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犬の飼い方、費用、エサ、トイレ、しつけ、病気、老後のお世話まで






犬は人と同じく社会性を持つ生き物で、古くより人類に寄り添ってきた良き友人と言えます。
そんなワンちゃんと一緒に暮らしたいと言う方も多いはず。

ただ、ひとつの命を育てる以上、飼育にあたっての知識が必要です。

飼うのに必要な費用は?
しつけはどのようにするの?
病気になったらどうすればいい?
ドッグフードはどれを選べばいい?
老犬になった時、どんな風に介護すればいい?

このように犬を飼育する際に気になることをまとめました。
これから犬を飼おうとしている、また既に飼っている方の参考になれば嬉しいです。

【目次】犬の飼い方、費用、エサ、トイレ、しつけ、病気、老後のお世話まで

 

犬の特徴や歴史

蓄犬登録について

犬の飼育に必要な費用・お金は?

飼いはじめる前にかかる費用

飼い始めた後にかかる費用(年単位)

犬を飼うのに必要な環境は?

グッズを置く場所を考えましょう

犬の散歩について

犬の散歩の開始時期は?

お散歩の頻度

犬のしつけについて

社会化期に行うしつけ

日常的なしつけ

犬のトイレのしつけ

犬の身体のケア

ブラッシングをしましょう

シャンプーの必要性は?

トリミングの必要性は?

爪切り

口腔ケア

犬のエサやドッグフードの種類と選び方

ドッグフードの種類は?

ドッグフードの年齢区分

ペットフードの成分や原材料には要注意

ドッグフードの主成分は肉や魚表記のものを

保存料や添加物にも注意

犬に与えてはいけない物質・食品

1. ネギ類(ネギ、タマネギ、ニンニク、ニラなど)

2. チョコレート

3. 鶏の骨

4. 牛乳

5. キシリトール

6. アボカド

7. たけのこ

8. ブドウ(生ブドウおよび干しブドウ)

犬のかかりやすい病気について

1. 腫瘍、悪性腫瘍(がん)

2. ウィルス性の病気(感染症)

3. 皮膚の病気

4. 関節の病気

5. 神経の病気

6. 顔に出る病気

7. 呼吸器系の病気

8. 心臓の病気

9. 消化器系の病気

10. 泌尿器系の病気

11. 内分泌系の病気

12. 寄生虫の病気

犬の不妊手術の必要性

不妊手術を受けるにあたって

手術によるメリットとデメリット

犬の介護について

1. おトイレのサポート

2. ご飯のサポート

3. 老犬の運動について

 

 


犬の特徴や歴史

 

人間が犬を飼い始めたのは 約1万5千年前 にまでさかのぼります。

 

犬は森林から開けた草原へと生活の場を移して追跡型の狩猟者となった食肉類に属します。

待ち伏せ・忍び寄り型の狩りに適応したネコ科の動物に対して、イヌ科の動物は、細長い四肢など、持久力重視の走行に適した体の造りをしています。

 

意思疎通をするための感情や表情も豊かで、優れた社会性をもっています。

人に飼われている犬は、人間の家族と自身をひとつの群れの構成員と見なしていると考えられ、自身が認めた群れの上位者によく従い、その命令に忠実な行動を取ります。

 

平均の大きさは体高で16~86cm。

 

平均寿命 犬種 にもよりますが12歳~15歳です。

ただし小型犬と大型犬では年の取り方が違い、 小型犬 の方が 大型犬 よりも長生きする傾向にあります。

 

 

蓄犬登録について

 

dog06

 

畜犬登録とは 生後90日以上に行う必要があり、これは法律で義務着けられていることです。

畜犬登録するに当たっては、まず狂犬病予防注射をしている事が前提となります。

 

 


犬の飼育に必要な費用・お金は?

