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ロットワイラーの祖先は紀元前にまで遡り、モロサスタイプの 犬 とされています。
モロサスタイプとは、マスティフのようながっしりとした筋肉質の体を持つ犬で、古代ギリシャにいたモロッシアン人が飼っていた 大型犬 のモロサスを紀元としていると言われています。
ロットワイラーの祖先たちは、紀元前後のあたりにローマ軍と一緒にドイツにやってきました。
古代には冷蔵庫など存在しなかったので、ローマ軍は食料となる家畜を一緒に行軍させており、その家畜を統率し守る役目をロットワイラーの祖先たちが担っていたのです。
ロットワイラーの祖先たちはドイツに元々いた犬達と交配し、それがロットワイラーという品種の元となりました。
ドイツに根付いたロットワイラーはとても力が強かったので、肉を運ぶ運搬にも使われましたが、鉄道輸送など機械化のため飼育数が減り、一時は絶滅の危機に瀕してしまいます。
1901年になってロットワイラーと同じくドイツ原産の犬である レオンベルガー のクラブが設立されると状況は改善し、ロットワイラーも数が回復し始めます。
第一次世界大戦後、勇猛で賢いロットワイラーは警察犬として活躍し始めました。
ロットワイラーの持つ資質は警察犬として適しており、現在でも多くの国で活躍しています。
ロットワイラーはアメリカでとても人気がある犬種ですが、1920年代後半にドイツの移民と共に初めてアメリカにやって来たと考えられています。
1990年代半ばにアメリカンケンネルクラブに登録されたロットワイラーの数は10万頭以上。
ロットワイラーはアメリカ人の間で人気を博しますが、それが悲劇をもたらす結果も生み出してしまいます。
ロットワイラーの人気に乗じて利益を得ようとする無責任なブリーダーやパピーミルが横行した結果、ロットワイラー自体が良くない犬種とみなされ、数を減らす結果となってしまったのです。
飼い主がきちんと訓練をしなかったり闘犬などにも使われたりしたことも要因で、ロットワイラーが危険な犬であるという偏見も生まれました。
パピーミルとは犬をまるで物のように扱い無理に出産させ、要らなくなったら捨てたり殺したりしてしまう劣悪なペット業者のことであり、現在でも社会問題となっています。
日本にもパピーミルは多く存在しているのが現状です。
がっしりとした骨格で筋肉質。
スムースコートなので、筋肉が隆々としているさまがよく見て取れます。
毛色は黒。
マホガニー色の毛が目の上、頬の上、口の両側、胸と脚、尾の下に現れます。
マズルは短く、あごが広くて噛む力が強いのが特徴。
耳は垂れ耳です。
オス:体高 61~69cm、体重 45~59kg
メス:体高 56~64cm、体重 35~50kg
8歳〜11歳。
他の犬種に比べると少し短命な傾向があります。
ロットワイラーは落ち着いた性格で、警察犬として活躍できるほど賢く勇気がある犬です。
飼い主の命令に従い、長時間でも大人しく待っていることなど朝飯前。
ロットワイラーは誰にでもすぐに打ち解けるという性格ではありませんが、家族に対しては深い愛情を持ち、子供たちにも優しく接します。
世間一般にロットワイラーは危険であるとの偏見が広まっていますが、きちんとした環境で育てられたロットワイラーはむやみに人を攻撃したりはしません。
ただし、ロットワイラーは家族や家を守りたいという本能が強い傾向があります。
その本能はかつて泥棒や強盗から身を守るために大変役に立ったのですが、現在は家庭犬としては抑えるようにしなければなりません。
ロットワイラーは力の強い大型犬ですし、家族や家を守るという意識も高い犬です。
さらに、闘犬などに使われていた過去(現在では多くの国で闘犬は禁止されています)の印象から、凶暴であるというイメージを持たれがちなので、 しつけ や社会化をきちんと行い、人間に対して友好的で飼い主のコマンドを遂行できるようにしなくてはなりません。
見た目から怖がられ、隣近所からクレームをつけられることもあるため、自分のロットワイラーはコマンドに従うことができる従順な犬であることを他の人々にも分かってもらう必要もあります。
