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ミニチュア・シュナウザーを飼いたい(1):値段はいくらくらい?相場観を知ろう
古くからドイツにいた小ぶりな体のスタンダード・シュナウザーを基礎に配合し、農場のネズミ捕りとして作られたのがこのミニチュア・シュナウザーだと言われています。
しかしその頃は、まだ 犬種 として特定されておらず、ミニチュア・シュナウザーだと特定されたのはアメリカに渡ってからだと言われています。
アメリカでは、 テリア グループに属されていますが、実際にはテリア血統ではないそうです。
ちなみに、ドイツで口髭のことを「シュナウツ」と言うらしく、シュナウザーはそこから来ていると言われています。
確かにあの立派なお髭は目立ちますからね!
ミニチュア・シュナウザーの特徴は何といっても、立派な髭と眉毛。
口元の髭は、ねずみ取りの際に害虫にかじられないように備わったと言われています。
狩捕犬として作られた犬なので生まれてすぐ尻尾を切られるのも特徴的ですね。
筆者の飼っている子もそうですが、確かに尻尾が長いミニチュア・シュナウザーはあまり見たことがありません。
四角い顔とシュッとした体に、気品があって気高いイメージを持ったのですが、実際は全然違います。
遊ぶのが好きで、好奇心旺盛で、勇敢なのに警戒心が強くて、甘えん坊。
たまに吠え癖があったり、頑固なところもありますが、賢く大人しいので比較的飼いやすい犬種だと言われています。
同じ種類でも色が違うと感じが変わりますね。
害獣駆除を目的として育てられた犬種なので、活力があり、
丈夫な体をしていますが、気をつけておきたい病気をいくつか紹介します。
目のレンズの役割をしている水晶体のタンパクが変化し、白く濁る病気です。
犬は歳を重ねていくとともに白内障にかかりやすくなります。
しかし、ミニチュア・シュナウザーの場合、5歳以下という若いうちから白内障にかかることもあるそうです。
これには遺伝が関与していると言われています。
視力が残っている内は、点眼薬を用いた治療を行いますが、白内障を治すことは残念ながらできません。
ですが、中には失明してしまったあとでも手術などで視力の回復が期待できるケースもあるそうなので、すぐ諦めずに獣医さんとよく相談してみるのもいいかもしれません。
筆者が飼っているミニチュア・シュナウザーも白内障ですが、歳を重ねてからの発症です。
見えてない分、たくさん名前を呼んであげています。
治らないというのはとてもやりきれない気持ちになりますが、それ以上に一緒にいてあげる事が一番の治療薬になるかもしれませんね。
膵臓から分泌されるインスリン(=食後に上昇した血糖値を処理してくれるホルモン)が不足し、高血糖の状態が続き、尿に糖が排泄される病気です。
症状としては、尿の量や回数が増え、水を飲む量も増えます。
また、食欲は増進しているのに対し、体重が減少することもあるそうです。
病気が悪化すると、下痢や嘔吐が見られるようになり、重篤な場合には昏睡状態に陥ってしまい命の危険性さえ発生します。
治療のほとんどでインスリンの注射が必要なのとともに、食事療法や適度な運動も大切です!
ミニチュア・シュナウザーの価格は大体10万円前後だと言われています。
例外ですと、毛色が珍しいほど高額になったり、オスよりメスの方が繁殖できることから相場が高くなったりもします。
これは他の犬種にも言えそうなことですね。
ミニチュア・シュナウザーは好奇心旺盛で走り回りますが、従順な性格で知能も高いので、しつけやすい犬種と言えます。
筆者の飼っているミニチュア・シュナウザーもいろいろなことに対して覚えるのが早かった気がします。
ただ、吠える時の声がとてつもなくうるさいので、どこかでしつけを誤ったようです…。
やはり、害獣駆除目的として育てられた犬種なので体力がありあまっています。
こまめに散歩に行くことでストレス発散となるので、連れて出てあげましょう。
ただし、どの犬種もそうですが、夏場の暑い時期は暑さに注意してあげてください。
原産国:ドイツ
起源:小型のシュナウザーは19世紀末に繁殖されたと言われています。
公認団体:JKC(ジャパンケネルクラブ)
体重・体高:体重は4-8kg、体高30-35cm
体型:小さいが力強くがっしり
毛種:粗毛種
毛色:ブラック、ホワイト、ソルト・アンド・ペッパーなど
入手しやすさ:容易
値段・価格10万円前後
寿命:12〜15歳程度
特徴:硬い毛と立派な髭
性格:好奇心旺盛、賢い
かかりやすい病気:若年性白内障、糖尿病
賢い犬なので、いろいろ芸を覚えさせても楽しそうですね!
その際はストレスを溜めさせないよう注意してください!
それでは、素敵なペットライフを送ってくださいね。