 

犬を飼育するに当たって一体どのくらいの費用がかかるのか、それらをざっと確認してみましょう。

※費用はおおよその金額です

 

飼いはじめる前にかかる費用

 

蓄犬登録:3,000円

健康診断:5,000円

混合ワクチン※2回:15,000円

狂犬病予防注射:3,500円

ご飯、リード、ハウス、おトイレ等の必需品:30,000円

 

→合計:56,500円

 

飼い始めた後にかかる費用(年単位)

 

健康診断※1回:5,000円

混合ワクチン※1回:7,500円

狂犬病予防注射※1回:3,500円

フィラリア検査※1回:3,000円

フィラリア予防薬※必要時期のみ:10,000円

ノミダニ対策:15,000円

食事代※一月5,000円として:60,000円

おやつ※月2,000円として:24,000円

ペットシーツ おもちゃ などの消耗品:3,000円

 

→合計:131,000円

 

大体年間でこれぐらいになりましたが、犬の種類や大きさにより予防接種や検査の価格は前後します。

上記では基本的に家庭で過ごす場合の費用計算となっていますが、家族旅行する際に利用するペットホテル代や、予期せぬケガや病気などをすると 最低でも30万円 はかかると覚悟しておきましょう。

 

 

犬を飼うのに必要な環境は?

 

犬

 

基本的に、犬は集団で生活する生き物です。

そのため、 ひとつ屋根の下で家族と一緒にいることが彼らにとって普通であると考えてください。

 

犬と暮らすことになったら、共に散歩をし、沢山遊んでコミュニケーションをとりましょう。

どこでも触らせて貰える様にしておくと、驚いて噛み付かれたりする心配も少なくなるので、犬自らが近くに寄ってきた時は積極的に触ってあげましょう。

種類にもよりますが、犬を迎え入れる際は室内飼いをおすすめします。

 

グッズを置く場所を考えましょう

 

ハウスは犬が安心してくつろげる場所に置いてあげましょう。

また、犬は入り口の近くでおトイレをする傾向にあります。

トイレ を用意する場所は入り口の近くが良いでしょう。

 

犬が噛んでしまったり、いたずらしそうなコードや危険物は片付けておきましょう。

代わりに犬が噛んでも大丈夫なオモチャを置いてあげると良いかもしれません。

 

 


犬の散歩について

 

犬

 

犬にとって一日の中でとても重要な行動が  散歩 です。

これにはきちんと意味があり、自分の縄張りを飼い主と歩いて回り、外界からの刺激を受け取るとても素晴らしい時間なのです。

 

犬の散歩の開始時期は?

 

生後3ヶ月までは家内や庭先で遊ばせる程度にしましょう。

何より家の中の環境に慣れて貰うのが最優先になります。

 

生後4ヶ月頃から家のまわりを歩く事から始め、生後6ヶ月頃から本格的に運動させましょう。

また、お散歩は 犬のしつけ 、「おすわり」「まて」等がきちんと出来るようになってから始めることをおすすめします。

 

お散歩の頻度

 

1. 1日2回行います

 

お散歩は重要ですが、必ずしなければ死んでしまうということではありません。

猛暑の時間帯や交通量の多い時間は避ける、雨の日は控えるなど、その日によって様子を見ながら決めると良いでしょう。

 

2. 運動量を犬に合わせて決めましょう。

 

大体20分~60分が目安です。

もちろん種類や体格、年齢によっても異なります。

一般的に小さな犬は散歩の時間も短くて良く、大型犬になると散歩の時間がたくさん必要です。

 

3. 排便の後始末はきちんとしましょう。

 

飼い主としてとても大切なマナーです。

糞に虫が沸いたり、害虫が集ったりとご近所にも迷惑がかかってしまいます。

散歩に出かける際には、スコップ、ティシュペーパーや専用の袋等を用意しましょう。

 

 

犬のしつけについて

 

人間とワンちゃんが一緒に暮らすにあたり、必要なのがお互いの間で共通したルール、、つまりしつけです。

それでは、一体どのようにしつけを行えば良いのかを確認しましょう。

 

社会化期に行うしつけ

 

子犬が外界からの色々な刺激を学び、順応するための大切な期間 で、生後4週間~13週間ぐらいを指します。

 

ここで重要なのは人や様々な騒音、他のワンちゃんや動物に慣れさせることです。

この時期を逃すと、警戒心が高くなり上手く外の世界に馴染んでくれなくなります。

 

将来的に外をお散歩させても、自動車や人の声に驚かないようにする。

自分に触れた動物や、人を噛まないようにする為にはここで様々な刺激に慣れさせましょう。

 

日常的なしつけ

 

犬は自分が行った事に対して沢山褒められたり、おやつを貰らえると、 「 これをすればいいことがある」と認識してくれるようになります。

 

逆に、飼い主に 徹底的に無視される、構って貰えなくなると「不快」と感じます。

とにかく、愛犬がいい事をしたら大げさなぐらい褒める!を念頭に置き根気強く行うのが大切です。

 

