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オオカミ(狼)はネコ目(食肉目)イヌ科イヌ属に属する哺乳動物で、英名は「wolf」です。
多数の亜種が存在し、同族種にはアメリカアカオオカミ、コヨーテ、アビシニアジャッカルなどが存在します。
通常はオスメスのペアを中心に、4~8頭ほどのパックと呼ばれる社会的な群れを形成して生活しています。
群れの最上位から「アルファ」、「ベータ」と呼び、最下位を「オメガ」と呼びます。
オオカミは完全なる縦社会で生活しており、常に順位を儀式的に確認し合い維持されています。
大きさは亜種や地域によって異なりますが、体長100㎝~160㎝、肩までの体高は60㎝~90㎝、体重は25㎏~50㎏程です。
飼育下での寿命は15年程です。
野生化では寿命前に死んでしまうことが多いため、明確にはされていませんが、5年~10年程とされています。
現在の亜種は33(絶滅種含め39亜種)に分類されていますが、近年では13亜種、絶滅2亜種への統一が検討されています。
ここでは、比較的有名なオオカミを紹介します。
ユーラシア大陸北部に分布しています。
大きさは体長約150㎝~220㎝と大柄の亜種です。
アラビア半島に分布しています。
生息数が極少なため、絶滅が危惧されています。
グリーンランド北部、東部、クイーンエリザベス諸島、バンクス島、ビクトリア島に分布しています。
ハイイロオオカミとの亜種で、全身真っ白な体が特徴的です。
インドからイスラエルにかけて分布している、中型のオオカミです。
生息数が非常に少なく、絶滅が危惧されています。
イタリアからアルプス南部に生息しています。
家畜を襲うことなどから、一時は駆除の対象になった過去もあり、生息数が激減したこともありましたが、1970年代から保護活動が行われ、現在はその数も増えてきました。
別名をシベリアオオカミ、チョウセンオオカミとも呼びます。
シベリア北部、東部に生息するものをシベリアオオカミ、朝鮮半島の高地や白頭山、中国東北部に生息するものをチョウセンオオカミと呼びます。
カナダのオンタリオ州南東部とケベック州南部、アラスカに分布しています。
タイリクオオカミの亜種と考えられています。
アメリカ南部とメキシコに分布しています。
生息数が極少なため、絶滅が危惧されています。
北アメリカに生息するオオカミの中ではもっとも小柄な亜種です。
日本の北海道、樺太、千島に生息していた亜種です。
1990年ごろに絶滅したとされています。
日本狼は、本州、四国、九州に分布していました。
1905年、奈良県で若いオスのニホンオオカミが捕獲された記録が、ニホンオオカミ最後の記録となっています。
オオカミは北半球に広く分布します。
一番分布域の広い種類は「タイリクオオカミ」であり、多くの亜種に細分類されます。
オオカミの性別は、素人が見た目のみで区別するのは困難と言われています。
繊細な差があるため、専門家や慣れている方なら判別が可能だということです。
判断基準は顔の多きさや上半身の発達具合、 マズル (鼻から口周辺にかけて)の大きさなどに違いがあるとされています。
オオカミの繁殖期は1月~4月ごろで、パック(群れ)内の上位ペアで交配が行われます。
オオカミは一夫多妻制ですので、メスの中で最高順位のオオカミがアルファオスと繁殖をするということになります。
基本的には1ペアのみの交配ですが、食料が豊かであれば、ほかのメスと交配することもあります。
巣は樹木や地面を掘った穴倉や樹洞、岩の割れ目などを利用します。
オオカミの交尾は1年に1度、冬季に行われます。
妊娠期間は62日~75日間で、1度に4頭~6頭程を出産します。
子供は生後10日~14日程で目が開き、この頃から親や仲間から吐き戻した肉を徐々に食べるようになります。
生後20日もすれば歩き回れるようになり、6~8週間ほどで離乳します。
8週間ほどで巣穴を離れ、その後は徐々にパックに加わり、狩りの練習などを行います。
生後1年程もすれば、大人と変わらない体つきになりますが、1人前になるのは生後2年過ぎだとされます。
成熟したオオカミは、パックに残るか、群れを去り新たなパックを形成します。
肉食動物で、シカやイノシシを始め、野生のヤギや齧歯類を狩って食しています。
エサが少なくなると、家畜を襲う場合もあります。
捕らえた獲物は、最高順位(アルファ)から食べる権利が与えられます。
オオカミはボディランゲージや鳴き声で群れ内外とのコミュニケーションをとっています。
