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犬は 犬種 によって平均寿命が異なります。
一般的には小型犬の方が大型犬よりも長寿である場合が多いですが、大型犬でも長く生きる犬種もいます。
飼育環境や 犬のエサ 等も犬の寿命には関わってきますが、犬の平均寿命は12歳から15歳前後です。
大前提として個体差があることを、念頭に置いておきましょう。
犬は人間と同じように時間を過ごしていますが、同じ一年でも体の発達や老化の仕方は違っています。
犬は一般的に人間に例えると1年で12歳から17歳くらいまで成長すると言われています。
年齢の振れ幅は、大型犬や小型犬などの犬の体の大きさに左右されています。
大型犬の方が早く体が成熟して、老いていく傾向があります。
生後4年くらいまでは体の大きさはあまり関係なく、身体が成熟していきます。
犬の4歳は、人間で換算すると32歳から33歳前後。
4歳を境に大型犬は小型犬よりも早く体が老いていき、犬の平均寿命である12歳になった時には、大型犬が人間に換算すると86歳ほどで小型犬は64歳ほど。
同じ12年でも体の老い方には22年も差があるため、大型犬の方が小型犬よりも短命であるというデータもあります。
しかし、これには犬種によって大きな差があるので、一概に小型犬だから長生きで大型犬だから短命であるというわけではありません。
犬種にって平均寿命にはばらつきがあります。
一般的に純血統犬よりもミックス犬の方が長く生きるという傾向があります。
・純血統は同じ犬種を交配させているので、血が濃くなって病気になりやすい。
・ミックス犬はいろいろな犬種の血液が交じり合うので、病気になりにくい。
これはあながち間違いとも言えませんが、やはり一概には言えず、ミックス犬だからすべての犬が寿命が長くなるというわけではありません。
逆に、純血統犬の場合は、かかりやすい病気がある程度絞れることがあります。
さらに、ミックス犬は掛け合わせる犬種によってむしろ病気にかかりやすい犬になる可能性も考えられます。
遺伝病などの要因によっては、ミックス犬だから寿命が長いというわけではなくなってくることもあり得るのです。
犬には大まかな平均寿命が目安としてありますが、犬種によって平均的な寿命が若干異なります。
飼いたいと思っている犬種の大体の目安となる寿命を知っておくことで、老犬といわれる年齢に差し掛かってきてからの対応も変わってくるのではないでしょうか。
小型犬は平均寿命が長い傾向があります。
4歳からの老化が大型犬よりも緩やかな犬種が多いため、少しずつ老犬になっていきます。
小型犬の大体の平均寿命としては、12歳から16歳前後となることが多いです。
生活環境などに大きく影響されてしまうほど体が小さい犬種も多いので、小型犬は基本的に家の中での飼育になります。
そのこともあって、寿命が長いのかもしれません。
大型犬は小型犬よりも平均寿命が短めです。
その理由として、大型犬の体の大きさに対して心肺機能が強くないので、酸素が行き渡りにくいといわれています。
細胞分裂のスピードも速いので、ガンなどにもかかりやすい傾向があります。
そのため老化が早く、短命になりやすいようです。
大型犬の平均寿命は、8歳から10歳前後が多いです。
身体が大きく力も強いので、番犬として外で飼育されることも多いのが寿命が若干短めになる事もあります。
平均寿命は、あくまで目安です。
しかし、目安でも知っておくことで、愛犬の僅かな調子の変化にも万が一のことを考えた行動が取れやすくなります。
平均寿命の長い犬種や短い犬種を知って、些細な愛犬の体調の変化も見逃さないようにしておきたいところです。
特に平均寿命の短い犬種は、若くても小さな変化を見逃さずに病院に連れていくことで、病気の早期発見や早期治療に繋がります。
やはり小型犬の犬種は、平均寿命が長めであるようです。
中でも ミニチュアシュナウザー や マルチーズ は、寿命が15年を超えるとも言われています。
もちろん個体差はありますが、予防接種などをしっかりと受けて散歩などの適度な運動を毎日行い、食事量も気を付けてあげることで更なる長寿が望めます。
大型犬の中でも、超大型犬と呼ばれている犬種をご存知でしょうか?
