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愛犬をきれいにしてあげよう!トリミングサロンの価格、自宅での手入れについて






わんちゃんを飼っている方なら誰もが直面する抜け毛や皮膚病などの被毛に関する悩み事。
毎日のお手入れは愛犬の健康にもつながり、飼い主とのコミュニケーションとしても重要な役割を持っています。

トイ・プードルやシーズーなどいわゆるカット犬種と呼ばれる種類は自宅でのカットは大変で、お世話になるのがトリミングサロンです。
それではどのようなトリミングサロンを選択するのがベストなのでしょうか?自宅でできるお手入れ方法とご一緒に紹介いたします。

トリミングについて:はじめに

 

トリミング はじめに

 

ペットブームの昨今、愛犬を人と同じように美容院、いわゆる「トリミングサロン」に定期的に通わせるのは当たり前になってきました。

トリミングとは「狩り上げる、整える」という意味であり、文字どおり愛犬の被毛をカットして整える美容院をトリミングサロンと呼びます。

ペットブームのなかで「ペットトリマー」と呼ばれるわんちゃんのカットをする美容師さんも職業として今は一般的になっています。

動物業を取り扱う専門学校ではほとんどの場合、このペットトリマー育成コースが設けられており、ペット業界では人気の職種になっています。

 

それでは私たち飼い主は愛犬とのより良い生活を送るためにはどのような場面でトリミングサロンを利用するべきなのでしょうか?

また、トリミングサロンではただ被毛をカットして整えるだけではなく、様々なケアも同時に行います。

 

こちらの記事ではトリミングの内容のご紹介、トリミングサロンを利用するメリット・デメリットなどを紹介していきます。

是非愛犬のトリミングサロン選びの参考にしていただけたら幸いです。

 

 


トリミングについて:トリミングが必要な犬種

 

トリミング

 

よくトリミングという単語をきくと思い浮かぶのがカット 犬種 の代名詞である トイ・プードル です。

日本で飼育されている犬の中でも登録数が多く、人気犬種でもあり、トリミングサロンの需要が一番多いのもトイ・プードルでしょう。

さらには シーズー ヨークシャーテリア などの長毛種の犬は定期的にカットをしないと伸び放題になってしまい、トラブルの原因にもなります。

また被毛の状態も悪化してしまい、毛玉ができたり、最悪皮膚病を発症して深刻な問題につながる危険もあります。

 

それでは長毛種のわんちゃんだけトリミングサロンに通っていれば問題ないのでしょうか?

答えはNOで、トリミングは全てのわんちゃんに対してメリットがあるケアになります。

トリミングと聞くと長い被毛をカットすることばかりに目が行きがちですが、実はトリミングサロンでは被毛の手入れ全般のケアができる施設です。

 

・トリミングとグルーミング

 

上記で紹介した通り、トリミングとはハサミを使い被毛をカットして整える作業をさします。

ミニチュア・ピンシャー パグ などの短毛種にはこのカットはあまり必要ない作業になります。

しかし、そんな短毛種のわんちゃん、カットが必要のない子にも関係してくるのが「 グルーミング 」とよばれるケアです。

グルーミングとは「毛づくろい」のことで被毛を清潔に衛生面や機能維持を保つために行う作業をさします。

 

一般的にトリミングサロンではこのグルーミングは シャンプー する行為をさします。

全身毛で覆われている犬にとってこの定期的なシャンプーは皮膚トラブルを軽減するために必要なケアになります。

 

シャンプーだけでしたら自宅でもできるため、トリミングサロンに通う必要性がないのではないか?という意見もあるでしょう。

しかし、定期的にプロにお願いして被毛・皮膚の状態を見てもらうことにより、病気の早期発見・また飼い主の負担の軽減にもつながります。

 

 

トリミングについて:サロンでしてもらえるケア

 

トリミング ケア

 

トリミングサロンではシャンプーカットの他にも様々なケアをしてもらうことができるので全身清潔に保つことができるのが魅力の一つです。

こちらでは一般的なトリミングサロンでしてもらえるケアについてご紹介いたします。

 

