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円山動物園が開園したのは1951年(昭和25年)5月5日のこどもの日、日本では10番目の動物園として、北海道内では初めての動物園が札幌市に開園しました。
実のところ、札幌に円山動物園が誕生したのは1951年ではありますが、もともとは1950年に東京の「 上野動物園 」が札幌へ移動動物園としてやってきたのが円山動物園の始まりでした。
当時は札幌に動物園はなかったため、この移動動物園は大盛況となりました。
この移動動物園がきっかけとなり、市民から動物園を求める声が高まり、円山動物園が誕生したのでした。
現在は「円山動物園」として認知されていますが、開園当初は「円山児童遊園」という名称でした。
動物園というよりかは児童遊園としてスタートした当初の円山動物園には、「ヒグマ」「エゾシカ」「オオワシ」の3種、内ヒグマが2頭の合計4頭のみでのスタートでした。
後述しますが、この3種の中のオオワシ「バーサン」は開園当初から円山動物園で飼育され、後に世界最長の飼育記録を樹立するオオワシとなります。
1950年9月には「円山児童遊園」から「円山動物園」に改称、開園3年目となる1953年7月には「アジアゾウ」の花子が来園し、よりスケールの大きな動物園として運営されることとなります。
1974年には年間入園者数最高記録の124万人を突破、この当時の札幌の総人口が120万人ということなので、いかに人気の高い動物園であったかが伺えます。
開園当初は3種4頭の動物しか飼育されていなかった円山動物園ですが、現在では167種914頭(2017年6月時点)という数の動物が飼育されるようになりました。
しかし、近年相次ぐ動物たちの死亡事故や入場者数の減少など、最近の円山動物園は何かとよい話が聞こえてきません。
そんな近年の円山動物園ですが、実ははこれまでに、数々の偉業を成し遂げている動物園としても有名な動物園でもあるのです。
北海道の動物園では「 旭山動物園 」が全国でも名の知れる有名な動物園となりましたが、円山動物園がこれまでに成し得てきた功績は、絶滅の危機に瀕している動物達を救うための貴重な功績となっています。
「レッドリスト」というデータをご存知でしょうか。
「レッドリスト」とは「国際自然保護連合(IUCN)」が作成している、絶滅の危機に瀕している動物たちをリスト化・ランク付けしたものです。
下記のリストでは、最上段にある「絶滅種(EX:Extinct)」は既に絶滅してしまった種を表しており、下から上にに行くほど絶滅の危機が高い種類であることを表しています。
◎絶滅種(EX:Extinct)
◎野生絶滅種(EW:Extinct in the Wild)
◎絶滅危機種(Threatened)
・近絶滅種(CR:Critically Endangered)
・絶滅危惧種(EN:Endangered)
・危急種(VU:Vulnerable)
◎準危急種(LR:Lower Risk)
・近危急種(NT:Near Threatened)
・低危険種(LC:Least Concern)
◎情報不定種(DD:Data Deficient)
絶滅の危機に瀕している動物は「レッドリスト」に指定され、野生化でも保護の対象となります。
一方、「ワシントン条約附属書」は国際取引の「規制」の対象となる動植物を指定したものです。
動植物の中には「ペット」として飼育されるために、高値で国際取引される場合もあります。
そのほか「毛皮」や「牙」「爪」「骨」「剥製」など、ペットとしてではなくコートの素材や象牙など、「物」としても動物が利用される場合があります。
こうした動きによっても動物は絶滅の危機に瀕してしまうため、3段階に動物の種類をリスト分けして、国際取引を規制したものがワシントン条約附属書です。
ワシントン条約附属書に登録される動物は、そのレベルによって輸入・取引の規制や方法、度合いなどが変わってきます。
最も厳しいものが「Ⅰ類」にリストされる動植物で、商業目的の輸出入が禁止され、動物園など「学術目的」の場合のみ、取引が可能な動植物となります。
これに続いて「Ⅱ類」「Ⅲ類」の動植物は、政府の許可書があれば商業目的の輸出入が行えますが、いずれも絶滅の危機に瀕する恐れがある動植物であると言う事がわかります。
以上の「レッドリスト」や「ワシントン条約附属書」についての内容を踏まえた上で、改めて円山動物園が築き上げてきた実績について見てみましょう。
円山動物園で飼育されている「ホッキョクグマ」。
円山動物園のオフィシャルグッズなどにもなっている、円山動物園の「顔」とも言えるホッキョクグマですが、野生のホッキョクグマは絶滅の危機に瀕している動物でもあります。
また、ホッキョクグマが絶滅寸前になってしまう理由として、繁殖の難しさが指摘されています。
野生化であっても繁殖の成功率は非常に低く、さらには生息している環境の破壊などによって年々、数を減らしている動物です。
