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「円山動物園」の歴史や見所、料金やアクセス情報など






札幌市にある動物園と言えば「円山動物園」。

札幌市民が多く訪れる場所でもあり、札幌の観光名所の一つにもなっている円山動物園ですが、北海道の動物園らしく「冬」でも十分に楽しめる動物園としても知られています。

今回はそんな円山動物園の歴史や動物園の取り組み、円山動物園で見られる動物の情報やイベントの情報などをまとめてみました。

【目次】「円山動物園」の歴史や見所、料金やアクセス情報など

 

1ページ目 :

 

1.円山動物園の基礎知識

円山動物園 開園の歴史

近年の円山動物園と、高い実績

2.知っておきたい「絶滅危惧種の知識」

動物園では「ワシントン条約附属書」も重要な情報

3.来園の前に知っておきたい!円山動物園の取り組み

「ホッキョクグマ」の繁殖

オオワシの繁殖と「オオワシプログラム」

国内最高齢のサーバルキャット「ポッキー」

国内最高齢のマサイキリン「ユウマ」

数々の「繁殖賞」に輝く円山動物園

「ノアの箱舟」を目指す円山動物園

4.円山動物園の見どころ

1.猛きん舎

2.カンガルー館

3.フクロウとタカの森

4.アフリカゾーン

5.サル山

6.わくわくホリデーアジアゾーン

7.類人猿館

8.は虫類・両生類館

9.総合水鳥舎

10.熱帯鳥類館

11.ホッキョクグマ館

12.海獣舎

13.エゾヒグマ館

14.エゾシカ・オオカミ舎

15.チンパンジー館

16.モンキーハウス

17.こども動物園

18.動物科学館(次世代エネルギーパーク)

 

2ページ目 :

 

5.円山動物園のイベントをチェック!

解説や食事風景が見られる「ドキドキ体験」

夏の恒例イベント「夜の動物園」

冬の恒例イベント1「正月三が日」

冬の恒例イベント2「スノーフェスティバル」

6.円山動物園以外でもお得な「年間パスポート」

・2回以上の来園でお得!

「さっぽろテレビ塔」でお得!

道内の動物園&水族館でお得!

「マルヤマ クラス(maruyama class)」でお得!

「ケンタッキーフライドチキン 円山店」でお得!

「さっぽろばんけいスキー場」でお得!

7.これからの円山動物園

期待の高まる「ゾウ舎」の完成

平成30年春オープン!「ホッキョクグマ館」「アザラシ館」

度重なる事故を乗り越えて

8.円山動物園のまとめ

 


1.円山動物園の基礎知識

 

 

円山動物園が開園したのは1951年(昭和25年)5月5日のこどもの日、日本では10番目の動物園として、北海道内では初めての動物園が札幌市に開園しました。

実のところ、札幌に円山動物園が誕生したのは1951年ではありますが、もともとは1950年に東京の「 上野動物園 」が札幌へ移動動物園としてやってきたのが円山動物園の始まりでした。

 

当時は札幌に動物園はなかったため、この移動動物園は大盛況となりました。

この移動動物園がきっかけとなり、市民から動物園を求める声が高まり、円山動物園が誕生したのでした。

 

円山動物園 開園の歴史

 

 

現在は「円山動物園」として認知されていますが、開園当初は「円山児童遊園」という名称でした。

動物園というよりかは児童遊園としてスタートした当初の円山動物園には、「ヒグマ」「エゾシカ」「オオワシ」の3種、内ヒグマが2頭の合計4頭のみでのスタートでした。

 

後述しますが、この3種の中のオオワシ「バーサン」は開園当初から円山動物園で飼育され、後に世界最長の飼育記録を樹立するオオワシとなります。

1950年9月には「円山児童遊園」から「円山動物園」に改称、開園3年目となる1953年7月には「アジアゾウ」の花子が来園し、よりスケールの大きな動物園として運営されることとなります。

 

1974年には年間入園者数最高記録の124万人を突破、この当時の札幌の総人口が120万人ということなので、いかに人気の高い動物園であったかが伺えます。

 

近年の円山動物園と、高い実績

 

