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インコの飼い方、費用、しつけ、エサ、病気






一人暮らしでも手軽に飼える小型ペットとして人気の高いインコ。
最も小さな種類のもので、全長が13cmほどしかありません。

手乗りに育てたり、おしゃべりが出来たりと、多彩なコミュニケーションが取れるのもインコの魅力です。
そんなインコを家族に迎えるにあたって、気を付けたいことはどのようなことなのでしょうか。

インコの生態や特徴から費用、しつけ、餌やり、病気まで、飼い主として知っておきたいことをご紹介します。
これからインコを飼おうとしている方や、既に飼っている方の参考になれば嬉しい限りです。

【目次】インコの飼い方と知っておきたいこと

 

インコ

 

インコは鳥類の中でもとりわけコミュニケーションがとりやすく、華やかな見た目や一人暮らしでも飼育が可能という点からも、ペットとして人気があります。

しかし、飼育に関して気を付けておきたいことはたくさんあるため、本記事と通してお伝えします。

 

1ページ目 :

 

インコの特徴と生態

インコの生体の値段・価格

インコを飼うために必要な費用は?

インコのヒナのお世話の仕方

インコの飼育に必要な環境

インコのしつけの方法

インコの繁殖のさせ方

 

2ページ目 :

 

インコにとって有害な物質

インコの食事・エサについて

インコの病気について

最後に…

 

 


インコの特徴と生態

 

インコはオウムよりも広く分布しており、その生息域はアメリカ、アフリカ、アジア、オーストラリアとポリネシアに至る太平洋東方まで。

ほとんどのインコは木のウロに巣をかけ、一夫一婦でつがいを作ります。

 

基本的に種子食ですが、果実やナッツなどの他に、葉や昆虫、時には他の動物を捕食する種類も存在します。

コミュニケーション能力に長けていて、 九官鳥 と同様に教えることによって人語を操るようになることまであります。

記録では、100語以上喋ることができた個体もいるようです。

 

また、大きさや寿命は種類によって実に様々です。

主に小型のもので全長約12~20cm、体重約50g。

中型のもので全長約25~30cm、体重約60~80g。

大型のものでは、尾の長さを入れるとなんと全長約90cmとかなりの大きさで、体重は小さなものだと約350gです。

寿命は約5~50年と、種類によっては長寿になるものもいます。

もし長寿のインコを迎えるのであれば、一生の付き合いになることも考えておきましょう。

 

 

インコの生体の値段・価格

 

インコの生体の値段は種類や個体差によって大きく異なります。

セキセイインコのような小型でお手ごろなものではおよそ3,000円程度。

小型でも色合いによっては3万円以上になる固体もいます。

 

中型であれば1万円~12万円程度。

大型のインコともなれば30万~120万円程です。

 

合わせて読みたい:  インコの値段っていくら?人気の種類を毛色毎に徹底解説!

 

 


インコを飼うために必要な費用は?

 

インコの飼い方

 

インコを飼うためには一体いくら必要なのかをご紹介します。

便宜上、費用はセキセイインコを飼う場合の参考価格になります。

 

インコを飼い始める前にかかる費用

 

飼育ケージ 20,000円

巣箱 3,000円

エサ入れ、水入れ 1,000円

おもちゃ 2,000円

ヒーター 1,000円

餌 2,000円

プラケース 1,000円 

※最初にヒナをつれてくるためのものです

――――――――――

合計 29,000円

 

インコを飼い始めた後にかかる費用(月単位)

 

餌 2,000円

おもちゃ 1,000円

――――――――――

合計 3,000円

 

上記を見ても分かるとおり、犬や猫を飼育するのに比べて大分安く抑えられられます。

なお、理由としては以下があげられます。

 

  • 身体が小さいため食費がそこまでかからない
  • 感染症などの予防接種というものがない

 

ただし、病気やけがの治療費は高額です。

地域や病院によっても異なりますが、だいたい初診料として1,000~1,500円くらい。

フンの検査が500~1,500円ほど、そ嚢液の検査が800~1,500円ほど、健康診断をするだけでも2,000~3,000円ほどの出費は覚悟しましょう。

何か病気が見つかって、さらに細かい検査が必要になったり、深刻な病気で手術や入金が必要になると、高額の料金を支払わなければならなくなります。

手術の内容にもよりますが、手術代は数万円から十万円、入院費は1日あたり2,000~5,000円ほどかかります。

 

合わせて読みたい: セキセイインコを飼う前に!品種、値段、特徴、飼い方…事前に知っておきたいコトまとめ!

