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犬を飼うときの必需品にはどのようなものがあるでしょうか。
毎日の食事に欠かせない ドッグフード や水、ハウスとなる ケージ や サークル の他に、首輪があります。
首輪には、飼い主と犬を繋ぐ2つの役割があります。
・散歩のときにリードと繋ぐ役割。
・迷子になった際に「飼い犬である」こと、連絡先情報など身分証明書の役割。
首輪は長い時間犬が身につけておくものですから、より愛犬にぴったりの首輪を選んであげたいですよね。
本記事では、犬の首輪の素材やブランドなど首輪の種類と首輪の選び方、さらには手作りしたいという方に向けて簡単な首輪の作り方をまとめました。
犬の首輪は素材や種類、デザインなど選ぶ基準がさまざま。
さらに、サイズや耐久性など、愛犬に合わせて適したものを購入する必要があります。
ここで、首輪を選ぶ際のポイントを見ていきましょう。
首輪で最も重要なのはサイズです。
サイズが小さすぎれば、犬へのストレスになる上、病気を引き起こす原因や事故に繋がりかねません。
逆に、大きすぎると、散歩中にとれてしまってトラブルを引き起こす原因になります。
したがって、最初にしっかりサイズを合わせて購入することが必要なのです。
犬の首輪を買うときは、犬の首周りと頭周りのサイズを巻き尺で測り、指二本が入る程度の余裕のあるものを購入しましょう。
このとき、長毛種は首周りの毛をかき分けてから測るようにします。
また、頭周りのサイズを測る際は、耳を上に持ち上げた状態で測りましょう。
愛犬にぴったりのサイズで、着け心地の良い首輪を選んであげてくださいね。
首輪に必要なのは耐久性です。
散歩中に切れてしまい、思わぬ事故に繋がる…という話もよく聞きます。
ある程度耐久性のあるものを購入し、消耗したら新しいものに変えるようにしましょう。
室内犬用の首輪なのか室外犬用の首輪なのかで消耗具合も変わります。
例えば、室内犬で散歩に行くときだけ首輪をつける場合と、室外で首輪を鎖を繋ぎっぱなしの場合では、必要となる首輪の耐久性も異なります。
また、大型犬や引っ張る力が強い犬の首輪も、小型犬や中型犬に比べて壊れやすいので、耐久性を重視しましょう。
使用期間の長い首輪は、散歩中に外れたり切れたりしないか、散歩前に状態を確認してから装着してください。
前述した通り、首輪の素材は革やナイロン、金属の鎖などさまざま。
目的や犬の年齢、種類や性格によって最適な素材を選びましょう。
革とナイロンは全ての犬に適しています。
革は耐久性が高く、使うほどに馴染んできます。
しかし、水に弱く、雨の日に使うことで傷み、カビがはえてしまうことも。
革製の首輪を使用するなら、こまめに掃除し清潔に。
成長中の子犬の場合、脱着しやすくサイズ調整も容易な、バックルタイプのナイロン製がおすすめ。
金属製のチェーンタイプはトレーニング用、力の強い大型犬用。
皮膚が弱い犬にはハーフチョークタイプがおすすめです。
首輪は装着しっぱなしだと、毛切れや蒸れ、ストレスの原因になります。
皮膚病の発症率も上がるので、首輪フリーの時間も作ってあげましょう。
よくある疑問に「ハーネスと首輪は何が違うのか?」というものがあります。
前述した通り、犬の首にかけるのが首輪、胴体に装着するのがハーネスです。
首輪は引っ張り癖がある犬、無駄吠えする犬、しつけが未熟な犬におすすめ。
ハーネスは首輪に比べ、飼い主が引っ張っても力が分散されて負担が少ないのが特徴です。
特に小型犬の場合、首輪を引っ張ると気管支や呼吸器官に負担をかけてしまうのでハーネスの方がおすすめです。
犬への負担が少ない一方で、ハーネスだと飼い主の指示が伝わりづらく、犬のコントロールに向かないというデメリットも。
しつけを終えた犬の散歩に適したタイプといえます。
犬がコンパニオンアニマルとして家族の一員となった今、首輪などの犬用品もハイブランドなもので取揃えるセレブな家庭が出てきました。
ルイ・ヴィトンやコーチ、ラルフローレンといった海外のハイブランドがさまざまな犬の首輪アイテムを展開。
