気が高いからこそ、乱獲されることもあります。
また、気軽に飼い始めて結局棄ててしまう人もあり、環境問題にも発展しています。
そもそもカメがどんな動物なのか、最初に見ておきましょう。
マンガでは、カメが甲羅を脱ぐ場面があったりしますが、実際は甲羅を脱ぐことができません。
理由は簡単。
カメの甲羅の内側は、背骨や肩甲骨、肋骨がつ繋がって箱型になったものです。
肋骨だけが拡張・変形して進化したという説もあります。
甲羅の外側の層は、皮膚の一部からできています。
硬い鱗のようなものですね。
カメは爬虫類だから、ヘビやトカゲのように脱皮するのでしょうか。
答えは「Yes」。
ただ、ヘビのように一枚の皮を脱ぐわけではありません。
小さい部分ごとに皮が落ちます。
水中にいるカメを観察していると、木や石に体をこすりつけて、薄い皮をはがしているのを見られることがあります。
リクガメ は、古い皮膚を甲羅の上に貯めていくこともあります。
甲羅の補強に役立つようです。
カメの目は、種類によって、顔の横についているものもあれば、前についているものもあります。
スッポンのように、頭の上の方に目がついている種類もあります。
カメの網膜には、桿体(かんたい)細胞という細胞が他の生物よりたくさんあります。
この細胞は、色を見るのにはあまり役立ちませんが、わずかな光にも強く反応します。
そのため、カメは夜でもよく目が見えていると考えられます。
鶴は千年、亀は万年。
長寿の象徴ともなっているカメ。
実際、カメは細胞代謝のサイクルがゆっくりで、長く生きることができます。
特に陸ガメは長生きです。
イギリス領セント・ヘレナ島には、推定年齢180歳以上のゾウガメ、ジョナサン翁がいます。
250年以上生きたとされるカメもいましたが、確実な記録ではありません。
ペットとしてカメを飼うときは、10年から30年はお世話をするつもりで飼いましょう。
カメは水棲、半水棲、陸棲に分けられます。
熱帯、温帯のほとんどの地域に、様々な種類のカメがいます。
もっぱら水の中で生活するものもいれば、砂漠に暮らすカメもいて、全部で300種類くらいと言われています。
世界中に棲んでいる色々なカメ。
その中で、私たちがペットとして飼えるのは、どんなカメでしょうか。
次は、飼いやすいカメと避けた方がいい種類を見てみましょう。
ペットショップでは、よく子亀を売っています。
ただ、その子亀が成長したら、どのくらいの大きさになるかご存知でしょうか。
飼いやすいカメの条件には、サイズも入るでしょう。
丈夫で病気になりにくいことも大切でしょう。
また、人に危害を加えないこと、温度管理や光の管理があまり大変ではないことも見逃せないポイントです。
大人のミシシッピニオイガメは、甲羅の長さが最大でも13cmほど。
10cm以上にもならない場合もあります。
頭に明るい色のすじがあるのが特徴。
1匹だけ室内で飼うなら、60cm水槽で良いでしょう。
泳ぐより水底を歩いていることが多いので、水深は成体の飼育の場合でも13cmくらいにします。
オスは特に噛みつく習性があるので要注意です。
自分の後ろ足まで頭をもってくることがあるため気を付けます。
また、オスは他のオスに対しても攻撃的なので、オス同士を一緒に飼わない方がいいでしょう。
ニオイガメという名前は、危険を感じると悪臭を発するからですが、飼っていて問題になることはあまりないようです。
寿命は30年ほどです。
リクガメのファンにお勧めしたいのは、ヘルマンリクガメ。
養殖個体も出回るようになりました。
成長した時の甲羅の長さは20cmくらい。
大きなものでは、35cmくらいになることもあります。
暖かい季節には、庭やベランダで飼うこともできるでしょう。
大切に育てると、飼い主の後を追って歩いたりして、家族の人気者になります。
寿命は30年ほどです。
絶滅を危ぶまれているカメは、もちろん飼うことができません。
希少ではなくても、ワニガメのように人間に害を与える恐れがある動物は、特定動物となり飼育が許可制になっています。
また、川や池に捨てられた結果、日本に元からいる生き物を極端に減らしてしまうカメもいます。
このように、生態系に悪影響を与えるため飼育が禁止されるものを、特定外来生物と言います。
上の写真のカミツキガメは特定外来生物です。
環境省では、 ミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ) も、2020年から特定外来生物に指定することを検討していました。
2022年5月11日には「改正外来生物法」が可決され、 ミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)の輸入や販売、放出は禁止 する一方で、 個人の販売目的でない飼育や個人間の無償譲渡は容認 されることになりました。