開園当初は3種4頭の動物しか飼育されていなかった円山動物園ですが、現在では167種914頭(2017年6月時点)という数の動物が飼育されるようになりました。

しかし、近年相次ぐ動物たちの死亡事故や入場者数の減少など、最近の円山動物園は何かとよい話が聞こえてきません。

 

そんな近年の円山動物園ですが、実ははこれまでに、数々の偉業を成し遂げている動物園としても有名な動物園でもあるのです。

北海道の動物園では「 旭山動物園 」が全国でも名の知れる有名な動物園となりましたが、円山動物園がこれまでに成し得てきた功績は、絶滅の危機に瀕している動物達を救うための貴重な功績となっています。

 

 

2.知っておきたい「絶滅危惧種の知識」

 

 

「レッドリスト」というデータをご存知でしょうか。

「レッドリスト」とは「国際自然保護連合(IUCN)」が作成している、絶滅の危機に瀕している動物たちをリスト化・ランク付けしたものです。

下記のリストでは、最上段にある「絶滅種(EX:Extinct)」は既に絶滅してしまった種を表しており、下から上にに行くほど絶滅の危機が高い種類であることを表しています。

 

【レッドリストのカテゴリーと略称】

 

◎絶滅種(EX:Extinct)
◎野生絶滅種(EW:Extinct in the Wild)
◎絶滅危機種(Threatened)
・近絶滅種(CR:Critically Endangered)
・絶滅危惧種(EN:Endangered)
・危急種(VU:Vulnerable)
◎準危急種(LR:Lower Risk)
・近危急種(NT:Near Threatened)
・低危険種(LC:Least Concern)
◎情報不定種(DD:Data Deficient)

 

動物園では「ワシントン条約附属書」も重要な情報

 

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絶滅の危機に瀕している動物は「レッドリスト」に指定され、野生化でも保護の対象となります。

一方、「ワシントン条約附属書」は国際取引の「規制」の対象となる動植物を指定したものです。

 

動植物の中には「ペット」として飼育されるために、高値で国際取引される場合もあります。

そのほか「毛皮」や「牙」「爪」「骨」「剥製」など、ペットとしてではなくコートの素材や象牙など、「物」としても動物が利用される場合があります。

 

こうした動きによっても動物は絶滅の危機に瀕してしまうため、3段階に動物の種類をリスト分けして、国際取引を規制したものがワシントン条約附属書です。

ワシントン条約附属書に登録される動物は、そのレベルによって輸入・取引の規制や方法、度合いなどが変わってきます。

 

最も厳しいものが「Ⅰ類」にリストされる動植物で、商業目的の輸出入が禁止され、動物園など「学術目的」の場合のみ、取引が可能な動植物となります。

これに続いて「Ⅱ類」「Ⅲ類」の動植物は、政府の許可書があれば商業目的の輸出入が行えますが、いずれも絶滅の危機に瀕する恐れがある動植物であると言う事がわかります。

 

 


3.来園の前に知っておきたい!円山動物園の取り組み

 

以上の「レッドリスト」や「ワシントン条約附属書」についての内容を踏まえた上で、改めて円山動物園が築き上げてきた実績について見てみましょう。

 

「ホッキョクグマ」の繁殖

 

 

円山動物園で飼育されている「ホッキョクグマ」。

円山動物園のオフィシャルグッズなどにもなっている、円山動物園の「顔」とも言えるホッキョクグマですが、野生のホッキョクグマは絶滅の危機に瀕している動物でもあります。

 

また、ホッキョクグマが絶滅寸前になってしまう理由として、繁殖の難しさが指摘されています。

野生化であっても繁殖の成功率は非常に低く、さらには生息している環境の破壊などによって年々、数を減らしている動物です。

 

そんなホッキョクグマですが、円山動物園にいるホッキョクグマのペア(オスのデナリ、メスのララ)は非常に仲がよく、相性もバッチリ。

 

ホッキョクグマは飼育下での繁殖でも非常に難しいと言われており、世界的にも自然繁殖で成功するのは年に数回という確立。

しかし、円山動物園のホッキョクグマのカップルは、そんな確立も嘘かと思うような繁殖率を誇ります。

 

