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1.ノーフォークテリアと一緒に楽しく暮らすために理解をしよう〜はじめに〜
3.いたずら好きに気をつけて!?愛嬌たっぷりのやんちゃわんこ〜性格・特徴②〜
4.体力には自信あり!とにかくたくさん走る!!〜性格・特徴③〜
5.飼うときに注意!よく似た犬種がいることも知っておいて〜ノーリッチテリア〜
イギリスの狩猟犬として生まれたノーフォークテリアは、平均体高:24㎝~26㎝ 体重:5Kg前後と小柄で 小型犬 に属します。
こんなにかわいい外見ですが、もとは狩猟犬。
狩りに同行してキツネを追いかけたり、農作物を荒らす動物から畑を守ったりととても実はとても勇ましい犬種なんです。
見た目からは想像もできないですよね。
ペットとして飼う際にはその性質もしっかり理解して迎えてあげるととてもいいパートナーになれるはずです。
今回は、ノーフォークテリアを飼うにあたって、まずその性質を理解しつつより良いパートナーになるための付き合い方を以下の(1)〜(7)の構成に基づいてご紹介していきます。
(1)〜(3)性格・特徴
(4)よく似た犬種ノーリッチテリアについて
(5)お手入れ
(6)寿命
(6)価格帯
(7)メディア出演
ではまずは、ノーフォークテリアの性格・特徴を見ていきましょう。
勇敢・負けず嫌い・夢中になりやすい・粘り強い・よく吠える・警戒心が強い・神経質
この性質は、ノーフォークテリアがかつて狩猟犬として活躍していたことが影響していると考えられます。
ノーフォークテリアは、19世紀後半にノーフォーク州の州都ノーリッチ市で狩猟犬として活躍することを目的に作られました。
こんなに小さな体にも関わらず、ネズミやキツネを捕まえたり、自分より大きな獣にも果敢に立ち向かうとても力強い犬種です。
そんな勇ましい姿から、「原野の小悪魔」という呼び名があるほどです。
ノーフォークテリアのかわいらしいフォルムからは想像できない呼び名ですが、それほど狩猟犬として活躍していたということですね。
そんな勇ましい性格に加え、警戒心も強いので、物音によく反応したり、見ず知らずの人は不審者と思って警戒して吠えたりと家を守る番犬として活躍することでしょう。
その分、とても自立心が強く、粘り強い性格なので、夢中になると一つのことに集中しすぎる一面も。
例えばボール遊びや多頭飼いの場合は、他の犬へのちょっかいに必死になって飼い主の言うことに耳を傾けなかったり…
小さい頃から、リーダーが誰かを認識させ、ダメなことはしっかり叱るなどメリハリをつけてあげましょう。
明るい・陽気・人懐こい・愛嬌のある・好奇心旺盛・やんちゃ
とても人懐こく飼い主と過ごすのが大好きです。先に述べた狩猟犬としての力強さを持ちつつも、垂れ耳をなびかせながらよちよちと寄ってきてくれる姿は愛らしくてたまりません。
今は狩猟犬ではなくペットとしての生活に慣れているので、先に述べたような勇敢な姿は、獲物を見つけた時(散歩中の鳥など)、不審者を見つけた時(見知らぬ人がきた時など)のようにここぞという時に出る性質で、飼い主さんと暮らす中では、愛嬌たっぷりの可愛らしい姿です。
好奇心旺盛で、家の中のものに色々と興味を示したり、引っ張り出してきて遊んだりといたずら好きなやんちゃな面も目立ちます。
とにかく遊ぶのが大好きなノーフォークテリアは「構って構って~」と甘えて来ることも多いので、ケージの中に入れっぱなしで構ってあげなかったり、長時間の留守番などは避け、なるべく一緒にいてあげるのが望ましいです。
寂しい思いをさせてしまうと先に述べたような少しわがままな部分が出てきて問題行動につながる可能性もあります。
ぜひ、たくさん構ってあげて信頼関係を構築してくださいね。
お散歩&運動大好き・活発・筋肉質・穴掘り好き
ノーフォークテリアは小型犬に分類されます。