良く聞く「遠吠え」には、仲間との連絡、狩りの前触れ、縄張りの主張などの目的で使用され、同じ遠吠えでも鳴き声が異なるとのことです。
集団で遠吠えをするオオカミです。
こちらは1頭での鳴き声です。
群れで鳴くのとはまた違く、鳴いている姿を見ているだけで圧巻されます。
オオカミはとても賢く、感情表現も豊かで、ボディランゲージでも感情を表す動物です。
群れを大切にしているため、仲間意識も高く、縦社会で生活しています。
感情によって瞳孔を大きくさせたり小さくさせたりすることは、私たち人間によく似ています。
オオカミはアイコンタクトもすることができ、威嚇や脅し、警戒の際には目をそらさず相手をじっと見つめ、逆に警戒をしていないという時には目を逸らしたり閉じたりします。
子供は母親だけでなく、群れ全体で世話をする姿などは、「群れ」の仲間意識が非常に高いことがわかります。
ニホンオオカミは、日本に生息していたオオカミです。
しかし、1905年奈良県で若いオスが捕獲されたのを最後に姿を消してしまいました。
このことから、ニホンオオカミは「絶滅」したと言われていますが、明確ではありません。
ニホンオオカミは資料が少ないため、正確な情報は不明です。
体長は105㎝、尾長は30㎝程度、体重は15㎏と、小柄な種類であったとはく製から考えられます。
ニホンオオカミは日本固有種である意見と、ハイイロオオカミの亜種であるという意見に分かれています。
「ニホンオオカミ」と呼ばれるようになったのは明治時代からで、それ以前は「ヤマイヌ」と呼ばれていました。
このヤマイヌとニホンオオカミについても、現在では同種であるという意見と、別の種類であるという意見が存在しています。
ニホンオオカミがなぜ絶滅したのか、その資料は残っておらず明確ではありませんが、以下のような説が有力です。
森林伐採により、獲物としているシカやイノシシが減少。
その結果、エサを求め人里に降りて家畜を食い荒らし、駆除されてしまったと考えられています。
また、オオカミの皮は毛皮としても重宝されるため、狩猟も行われていたそうです。
外来から来た犬が持ち込んだ病気である、「ジステンパー」が流行したとされる説も存在します。
ジステンパーは現代でも犬に発病する病気で、強い感染力と高い致死率を持つ危険なウィルス感染症です。
ニホンオオカミの中でジステンパーが流行し、絶滅したのではないかと言われています。
日本からオオカミが消えると、生態系が大きく変わりました。
オオカミは家畜を食い荒らす害獣としても扱われ、稀に人間に危害を加えることもあったと言います。
しかし、オオカミがいなくなったことで、シカやイノシシが大幅に数を増やしています。
天敵であるオオカミがいなくなったことに加え、森林伐採などにより、シカやイノシシの住みかやエサが減ったことで、人里に降りて農作物を荒らす被害が後を絶ちません。
これらのことから、日本に再度野生のオオカミを導入しようという考えも検討されています。
「かっこよく、犬に良く似たオオカミをペットとして飼うことができたら…」
そう考える方も少なくないのではないでしょうか。
しかし、残念ながらそれは難しいと言えます。
まず初めに、日本に生息していたオオカミは、すでに絶滅してしまいました。
そのため、保護及び捕獲することは不可能です。
海外にはオオカミが生息している地域もありますが、オオカミは愛玩動物としての利用や販売目的での輸入、輸出が禁止されている動物です。
したがって、ペットとしての輸入はできません。
しかし、日本では入手困難なオオカミですが、飼育自体が禁止されているわけではありません。
法律を正しく守ることや、届け出を提出すれば、飼育自体は可能です。
ただし、運よく合法的にオオカミを入手できたとしても、野生の肉食動物であるオオカミの飼育は、非常に難易度が高いと言えるでしょう。
「オオカミは犬の先祖」という意見をよく耳にします。
オオカミと犬は確かに姿が似ている種類も存在しますが、果たして本当に「先祖」なのでしょうか。
オオカミと犬の関係性について調査しました。
「犬(イエイヌ)」とう生き物は、もともと「ハイイロオオカミ」だったとされています。
ある地域でハイイロオオカミ(別名:タイリクオオカミ)が人に懐き、家畜化され「犬化」し、世界中に広まったとされています。
なぜハイイロオオカミなのかというと、研究者によって犬のDNAが調査され、その結果、犬(イエイヌ)の先祖はハイイロオオカミだとったことが明らかにされました。
ハイイロオオカミが犬として人間と生活を始めたのは、今から約14,000年~15,000年前からだと言われています。