・2003年12月 「ツヨシ」誕生。(2005年1月に釧路市動物園に移動)
・2005年12月 「ピリカ」誕生。(2007年2月におびひろ動物園に移動)
・2008年12月 「イコロ」「キロル」の双子が誕生。(2010年2月におびひろ動物園に移動)
・2010年12月 「アイラ」誕生。(2012年2月におびひろ動物園に移動)
・2012年2月 「ポロロ」「マルル」の双子が誕生。(ポロロ:2014年3月に徳島市とくしま動物園に移動。マルル:2014年3月に熊本市動植物園に移動)
・2014年12月 「リラ」誕生。

 

ホッキョクグマはレッドリストの「危急種(VU)」に指定、ワシントン条約附属書では「Ⅱ類」に指定される動物で、絶滅の危機にも瀕している動物です。

円山動物園の繁殖成功率は、絶滅の危機を回避するための非常に重要なデータや経験が役立っていく事でしょう。

 

オオワシの繁殖と「オオワシプログラム」

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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円山動物園の「顔」とも言えるオオワシ。

円山動物園は、国内で初となるオオワシの飼育下繁殖に成功した動物園で知られ、初となった1993年を皮切にこれまで6回の繁殖に成功、合計13羽のオオワシを巣立たせました。

 

オオワシは体長100cm前後、翼を広げた時の大きさは2m以上にもなる、非常に大きなワシの一種。

サケ等の大型魚を捕食しますが、時にはアザラシなども捕食する肉食の猛禽類で、生息数は世界でもたったの5,000羽ほどしかいない絶滅危急種(VU)です。

 

オオワシは、実のところ飼育下で繁殖させるのは非常に難しい動物なのです。

さらに、円山動物園がオオワシで有名なのは繁殖に成功している事以外にも、円山動物園の開園当初から飼育されてきた、オオワシの「バーサン」の存在でした。

 

オオワシの「バーサン」は、実に51年間にも渡って円山動物園で飼育され、残念ながら2002年に他界、推定52歳という長寿のオオワシでした。

この51年間という飼育日数は、世界最長記録でもあり、この記録は世界的にも円山動物園という名を有名にするものになったのです。

 

・「オオワシプログラム」とは?

 

円山動物園と言えば「オオワシ」と言うほどに、オオワシに関する技術が世界的にも高い動物園が、ここ円山動物園なのです。

 

今後は、オオワシを繁殖させて自然へと野生復帰させる「オオワシプログラム」に挑戦している円山動物園。

個体数を減らしているオオワシを、飼育下で繁殖・野生復帰させることが出来れば、絶滅の恐れも大きく減らせることでしょう。

 

このように、円山動物園では単に飼育・展示するだけでなく、野生動物を救う活動も行われています。

 

国内最高齢のサーバルキャット「ポッキー」

 

 

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2017年10月27日に残念ながら亡くなった、「サーバルキャット」のポッキー。

実はペットとして飼育できる大型のネコ科動物として、テレビ等でも露出が増えているサーバルキャットは「ワシントン条約附属書Ⅱ類」にも指定される動物です。

 

一般的なサーバルキャットの寿命は自然下で約10年前後、飼育下では長くとも20年ほどと言われていますが、円山動物園で飼育されていたサーバルキャットのポッキーは、国内最高齢となる推定24歳という長寿サーバルキャットでした。

 

国内最高齢のマサイキリン「ユウマ」

 

 

サーバルキャットのポッキーに続き、マサイキリンの「ユウマ」も国内最高齢の雄のマサイキリンでした。

残念ながら2017年8月13日に亡くなりましたが、ポッキーと同じく、ユウマも円山動物園にとって誇らしい仲間でした。

 

新設の「アフリカゾーン」にはキリン館も建設されていますが、ユウマがいなくなってしまったため、現在は空の状態となってしまいました。

ちなみにこの「マサイキリン」は、日本国内ではわずか10頭しか飼育されていない種となります。

 

数々の「繁殖賞」に輝く円山動物園

 

 

繁殖賞とは飼育動物の繁殖で、日本初であった場合に授与される賞のことで、円山動物園はこれまでにも多くの「繁殖賞」を受賞してきました。

 

