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ハーネス・リードについて:首輪との違い・メリット、デメリット
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ハーネス(リード)とは 犬 を飼育するにあたって散歩や外出時に必要な犬と人をつなぐアイテムです。
突発的な犬の動きを予防するとともに、犬同士の喧嘩や思わぬ事故を防止するために必要な措置です。
ハーネスは犬とともに生活する私たち人にとって重要なアイテムであり、犬を飼育するようになった昔から存在していたものです。
近年のペットブームにより多様な 犬種 が輸入され、 大型犬 から 小型犬 まで飼育が盛んになった現在ハーネスは様々な種類があります。
飼育している愛犬にはどのようなハーネスが必要なのかを検討して用意してあげると良いでしょう。
それぞれのハーネスの形の特徴、使用方法などをご紹介させていただきます。
現代におけるハーネスは愛犬の外出時にボディに着用し、リードをつなぐ器具を指しますが、その歴史は中性ヨーロッパにあります。
当時ハーネスは胴輪(どうわ)とも呼ばれており、主に荷を引く運搬犬に使用されていた荷台と犬をつなぐ引き綱でした。
戦前まではこのハーネスは運搬犬や軍用犬などが荷物を身体に括り付ける際に使用されていたものであり、一般の家庭での使用は少数でした。
しかし、それまで一般的に使用されていた首輪による脱走事故や劣化しやすい点、または犬が首に受ける負担を考え、ハーネスが一般化されていきました。
現在このハーネスは愛犬家たちの間でも主流として使用されており、革製が主でしたが様々な素材で製造されるようになりました。
ハーネスとは画像のように犬の胴体部分に着用する外出アイテムですが、 首輪 とは文字通り首に装着するアイテムです。
こちらの首輪は原型は人間が犬の飼育を始めた縄文時代から存在しており、私たちにも大変なじみ深いものです。
それではこのハーネスと首輪にはどういった違いがあるのでしょうか?
首輪とハーネス、両方を比較検討していただき愛犬とのよりよい生活の参考にしていただければ幸いです。
一言でいうのなら首輪との違いは明白で、形状そのものが違います。
用途にも少し違いがありハーネスは主に外出用のものが多く、飼い主がつねにその先にいることを想定して作られているものが多数です。
逆に首輪は様々なシーンでの使用を想定して作られているものでもあり、使用場面がいくつかあります。
まずは普段の 散歩 はもちろんのこと、屋外飼育においての犬の係留に使用される場合があります。
首輪は強度が強く、犬が興奮して激しい動きをしても耐久性に優れており、長時間の着用が可能です。
また、首に一時的に衝撃がかかることにより、それが合図の役割をはたして犬自らを自制するなど、 しつけ の面においても優位にその効果が発揮されます。
しつけは飼い主が愛犬とのより良い環境を作るために必須ですが、上記の「チョークチェーン」と呼ばれる首輪はしつけ・訓練の際に使用されます。
警察犬や災害救助犬などの緊急の現場で働く作業犬にとっては訓練は完成度の高いものが要求されます。
その善し悪しの指標として、チョークチェーンからおくられる「ショック」によりで犬は物事を判断します。
ハーネスにおいてはこのショックというものがかかりにくい構造になっており、犬にその指示をうまく伝えることができません。
飼い主の意思をこのチョークチェーンから送られるショックにより、犬はすぐに判別することが可能です。
この意思疎通が曖昧だとしつけとしては成り立たず、愛犬が困惑しコミュニケーションにも支障が出てきます。
首輪も有効なアイテムの一つであり上手に使用すれば愛犬との重要なコミュニケーションツールになります。
その場面場面で首輪・ハーネスを使い分けることこそが重要になってきます。
首輪をつけることによって生まれるメリット・デメリットを確認しましょう。
しっかり把握しておくことで、愛犬にぴったりの1本を見つけることができます。
首輪のメリットの一つとして挙げられるのは強度です。
長時間の係留も可能で、さらにはコンパクトに収まるため大抵の犬にとっては常に着用していても負担にはなりません。