大型犬よりもさらにい大きな体の犬種は、超大型犬に属しています。
グレートデン もその一種で、平均寿命が6年から8年とかなり短い統計が出ています。
グレートデンだけでなく、 ニューファンドランド や バーニーズマウンテンドッグ なども、平均寿命が平均寿命が10年に満たない場合もあります。
飼育方法などで寿命は若干変わってくるので、一概にすべてが短命になってしまうということはありません。
しかし、短命の確率は高くなってしまいます。
40kgを超える大型犬が発症しやすい病気に、腸ねん転や胃拡張という病気があります。
手遅れになるとそのまま命を取り戻せないままになりかねない、恐ろしい病気です。
多量によだれを出していたり嘔吐できずにいる等の症状が出ている場合は、速やかに病院を受診してください。
腸ねん転や胃拡張の治療は、時間との勝負になります。
短頭種という犬種がいます。
パグ や フレンチブルドック 等の、鼻がぺしゃんとなっている犬種です。
短頭種は鼻が短いため、呼吸器に何らかの障害が出ることがあります。
また、熱中症などにも中止しましょう。
短頭種という犬種には突然死のリスクがありますが、これにも個体差があるので大切に育ててあげましょう。
愛犬と1日での楽しく過ごしたいと思う気持ちは、飼い主ならばあって当然です。
我が家の愛犬が、世界で一番かわいいですよね。
世界一かわいいからこそ、普段の生活でのケアが大切です。
若いころにはどんな点に注意して、老後のケアはどのように行っていけばよいのでしょうか?
若くても愛犬のケアは大切です。
我が家にやってきたその日から、沢山遊んで強い体作りを目指しましょう!
犬は7歳を目安に老犬というくくりに入ります。
元気でも、病気になりやすかったり徐々に体力が落ち始めるてくるのです。
老犬になってからの体力つくりは、やはり若いころよりも難しくなってきます。
若いうちから散歩や遊びを行って、体力をつけておきましょう。
犬も老いていくとボケることがあります。
犬のボケとは、脳細胞が死んでしまうことで進んでいきます。
脳細胞をいつまでも若々しく保つためには、頭を使う遊びを取り入れることがおすすめです。
犬用の知育玩具なども販売されているので、一度チェックしてみるのも良いと思います。
また、犬は褒められることが大好きです。
沢山褒めてあげることで、何をすれば褒めてもらえるかと自主的に頭を使う賢い子に育つ可能性を大いにもっています。
沢山褒められることは、犬自身の自信にもつながります。
散歩コースを変えることも、脳への刺激になります。
普段とは違うコースに行ってみたり、ドッグランなどに出向くのも刺激になります。
1対1での散歩ではなく、家族みんなで散歩に行くのも楽しくて良いですね!
近場での旅行などもおすすめです。
犬の負担にならないように、適度に休憩を取りながら少し遠出をしてみましょう。
犬は基本的にたくさん食べることが好きです。
おやつもご飯も、犬種にもよりますが与えればどんどん食べます。
おやつやごはんは適切な量を与えて、運動も欠かさず行いましょう。
適量とは、犬が満足する満腹状態ではありません。
人も犬も、腹八分が健康の秘訣なのです!
予防接種は、よほどひどい拒絶反応が出ない限りは毎回必ず受けに行きましょう。
拒絶反応等が酷い場合は医師に相談して、予防接種の受け方を考える必要があります。
予防接種は病気の予防への大きな一歩であり、寿命を延ばすことに大きく関わってきます。
老犬となると、徐々に体力が落ちてきたり足腰も弱くなってきます。
まずは散歩の時間を変えてみましょう。
暑い時間帯を避け、朝早くや日が落ちてから犬の調子を見ながら散歩に行くことをおすすめします。
愛犬の犬種が、どんな病気にかかりやすいのかの把握も重要になってきます。
少しでもかかりやすい病気に特徴が見えたり、いつもと雰囲気が違うと思ったら、すぐに動物病院を受診しましょう。
早期発見が愛犬の寿命を延ばす重要なカギを握っていることが多々あります。
エサ の食いつきが悪くなってきたら、シニア向けのエサに切り替えて様子を見てみましょう。
シニア向けのエサの水でふやかして飲み込みやすくしたり、獣医さんに相談して病院で販売しているドッグフードに切り替えるなどの手段も考えられます。
老犬になると味覚も鈍ってくるので、味の好みも変わると言われています。
ドッグフードを食べてくれない場合は、少し柔らかくして呑み込みやすくしたキャベツや鶏肉などを与えてみるのも良いかもしれません。
栄養バランスのとれた食事を心がけてあげましょう!
犬の寿命は、あまり長いとは言えません。
限られた時間を一緒に過ごすからには、楽しくていろいろな場所に出向いてみましょう。
犬種によって、寿命も差があります。
かかりやすい病気などを把握しておき、病気の兆候は見られたり様子がおかしい時は迷わず病院に連れて行ってあげてください。
愛犬の寿命を大切に少しでものばしてあげて、かけがえのない時間を一緒に過ごしましょう。
公開日 : 2017/07/20