円山動物園の「繁殖賞」の歴史

 

昭和43年度:ダイアナモンキー(危急種(VU)、ワシントン条約附属書Ⅰ類)
昭和51年度:カオジロガン
昭和52年度:クロクモザル
昭和53年度:アフリカタテガミヤマアラシ
昭和57年度:ミズオオトカゲ(ワシントン条約附属書Ⅱ類)
昭和60年度:オオセグロカモメ、マレーバク(絶滅危惧種(EN)、ワシントン条約附属書Ⅰ類)
昭和61年度:ウミネコ
昭和62年度:ドグエラヒヒ
昭和63年度:ユキヒョウ(危急種(VU)、ワシントン条約附属書Ⅰ類)、ブラッザグェノン
平成元年度:タスマニアデビル(絶滅危惧種(EN))
平成2年度:ペルシャヒョウ(絶滅危惧種(EN))、アメリカワシミミズク
平成3年度:アオガン(絶滅危惧種(EN)、ワシントン条約附属書Ⅱ類)、イヌワシ
平成4年度:アカハラヤブワラビー
平成5年度:コディアックグマ
平成6年度:オオワシ(危急種(VU)、ワシントン条約附属書Ⅱ類)
平成10年度:サトウチョウ
平成14年度:ヨウスコウワニ(近絶滅種(CR)、ワシントン条約附属書Ⅱ類)
平成15年度:モモイロインコ
平成17年度:カンボジアモエギハコガメ(近絶滅種(CR)、ワシントン条約附属書Ⅱ類)
平成26年度:アオホソオオトカゲ
平成26年度:スペングラーヤマガメ(絶滅危惧種(EN)、ワシントン条約附属書Ⅱ類)
平成27年度:モウドクフキヤガエル(絶滅危惧種(EN)、ワシントン条約附属書Ⅱ類)

 

このように、絶滅危惧種や危急種といった動物の繁殖にも成功しており、種の保存のために多大なる貢献もしているのです。

 

「ノアの箱舟」を目指す円山動物園

 

前述の通り、円山動物園ではこれまでも希少動物たちの繁殖に取り組み、見事に成果を残してきている動物園です。

こうした動物たちが絶滅寸前まで追いやられている理由とは、主に「地球温暖化」による影響や、私達、人間による「森林伐採」などの影響によるものです。

 

円山動物園は単に動物園として飼育・展示するのではなく、こうした動物たちを次世代へと受け継ぐための、繁殖技術の確立を目指した「ノアの箱船」のような動物園を目指しているのです。

また、近年では「行動展示」という展示方法が一般的となりましたが、円山動物園が次に目指すのは「生息環境展示」という展示方法。

 

生息環境展示とは、飼育スペースを自然環境に近い状態にし、来園者がまるで自然の中で動物を見ているように感じられる飼育展示の方法です。

近年、リニューアルされてきている施設のほとんどは、この生息環境展示を意識して作られた施設で、今後のリニューアルにも期待されます。

 

 

4.円山動物園の見どころ

 

 

円山動物園の園内は合計17箇所の施設で動物たちが展示されており、今後も新しく立て直される予定の施設や、施設の増加の予定があります。

そこでここからは、現時点での円山動物園内のルートに沿って、どんな施設があるのかをご紹介していきたいと思います。

まずは、「正門」「西門」の2つの入口の内、メインルートとなる「正門」を通過して左手にある「猛禽舎」からご紹介していきます。

 

1.猛きん舎

 

 

円山動物園のトップバッターを飾る動物たちが「猛禽類」の展示されている「猛禽舎」です。

猛禽舎では、

 

・オオワシ(危急種(VU)、ワシントン条約附属書Ⅱ類)
・イヌワシ(ワシントン条約附属書Ⅱ類)
・オジロワシ(ワシントン条約附属書Ⅰ類)

 

の3種が展示・飼育されています。

この猛禽舎は1978年に完成した施設で、「円山動物園と言えばこの風景」という程にインパクトの強い、入ってすぐ登場する迫力の施設です。

中でも「オオワシ」は絶滅危機種「危急種(VU:Vulnerable)」に指定されている貴重な動物で、日本国内で見られるワシの中で、一番大きな種類のワシがオオワシです。

