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犬の病気、予防方法と対策、症状、原因まで!






犬はもちろん、動物を飼う際の心配事の一つに”病気”があります。
この記事では犬の病気と健康について飼い主として知っておきたい事をまとめてみました。

①予防と対策 ②掛かりつけの病院について ③ペット保険について ④犬の健康状態 ⑤病気の種類と症状 など気になる項目を一つずつ確認していきましょう。

愛犬の健康を守る為、少しでもお役に立てれば嬉しい限りです。

犬の病気について:はじめに…

 

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日頃から愛犬の健康に気を使うのは大切な事です。

では、病気の予防はどうすればいい?症状や病名は?犬の健康な状態ってつまりどういうこと?

など、前提知識として知っておきたい事をまとめました。

いざというときに慌てたりしない為にも、一つずつ確認してゆきましょう。

 

 

犬の病気について:①予防と対策

 

①予防接種

 

犬特有の感染症は数多く存在しますが、そのいくつかは毎年の予防接種を受けることで防ぐ事ができます。

犬の予防接種には、 狂犬病ワクチン、混合ワクチン(2種~9種まで)、フィラリア予防薬、ノミ・ダニ等駆虫薬 があります。

これにより予防できる病気は、 狂犬病、ジステンバー、バルボウィルス感染症、レプトスピラ症、伝染性肝炎(アデノウィルスI型)ケンネルコーフ、犬コロナウィルス感染症、犬フィラリア症 です。

どれも一度かかってしまうと、後から完治させる事は難しい病気ばかりです。

また、致死率が非常に高いものが多く、犬を飼い始めたらまず初めに予防接種を受けさせることをお勧めします。


②避妊(去勢)手術

 

犬の生殖器を摘出する手術の事です。

望まぬ妊娠、犬同士の性行為による感染症や、生殖器の病気に関して予防が可能です。

また持病を持つ犬が出産を行った場合、その子犬にも病気が遺伝する場合もあります。

病気を予防するといった観点からも、避妊手術を受けさせる事をお勧めします。

避妊手術のデメリットとしては性的ストレスから開放される為、肥満になりやすくなります。

 

③健康診断を受ける

 

病気の早期発見や予防のためにも、出来うる事ならば毎年健康診断を受けるのが良いでしょう。

 

④肥満予防

 

犬にとっても、肥満は万病の元になります。

糖尿病や、肝臓障害、免疫力の低下は勿論の事、関節や骨にも負担がかかります。

食べすぎや運動不足、避妊手術後のカロリー摂取量の調節には気をつかいましょう。

 

⑤ストレスを与えないようにする

 

犬がストレスを溜めると ”常同症” という異常行動をとるようになってしまいます。

 

犬のストレスの原因として、引越などで住む家が変わる、家族に赤ちゃんが生まれる、新たにペットを飼い始めるなど環境に変化があった時、散歩量が足りないなど、十分運動が出来ていない。

家族の人達や他の犬と十分に触れ合えない、飼い主との信頼不足、十分な食事と睡眠が取れていない。

発情期に交尾が出来ない、などがあります。

 

他にもストレスを与える要因があれば早急に改善する必要があります。

 

⑥多頭飼いの場合

 

複数の犬が同じ器でご飯を食べたり、同じおトイレを使用していると、そこから感染症が広がる場合があります。

多頭飼いをする場合は出来る限り、複数のご飯の器やおトイレを用意しましょう。

また感染する病気を持つ犬が居る場合は、他の犬とは別部屋で飼う等の配慮が必要です。

 

⑦ブラッシングをしましょう

 

トリミングは毛が一定以上に伸びない種類の犬には特に必要ありません。

しかし、毛が伸び続ける種類の犬にとっては非常に重要なことです。

被毛を清潔に保つために、またダニやノミが繁殖しないようにする為に、特に長毛種の毛のケアは丁寧にしましょう。

動物病院でもトリミングをしてくれるところがあるので、気になる場合は一度相談してみるのがいいでしょう。

 

⑧口腔ケアをしましょう

 

犬に歯磨きは必須になります。

歯磨きをせずに放っておくと歯石が溜まったり、歯周病や口臭の原因になります。

歯磨きは一日一回、または一週間に一回は行いましょう。

歯磨きに慣れさせる為にも、子犬の頃から口周りや口の中に触れることに慣れさせておきましょう。

 

触れても驚かなくなったら以下の手順で歯磨きに慣れさせます。

 

①歯の表面をガーゼで拭うことからはじめましょう。

②ハブラシの臭いを嗅がせたり口の中に入れたりしてみましょう。

③犬用は磨き粉を付け、歯の表面から優しく磨き始め、徐々に奥歯も磨いてゆきましょう。

 

