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個体差はありますが、 メス よりも オスの方が若干なつきやすい 傾向にあります。
メスはマイペース、オスは甘えん坊と言われます。
ただし、モルモットは警戒心がとても強い動物であるため、 オスでも「すぐなつく」とは考えない方が良いです。
もちろん正反対のパターンもありますので、 その子の性格をよく見てお迎えをしてください。
オスとメスの見分け方は、睾丸の有無、生殖器の位置、糞の形状、発情期の行動などから判別します。
モルモットにもいくつか種類があります。
全体的に 臆病で警戒心は強い のですが、その中でも比較的「なつきやすい」とされる種類をご紹介します。
1番大切なのは、なつくなつかないに関わらず、 その子の性格を尊重してあげる ことです。
また、下記で挙げていない種類(クレステッドやテディ、シェルティなど)も「全くなつかない」というわけではなく、お世話や性格次第でなついてくれる子も十分にいます。
※合わせてみたい: モルモットの種類、毛色、飼い方
イングリッシュモルモット とは、短く滑らかな毛並みが特徴の最もポピュラーなモルモットです。
ショートモルモット とも呼ばれます。
比較的社交的で、甘えん坊 な性質を持つため、 なつく可能性は高い と考えられます。
また、短毛なことからブラッシングの必要が無いという面でも初心者向けのモルモットです。
アビシニアンモルモット とは、イングリッシュモルモットより4~5センチほど体毛が長く、体につむじ(ロゼット)があるのが特徴です。
巻き毛モルモット とも呼ばれます。
イングリッシュモルモットほどではないようですが、アビシニアンモルモットも 比較的社交的な性格 とされます。
ぺルビアンモルモット(地面に着くほどの長毛が特徴)ほどではないものの、毛が長いためお手入れ(ブラッシングや汚れ取り)の必要があります。
モルモットに なついてもらうための方法と注意点 をご紹介します。
モルモットは鼻が良いため、「馴れている匂い」「馴れていない匂い」を敏感にかぎ分けます。
そこで、お迎え直後に 飼い主の匂いがする布(要らない服や靴下など)をケージに入れてあげる と、数日経てば 「飼い主の匂い=おうちの匂い」として覚えてくれます。
警戒心を解くための最初のステップとして、 飼い主の匂いを覚えさせてあげましょう。
動物をなつかせるには、 人の手で与えるおやつ が必須です。
おやつを差し出して、 モルモットが自分から食べてくれるのを待ちましょう。
モルモットにも好き嫌いがあります。
あげたおやつを食べないようであれば、別のおやつに変えてみましょう。
あげすぎは肥満や病気の原因になるため、 適切な量と頻度 を意識してください。
おやつで少し警戒心が解け、飼い主の手を怖がらなくなったら、 頭や背中を優しくそっと撫でてあげましょう。
死角からいきなり触ると驚いてしまうため、 まず手を見せて「なでるよ~」という意思表示をする ことが大事です。
また、激しく撫で回したり、追いかけまわしたりすることは絶対にやめましょう。
優しく撫でていても、嫌がるようであればすぐやめてあげてください。
モルモットは基本的に抱っこがあまり好きではありません。
そのため、飼い主が床に座った状態で、 モルモットが自分で膝に乗ってくるのを待ちましょう。
「おやつを与えながら膝の上に誘導する」 ということを繰り返せば、自分から膝の上に乗ってきてくれるはずです。
モルモットが環境や飼い主に徐々に馴れていくと、活発に動き回るようになるでしょう。
そうなると、今度は ケージに閉じ込められていることにストレスを感じてしまいます。
おやつをあげたり撫でたりしながら 部屋のお散歩をさせて、ストレスを軽減 してあげると、飼い主との時間に喜びを感じてくれるはずです。
ただし、 お迎え直後 は環境変化による緊張や恐怖で ケージから出たがらない 場合もあります。
そのような時は、無理に出さずにそっとしておき、 自分から出てくるのを待ちましょう。
ブラッシング や 爪切り などのお手入れは、モルモットを固定しなければならないため、嫌がる子が多いです。
特に 爪切り は、モルモットにとても 大きなストレスがかかります。
馴れてないうちに無理にお手入れをすると、「嫌なことをされた!」という印象が強く残ってしまい、 余計に馴れにくくなってしまいます。
そうとはいえ、モルモットのためにもお手入れをしないわけにはいかないため、 膝の上や抱っこに十分馴れてから行う ようにしましょう。
ある程度馴れたら、時々両手で数秒間そっと持ち上げるなどして、保定にも馴らしておくのが良いです。
なつかせるためと言って、 おやつをあげすぎたり、無理に触ったり追いかけたりすることはやめましょう。