そんなホッキョクグマですが、円山動物園にいるホッキョクグマのペア(オスのデナリ、メスのララ)は非常に仲がよく、相性もバッチリ。
ホッキョクグマは飼育下での繁殖でも非常に難しいと言われており、世界的にも自然繁殖で成功するのは年に数回という確立。
しかし、円山動物園のホッキョクグマのカップルは、そんな確立も嘘かと思うような繁殖率を誇ります。
・2003年12月 「ツヨシ」誕生。(2005年1月に釧路市動物園に移動)
・2005年12月 「ピリカ」誕生。(2007年2月におびひろ動物園に移動)
・2008年12月 「イコロ」「キロル」の双子が誕生。(2010年2月におびひろ動物園に移動)
・2010年12月 「アイラ」誕生。(2012年2月におびひろ動物園に移動)
・2012年2月 「ポロロ」「マルル」の双子が誕生。(ポロロ:2014年3月に徳島市とくしま動物園に移動。マルル:2014年3月に熊本市動植物園に移動)
・2014年12月 「リラ」誕生。
ホッキョクグマはレッドリストの「危急種(VU)」に指定、ワシントン条約附属書では「Ⅱ類」に指定される動物で、絶滅の危機にも瀕している動物です。
円山動物園の繁殖成功率は、絶滅の危機を回避するための非常に重要なデータや経験が役立っていく事でしょう。
円山動物園の「顔」とも言えるオオワシ。
円山動物園は、国内で初となるオオワシの飼育下繁殖に成功した動物園で知られ、初となった1993年を皮切にこれまで6回の繁殖に成功、合計13羽のオオワシを巣立たせました。
オオワシは体長100cm前後、翼を広げた時の大きさは2m以上にもなる、非常に大きなワシの一種。
サケ等の大型魚を捕食しますが、時にはアザラシなども捕食する肉食の猛禽類で、生息数は世界でもたったの5,000羽ほどしかいない絶滅危急種(VU)です。
オオワシは、実のところ飼育下で繁殖させるのは非常に難しい動物なのです。
さらに、円山動物園がオオワシで有名なのは繁殖に成功している事以外にも、円山動物園の開園当初から飼育されてきた、オオワシの「バーサン」の存在でした。
オオワシの「バーサン」は、実に51年間にも渡って円山動物園で飼育され、残念ながら2002年に他界、推定52歳という長寿のオオワシでした。
この51年間という飼育日数は、世界最長記録でもあり、この記録は世界的にも円山動物園という名を有名にするものになったのです。
円山動物園と言えば「オオワシ」と言うほどに、オオワシに関する技術が世界的にも高い動物園が、ここ円山動物園なのです。
今後は、オオワシを繁殖させて自然へと野生復帰させる「オオワシプログラム」に挑戦している円山動物園。
個体数を減らしているオオワシを、飼育下で繁殖・野生復帰させることが出来れば、絶滅の恐れも大きく減らせることでしょう。
このように、円山動物園では単に飼育・展示するだけでなく、野生動物を救う活動も行われています。
2017年10月27日に残念ながら亡くなった、「サーバルキャット」のポッキー。
実はペットとして飼育できる大型のネコ科動物として、テレビ等でも露出が増えているサーバルキャットは「ワシントン条約附属書Ⅱ類」にも指定される動物です。
一般的なサーバルキャットの寿命は自然下で約10年前後、飼育下では長くとも20年ほどと言われていますが、円山動物園で飼育されていたサーバルキャットのポッキーは、国内最高齢となる推定24歳という長寿サーバルキャットでした。
残念なお知らせです。マサイキリン「ユウマ」が本日亡くなりました。日本最高齢のオスでした。非常に残念です。ユウマ、これまで長い間、円山動物園のために活躍してくれて本当にありがとう。安らかに眠りにつかれる事をお祈りいたします。 https://t.co/cfB4eqOZdZ pic.twitter.com/wiKdmld1D3
— マルヤマン@円山動物園(公式) (@marudou_fan) August 13, 2017
サーバルキャットのポッキーに続き、マサイキリンの「ユウマ」も国内最高齢の雄のマサイキリンでした。
残念ながら2017年8月13日に亡くなりましたが、ポッキーと同じく、ユウマも円山動物園にとって誇らしい仲間でした。
新設の「アフリカゾーン」にはキリン館も建設されていますが、ユウマがいなくなってしまったため、現在は空の状態となってしまいました。
ちなみにこの「マサイキリン」は、日本国内ではわずか10頭しか飼育されていない種となります。
繁殖賞とは飼育動物の繁殖で、日本初であった場合に授与される賞のことで、円山動物園はこれまでにも多くの「繁殖賞」を受賞してきました。
昭和43年度:ダイアナモンキー(危急種(VU)、ワシントン条約附属書Ⅰ類)
昭和51年度:カオジロガン
昭和52年度:クロクモザル
昭和53年度:アフリカタテガミヤマアラシ
昭和57年度:ミズオオトカゲ(ワシントン条約附属書Ⅱ類)
昭和60年度:オオセグロカモメ、マレーバク(絶滅危惧種(EN)、ワシントン条約附属書Ⅰ類)
昭和61年度:ウミネコ
昭和62年度:ドグエラヒヒ