つまり、犬の先祖は「ハイイロオオカミ」であると言えるのです。
オオカミと犬では、どのような違いがあるのでしょうか。
犬には 大型犬 から 小型犬 とあらゆる大きさや犬種が存在します。
オオカミの体高は60㎝~90㎝程と、平均するとオオカミのほうが大きな体つきをしています。
犬は人間と共に生活するにつれ、品種改良と共に小さな個体や役割に特化した種類が増えたようです。
オオカミはイエイヌより大きな頭と歯を持っています。
オオカミは野生動物であるため、狩りをし、獲物を捕まえ食すことに特化した構造になっています。
肉や骨をかみ砕くため、大きく硬い歯をしています。
イエイヌは人間からエサをもらえるため、それほど大きく硬い歯は必要ありません。
オオカミは顎の力がイエイヌに比べはるかに強く、顎の筋肉が多いため頬骨も高い位置にあります。
そのため、イエイヌに比べ目が吊り上がっています。
イエイヌは人間に懐きますが、オオカミが人間に懐くことはほぼありません。
幼いころから育てたとしても、従属させるのは難しいでしょう。
「どうしてもオオカミを飼いたい!」
そんな方におすすめしたいのが、「 ウルフドッグ 」です。
純血のオオカミの飼育は困難ですが、「ウルフドッグ」は問題なくペットとして飼育することが可能です。
では、「ウルフドッグ」とは、どのような生き物なのでしょうか。
ウルフドッグとは、別名を「狼犬」と呼ぶ、犬とオオカミの交雑犬です。
英名ではウルフドッグのほかに、「ウルフ=ドッグ・ハイブリット」、「ハイブリット・ウルフ」などと呼ばれています。
元となる 犬種 は ハスキー や シェパード などと家畜化されたオオカミです。
オオカミの血が75%以上のものを「ハイパーセント」と呼び、外見がよりオオカミに近く、高い人気があります。
ジャパンケネルクラブで純血種として認められているのは、FCI(国際畜犬連盟)公認犬種である「サーロス・ウルフホンド」、「チェコスロバキアン・ウルフドッグ」の2種類です。
大きさは体高66㎝~81㎝、体重は45㎏~70㎏の大型犬です。
日本で飼育されているウルフドッグの 平均寿命 は10年~12年とされていますが、アメリカでの正式な犬種の寿命は8年とされています。
正式に認定されているウルフドッグは、2種類存在します。
現在日本国内で飼育されているウルフドッグのほとんどは、カナダなどから輸入されたミックスが多く、正式な犬種ではありません。
オランダ原産のウルフドッグです。
体高は60㎝~75㎝、体重は36㎏~41㎏の大型犬です。
容姿が良く身体能力も高いことから、ウルフドッグの中でも人気の高い犬種です。
ショードッグやドッグスポーツにおいても活躍しています。
性格は内向的で警戒心が強く、飼い主に対して非常に忠実で優しいとされています。
FCIに公認されたウルフドッグ犬種の一つでもあります。
旧チェコスロバキア原産のウルフドッグです。
体高は60㎝~65㎝、体重は20㎏~25㎏の大型犬です。
性格は内向的で大人しく、訓練を行えば子供や小動物とも仲良くすることも可能です。
サーロスウルフホンドに比べると、犬の特性を強く引いています。
FCIに公認されたウルフドッグ犬種です。
中国の雲南省昆明市原産の軍用・警察用・番用の犬種です。
体高は64㎝~68㎝、体重は30㎏~38㎏の大型犬です。
2008年に開催された北京オリンピックにて雲南省の警備に使用されたことで、初めて他国の目に触れました。
性格は知的で警戒心が強く、外交的で人慣れもしやすいとされています。
ウルフドッグもオオカミと同じように「遠吠え」をします。
ウルフドッグの飼育環境は、近隣住民の迷惑にならない環境で、しっかりとした防音対策が必要です。
基本的に内向的で臆病な性格で、人に懐くまでには時間がかかります。
しっかりと訓練をし、飼い主をリーダーだと認識することができれば、絆を深く結んでくれます。
絆が確立できれば、とても賢く愛情深い性格で、忠実です。
愛情深い一面もあり、甘えてくれることもあります。
ウルフドッグはペットショップで見かけることは困難です。
輸入代行業者か、 ブリーダー から購入することが可能です。
ウルフドッグの価格は50万~100万程と高価です。
オオカミの血か多ければ多いほど、高価格になるようです。
ウルフドッグは臆病な一面もあるため、群れのリーダーである飼い主さんと離れて生活するスタイルは向いていません。
そのため、屋外飼育はあまりおすすめできません。
室内飼育であっても大型で運動量を多く必要とするため、大型の ケージ のほかに、一部屋をウルフドッグ用に与えるくらいの飼育スペースが必要になります。