具体的に例えるのなら…

 

例1:おやつを目の前にして「待て」ができた → 沢山褒めておやつを与える

 

しつけを行う際にはきちんと目を見て、優しい声色でいう事が重要です。

褒め言葉も「良い子」など何でも構いませんので、統一したほうが良いでしょう。

 

しつけ以外のときからコミュニケーションをしっかりとっておけば信頼関係が生まれ、しつけがしやすくなります。

 

例2:いたずらでスリッパを齧る → 徹底的に無視を決め込む

 

いけない事をだと分からせる為には、現行犯でなければ意味はありません。

このとき大声で怒鳴ったり、叩くのではなく、無視が一番です。

 

体罰を与えることは犬が飼い主への不信感を抱く原因にもなるので絶対にやめましょう。

 

犬のトイレのしつけ

 

トイレのしつけはワンちゃんを家に迎え入れた日から始まります。

トイレの場所を覚えるまでは、飼い主がきちんと誘導してあげましょう。

 

そしてやはり、正しい場所で排泄をしたら褒めてあげるのが重要です。

もし中々覚えてくれなければ、オシッコが染みたシートを敷くなどして、ニオイでも覚えてもらいましょう。

 

 


犬の身体のケア

 

犬

 

ブラッシングをしましょう

 

犬には換毛期があります。

これはその季節によって毛が生え変わり、毛の量を少なくしたり多くしたりする時期の事です。

犬は自分で グルーミング をしないので、放って置くと毛並みが悪くなったり、多量の抜け毛にダニやノミが寄生する原因になります。

 

また犬をブラッシングする事によって血行を良くしたり、コミュニケーションを取る意味でも有効といえます。

犬の毛の流れを確認し、毛の引っかかりやごわつきが無くなるまで丁寧に専用のブラシなどで、梳きましょう。

 

シャンプーの必要性は?

 

犬には汗を分泌する汗腺が存在しておらず、極端に体が汚れたり汗臭さを放ったりすることはありません。

しかし、猫のように自分でグルーミングはできないため、お散歩や、外で遊んだ後の汚れを放置しておくと臭いや毛並みの乱れの原因になりますし、不衛生はノミやダニの格好の住みかにもなります。

 

被毛を清潔に保つ為、月に1回は シャンプー してあげると良いでしょう。

また、短毛種で濡れタオルで拭うくらいが十分だと判断される場合は無理に行う必要はありません。

 

トリミングの必要性は?

 

トリミングは毛が一定以上に伸びない種類の犬には必要ありません。

しかし、毛が伸び続ける種類の犬にとっては非常に重要なことです。

 

被毛を清潔に保つ、ダニやノミが繁殖しないようにする為に長毛種の毛のケアは丁寧にしましょう。

動物病院でもトリミングをしてくれるところがあるので、気になる場合は一度相談してみるのがいいでしょう。

 

爪切り

 

運動量が充分な犬は、爪と地面が自然にこすれあい、勝手にすり減っていくのでケアの必要はありません。

 

しかし、運動量の少ない犬や 室内犬 は磨り減ったりしないため、伸びた爪で自分の体を足で掻いたときに皮膚を傷つけることもありますし、爪が皮膚に食い込み、痛みの原因にもなりますのでそういった場合は爪切りが必要になります。

 

犬の爪は人間と同様、根元の部分には神経と血管が通っているので、十分注意して犬用の爪切りで傷つけないように少しづつカットしましょう。

万が一切りすぎて血が出る場合もあるので、念のため事前に止血剤を用意しておいてください。

 

口腔ケア

 

犬に歯磨きは必須になります。

歯磨きをせずに放っておくと歯石が溜まったり、歯周病や口臭の原因になります。

歯磨きは1日1回、嫌がる場合も1週間に1回は行いましょう。

 

歯磨きには徐々に慣れさせる

 

歯磨きに慣れさせる為にも、子犬の頃から口周りや口の中に触れることに慣れさせておきましょう。

触れても驚かなくなったら以下の手順で歯磨きに慣れさせます。

 

  1. 歯の表面をガーゼで拭うことからはじめましょう。
  2. ハブラシの臭いを嗅がせたり口の中に入れたりしてみましょう。
  3. 犬用は磨き粉を付け、歯の表面から優しく磨き始め、徐々に奥歯も磨いていきましょう。

 

嫌がって磨かせてくれない…

 

犬の歯磨き効果のあるグッズを利用しましょう。

歯磨き効果のあるオモチャやおやつを与えて日常的に齧らせる習慣をつけるのが良いです。

 

※参照記事:  犬向けおもちゃ10選!愛犬のストレス解消だけでなくしつけや歯磨き効果も!

