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リクガメの種類と飼い方






のんびりとした足どりで、マイペースに過ごす姿が愛らしいリクガメ。
子どもが背中に乗れるほど大きなゾウガメは、動物園でも大人気ですよね。
飼育ケージの中でも飼える小さめのリクガメは、ペットとしても人気があります。

そこで今回は、飼いやすい小さめの種類のリクガメをご紹介するとともに、リクガメを飼育するために必要なポイントをまとめました。
合わせておすすめの飼育グッズや、飼育の際の注意点もご紹介するので、これからリクガメを飼いたいと考えている方はぜひ参考にしてみてください。

【目次】リクガメの種類と飼い方

 

リクガメとは?

リクガメはどこに生息しているの?

リクガメの大きさは?

リクガメの寿命は?

リクガメでペットとしての人気の種類は?

ヘルマンリクガメ

ヨツユビリクガメ

さあ、リクガメの飼育を始めてみましょう!

リクガメの飼育にあたって必要な3つのポイント

1. 飼育スペース

2. ケージ内の温度や湿度

3. 餌

リクガメの脱走に注意!

注意すべきポイント

 

 


リクガメとは?

 

リクガメは、爬虫綱カメ目リクガメ科に属する カメ の総称です。

この科の仲間は、約10属38種がいるとされています。

 

リクガメはどこに生息しているの?

 

ヨーロッパ南部、サハラ砂漠を除くアフリカ、マダガスカル島、アジア南部、アメリカ大陸に分布していて、日本には生息していません。

リクガメはその名の通り、陸で生活していているカメです。

乾燥した草原や砂漠地帯、荒れ地に住んでおり、ほとんど水に入ることなく暮らしています。

 

リクガメの大きさは?

 

ゾウガメに代表されるような、甲長50センチメートルを超える大形種もいます。

動物園 でも、子どもを背中に載せるなどして大人気ですよね。

最大種のアルダブラゾウガメやガラパゴスゾウガメは、甲長が1メートル、体重は250キロを超えるものもいます。

ペットとして飼育するリクガメは、小型の20㎝ほどのサイズが多いです。

 

リクガメの寿命は?

 

ペットとして飼育されるリクガメの寿命は、30~50年ほどと言われています。

一生のパートナーとなりますので、大事に育てていきましょう。

 

 

リクガメでペットとしての人気の種類は?

 

リクガメの飼育は、決して簡単といえるものではありません。

特に日本の家庭でペットとして飼育する場合、リクガメの大型種は、飼育スペースの問題から難易度はかなり高くなります。

初心者には、次の2種のリクガメが比較的育てやすくおすすめです。

 

ヘルマンリクガメ

 

ヘルマンリクガメ

 

英語表記:Hermann's tortoise

原産地:ヨーロッパ(地中海沿岸)

甲羅の特徴:黄土色に褐色か黒の模様が入っている

値段:17,000円前後(幼体)~

:野菜、野草、果物、昆虫

寿命:30年ほど

大きさ:成体で20cm程度

入手の仕方:リクガメを売っているペットショップ

 

ヘルマンリクガメは、飼いやすいリクガメの代表選手です。

日本に流通するヘルマンリクガメには、ヒガシヘルマンリクガメとニシヘルマンリクガメがいます。

ヒガシヘルマンリクガメもニシヘルマンリクガメも、丈夫で飼いやすいと言われています。

成体になっても20cmほどと、リクガメの中では小型ですので、ケージでの飼育が可能です。

 

ヒガシヘルマンリクガメは、流通量が多く、ペットショップでも見かけることができます。

幼体で、17,000円程度から販売されていることが多いです。

一方ニシヘルマンリクガメは、ヒガシヘルマンリクガメよりも流通量が少なく、その分高価になります。

 

ヨツユビリクガメ

 

ヨツユビリクガメ

 

英語表記:Central Asian tortoise,Horsfield's tortoise,Russian tortoise,Steppe tortoise

原産地:アフガニスタンやイランなど中央アジア

甲羅の特長:丸みを帯びたドーム型の形の甲羅を持つ

特徴:前肢は頑丈なシャベル状で、穴を掘ることに適している

値段:10,000円(幼体)~

餌:野菜、野草、果物

寿命:30年ほど

大きさ:成体で20cm程度

入手の仕方:リクガメを売っているペットショップ

 