 

 

インコのヒナのお世話の仕方

 

インコの飼い方

 

インコのヒナの飼い方は2段階に分けられ、時期により飼い方が違います。

 

  • 第一段階:生後間もなくから2~3週間まで
  • 第二段階:その後の生後1~2ヶ月まで

 

第一段階のお世話

 

インコのヒナの体はとても小さく羽もまだ生えていません。

そのため寒さが大敵となるので、 26~28℃の間に温度を保ちます。

昆虫等を入れるプラスチックケースにティッシュペーパー等を入れて、こまめに取り替えましょう。

 

また、餌については、市販の粟玉やパウダーフードの 総合栄養食を38℃位のお湯でふやかして与えます。

温度は高すぎては火傷の原因となり、低すぎてはインコのヒナが餌を食べないので注意が必要です。

この時期のインコのヒナには、1日5~6回、2~3時間おきに餌をスプーンや注射器の様な物で与えましょう。

 

第二段階のお世話

 

ヒナには徐々に羽が生え始め、成鳥らしくなってることから、飼い方も変わってきます。

鳥カゴに低めの止まり木を設置し、底に柔らかい干草やキッチンペーパー等の緩衝材を敷き、ヒナが落ちても怪我をしない様にします。

餌は成鳥用の餌へとの切り換えをします。

まずは、以前と同じ物を与えつつ、粟や稗の混合シード等を与えてみます。

 

ヒナが徐々にシードを突付く様になってきたら、以前の餌は減らし、最終的には成鳥用の餌のみにします。

羽が綺麗に生えそろい、餌も成鳥用の物が食べられるようになったら、1日30分程度カゴから出して遊んであげるのも良いでしょう。

その際、狭い隙間に入ってしまう等の事故に注意が必要です。

 

 


インコの飼育に必要な環境

 

インコの飼い方

 

温度は適切に管理しましょう

 

インコを含めた小鳥は本来体温が非常に高く、約42℃前後もあるため、寒さに弱い動物です。

若くて元気一杯の時は、かなり寒い気温でも耐えられるようですが、少しでも体力が落ちたり、食欲が減ったりすると、低体温に陥り弱ってしまいます。

冬は電球型の保温器等を用意した方が無難です。

 

調子が悪そうだなと思ったらまず保温

 

たとえ夏場でも、保温器が必要になることがあります。

ケージを置く場所は冷房の風が直接当たらない場所に設置するなど、温度が極度に変化しないように気を遣いましょう。

もちろん、高体温症にも注意が必要なので、保温器をセットしたケージの半分はタオル等をかけて暖かくして、反対側は温度が逃げるようにしておくと小鳥が自由に選べるので、保温と高体温症予防の両方に対応出来ます。

 

掃除は出来れば毎日行いましょう

 

床面の糞掃除は毎日あるいは2日おきには行いましょう。

また、餌入れや水入れもこまめにきれいにしてあげてください。

餌は減り具合を毎日チェックし、また床の清掃をする際には、糞便の状態と数を大まかに確認して、何かきになることがあれば病院に相談しましょう。

 

放鳥をしましょう

 

放鳥とはインコを籠から出し、運動不足やストレスを解消させることです。

また、放鳥を行うことで飼い主とのコミュニケーションを図ることができます。

インコに取っても飼い主にとっても大切な時間ですね。

 

ただし、時間も決めずにダラダラと放鳥しているのは適切とは言えません。

思わぬ事故を避けるためにも、放鳥する時間は1日に1時間程度にしておきましょう。

以下が放鳥をする際の注意点になります。

 

インコが窓から飛び出してしまわないよう、放鳥の間は窓を閉めておく

 

部屋のドアも閉じ、ほかの家族がドアを知らずに開けてしまわないよう、前もって放鳥することを知らせておきましょう。

また、誤って窓にぶつかってしまったときのために、レースのカーテンを引いておくと安心です。

 

放鳥の間、部屋の中にフンを落とすことがある

 

鳥は体の中にフンをためておくことができず、食べたらすぐに排泄する動物です。

フンを出さないようにする方法はありませんが、ケージから出している間はインコをよく観察し、フンをしたらすぐに片付けましょう。

 

家の中のものを齧ってしまうこともある

 

保護カバーを付けるほか、インコがかじって遊ぶおもちゃを用意し、そちらに興味を持っていかせるのも対策のひとつです。

また、家の中にはインコにとっては危険なものも沢山あります。

例えば、とがった鉛筆や冷えていないアイロン、炊飯器の蒸気、観葉植物にもインコに有毒なものがあります。

こういったものは予め片付けてから放鳥を行うようにしましょう。

 

 

インコのしつけの方法

 

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噛み癖について

 

インコを飼う時に知っておくと良いのは、インコには噛み癖があるということです。

噛み癖のしつけをきちんとしておかないと、飼い主がケガをしてしまったりする可能性も高いので、できるだけ早い段階でこの噛み癖についてのしつけは行うのが良いでしょう。

手や指をかまれた時などは、くちばしの奥に軽く指を入れてみたり、息を強めに吹きかけたりして、人間の指を噛むと嫌なことがあるのだと関連付けて学習をさせしつけを行いましょう。

