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ドーベルマンの毛色、性格、大きさ、飼い方






ドイツ生まれで警備犬、軍用犬としても大活躍しているドーベルマン。
キリッとした目鼻立ち、たくましい筋肉からは想像ができないほど飼い主に対しての性格は優しくて甘えん坊なことで人気です。

第一印象では「怖い」と言うイメージが多いようですが、きちんとしつけをすれば、とても優しくて、優秀な犬種です。

そんなドーベルマンとはそもそもなんなのか、飼う前に知っておくべき豆知識を幅広くまとめました。
ドーベルマンについて詳しく知らない方、これから飼いたいと思っている方の参考になれば幸いです。

【目次】ドーベルマンの毛色、性格、大きさ、飼い方

 

ドーベルマンとは?

ドーベルマンの特徴

ドーベルマンの種類

ヨーロピアンタイプ

アメリカンタイプ

ドーベルマンの毛色

ブラック・タン

ブラウン・タン

ブルー・タン

イザベラ・タン

ドーベルマンと断耳、断尾

そもそもなぜ昔(戦時中など)は断耳、断尾にしたの?

ドーベルマンの成り立ち、歴史

ドーベルマンの性格

ドーベルマンを飼う際に知っておきべきこと

ドーベルマンの飼育環境

ドーベルマンの寿命

ドーベルマンの値段

ドーベルマンを購入する際に気をつけるポイント

ドーベルマンと病気

胃拡張・胃捻転

心筋症

ハイグローマ

ドーベルマンの基本データ

 

 


ドーベルマンとは?

 

犬のサラブレッド 」とも呼ばれるドーベルマンですが、そもそもどういった 犬種 なのかをこのページでは紹介します。

 

 

ドーベルマンの特徴

 

Photo via VisualHunt

 

前述の通り、「犬のサラブレッド」と呼ばれるドーベルマンですが、その名の通りいろんな犬種の良いところを全て切り取ったかのうような外観をしています。

くさび型の頭部、力強い口吻、スリムでかつ筋肉質で滑らかな短毛の体という優雅な外見をしております。まさに、かっこいいを体現したような外見ですね。

その外見に違わず力強く、敏捷性にも優れるため番犬としても最高のパートナーとなるでしょう。

 

体高はオスが68 ~ 72cmでメスが63 ~ 68cm、体重はオスは約40 ~ 45kgでメスが約32 ~ 35kgになります。

 

 


ドーベルマンの種類

 

doberman-usa-euro

 

ドーベルマンは、大きく分けて2種類に分類されます。

ヨーロピアンタイプとアメリカンタイプという2種類に分類されます。

 

ヨーロピアンタイプ

 

ヨーロピアンタイプは、軍用犬、使役犬を目的として作られたこともあり、筋肉もたくましく、骨格も大きい事が特徴です。

警察官が連れているドーベルマンはほぼこちらになります。

 

アメリカンタイプ

 

アメリカンタイプは家の中で飼うことを想定として品種改良された犬種です。ヨーロピアンタイプに比べて小柄です。

ショードッグとして見かけるのはほぼこちらのタイプで、数もこちらのほうが多い傾向にあります。

街中で見るドーベルマンはこちらのタイプが多いです。

 

 

ドーベルマンの毛色

 

ドーベルマンの毛色は、ブラック、レッド、ブルー、イザベラがよく見られる色でしょう。

その中でも、ブラック、レッドが圧倒的に多数をしめます。

ルーやイザベラは、色素欠乏などの理由で、特定の疾病が発症しやすいことから飼い手が少ないようです。

 

ブラック・タン

 

doberman-black

 

ブラウン・タン

 

 

ブルー・タン

 

 

イザベラ・タン

 

 

 


ドーベルマンと断耳、断尾

 

 

ドーベルマンといえば、ピンと立った耳に、しっぽはかなり短くて、コワモテの顔を想像する人がほとんどなのではないかと思います。

 

でも実際はそうではなく、耳は垂れ耳で、長いしっぽもあるのですが、生まれてすぐに垂れ耳は整形され、しっぽは切っているからなのです。

なぜそうするかと言いますと、ドーベルマンのイメージから手術を希望する人がたくさんいるからなのです。

 

これは日本だけでなく、アメリカなどでも同様のことが言えます。

ただし、ヨーロッパなどでは動物愛護の考え方から、犬の断耳、断尾は禁止となっています。

 

ほとんどの場合、生後3日以内に手術が行われる事ケースが多いようです。

それは、生後数ヶ月経ってしまうと、切断部分が綺麗にならなくなる可能性があるためです。

なので、ドーベルマンを飼おうと思っていて、断耳や断尾を希望される方は、生後早い段階で ブリーダー の方などに依頼する方が良いかと思われます。

 

そもそもなぜ昔(戦時中など)は断耳、断尾にしたの?

