本ページに掲載のリンク及びバナーには広告(PR)が含まれています。
犬 の口臭の原因は色々と考えられます。
主に以下の4つの原因があげられます。
歯石(しせき)とは人間でもみられる歯垢(しこう)、歯にたまった垢が固まってできるものです。
人間とは違って歯磨きもあまりできないのが犬ですので歯垢がたまり歯石になりやすいのも悩みどころ。
食べかすなどが口の中や歯の間に溜まってしまう恐れがありますので定期的なブラッシングは必要となりますが怠ってしまうと歯石になり取れなくなってしまいます。
歯石になってしまって歯にこびりつくと唾液が歯の間に回らなくなって口臭の原因となる菌が繁殖しまい、臭いの原因に発展。
あなたの愛犬の歯が黄色かったり茶色かったりしたら歯石が溜まっていると考えてもいいでしょう。
こちらも人間と同様に胃腸や内臓関係から口の臭いに発展することも。
胃腸の中には何億もの細菌が存在しますがその中でも悪玉菌が口臭の原因になります。
悪玉菌が増えてしまうことには与えている食事も関係していて動物性脂質のを多く摂取したりストレスがたまると悪玉菌の繁殖要因に。
少し踏み込んだ内容になると増加した悪玉菌がタンパク質、脂質やアミノ酸を分解することでアンモニアなどの臭いの原因になる物質を作り出してしまうのです。
先に紹介した歯石について、それが溜まっていくと歯茎が押し上げられてしまい、歯周ポケット(歯と歯茎の境目)に菌が増えてしまって炎症を起こしやすくなります。
さらに進行してしまうと歯茎まで歯石が付着して歯肉炎になってしまうのです。
歯肉炎にかかってしまうと歯からだけではなく、歯茎からの匂いも発生してしまうのできつい口臭へ。
もっと進行すると歯茎の痛みから食事も難しくなったり、最終的に歯が抜けてしまう恐れも。
犬の飼い主としては考えたくないのですが、自分の糞を食べてしまって口臭の原因になっていることもあります。
犬用のケージの中など限られたスペースで過ごす時間が長いとお腹が空いて自分の糞を食べることも原因でしょうか。
しかし、多いのは遊びの一種として糞を食べてしまっている…。
糞を食べることは口の中が当然に不衛生になりますし室内も汚してしまう原因にもつながります。
犬の口臭の原因には主に上記のような原因が考えられています。
ご自身のワンちゃんの様子をもう一度確認してみる目安にしてみてください。
では、様々な理由が考えられる犬の口臭ですがどのようにすれば防いでいくことができるのかを紹介します。
先ほどあげた4つの主な原因についてそれぞれ対策をまとめてみました。
歯石がすでに付着している場合にはブラッシングやグッズを使ってもなかなか取り除くことはできません。
歯磨きをこまめにしてあげているのに飼っている犬の口臭が治らない場合には歯石がついてしまっていると考えたほうがいですね。
その場合には、スケーラーという歯石を除去するアイテムを使って歯石を取っていきます。
ただ、口を開けてじってしていられないワンちゃんであれば動物病院で対応してもらいましょう。
動物病院では犬に全身麻酔をして歯石を除去する方法もあります。
歯石の付着があまりにもひどい場合や歯周病の進行が進んでいる場合にはワンちゃんを動けないようにするために全身麻酔を実施。
その間にスケーラーを使って隅々まで綺麗にしていきます。
しかし、全身麻酔は犬の体に多くの負担をかけることになりますのでできるだけ避けたい治療方法です。
特に老犬の場合、歯石を除去した場合でもブラッシングなどのデンタルケアはしっかりとしてあげましょう。
毎日の歯磨き、歯磨きガムなどのアイテム、消毒液と日々の対策は怠らないようにします。
歯の色が黄色や茶色になっていなくて口臭が出ている時には胃腸の調子が悪いことが考えられます。
臭いの強い食べ物、タンパク質や脂質を多く含む食べ物は口の臭いの原因になりやすので食べ物には注意しましょう。
先にも紹介しましたが、悪玉菌が増える原因になります。