 

2.カンガルー館

 

 

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続いては猛禽舎の向かえ側にある「カンガルー館」に移動しましょう。

ちなみに猛禽舎の隣には「こども動物園」があり、動物と触れ合えるスポットとなっていますが、こども動物園は最後に回るのがベター。

 

カンガルー館は1989年に完成した施設で、当時は「旧タスマニア館」という名称でした。

30代〜40代位の方は記憶にあるかもしれませんが、当時は「タスマニアデビル」という動物が一時期ブームとなっていました。

 

この時期に作られたのが「旧タスマニア館」で、オーストラリアのタスマニア州観光協会との姉妹提携を記念して建設されました。

 

オープン当初は「タスマニアデビル」はもちろん、「 ウォンバット 」「 フクロモモンガ 」「ハイイロカンガルー」「 キバタン 」など、計14種の「タスマニア」の動物たちがタスマニア州から寄贈され、飼育・展示していました。

 

しかし、現在は動物たちも亡くなり、タスマニア由来の動物も居なくなってしまったために、2007年からは「カンガルー館」となったのでした。

現在は、

 

・オオカンガルー
スローロリス (ワシントン条約附属書Ⅰ類)
・モモイロインコ
・ナナクサインコ

 

が展示・飼育されています。

 

中でも「オオカンガルー」は動きが面白く、立ち上がると人間と同じくらいの高さにもなります。

第3の足のようにも見える「尻尾」に注目してみてみましょう。

 

3.フクロウとタカの森

 

 

カンガルー館に続いては、「フクロウとタカの森」です。

フクロウ とタカの森では、

 

・エゾフクロウ
・シロフクロウ
・トビ
・オオタカ(ワシントン条約附属書Ⅱ類)
・ノスリ
・ユーラシアワシミミズク
 

が展示・飼育されています。

猛禽舎では、大型の猛禽類が展示・飼育されていますが、ここでは主に中型の猛禽類が展示・飼育されています。

また、円山動物園は自然動物の保護や飼育も行っているのですが、自然界で怪我をしてしまった「トビ」や「タカ」等もこの施設で保護され、野生に帰れるまで療養しています。

 

4.アフリカゾーン

 

 

続いて登場するのが、最近リニューアルオープンした新施設「アフリカゾーン」です。

このアフリカゾーンでは、主にサバンナで生息する動物たちが展示・飼育されているゾーンになり、「キリン館」「カバ・ライオン館」の2施設がアフリカゾーンに組み込まれています。

 

キリン 館】

・ダチョウ
・サーバルキャット(ワシントン条約附属書Ⅱ類)
ミーアキャット
・ハダカデバネズミ

 

【カバ・ライオン館】

ライオン (危急種(VU)、ワシントン条約附属書Ⅱ類)
・ブチハイエナ
・カバ(危急種(VU)、ワシントン条約附属書Ⅱ類)
・エランド
・コシベニペリカン
・グラントシマウマ

 

新しく出来た施設ですので、水中を泳ぐカバの様子を見られる展示など、円山動物園が目指す「生息環境展示」が主となっている展示施設です。

 

5.サル山

 

 

1982年にオープンした「サル山」ですが、2017年10月にリニューアルオープンしました。

サル 山では生き生きとした「ニホンザル」がたくさん見られ、福井県にある「東尋坊」をイメージして作られた岩山は、まさに ニホンザル が生息するサル山と化しています。

 

オープン当初は61頭からスタートしたサル山は、現在では26家族・80頭が住むサル山となっています。

サル山の直ぐ側には「レストハウス」もありますので、賑やかなサル山を眺めながら、ランチタイムを取ることも可能です。

 

6.わくわくホリデーアジアゾーン

 

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「サル山」から移動して、「アフリカゾーン」の裏側に移動すると「わくわくホリデーアジアゾーン」が登場します。

2012年にオープンした「わくわくホリデーアジアゾーン」では、「寒帯館」「高山館」「熱帯雨林館」の3つのゾーンから構成されており、主にアジアに生息する動物たちに出会うことが出来ます。

 