なお、 ミドリガメ の子亀はペットショップなどで1,000円以下で販売されています。
頭の横に赤い色が入っているのが特徴です。
かわいい子ガメが安く買えるとあって、衝動買いしてしまう人もいます。
そのほとんどは、大きくならずに死んでしまうようです。
実は ミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ) をきちんと飼うには、かなりの設備投資をする必要があります。
さらに、 ミドリガメ は成長すると30cm近くになり、よく泳ぎ回るので、2匹〜3匹いると90cm水槽でも足りません。
川や池に捨てられた ミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ) は、丈夫で適応力があることから、在来種を脅かす存在になってしまいました。
もし特定外来生物に指定されると、売買、譲渡、飼育が禁止されます。
今飼っているペットが新たに特定外来生物に指定された場合は、届け出が必要になります。
カメは、大事にすれば10年以上生きる動物です。
今もペットショップに行くと ミドリガメ を見かけますが、これから飼うのはおすすめできません。
もちろん、カメには何の罪もありません。
他の動物にしても、飼い主が無責任な行動をとれば、同じように禁止されることになってしまうでしょう。
ペットを巡る法律は状況によって変わるので、詳しくは住んでいる自治体や環境省に問い合わせることをおすすめします。
カメは何十年も生きることがありますが、適切な飼い方をしないと、1年もしないで死んでしまうこともあります。
カメが元気で長生きするにはどのように飼ったらいいかをまとめました。
半水棲や陸棲のカメを飼うには、深さはあまり必要ありません。
深いと、かえって蒸れる原因になります。
適当な水槽が見つからなければ、浅い衣装ケースでも良いでしょう。
脱走を防ぎ、他の動物から守るために、フタは必ずつけます。
風通しや日当たりをよくするため、フタの一部分は金網や金属メッシュにしましょう。
衣装ケースであれば、フタの周囲5cmくらいを残して切り抜き、金網を張ります。
ケースが深い場合は、側面に空気穴をたくさん開ける必要があります。
リクガメに水場は必要ありません。
飲み水用に、安定した浅い水入れを入れるだけです。
半水棲のカメの場合、水場と陸を作る必要があります。
ミシシッピニオイガメのように、水の中にいる方が多いカメの場合は、ケースに水を入れ、石やレンガで陸を作ります。
陸にいる方が多いカメの場合は、ケースにレンガを敷き、中央や片側に水場としてタッパーを入れることもできます。
水替えは頻繁に行う必要があるので、余計なものは入れない方が手入れが楽です。
下がガラスだと、滑ってうまく歩くことができません。
床材には一長一短あり、どれがベストと言うのはなかなか難しいですが、掃除が楽なのは人工芝です。
より自然なのは、飲み込めない大きさの石や、飲み込んでも大丈夫な細かい砂でしょう。
ただ、砂の場合、間に食べかすや糞が入り込んで、細菌が発生してしまいます。
時々全取り換えする必要が生じるでしょう。
リクガメなら、バークチップも使えます。
メーカー名:Hi-Bedding
サイズ:幅1m×長さ3m×芝丈3.5cm
素材:
芝部分:高耐久ポリエチレン+ポリプロピレン
基布部分:2層ポリプロピレン+ラテックス
参考価格:6,599円(税込)
メーカー名:MITANI
内容量:416g(5L)
原材料:ヤシの実外皮
原産国:スリランカ
参考価格:980円(税込)
水棲、半水棲のカメは、水の中で泳ぎ、排泄し、飲みます。
そのため、カメの水は基本的に毎日換えます。
カルキを抜き、水温を整えるために一晩汲み置きましょう。
一度に半分ずつ換える方が良いでしょう。
食べ残しや糞などがあれば、長いスポイトで取ります。
良いフィルターを使えば、水替えを週2回程度に減らすこともできます。
メーカー名:Tetra
サイズ (幅X奥行X高さ)::13×6.7×20.5cm
重要:410g
原産国:中国
参考価格:2,200円(税込)
カメというと、日向ぼっこが大好きだという印象があります。
骨や甲羅を作るのに必要なカルシウムを吸収するには、体内でビタミンD3を作らなければなりません。
そのために必要なのが、紫外線、中でもUVBと呼ばれるものです。
十分な直射日光を与えることができない時は、普通の照明の他に、紫外線ランプが不可欠です。
UVBはガラスにブロックされるので、直接、または金網越しに照射します。