ロットワイラーは大変賢いので、高度な訓練も可能です。
ロットワイラーを訓練する場合はコマンドは一定の言葉を使い、していいことと悪いことの基準を明確にしてください。
同じことを命令するのに違う言葉を使ったり、昨日はソファーに上がっても良かったが今日はダメというような曖昧な基準はロットワイラーを混乱させ、コマンドに従うことを難しくさせてしまいます。
ロットワイラーはきちんと訓練についてこられる能力のある犬ですので、人間の方も的確に指示をしてあげましょう。
ロットワイラーは外見がいかめしいですが、強い言葉での叱責は必要ありません。
威厳をもって静かに命令するだけで十分です。
間違っても、罵倒したりしないようにしましょう。
人間に対する信頼を損ないかねません。
ロットワイラーは、ロットワイラーと関わる時間を割くことができる人にしかおすすめできません。
犬は群れで生活する動物であり、人間をリーダーであると認めさせる必要があります。
ロットワイラーの尊敬を得るためには、進んで訓練に加わり時間をかけること、そして信頼に足る命令を下せることが大切です。
ロットワイラーを穏やかな犬に育てるためには、早期からの社会化も重要不可欠なポイントです。
犬の社会化とは、具体的に言うと人間社会の様々な状況に慣れさせるということです。
幼い頃であれば、色々な物事に対して慣れやすいのは犬も同じです。
たくさんの人や犬と接触し、たくさんの景色を見て色々な音を聞くことでロットワイラーの社会化が図られ、温和で落ち着いた心を育てることができるでしょう。
犬の社会化は生後3〜4カ月までが最適な時期なので、ワクチン接種との兼ね合いもありますが、小さい時にこそ色々な経験をしてもらうことが大切です。
ただし、子犬が怖がっている様子がある場合は無理は禁物です。
以下に、ロットワイラーの社会化を促進する方法を挙げます。
ロットワイラーの攻撃性は家族を守りたいという本能の表れです。
来客であっても家族を傷つける存在はないことをロットワイラーに教えましょう。
来客や親せきを招きロットワイラーに友好的にふるまってもらい、知らない人への警戒心を薄れさせる工夫をしてください。
来客におやつを与えてもらうのも効果的です。
他の犬に対しても攻撃的な姿勢は控えるように訓練します。
ロットワイラーの噛む力は強いので、ケンどをすると相手の犬に致命傷を与えかねません。
小さい頃から他の犬に交じって遊び、フレンドリーな関係を築けるようにしましょう。
どんな場所や音にでも驚いたりパニックになったりしないように慣れさせます。
人々の声や音楽、車や電車の音などに触れる機会を幼いころから持つために、犬が同行できる公共の場所に行って楽しんでみると良いですね。
ロットワイラーを訓練するためにはしつけ教室などを利用されることをおすすめします。
ロットワイラーにコマンドを出す人間にも的確な指示の仕方ができるようになる必要がありますし、他の犬がいる場所でコマンドに従うことを実践できる素晴らしい機会となるにちがいありません。
ロットワイラーは決して衝動的な犬ではありませんが、飼い主の方も普段から冷静でいること、そして和やかで楽しい気持ちでいることがロットワイラーの心の安定には何よりも大事です。
ロットワイラーは丈夫な体を持っていますが、気を付けてあげたい病気もあります。
大腿骨が股関節にしっかりと収まらない症状で遺伝によるものが多いです。
痛みを伴い、後ろ足に力が入らない様子や、上手く歩けない場合もあるので、その際はすぐに獣医で診断をしてもらってください。
股関節形成不全と診断されても、犬自身の苦痛を伴わない場合もありますので獣医の指示に従って様子を見ましょう。
高齢になると関節炎を発症することもあります。
股関節形成不全は多くの場合遺伝性ですが、カロリーが高すぎる食事を原因とする急激な成長や、滑りやすい床で負傷することなどの環境要因によって発生・悪化する可能性があるので適切に飼育してあげることが大切です。
超大型犬、大型犬に多く見られる骨の癌です。
