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一大ブームを巻き起こしたかわいいカピバラさん!ペットとして飼えるの?
ほのぼのとした顔とおっとりとした動きで人気のカピバラに、癒されている人も多いのではないでしょうか?
そんなカピバラを見て癒されるには、 動物園 に行かなくてはいけませんが、動物園に行く暇がない、近くに動物園がないなど、なかなか大好きなカピバラを見たり触ったりすることが出来ない方もいるかと思います。
しかし、カピバラがお家で飼えれば、毎日家で癒されちゃいますよね。
日本では珍しいですが、海外ではペットとして飼われている例も意外と多いんです。
そこで、今回はペットとして飼うにはどれような準備が必要なのか、費用は?餌は?など気になるポイントをまとめてみました!
一緒に確認していきましょう。
カピバラをお家で飼うには、まずカピバラのことについて知っておきましょう。
カピバラは、ネズミの仲間で、齧歯目テンジクネズミ科に分類されます。
生息地は、主に南アメリカのアマゾン川近辺に分布しています。
世界最大のネズミとしても有名ですね。
草食性ですが、体重は、50キロ~60キロくらいになり、10年ほど生きます。
群れにオスは1匹であとは全員メスで構成されています。
オスは、鼻の頭にコブのようなものがあり、メスにはそのコブがありません。
動物園などで見かけるカピバラはほとんどがメスなので、コブのあるオスを見つけられたらラッキーです。
動物園で見ることが一般的なカピバラ。そんなカピバラをお家で飼うにあたって、動物園と同じ環境を作るのは難しいです。
そこで、出来る範囲での飼育方法をご紹介します。
カピバラは草食性なので、乾草や果物、野菜などを主食にしています。
その他に、動物園などでは、ペレットなどの固形のフードも食します。
齧歯類のカピバラは、一生歯が伸び続けるので、それを削るためにも、かたさのあるペレットを食事に組み込みます。
食欲旺盛な子ですと、1日に2~3キロくらいの食事を数回与えなくてはいけないので、食費だけでもばかになりません。
カピバラは、気温の暖かい水辺に暮らしています。
泳ぐことも得意で、水かきもついています。
お風呂や子供用のプールでは小さすぎるので、カピバラ泳げるくらいの水辺を用意するのが、カピバラを飼う上で一番の難関になるかと思われます。
カピバラは、水中でトイレを済ませるので、毎日水を抜いて掃除して新しい水と交換してあげなければいけません。
カピバラは齧歯類で一生歯が伸び続けます。
世界最大のネズミと呼ばれることもあり、その歯はすごく強力です。
リンゴやキャベツなど、一齧りで粉々になります。
一緒に暮らすにしても、人間と同じ場所で生活をするとカピバラはじゃれているつもりでも、人間は噛まれたらひとたまりもありません。
そこで、カピバラが暮らす専用の場所を作ってあげる必要があります。
家の中で飼うと、柱や階段を破壊する可能性があるので、屋外で飼うことをオススメします。
実際に海外で飼っている人もおり、家の前の川で放し飼いにしていたり、庭にプールを作ってあげてその周りに柵をはり、カピバラのお家にしている人もいます。
ただ、カピバラは暖かいところに住んでいる動物なので、日本の冬に屋外では耐えられないので、小屋を建てて動物用のヒーターなどを設置したり温水にしたりと、寒さ対策が欠かせません。
カピバラをペットで飼うと言っても、他のペットとは違い、様々なものが必要になってきます。
そこで、ここではカピバラを飼うにあたって必要な費用を計算していきたいと思います。
先程の飼育編でもご紹介しましたが、カピバラは1日に数回、2~3キロのご飯を食べます。
乾草に果物に野菜、安い八百屋さんなどを利用したとして、量を食べるので最低でも1日に1~2万円かかることになります。
カピバラによって食べる量は違いますが、大きくなればなるほど食費は増えていきます。
カピバラを飼うにあたり、今のままの家で飼える人はそういないと思います。
カピバラを飼うためには、新たにカピバラの生活に合わせた家を作ることが必要になってきます。
家の中で飼うのは厳しいので、庭などを利用するとして、プールを設置するのに大きさにもよりますが、100~200万円くらいはかかるでしょう。
そこに、柵を自分で取り付けたとして、材料費で20~30万円くらいはかかります。
カピバラを飼う際に必要な維持費として
など維持するべきものがたくさんあります。
これらを一つでも怠るとカピバラは生活が出来なくなってしまいます。
皆さんが一番気になっているのが、カピバラ自身の値段だと思います。
これは、今まで出てきた金額に比べると意外と安くて、60~80万円ほどで購入できます。
それでも普通のペットと比べたら高い方でしょう。
これは1匹でカピバラを飼う場合の値段なので、何匹か群れで飼いたいと思っている方は、その頭数分かかることになります。
ここまで、ほのぼの癒し動物のカピバラを飼うにあたっておさえておきたいことをご紹介してきましたが、日本では実際に飼っている人は少なく、ペットとして飼うのが非常に難しい動物です。
カピバラが生活できる環境を整え続けるのが難しいのと、一般的にカピバラを購入できるところがないので、なかなかペットには向かないでしょう。
カピバラに触ったりして、間近で癒される動物園なども増えてきているので、その近くに住む方が手っ取り早いというのは、私がカピバラを見に動物園に通っていて実際に思ったことです。
もしカピバラを飼いたいと思う方がいらっしゃいましたら、最後までカピバラのお世話をしてあげられる人、環境などを整えてから飼いましょう。
その際にはこの記事を是非ご参考にして頂けると嬉しいです。