さらにはハーネスに比べて種類が豊富で、安価に購入できるというのも魅力があります。
また、上記で紹介した通り、訓練などの専門性の高い行動においては首輪タイプのものが犬へ意思は伝達しやすくなります。
装着もスマートにできるので日々の散歩における着脱は首輪の方が楽でしょう。
首輪のデメリットは、サイズが合わないものを着用すると抜けやすい点です。
一度脱走することを覚えてしまうと、その後首輪を変更したとしても、抜き方を覚えてしまった犬はうまく脱走してしまうものです。
脱走し、逃亡してしまった場合は思わぬトラブルや事故の原因になり、大事になりかねません。
また、犬が首にかかる負担が大きいというのが一番のデメリットと言えるでしょう。
人間同様、犬にとっても首は重要な神経が集合した「急所」であり、その部位を痛めてしまえば生活にも大きな障害が出てきます。
長年の首輪の使用による頸椎損傷やヘルニア、さらには気管虚脱などの症状が老犬になるにつれてみられる可能性があります。
一方でハーネスを装着するメリット・デメリットも存在します。
体格や性格に合わせて、愛犬が心地よく過ごせるもの選びたいですね。
ハーネスのメリットは安定性と犬への負担が少ない点です。
胴体部分に着用することにより接触面が多くなりますので、衝撃を分散することができます。
また、首輪よりも抜けぬくく、脱走しにくい構造になっています。
急所である首への着用を避けることにより、首への疾患を心配することなく、長期にわたって使用することが可能です。
持病のある老犬や抵抗力の弱い子犬時期にも使用することができるため、生涯を通して使用可能な魅力があります。
犬への負担を軽減するため、優しい作りになっているので、首輪より強度が弱いものが多いです。
長期の係留などでは留め具が傷みやすく、破損しやすいので継続的な使用には向いていないでしょう。
しつけの面においてはショックが犬に伝わりづらく、コントロールしにくいため首輪の方が優位と言えます。
さらに接触面が多いので、洋服などが苦手な犬にはストレスになる他、着脱にも時間がかかります。
その他、口が届くためいらずら好きの犬などはハーネスをかじり取ってしまい、破壊してしまう場合も考えられます。
いざ愛犬のためにハーネスを購入しようと思うとなかなかどれを選べばいいのか迷うものです。
こちらでは主に素材別におすすめのハーネス10選を紹介させていただきます。
ベストなハーネスが見つかるように参考にしていただければと思います。
価格:3,000円前後
特徴:
一番シンプルな形状のY字型のハーネスになります。
手前の輪に犬の首部分を通して、後方の輪に左右どちらかの犬の足を通し、反対側の犬の足を通す形で留め具を止めます。
犬の胴体側に留め具が来る仕様になっています。
前方の輪は首部分に通すので、首への疾患がある子には不向きになります。
首輪よりは断然こちらの方が衝撃が分散されますので、健康なワンちゃんでしたら使用に問題はないでしょう。
注意点としては短毛なつるつるの体表のわんちゃんの場合走りだしたり、急な負荷がかかった場合、留め具が外れてしまうことがあります。
長毛のわんちゃんでしたら、毛が滑り止めの役割をはたしてくれるので問題なく使用できます。
カラーも4色展開しており、ハーネスの導入としてはおすすめです。
価格:2,000円後
特徴:
こちらも①と同様にY字型のタイプになりますが、首部分にクッション材が入っているため、犬の気管への負担が軽減できます。
また、リードの装着部分にはベルトもついており、犬を近くでもって待機させることも可能になっています。
フリスビー競技やドッグショーなどでの待機の際にも使用することが可能です。
ホールド部分が大きいので安定感があり、より犬の負担を軽減しながら首輪と同様の強度を保つことが可能です。
とっさに犬が動いた際もこちらのベルト部分をつかめば対応できるので、大型犬にも使用しやすい作りになっています。
首部分がクッションのため布などをかじる子への使用は要注意です。
価格:1,000円前後
特徴:
先ほどのY字型とは違い犬の両足にわっかを通すことにより使用できるタイプのハーネスです。
着脱が簡単で、首に接することがないので首への負担が気になるワンちゃんにも安心して使用していただけます。