メーカー名:ビバリア
サイズ(幅X奥行X高さ) :10×22×7.5cm
重量:400g
参考価格:2,119円(税込)
カメなどの爬虫類は、いつも人間に見られているとストレスを感じるようです。
そのため、隠れ家をおいてあげましょう。
紫外線が強すぎるとき、光から逃れるのにも役立ちます。
日光浴をする時も、必ず日陰の部分を作ってあげましょう。
日向と日陰を自由に行ったり来たりできるようにしておけば、適切な量の紫外線を浴びることができます。
夏場は温度の上がりすぎにも気を付けてください。
メーカー名:スドー
サイズ(幅X奥行X高さ) :21.3×12.5×19cm
重量:1.5kg
参考価格:2,837円(税込)
カメは私たち哺乳類とは異なり、変温動物なので、温度を管理してあげなければなりません。
適切な温度は、種類によって異なります。
ヒーターの他、サーモスタットやタイマー、温度計が必要になります。
冬の水温を保つには、熱帯魚用のヒーターを使えばいいでしょう。
夏場の水温は、31度くらいまでなら心配いりません。
室内で飼っているなら、時々部屋のクーラーをつけるくらいで十分でしょう。
ミシシッピニオイガメなら、日中の水温は25度から29度、夜間は15度から18度を保ちます。
メーカー名:Tetra
サイズ (幅X奥行X高さ) :4.0×4.0×16.0cm
重量:238g
生産国:中国
参考価格:1,394円(税込)
半水棲、水棲のカメにとって、陸場は日向ぼっこをして体を暖める場所でもあります。
ほとんどのカメは、ホットスポットという特に暑い場所と、それほどではない場所が必要です。
ヒーターや保温電球を使いますが、電球の場合、水がかかっても割れないものがおすすめです。
ヘルマンリクガメの場合、室内で飼っているなら、低温部は20度から25度、ホットスポットは35度、夜間は10度から15度にしましょう。
メーカー名:GEX
サイズ(幅X奥行X高さ) :7.8×3×15.3cm
重量:350g
生産国:日本
参考価格:8,909円(税込)
暖かい季節なら、カメを庭やベランダで飼うこともできます。
カメはゆっくりに見えても、よじ登るのが得意。
案外逃げられてしまうのが多い動物です。
フェンスには、登れないものを使いましょう。
また、穴を掘るのも得意ですから、地面の深くまでフェンスを差し込みましょう。
犬などに咬まれて甲羅にひびが入ってしまうこともあります。
ペットの性格にもよりますが、棲み分けが無難です。
カメを飼うには、案外設備にお金がかかります。
電気代も計算に入れて、予算を立ててください。
次は、冬眠と餌、病気について見てみましょう。
ペットのカメは、絶対に冬眠しなければならないものではありません。
逆に、生まれて1年も経っていない場合や、餌を十分に食べていない場合、冬眠させると死んでしまうこともあります。
健康で栄養十分な場合のみ、冬眠させても良いでしょう。
冬眠させるには、夏から秋にかけて十分に餌を食べさせます。
秋になったら、徐々に温度を下げ、明るい時間を減らしていきます。
水棲のカメなら、水の中に枯葉や砂をたくさん入れてやると、中に潜り込むでしょう。
陸棲なら、乾燥したミズゴケや泥炭を入れた箱の中に入れます。
気温は5~10℃を保ちます。
冬眠が終わったカメには、きれいな水を十分に飲ませてあげてください。
成長期のカメには1日1~2回、大人のカメには2日に1回くらい、数分で食べきれる量の餌を与えます。
複数のカメを一緒に飼っている場合は、どの子もちゃんと餌を食べているかどうか、確認しましょう。
食べてない子がいたら、一匹だけ別に飼ってください。
他のカメにいじめられて食べられないのかもしれないし、病気かもしれません。
カメは人気のある動物なので、人工飼料も色々と出ています。
水棲カメの餌で評判が良いのはレプトミン。
リクガメ向けにはリクガメフードがおすすめです。
人工の配合飼料には、カメに必要な栄養素は全て入っていることになっています。
カメに キャットフード を与える人もいるようですが、 猫 とカメでは必要な栄養素が違うのでやめた方がいいでしょう。
メーカー名:Tetra
内容量:310g
生産国:ドイツ
参考価格:1,200円(税込)
メーカー名:ビバリア
内容量:354g
生産国:アメリカ合衆国
参考価格:2,197円(税込)
野生ではカメは雑食で、昆虫も食べます。
生餌を与えると、食欲が出ることもあります。
爬虫類の餌用の コオロギ は、ネットでも買えます。
コオロギにも新鮮で清潔な野菜を与えましょう。
爬虫類の餌用にはミルワームも売っていますが、与えすぎると栄養のバランスを崩します。
たまになら大丈夫です。