昭和63年度:ユキヒョウ(危急種(VU)、ワシントン条約附属書Ⅰ類)、ブラッザグェノン
平成元年度:タスマニアデビル(絶滅危惧種(EN))
平成2年度:ペルシャヒョウ(絶滅危惧種(EN))、アメリカワシミミズク
平成3年度:アオガン(絶滅危惧種(EN)、ワシントン条約附属書Ⅱ類)、イヌワシ
平成4年度:アカハラヤブワラビー
平成5年度:コディアックグマ
平成6年度:オオワシ(危急種(VU)、ワシントン条約附属書Ⅱ類)
平成10年度:サトウチョウ
平成14年度:ヨウスコウワニ(近絶滅種(CR)、ワシントン条約附属書Ⅱ類)
平成15年度:モモイロインコ
平成17年度:カンボジアモエギハコガメ(近絶滅種(CR)、ワシントン条約附属書Ⅱ類)
平成26年度:アオホソオオトカゲ
平成26年度:スペングラーヤマガメ(絶滅危惧種(EN)、ワシントン条約附属書Ⅱ類)
平成27年度:モウドクフキヤガエル(絶滅危惧種(EN)、ワシントン条約附属書Ⅱ類)
このように、絶滅危惧種や危急種といった動物の繁殖にも成功しており、種の保存のために多大なる貢献もしているのです。
前述の通り、円山動物園ではこれまでも希少動物たちの繁殖に取り組み、見事に成果を残してきている動物園です。
こうした動物たちが絶滅寸前まで追いやられている理由とは、主に「地球温暖化」による影響や、私達、人間による「森林伐採」などの影響によるものです。
円山動物園は単に動物園として飼育・展示するのではなく、こうした動物たちを次世代へと受け継ぐための、繁殖技術の確立を目指した「ノアの箱船」のような動物園を目指しているのです。
また、近年では「行動展示」という展示方法が一般的となりましたが、円山動物園が次に目指すのは「生息環境展示」という展示方法。
生息環境展示とは、飼育スペースを自然環境に近い状態にし、来園者がまるで自然の中で動物を見ているように感じられる飼育展示の方法です。
近年、リニューアルされてきている施設のほとんどは、この生息環境展示を意識して作られた施設で、今後のリニューアルにも期待されます。
円山動物園の園内は合計17箇所の施設で動物たちが展示されており、今後も新しく立て直される予定の施設や、施設の増加の予定があります。
そこでここからは、現時点での円山動物園内のルートに沿って、どんな施設があるのかをご紹介していきたいと思います。
まずは、「正門」「西門」の2つの入口の内、メインルートとなる「正門」を通過して左手にある「猛禽舎」からご紹介していきます。
今年の春に生まれた「オオワシ」。
— マルヤマン@円山動物園(公式) (@marudou_fan) November 17, 2017
と言っても、もう、ほぼ親と同じ大きさですよね!
どれが子どもか分かりますか(^^?? pic.twitter.com/6qIprWlLwT
円山動物園のトップバッターを飾る動物たちが「猛禽類」の展示されている「猛禽舎」です。
猛禽舎では、
・オオワシ(危急種(VU)、ワシントン条約附属書Ⅱ類)
・イヌワシ(ワシントン条約附属書Ⅱ類)
・オジロワシ(ワシントン条約附属書Ⅰ類)
の3種が展示・飼育されています。
この猛禽舎は1978年に完成した施設で、「円山動物園と言えばこの風景」という程にインパクトの強い、入ってすぐ登場する迫力の施設です。
中でも「オオワシ」は絶滅危機種「危急種(VU:Vulnerable)」に指定されている貴重な動物で、日本国内で見られるワシの中で、一番大きな種類のワシがオオワシです。
続いては猛禽舎の向かえ側にある「カンガルー館」に移動しましょう。
ちなみに猛禽舎の隣には「こども動物園」があり、動物と触れ合えるスポットとなっていますが、こども動物園は最後に回るのがベター。
カンガルー館は1989年に完成した施設で、当時は「旧タスマニア館」という名称でした。
30代〜40代位の方は記憶にあるかもしれませんが、当時は「タスマニアデビル」という動物が一時期ブームとなっていました。
この時期に作られたのが「旧タスマニア館」で、オーストラリアのタスマニア州観光協会との姉妹提携を記念して建設されました。
オープン当初は「タスマニアデビル」はもちろん、「 ウォンバット 」「 フクロモモンガ 」「ハイイロカンガルー」「 キバタン 」など、計14種の「タスマニア」の動物たちがタスマニア州から寄贈され、飼育・展示していました。
しかし、現在は動物たちも亡くなり、タスマニア由来の動物も居なくなってしまったために、2007年からは「カンガルー館」となったのでした。
現在は、
・オオカンガルー
・
スローロリス
(ワシントン条約附属書Ⅰ類)
・モモイロインコ
・ナナクサインコ
が展示・飼育されています。
中でも「オオカンガルー」は動きが面白く、立ち上がると人間と同じくらいの高さにもなります。
第3の足のようにも見える「尻尾」に注目してみてみましょう。
北海道コンサドーレ札幌
— マルヤマン@円山動物園(公式) (@marudou_fan) November 21, 2016
優勝!& J1昇格!
