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元ペットショップ店員が徹底解説!初心者におすすめの種類のペットとは
ペットと一口に言っても様々な種類がいます。
初めてペットを飼う方は、どんなペットを飼おうか迷ってしまいますよね。
そこで、自分に合ったペットを探すためのお手伝いとして、初心者でも飼いやすくて人気の高い動物をご紹介していきます。
ペットとして安定の人気を誇るハムスター。
その理由の一つに飼いやすさが挙げられます。
犬 や 猫 などのペットが飼えない物件は多くありますが、そんな物件でもハムスターのような 小動物 であれば鳴き声や臭いもとりわけ気になりません。
また、部屋を荒らしたりすることもないため、賃貸の部屋でも安心して飼えるのが魅力です。
ハムスターは基本的にケージの中で飼うことになるので、家の中にケージを置けるスペースがあれば飼育することができます。
子供がいるご家庭でも一人暮らしの方でも、狭いスペースで飼うことが可能なことから、人間の生活スペースが無くなることもほとんどありません。
※合わせて読みたい: ハムスターにとって良いケージとは?ケージ選びのポイントと各ケージのタイプメリット・デメリット
多くの ハムスターの種類 は片手に乗るほどのサイズで、ご飯をあげるのも一日に一回ほどでよいですし、トイレも体に見合った量しか出ないため掃除も容易です。
もちろん種類によりますが、多頭飼いが基本的にはできないものの、個別で色々なハムスターを飼ってみるのも個性が見られて楽しいかもしれません。
ただ、雑食性で何でも食べてしまう傾向があるので、ハムスター用以外で体に悪い食べ物を与えてしまうとお腹を壊してしまったり、命に関わることもあるため十分に注意しましょう。
お水も、毎日ご飯の時に新鮮なお水に入れ替えてあげる必要があります。
特に夏の暑い時期は、一日に二回ほど入れ替えてあげられると良いですね。
飲み水は水道水で問題ありませんが、飲み口が汚れやすいため、お水を入れ替える時に丁寧に洗っておくようにしましょう。
※合わせて読みたい: ハムスターの餌やりの方法と与えていい食べ物まとめ!
その他、ケージの中という狭い空間で生活しているので、おもちゃや回し車など、ストレス解消になるものを与えるようにしてください。
ハムスターは齧歯類で一生歯が伸び続けるため、歯を削るためのおもちゃが好適です。
人間が使っている木材では、裂け目が口に刺さってしまうこともあるので、ハムスター用の齧り木を買うようにしましょう。
※合わせて読みたい: ハムスターのおもちゃグッズ13選!ストレス解消だけでなく運動不足解消にも!
ひとくちにハムスターといっても実は種類が多く、人慣れしにくい種類や飼育の難しい種類もいます。
ここでは、初心者でもペットとして育てやすいおすすめのハムスターを紹介します。
優しく人懐っこい性格をしているため、初めてでも飼いやすい傾向にあります。
人間の手に乗ってくれるようになるのも比較的早い種類です。
ただ、気の合わない子同士を同じケージに入れて飼うことはできないため、多頭飼いには向きません。
毛色は茶褐色がスタンダードで、パールホワイトやブルーサファイヤ、プディングなど種類も豊富です。
※ジャンガリアンハムスターの特徴や飼い方については下記記事で詳細にまとめていますので、合わせてご覧になってください。
片手いっぱいになるほど大きくなるハムスターの種類です。
運動量が多いため、回し車やおもちゃなどは欠かせません。
その他にも、走り回れるスペースを確保してあげると良いでしょう。
なお、ゴールデンハムスターの一種である キンクマハムスター も人気です。
※ゴールデンハムスターの特徴や飼い方については下記記事で詳細にまとめていますので、合わせてご覧になってください。
ハムスターの中でも小さい種類で、ドワーフハムスターと呼ばれることもあります。
小さい体に不釣り合いなほど頬袋に食べ物を詰める姿や、ちょこちょこと動き回る可愛らしい姿を見たい方にぴったりです。
体が小さい分、臆病な性格をしているので、すぐに触ったり手に乗せたりすると噛むことがあります。
そのため、見ているだけでも癒されたいという観賞目的の方が飼育に向いています。
またトイレも覚えないので、色々な場所に排泄してしまうのも知っておきましょう。
※ロボロフスキーハムスターの特徴や飼い方については下記記事で詳細にまとめていますので、合わせてご覧になってください。
→ 最小ハムスター「ロボロフスキーハムスター」の生態や飼い方
小さくて愛らしいその姿に魅了される人も多いハムスター。
小動物ということもあり、ペットを飼うのが初めてという方にもおすすめなので、これを見てハムスターを飼いたい、ハムスターのことをもっと知りたいと思った方は下記記事も参考にしてください。
→ 人気ハムスター20種類!飼いやすくておすすめなのはどの種類のハムスター?
