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コース5:見よう!歩こう!楽しもう!TAMA ZOOぐるっと一周一万歩
多摩動物公園は、東京の多摩公園内にある 動物園 。
都会にありながらも自然を多く残し、環境との調和を考えられた動物公園です。
動物たちの暮らす場所は、檻のかわりに壕で仕切るようにし、広い放飼場に放養形式で展示。
野生で群れをつくる動物はなるべく群れで飼育。
これにより自然により近い環境を作り、のびのび暮らす動物たちを観察することができるようになっています。
現在飼育している動物は、約320種。
国内では 上野動物園 と並んで種類の多い動物たちが暮らしています。
本記事では、そんな多摩動物公園の見どころや園内の周り方まで、多摩動物公園に行く前に知っておいてほしいこと全てをまとめました!
〒191-0042 東京都日野市程久保7-1-1
電話:042-591-1611(多摩動物公園 案内係)
電話受け付け時間:9時30分~17時(水曜休)
9時30分~17時(入園券の発売は16時まで)
※動物の健康管理上、16時をすぎると見られなくなる動物がいます。
※開園時間は変更されることもあり。公式サイトのカレンダーを参照。
水曜日(水曜日が国民の祝日や振替休日、都民の日の場合は、その翌日が休園日)
年末年始(12月29日~翌年1月1日)
※一部の水曜日を開園することもあり。詳細は公式サイトのカレンダーを参照。
個人一般:600円
65歳以上:300円
中学生:200円
都内在住・在学の中学生、小学6年生以下:無料
団体一般:480円
65歳以上:240円
中学生:160円
年間パスポート(購入日から1年間有効)
一般:2400円
65歳以上:1200円
多摩動物公園は、無料で開放している日があります。
金額的にお得な狙い目ではありますが、かなりの混雑が予想されます。
対象者と日にちは以下の通り。
5月4日 みどりの日
5月5日 開園記念日
10月1日 都民の日
9月15日〜21日 老人週間(60歳以上、その付添者1名無料)
多摩動物公園では、動物管理上、または他の来園者の安全や迷惑を考えて以下の行動は禁止されています。
マナー違反は他人の迷惑になる上、動物たちに重大な影響を与える可能性もありますので、必ず守りましょう。
1.ペットの持ち込み(盲導犬、聴導犬、介助犬などの補助犬以外のペットと一緒に入園することは禁止)
2.三輪車やキックボードなどの乗り物、ボールやラケット、凧などの遊具、ラジオなど音の出るものの持ち込み
4.指定された喫煙所以外、園内は禁煙
5.園内での植物・動物の採取
多摩動物公園までのアクセス、駐車場情報を紹介します。
来園の前にぜひご確認ください。
多摩動物公園を訪れるなら、駅チカのため電車で行くのがおすすめです。
特に休日やレジャーシーズンは周辺駐車場がいっぱいになるので、公共交通機関を利用しましょう。
東京王線・多摩モノレール「多摩動物公園駅」下車、徒歩1分
中央自動車道「国立府中IC」から約20分
多摩動物公園には一般用の駐車場がありません。
正門周辺には、ギフトショップ「たまどう」を運営する(株)京王ストア駐車場の他、いくつかの有料駐車場あり。
駐車場営業時間 8:30~16:00(季節などにより異なる)
平日:700円
土曜日:1,200円
日・祝日:1,600円
ギフトショップたまどう営業時間
平日:09:00~17:00
土曜日:09:00~17:00
日曜・祝日:09:00~17:00
定休日:水曜日(動物園および京王れーるランドの営業日に合わせて営業する場合あり)
豊かな自然が多く残った園内で、動物をできるだけ自由な姿で展示するために、檻のかわりに壕で仕切っている多摩動物公園。
広い放飼場・放養形式で動物たちのありのままの姿を展示をしています。
野生で群れをつくる動物は群れで、単体で行動するものはストレスのないように飼育されています。
その動物たちが暮らすエリアごとに分けられており、園内の動物たちはなんと約320種類。
さまざまな動物たちの自然な姿と出会うことができますね。
ニホンコウノトリやタヌキなど日本産の動物や、トラ、オオカミ、ユキヒョウなど、アジア各地の動物に出会えるエリア。
日本人に馴染み深い生き物から動物園にとってメインとなる大型肉食動物を見ることができます。
多摩動物公園は、絶滅が危惧される コウノトリ の繁殖に日本で初めて成功した動物園。
日本で数少ない、コウノトリを観察できるスポットです。
スカイウォーク・タワーでは、樹上性のオランウータン本来の身軽で軽快な枝渡りの様子を見ることも可能。