 

手乗りインコにする

 

インコを飼うとなればやはり憧れるのが、手乗りにするということでしょう。

インコをはじめ、 文鳥 のように手乗りに育てるのは比較的簡単です。

ただ、小さい頃から飼うことが必要です。

 

ヒナの頃は頻繁にエサを与える必要があるので、その時に手に乗せたり、籠から出すときに手に乗せたりと、とにかく気が付いた時には手に乗せるようにすれば良いのです。

日常的にそうしていれば、手に乗りたがりますし、頭にも肩にも腕にも触れたがるようになります。

 

成長した大人のインコを飼う場合、後から手乗りにするのは難しいと言われています。

確実に手乗りにするにはやはヒナから育て、手に乗せながらお世話をすることが重要なのです。

 

おしゃべり上手に育てるには

 

インコにしゃべってもらうには「しゃべると楽しい!もっとしゃべりたい!」と思ってもらわなければいけません。

飼い主との信頼関係がとにかく大切です。

 

大事なことは、まずは飼い主がたくさん話しかけること

 

名前を読んでインコに自分の名前を覚えてもらいましょう。

インコの目を見ながら「〇〇ちゃん」と楽しそうな雰囲気で呼びかけることが大切です。

そうしているとインコも「〇〇ちゃん」と返してくれるようになることがあります。

 

インコが自分の名前をしゃべったら「すごい!」「〇〇ちゃん、やったね!」とオーバーリアクション気味に喜んであげたり、おやつをあげるなどして、おしゃべりが楽しいものだとインコに覚えてもらいましょう。

名前を言えるようになったら、「〇〇ちゃん、おはよう」「〇〇ちゃん、お休み」など時間や行動と言葉を、関連付けさせて教えていきましょう。

一通りの言葉を覚えてきたら、迷子になった時のために、住所を覚えさせるのもいいかもしれませんね。

 

インコに過度のプレッシャーやストレスを与えてはいけません

 

インコのおしゃべり訓練の注意点として、決して言い間違えても怒らないようにしましょう。

インコはあなたと楽しくおしゃべりしたいと思い、一生懸命言葉を覚えようとします。

時間をかけてゆっくり楽しみながらトレーニングをしてください。

 

 


インコの繁殖のさせ方

 

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インコの繁殖自体は実はそれほど難しくはありません。

しかし、実際考えなければならない事は繁殖が終わって、ヒナがかえってからの方が多いのです。

インコはつがいになると、年間平均で10個程度の卵を産みます。

 

繁殖のことを考える場合の注意点

 

  • ちゃんとその卵の行く先を考えていますか?
  • 新しいインコを迎える飼育スペースはありますか?
  • 最後まで複数のインコの面倒は見ることができますか?

 

このように、インコの繁殖は計画的に行う必要があります。

繁殖以後のこともきちんと考えた上で、インコを繁殖させるかどうか検討しましょう。

 

巣引きについて

 

鳥類の繁殖行動は「巣引き」と言われています。

インコの発情は生後数ヶ月で発生します。

ただし、メスは適齢期が1歳~3歳なので、この期間に巣引きさせるようにしましょう。

適齢期以外の時期だと、母鳥の体に及ぼす様々なリスクが大きくなってしまいます。

インコは季節によって発情期が決まっていないので、飼い主は特に発情期を見逃さないように注意しなければなりません。

 

発情期の特徴

 

オスの求愛行動が頻繁になります。

対象はメスのインコだけとは限らず、飼い主や犬や猫などのペットにも求愛行動をとることがあります。

オスは発情期になると羽色が鮮やかになり、メスはクチバシが変色するようになります。

わかりやすい発情サインなので、しっかりと観察しておきましょう。

 

お見合いをする

 

発情期がきたら、候補の相手とお見合いさせましょう。

ケージ越しに顔を合わせてから、一つのケージに入れてみましょう。

相性が良ければ、オスが求愛行動を繰り返した後、2羽で仲良く隣り合っている姿が見られるはずです。

 

産卵のサイン

 

メスが巣箱にいる時間が長くなったら、中で卵を温めているサインになります。

ヒナは18日前後で卵からかえる ので、巣箱の中から雛の声が聞こえるまでは親鳥にストレスを与えないようにしましょう。

巣箱の中を見たり、手を入れたりしてはいけません。

 

インコの繁殖は意外と簡単に行うことができますが、先述した通り、インコの繁殖を試みる前にきちんと最後まで面倒を見ることができるのかを熟考しましょう。

新しい命にはきちんと責任をもって対処することが、なによりも大切だということを忘れてはいけません。


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