 

これには様々な憶測がありますが、最も有力なものとして以下の理由があげられます。

 

  • 立耳にすることによって音がよく拾えるようになる
  • ケガの予防や、しっぽで感情を相手に悟られない様にする為
  • 18世紀のイギリスでは、断尾は家畜商の犬が免税となり、その証明として断尾をすることが始まりで、それが習慣となって現在に至っている

 

 

ドーベルマンの成り立ち、歴史

 

 

ドーベルマンの歴史は比較的新種の犬種で、19世紀末頃にドイツのテューリンゲン地方で、「 カール・フリードリヒ・ルイス・ドーベルマン氏 」によって生みだされました。

 

税金徴収の仕事をしていた「ドーベルマン氏」は普段より多くの現金を持ち歩くことが多く、優秀な警備犬が必要だったため、ジャーマン・シェパードとヘル・ピンシェル、マサチューセッツ・テリアやグレイハウンド、ワイマラナードーベルマンなどをかけ合わせてを生み出したのが原型とされています。

ドーベルマンを生み出したことによって、ドーベルマン氏は犬の世界に一番影響を与えた人とまで言われるようになりました。

 

ヘル・ピンシェルからは、ドーベルマンより前にミニチュア・ピンシャーという犬が生み出されており、下記の記事で詳しく紹介しております。

ミニチュア・ピンシャーってどんな犬?特徴、性格、飼育方法、病気など

 

その後も、繁殖家たちによって品種改良が行われ現在のドーベルマンと同じ形になったといわれています。

新たな犬種「ドーベルマン」の優秀さはすぐに話題となり、1899年には早くも犬種クラブが設立され、翌1900年にはドイツのケネルクラブに公認されました。

ケネルクラブとは、犬の新種の認定や品種の制定を行う機関のことを言います。

 

1908年にはアメリカに渡り、1910年には警察犬として活躍し、その後、軍用犬として第1次世界大戦にて活躍するようになりました。

日本では1930年に軍用犬として起用された歴史を持ちます。

 

アメリカでは、1977年には2番目に人気の高い犬種になるまでの人気を博しました。

また現在でも、その能力を活かし、軍用犬を始めに、警察犬、麻薬探知犬などとして活躍しています。

 

 


ドーベルマンの性格

 

 

ドーベルマンはとても利口で勇敢な犬です。

 

警戒心がとても強く、見知らぬ相手や飼い主を害する相手に対して勇敢に立ち向かいます。

反面、攻撃的になりやすいので、気をつけることは必要でしょう。

上記から、警察犬や番犬に非常に向いている犬種であるといえます。

 

また、ドーベルマンは前述の通り頭が非常に良く、飼い主に非常に忠実です。

飼い主の要望を一生懸命理解して期待に応えようとし、飼い主がピンチの時には飼い主を助け出すためにいちはやく駆けつけます。

 

その上、好奇心も強くいろいろなものに興味を持ちます。

 

また、勇敢で利口な面に対して、飼い主には非常に甘えん坊になるという一面もあります。

ドーベルマンが飼い主に遊んでもらう時のはしゃいだかわいらしい姿に骨抜きになる飼い主さんも珍しくありません。

 

 

ドーベルマンを飼う際に知っておきべきこと

 

doberman-puppy

 

ここでは、ドーベルマンを飼う際に知っておく必要があることを紹介します。

 

ドーベルマンの飼育環境

 

ドーベルマンは見た目の通り運動量の豊富な犬種です。

運動量としては、1日合計2時間程度の散歩は必須になります。

運動としては、知的な運動がおすすめです。例えば週末にドッグランに連れていくなどすると非常に良いでしょう。

運動量の足りないドーベルマンは、欲求不満が溜まってしまい破壊行動にでることがあるので注意が必要です。

 

食事に関しても注意が必要です。ドーベルマンは食事をあたえるぎると皮膚病にかかってしまう危険性があります。

少量の を数回に分けて与えると良いです。

なお、 ドッグフードの与え方やおすすめのドッグフードはこちら でまとめられています。

 

日頃のブラッシングも最低限で良いですが、ケアとしてやって上げる必要があるでしょう。

 