骨の細胞が癌化して、正常な骨を破壊していくため、酷い痛みが出ます。
進行は早いことが多く発見時には肺に転移していたり、また痛みからの解放のために断脚を行うケースが多いです。
四肢のどれかを庇う、痛みが出る、こぶのようなものができている場合にはすぐに受診するようにしましょう。
ロットワイヤーのような大きな犬に時々見られる症状で、命を脅かすこともあります。
胃内に大量のガスや液体が溜まって、胃が捻じれてしまうと胃拡張胃捻転になります。
胃の中の過剰な空気が心臓への正常な血液の供給を妨げ、血圧が降下し犬はショック状態に陥ります。
早急な処置が必要で、犬は亡くなることもあるため十分に気を付けてください。
ロットワイラーの腹部が膨張している、過度に唾液を吐く、落ち着きがない、元気がなく心拍数が低いなどの症状が見られたら、犬をできるだけ早く獣医に連れて行くことが重要です。
以下の場合に胃捻転が発症しやすいと言われているので、避けるようにしましょう。
逆に胃拡張胃捻転が発症しないための予防法としては、以下のようなものがあります。
ロットワイラーは庭などに放置されていると、退屈のあまり破壊的になったり攻撃的になったりすることがあります。
大型犬ですが、屋内ではおとなしく過ごすことができるので室内飼育をしてあげましょう。
また、ロットワイラーが遊んだり運動したりできるようにある程度の広さがある庭があると良いですね。
その際、ロットワイラーは見知らぬ人に対して警戒心を持ちやすいので、庭にフェンスなどの囲いを設置する必要があります。
そして、飼い主がいないときに家に勝手に人が来ないように知り合いなどにお願いしておけば、ロットワイラーが人に敵意を向ける機会を少なくすることができるでしょう。
ロットワイラーはその個体によっておとなしくしているのが好きな子、運動するのが好きな子と様々で、一様ではありません。
そのため、自分の生活に合った犬を選ぶことが大切です。
活発かそうでないかを ブリーダー に相談して自分に合った犬を選ぶと良いですね。
ロットワイラーは新しいことを学ぶこと、飼い主や家族を喜ばせることが大好きな犬です。
カートを引っ張るなどの仕事を与えてみたり、一緒のトレッキングなどに行ってみたりするのも、ロットワイラーの生活により楽しみを与えられることでしょう。
ロットワイラーにとっては、訓練さえも楽しみの一つなのです。
ロットワイラーの食事は穀物や添加物の少ない高品質な 餌 を選んであげましょう。
犬は雑食もしますが本来は肉食ですので、穀物類が多く入っているものは適切なフードとは言えません。
胃捻転を防ぐためにも、1日の推奨量を2回-3回に分けて食べさせてください。
食べる量は、体重、年齢、そして活動レベルによって異なります。
ロットワイラーの活動量は個体差があるので、活発な犬に対しては多めの量を、おとなしくしていることを好む犬には少な目の量というように調節してください。
太り過ぎは健康に良くないので、ロットワイラーの体型について気を付けて観察し、 ドッグフード の量及び内容を調節するようにすると良いですね。
太り過ぎかどうかをチェックするには、ロットワイラーを見下ろして、ウエスト部分を観察してください。
ウエストに少しくびれがあることが望ましいです。
さらに、背骨に沿って親指を背中に置き、ろっ骨を触ることができるか確認しましょう。
指にろっ骨を全く感じることができなければ太り過ぎの可能性が高いです。
ロットワイラーはスムースコートですが、毛の量は住んでいる地域によって若干異なります。
寒い地域では毛の量が多くなります。
スムースコートでも、抜け毛を取り除いて皮脂を行き渡らせるために、週1~2回ほどブラッシングしてあげましょう。
シャンプーは、夏場は月に1回程度、冬場は2~3か月に1回程度。
大型犬なので、プロのトリマーに任せることをおすすめします。
犬もお口のケアをしないと歯周病になり、食事をとれなくなったり歯が抜けてしまったり、歯周病菌がほかの器官に感染して病気を引き起こしたりします。
毎日の歯磨きが望ましいですが、週に最低でも2~3回の歯磨きをしてあげてください。