犬派と猫派で分かれることも多いペット派閥ですが、最近は 猫カフェ や 猫島 のような観光地があったり、猫に触れ合える場所も増えてきています。
身近に感じられて飼いやすい分、ペットにするなら猫と決めている方もいるかもしれません。
猫は外に出すと野良猫と喧嘩になる恐れがあり、ウイルス感染や寄生虫感染のリスクが高くなります。
また、交通事故で命を失くこともあるので、基本的に室内で飼うことを推奨しています。
そのため、猫を飼ってもいい物件かどうかというところが重要です。
ペット不可の物件では猫を飼えないところがほとんどなので、必ず事前に確認してから決めましょう。
室内を走り回ったり高いところでくつろいでいたりと自由気ままな猫ですが、ちゃんと猫の生態をしっておかないと、人との生活に合わない猫になってしまうこともあります。
猫は基本的にしつけを必要としない動物ですし、猫を人間の都合の良いように変えようとしても意味がありません。
トイレの場所を覚えていないとトイレ以外のところでしてしまったり、高いところにある物を落としたり、壁紙を破ったり障子に穴を開けたり…
人にとって見ればとても困った行動かもしれませんが、猫はいやがらせをしているわけではなく、全て理由のある行動です。
それを理解せずに、無理に猫の行動を治そうとしても、お互いにストレスがたまるだけので要注意。
※合わせて読みたい: 猫のしつけ〜猫の習性を理解して、トイレ・爪とぎ・甘噛み・登り癖をしつけてみよう〜
そこで、猫を飼い始める前により猫のことを知り、猫にも自分にも負担のない種類を選ぶようにしましょう。
種類によっても特徴や性格の傾向にはばらつきがあるため、お好みの子を見つけてくださいね。
いつもは室内を好きなようにお散歩している猫ですが、飼い主さんが家にいない時はケージでのお留守番が必要なケースもあります。
誤ってコードを噛んで火事になったり、何かを誤飲してしまったり、怪我をしてしまったりと事故の元となることがあるためです。
※合わせて読みたい: 元猫の保護施設スタッフが選ぶ、猫の飼育にピッタリなケージ
猫と暮らすときの選択肢として考えられるのが、「保護猫の里親になるか」と「ペットショップやブリーダーから迎えるか」です。
保護猫はほとんどが雑種猫なので、ここではペットショップやブリーダーから迎え入れるときに参考にしたい、ペット飼育初心者におすすめの猫種を紹介します。
猫の中でも飼いやすく、人気の高い種類です。
綺麗な模様と愛らしい顔に魅了される人も多いのではないでしょうか。
この種類は好奇心が強く、自分が思ったことに忠実な猫です。
そのため、気ままに行動する可愛らしい様子に翻弄されたいという猫好きさんにはぴったりです。
それでいて、甘えたい時にはべったりと甘えてくるため、その際は思いっきりかまってあげましょう。
※アメリカンショートヘアの特徴や飼い方については下記記事で詳細にまとめていますので、合わせてご覧になってください。
→ アメショーことアメリカンショートヘアの性格、値段、飼い方
足が短くてちょこちょこと歩く姿が可愛らしいですよね。
短い足でも運動神経は良く、普通の猫と同様にジャンプをしたりすることができます。
毛色も豊富で、短毛種・長毛種ともに存在します。
穏やかな性格ですが好奇心も強く、人慣れしやすいこともあり飼いやすい種類だと言えます。
胴が長く脚が短い種類は、腰や足に負担がかかりやすいので、体重管理が重要。