【寒帯館】

・アムールトラ(絶滅危惧種(EN)、ワシントン条約附属書Ⅰ類)
・ユキヒョウ(危急種(VU)、ワシントン条約附属書Ⅰ類)

 

【高山館】

・シセンレッサーパンダ(絶滅危惧種(EN)、ワシントン条約附属書Ⅰ類)
・ヒマラヤグマ(危急種(VU)、ワシントン条約附属書Ⅰ類)

 

【熱帯雨林館】

・マレーグマ(危急種(VU)、ワシントン条約附属書Ⅰ類)
・シシオザル(絶滅危惧種(EN)、ワシントン条約附属書Ⅰ類)
・クロザル(近絶滅種(CR))
・カンムリシロムク(近絶滅種(CR)、ワシントン条約附属書Ⅰ類)
・テナガザル
コツメカワウソ (危急種(VU)、ワシントン条約附属書Ⅱ類)
・アジアアロワナ(絶滅危惧種(EN))

 

と、それぞれの施設でこれらの動物たちが飼育・展示されています。

 

中でも、お客さんのすぐ頭上にある渡り木で移動する「 レッサーパンダ 」のエリアは、記念撮影をするお客さんで常に混んでいる場所です。

かなり間近でレッサーパンダを見られるスポットですので、おすすめです。

 

7.類人猿館

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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わくわくホリデーアジアゾーンを出たら、次に中央に見えてくるのが「類人猿館」です。

2008年4月にリニューアルオープンした類人猿館では、

 

・ボルネオオランウータン
・シロテテナガザル

 

が飼育・展示されています。

オランウータンが生息する生活環境を再現するため、生きた樹木や植物が植えられ、より実際の生活環境に近づけられています。

 

8.は虫類・両生類館

 

 

類人猿館を出た後には、「は虫類・両生類館」が登場します。

このは虫類・両生類館では、約70種・450点のは虫類・両生類が飼育・展示されており、この施設を見るだけでも結構なボリューム感があります。

 

施設内は、展示されるは虫類や両生類が生息している「熱帯」「亜熱帯」「日本」「温帯」の4つの生息地を意識して構成されており、館内はやや薄暗い環境になっています。

また、施設内中央部分もガラス張りで見えるようになっており、中にある「センターラボ」で孵化している様子なども見られます。

 

【主な展示動物】

・アルダブラゾウガメ(危急種(VU)、ワシントン条約附属書Ⅱ類)
・マレーガビアル(危急種(VU)、ワシントン条約附属書Ⅰ類)
・ヨウスコウワニ(近絶滅種(CR)、ワシントン条約附属書Ⅰ類)
・サイイグアナ(危急種(VU)、ワシントン条約附属書Ⅰ類)
・ジャングルカーペットパイソン(ワシントン条約附属書Ⅱ類)
・ミズオオトカゲ(ワシントン条約附属書Ⅱ類)
・オオアナコンダ(ワシントン条約附属書Ⅱ類)
・オマキトカゲ(ワシントン条約附属書Ⅱ類)
・キオビヤドクガエル(ワシントン条約附属書Ⅱ類)
・コバルトヤドクガエル(危急種(VU))
・ホウシャガメ(近絶滅種(CR)、ワシントン条約附属書Ⅰ類)
・アメリカドクトカゲ(近危急種(NT)、ワシントン条約附属書Ⅰ類)
・ニシキセタカガメ(近絶滅種(CR)、ワシントン条約附属書Ⅱ類)
・チュウゴクワニトカゲ(ワシントン条約附属書Ⅱ類)
・アルマジロトカゲ(危急種(VU)、ワシントン条約附属書Ⅱ類)
・ハミルトンガメ(危急種(VU)、ワシントン条約附属書Ⅰ類)
・モエギハコガメ(近絶滅種(CR)、ワシントン条約附属書Ⅱ類)
・スペングラーヤマガメ(絶滅危惧種(EN)、ワシントン条約附属書Ⅱ類)
・モウドクフキヤガエル(絶滅危惧種(EN)、ワシントン条約附属書Ⅱ類)
・アイゾメヤドクガエル(ワシントン条約附属書Ⅱ類)
・マダラヤドクガエル(ワシントン条約附属書Ⅱ類)
ほか