嫌がって磨かせてくれない場合は、犬の歯磨き効果のあるグッズを利用しましょう。

 

⑨爪きりをしましょう

 

運動量が充分な犬は爪と地面が自然にこすれあい、勝手にすり減っていくのでケアの必要はありません。

しかし、運動量の少ない犬や室内犬などは磨り減ったりしないため、伸びた爪で自分の体を足で掻いたときに

皮膚を傷つけ感染症の原因にもなります。そういった場合は爪切りが必要です。

犬の爪は人間と同様、根元の部分には神経と血管が通っています。

十分注意して犬用の爪切りで傷つけないように少しづつカットしましょう。

万が一切りすぎて血が出る場合もあるので、念のため事前に止血剤を用意しておいて下さい。

 

⑩お散歩のタイミングに注意する

 

お散歩は重要ですが、必ずしなければ死んでしまうという事ではありません。

熱中症予防の為、猛暑の時間帯は避けたり、体調が優れない時はお散歩を控えるなど

その日によって様子を見ながら決めると良いでしょう。

 

参照→ 愛犬の健康を守るために、失敗しない犬の予防接種まとめ!費用は?種類は?時期は?

 

 


②掛かりつけの病院は複数みつけておく

 

いざ愛犬が病気になってしまった場合、いつも連れて行ってる病院がお休みだ!どうしよう!

となって慌てる事がないように出来ることなら連れて行ける病院はいくつか見つけておくのが良いでしょう。

新しく受診する病院ではカルテを作成する必要もあります。

既に受診を済ませ、病院側でカルテが作成してあれば、愛犬の状態を把握しやすくなり、診察や治療もスムーズです。

 

 

③ペット保険について

 

予期せぬ事故や病気で多額の医療費が必要になる事があります。

人間の保険と同様、月々一定額の保険料を払っておけば、医療費を半額程度に抑えてくれる ”ペット保険” という仕組みがあります。

いざという時の為にペット保険への加入を検討しておくのもいいでしょう。

 

 


犬の病気について:④犬の健康な状態とは?

 

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愛犬の病気や異常をいち早く発見するためには、彼らの健康な状態というものを知っておく必要があります。

日頃からスキンシップをとり、身体が以下のような状態であるか確認をしましょう。

 

 

①耳

 

健康な状態であれば、犬の耳は特別悪臭を放つことはありません。

耳をめくってみて、悪臭が無いか、耳の中が汚れていないか、傷が無いか耳を痒がっていないかを確認しましょう。

 

②目

 

目はパッチリと開いているか、左右の目は濁りが無く同じ色をしているか、目ヤニは出ていないか

涙が異常に流れ出ていないか、しょぼつかせたり痒がったりしていないか等を確認しましょう。

 

③口

 

口をあけてみて、歯石がついていないか、ニオイはなく、歯茎や下の色はキレイなピンク色をしているか

ご飯の食べ方はおかしくないか、涎を垂らしていないかを確認しましょう。

 

④鼻

 

犬にとって大切な感覚器になります。

犬の鼻は涙腺とつながっていて、常に微量の涙によって鼻の表面は適度に湿り気があってひんやりしており、眠っているときは少し乾燥しています。

観察してみて、鼻水が出ていないか、咳やくしゃみをしていないかを確認しましょう。

 

⑤胴体

 

体全体をやさしく撫でながら、腫れやしこりなどが無いか、触ると異常に嫌がる場所が無い状態かを確認しましょう。

 

⑥皮膚、被毛

 

毛がもつれていたり、油っぽくベトベトしてはいないか。

皮膚が赤く炎症を起こしていたり、異常に痒がったり、ノミダニが付着していないかを確認しましょう。

 

⑦飲食

 

食欲はあるのか、吐いたりしていないか、水を異常に飲んでいないかをチェックしましょう。

 

⑧排泄・おしり

 

毎日のオシッコとウンチの回数や量、色味、臭いは予め状態を把握しておくことが大切です。

また、フードを変えた場合はウンチの状態が変わる場合があるという事にも留意しておきましょう。

排泄に関しては、血便や下痢、血尿や多尿が無いか、ウンチに寄生虫は居ないかを確認しましょう。

また、おしり付近に寄生虫の卵がついていないかも確認しましょう。

 

⑨行動

 

歩き方がおかしい、足を庇う、散歩中に歩くのをやめる、立てない、ぐったりしているなど

日常の動きで気になる異変が無いかを確認しましょう。

 

⑩体温

 