ロシアリクガメ、ホルスフィールドリクガメとも呼ばれています。

四肢に4本爪があり、甲羅の形が丸いことが特徴です。

飼育しやすいリクガメとして人気があります。

 

成体で15~20cm程度の大きさなので、こちらもケージでの飼育が可能です。

穴掘りが得意で、庭など野外で飼育していると脱走してしまうことがあるため注意が必要です。

こちらも、ペットショップなどで入手できます。

 

 


さあ、リクガメの飼育を始めてみましょう!

 

リクガメを飼育するにあたって重要なのは、飼育環境です。

もともとリクガメは日本に生息していないため、飼い主自身がリクガメが安心して暮らせる環境を整えてあげることが大切です。

 

 

リクガメの飼育にあたって必要な3つのポイント

 

1. 飼育スペース

 

リクガメ

 

初心者におすすめなのは、市販されている 爬虫類 専用ケージです。

様々なサイズがありますが、飼育するリクガメの大きさを考えてケージのサイズを選ぶことが大切です。

最低でも幅60㎝、できれば  幅90㎝以上のものを選びましょう

 

幼体であれば幅60㎝のもので始めても大丈夫ですが、いずれ狭くなりますので、初めから大きいサイズを用意した方が良いでしょう。

ケージは大きければ大きいほど、リクガメは動きやすくのびのびと暮らせますが、次に詳しく述べるケージ内の環境を維持することが難しくなります。

どの種のリクガメを飼育するにせよ、飼育する個体のサイズの成長スピードに合わせ、飼育スペースを検討し直すことがおすすめです。

 

市販されている爬虫類ケージ以外にも、木製ケージを自作することもできます。

ケヅメリクガメ、ヒョウモンリクガメなど大型のリクガメでは、いずれケージでの飼育は難しくなるため、庭などに専用のスペースを整備する必要があります。

リクガメはのんびりしていますが、活発に動き回るため、飼育スペースは十分余裕を持って確保しましょう。

 

ジェックス エキゾテラ グラステラリウム

 

 

ジェックス エキゾテラ グラステラリウムの商品情報

 

参考価格:25,200円(税込)

サイズ (幅X奥行X高さ) :91.5×46.5×48cm

重量:22.1㎏

生産国:インドネシア

 

2. ケージ内の温度や湿度

 

リクガメ

 

リクガメの飼育の最大のポイントは、温度と湿度の管理です。

ケージ内に温度計と湿度計を用意し、  1日に何度もチェックする  ようにしましょう。

 

・温度

 

基本的に、温度は28~32度に保つようにしましょう。

温度計をリクガメが自分で動いて暑さを調整できるように、ケージ内でも温度差を作る必要があります。

 

全体に温度を保つには保温球、日中のスポットにはバスキングライトを使用するのが一般的です。

バスキングライトの下では、35~37度程度が望ましいとされています。

成体は、夜間は日中より1度程度低くし、幼体は昼夜を問わず、高めの温度を維持しましょう。

 

インテンス バスキングスポット

 

 

インテンス バスキングスポットの商品情報

 

参考価格:942円(税込)

サイズ(幅X奥行X高さ):6.5×6.5×10cm

重量:35g

生産国:中国

 

年間を通して適温を保つためには、サーモスタットが必須アイテムです。

飼い主の留守中や就寝時にも、自動で温度管理をしてくれる優れモノです。

 

タイマーサーモ

 

 

タイマーサーモの商品情報

 

メーカー名:GEX

サイズ(幅X奥行X高さ) :7.8×3×15.3cm

重量:350g

生産国:日本

参考価格:8,905円(税込)

 

・湿度

 

湿度は種によって適正な湿度が違いますので、飼育するリクガメがどのタイプか知っておく必要があります。

 