液体歯みがきを併用すると効果がより期待できます。
歯みがきは、子犬のときから慣らしておくと問題なくできます。
歯みがきの後、少量の歯磨きガムなどをあげるようにすると歯みがきを嫌がりません。
ロットワイラーは垂れ耳なので、耳の状態にも気を配ってあげましょう。
垂れ耳の犬種は耳が蒸れて汚れやすくなります。
週に1回は耳のチェックをし、耳用のクリーナーで優しく拭いてあげると良いですね。
内耳部分は皮膚が薄く繊細なので触らずに、外耳部分だけを優しく拭きましょう。
悪臭がしたり赤くなったりしていないかチェックしてください。
ロットワイラーはあまり激しい運動は必要ありませんが、体型や筋肉を維持するため、そしてストレス解消のためにも1回60分程度の 散歩 を1日2回程度行うようにしてください。
その際、駆け足なども取り入れられるとより良いです。
庭などでボール遊びをすると、運動だけでなく飼い主と一緒に遊べる時間が持てるので、ロットワイラーにとってより幸せですね。
しつけや社会化がされているロットワイラーは、子供たちに対して友好的です。
しかし、悪意はなくても子供を転ばせてしまうことがあるので注意が必要です。
ロットワイラーに対しては子供にのしかかったりしてはいけないこと、子供に対してはロットワイラーの耳や尻尾を引っ張ったり、食事や眠りのジャマをしてはいけないと教えましょう。
そして、どんなに仲良くしていても犬と子供だけにして放置してはいけません。
必ず大人の監視が必要です。
ロットワイラーは十分なしつけと社会化がなされていれば、他の動物との同居も可能です。
ただ、ロットワイラーは存在を受け入れるまでは、特に同性の犬や成犬に対してはあまり寛容的ではない態度をとる場合があることも知っておいてください。
また、ロットワイラーはかつて牛などの家畜を追っていた習性から、走っているものを追いかけてしまうことがあります。
そのため、子供や他の犬がいる公園では絶対に リード を付けてください。
価格は15万円~40万円ほどです。
ペットショップではほとんど扱われていませんので、ブリーダーから購入することになります。
他犬種も多く扱っているブリーダーではなく、ロットワイラー専門のブリーダーが望ましいです。
お迎えする際は、ぜひブリーダーを訪問してみましょう。
ペットブームと規制のゆるさにより、日本では多くの悪質ブリーダーが存在します。
愛情を持ってロットワイラーを飼育しているブリーダーを選ぶようにしましょう。
ロットワイラーを選ぶとき、幼い頃に親兄弟と一緒に過ごせているかどうかは大きなポイントです。
生後8週間を経過しないごく幼いときに親兄弟から離されると、学ぶべきことを学ぶ機会を失い、成長や社会化の妨げになります。
もし犬がきちんと管理されていない兆候や法令違反が見受けられましたら、保険所などの行政機関に通報してください。
ロットワイラーの里親を募集している場合もあります。
何らかの事情で飼えなくなったロットワイラーやまれにロットワイラーの血が入っていると思われる遺棄された子犬の 里親 を募集していることもありますので、血統書などにこだわらない場合は探してみてください。
里親になる場合はブリーダーから購入する際よりも金額的には安く手に入れることができますが、医療費の一部などの負担はしなければならないことがほとんどです。
また、たとえ捨てられた犬であっても血統書がついている犬と命の重さに変わりないので、同じように大事にしてくださいね。
室内飼育であっても大型犬用の ケージ を用意しましょう。
20,000円〜30,000円。
室内飼育をするなら必要になります。
大型犬用の大きなものを用意しましょう。
10,000円〜15,000円。
首輪:2,000円〜3,000円
リード:2000円〜3,000円
迷子札も用意すると良いでしょう。
迷子札は1,000円〜2,000円程度で名入のものを購入できます。
水用のものと食事用のものを用意します。
雑菌の繁殖を防ぐためステンレスか陶器のものが望ましいです。
プラスチック製は、傷に雑菌が繁殖する場合があります。