 

 

犬のエサやドッグフードの種類と選び方

 

犬

 

ドッグフードにはいくつか種類があるので、その中から適切なものを選んであげましょう。

手作りでご飯を作るという選択肢もありますが、必要な栄養を厳密に計算するのは困難です。

最初は ドッグフード に頼るのが良いです。

 

ドッグフードの種類は?

 

1. ドライタイプ

 

カリカリとした触感で栄養価抜群、最も使いやすいタイプです。

開封後の保存が良く、大容量のものはお財布に優しいものが多いので多頭飼いには持ってこいです。

 

2. 半生タイプ

 

水分が25%~30%含まれているドッグフードです。

香りが強く、犬の食い付きも良いものが多いです。

 

3. ウェットタイプ

 

水分が多めで、肉の触感が残っている為犬も満足しやすく、食いつきが良いです。

食欲がないときや、病気の時はこれが良いでしょう。

 

けれど、与えすぎは要注意!肥満の原因になりますし、歯石も付きやすいです。

開封後の保存が利かないので、なるべくその日のうちに食べきれる量にしてください。

 

4. 冷凍タイプ

 

ドッグフードで行われる加工処理を避けるのが目的の比較的新しいタイプです。

このタイプでは、加工処理による組成栄養分の破壊を抑えられ、かつ保存期間も長くなっているのが特徴です。

 

5. 脱水タイプ

 

こちらも比較的あたらしいタイプです。

空気乾燥により細菌が増殖できないレベルまで水分を下げるのが目的で、見た目はドライタイプと非常に似ています。

お湯をかけることで本来の形に戻すことが出来ます。

 

6. 冷蔵タイプ

 

低温殺菌により新鮮な材料の鮮度を保つタイプです。

軽く調理してから真空パックに入れたのち冷蔵保存します。

低温で保存しないと腐爛しやすく、保存期間も開封前で2ヶ月から4ヶ月くらいです。

 

ドッグフードの年齢区分

 

ドッグフードには、 子犬用(パピー)、成犬用(アダルト)、シニア用 などがあります。

成長段階によって、犬が必要としている栄養バランスや摂取カロリーは異なります。

それぞれ 犬の年齢にあった餌 を与えるのが良いでしょう。

 

ペットフードの成分や原材料には要注意

 

ペットフードついて、日本国内ではペットフードの原料に恐ろしいものが使われている場合があります。

それは 飲食店から出た廃棄肉、動物園や農場で病死した動物の死骸、安楽死させられた動物の死骸 …といったもの。

食品産業の廃材や動物の死骸を原料としているものがあるというのです。

 

4Dミートと呼ばれるこの成分ですが…成分表記で言うところの、「 ミートミール」「ミールパウダー」「肉の副産物」「家禽副産物粉(~副産物粉)」  といった表記が上記のような肉のことなのです。

そしてそれらを厳密に表記したり規制する法律というのは残念ながら存在していないんですね。

 

アメリカなどのいわゆるペット先進国と違い、日本国内ではペットフード、飼料の法律が甘い部分があります。

合成保存料や合成酸化防止剤などが使用されていても、表記していない場合も多いのです。

 

ドッグフードの主成分は肉や魚表記のものを

 

犬は元々肉食です。

一番最初に穀物類が表記があるものは、犬が栄養として上手く取り込むことが出来ない為控えた方が良いでしょう。

一番最初に表記されている成分が 肉類、魚類、家禽副産物粉(~副産物粉)やミートミールのものは、上記に記載した通り、産業廃棄物などが使用されている可能性があります。

安全なフード選びに万全を期すのであれば、主成分が魚肉、肉、魚、トリ肉(チキン、ターキー)等と、できれば肉の種類まできちんと記載されているものが良いでしょう。

 

保存料や添加物にも注意

 

入っていないに越した事はありません。

もし入っていたとしてもなるべく項目数が少なかったり、ローズマリーやトコフェロールなどの天然由来のものがあればそれが無難です。

保存性や品質を高めるのにある程度必要なものではありますので、敏感になりすぎないようにしましょう。

 

※参照記事:  安全なドッグフードの選び方!犬の餌やりの方法や注意点も解説

 