犬の平熱は37.5~39.2℃です。

体温を知る一番簡単な方法は抱っこをする事です。

抱っこした時に いつもより火照っていると感じたら高体温、逆に体温を感じにくい時は低体温の疑いがあります。

また、耳で計れたり、肛門に挿入し体温を測定するペット用体温計も販売されているので、それを利用するのも良いでしょう。

 

⑪血圧

 

自宅でも出来る血圧チェックの方法として 『毛細血管再充満時間テスト』 というものがあります。

方法ですが、まず犬の口を開き、歯茎を白くなるまで指で押します。

白くなったら指を離し元の色に戻る時間を測定しましょう。

正常であれば2秒以内に戻りますが、もし 2秒以上かかるようであれば、血圧の低下が考えられます。

 

⑫脈拍

 

犬の脈拍数に関しては一分間で60~120回程です。

犬の心臓は、左前足の肘を脇腹にくっつけたあたりにあります。

ただし犬種によって足の長さが違いますので、すべての犬にこの目安があてはまる訳ではありません。

心拍数を指先や手の平に感じ取ることができたら、その回数を60秒間数えます。

或いは15秒間の脈拍だけ数え、それを4倍しても構いません。

別の方法としては、足の付け根にある動脈を触診するという方法もあります。

犬がゴロンと横になったタイミングで、床に接している方の足を確保しましょう。

足を確保したら、人差し指と中指を揃え、股間から太ももの内側に沿って少しずつ下にずらしていきます。

拍動を感じる部分をみつけたら数えましょう。

 

⑬呼吸数

 

犬の正常な呼吸数は1分間で10~30回程度です。

犬が休んでいるときにおなかの上下の動きを数えましょう。

 

 

犬の病気について:⑤病気の種類について

 

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犬の病気にも予防接種や一定期間の投薬により防げるものや、日々の生活の中で発病するもの、いち早く病院で処置を行わなければならないものなど様々です。

以下に病気の種類と症状を項目ごとにまとめてみました!

病院につれて行った際の説明などにお役立てください。

 

 

①腫瘍、悪性腫瘍(がん)

 

犬に腫瘍が出来る原因について詳しくは分かっていませんが、老化、遺伝、ストレスや免疫力の低下などが原因のひとつだと言われています。

そして犬が最もなりやすい病気と言われていおり、口腔、皮膚や臓器、全身に巡るものなど種類は様々です。

食欲不振、体重の減少、嘔吐、下痢、血便、鼻血、発熱皮膚のできもの、口腔からの出血、物が食べにくそう 等の症状が出ます。

ですが、これらの症状が現れた時は大分病気が進行している場合が多く、一定期間毎に健康診断を行うなどして用心するのが良いでしょう。

 

②ウィルス性の病気(感染症)

 

狂犬病、ジステンパー、コロナウィルス感染症、犬ヘルペス感染症、レプトスピラ感染症、ハベシア症、ケンネルコフ、パルボウィルス感染症、犬伝染性肝炎、ブルセラ症、イヌアデノウィルス などがあります。

犬の体内に入ったウィルスは完全になくす事ができないことが多く、中には人間に感染するものもあります。

ですが、その殆どは予防接種で防げるので、年に一度必ず混合ワクチンを打つなどしてしっかりと予防し、ダニやノミ、蚊が感染経路になる場合もあるので、犬の過ごす環境にも良く気を使いましょう。

発熱、食欲不振、舌が白くなる、嘔吐、咳、下痢(軟便)、便秘、血尿、突然凶暴になる、水を怖がる等 の症状があります。

 

③皮膚の病気

 

アレルギー性皮膚炎、膿皮症、内分泌性皮膚炎、疥癬症、皮膚糸状菌症、脂漏症 などがあります。

塵やホコリ、花粉、カビ、ノミ、ダニに反応するアレルギー性のものや、ホルモンのバランスが崩れたり、ストレスや不衛生、噛み傷から感染するものなど、原因は様々です。

皮膚を激しく痒がる、皮膚が赤くなる、発疹ができる、海が出る、フケ、脱毛、爛れなどの症状 があればすぐに病院につれてゆきましょう。

 

④関節の病気

 

膝蓋骨脱臼(しがいこつだっきゅう)、股関節形成不全、ウォーブラー症候群、骨軟化症(クル症)、レッグ・ペルテス病 などがあります。

犬種によって発病したり、打撲や外傷、遺伝など様々な原因があります。

足を曲げて歩く、足を引きずっている、走る時にウサギ飛びのようになる、横すわりをする、腰を大きく左右に振って歩く、頭を下げて歩くなどの症状 がみられます。

早期の治療や外科手術が必要な場合もあるので、異変に気がついた時点で病院に連れてゆきましょう。

 

⑤神経の病気

 