  • 湿度の高い環境を好むリクガメ(湿度60~80%):アカアシガメ、インドホシガメ、エロンガータリクガメ、セオレガメ、ムツアシガメ、ビルマホシガメ、ゾウガメ等
  • やや乾燥した環境を好むリクガメ(湿度50~60%) :フチゾリリクガメ、ヨツユビリクガメ、ヘルマンリクガメ等
  • 乾燥を好むリクガメ(湿度40~50%):ギリシャリクガメ、パンケーキリクガメ、ケヅメリクガメ、ヒョウモンガメ、チャコリクガメ等

 

乾燥を好むといっても、日本の冬は室内の湿度は20~30%になることも珍しくないため、冬場はどの種であっても加湿が必須です。

霧吹きなどで湿らせるだけでなく、加湿器や濡れタオルなども利用しましょう。

 

湿度の管理には、床材の選択も重要なポイントです。

飼育するリクガメにあった床材を選びましょう。

 

オプシス ホワイト

 

 

オプシス ホワイトの商品情報

 

参考価格:1,340円(税込)

サイズ (幅X奥行X高さ): 9.5×2.2×12.2cm

重量:186g

 

ウォールナッツサンド

 

 

ウォールナッツサンドの商品情報

 

参考価格:862円(税込)

内容量:3㎏

生産国:中国

 

その他、紫外線はリクガメの骨格や甲羅の形成に欠かせません。

必ず紫外線ライトを設置し、半日程度は紫外線を浴びさせてあげましょう。

 

太陽NEO

 

 

太陽NEOの商品情報

 

参考価格:1,904円(税込)

サイズ(幅X奥行X高さ) :10×22×7.5cm

重量:400g

 

綺麗な水を入れておく水入れも必要です。

水入れは浅くて、面積は体が全部浸かれるほどの大きさの物を用意してください。

体温調整や湿度の調整にもなります。

リクガメは水入れの中で排泄することも多いので、日頃から水入れのチェックを欠かさないようにしましょう。

 

ウォーターディッシュS

 

 

ウォーターディッシュSの商品情報

 

参考価格:745円(税込)

サイズ(幅X奥行X高さ) :9×7.9×3cm

重量:160g

生産国:中国

 

3. 餌

 

リクガメ

 

リクガメの主食には、野菜や野草(安全なもの)を与えるようにしましょう。

野菜類では、小松菜、チンゲン菜、モロヘイヤ、カブの葉、ダイコンの葉、サラダ菜などが代表的です。

その他の野草はタンポポ、オオバコ、クズ、ハコベ、ノゲシ、クローバー、ムラサキツメクサ、カラスノエンドウ、ナズナなど。

 

野草を摘みにいくのを日課にしている飼い主さんもいるほどです。

その際、野草は除草剤や排気ガスのかかっていないか、確認しましょう。

 

リクガメフードも市販されていますが、栄養価が高く肥満にもつながるため、あくまで補助的に与えるようにしましょう。

野菜や野草をもりもり食べてくれます。

 

 


リクガメの脱走に注意!

 

リクガメ

 

ニュースなどで、屋外にいた大きなリクガメが保護されたという話を聞いたことはありませんか?

過去にも「40センチのカメ、民家から30メートル『逃走』 宇都宮で110番、警察が保護」といった見出しが新聞に出ていました。

庭での飼育や、ケージから出して運動させているときなどに起こりやすい事故が、リクガメの脱走です。

レンガやブロックを少し積んだ程度の段差なら、簡単に乗り越えてぐんぐん進んでしまいます。

 

注意すべきポイント

 

  • 庭で飼育する際は、脱走してしまいそうな隙間がないかチェック
  • 温浴等でケージから出す際は、目を離さないようにする
  • ヨツユビリクガメはよく穴を掘るので、塀の近くに穴を掘ったりしていないか確認する

 

特に上記に注意し、脱走を防ぐように心がけましょう。

 

 

リクガメの飼育は正直なところ、簡単ではありません。

しかし、飼育環境をきちんと整えておけば、のんびりとしたスピードながらも活発に動き回り、食欲旺盛な姿を楽しむことができます。

カメらしいマイペースな姿に、日々の忙しさを忘れてしまうほどです。

 

長生きなので、家族3代に渡って大切に育てていくことができ、家族との絆も深まるはずです。

ぜひ、リクガメと一緒に素敵な暮らしを始めてみませんか。


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