 


犬に与えてはいけない物質・食品

 

犬

 

人間が普段何気なく口にしているものでも、犬に与えると危険とされている物質があります。

以下のものはくれぐれもテーブルの上に出しっぱなしにして犬が食べてしまわないように注意しましょう。

 

1. ネギ類(ネギ、タマネギ、ニンニク、ニラなど)

 

ネギ類に含まれる成分のアリルプロピルジスルファイドなどが犬の赤血球を溶かし、貧血を起こしてしまいます。

俗に言うタマネギ中毒というものです。

 

2. チョコレート

 

チョコレート類に含まれるテオブロミンという成分によって中毒を起こすことがあります。

 

3. 鶏の骨

 

噛み砕いた際にササクレ状に割れるため飲み込んで消化管穿孔の原因になることがあります。

 

4. 牛乳

 

犬は成長するにつれて乳糖を上手く代謝するためのラクターゼが減っていきます。

腸内のラクターゼが失われて授乳に含まれる乳糖の分解が困難になり、下痢などをおこす乳糖不耐症になる可能性があるので注意しましょう。

 

5. キシリトール

 

キシリトールはインスリンを分泌させる力が強いため、血糖を異常に低下させてしまい、血糖低下による意識低下、脱力、昏睡、けいれん、肝障害が起こる可能性があります。


6. アボカド

 

果肉や皮には毒素が含まれており、多量に摂取すれば下痢や嘔吐を起こす危険性があります。

 

7. たけのこ

 

結石症のリスクを高めるシュウ酸を多く含んでいるので与えない方が良いでしょう。

 

8. ブドウ(生ブドウおよび干しブドウ)

 

腎尿細管壊死を起こす可能性があります。

場合によっては下痢、腹痛、腎不全になり死亡することもあります。

 

 

犬のかかりやすい病気について

 

dog05

 

犬の病気にも予防接種や一定期間の投薬により防げるものや、日々の生活の中で発病するもの、いち早く病院で処置を行わなければならないものなど様々。

ここではそんな中から犬のかかりやすい病気と症状についてまとめていきます。

愛犬に何か異変を感じたらすぐに病院で診てもらいましょう!

 

1. 腫瘍、悪性腫瘍(がん)

 

犬に腫瘍が出来る原因について詳しくは分かっていませんが、老化、遺伝、ストレスや免疫力の低下などが原因のひとつだと言われています。

そして犬が最もなりやすい病気と言われていおり、口腔、皮膚や臓器、全身に巡るものなど種類は様々です。

食欲不振、体重の減少、嘔吐、下痢、血便、鼻血、発熱皮膚のできもの、口腔からの出血物が食べにくそう等の症状が出ます。

ですが、これらの症状が現れた時は大分病気が進行している場合が多く、一定期間毎に健康診断を行うなどして用心するのが良いでしょう。

 

2. ウィルス性の病気(感染症)

 

狂犬病、ジステンパー、コロナウィルス感染症、犬ヘルペス感染症、レプトスピラ感染症、ハベシア症、ケンネルコフ、パルボウィルス感染症、犬伝染性肝炎、ブルセラ症、イヌアデノウィルスなどがあります。

 

犬の体内に入ったウィルスは完全になくす事ができないことが多く、中には人間に感染するものもあります。

ですが、その殆どは予防接種で防げるので、年に一度必ず混合ワクチンを打つなどしてしっかりと予防する必要があります。

またダニやノミ、蚊が感染経路になる場合もあるので、犬の過ごす環境にも良く気を使いましょう。

発熱、食欲不振、舌が白くなる、嘔吐、咳、下痢(軟便)、便秘、血尿、突然凶暴になる、水を怖がる等の症状があります。

 

3. 皮膚の病気

 

アレルギー性皮膚炎、膿皮症、内分泌性皮膚炎、疥癬症、皮膚糸状菌症、脂漏症などがあります。

 

塵やホコリ、花粉、カビ、ノミ、ダニに反応するアレルギー性のものや、ホルモンのバランスが崩れたり、ストレスや不衛生、噛み傷から感染するものなど、原因は様々です。

皮膚を激しく痒がる、皮膚が赤くなる、発疹ができる、海が出る、フケ、脱毛、爛れなどの症状があればすぐに病院につれていきましょう。

 

4. 関節の病気

 