バランスの取れた食事と適度な運動をさせることを心がけてください。
低年齢で関節の病気が発生しますので、早くから健康診断を受けるようにしましょう。
※マンチカンの特徴や飼い方については下記記事で詳細にまとめていますので、合わせてご覧になってください。
グレーの毛で覆われたしなやかな体とがった耳、グリーンの目が印象的なロシアンブルーは、見るものをうっとりさせます。
狭いところや高いところもお手の物なので、置き場所が確保できそうであれば キャットタワー を用意してあげると良いでしょう。
短毛種ですが、ダブルコートで抜け毛も多いので、ブラッシングやコーミングは必須です。
子猫の頃からこまめなブラッシングを行うことで、嫌がらずにケアさせてくれるようになりますよ。
性格はプライドが高く媚びない、まさに猫的性格。
ただ、飼い主と絆が結ばれると言うことは忠実に聞けるようになるため、コミュニケーションを上手くとって良い関係性を築き上げてくださいね。
※ロシアンブルーの特徴や飼い方については下記記事で詳細にまとめていますので、合わせてご覧になってください。
ご紹介した猫の種類はほんの一部で、もっとたくさんの品種がいます。
もっと猫のことを知りたい、自分に合った猫を見つけたいという方は下記記事も参考にしてください。
→ あなたは猫のことをまだまだ知らない?猫の歴史、生態、体のふしぎから、飼い方、飼育グッズまで総解説
→ ペットとして人気の猫75種類!定番で飼いやすい猫はどの種類?
→ 子猫の飼い方マニュアル。子猫の食事やケアの仕方、飼育にかかる費用、注意点
ペットとしてメジャーな犬は、不動の人気を誇っています。
ただ、とても種類が多くてどの犬を選んでいいか迷ってしまいますよね。
犬の種類や大きさなど、選ぶ基準は様々ですが、この項目で犬について少し見ていきましょう。
チワワ や ポメラニアン など、小さくて可愛らしい小型犬は散歩の時間と量も少なくて済みます。
部屋のスペースもあまりとらないため、一人暮らしでも飼えないということはありません。
※合わせて読みたい: 人気の小型犬15選を解説。小型犬の条件、種類、特徴や飼い方
柴犬 や ボーダー・コリー などの中型犬は個性が別れていて、運動量がとても多く活発な種もいれば、大人しくて温厚な種もいて、選ぶのに迷ってしまいます。
しかし、個性の幅が広いからこそ、自分に合った種類を見つけやすいとも言えます。
※合わせて読みたい: 飼いやすくて人気の中型犬15選。中型犬の条件、種類、特徴は?
ラブラドール・レトリバー や セントバーナード などの大型犬は、散歩の時間や量も多く、年を取ると介護など飼育上難しいことは出てきます。
その反面、人間の生活に欠かせない役割を担ったり、助け合える相互の関係になれるので、ペットとより深いパートナーとしての関係性を築きやすいです。
※合わせて読みたい: 飼いやすくておすすめの大型犬14選!大型犬の種類や特徴、飼い方を解説
大きさだけでもこれだけの違いがあるので、もっと細かく自分の生活スタイルや性格、好みなどを挙げていくと、きっとお気に入りの犬種に出会えることでしょう。
ドッグフードやおやつなどは犬種やそれぞれの好みによって向き不向きがあるため、実際に飼う段階になってから考えれば大丈夫です。
→ 安心・安全なおすすめドッグフードランキング!犬の餌やりの方法や注意点も解説!