ということで、チームのマスコットキャラクター「ドーレくん」がシマフクロウなので、本日は円山動物園で飼育しているシマフクロウをご紹介します(^o^)/
卵型のものに乗っている方がメスの「レイン」
枝に乗っている方がオスの「クック」 pic.twitter.com/eJsn2iRWSv
カンガルー館に続いては、「フクロウとタカの森」です。
フクロウ とタカの森では、
・エゾフクロウ
・シロフクロウ
・トビ
・オオタカ(ワシントン条約附属書Ⅱ類)
・ノスリ
・ユーラシアワシミミズク
が展示・飼育されています。
猛禽舎では、大型の猛禽類が展示・飼育されていますが、ここでは主に中型の猛禽類が展示・飼育されています。
また、円山動物園は自然動物の保護や飼育も行っているのですが、自然界で怪我をしてしまった「トビ」や「タカ」等もこの施設で保護され、野生に帰れるまで療養しています。
続いて登場するのが、最近リニューアルオープンした新施設「アフリカゾーン」です。
このアフリカゾーンでは、主にサバンナで生息する動物たちが展示・飼育されているゾーンになり、「キリン館」「カバ・ライオン館」の2施設がアフリカゾーンに組み込まれています。
【 キリン 館】
・ダチョウ
・サーバルキャット(ワシントン条約附属書Ⅱ類)
・
ミーアキャット
・ハダカデバネズミ
【カバ・ライオン館】
・
ライオン
(危急種(VU)、ワシントン条約附属書Ⅱ類)
・ブチハイエナ
・カバ(危急種(VU)、ワシントン条約附属書Ⅱ類)
・エランド
・コシベニペリカン
・グラントシマウマ
新しく出来た施設ですので、水中を泳ぐカバの様子を見られる展示など、円山動物園が目指す「生息環境展示」が主となっている展示施設です。
1982年にオープンした「サル山」ですが、2017年10月にリニューアルオープンしました。
サル 山では生き生きとした「ニホンザル」がたくさん見られ、福井県にある「東尋坊」をイメージして作られた岩山は、まさに ニホンザル が生息するサル山と化しています。
オープン当初は61頭からスタートしたサル山は、現在では26家族・80頭が住むサル山となっています。
サル山の直ぐ側には「レストハウス」もありますので、賑やかなサル山を眺めながら、ランチタイムを取ることも可能です。
「サル山」から移動して、「アフリカゾーン」の裏側に移動すると「わくわくホリデーアジアゾーン」が登場します。
2012年にオープンした「わくわくホリデーアジアゾーン」では、「寒帯館」「高山館」「熱帯雨林館」の3つのゾーンから構成されており、主にアジアに生息する動物たちに出会うことが出来ます。
【寒帯館】
・アムールトラ(絶滅危惧種(EN)、ワシントン条約附属書Ⅰ類)
・ユキヒョウ(危急種(VU)、ワシントン条約附属書Ⅰ類)
【高山館】
・シセンレッサーパンダ(絶滅危惧種(EN)、ワシントン条約附属書Ⅰ類)
・ヒマラヤグマ(危急種(VU)、ワシントン条約附属書Ⅰ類)
【熱帯雨林館】
・マレーグマ(危急種(VU)、ワシントン条約附属書Ⅰ類)
・シシオザル(絶滅危惧種(EN)、ワシントン条約附属書Ⅰ類)
・クロザル(近絶滅種(CR))
・カンムリシロムク(近絶滅種(CR)、ワシントン条約附属書Ⅰ類)
・テナガザル
・
コツメカワウソ
(危急種(VU)、ワシントン条約附属書Ⅱ類)
・アジアアロワナ(絶滅危惧種(EN))
と、それぞれの施設でこれらの動物たちが飼育・展示されています。
中でも、お客さんのすぐ頭上にある渡り木で移動する「 レッサーパンダ 」のエリアは、記念撮影をするお客さんで常に混んでいる場所です。
かなり間近でレッサーパンダを見られるスポットですので、おすすめです。
わくわくホリデーアジアゾーンを出たら、次に中央に見えてくるのが「類人猿館」です。
2008年4月にリニューアルオープンした類人猿館では、
・ボルネオオランウータン
・シロテナガザル
が飼育・展示されています。
オランウータンが生息する生活環境を再現するため、生きた樹木や植物が植えられ、より実際の生活環境に近づけられています。
類人猿館を出た後には、「は虫類・両生類館」が登場します。
このは虫類・両生類館では、約70種・450点のは虫類・両生類が飼育・展示されており、この施設を見るだけでも結構なボリューム感があります。
施設内は、展示されるは虫類や両生類が生息している「熱帯」「亜熱帯」「日本」「温帯」の4つの生息地を意識して構成されており、館内はやや薄暗い環境になっています。
また、施設内中央部分もガラス張りで見えるようになっており、中にある「センターラボ」で孵化している様子なども見られます。
【主な展示動物】
・アルダブラゾウガメ(危急種(VU)、ワシントン条約附属書Ⅱ類)
・マレーガビアル(危急種(VU)、ワシントン条約附属書Ⅰ類)
・ヨウスコウワニ(近絶滅種(CR)、ワシントン条約附属書Ⅰ類)
・サイイグアナ(危急種(VU)、ワシントン条約附属書Ⅰ類)
・ジャングルカーペットパイソン(ワシントン条約附属書Ⅱ類)
・ミズオオトカゲ(ワシントン条約附属書Ⅱ類)
・オオアナコンダ(ワシントン条約附属書Ⅱ類)
・オマキトカゲ(ワシントン条約附属書Ⅱ類)
・キオビヤドクガエル(ワシントン条約附属書Ⅱ類)
・コバルトヤドクガエル(危急種(VU))
・ホウシャガメ(近絶滅種(CR)、ワシントン条約附属書Ⅰ類)
・アメリカドクトカゲ(近危急種(NT)、ワシントン条約附属書Ⅰ類)
・ニシキセタカガメ(近絶滅種(CR)、ワシントン条約附属書Ⅱ類)
・チュウゴクワニトカゲ(ワシントン条約附属書Ⅱ類)
・アルマジロトカゲ(危急種(VU)、ワシントン条約附属書Ⅱ類)
・ハミルトンガメ(危急種(VU)、ワシントン条約附属書Ⅰ類)
・モエギハコガメ(近絶滅種(CR)、ワシントン条約附属書Ⅱ類)
・スペングラーヤマガメ(絶滅危惧種(EN)、ワシントン条約附属書Ⅱ類)
・モウドクフキヤガエル(絶滅危惧種(EN)、ワシントン条約附属書Ⅱ類)
・アイゾメヤドクガエル(ワシントン条約附属書Ⅱ類)
・マダラヤドクガエル(ワシントン条約附属書Ⅱ類)
ほか
1986年にオープンした「総合水鳥舎」では、
・フンボルトペンギン(危急種(VU)、ワシントン条約附属書Ⅰ類)
・ゴイサキ
・アオサギ
・シュパシコウ
・タンチョウ(絶滅危惧種(EN)、ワシントン条約附属書Ⅰ類)
・アカツクシガモ
・ショウジョウトキ
・アイガモ
等の動物が飼育・展示されています。
この施設では主に水辺に生息する鳥達が飼育・展示されており、冬期でも鳥たちが見られるよう、暖房設備の整った室内飼育状も併設されています。
お食事中のオニオオハシ。さぁ、このあと、このオニオオハシは、どのようにブドウを食べると思いますか?