 


ドーベルマンの寿命

 

 

およそ、10年 ~ 13年と言われています。 大型犬 なので、比較的短い寿命になります。

これは激しい運動などで、心臓に負担をかけてしまうことが多いのが原因でもっと短くなる可能性もあるので気をつけてください。

 

また、7歳を超えて比較的年老いてきたら定期検診に行くと良いでしょう。

 

 

ドーベルマンの値段

 

 

子犬 の相場は20 ~ 30万円です。

ただ、血統証付きや親犬がコンテスト等で優秀な成績を収めていた場合はそれに比例して値段が上がることもあります。

 

※血統証明書とは、一般社団法人ジャパンケネルクラブ(JKC)に血統登録された同一犬種の父母によって生まれた子犬に対して発行されるもので、人間に例えると「戸籍」のようなものにあたります

純粋犬種は、この血統証明書によって、本犬、両親から祖先まですべて同一の犬種であるということが証明されなければなりません。[引用:一般社団法人ジャパンケネルクラブ(JKC)]

 

購入する場合は相場と比較して高すぎないか、または安すぎないか確認しましょう。

しかし安いからといって注意せずに購入してしまうと、遺伝疾患など病気をを持っていたりすることもありますので、事前に購入先に安い理由などをしっかりと聞いてから判断すると良いです。

 

 

ドーベルマンを購入する際に気をつけるポイント

 

 

ここでは、ドーベルマンを購入する際に値段以外で気をつけることを紹介します。

ドーベルマンを購入する際は、以下4点を気をつけると良いでしょう。

 

  • ドーベルマンであるという特徴が色濃く出ている
  • 病気をもっていないか
  • 体重がおもすぎないか
  • ヨーロピアンタイプかアメリカンタイプか

 

 

ドーベルマンと病気

 

 

ここでは、特にドーベルマンがかかりやすいと言われている病気を3点紹介します。

 

胃拡張・胃捻転

 

症状:

勢いよく食べる為、空気が胃に入り込んで、最悪死に至る場合があります。

 

予防法:

背丈に合わせて食事台を高くしてあげます。(お皿の下にダンボールや新聞紙を重ねた物を敷く)

成犬になっても、ドライフードに水分を入れて、水分ごと食べるようにします。(必ずしもふやかさなくてもよい)

食事後、すぐに散歩など運動はさせないようにします。

 

心筋症

 

犬種的に胸が深いのでかかりやすいです。

 

ハイグローマ

 

滑液嚢腫、肘腫 1才半くらいまでの若犬、成長期に多発します。

 

症状:

肘の後ろ辺りがブヨブヨと腫れます。関節にある滑液嚢と呼ばれる袋に炎症が起こり、水がたまってしまう病気です。

 

上記の他にも、皮膚病になりやすかったりと、病気になりやすい犬種ではあるので、注意が必要でしょう。

 

 

ドーベルマンの基本データ

 

 

原産国:ドイツ

値段:20万 ~ 30万円 ※血統証付きの場合、値段がさらに上がる場合あり

毛色:ブラック・タン、ブラウン・タン、ブルー・タン、イザベラ・タン

体高:オス 68 ~ 72cm、メス 63 ~ 68cm

体重:オス 約40 ~ 45kg、メス 約32 ~ 35kg

特徴:筋肉質で、キリッとした立耳、短いしっぽ。(生後すぐに断耳、断尾する為)

性格:飼い主には忠誠を誓い、忠実だが、他人に対しては警戒心が強い

寿命:10 ~ 13年

かかりやすい病気:胃拡張、胃捻転、心筋症、ハイグローマ

 

 

ドーベルマンは飼い主には従順で優しく、愛嬌もありとても優秀な犬種です。

ですが一方、軍用犬の血も入っている為、他人に対しては警戒心がとても強いので、万が一の事がないように飼い主のしっかりとした「知識」、「 しつけ 」、そして「環境」が必要となってきます。

 

きちんと育てれば、他の犬種では敵わないような頭の良い素晴らしい犬種になりますが、一方、飼い主次第では他人を怪我させてしまったりすることになり兼ねない犬種でもあるということを、飼う前にしっかりと認識すべきところです。

これは、どのペットにも共通して言えることですが、しっかりとした知識を身につけてからこそ、ドーベルマンと生活を共にすることがあなたにとっても、また、ドーベルマン自身にとっても素敵な出会いとなり、素晴らしい生活が待っていることでしょう。

 

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