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モルモットの種類、毛色、飼い方






モルモットはペットとしては比較的メジャーな種です。
しかし、モルモットにあまり詳しくない人にとっては、ウサギみたいな…大きいハムスターみたいな…というぐらいのイメージしかないかもしれません。

モルモットはペットとしての魅力をたくさん持っています。
また実は非常に毛並みの種類が豊富で一目では同じ種類とわからないほどです。

今回は写真もたっぷりに、モルモットの魅力や特徴、飼育方法や飼育グッズを詳しくご紹介していきます。

人気も高く魅力も豊富なモルモットを飼ってみませんか?

 

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モルモットと言えばあなたはどんなイメージを持ちますか?

 

動物園の触れ合いコーナーなどで触れ合える動物というイメージの方もいるでしょう。

実験とかでよく使われる動物のイメージの方もいることでしょう。

人間と親しみやすいイメージが強いかもしれません。

 

しかし実のところ、 モルモットは臆病で警戒心が強く、懐きにくい性格です。

本記事では懐きやすくなるモルモットの飼育方法も紹介するので安心してください。

 

ではさっそくモルモットについて見ていきましょう!

 

 

モルモットとは?

 

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まずはモルモットがどういった動物なのかということから見ていきましょう。

 

 


モルモットと人間の歴史

 

紀元前1000年頃にアンデス地方で食用として家畜化されたことが始まりと考えられています。

16世紀にオランダ人、スペイン人の船員によってアンデス地方から世界へ渡り始めます。

日本では、1843年にオランダ人によって長崎へ渡ってきました。

 

モルモットが伝えられたとき、オランダ人が「マルモット」 (Marmot) と呼んでおり、そこからモルモットと呼ばれるようになりました。

上流階級のペットとして飼われていましたが、明治時代に入ると一般人にも広まるようになりました。

この頃から日本でも実験動物として使用されるようになりました。

 

 

モルモットの容姿

 

大きな頭にクリクリの目が横についています。

視野は広いですが、後ろは見えません。

耳は立ち耳や垂れ耳がいて、たいていは毛が生えていません。

頭が大きく胴長です。

 

毛が長い子は頭とお尻がぱっと見ただけではすぐには判別しにくいかもしれません。

また、頭と胴体の大きさの割には足が短くて短足です。

お腹が床につくほどの脚の短さで、おとなしくしているときはヨチヨチ歩いて愛嬌があり可愛いのですが、本気で走ると追いつかないほどの速さです。

 

 


モルモットの大きさ

 

モルモットは大きな頭と胴長で短い足が特徴の動物です。

 体長は20cm~40cmで、体重は0.5kg~1.5kgぐらいの大きさです。

うさぎ よりは小さく、 ハムスター よりは大きいサイズです。

 

 

モルモットの寿命

 

およそ4~9年程です。

中でも5~6年が多いみたいです。

ギネス記録は14歳10ヶ月です。

飼育環境次第では、10年以上飼育することも不可能ではないとされています。

 

 


モルモットの生息地

 

原産地は南米(ペルー南部、ボリビア南部、アルゼンチン北部、チリ北部)です。

元々アンデスのような乾いた高地の穴の中で生息しています。

 

 

モルモットの性格

 

おとなしく臆病です。

暴れたり、噛みついたりすることはほとんどなくじっとしていることが多いです。

子どもの頃は力加減が分からず、強めに噛んでしまうことはありますが、だんだん甘噛みに変わっていきます。

 

普段はあまり鳴くことはありません。

お腹が空いたときや遊んで欲しいときに鳴きます。

当然、活発に動き回る個体や、おとなしい個体など、個体差はあります。

 

臆病で神経質な反面、好奇心旺盛な一面もあります。

飼い始めのときは臆病な性格からおびえています。

しかし、慣れると自分でトコトコ歩き回り部屋を散策したりイタズラをします。

欲しい物をくわえて隠れ場所に持って行ったりします。

 

モルモットは警戒心が強く懐きにくい動物ですが、1度懐くと、飼い主に懐いて甘えたり触れあって遊ぶことが好きです。

幼いときから人間に触れて慣れてくると人と遊ぶのが大好きになります。

これは、動物園のふれあいコーナーなどがそうですね。

抱っこしてなでていると気持ちよくてうっとりしたり、寝てしまいます。

 

 


モルモットの睡眠

 

本来モルモットはあまり熟睡しません。

先述した通り、モルモットは原種時代は被食性であったため、夜行性で警戒心が強く、用心深くすることで身を守っています。

そのため、天敵からいつでも逃げられるように、ほとんど熟睡しないと考えられています。

 

しかし、ペット化された現在のモルモットは飼い主や住まいに慣れると熟睡していることもあります。

基本的には夜行性なので、昼間はうとうとしたり起きたりの繰り返しです。

個体によっては慣れてきてくつろいでぐっすり寝ることもあります。

 飼育していると、飼い主の生活リズムに慣れて、警戒心も薄れ、夕方頃から元気になり夜まで活発に遊んで過ごすこともあります。

 

 

モルモットの警戒心は強い

 

警戒心は本当に強いです。

本来、被食性の草食動物で、外的から身を守るために群れをなして行動しています。

そのため警戒心が強く、穴の中や物陰に隠れて過ごす習性が残っています。

警戒しているときは、目を閉じたりまばたきすらほとんどしないこともあります。

 

目を大きく見開いているときは警戒しているときです。

寝ているときも目を開けたままのときもあります。

遊んだ後やご飯を食べた後、抱っこしてなでているときに寝てしまう場合は、まぶたを閉じることが多いです。

とは言っても、ちょっとした物音ですぐに起きてしまいます。

 

 


モルモットの種類

 