おやつのあげすぎは病気になりやすく、また無理に触ったり追いかけたりすると、ストレスを与えて余計になつかなくなります。
前提として、 モルモットの自然な行動や性格に人間が合わせる 形で、「ゆっくりと」馴らしてあげるようにしてください。
また、 何をしてもなつかない性格の子 もいます。
そのような子は、健康やケガには気を付けながら、 できるだけ自由に過ごさせてあげる ことが最大の愛情です。
なつかないからと言って、 軽々しく手放したりお世話を放棄したりしてはいけません。
ここからは、モルモットをなつかせるために役立つ おやつ や グッズ をご紹介します。
モルモットがかじって遊ぶ、
チモシー(牧草)でできたかじり棒
です。
材料はモルモットの主食であるチモシーのみのため、食べてしまっても安心です。
レビューには「よくかじっている」という声と「あまり興味を示さない」という声があります。
あまり興味を示さない場合は、 チモシーやおやつの袋に一晩入れ、匂いをつけておく と、興味を示すようになるかもしれません。
最初はケージの中に入れたり、お部屋に転がしておいたりして、モルモット自身で遊んでもらいます。
お部屋や飼い主にある程度馴れると、飼い主が手に持った状態でもこのかじり棒に向かってくるでしょう。
価格:890円
原材料・成分:チモシー
おもちゃではありませんが、
モルモットにおすすめの寝床
です。
まずケージに入れて、モルモットが気に入ったようであれば、 飼い主の膝に寝床を置いて待ってみましょう。
飼い主にある程度馴れていれば、 自分から膝の上の寝床に入りに来てくれる かもしれません。
モルモットは狭い隠れ家が好きですし、もこもこしていて温かいため、ケージ内で使用するだけでもおすすめの寝床です。
Sサイズもありますが、モルモットにはLサイズが適しています。
価格:1,100円
形の種類:赤いロバ型、ピンク豚型、キリン型、ワニ型、蜂型
用途:Lサイズ…体重が454-816gの動物用
サイズ(長さ×幅×高さ):約23cm×約21cm×約15cm
重量:約200g
その他機能:ファスナー付き、中のクッションは取り外しができ洗濯機で洗える
材質:高密度PPコットン+滑り止めボトム
パパイヤに含まれる成分のおかげで 毛球症(舐めて飲み込んだ毛玉がお腹の中にたまる病気)の予防 ができます。
また、 保存料や防腐剤が不使用 で、 糖質も添加されていない (青パパイヤ本来の糖質のみ含有)ため、ある程度はたくさん与えることができます。(ただし,
与えすぎないよう注意が必要です。)
安価なため、気軽に試すことができるのも飼い主にとっては嬉しいですよね。
価格:486円
本体サイズ (幅×奥行×高さ) :13.5×20×3cm
本体重量:0.03kg
原産国:タイ
原材料:青パパイヤ
タンパク質・ミネラル豊富な アルファルファ(マメ科の牧草) をキューブ上に固めて作られたおやつです。
アルファルファは 食いつきが良い だけでなく、 栄養も豊富 です。
また、程よく固く作られているため、 かじって遊びながら栄養補給ができる 人気商品です。
こちらも 飼い主の手から与えたり、飼い主の膝の上で与えたり することで、モルモットが喜んで近くに来てくれるようになるでしょう。
ただし、アルファルファはチモシーに比べて カロリーが高い ので、こちらも目安量を守るようにしてください。
価格:418円
本体サイズ (幅×奥行×高さ) :25×12×30cm
本体重量:1230g
原産国:アメリカ合衆国
原材料:アルファルファ
野菜 や 果物 もモルモットのおやつになります。
喜んで食べるだけではなく、 ビタミンや水分の補給 にもなるため、飼い主の手で毎日与えると良いでしょう。
ただし、特に果物については、 水分や糖分が多すぎて体調を崩してしまう 可能性がありますので、 与える際は少量に しましょう。
また、 種 は体に悪いことがあるため 除くようにしてください。
ネギ類など、あげてはいけない野菜や果物 もある ため、野菜や果物を与えるときは 「与えても問題ないか」をしっかりと調べる 必要があります。
本記事で挙げた「なつきやすい種類」や、「なつかせ方」は 絶対ではありません。
特にモルモットは 警戒心が強い ため、 簡単にはなつかないことを念頭に お迎えをしてください。
何よりも最優先なのは、 お迎えしたモルモットの性格を理解し、尊重してあげる ことです。
その上で、「飼い主と過ごす時間が幸せ」だと思ってもらえるよう、モルモットの様子を見ながらゆっくりと馴らしてあげましょう。
本記事でご紹介した内容が、可愛いモルちゃんとの生活に役に立てば幸いです。
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公開日 : 2019/06/24