犬専門グッズブランドもブランド志向な首輪を販売しています。
さらに、オーダーメイドで愛犬に首輪を贈る飼い主や、首輪専門店も現れ、今後市場拡大が期待されています。
お出かけのオシャレやより犬と親密になるためにも、少し背伸びしたアイテムを身につけてもらうというのも良いかもしれませんね。
犬専門グッズブランドの首輪もいくつかご紹介します。
バッグなどで有名なハイブランド・コーチのミニシグネチャー柄首輪。
しっかりした革製のベルトタイプで耐久性もお墨付き。
チャームが付いているので犬のオシャレも楽しめます。
首や皮膚が弱い犬におすすめな、人気の環境に優しい素材・ヌメ革使用の首輪です。
色が少しずつアメ色に変わっていくのが楽しい高級感あるアイテム。
耐久性も高いので長く良いものを使いたい人におすすめですよ。
犬の首輪は、その素材や用途により種類が分かれています。
素材によっては耐久性や重さが違うので、愛犬のサイズや好みで最適な種類を選びましょう。
スタンダードな革タイプ。
人が使うベルトと同じ構造の首輪で、穴に金属製のストッパーを挿して使うタイプがほとんどです。
革素材なので、サイズが合わなくても自分で穴を開けてサイズを調節することができます。
小、中大型犬全てのサイズに適したタイプの首輪です。
いくつかベルトタイプの首輪を紹介してきます。
スタンダードなタイプのベルトレザー首輪。
しっかりした留め具とつくりなので安心です。
シンプルで年齢やシーンを選ばないデザインが人気となっています。
スタンダードなベルトタイプです。
帆布とレザー素材なので、小型犬にとっても軽くて安心ですよ。
非常にソフトながら耐久性があるため、噛み癖がある犬にも使用することができます。
カラフルなデザインが可愛くて、お散歩が楽しくなるアイテムです。
プラスチックと布でできた首輪です。
留める部分がプラスチックで、輪の部分は布地のものがほとんど。
リュックサックの留め具と同じタイプで、カチッと留めたり外したりすることができます。
軽くて安価である一方、プラスチック部分を犬が噛むと壊れてしまうというデメリットも。
また、布によっては使っていくうちに調節できなくなり、散歩中に外れるなどの事故に繋がる危険もあります。
サイズ調整が簡単なため、成長期の子犬におすすめで、ダイエット中の犬にも最適ですよ。
ここでは、バックルタイプの首輪をいくつかご紹介します。
シンプルデザインのソフトナイロン製バックルタイプ。
プラスチック製のバックルで着脱することができ、アジャスター付きでサイズ調節も簡単です。
散歩やトレーニングにもおすすめなバックルタイプの首輪です。
丈夫で肌当たりのよいバックルタイプ。
ナイロンテープにカラフルなジャガード・リボンを縫いつけられてデザイン性抜群。
表素材はポリエステル・レーヨンでデザイン性高く、裏素材はナイロンで良い着心地を実現しています。
花とハートの刺繍が可愛い、お出かけ中のオシャレを満喫できるアイテムです。
ハーネスは、首輪ではなく胴周りに装着するタイプの犬具。
首に装着するものではないため嫌がる犬が少なく、近年首輪代わりにハーネスを付けて散歩に出る犬も多くいます。
引っ張っても愛犬の体に負担がかかりにくく、小型犬でも安心です。
しかし、引っ張り癖をしつけたい犬には適していません。
ハーネスは特に小型犬や高齢犬におすすめです。
それでは、おすすめのハーネスをいくつか紹介していきます。
イギリスで発売され、世界中で人気の高いハーネス。
フリースの幅広のパッドが皮膚の擦れや痛みを防止し、首の部分はY字になっているため、気管が弱い犬にも安心です。
ソフトなフリース製で首に負担がかかりません。
ぴったりサイズが選べてさらにウォッシャブル。
夜の散歩も蛍光オレンジのカラーでなおかつ反射材付きで光るため安心ですよ。
中でもおすすめのハーネスを下記に記載します。
簡単にサイズ調整できるクマ柄の可愛いハーネス。
クッションメッシュ素材で着心地も良好です。
犬の負担を和らげる胸のベルトは小型犬にも安心ですね。
手洗いも可能なので長く清潔に使うことができます。