参考価格:10,119円(税込)
メーカー名:PAWZ Road
サイズ(幅X奥行X高さ):106×71×76cm
重量:12㎏
ウルフドッグのエサは ドッグフード を与えます。
ドッグフードの中でも「新鮮な肉を多く使用した」商品がおすすめです。
ウルフドッグは大型で、食欲も旺盛なため、 餌 の費用はほかの犬よりかかるでしょう。
参考価格:5,018円(税込)
メーカー名:ナウフレッシュ
内容量:2.72㎏
原材料:骨抜き七面鳥、ジャガイモ粉、豆、リンゴ、乾燥卵、豆繊維、トマト、ジャガイモ、アマニ、キャノーラ油、天然香味料、鮭、骨抜き鴨肉など
生産国:カナダ
ウルフドッグは犬の従順さとオオカミの慎重さを兼ね備えています。
そのため、個体差はありますが、普通の愛玩犬のようにべた慣れするというよりは、飼い主さんとの主従関係がはっきりした関係性になるでしょう。
ウルフドッグは飼い方を間違えると危険なこともあるため、飼い主さんとの主従関係をしっかりと確立させなければなりません。
ウルフドッグである「ロキ」くんが、インスタグラム内で人気を高めています。
購入を検討されている方は、是非参考にしてみてください。
飼い主さんにじゃれつくウルフドッグです。
本人は甘噛みのつもりですが、飼い主さんにしてみたら、やはり痛いようです・・・
ウルフドッグは大型であり、かなりの運動量を必要とします。
そのため、 散歩 にかける時間をしっかりと確保しなくてはなりません。
基本的に1日に2回、1回につき1時間は散歩を必要とします。
そのほかにも、 リード を長くして自由に運動できる広い場所も必要です。
ドッグラン など公共の施設を利用する場合には、訓練をしっかり受け、飼い主さんの言うことをしっかり聞ける個体でないと危険でしょう。
ウルフドッグは純血の犬種として認定されていますが、野生の肉食動物であるオオカミの血が混じっていることには変わりません。
大型で力も強く、野生の血も入っていることから、通常の犬以上の訓練は必須です。
そのため、犬を飼うことに熟知している方でないと、ウルフドッグの飼育は難しいと言えるでしょう。
「待て」、「つけ」、「来い」など、飼い主さんの指示をしっかりと聞くことができないと危険です。
訓練については専門のトレーナーと一緒に行うことも十分可能ですが、飼い主さんがしっかりとリーダーになることは、毎日の しつけ やスキンシップからでしか確立することはできません。
オオカミと言う野生動物との交配種であることを踏まえ、愛玩用の犬のように簡単に飼うことはできません。
先に述べたように、1日2~3時間以上のしっかりとした運動時間を必要とすることや、厳しい訓練を受けさせる必要があること、食事にかかる費用がかかるなど、とにかくウルフドッグにかかる手間暇や費用がかかることなどが理由です。
また、訓練やしつけに関しても、臆病な性格であるため難しく、熟練されたプロでなければ難しいとも言われています。
訓練をおろそかにすると大変危険で、過去に人間をかみ殺してしまった事例も報告されています。
以上のことから、ウルフドッグは犬であれど、飼育するのは難しいと言えます。
日本にオオカミは存在しませんが、オオカミと言えばやはりかっこいいイメージがありますよね。
そこで、ペットとして飼育できる同じイヌ科の「犬」の中で、オオカミに近いのはどの犬種なのでしょうか。
アメリカの研究チームは、どの犬種がオオカミに近いのか、純血種からミックス種まで5000種以上の犬の遺伝子を研究しました。
検査結果により、犬の遺伝子は以下の4つに分類されます。
オオカミの特徴に限りなく近く、犬の歴史の中で元も古くから存在したと言われています。
牧畜犬として働ける特徴を持ち、群れることを好む性質を持っています。
獲物をめがけて素早く行動する敏捷性を持ち合わせています。
屈強な体を持ち、いざという時は闘うことができます。
どの犬種も、この4つの遺伝子のいずれかを持ち合わせています。
414頭85種類の犬とハイイロオオカミのDNAを比較した結果、14種類がオオカミに近いことが判明しました。
オオカミに一番近い犬種は、なんと日本の「 柴犬 」です。
多くの方は、見た目も似ているシェパードやハスキー犬などを想像したのではないでしょうか。
なぜ柴犬がオオカミに近いのかというと、上記に挙げた4つの遺伝子のうち、オオカミに一番近い性質を持つ「ウルフライク」の特徴を強く持っているのが柴犬だったためです。
中国原産の大型犬です。