・耳掃除、爪切り

 

どこのトリミングサロンでもこちらの耳掃除爪切りはセットで行われています。

耳掃除も爪切りも重要な日常的なケアであり、定期的に行うものです。

トリミングサロンによってはこの爪切り・耳掃除のみのプランあり価格も安く設定されているため気軽に利用できる項目です。

 

しかし、中にはこの耳掃除や爪切りが苦手なワンちゃんも多く、なかなか満足にやらせてもらえないものです。

さらに耳掃除や爪切りにはある一定の知識が必要になり、間違ったケアをしたために状態が悪化してしまうケースも珍しくありません。

リスクを回避するためにもプロにお願いするという選択肢もありますよね。

 

特に耳掃除は犬の外耳は特殊な形をしており、初心者が隅々まで掃除するにはリスクがある作業です。

下手に耳道内を傷つけてしまうと外耳炎になったりと耳の病気に発展してしまいます。

爪切りに関しても犬の爪は爪のすぐ後に神経が通っているため、切りすぎると神経を傷つけてしまい、出血してしまいます。

 

このようなケアの失敗は愛犬にトラウマ感情を植え付けてしまい、せっかく築き上げた信頼関係にひびが入ることにもなりかねません。

一度ケアにおいて嫌な思いをしてしまうとその後、ケアのたびに攻撃的になってしまったり、他人に対して慣れないなどの問題にもつながります。

愛犬の性格と飼い主自身のケアの具合をみて利用すると良いでしょう。

 

・肛門腺しぼり

 

犬には肛門の近くに肛門嚢と呼ばれる袋があり、この中にたまる分泌物を絞ることを肛門腺絞りとよびます。

この肛門嚢にたまる分泌物は臭い付け(マーキング)効果のある液体で普段は便と一緒に体外へ自然に排出されるものです。

しかし個体によっては自らでうまく処理できず、この液体がたまってしまう場合があります。

 

元々の体質や老化により体外に排出することができなくなると悪臭の原因やまた肛門嚢が破裂してしまい大事にいたることもあります。

一度破裂してしまうと完治までにかなり時間がかかり、治療費や犬、飼い主ともども負担が大きくなってしまうため、定期的に処理する必要があります。

肛門嚢の位置はちょうど肛門の斜め下側に2か所ついており、尻尾を持ち上げておすと独特のにおいを持つ黒い分泌物がでてきます。

この分泌物は液体だったり、固形だったりと個体により様々で、色が茶色のこともあります。

 

自宅でシャンプーされている方でもこの肛門腺しぼりを一緒にやってる方は少なく、耳掃除・爪切りに比べてもハイレベルなケアになります。

愛犬が従順で大人しく、静かにやらせてくれる子でもコツをつかむまでは肛門のあたりをおしても分泌物が出てこないこともあり、状態がわかりづらいです。

トリミングサロンではシャンプーの際に肛門腺絞りをセットで実施しているところが多いです。

 

足裏のバリカン、腹部のバリカン

 

 

カットが必要ないわんちゃんでも必要なのが足裏のバリカンがけです。

足裏の余分な毛を狩ることにより、滑らないようにする効果と蒸れをなくして足裏を清潔に保つことができます。

足裏の毛を伸ばしっぱなしにしておくと、群れて菌が繁殖しやすくなり、指間炎や膿皮症などの原因になります。

特に指の間の毛は見逃すポイントでもあり、炎症を起こしやすい部位です。

 

また老犬など足腰が衰えてくると、伸びた毛により肉球が滑り止めの役割を果たさずに転倒してしまう危険があります。

細部のバリカンの扱いは難しくトリマーさんにお願いすることが確実でしょう。

また雄犬や夏など気温があがる時期はお腹周りの毛を狩り換気をよくすることで、おしっこによる汚れ防止や熱中症を予防したり、する効果もあります。

 

・薬用シャンプーの使用

 

 