肉は、脂肪分の少ない鳥のささみなどがいいでしょう。
食欲の落ちたカメが、喜んで食べてくれることもあります。
刺身には海の塩分が多く含まれているので、湯通ししてから与えましょう。
もちろん、肉や魚ばかり与えると栄養のバランスが崩れてしまうので気を付けましょう。
一般的に、幼いカメほど昆虫や肉など動物質の餌を多く食べ、成長すると野菜中心になります。
ただ、幼い時から野菜にも馴らしておかないと、食べなくなってしまうこともあります。
野菜や草は新鮮、清潔で、殺虫剤などがかかっていないものを与えましょう。
細かく切って混ぜると、好き嫌いしないで食べてくれます。
果物もよく食べます。
庭で飼うと、庭の植物や虫を食べます。
パンを含め、人間や他の動物用に加工された食品は、絶対にあげないでください。
特に、乳製品は消化できないので危険です。
カメが元気でいるためには、何が必要でしょうか。
栄養バランスの取れた食事。
清潔な環境。
適切な温度と紫外線。
水替えを怠ると、細菌やカビに感染してしまうので、こまめに替えましょう。
甲羅は、時々柔らかい歯ブラシなどで洗ってあげてください。
栄養状態が悪かったり紫外線が十分でないと、カルシウム不足から、ちゃんと歩けなくなったり甲羅がやわらかくなったりします。
これらの症状は、防ぐことができるものです。
爬虫類には寄生虫がいるのが普通です。
カメも同様です。
ダニは見つけ次第取り除き、水槽は熱湯消毒すると良いです。
一週間に一回くらい、水槽を洗いましょう。
ダニだけではなく、お腹の中にも寄生虫はいます。
獣医さんに検便してもらえば、簡単にわかります。
寄生虫がいるから、必ずしも病気だというわけではありません。
ストレスなどで抵抗力が弱くなった時に問題となります。
他のペットやお子さんに移るのが心配で完全に除去したい場合は、必ず獣医さんに相談しましょう。
産卵前後のメスには特に気を配る必要があります。
無事卵を産んだ後でも、まだ体内に卵が残っていることもあります。
産卵後、メスの様子がおかしかったら、獣医さんに相談しましょう。
爪切りで切る人もいますが、最初だけでも獣医さんに見せた方が安全です。
やり方などを教えてくれるでしょう。
口ばしの徒長はリクガメに多く見られます。
予防として、ペットショップで売っているミネラルズブロックや牡蠣殻を与え、齧らせる人もいます。
カルシウム補給にもなっていいですね。
根菜類を食べさせる人もいます。
ただ、口ばしの問題は個体差が大きく、どのくらい予防効果があるかは疑問です。
口ばしが伸びすぎると、上手く食事が取れなくなります。
爪が伸びすぎると歩きにくくなります。
レンガなど、ざらざらしたものを床に敷くことで、爪の伸びすぎはある程度防げるでしょう。
餌を食べない理由として、病気のほか、環境の変化などからくるストレス、不適切な気温や水温が挙げられます。
カメは犬や猫と違って、いじくりまわされるとストレスを感じます。
1日そっとしておくだけで、餌を取るようになる場合もあります。
水温や気温を少し上げるだけで食欲が出ることもあります。
大人のカメなら、1週間くらい食べないでも大丈夫です。
改善しなければ、獣医さんに相談しましょう。
爬虫類はサルモネラ菌を持っていることがあります。
かわいいカメも例外ではありません。
カメの世話をした後は、必ずよく手を洗ってください。
小さいお子さんがいるご家庭では、特に気を付けましょう。
体内に入ると、食中毒の原因になることもあります。
水を換えるときは、台所や洗面台には流さないでください。
水槽を洗った水も同様です。
英語表記:Mississippi musk turtle または Stinkpot turtle
原産地:アメリカ、カナダ
体色:全体に黒っぽく、頭部に明るい色の筋がある
値段:約3,000~6,000円
餌:カメ用配合食、野菜、コオロギ、果物
寿命:約30年
大きさ:約5~13cm
入手の仕方:カメを数種類売っているペットショップなら大抵扱っている
英語表記:Hermann's tortoise
原産地:イタリア半島、バルカン半島を中心としたヨーロッパ
体色:黄土色に褐色か黒の模様。
値段:17,000 - 40,000円
餌:リクガメ用配合食、野菜、コオロギ、果物
寿命:約30年
大きさ:約20〜35cm
入手の仕方:リクガメを売っているペットショップなら大抵扱っている
カメは、毎日散歩に連れて行く必要もなければ、遊んであげる必要もありません。
それでもお世話は必要です。
カメのお世話は、清潔さを保つこと、温度や紫外線の管理、餌やり、そして観察です。
毎日さりげなく、様子を見てあげましょう。
最終更新日 : 2022/05/17
公開日 : 2016/08/02