早食いを防ぐ食器もあるので、胃捻転の防止のためにそのようなものを選んでも良いですね。
2,000円〜3,000円
股関節形成不全や関節炎を防ぐために床を滑らないように対策する必要があります。
滑り止めのマットなどを用意してあげましょう。
20,000円〜30,000円。
その他、ブラシやイヤークリーナ、歯ブラシなども用意すると良いでしょう。
犬の購入費の他に受け入れる準備で8万円以上かかります。
ロットワイラーは大型犬なので、年間の飼育にかかる費用は小型犬に比べると高額になります。
1日の食事量を500gとすると1ヶ月分は約15kgになります。
どの ドッグフード を選ぶかでだいぶ費用は変わってきますが、最低限の品質を備えているものを選ぶと最低でも1ヶ月分で15,000円〜20,000円かかります。
ペットシーツ は大型犬でも使える吸収力の高いものを選びましょう。
1ヶ月6,000円〜8,000円ほどです。
1回のトリミング代は10,000円〜20,000円です。
月に一度トリミングを利用すると年間で12万円から24万円ほどかかります。
病気を予防するために年に1回任意のワクチンを受けさせましょう。
ワクチンでしか防げない病気があります。
料金は4,000円〜6,000円ほどです。
3,000円〜4,000円ほど。
室内飼育であってもフィラリア予防は必要です。
料金は10,000円〜20,000円ほど。
フィラリアとともにノミ・ダニ・消化管内寄生虫など全てを予防するタイプではさらに高額になります。
体重が30㎏を超えると、1カ月の予防薬代が7000円~8000円となりますので、年間では7万円~8万円になることも。
年間の経費は、上記の経費を合わせると約60万円です。
その他に病気や怪我で医療費が必要にあることもあります。
万が一のときのために、医療保険を検討されても良いかもしれませんね。
ロットワイラーが10年生きたとすると、病気や怪我をしなくても約600万円の経費がかかるということが分かります。
経費の面からも、飼育できるかどうか検討してみてくださいね。
原産国:ドイツ
歴史:食料となる家畜の番をさせるためローマ軍が連れてきた犬がドイツの犬と交配して生まれた。後に賢さと勇猛さから警察犬などとして活躍するようになる。
特徴:毛色は黒で垂れ耳、筋肉質のがっしりした体格をしている。
寿命:8〜11年
性格:賢く、飼い主の命令には忠実に従い高度な訓練にもついてくることができる能力を有する。家族や家を守ろうとする本能が強く、しつけや社会化は必要不可欠。
ロットワイラーは、いかめしい外見と、闘犬としても用いられた過去から(現在では多くの国で闘犬は禁止されています)、危険な犬との偏見が根強くあります。
もちろん、飼い主の知識と社会化やしつけは必要不可欠ですが(これはどの犬でも同じです)、ロットワイラーはとても愛情深く優しい犬でもあります。
しかし、犬に関する知識がなく飼育するにはやはりハードルが高い犬です。
ロットワイラーを飼う際にはきちんと訓練を受けさせる、または一緒に受けることができるかどうかも重要な判断基準です。
周囲に恐怖を感じさせたり、万が一の事故を起こさないためにも訓練はプロの指導を仰ぐことをおすすめします。
環境も心構えも万全を期して、家族に迎えてあげましょう。
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監修:獣医師 山口 明日香(やまぐち あすか)
日本獣医生命科学大学獣医学部獣医学科卒後、2つの動物病院に勤務し、現在も臨床獣医師として働く。
ワークライフバランスを整えるため、在宅でのLINEおよび電話による健康相談、しつけ相談も開始。
その過程で、病気のみならず各種トレーニングと問題行動の大変さ、大切さを知る。
今後は学校飼育動物学で学んだ動物飼育と、子供の情緒の発達についても発信し、獣医動物行動研究会において問題行動の知識を深め、捨てられる動物が減るように正しい情報を伝えるべく模索中。
最終更新日 : 2023/05/19
公開日 : 2017/04/14