— マルヤマン@円山動物園(公式) (@marudou_fan) September 5, 2017
①丸呑みする。②潰してから食べる。③皮をむいて食べる。
正解は、円山動物園「熱帯鳥類館」で(^0^) pic.twitter.com/Y76uph1aGu
「熱帯鳥類館」では、主に熱帯に生息する鳥類が展示・飼育されています。
熱帯鳥類館の中は、人口の滝や小川、熱帯の植物などが植栽され、熱帯雨林の環境が作り出されています。
熱帯鳥類館では、
・ベニイロフラミンゴ
・チリーフラミンゴ(近危急種(NT)、ワシントン条約附属書Ⅱ類)
・ノドグロコウカンチョウ
・オシドリ
・インドクジャク
・セイキムクドリ
・
キュウカンチョウ
(ワシントン条約附属書Ⅱ類)
・オニオオハシ
・ムツオビアルマジロ
・アカハナグマ
以上の動物たちが見られます。
館内は熱帯雨林のジャングルのような空間になっているので、色々な鳥たちを探すのも楽しい施設となっています。
熱帯鳥類館を出ると、円山動物園の一番奥手にある「ホッキョクグマ館」が登場します。
こちらは世界の熊館がリニューアルし、2018年3月13日にオープンした新しい施設になります。
円山動物園の1・2位を争う人気となっているホッキョクグマと、北極圏の仲間であるアザラシを見ることができます。
円山動物園にいるホッキョクグマのペア(オスのデナリ、メスのララ)は非常に仲がよく、相性もバッチリ。
2003年、2005年、2008年、2010年、2012年、2014年と、立て続けに赤ちゃんが誕生しているため、高い頻度で可愛らしいホッキョクグマの赤ちゃんが見ることができます。
実はこのホッキョクグマ、飼育下での繁殖は非常に難しいと言われており、世界的にも自然繁殖で成功するのは年に数回という確立なのです。
尚且つ野生化でも「危急種(VU)」「ワシントン条約附属書Ⅱ類」に指定される動物で、絶滅の危機にも瀕している動物です。
そんなホッキョクグマですが、円山動物園ではかなりのハイペースで子宝に恵まれ、とても愛らしい姿でお客さんの人気者となっています。
ちなみにホッキョクグマの赤ちゃんは、朝のほうが活発に遊んでいるのだとか。
「きれいな瞳」シリーズ第2弾!からの流し目のゼニガタアザラシ「ちはる」。
— マルヤマン@円山動物園(公式) (@marudou_fan) September 21, 2017
こちらも負けないぐらい愛らしい顔つきですね! pic.twitter.com/KHd9ETrdRR
世界の熊館のすぐとなりには「海獣舎」があります。
この海獣舎では、北海道周辺に生息する
・ゴマフアザラシ
・ゼニガタアザラシ
が飼育・展示されています。
厳しい冬の北海道でも生息している動物たちなので、この海獣舎の中でももちろん、冬期間も飼育・展示されています。
寒い冬に訪れると寒くてかわいそうと感じるかもしれませんが、この環境こそが彼らの当たり前の生活環境でもあり、さらに厳しい寒さの場所にも住んでいるのです。
続いて登場する「エゾヒグマ館」もまた、厳しい寒さの北海道に生息する「エゾヒグマ」が飼育・展示されている施設です。
行動展示を意識して作られているエゾヒグマ館は、エゾヒグマが生息する自然環境をイメージして作られています。
そして、エゾヒグマが自然下で移動する「雨宿り場所」や休憩場所となる「洞穴」、「えさ穴」等が設置されています。
タイミングによってはアクリル窓一枚隔てた場所にエゾヒグマを見ることもでき、非常に迫力のあるエゾヒグマを間近で見ることも出来ます。
「エゾシカ・オオカミ舎」もまた、北海道に生息している動物が飼育・展示されています。
といいたいところですが、実は展示されている「シンリンオオカミ」は北アメリカに生息するオオカミ。
かつて、北海道には「エゾオオカミ」が生息していましたが、絶滅してしまったために今ではその姿を見ることができなくなってしまいました。
エゾシカとオオカミはもちろん別々の空間で飼育・展示されていますが、かつての北海道の自然をイメージさせるような施設となっています。
オープンデッキも設置されており、のんびりと動物たちの様子を見ることも出来ます。
今日は本当に多くのお客様にお越しいただいております。
— マルヤマン@円山動物園(公式) (@marudou_fan) June 18, 2017
チンパンジーたちも「今日はたくさん人がいるなー」と言いたげな顔でこちらを見ていました(^^; pic.twitter.com/DhQMbAFcyN
エゾシカ・オオカミ舎を出て少し下ったところに行くと、「チンパンジー館」が登場してきます。
チンパンジー館では、高さ15メートルのジャングルジムや、ボルダリングが設置されていたりと、チンパンジーの機敏に動いて移動する様子が見ることが出来ます。
また、チンパンジー館ではチンパンジーたちの子育ての様子なども見ることができ、国内では「多摩動物園」に次ぐ繁殖率を誇る動物園となっています。