悪玉菌を減らす方法にはヨーグルトが効果的です。
人間が食べる通常のヨーグルトでも問題はありませんが犬用のヨーグルトをスプーン1杯食べさせましょう。
1日2回程度で十分です。食べすぎるとお腹を下してしまう可能性もあります。
その他、悪玉菌を減らしてくれるサプリメントも販売されています。
口臭予防を期待できますし、毛の艶なども整えてくれる効果がありますよ。
また、人間も時々使うようなマウスウォッシュのワンちゃん用を飲み水に混ぜて飲ませたり、整腸剤を与えることも効果的。
歯茎の腫れや出血があると歯肉炎が考えられます。
歯肉炎となると飼い主さんの治療で治すことはできないので動物病院に連れて行ってください。
そこで正しい治療が必要になります。
症状を見過ごしていると先ほど述べたように全身麻酔を施した治療になりますので毎日のデンタルチェックや歯磨きを行いましょう。
また、ご飯を食べている時に仕草がおかしかったり痛がっている場合には虫歯も考えられます。
少しでも飼い主さんからみて違和感を感じているのならば動物病院での診察、治療が必要です。
虫歯の放置は口臭の原因はもとより歯が抜け落ちたりする可能性もあります。
犬の食糞を防ぐには、しつけが重要になります。
出産した母親の犬が子犬のおしっこや糞を食して始末する場合もあるのですがそれ以外であれば食糞をすることを避けなければいけません。
トイレに行ったのに糞が残っていなかったりしたら要注意ですね。
これらのことを十分に気をつけて犬の口臭を防いでいきましょう。
まずは、歯石が溜まっていないか、歯茎の腫れや出血がないか、食糞の形跡がないかをチェックしてみてください。
日常的な口臭防止グッズが現在ではたくさん販売されていますね。
その中でもオススメのアイテムを紹介していきます。
一番簡単にワンちゃんの口の臭いを防ぐにはスプレーがオススメです。
お散歩中でも遊んでいる時にでもシュッとワンプッシュ。
安い価格の「ナチュラルマスウォッシュ」(リバージュ)がオススメ。
無味無臭で薬剤での消毒ではなくてビタミンやミネラルで口臭を防ぐために犬が嫌がることも少ないでしょう。
ブラッシングだと犬の口を開けて磨いてあげることも必要ですし、口をすすぐことも必要です。
結構な手間と負担がかかってしまいますね。
しかし、「アースリーフデンタルジェル」であればジェルタイプで歯に塗るだけになります。
当然、ワンちゃんが飲み込んでも無害な天然成分のジェルですので安心してください。
歯ブラシや指につけて塗ってあげるだけですので飼い主さんも簡単に使えます。
そして、同時に歯茎のマーサージもしてあげましょう。
犬の口の中の環境を整備して口臭を防ぐには「ハミガキサプリ ワンドロップ」が効果的です。
使い方も簡単ですので毎日、使ってあげたいアイテムです。
ワンちゃんが飲む水に1滴垂らしてあげるだけ。
歯石予防になるアイテムですのでぜひ試してみてください。
ミネラルやアミノ酸が含まれていて口の中の雑菌繁殖を抑える特徴があります。
犬の腸の環境を整える時には「あいこな」を使ってみましょう。
先に紹介した3つのアイテムよりは高価になりますが乳酸菌や米麹(こめこうじ)など6種類の有効的な成分が凝縮されているサプリ。
腸内環境の整備のみならず皮膚や毛の状態を健康に保つ働きも期待できます。
普段、ワンちゃんに与えるドッグフードだけでは足りない栄養素も摂取可能。
愛おしい愛犬の口臭が気になる飼い主さんにとっては1日でも早く口の臭いを改善したいところですね。
口臭には様々な原因が考えられます。
ですから、しっかりとした対策をとっていくことが必要になります。
おすすめグッズも活用して犬の口の中の環境を整えてあげてくださいね。
※合わせて読みたい: 犬の飼い方、費用、エサ、トイレ、しつけ、病気、老後のお世話まで
最終更新日 : 2020/11/29
公開日 : 2017/08/04