狩猟やそりを引く働きをしていました。
つぶれた顔が「ぶさかわいい」と人気の犬種です。
日本原産の大型犬で「あきたいぬ」と呼びます。
明治時代までは闘犬として扱われてきました。
アメリカ原産の大型犬で、顔つきも凛々しく、オオカミに似ています。
アラスカのイヌイットであるマラミュート族に飼われ続けてきたそうです。
また、第二次世界大戦時には軍用犬として活躍しました。
アフリカコンゴ原産の中型犬です。
アフリカからエジプトの王・ファラオへ贈り物として伝わったと考えられており、古い歴史を持っているようです。
病気が流行り、一時は絶滅の危機に陥りましたが、今では繁殖者がアフリカに渡り、数を増やそうと活動をしています。
柴犬に続き、同じ日本原産の秋田犬も3位に入っています。
2位のチャウチャウも中国の犬であることから、オオカミに近い犬種はアジアに多いことがわかります。
遺伝子と言うのは、必ずしも「見た目」だけでは判断できないことが結果から伺えます。
やはりアジア原産の犬種が多いようです。
可愛らしいシーズーもオオカミに近い犬種だというのは意外ですよね。
オオカミはペットとして飼育することはできませんが、是非会ってみたいものですよね。
オオカミは、動物園で見ることが可能です。
どの動物園でもオオカミが展示されいているわけではありません。
ここでは、おすすめのオオカミのいる 動物園 を紹介します。
住所:東京都日野市程久保7-1-1
マップ: Googleマップ
連絡先:042-591-1611
営業時間:
9:30~17:00(入園券の発売は16:00まで)
※休園日はオフィシャルサイトからご確認ください。
入園料:
大人 600円
65歳以上 300円
中学生 200円
小学生以下(小学校6年生まで)、都内在住・在学の中学生は無料
詳細:
シンリンオオカミ、ヨーロッパオオカミが飼育されています。
モウコノウマとの一体展示演出では、オオカミの群れを見ることが可能です。
住所:札幌市中央区宮ヶ丘3番地1
マップ: Googleマップ
連絡先:011-621-1426
営業時間:
9:30~16:30(夏季)
9:30~16:00(冬季)
※入園と受付は閉演時間の30分前までで終了
入園料:
大人(高校生以上)600円
小人(中学生以下)、65歳以上 無料
詳細:タイリクオオカミの方養場があり、動き回るオオカミの姿をブリッジや展望台から見ることができます。
住所:旭川市東旭川町倉沼
マップ: Googleマップ
連絡先:0166-36-1104
営業時間:
9:30~17:15(夏季)
10:30~15:30(冬季)
※運営日時は変更される場合があります。詳細は公式サイトご確認ください。
入園料:
大人(高校生以上)820円/ 大人(旭川市民)590円
小人(中学生以下)無料
詳細:
シンリンオオカミのいる、「オオカミの森」という展示スペースがあります。
「ヘアーズアイ」と呼ばれるドーム型のアクリル板を使用し、地面の高さからオオカミを観察することのできる珍しい展示もあります。
住所:名古屋市千種区東山元町3-70
マップ: Googleマップ
連絡先:052-782-2111
運営日時:
9:00~16:30
※毎週月曜日休園
入園料:
大人(高校生以上)500円
名古屋市在住の65歳以上の方 100円
中学生以下は無料
詳細:
シンリンオオカミを見ることができます。
現在は分散展示で、1スペースに1~3頭程ずつ展示されています。
住所:大阪市天王寺区茶臼山町1-108
マップ: Googleマップ
連絡先:
9:30~17:00
※入園は16:00まで
運営日時:06-6771-8401
入園料:
大人500円
小人(小、中学生)200円
未就学児 無料
詳細:
チュウゴクオオカミが展示されています。
17年現在、2002年上海生まれの「チュンサン」が、国内で飼育されているオオカミの中で最高齢とされています。
オオカミは犬の先祖であることに間違いありません。
凛々しい顔つき、スタイリッシュな体つきは非常にかっこよく、ペットとして飼いたいと思う方も多いでしょう。
しかし、残念ながら現在においては個人的に飼育することは困難なのが現状です。
ただ、生態系を立て直すためオオカミの再導入も検討されていますので、将来的にもう一度日本でオオカミを見ることのできる日が、訪れるかもしれませんね。
ウルフドッグは愛玩犬のよりも飼育が困難ではあるものの、飼育という意味ではオオカミよりもずっと現実的なので、環境が許す人はぜひ検討してみてください。
公開日 : 2017/12/28