人間のように頭の良い動物で知られるチンパンジーたちの、自然に生活する雰囲気や活動を見ながら、同時に学ぶことも出来る施設となっています。
チンパンジー館の隣には「モンキーハウス」が登場します。
このモンキーハウスでは、
・エリマキキツネザル(ワシントン条約附属書Ⅰ類)
・ワオキツネザル(絶滅危惧種(EN)、ワシントン条約附属書Ⅰ類)
・フサオマキザル
・ダイアナモンキー(危急種(VU)、ワシントン条約附属書Ⅰ類)
・ドグェラヒヒ(ワシントン条約附属書Ⅱ類)
・マンドリル(危急種(VU)、ワシントン条約附属書Ⅰ類)
・ブラッザグェノン
等の希少なサル類が見られます。
1984年に建てられた施設なので、もう古い感じの施設となってきましたが、活発に活動するサル類を見られる場所となっています。
最後の締めとして訪れたいのが「こども動物園」。
このこども動物園では、ヒツジやガチョウ、アヒルなどの動物が放し飼いにされており、この動物たちと触れ合うことができる場所になっています。
動物と触れ合えるということで、子供たちにも人気のエリアとなっていますが、大人やカップルにも人気の場所にもなっています。
こども動物園では、以下の動物たちに出会えます。
【リスザルドーム】
・ リスザル
【ドサンコの森】
・エゾモモンガ
・エゾタヌキ
・エゾリス
・エゾユキウサギ
【ビーバーの森】
・アメリカビーバー
・プレーリードッグ
・アライグマ
【その他】
・テンジクネズミ(
モルモット
)
・シナガチョウ
・インドクジャク
・ショウジョウチャボ
・オナガドリ
・セキショクヤケイ
・白チャボ
・オヒキ
・ミニチュアホース
・ヒツジ(コリデール種)
・カイウサギ(
ネザーランドドワーフ
)
・カイウサギ(ロップイヤー)
・エゾヤチネズミ
・エゾアカネズミ
最後に訪れたいのが「動物科学館」です。
動物科学館は動物たちを見るのではなく、動物たちを知るスペースとなっており、動物が展示されているわけではありません。
円山動物園で飼育・展示されていた動物たちの「剥製」や「骨格標本」などが展示されています。
少々、お子様たちには不気味な空間かもしれませんが、円山動物園のこれまでの歴史や、動物たちの生態についてしっかりと学ぶことができる施設になっています。
また、施設内は「Zoo Cafe(ズーカフェ)」も入っており、ランチやコーヒーなどを楽しめます。
オフィシャルグッズ等も豊富に揃っている場所なので、帰りがけに必ず寄りたいスポットです。
ここまでは円山動物園の基本的な情報をまとめてみました。
ここからは、円山動物園を楽しむためのイベントや、お得な情報を解説していきたいと思います。
円山動物園は飼育・展示されている動物たちを見るだけでも楽しめますが、タイミングによってはイベントも開催されているので、より動物園を楽しむことが出来ます。
中でも人気なのが、毎年恒例となってきた「夜の動物園」。
普段では見られない、夜型の動物たちの様子や、普段では入れない夜の動物園の雰囲気を味わえる期間になっています。
また、北海道ならではの「冬」を楽しむ動物園イベントも盛り沢山です。
夏だけでなく、冬の動物園も楽しめる円山動物園のイベントをチェックしてみましょう。
円山動物園に来園したらぜひ体験したいのが、「ドキドキ体験」です。
ドキドキ体験は、実際に動物たちの行動や生体を間近で見ることの出来るイベントで、お子様だけでなく大人の方も楽しめる内容がたくさんあります。
イベント中は、実際に飼育員が動物の生態について詳しく解説し、食事風景などを観察することが出来ます。
可愛らしい表情を捉えることもできるチャンスですので、写真撮影にも最適なイベントの数々です。
なお、イベントの開催日時はホームページ等で公開されますので、円山動物園に行く前に是非チェックしておきたいところ。
・猛禽類のフリーフライト(屋外ステージ前)
・森の散策タイム(動物園の森)
・モルモットガイド(こども動物園内ふれあい教室)
・モルモットのふれあい体験(こども動物園内ふれあい教室)
・リスザルのお食事ガイド(こども動物園内リスザルドーム)
・リスザルのエサやり体験(こども動物園内リスザルドーム)
・ニワトリのおやつタイム(こども動物園)
・タヌキガイド(こども動物園)
:ヒツジガイド(こども動物園)
・ヒマラヤグマのおやつタイム(わくわくホリデーアジアゾーン高山館)
・ニホンザルのお食事タイム(サル山)
・エゾシカガイド(エゾシカ・オオカミ舎)
・エゾシカのお食事タイム(エゾシカ・オオカミ舎)
・は虫類・両生類のガイドツアー(は虫類・両生類館)
・ワニのガイド(は虫類・両生類館)
・フラミンゴの豆知識(熱帯鳥類館)
・熱帯鳥類館の給餌ガイド(熱帯鳥類館)
・エゾヒグマのお食事タイム(エゾヒグマ館)
・レッサーパンダのお食事タイム(わくわくホリデーアジアゾーン高山館)
・猛禽類野生復帰施設ガイド(猛禽類野生復帰施設)
・アザラシガイド(海獣舎)
・タンチョウガイド(総合水鳥舎)
・カンムリシロムクのポイントガイド(わくわくホリデーアジアゾーン熱帯雨林館)