おもちゃは口に入るものなので、犬用の安全な物を選んでおく方が良いでしょう。
→ 犬向けおもちゃ10選!愛犬のストレス解消だけでなくしつけや歯磨き効果も!
前述した通り、犬はおおまかに小型犬・中型犬・大型犬にわけられます。
住環境によっての向き不向きもありますが、ここでは小型犬・中型犬・大型犬からそれぞれ1種ずつ、初心者でも飼育しやすい犬種を紹介します。
とても人懐っこくて穏やかな性格なので、初心者でも飼いやすい犬種と言えます。
他の犬にも優しく接することができる社交性を持ち合わせ、多頭飼いも大きな問題はありません。
子供とも仲良く遊べるので、家族全員と馴染みます。
被毛はゴールド、ブラック、ホワイトなどの単一色や、複数の毛色が入ったパーティーカラーなどバリエーション豊富。
長毛種なので、被毛を美しく伸ばすもよし、サッパリとカットするもよし、ヘアスタイルも楽しむことができます。
皮膚炎や外耳炎を患うことがとても多いので、早い段階で保険には加入しておいた方が良いでしょう。
※シーズーの特徴や飼い方については下記記事で詳細にまとめていますので、合わせてご覧になってください。
忠誠心溢れる犬種です。
ワンオーナー制なので、主人と決めた人以外は、家族でも主人と同等には言うことを聞かない傾向にあります。
その分固い絆で結ばれていることの証ですので、気まぐれに主人を困らせたりしつけを破ったりすることも多くありません。
つぶらな瞳とくるんと巻いた尾が特徴的。
中でもとりわけ小型の個体は豆柴と呼ばれ、非常に人気があります。
噛むことを自己表現の有効な手段だと勘違いしてしまうと、飼い主さんでも手を焼くことになるので、噛まないように育てましょう。
※柴犬の特徴や飼い方については下記記事で詳細にまとめていますので、合わせてご覧になってください。
盲導犬や聴導犬でも活躍する犬種です。
その賢さもさることながら、感情を読み取る力に長けているので、人間の気持ちを表情を察知して行動することができます。
性格は温厚ですが大型犬なので、赤ちゃんや小さい子供がいるうちはラブラドールの方が大きいために注意が必要です。
また、体力があるので1日1時間程度の 散歩 は欠かせません。
知的好奇心も強い犬種なので、単に散歩させるだけでなく、ボールやフライングディスクを投げて取りにいかせたりするなどのアクティビティも取り入れてあげると良いでしょう。
※ラブラドール・レトリバーの特徴や飼い方については下記記事で詳細にまとめていますので、合わせてご覧になってください。
小型犬、中型犬、大型犬と人気の高い種類を大きさごとにご紹介しましたが、他にも色や性格、毛質など、人それぞれ好みがあると思いますので、自分に合った犬種を見つけてください。
お気に入りの犬種探しのお手伝いに、犬のことを掘り下げた下記記事も参考にして頂けると幸いです。
→ あなたの知らない犬のコト!犬の歴史から種類、性格、飼い方、飼育グッズまで総解説
→ 人気の犬70種類!ペットとして飼いやすい定番犬種を体重別に網羅!