 

9.総合水鳥舎

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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1986年にオープンした「総合水鳥舎」では、

 

・フンボルトペンギン(危急種(VU)、ワシントン条約附属書Ⅰ類)
・ゴイサキ
・アオサギ
・シュパシコウ
・タンチョウ(絶滅危惧種(EN)、ワシントン条約附属書Ⅰ類)
・アカツクシガモ
・ショウジョウトキ
・アイガモ

 

等の動物が飼育・展示されています。

この施設では主に水辺に生息する鳥達が飼育・展示されており、冬期でも鳥たちが見られるよう、暖房設備の整った室内飼育状も併設されています。

 

10.熱帯鳥類館

 

 

「熱帯鳥類館」では、主に熱帯に生息する鳥類が展示・飼育されています。

熱帯鳥類館の中は、人口の滝や小川、熱帯の植物などが植栽され、熱帯雨林の環境が作り出されています。

 

熱帯鳥類館では、

 

・ベニイロフラミンゴ
・チリーフラミンゴ(近危急種(NT)、ワシントン条約附属書Ⅱ類)
・ノドグロコウカンチョウ
・オシドリ
・インドクジャク
・セイキムクドリ
キュウカンチョウ (ワシントン条約附属書Ⅱ類)
・オニオオハシ
・ムツオビアルマジロ
・アカハナグマ

 

以上の動物たちが見られます。

館内は熱帯雨林のジャングルのような空間になっているので、色々な鳥たちを探すのも楽しい施設となっています。

 

11.ホッキョクグマ館

 

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熱帯鳥類館を出ると、円山動物園の一番奥手にある「ホッキョクグマ館」が登場します。

こちらは世界の熊館がリニューアルし、2018年3月13日にオープンした新しい施設になります。

円山動物園の1・2位を争う人気となっているホッキョクグマと、北極圏の仲間であるアザラシを見ることができます。

 

円山動物園にいるホッキョクグマのペア(オスのデナリ、メスのララ)は非常に仲がよく、相性もバッチリ。

2003年、2005年、2008年、2010年、2012年、2014年と、立て続けに赤ちゃんが誕生しているため、高い頻度で可愛らしいホッキョクグマの赤ちゃんが見ることができます。

 

実はこのホッキョクグマ、飼育下での繁殖は非常に難しいと言われており、世界的にも自然繁殖で成功するのは年に数回という確立なのです。

尚且つ野生化でも「危急種(VU)」「ワシントン条約附属書Ⅱ類」に指定される動物で、絶滅の危機にも瀕している動物です。

 

そんなホッキョクグマですが、円山動物園ではかなりのハイペースで子宝に恵まれ、とても愛らしい姿でお客さんの人気者となっています。

ちなみにホッキョクグマの赤ちゃんは、朝のほうが活発に遊んでいるのだとか。

 

12.海獣舎

 

 

世界の熊館のすぐとなりには「海獣舎」があります。

この海獣舎では、北海道周辺に生息する

 

・ゴマフアザラシ
・ゼニガタアザラシ

 

が飼育・展示されています。

厳しい冬の北海道でも生息している動物たちなので、この海獣舎の中でももちろん、冬期間も飼育・展示されています。

 

寒い冬に訪れると寒くてかわいそうと感じるかもしれませんが、この環境こそが彼らの当たり前の生活環境でもあり、さらに厳しい寒さの場所にも住んでいるのです。

 

13.エゾヒグマ館

 

 

続いて登場する「エゾヒグマ館」もまた、厳しい寒さの北海道に生息する「エゾヒグマ」が飼育・展示されている施設です。

 

行動展示を意識して作られているエゾヒグマ館は、エゾヒグマが生息する自然環境をイメージして作られています。

そして、エゾヒグマが自然下で移動する「雨宿り場所」や休憩場所となる「洞穴」、「えさ穴」等が設置されています。

 

タイミングによってはアクリル窓一枚隔てた場所にエゾヒグマを見ることもでき、非常に迫力のあるエゾヒグマを間近で見ることも出来ます。

 