毎年恒例となってきた、円山動物園の「夜の動物園」。
通常は16時台で閉園になりますが、8月中の数日間は閉園時間を21時まで延長、普段では見られない夜行性動物の様子を見ることが出来る期間になっています。
イベント中は園内でも色々なイベントが開催されており、園内でJAZZライブが開催されたり、人数限定でバックヤードツアーやお子様が楽しめるような体験ツアーが催されます。
ファミリー層はもちろんのこと、カップルの方々もたくさん訪れており、普段では楽しめない神秘的な夜の動物園を満喫できるイベントです。
円山動物園で過ごす正月の三が日はいかがでしょうか。
なんと、円山動物園の「三が日」は入場料金が無料なのです。
また、例年は先着でその年の干支にちなんだプレゼントも。
円山動物園の直ぐ側には「北海道神宮」もありますので、新年のご挨拶のあとは、円山動物園で動物たちに会いに来てみるのも良いかもしれません。
札幌市の冬の一大イベントと言えば「さっぽろ雪まつり」ですが、同じタイミングで円山動物園でも「スノーフェスティバル」が開催されています。
スノーフェスティバル中は、入園が無料であったり、円山動物園内でのイベントも盛り沢山。
お子様たちにオススメなのが「氷のすべり台」で、氷で出来た15mのすべり台と30mのすべり台が登場します。
また、昨年は2日間のみ冬の「夜の動物園」も開催されました。
実はあまり知られていないのが、円山動物園の「年間パスポート」のお得なサービスです。
この年間パスポート、単に円山動物園にたくさん訪れる方がお得なだけでなく、札幌観光に訪れている方でもたくさんのお得が受けられるパスポートなのです。
円山動物園に年に2回は行くという方、もしくは札幌観光を満喫している方であれば、間違いなく「年間パスポート」がおすすめです。
年間パスポートは1,000円で販売されており、購入日から1年間有効。
大人の入場料金が600円ですので「2回以上」来園する方なら、すでに200円は得する計算に。
園内の「オフィシャルショップ」か「オフィシャルステーション」で2,000円以上の買い物をすると、併設されている「ズー・カフェ」にてコーヒーか紅茶を無料で1杯サービスしてもらえますので、お土産を買う方なら、利用しない手はありません!
また、札幌観光で円山動物園に訪れているという方であれば、札幌市内の観光地でも優待を受けられるので、1度の来園でも十分に得する事が出来ます。
札幌観光で「さっぽろテレビ塔」に行く方でしたら、円山動物園の年間パスポートの提示で、さっぽろテレビ塔展望台の入場料金が200円OFFとなります。
大人料金・子供料金に限らず200円OFF(幼児は対象外)になるだけでなく、年間パスポート一枚で6名分までの割引を受けられますので、観光の際にはぜひ利用しておきたいところ。
また、小学生・幼児の方には「テレビ父さん×円山動物園コラボマグネット」のプレゼントも。(0歳〜2歳は対象外)
名称:さっぽろテレビ塔
住所:北海道札幌市中央区大通西一丁目
電話番号:011−241−1131
営業時間:(展望台)9:00〜22:00
アクセス:円山動物園から車で17分
マップ: Googleマップ
円山動物園だけでなく、北海道内の観光や、道内の動物園&水族館へ行く機会がある方であれば、年間パスポートがお得です。
年間パスポート持参で、道内にある下記の動物園・水族館の入場料金が、お得な割引料金で入場可能。
札幌観光に訪れている方であれば、小樽・旭川エリアでも楽しむことが出来るのでおすすめです。
【札幌市】サンピアザ水族館、千歳サケのふるさと館
【小樽市】おたる水族館
【旭川市】旭山動物園
【登別市】登別マリンパーク二クス
【帯広市】おびひろ動物園
【釧路市】釧路市動物園
【稚内市】ノシャップ寒流水族館
円山でショッピングや食事を楽しめる「マルヤマ クラス」。
円山動物園から車で5分、バスで移動している場合であれば「円山バスターミナル」下車で1分のところにあるショッピングセンターで、円山動物園を楽しんだ後に食事を楽しむのもおすすめです。
「マルヤマ クラス」では「zooっと割」というサービスがあり、年間パスポートを持っている方か「入園券の半券」を持っている方であれば、館内の各所でお得な割引が受けられるんです。
例えば、食事の注文でドリンク1杯無料サービスが受けられる飲食店や、お買い物で5%〜10%の割引が受けられるショップなど様々です。
このように、観光でも毎日使いでも、年間パスポートがあればお得なサービスが受けられます。
名称:マルヤマクラス(maruyama class)
住所:北海道札幌市中央区南1条西27丁目1-1
電話番号:011−642−1800
営業時間:10:00〜20:00(店舗により異なる)
アクセス:
・円山動物園から車で5分
・「円山バスターミナル」から徒歩1分(地下直結)
駐車場:7:00〜24:00(20分100円)
マップ: Googleマップ
