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モルモットの飼い方について!注意点や飼育本も紹介






犬や猫は飼えないけど、小動物なら飼えそうという人は意外と多いです。
しかし小動物といってもさまざまな種類の動物がいるので、どんな動物を飼おうか迷ってしまいませんか?

そんな人は、モルモットを飼育してみるのはどうでしょうか。
しっかり愛情を注いであげればよく懐いていくれてます。
鳴き声で感情表現もしてくれるので、懐いてくれている実感もしやすいでしょう。

本記事ではモルモットの基本的な性質や飼い方、必要な用品などを説明していますので、ぜひ参考にしてみてください。

【目次】モルモットの飼い方について!注意点や飼育本も紹介

 

モルモットとは?

モルモットの特徴

・性格

・体型

・歯

・雌雄判別

・生活サイクル

・繁殖

・寿命

・鳴き声

モルモットの特徴まとめ

モルモットの飼育に必要なもの

・ケージ

・キャリーバック

・エサ入れ

・水入れ

・小屋

・床材

・遊び道具

・ケア用品

・冷暖房器具

モルモットの飼い方

・ケージ

・清掃

・エサ

・保定

モルモットの飼育時に注意すること

1. 不正咬合

2. ビタミンC欠乏症

3. 毛球症

モルモットの飼育本

【モルモット完全飼育】

【カラーアトラスエキゾチックアニマル 哺乳類編】

おわりに

 

モルモットとは?

 

モルモット

 

ペットショップの 小動物 コーナーで うさぎ と並んで販売されていたり、 動物園 のふれあいコーナーにいたりすることがよくあるので、見たことのある方も多いのではないでしょうか。

ずんぐりとした可愛らしい体つきで、 カピバラ を小さくしたような見た目をしています。

英名では「Guinea pig(ギニアピッグ)」と呼ぶように、少し豚にも体型が似ています。

 

複数の種類がありますが、よく流通している種類は「イングリッシュ(ストレートの短毛)」「アビシニアン(巻き毛)」「テディ(縮れた体毛)」「ペルビアン(長毛)」などがいます。

そんなモルモットはペットとして飼育している人も多く、人気がある小動物です。

 

 


モルモットの特徴

 

モルモット

 

・性格

 

モルモットは用心深く、臆病な性格をしています。

環境が少し変化するだけでも、エサを食べなくなることがあります。

 

・体型

 

全体的にぼてっとした体型で、手足・尾は短めです。

尾はほぼないように見えますが、尾椎は4〜7個あります。

頭胴長は約20〜40cmほど、体重は約0.5〜1kgほどあります。

 

指の本数は前肢と後肢で異なります。

前肢は4本、後肢は3本あります。

 

・歯

 

歯は全部で20本あり、生涯伸び続けます。

歯が伸びすぎると病気になってしまうこともあるため、伸びすぎないように木をかじったり硬いものを食べて歯を摩耗させています。

 

・雌雄判別

 

モルモットは他のげっ歯類と比べると雌雄判別を行いにくいです。

見分け方は生殖器の見た目にあります。

メスの場合は生殖器の開口部がY字型になり、オスの場合は円形になります。

また、大人の場合、オスは陰茎を突出させることができたり、陰嚢が膨らんで見えます。

 

・生活サイクル

 

モルモットは夜行性です。

そのため、モルモットのケージは騒々しくない場所に置いてあげた方がいいです。

 

・繁殖

 

自然排卵を行う周年繁殖動物です。

性成熟はオスが9〜10週、メスが4〜6週ほどですので、若い個体でも繁殖が可能となっています。

妊娠期間は、小型のげっ歯類の中では長い方でおよそ59〜72日ほどです。

産後数は1〜6匹くらいで、少しばらつきがあります。

 

・寿命

 

寿命は約5〜7年程度です。

長生きする個体だと10年以上生きることもあります。

 

・鳴き声

 

大人しそうに見えますが意外と鳴く動物で、鳴き方で感情表現が分かります。

 

 

  • 「キュキュ」「クルルル」→嬉しい、喜んでいる
  • 「キーキー」「グルグル」→警戒、威嚇

 

興奮しているときの鳴き声は大きいときがありますが、通常の鳴き声はあまり大きな声ではないので、飼育時に防音対策を万全にするほどではありません。

馴れてきたらよく鳴いてくれるようになりますよ。

 

モルモットの特徴まとめ

 

分類:哺乳綱 齧歯目 ヤマアラシ科 テンジクテズミ亜科

和名:天竺鼠(テンジクネズミ)、モルモット

英名:Guinea pig

原産国:南アメリカ

性格:臆病、おだやか

頭胴長:約20〜40cmほど

体重:約0.5〜1kgほど

雌雄判別:メス→生殖器の開口部がY字型、オス→円形

性成熟:オスは約9〜10週、メスは約4〜6週

妊娠期間:約59〜72日ほど

産後数:およそ1〜6匹

心拍数:約230〜380回/分

呼吸数:約42〜104回/分

直腸温:約38.3〜40.0℃

寿命:約5〜7年ほど

鳴き声:「キュキュ」「クルルル」「キーキー」「グルグル」

食性:草食

 

