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最近、 犬 や 猫 を中心としたペットブームによって実に様々なアイテム(グッズ)やペットに関連する施設が増えてきていますね。
中でも、昨今では「ペットサロン」と呼ばれる施設も見受けられるようになりました。
一体ペットサロンとは何なのか、まずはみていくことにしましょう。
「サロン」と聞くとみなさんはどのようなものをイメージしますか?
元々、サロンという言葉は洋風客室や応接室という部屋を意味するフランス語が起源となっています。
上流階級の婦人が客人を招いて社交的な集まりをする場所でもありました。
何となくサロンと聞くとおしゃれなイメージがありますが、間違った印象ではないようですね。
日本ではネイルサロンや〇〇サロンとつく施設は、美容や健康のケアの目的のためにある場所が多かったりします。
ペットサロンも同様のように、ペットのための美容室と考えてみましょう。
つまり、ワンちゃんなどの体全身をお手入れ(トリミングや グルーミング など)してくれる施設がサロンです。
最近ではペットホテルも兼ね備えたペットサロンもあり、飼い主にはありがたいサービスも沢山あります。
ペットの種類や毛の長さにもよりますが、月に1回から2回通うと愛犬の体も綺麗に健康に保つことができるでしょう。
ペットとは言っても大きくいうと犬と猫についてになりますが、ペットサロンのメニューや料金の一般的なところを紹介します。
ペットサロンで用意されているメニューとしては「 グルーミング 」、「トリミング」、「 シャンプー 」、「ブラッシング」、などが基本のコースとして用意されているサロンが多くなっています。
加えて、オプションとして細部のメンテナンス(耳、爪、肛門線、毛玉とり、デンタルケアなど)が用意されていたりします。
ペットサロンによってはお家とサロン間の送迎もしてくれる施設もありますね。
印象としては、犬は猫ちゃんよりもケアすることが多く、料金も犬のサイズによって異なってきます。
チワワ や ミニチュアダックス などの 小型犬 であれば2,000円から5,000円、高い場合になると7,000円から8,000円ほどになることもあります。(メニュー内容で異なります。)
柴犬 や 北海道犬 など 中型犬 は3,000円から10,000円。
大型犬 の ラブラドールレトリバー や ゴールデンレトリバー などは7,000円から15,000円くらいの予算は見ておく方がいいですね。
ときには 秋田犬 のような特大サイズになると9,000円から20,000円程度となっているようです。
メニューと飼い主さんの予算に応じて通い方や実施内容を考えましょう。
猫のメニューを揃えているペットサロンも当然にあります。
場合によってはワンちゃんと同等の費用になることも。
アメリカンショートヘアー や シャム猫 と言った短毛種と、 メインクーン や ラグドール などの長毛種では費用に差があります。
長毛種で毛が長い猫ちゃんはトリミングを実施するメニューもありますが、短毛種ではシャンプーだけを行うサロンも多く存在します。
簡単にブラッシングをするくらいであれば500円程度からで、シャンプーをするコースは短毛種で5,000円ほど。
長毛種であれば6,000円から7,000円程度でシャンプーをしてくれるサロンが多いかもしれません。
長毛種のトリミングは7,000円から8,000円は予算として考えておきましょう。
犬のケアよりはシンプルなメニューになりますね。
最後に紹介するのは「ペットホテル」になります。
ペットホテルは飼い主さんが出張や旅行などで長期的にペットの面倒を見ることができないときにあずける施設です。
多くのペットサロンではペットホテルも兼ねているので便利ですね。
全国には6000ヶ所以上のペットホテルがあると言われています。
費用はペットの種類とサイズで変わるようです。
小型犬であれば3,000円、中型犬4,000円、大型犬5,000円ほどで1泊のあずかり。
猫は小型犬同様に3,000円ほど。
あずかっている間も散歩や爪切り、報告メールやトリミングなどを実施してくれる施設もありますよ。
しかし、いくつか注意点や事前準備が必要です。
他の動物同士の感染症予防のためにワクチン接種、健康状態のチェックやケージ生活の習慣づけをしなくてはいけないと考えましょう。
中にはあずかってもらう日数分のペットフードも必要な場合も。
あずける側の最低限のマナーとして頭に入れておきましょう。
以上がペットサロンのおおまかなメニューと料金関係になります。
ペットサロンによっては、当然異なるメニューと料金になりますので確認も必要です。
次の項目でペットサロンの選び方を解説していきます。
ペットサロンの上手な選び方を紹介していきます。
飼い主さんとペットにとって一番いいペットサロンを選んでくださいね。
以下の2点は特に注意したいところです。
実はこれが一番のポイントかもしれません。
お家から離れたペットサロンを選んでしまうとおっくうになり、サロンに通うことが面倒になります。
そうなると可愛いペットの健康もどんどん低下してくるでしょう。
定期的なお手入れをすることを考えれば自宅から近くて通いやすいサロンを選ぶべきです。
そして、気になるペットサロンが見つかったら実際に話を聴きにいきましょう。
約款や細かなルールがあるサロンは信頼できますね。
ついつい、細かいルールなどは面倒になりますが、それだけあずかる責任を考えているとも言えます。
それらの些細なことがトラブル防止にもなります。
説明を聞いて少しでもわからないところがあれば質問して、明確な答えが返ってくるサロンを選ぶことも大事なポイントです。
せっかくペットサロンにあずけたところで他のペットからの感染症にかかっては意味がありません。
清潔感があって作業風景を確認できるペットサロンを見つけることも重要ですね。
衛生上保てれておらず、サロン内に虫やノミ、ダニがいるようなペットサロンにあずけてはいけませんよ。
施述スペースや部屋の隅々までしっかりと掃除やメンテナンスが行き届いているかをしっかりと見極めましょう。
そして、ペットサロンのスタッフさんがどのように作業をしているかを見ることができないサロンは危険ですね。
例えば、トリミングやグルーミングの最中に動物が暴れたとして乱暴に対応するスタッフさんがいるようでは言語道断。
しっかりとした作業がなされているかを見れるペットサロンでなくてはいけません。
見学の際には注意しておきましょう。
もう一つ紹介するならばスタッフさんの質も見極めたいところです。
当たり前の話ですが、どれほど動物に精通しているかをみて見ます。
例えば、飼い主さん自身に施述前、ペットがどんな性格か。
さわれれることに慣れているか、何か気になることはないか…。
いろんなことを質問してくれて、アドバイスをしてくれるスタッフさんは信頼できますね。
資格が全てではありませんがトリマーなど動物関係の資格を持っていたり上級の資格を持っているほど知識や経験も豊富と想定されます。
その辺も質問してみましょう。
以上のことを意識してペットサロンを選んでみてください。
立地、サロン内と働く人の質。
それらが上手なペットサロンを見つけるポイントです。
ペットサロンについて内容から選び方まで紹介しました。
長くペットと付き合っていくわけですから、大好きなペットのために妥協せずに選んでくださいね。
公開日 : 2017/08/17