円山動物園のすぐそばにあるファーストフード店「ケンタッキーフライドチキン 円山店」。
実はここでも年間パスポート持参でお得なサービスが受けられ、「円山店限定」の「円山ZooパックA」等のお得なパックが、さらに特別割引料金で購入可能。
動物園を見終わった後の食事にも最適なケンタッキーフライドチキン。
年間パスポートを使わない手はありません。
名称:ケンタッキーフライドチキン 円山店
住所:北海道札幌市中央区大通西27-1-10
TEL:011−644−7101
営業時間:7:00〜21:00
アクセス:
・円山動物園から車で5分
・地下鉄「円山公園駅」から徒歩5分
マップ: Googleマップ
さっぽろにスキー観光に訪れているのであれば、年間パスポートで200円〜300円の割引が受けられます。
例えば、大人の1日券であれば5,100円→4,800円の300円割引が受けられたり、ナイター券であれば2,100円→1,900円の200円割引に。
名称:さっぽろばんけいスキー場
住所:札幌市中央区盤渓410
電話番号:011−641−0071
営業時間:
9:00~22:00(12/23~1/14の日祝は8:30~22:00)
ナイター / 16:00~22:00
アクセス:円山動物園から車で約10分
マップ: Googleマップ
開園70年を控える円山動物園は、様々な施設も老朽化してきているため、随時、施設のリニューアルが図られています。
円山動物園の周りには、天然記念物にもなっている「円山原始林」があり、この原始林を含め、新たに「生息環境展示」の動物園に生まれ変わろうとしています。
中でも先駆けとなったのが、前述でも紹介した「寒帯館」「高山館」「熱帯雨林館」の3棟から構成された「わくわくホリデー アジアゾーン」です。
開園3年目の1953年7月に円山動物園にやってきた「アジアゾウ」の花子は、円山動物園を代表する「顔」として、これまで長い間人気を集めてきました。
しかし、残念ながら2007年1月に花子が老衰によって他界(推定60歳)してしまい、以後は象が飼育されることはありませんでした。
そんな円山動物園でしたが市民からの要望も多く、ついにミャンマーのゾウ飼育施設より、アジアゾウの母子2頭と他2頭の、合計4頭がやってきました。
屋内放飼場では、陸のステージ、水のステージ、トレーニングゾーンなどから観覧することができますよ。
ホッキョクグマ館がついに完成しました!まだ完成したばかりで、動物は入っておりませんが、内覧会を開催しますので、ぜひお申し込みください!
— マルヤマン@円山動物園(公式) (@marudou_fan) November 2, 2017
▼サポートクラブ会員向け https://t.co/89U0rMZXS1
▼一般向け https://t.co/ReZXZhXAeW pic.twitter.com/c2lkYI4c6z
2020年4月、ゾウ舎の前にオープンした「ホッキョクグマ館」。
新しいホッキョクグマ館では巨大プールに、延長18mの水中トンネルを設置。
水中で泳いでいるホッキョクグマを、下から見ることが可能となります。
飼育スペースの陸地には芝や木も植えられており、丸太や洞穴、小川なども設置。
傾斜や起伏といった、自然の環境に近い状況が再現された飼育スペースで、生息環境展示を意識した作りになっています。
また、ホッキョクグマ館には「アザラシ館」も併設されています。
様々な新しい施設が作られ、今後の発展が期待される円山動物園。
しかし、新施設移転に伴う工事や移動で、動物たちの突然死や事故が相次いだため、新施設の情報よりも事故のニュースが世界にも伝えられる事態に。
近年の円山動物園の話題といえば、相次ぐ動物の事故や飼育管理の態勢など、悪い情報が駆け巡っています。
ただ、前述でも説明してきた通り円山動物園では、これまでも希少動物たちの繁殖に取り組み、見事に成果を残してきている動物園でもあります。
新たにゾウが導入されるなど、今後の展開にも期待や不安もつきまといますが、世界的にも誇れるような動物園になってもらえるよう、私達も応援していきましょう。
住所 : 〒064-0959 札幌市中央区宮ヶ丘3番地1
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 011-621-1426
営業時間 :
休園日 :
入館料 :
駐車場 : 普通車 700円/日、中型車 1,000円/日
公式ホームページ : 円山動物園
札幌の観光名所としても、有名な「円山動物園」。
これまでも多くの功績を残してきた動物園ですが、これからさきもたくさんの功績を残していけるような動物園になっていくことでしょう。
円山動物園を訪れる際には、今回ご説明していたような情報があればより円山動物園を楽しめることでしょう。
たくさんの動物達と出会い、これからも円山動物園を応援していきましょう!
最終更新日 : 2021/08/25
公開日 : 2017/11/27