てんかん、小脳障害、変形性脊椎症、前庭疾患、水頭症、ホンネル症候群 などがあります。

神経や脳に異常をきたし日常生活に支障をきたすものが殆どです。

難病となるものが多く、日常生活では飼い主の介護が不可欠になることもあります。

歩行困難、痙攣、口から泡を吹く、ふらつく、姿勢がきちんと保てない、首を片側に傾ける、グルグル回る、食欲不振、嘔吐、異常に寝る、片目の瞳孔が小さくなるなどの症状 がみられます。

 

⑥顔に出る病気

 

チェリーアイ、ブドウ膜炎、結膜炎、白内障、外耳炎、中耳炎、耳血腫、鼻炎、副鼻腔炎、鼻腔狭窄、歯周病 、などがあります。

目に出る症状では、 白眼の部分が充血する、眼球の各部分に炎症がおきる、目ヤニ、目のかゆみ、目が白く濁る。

耳に出る症状では、ニ オイのある耳垢、耳をしきりに気にする、頭を振る、鼓膜が破れる、頭が片側に傾く等。

鼻に出る症状では、 鼻水が出る、呼吸がしずらい、くしゃみ、鼻筋が盛上る。

口にでる症状では 口臭がある、歯が抜ける、歯茎の腫れ、出血、など があります。

これらの症状が現れたら無理に触ったりせずにすぐ病院に連れてゆきましょう。

 

⑦呼吸器系の病気

 

肺炎、気管支炎、軟口蓋過長症(なんこうがいかちょうしょう)、気管虚脱、気管支狭窄(しかんしきょうさく)、気胸(ききょう) などがあります。

先天的に呼吸器に異常があり起こるものもあります。

高熱、鼻水、食欲不振、ゼーゼーと荒く呼吸をする、呼吸困難、チアノーゼ(舌や口の中が紫になる)、吐き気、苦しそうに涎を垂らす 等があります。

呼吸困難になれば脳や肺に障害が出ることも多く、一刻も早く治療を受けることが重要です。

 

⑧心臓の病気

 

心不全、フィラリア症、心筋症 などがあります。

元気がない、疲れやすい、運動を嫌がる、呼吸が荒い、酸欠による失神、お腹が膨れる、四肢のむくみ、咳(夜中に悪化するものもある)、息切れ、水を異常に欲しがる、後ろ足の麻痺等 があります。

重篤な症状になる場合も多く、元々心臓病になりやすい犬種や、老犬、肥満の場合には要注意です。

フィラリア症は蚊より感染するので駆虫薬などで駆除、あらかじめ予防薬を投与するなどしておきましょう。

 

⑨消化器系の病気

 

食道アカラシア、食道炎、胃炎、腸炎、便秘、下痢 などがあります。

嘔吐、血の混じった嘔吐、食べ物が誤って気管に入る、首へ触るのを嫌がる、食事が遅い、涎を垂らす、食べるとき大きな声を出す、口臭、脱水症状、体重減少、腹部を痛がる、水を良く飲む、ウンチの回数が増える等 の症状があります。

 

⑩泌尿器系の病気

 

腎不全、糸球体腎炎、ネフローゼ症候群、水腎症、アミロイドーシス、膀胱炎、尿道結石 などがあります。

食欲不振、嘔吐、下痢、オシッコが減る、オシッコが多い、口からアンモニア臭、ぐったりしている、高たんぱく尿、血中コレステロール上昇、腹水、体重減少、水を異常に飲む、発熱、血尿(尿がにごっている)等 があります。


⑪内分泌系の病気

 

糖尿病、低血糖、クッシング症候群、尿崩症 などがあります。

水を大量に飲む、食べる量が増える、体重減少、オシッコの回数が増える、腹部が膨れる、痙攣、下半身が動かなくなる、失明、胴体のみの脱毛等 があります。

犬種により発病しやすかったり、日々の生活環境や食事の食べ方が原因になる場合もあります。

 

⑫寄生虫の病気

 

回虫賞、条虫症、鞭虫症、コクシジウム症 などがあります。

症状として、 食欲不振、下痢、血便、嘔吐、腹痛、腹部のふくらみ、体重減少、貧血、肺炎、肛門周辺を壁や地面にすりつける等 があります。

寄生虫の種類によっては症状が重篤になる場合もあり、一刻もはやい駆虫と治療が望まれます。

 

 


犬の病気について:最後に・・・

 

ここまで犬の病気や健康について確認してきましたが、如何だったでしょうか?

愛犬の健康を脅かす病気や怪我は、僅かに感じた異変がサインとなっている場合があります。

是非日頃から愛犬の状態を観察し、健康に気を配ってあげてくださいね。


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