14.エゾシカ・オオカミ舎

 

 

「エゾシカ・オオカミ舎」もまた、北海道に生息している動物が飼育・展示されています。

 

といいたいところですが、実は展示されている「シンリンオオカミ」は北アメリカに生息するオオカミ。

かつて、北海道には「エゾオオカミ」が生息していましたが、絶滅してしまったために今ではその姿を見ることができなくなってしまいました。

 

エゾシカとオオカミはもちろん別々の空間で飼育・展示されていますが、かつての北海道の自然をイメージさせるような施設となっています。

オープンデッキも設置されており、のんびりと動物たちの様子を見ることも出来ます。

 

15.チンパンジー館

 

 

エゾシカ・オオカミ舎を出て少し下ったところに行くと、「チンパンジー館」が登場してきます。

 

チンパンジー館では、高さ15メートルのジャングルジムや、ボルダリングが設置されていたりと、チンパンジーの機敏に動いて移動する様子が見ることが出来ます。

また、チンパンジー館ではチンパンジーたちの子育ての様子なども見ることができ、国内では「多摩動物園」に次ぐ繁殖率を誇る動物園となっています。

 

人間のように頭の良い動物で知られるチンパンジーたちの、自然に生活する雰囲気や活動を見ながら、同時に学ぶことも出来る施設となっています。

 

16.モンキーハウス

 

 

チンパンジー館の隣には「モンキーハウス」が登場します。

 

このモンキーハウスでは、

 

・エリマキキツネザル(ワシントン条約附属書Ⅰ類)
・ワオキツネザル(絶滅危惧種(EN)、ワシントン条約附属書Ⅰ類)
・フサオマキザル
・ダイアナモンキー(危急種(VU)、ワシントン条約附属書Ⅰ類)
・ドグェラヒヒ(ワシントン条約附属書Ⅱ類)
・マンドリル(危急種(VU)、ワシントン条約附属書Ⅰ類)
・ブラッザグェノン

 

等の希少なサル類が見られます。

1984年に建てられた施設なので、もう古い感じの施設となってきましたが、活発に活動するサル類を見られる場所となっています。

 

17.こども動物園

 

 

最後の締めとして訪れたいのが「こども動物園」。

このこども動物園では、ヒツジやガチョウ、アヒルなどの動物が放し飼いにされており、この動物たちと触れ合うことができる場所になっています。

 

動物と触れ合えるということで、子供たちにも人気のエリアとなっていますが、大人やカップルにも人気の場所にもなっています。

こども動物園では、以下の動物たちに出会えます。

 

【リスザルドーム】

リスザル

 

【ドサンコの森】

・エゾモモンガ
・エゾタヌキ
・エゾリス
・エゾユキウサギ

 

【ビーバーの森】

・アメリカビーバー
・プレーリードッグ
・アライグマ

 

【その他】

・テンジクネズミ( モルモット
・シナガチョウ
・インドクジャク
・ショウジョウチャボ
・オナガドリ
・セキショクヤケイ
・白チャボ
・オヒキ  
・ミニチュアホース
・ヒツジ(コリデール種)  
・カイウサギ( ネザーランドドワーフ
・カイウサギ(ロップイヤー)
・エゾヤチネズミ
・エゾアカネズミ

 

18.動物科学館(次世代エネルギーパーク)

 

 

最後に訪れたいのが「動物科学館」です。

動物科学館は動物たちを見るのではなく、動物たちを知るスペースとなっており、動物が展示されているわけではありません。

 

円山動物園で飼育・展示されていた動物たちの「剥製」や「骨格標本」などが展示されています。

少々、お子様たちには不気味な空間かもしれませんが、円山動物園のこれまでの歴史や、動物たちの生態についてしっかりと学ぶことができる施設になっています。

 

また、施設内は「Zoo Cafe(ズーカフェ)」も入っており、ランチやコーヒーなどを楽しめます。

オフィシャルグッズ等も豊富に揃っている場所なので、帰りがけに必ず寄りたいスポットです。


 

ここまでは、円山動物園の基本的な情報をまとめてみました。

次のページからは、円山動物園を楽しむためのイベントや、お得な情報を解説していきたいと思います。


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