 

モルモットの飼育に必要なもの

 

モルモット

 

モルモットを飼育するにはさまざまな飼育道具を揃えなければなりません。

揃える用品の中でも、必要になる用品をまとめました。

 

・ケージ

 

普段モルモットが過ごす場所です。

モルモットは小さいので、ケージに入れておかないとさまざまな危険がありますので、必ず用意しましよう。

 

・キャリーバック

 

モルモットを病院に運んだり、ケージを掃除する場合に必要となります。

ケージのようの長時間入れておく訳ではないので、あまり大きくなくても大丈夫です。

低予算かつ、利便性で買うのであれば昆虫を入れるようなプラケースがおすすめです。

耐久性があり必要最低限の通気性もあるので、運搬もしやすいです。

 

・エサ入れ

 

メインのエサ入れと牧草用の入れ物の2種類があると好ましいです。

メインのエサ入れは、あまり大きなエサを入れないので小さめでも大丈夫ですが、顔が入るくらいの大きさはあった方が良いです。

ひっくり返す可能性もあるので、ある程度重みがあるか、ケージに固定できるものがいいでしょう。

牧草用の入れ物は牧草用のフィーダーが販売されているので、それを使用してもいいでしょう。

 

 

筆者はワイドフィーダーを使用したことがあります。

ケージにネジで固定できるので落ちにくく、高さの調整ができて良かったです。

 

ワイドフィーダーの商品詳細

 

値段:1,500円

本体サイズ (幅×奥行×高さ):19×8×23.8cm

本体重量:400g

 

・水入れ

 

ケージの壁につけられる給水ボトルがおすすめです。

お皿状のものでも水分を取らせることができますが、お皿の中に排泄をしてしまうことがあります。

 

・小屋

 

モルモットは臆病なので、安心できる隠れ家として必要です。

消耗品にはなりますが、木製の小屋だとモルモットがかじることができます。

さらに、フィーダーが付いている場合があるので、牧草入れと兼用して使用することもできますよ。

 

 

筆者はフィーダーハウスを使用したことがあります。

ハウスは木製なのでかじり木にもなりますし、別でフィーダーを置くスペースを用意しなくてもいいので、ケージ内を広くすることができますよ。

汚れますので、たまに水洗いをして天日干しをしていました。

消耗品ということもあり、もう一つ予備としてあっても良いかもしれません。

 

SANKO フィーダーハウスの商品詳細

 

値段:2,580円

本体サイズ (幅×奥行×高さ):30.5×21×19cm

本体重量:1400g

 

・床材

 

足の負担を軽減するために敷きます。

干し草や、ちぎった新聞紙がいいでしょう。

 

・遊び道具

 

運動用に回し車や、ストレス発散ができるかじり木があるといいでしょう。

回し車を入れる場合は、固定できるか安定した支柱がある用品を選ばないとすぐに倒れてしまいます。

 

・ケア用品

 

モルモットのケアをしようと思えばいくらでも用品は増えていきます。

 

  • 爪を切る小動物用の爪切り
  • 毛をとかすブラッシング用品(長毛種の場合はコームとスリッカー、短毛種の場合はスリッカー、毛がない品種は体を拭く用のタオル)
  • 体を洗うシャンプー

 

最低限これらはあった方がいいでしょう。

 

・冷暖房器具

 

部屋にエアコンがあり、温度調節がしっかり管理できるようであれば必要ありませんが、持っていた方が安心です。

体調が悪いときに保温をする場合があるので、特に保温器具は用意しておいた方が良いでしょう。

 

 

マルカンの保温電球は簡単に取り付けることができ扱いやすいです。

販売されているお店が多いので、買いやすくておすすめですよ。

 

マルカン保温電球の商品詳細

 

値段:2,141円

本体サイズ (幅×奥行×高さ):6×6×13.3cm

本体重量:310g

ワット数:20W

 

 


モルモットの飼い方

 

モルモット

 

モルモットを初めて飼育する場合、どのように飼育すればいいのかわからないですよね。

モルモットの飼育方法について、掃除や食べるものなど、基本的な内容も一緒に解説します。

 

・ケージ

 

モルモットの飼育環境適温がおよそ18〜24℃、湿度が40〜70%なので、通気性がいいメッシュ製のケージが好ましいです。

理想面積は652〜940c㎡、側面壁の高さは18〜25cmです。

もし繁殖をしており、子供を育てている場合は2倍の床面積があるとなお良いです。

多頭飼いする場合は、側面壁の高さが+10cmあると安心でしょう。

 

また、モルモットは跳躍力がさほどないので、自分の高さ以上の壁を登ることができません。

そのため、側面壁はあまり高くなくても大丈夫ですが、小屋や温度計を入れることを想定するとある程度の高さが必要です。

 