布やナイロン製の首輪。欧米で人気があり、軽くて丈夫なことで日本でも注目を集めています。
小、中、大型犬など全ての犬種で利用が可能。
ただし、皮膚の弱い犬は布やナイロンなどの素材に注意が必要です。
マーティンゲールタイプの首輪で良いものをピックアップします。
カラーバリエーション豊富なナイロン製マーティンゲール。
「ペットの安全、健康、幸せを」を掲げたアメリカのペットセーフ社製。
軽量で犬の負担になりにくい首輪です。
鎖でできている首輪。
主に引っ張り防止のトレーニングに使用されるもので、犬が引っ張ると首がしまる構造になっています。
大型犬や引っ張る力が強い犬の日常使いにすることも。
首輪自体が重く冷たいため、嫌がる犬も多いようです。
引っ張るときに首への負担が大きいため、小型犬や老齢期の犬には向きません。
また、長毛種は毛ズレを起こしやすくなるため避けましょう。
このタイプでおすすめは下記の首輪です。
トレーニング用、大型犬用のチョークチェーン。
ステンレス製なので耐久性抜群。
ただし、長時間の使用には注意が必要です。
全て鎖になっているチェーンチョークと異なり、半分鎖で半分革や布製の首輪。
肌にあたる部分は革や布になっているため、首や皮膚への負担が少ないタイプです。
毛ズレの心配もないので、長毛種や肌の弱い犬のしつけの際におすすめですよ。
このタイプのおすすめはこちら。
皮膚の弱い犬も使えるハーフチェーンチョーク。
しつけやトレーニング時に使用しましょう。
チェーンの鉄以外の部分はポリエステルとナイロン製。
刺繍が可愛らしいハーフチェーンチョークです。
犬の首に面する側に突起がついているチェーンチョーク。
犬の首に突起のゴツゴツが当たるようになっているトレーニング用の首輪です。
飼い主が引っ張ることで強いショックを与えてしつける犬具。
あくまでしつけのためのものとして、普段使いは避けてください。
小型犬や老犬には使わないようにしましょう。
このタイプのおすすめはこちら。
ワイルドな見た目ですが、スパイクチェーン型の首輪。
もちろん内側に突起はないため、犬への怪我や負担の心配はありません。
口に巻きつけるタイプの首輪。
引っ張り癖の強制、噛み癖があり心配な場合に使われます。
こちらも、普段から使うものではなくトレーニング時に使います。
日本ではあまり見かけない、嫌がる犬も飼い主も多いものですが、「しつけがマナー」の欧米では頻繁に見かけるタイプです。
この首輪タイプのおすすめはこちら。
飼い主として犬を守るためにも使われるアメリカ製ジェントルリーダー。
首の後ろ側に重心がかかるようにデザインされており、喉に当たって息苦しくなったり、咳が出たりすることがありません。
鼻の上にかけるループにより、歩く方向を調節できる優れモノです。
犬の首輪は消耗品。
散歩中に切れたり外れたりするのを防ぐためにも、古くなったら取り替える必要があります。
しかし、取り替え購入も安くはありません。
「ただでさえ犬にはお金がかかる」「犬によりぴったりのものがない」そんな方は、手作りの首輪を作ってみてはいかがでしょうか。
布テープ(100円ショップなどで売られています。頑丈なものを選びましょう。)
今まで使っていた留め具
まずは犬のサイズを測りましょう。
首周りの長さを測ります。
首周りは指二本の余裕をもたせましょう。
上記で測った長さより少し長めの布テープを用意。
布テープに留め具を付けて完成。
このとき、留め具を布テープにしっかり縫い付けます。
好みで装飾しても良いでしょう。
ただし、誤食の危険性もあるので、装飾が多すぎるのは避けます。
落としやすい鑑札を直接首輪に縫い付けてしまうのも良いかもしれませんね。
犬の首輪は愛犬と飼い主を繋ぐ大切なツール。
長い時間身に付けておくものですから、犬にはより快適でぴったり合うものを付けてもらいたいものですね。
そのためには、犬に最適なサイズや素材、種類を知っておきましょう。
この記事があなたが犬の首輪を選ぶ際に参考となれば嬉しいです。
最終更新日 : 2020/10/26
公開日 : 2017/06/23