トリミングサロンでは薬用シャンプーのほか、自宅ではできない泥パックやマイクロバブルなどの特別なメニューを受けることができます。

皮膚病の度合いにもよりますが、病院に併設されたトリミングサロンなどでは愛犬の被毛の状態に応じて適切な薬浴を効果的に受けることができ安心です。

 

また近年のトリミングサロンでは人のエステサロンのような毛穴の汚れを落とすマイクロバブルやアロマ効果のあるシャンプーなどを取り入れています。

ストレス社会で生きるのは私たち人だけではなく、犬も同様なので癒し効果のあるサロンを利用して愛犬をリラックスさせてあげるのも良いでしょう。

 

 


トリミングについて:利用頻度・価格

 

 

トリミングサロンを利用することについて紹介させていただいていますが、それでは実際にどのくらいの頻度利用するのが望ましいのでしょうか?

やはり気になるのは価格の面であり、経済的負担も考慮して上手にトリミングサロンを利用することが望ましいでしょう。

トリミングサロンの利用料金については各トリミングサロンによりバラツキがありますので、お願いしたいメニュー、立地などを考慮したうえで選択します。

 

一般的に 小型犬 の方が安く、 大型犬 などサイズが大きくなるにつれて利用料金は高額になります。

またシャンプーのみお願いするのと、カットもセットでお願いした場合ではシャンプーのみの方が安価で利用できます。

一般的な相場としては チワワ などの小型犬で3000円~5000円前後で 中型犬 、大型犬になると1万円弱かかることが多いです。

さらには特別な薬用シャンプーを使用したり、毛玉が激しい場合などは追加料金が発生することがあるので、事前にサロンに確認すると良いです。

 

定期的にカットが必要な犬種、健康な犬であれは月1回ぐらいのペースで通い、シャンプーやカットをしてもらうのがベストでしょう。

しかし、被毛の伸び方や皮膚の状態や愛犬の健康状態によっても利用頻度は大きく変わってきます。

 

・トリミングサロンの利用が不向きな場合

 

またすべての がトリミングサロンを利用した方がよいわけではありません。

他人に対して臆病な犬やまだ抵抗力の弱い子犬、足腰に持病のある老犬等はトリミング自体がストレスになるので愛犬の状態を観察したうえで利用しましょう。

 

またトリミングサロンでは他人である ペットトリマー に預けて飼い主のあずかり知らぬ場所で作業します。

全面ガラス張りになっており、愛犬がトリミングしている姿を観察できるサロンもありますが、直接手をふれたりすることは作業中はできません。

そのため、他人に対して攻撃的な犬、極度の分離不安のある犬やてんかんなどの発作持ちの犬などはサロン側から断られる可能性があります。

 

トリミングサロンを双方が快適に利用するため、なにより愛犬のためにも幼少期からの社会科は必須です。

人好きで人に触られることが大好きな犬でしたら、気持ちよくストレスフリーの状態でトリミングしてもらうことができるでしょう。

 

・トリミングサロンを利用するために

 

多くのトリミングサロンは初めてかかる場合に狂犬病の接種がすんでいるかの済み表、ワクチンの証明書の提示が必要です。

これは多くの犬が利用するサロンにおいて万が一のことがあった場合に問題にならないための措置です。

 

もし、持病などの関係でワクチン接種などができていない場合はその旨を店側に伝えることで受け入れてくれる場所もありますが、断られることもあります。

かかりつけの獣医師に相談したうえで、病院から紹介してもらったり、病院に併設されているトリミングサロンを利用する方法があります。

 

 

トリミングについて:自宅でもできるケア

 

 

愛犬を常にきれいな状態に保ってあげたいという願いは飼い主なら誰でも抱くものですが、毎月のトリミング費用は痛い出費です。

時期により効果的にトリミングサロンを利用して残りは自宅でのケアができないものかとお考えでしょう。

また小型犬でもトリミングサロンを利用するほどではないなどの理由で自宅でのシャンプーを選択する方もいらっしゃるでしょう。

こちらでは自宅でシャンプーをするときの注意点、おすすめアイテムなどをご紹介させていただきます。

 

・シャンプーについて

 

 