よく小型犬は散歩はしなくても良いなんていう意見も耳にしますが、この犬種は十分な運動量が必要です。
小柄で短足なフォルムからは想像できないほど俊敏に動き回る運動が大好きなワンちゃんです。
そんな活発なノーフォークテリアなので、毎日のお散歩は欠かせません。
走り回るのが大好きなので、お散歩以外でも広場やドッグランで思いっきり走らせてあげると喜びます。
どうしても運動量が足りないときは、部屋の中でのボール遊びなどで運動させるのも効果的です。
また、穴を掘るのも大好きな犬種ですので、庭はもちろん、フローリング・畳での穴掘りをすることも…
飼われる前に対策を考えた方がいいかもしれませんが、テリアはもともと穴を掘る犬種ですので、テリアを飼うならそんな姿も愛らしく思えるくらいの寛容さがあった方がいいかもしれませんね。
ノーフォークテリアとよく似た犬種のノーリッチテリアはご存知ですか?ノーリッチとの大きな違いは耳の形です。
ノーフォークテリアは耳が垂れているのに対して、ノーリッチテリアはピンと耳が立っているのが特徴で、その他はほとんど同じです。
もともとノーフォークテリアとノーリッチテリアは同じ 犬種 とされていましたが、1964年に垂れ耳の方をノーフォークテリアとし、区別されました。
外見も名前もよく似ているので、間違わないようにしましょう。
でも、どちらもとっても可愛いいので、どちらと暮らしても日々が潤うことは間違いないですね♫
カラーはレッド・ウィートン・ブラック&タンの3種類です。
レッド:レッドといっても「真っ赤」ではなく茶色に赤が混ざったような色です。
ウィートン:小麦色。レッドより薄いクリーム色に近い色です。
ブラック&タン:黒と茶色が混在した色です。
筆者はレッドやウィートンを見かける頻度が高いです。媒体などに載っている子たちもその2カラーが多いですね。
どのカラーもそれぞれ魅力的で迷ってしまいますね。
また、ノーフォークテリアの毛は、ダブルコートと呼ばれる2種類の毛が生えています。
表面には堅い毛、内側には柔らかい毛が生えており、生え変わりの時期には毛が抜けやすい犬種です。
抜けた毛をお掃除するのはもちろんですが、毛が床に落ちずにワンちゃんの体に残って毛玉になってしまうこともあるので、家でも定期的にブラッシングケアを行ってあげましょう。
合わせて定期的に ペットサロン に連れて行くことをおすすめします。
ノーフォークテリアの平均寿命は12~15歳程度と言われています。
犬の寿命は人間と比べてとても短いので、なるべく多くの時間を一緒に過ごしてあげたいですね。
ノーフォークテリアが掛かりやすい病気として小型犬がなりやすい膝蓋骨脱臼があげられます。
しかしこの病気に関わらず、病気になるリスクはどの病気でもありえるので、少しでも異変に気づいたら動物病院に相談にいきましょう。
筆者がまだ学生だった15年ほど前にノーフォークテリアが気になってペットショップに尋ねたところ、まだ日本にはほとんど入って来ていなかった犬種だったので、「100万くらいするのでは…」なんて言われて諦めた過去があります。
今では、ペットショップで見かけることもありますし、ブリーダーも増えているようですので、以前よりは身近になっており、金額も20~35万円が相場です。
原産地:イギリス
誕生年:19世紀後半
価格:20~30万
平均寿命:12~15歳
体重:5Kg前後
体形:24~26㎝
特徴:小柄、垂れ耳、筋肉質
性格:好奇心旺盛、活発、勇敢、人懐こい
キュートな外見で私たちを虜にするだけでなく、番犬としても頼りになるノーフォークテリア。
愛らしいの笑顔とやんちゃさでご家庭を楽しませてくれること思います。
是非、パートナーに迎えてみてはいかがでしょうか。
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最終更新日 : 2021/04/22
公開日 : 2017/03/20