膝蓋骨脱臼(しがいこつだっきゅう)、股関節形成不全、ウォーブラー症候群、骨軟化症(クル症)、レッグ・ペルテス病などがあります。

 

犬種によって発病したり、打撲や外傷、遺伝など様々な原因があります。

足を曲げて歩く、足を引きずっている、走る時にウサギ飛びのようになる、横すわりをする、腰を大きく左右に振って歩く、頭を下げて歩くなどの症状がみられます。

早期の治療や外科手術が必要な場合もあるので、異変に気がついた時点で病院に連れてゆきましょう。

 

5. 神経の病気

 

てんかん、小脳障害、変形性脊椎症、前庭疾患、水頭症、ホンネル症候群などがあります。

 

神経や脳に異常をきたし日常生活に支障をきたすものがほとんどです。

難病となるものが多く、日常生活では飼い主の介護が不可欠になることもあります。

歩行困難、痙攣、口から泡を吹く、ふらつく、姿勢がきちんと保てない、首を片側に傾ける、グルグル回り続ける、食欲不振、嘔吐、異常に寝る、片目の瞳孔が小さくなるなどの症状がみられます。

 

6. 顔に出る病気

 

チェリーアイ、ブドウ膜炎、結膜炎、白内障、外耳炎、中耳炎、耳血腫、鼻炎、副鼻腔炎、鼻腔狭窄、歯周病、などがあります。

 

  • 目に出る症状:白眼の部分が充血する、眼球の各部分に炎症がおきる、目ヤニ、目のかゆみ、目が白く濁る。
  • 耳に出る症状:ニオイのある耳垢、耳をしきりに気にする、頭を振る、鼓膜が破れる、頭が片側に傾く等。
  • 鼻に出る症状:鼻水が出る、呼吸がしづらい、くしゃみ、鼻筋が盛上る。
  • 口にでる症状:口臭がある、歯が抜ける、歯茎の腫れ、出血、などがあります。

 

これらの症状が現れたら無理に触ったりせずにすぎ病院に連れて行きましょう。

 

7. 呼吸器系の病気

 

肺炎、気管支炎、軟口蓋過長症(なんこうがいかちょうしょう)、気管虚脱、気管支狭窄(しかんしきょうさく)、気胸(ききょう)などがあります。

 

先天的に呼吸器に異常があり起こるものもあります。

高熱、鼻水、食欲不振、ゼーゼーと荒く呼吸をする、呼吸困難、チアノーゼ(舌や口の中が紫になる)、吐き気、苦しそうに涎を垂らす、等があります。

呼吸困難になれば脳や肺に障害が出ることも多く、一刻も早く治療を受けることが重要です。

 

8. 心臓の病気

 

心不全、フィラリア症、心筋症などがあります。

 

元気がない、疲れやすい、運動を嫌がる、呼吸が荒い、酸欠による失神、お腹が膨れる、四肢のむくみ、咳(夜中に悪化するものもある)、息切れ、水を異常に欲しがる、後ろ足の麻痺等があります。

重篤な症状になる場合も多く、元々心臓病になりやすい犬種や、老犬、肥満の場合には要注意です。

フィラリア症は蚊より感染するので駆虫薬などで駆除、あらかじめ予防薬を投与するなどしておきましょう。

 

9. 消化器系の病気

 

食道アカラシア、食道炎、胃炎、腸炎、便秘、下痢などがあります。

 

嘔吐、血の混じった嘔吐、食べ物が誤って気管に入る、首へ触るのを嫌がる、食事が遅い、涎を垂らす、食べるとき大きな声を出す、口臭、脱水症状、体重減少、腹部を痛がる、水を良く飲む、ウンチの回数が増える、等の症状があります。

 

10. 泌尿器系の病気

 

腎不全、糸球体腎炎、ネフローゼ症候群、水腎症、アミロイドーシス、膀胱炎、尿道結石などがあります。

 

食欲不振、嘔吐、下痢、オシッコが減る、オシッコが多い、口からアンモニア臭、ぐったりしている、高たんぱく尿、血中コレステロール上昇、腹水、体重減少、水を異常に飲む、発熱、血尿(尿がにごっている)等があります。

 

11. 内分泌系の病気

 

糖尿病、低血糖、クッシング症候群、尿崩症などがあります。

 

水を大量に飲む、食べる量が増える、体重減少、オシッコの回数が増える、腹部が膨れる、痙攣、下半身が動かなくなる、失明、胴体のみの脱毛等があります。

犬種により発病しやすかったり、日々の生活環境や食事の食べ方が原因になる場合もあります。

 