犬用のシャンプーはペットショップだけでなく、ホームセンターにもあり気軽に入手することが可能です。

ここでシャンプー選びのポイントとしては速乾性のあるリンスインのものを選ぶようにすると作業工程がぐっと楽になります。

健康なわんちゃんであれば月1回のシャンプーを目安にしてあげましょう。

 

また、愛犬の被毛の色によっては白毛用のシャンプーなどもあり用途によって使い分けることができます。

ノミ取りシャンプーや低刺激のシャンプーもありますので愛犬の被毛の状態にあったシャンプーを使用しましょう。

 

・自宅シャンプーのやり方注意点

 

シャンプーを購入していざ愛犬のシャンプーを実行するわけですが、犬のシャンプーについての手順・注意点をご紹介いたします。

 

①シャワーは人肌程度のぬるま湯に設定して後ろから首までを静かにシャワーを当てていき、被毛を湿らせます。

この時にいきなり頭からシャワーを当ててしまうとびっくりしてそれこそ暴れかねません。

ゆっくりと愛犬に声をかけながら濡らすのがコツです。

 

②シャワーノズルを被毛にあてながら奥まで被毛を濡らします。

はじめは首まで濡らし、顔部分は最後にします。

肛門腺も絞れるようならこの時に絞り、出てきた分泌物を洗い流します。

 

③シャンプーを被毛に適量たらし、全体に泡立てていきます。

表面のみで中が洗えてないと汚れが残ってしまうので奥までしっかり泡立ててください。

 

④首部分までシャンプーが完了したら愛犬の頭を上にそらして鼻に水が入らないように注意しながら緩やかに頭を濡らしていきます。

 

⑤頭部のてっぺん部分にシャンプーを垂らして頭を洗います。

目や鼻にシャンプーが入らないように手早く洗いましょう。

 

⑥濡らした時と同じようにシャワーを静かに当てて顔部分から後ろに向かって泡を流していきます。

泡が残っていると皮膚の炎症の原因になりますのでべたつきがなくなるまでしっかりと流します。

 

⑦泡を全て流しきったらバスタオルで水けをふき取ります。

 

⑧水気をどのくらいタオルドライできるかにより、乾かす時間も変わってきますのでしっかりと水気をふき取り、ドライヤーで乾かしていきます。

 

⑨ドライヤーを当てる際には犬用のコームやブラシを使い奥まで風をあてて乾かしましょう。

乾かしが不十分だと皮膚に湿気が残ってしまい、逆効果になってしまうため、温風と冷風をうまく切り替えて乾かしましょう。

ドライヤーは同じ場所に当て続けることのないように火傷に注意して被毛を乾かしましょう。

 

⑩完全に被毛を乾かすことができれば自宅でのシャンプーは完了です。

足裏や顔周りは乾きにくい部位なのでしっかりと乾いているかチェックして作業を終了します。

 

・その他のケア

 

シャンプーも大事なケアの一つですが、毎日のブラッシングはとても大事なケアです。

愛犬とコミュニケーションを図ることができるだけでなく、病気の早期発見にもつながります。

またブラッシングはケアの基本であり、気軽に自宅でできるケアです。

愛犬との絆を深め、トリミングサロンの利用時にも速やかに対応してもらえるように日常的に被毛のブラッシングを心がけましょう。

 

 


トリミングについて:まとめ

 

トリミング 愛犬
筆者の愛犬で、サマーカットしてもらいました。

 

トリミングサロンの利用を中心に紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか?

トリミングは全ての犬が対象であり、日々のケアの負担を軽減してくれるありがたい施設です。

上手に利用して愛犬の健康を守っていきたいものです。

ゴールデン・レトリバー を飼っている筆者は夏前にトリミングサロンを利用してサマーカットを毎年お願いしています。

 

カットはなかなか素人には難しく、リスクもありプロにお願いしたいケアです。

自分で愛犬をカットできるようになればドッグショーなどにも参加させられ、楽しみが広がります。

もし、トリマーに興味のある方は愛犬との充実した生活のためにステップアップして資格習得にチャレンジしてみるのも素敵ですね。


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