落ち着きのない犬や身体が細身な犬は輪から足が抜けてしまったり、なかなか輪に足が入らずに時間がかかってしまう場合もあります。
また犬が後ろに身体を強く引いた場にも外れやすくなる傾向にありますので、愛犬の性格によって使用を検討しましょう。
価格:1,200円前後
特徴:
足を通すタイプのハーネスで胴体部分にクッションが使用されているタイプのものです。
クッション部分はメッシュになっており、通気性も良いので湿気の多い時期や夏場の使用も快適になります。
大型犬 用にもサイズ展開しておりますので、全犬種に対応できるハーネスです。
価格:1,000円前後
特徴:
小型犬用のハーネスでファッション性が高く、おしゃれに洋服感覚で着せられるハーネスです。
留め具部分がマジックテープになっており、着脱可能もスムーズにできます。
身体への負担がすくなく日々の散歩をおしゃれに彩ってくれるでしょう。
力の強いパグや骨太のワンちゃんへの使用は、マジックテープでは強度が弱すぎてしまい、脱走の可能性があるので使用は避けましょう。
ファッション性が高いので常に着用していることも可能なハーネスですが、洋服が苦手なワンちゃんへの使用はストレスになります。
価格:1,000円前後
特徴:
車移動の際にシートベルトに通して使用することができる車用のハーネスです。
ドライブ時に愛犬の安全を守り、飼い主の近くに置いておくことができるので犬が落ち着き、安心しやすいです。
ケージが苦手な子や車内で興奮してしまうワンちゃんへの使用がおススメです。
ホールド部分が多いので身体への負担も少なく車移動の際のワンちゃんの安全を守ってくれます。
車内のシートベルトに取り付けて使用可能なので、場所の変更など臨機応変に使用ができます。
価格:2,000円前後
特徴:
小型犬用のハーネスで先ほどよりも留め具がしっかりとした金属タイプのハーネスです。
おしゃれなデザインが可愛らしく、強度もしっかりとした作りになっているので日々のお散歩にも十分に使用できます。
5kgまでのわんちゃんに対応しており、リードもセットなのでお揃いにして楽しむことができるアイテムです。
価格:2,300円前後
特徴:
足腰の弱った老犬や脚にケガをした犬に対して使用する介護用ハーネスです。
ホールド部分が後肢についており、こちらを飼い主が持つことでわんちゃんの歩行を助ける働きがあります。
リハビリなどにも最適で、おむつのようにはかせて使用しするため、接触面が多いので抜け落ちることがなく負担軽減につながります。
また、写真のようにリードも同時に着用すれば、安定感もアップして安心してお散歩を楽しむことができます。
寝たきり防止のためにも日々の運動は重要であり、力が入らなくなった後肢部分をサポートしてくれます。
価格:1,500円前後
特徴:
ナイロン製のハーネスより頑丈なデニム地でできたハーネスです。
強度が良いので大型犬にも安心して使用できるハーネスで、脚に通して使用するので首への負担もごくわずかです。
リードもセットになっておりすぐに使用できます。
デニム地で地厚のため、フィット感がありナイロン製のものより滑りにくいので、脱走の軽減にも効果的です。
価格:1,000円前後
特徴:
胴体部分に接するところが細くなっているため、ショックが伝わりやすく、訓練にも最適のハーネスです。
ナイロン製でありながら頑丈に作られており、大型犬にも使用可能です。
首下と胴回りの2か所にショックがかかるので突発的な動きを防止して、首輪でなくても訓練やしつけをすることが可能になります。
胴体に接している部分が細くなっているので気管虚脱などの症状がある犬への使用は避けましょう。
ハーネスの使用方法やメリット・デメリットを中心に紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
ハーネスは愛犬の健康的な毎日の散歩をサポートするために必要な身近な道具であり、飼い主が愛犬に合わせて選ぶことができます。
小型犬用のものはファッション性にすぐれておしゃれに使用できるので、個性も表現することが可能です。
自分の愛犬に必要な用途を検討して、是非ベストなハーネスを使用して快適なドッグライフをお過ごしください。
最終更新日 : 2020/10/26
公開日 : 2017/10/26