モルモットは品種改良が進み種類も豊富です。

今回はその中でも定番の種類を紹介していきます。

 

 

イングリッシュ

 

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モルモットの中で1番普及していてよく見かける種類です。

頭からお尻までなめらかに同じ幅であり、ずんぐりした丸い体型と短毛が特徴です。

イギリスで300年以上かけて品種改良されたためイングリッシュモルモットと呼ばれています。

一方アメリカではアメリカモルモット(アメリカン)であったり、短毛であることから日本ではショートモルモットとも呼ばれており、呼び方は様々です。

 

臆病ではありますが、社交的なため、初めてモルモットを飼う人にはおすすめです。

初めてモルモットを飼う方に選ばれることが多く一番最初のモルモットとして多くの方に飼われています。

 

毛色には様々な色があり、カラーバリエーションが豊富です。

毛質にはノーマルタイプとサテンタイプがあります。

サテンモルモットはイングリッシュモルモットの被毛を美しく艶やかに改良したバリエーションで、被毛には光沢がありつやが見えるのが特徴です。

 

個体価格は2000~3000円程です。

 

 

クレステッド

 

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短毛種でイングリッシュと似ていますが、頭にロゼットと呼ばれるつむじがあり、その部分の毛が逆立っていることが特徴です。

その部分が冠毛(クレスト)になっていることからこの名前で呼ばれます。

 

頭のつむじの毛は少し長めに伸びていますが、それ以外の体の毛は直毛で短くなっています。

また、クレステッドは改良されてできた品種であり、イングリッシュに似ています。

 

イングリッシュとの外見の違いはロゼットのみであり、丸みのある体などイングリッシュに似ています。

ただイングリッシュに比べて性格は臆病なので、慣れるまでは過度な接触は避けてストレスをかけないように注意しましょう。

 

個体価格は10000円程です。

 

 

アビシニアン

 

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アビシニアンモルモットはアビー(Aby)とも呼ばれています。

イングリッシュやクレステッドに比べて毛は直毛で、荒く硬くて毛の長さは短毛種と長毛種の中間くらい(4~5cm)です。

クレステッドと同様、ロゼットと呼ばれるつむじを持っています。

 

クレステッドとの違いはロゼットが全身にあり、全身の毛が逆立つ毛並みをしています。

体全体にロゼットがあるため、寝ぐせのように無造作に毛が伸びているのことも特徴です。

ロゼットが多数ある、逆立つ毛並みが多く左右対称である等の特徴がある場合、ショーでの評価や観照的価値が高いといわれています。

短毛種に比べて毛が長いのでブラッシングをしてあげる必要があります。

 

個体価格は4000~6000円程です。

 

 

テディ

 

 

テディベアのようにくるりと縮れた毛を持つことが特徴で、品種改良の段階で突然変異でこの毛並みが誕生したと言われています。

柔らかい毛と硬い毛の2つの毛質に分かれ、光沢の有無にも違いがあります。

縮れ毛にゴミや床のチップが絡まりやすいので、手入れはこまめにしましょう。

ペットショップでは、「レックス」や「キャビー」という名前で販売されていることもあります。

 

個体価格は10000~15000円程です。

 

 

シェルティ

 

 

シェルティは直毛で美しい長い毛が特徴です。

白・黒・茶の配色と長い毛には品と高級感があります。

頭部の毛はあまり伸びず、脇腹の毛が長く伸びます。

毛質は柔からかくて滑らかで艶があり、手触りも良いです。

すべての毛が体に沿って流れていて、ロゼットはありません。

 

シェルティは1973年にイギリスでベルビアンと区別して独立した品種として認められました。

イギリスではシェルティ(sheltie)と呼び、アメリカではシルキーと呼ばれています。

 

脇腹のあたりの毛が長いため定期的に手入れをして、お尻のあたりは汚れやすいので短めに毛をカットします。

定期的なブラッシングも欠かせません。

 

個体価格は10000円前後です。

 

 

ベルビアン

 

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長毛種で毛質が柔らかく光沢がありシルクのように美しいことが特徴です。

フランスでペット用として品種改良を行い1886年頃にフランスのパリで登場しました。

全身の毛が長く、さらにロゼットもあります。

頭部と背中が長毛で、ストレートと巻き毛の2種類がいます。

毛はしなやかで柔らかく、30cmを超える個体もいます。

ベルビアンの中でも毛の長い個体はアンゴラと呼ばれています。

 

アビシニアンと同様にブラッシングによる手入れが必要です。

毛が絡まないように毎日のブラッシングが必要です。

定期的なカットも必要です。

また、モップのようにゴミがよくつきます。

このように手入れが大変なので、上級者向けの品種です。

 

個体価格は8000~10000円程です。

 

 

スキニーギニアピッグ

 

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ヘアレス(Hair less)とも呼ばれ、体に毛がないモルモットです。

鼻先と脚にわずかに縮毛があるタイプと、全身が無毛なタイプがあります。

1978年、モントリオールのInstitut Armand Frappier(IAF)で発見されました。

毛がないため、触ると温かく、喘息などの病気の家族がいる家庭でも飼いやすいことから人気があります。

また、体毛がなく、まるで小型の ミニブタ のような容姿が非常に可愛らしく抱き心地の良さからもペットとして人気があます。

 

スキニーギニアピッグは、皮膚がとてもデリケートであるため、皮膚病にかかりやすく、寒さに弱いです。

定期的に低温のホットタオルで全身を拭いてあげて清潔な状態を保ちましょう。

 

日本のペットとしては鼻先と脚にわずかに縮毛があるタイプのオスが多く流通しています。

また、実験動物用としてはオスとメスの両方が販売されています。

 

個体価格は10000~30000円です。

 

 

次のページ以降ではモルモットの飼育方法を紹介していきます。


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