また、ウォークインバードケージという施設があり、来園者がケージ内に入って鳥類を間近に観察することができます。
このように、他の動物園では体験できないことがたくさん詰まったエリア。
コアラ、カンガルー、ワライカワセミなど、オーストラリアに住む固有の動物と出会える区域。
コアラ館では、コアラとオーストラリア産の 小動物 を飼育。
可愛らしいコアラがユーカリを食べている様子を観察することができます。
カンガルー前広場では、カンガルーの置物と一緒に記念撮影ができるスポットも。
オーストラリア動物に会える貴重なエリアです。
ライオン、 キリン 、シマウマ、アフリカゾウ、チンパンジーなどの動物が、群れをなして暮らすエリア。
動物園の花形とも言われる動物たちがたくさんいるスポットです。
多摩動物公園では、ライオンの群れをバスに乗って観覧することができる「ライオンバス」を1964(昭和39)年、世界に先駆けて開始。
工事のため、2016年4月より休止していますが、ライオン飼育と展示に非常に力を注いでいます。
再開時期は未定ですが、もちろんライオン園に行けば迫力満点のライオンたちの様子を観察することができますよ。
動物たちとの距離の近さに驚くこと間違いなし。
昆虫生態について観察できる昆虫園が多摩動物公園内に設置されています。
昆虫生態園中には一年を通して色とりどりのチョウが舞っており、その中を散策できます。
また、昆虫館本館では、ハキリアリやグローワームなど外国産の珍しい昆虫に出会える上、標本や模型の展示やふれあいコーナーを設けています。
虫が好きな子どもや昆虫博士に憧れを持つ少年におすすめ。
多摩動物公園は非常に広い敷地を利用した自然公園。
どこを周るか考えるだけでも大変です。
そんな方は、多摩動物公園の公式おすすめ園内コースを歩いてみましょう。
ちょっとした散歩から、じっくり見て周るコースまで、5つのコースが用意されています。
距離:約1,000メートル 時間:約20分
園内南側、昆虫園付近を散策するコース。
チョウが舞う大温室やツルが住む和の空間、そしてサバンナ全体の眺望を楽しみながらひと休み。
動物園でゆったりとしたひとときを楽しめるコースです。
出発は昆虫園。 ニホンザル 、ニホンジカ、マレーバクを周り、ツルのいる和風展示空間を周ります。
距離:約1,700メートル 時間:約40分
園内中央を散策するコース。
カモやタヌキや ウサギ など、昔話や絵本に登場する動物たちを中心に、身近な動物たちに会いに行くコースです。
半日でたっぷり楽しめ、子ども連れにもおすすめ。
カモ、タヌキ、ノウサギ、ツキノワグマ、ニホンザルの順に周っていきます。
距離:約2,500メートル 時間:約50分
多摩動物公園の見どころを短時間で周遊するコース。
園中央から東側をぐるりと一周するコースです。
昆虫園からアフリカ園のアフリカゾウ、国内飼育は珍しいコウノトリ、チンパンジー、モグラと周っていきます。
多摩動物公園を代表する動物たちに会いたい方、初めて多摩動物公園を訪れる方におすすめ。
距離:約3,500メートル 時間:約70分
コース3とは反対側、中央から西側エリアを周るコース。
アジアの山岳や森林を探検し、さらにオーストラリアをぐるっと一周するよくばりコース。
アジア園のウォークインバードケージで鳥を堪能して、オオカミや野生馬の群れ、アジア山岳地帯に住む動物、オランウータンを見上げるスカイウォーク、オーストラリア園のコアラ館を周ります。
「アフリカ園は前回見た」という方向け。
距離:約7キロメートル 時間:約2時間30分
多摩動物公園コンプリートコース。
全ての動物を見たい、体力に自信のある方、運動不足が気になる方におすすめのウォーキングコースです。
「せっかくだから全ての動物を見たい!でもどう周っていいか分からない」
そんな方は、以下を参考にしてみてください。
昆虫園→東側のアフリカ園を一周→コウノトリなどを見ながら中央エリアのマレーバクへ→北のアジア園に向かってシフゾウ広場へ→ターキンを見ながら西南へ→鳥類を眺めながら南下、正門へ。
多摩動物公園は、自然の中でのびのび暮らすたくさんの動物たちに触れる動物園。
動物が好きな人やお子さんの情操教育に嬉しい動物園です。
広い園内を散策しながら動物を眺めていると、体にも頭にも嬉しい運動になりますね。
運動不足が気になる方は、動物園ウォーキングにチャレンジしてみるのも良いかもしれません。
可愛らしい動物や、迫力満点の動物たちが、面白い行動や興味深い行動を見せてくれますよ。
動物たちとの距離の近さを感じて、動物についてもっと深く知っていくチャンス。
ぜひ、家族や友人、恋人と楽しい時間を過ごしてくださいね!
最終更新日 : 2020/12/15
公開日 : 2017/11/29