12. 寄生虫の病気

 

回虫賞、条虫症、鞭虫症、コクシジウム症などがあります。

 

食欲不振、下痢、血便、嘔吐、腹痛、腹部のふくらみ、体重減少、貧血、肺炎、肛門周辺を壁や地面にすりつける等があります。

寄生虫の種類によっては症状が重篤になる場合もあり、一刻もはやい駆虫と治療が望まれます。

 

 

犬の 不妊手術の必要性

 

犬

 

不妊・去勢手術とは猫の生殖器を摘出する手術です。

望まぬ繁殖をさける、生殖器の病気を防ぐ上でとても有効な手段です。

 

不妊手術を行うのは人間の勝手!犬が可哀想! と思う気持ちもよく分かりますが、優しさ故に不妊手術をしなかった結果、不幸な動物を増やしている事実があるというのも知っておいて欲しいのです。

 

折角生まれた命でも、年間(26年度統計)で 101,338匹の犬や猫が 殺処分 されている現実もあります。

興味本位での繁殖も最後まで面倒を見切る事が出来ないようであれば絶対にお勧めはしません。

 

不妊手術を受けるにあたって

 

不妊手術の適正年齢は生後6ヶ月~8ヶ月としているところが多いようです。

また、不妊、去勢手術を行う場合、犬種や大きさによって費用は異なりますが、10,000~30,000円といったところ。

 

地域によっては助成金が出る場合があります。

助成金額は2,000~10,000円と幅もあるので、掛かり付けの動物病院などで確認してみるのが良いでしょう。

 

手術によるメリットとデメリット

 

  • 卵巣、精巣腫瘍や生殖器の病気の予防
  • 気性が荒れる事への抑制
  • 性的なストレスが無くなることで肥満になりやすくなる

 

 

犬の介護について

 

犬

 

犬の寿命は種類によって異なりますが、大体12~15歳程と言われています。

人間と同様に犬も年を取ると身体機能が落ちてきますし、ちゃんとご飯が食べられなかったり、おトイレ以外でも粗相をしてしまうことがあるかもしれません。

 

そんな状況が時に辛くなることがあるかと思いますが、そんな時でも愛情を持って接してあげてください。

寝場所は愛犬が安心できる所に用意し、家族で様子を見守れるようにしましょう。

 

以下に老犬の日常生活のサポートについてまとめてみました。

 

1. おトイレのサポート

 

老犬にもなるとやはり排泄も困難になってきます。

自分で立ててもおトイレに間に合わなかったり、別の場所で粗相をすることもありますが決して怒らないでください。

 

場合によっては介助しておトイレまで誘導し、寝たきりであればペットシートや動物用のオムツを利用しましょう。

逆にどうしてもウンチやオシッコをしてくれないようであれば、動物病院に相談するのが良いです。

 

2. ご飯のサポート

 

高齢になってくると消化機能が低下してきます。

免疫力が弱り、病気にもなりやすくなるので、ご飯は良質で消化の良い物を用意してあげましょう。

 

首を舌に下げる姿勢は老犬にとっては負担になる事もあるので食事台などを用意したり器を持ち上げたりして、首を下げなくても食べられるようにしてあげましょう。

また寝たきりの子であれば口の横から流動食を与えます。

 

与える際にはハチミツの入れ物やや専用の容器を利用するのが良いです。

この時、ご飯が食道に引っかかったり、気管に入るのを防ぐため、あごは持ち上げず、姿勢は頭は身体より少し高くしてあげてください。

 

3. 老犬の運動について

 

老犬になると寝てばかりになったり、あまり動きたがらなくなります。

筋力の低下や関節の硬化を防ぐ為にゆっくりとその子に合わせてあるくだけでも構いませんので、少しでもお散歩を行うのが良いでしょう。

また寝たきりの子であれば、カートなどに乗せて、少しでも外の空気を吸わせてあげたり、マットの上で足の屈伸やマッサージを行うのも有効です。

 

 

犬は飼い易いとは聞いていたけど、思った以上に大変そう…と感じた方もいらっしゃるかと思います。

それでも家族として犬を迎え入れるのであれば、どうか幸せにしてあげてください。

犬はそれに応えるようにきっと素敵なパートナーになってくれるはずですし、大変なこと以上の幸せを与えてくれることでしょう。


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