なお、ケージの床部分ですが、衛生面や管理のしやすさを考えるとメッシュ製の金網が最適です。

しかし、これはモルモットへの負担がかかるという欠点があります。

四肢が網目の部分に引っかかってしまって怪我をしてしまう場合や、足裏への負担が考えられるので、それを軽減するような工夫をしなければなりません。

全面を金網だけにするのではなく、金網の上に干し草や新聞紙などの床材を敷いて足への負担を軽減しましょう。

 

・清掃

 

ケージの掃除は毎日行うのが好ましいです。

モルモットはトイレを覚えないため、床材がすぐに汚れてしまいます。

モルモット自体の体臭はないのですが、他のげっ歯類に比べて排泄物の臭いがきつめです。

放置しておくと臭いがこびりついてしますので、毎日床材を変え、ケージは熱湯消毒をしましょう。

時間があるときは日光消毒もしておくといいです。

 

・エサ

 

ペットショップやネット通販でモルモット用のフードが販売されているので、それをメインにあげましょう。

それ以外に、チモシーやアルファルファのような牧草も常時置いてあげるといいです。

 

※合わせて読みたい:  うさぎや小動物の主食チモシー。チモシーの種類、選び方、与え方は?

 

他に野菜や果物、種子類を与えてあげてもいいです。

しかし、果物や種子類は肥満になりやすいので、あげすぎには注意してください。

 

・保定

 

モルモットは下半身(お尻あたり)を片手で支え、頸部周辺を掴むようにしましょう。

 

 

モルモットの飼育時に注意すること

 

モルモット

 

モルモットの飼育時に気をつけなければいけないことが複数ありますが、そのうち特に重要な点を説明します。

 

1. 不正咬合

 

モルモットの歯は生涯伸び続けるため、モルモットはむず痒くなり、歯を削ろうと何かをかじろうとします。

木のようにちょうどいい硬さの物をかじる分には問題ありませんが、ケージやエサ皿のように固めの物をかじり続けていると噛み合わせが悪くなり、不正咬合になってしまう場合があります。

また、歯が上手に削れずに長くなりすぎても同様になる場合があります。

 

しっかりと自分で歯のお手入れをしてくれるように、かじり木を入れたり、ペレットを食べさせるようにしましょう。

もし何かをかじる頻度が高い場合は、ストレスが溜まっている可能性もあります。

安全な場所に出して、のびのびと遊ばせてもいいかもしれません。

歯が伸びすぎてしまった場合は、自分でどうにかしようとせずに病院で処置をしてもらいましょう。

 

2. ビタミンC欠乏症

 

モルモットは自身でビタミンCを合成することができません。

そのため、食べ物からビタミンCを摂取するしかないのです。

これを怠ってしまうと食欲不振や粗い被毛が見られるようになり、重症だと歩行ができなくなることもあります。

元気に長生きさせるためにも、必ずビタミンCを摂取させるようにしなければなりません。

市販では、エサや水に混ぜて与えることができるビタミンCの商品が多くあるので、毎日のエサ・水と一緒に必ずあげましょう。

 

3. 毛球症

 

特に長毛種がなりやすい病気です。

毛づくろいをしている時に毛を飲み込んでしまい、お腹の中に毛が溜まってしまうことがあります。

消化管の中に毛玉ができても のように毛玉を吐くことができないので、そのまま詰まってしまいます。

なるべく毛を飲み込まないようにするためにも、念入りにブラッシングをし、定期的にシャンプーをしてあげましょう。

 

 


モルモットの飼育本

 

モルモットの飼育初心者の場合は、モルモットをお家に迎える前に飼育本を用意しておくと安心です。

いろいろな本が販売されているため、念のためモルモットの飼育本もご紹介します。

 

【モルモット完全飼育】

 

 

モルモットを飼うための基本情報から医学情報も載っています。

なお、モルモットの品種も写真付きで載っているので、モルモットを選ぶ段階から持っていても役に立ちますよ。

 

モルモット完全飼育の商品詳細

 

値段:2,592円

発売日:2015年12月1日

出版社:誠文堂新光社

 

【カラーアトラスエキゾチックアニマル 哺乳類編】

 

 

少し値段が高めで、本のページ数も多めです。

普通の飼育本より専門的な内容が書いてあります。

他の動物の飼育方法もまとめられているので、 うさぎ フェレット などの飼育も検討しているのであれば特におすすめです。

 

カラーアトラスエキゾチックアニマル 哺乳類編の商品詳細

 

値段:5,184円

発売日:2012年6月14日

出版社:緑書房

 

 

おわりに

 

ペットと散歩に行く時間がなかったり、大きい動物だと飼えない場合、モルモットは比較的飼いやすいと言えるでしょう。

しかし、どんな動物でもしっかりとペットのために割く時間が必要になり、費用も多くかかります。

終生飼育ができるような自信を持った上で、必ず飼育するようにしてくださいね。

 

※合わせて読みたい:  モルモットの種類、毛色、飼い方


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