→ 犬の飼い方、費用、エサ、トイレ、しつけ、病気、老後のお世話まで
→ 子犬の飼い方マニュアル。子犬のしつけや育て方、食事やシャンプーの注意点
ウサギカフェや うさんぽ という言葉があるほど、ブームに火を付けているのがうさぎです。
家でペットを飼えないからウサギカフェに行ってうさぎと戯れる、うさぎのいるペットショップ巡りをするなんて休日もいいですが、やはり家にウサギがいたら毎日癒されて過ごせますよね。
うさぎはナイーブなのでペットとしては決して飼いやすいとは言えない動物ですが、そんなうさぎについて触れていきます。
うさぎは環境の変化に弱く、ペットショップから連れてくるときや引っ越しのときなどストレスを感じやすい動物です。
もしうさぎを飼おうかと検討している方は、直近で環境の変化がないということが望ましいです。
条件さえ合えば、鳴き声がなく臭いもそこまで気にならないため、ペットに向いていると言えるでしょう。
自己主張が控えめなうさぎですが、実はすごく嫌だったり怒ったりした時にする仕草があります。
それがスタンピングです。
後ろ足で地面を何回もダン!ダンダン!と踏み鳴らしていたらそれがスタンピングです。
鳴いたり吠えたりと感情表現をしない分、うさぎの発達した後ろ足で感情を表現しているのです。
スタンピングをした際は、うさぎのストレス要因として考えられるものを取り除いであげるようにしてください。
日本のペットショップで見かけるうさぎの種類はあまり多くないですが、数少ない中にも初心者には飼育難易度の高い種類がいます。
特に、長毛種のうさぎは毎日のブラッシングが欠かせないなど、細やかなケアが必要な子も。
ここでは、初めてうさぎと暮らす人でも飼育しやすい種類を紹介します。
ピーターラビット のモデルになったとも言われる種類です。
体は薄茶色の毛で覆われていて、活発で元気な性格です。
うさぎ特有のぴょんぴょんと飛び回る愛くるしい姿を見たい方にはぴったりでしょう。
うさぎの中でも小型種で、成体になっても1kgほどにしかなりません。
活発で人懐っこく、飼い主を噛んだりすることもほとんどないので、かわいらしさと飼いやすさ、どちらの観点からも非常に人気の高い種類です。
抱っこが大好きな品種ではないので、かわいらしい様子を見る、撫でるがメインになるかと思います。小m
※ネザーランドドワーフの特徴や飼い方については下記記事で詳細にまとめていますので、合わせてご覧になってください。
うさぎの特徴でもある耳が垂れている種類です。
おっとりしていて温厚な性格なので、抱っこしたり撫でたりしたい方におすすめです。
知能が高く、遊び好きなので1日のうち10分ほどはケージから出して自由に遊ばせてあげると良いでしょう。
大きさは1.5kg~5kgと、個体差の大きいうさぎです。
後ろ足の蹴る力が強く、蹴った拍子に自分の背骨を折ってしまうこともあるため注意が必要です。
※ロップイヤーの特徴や飼い方については下記記事で詳細にまとめていますので、合わせてご覧になってください。
うさぎも種類によって性格や毛質、生活習慣などに違いがあるので、自分に合った子を探して見つけてください。
もっとうさぎのことを知りたい、飼ってみたいと思った方は、下記記事を参考にしてみてくださいね。
→ うさぎの飼い方解説!値段、選び方、種類、餌、しつけ、エサについて
動物園 ではフラミンゴやダチョウなど大型の鳥が目立ちますが、実はペットとして飼える鳥も種類豊富で人気が高いのです。
セキセイインコ や 文鳥 など、 小動物 に分類される小鳥も多く、ペットショップではつがいで飼育されていたりと育てやすい基盤を整えてくれているところも多いです。
基本的には鳥かごで育てることになりますが、掃除の際や触れ合おうとケージを開けた時に脱走されてしまうこともあるため、戸締りには十分気を付けましょう。
また、ベランダや家先で飼うと、野良猫や カラス などに狙われる危険性があるため、室内で飼うことを推奨します。
飛ぶ種類の鳥を飼うときは、鳥かごを高い位置に設置すると下に糞が落ちたり汚れやすいので、下に物を置かないようにすることが望ましいです。
ただ、人間より高い目線に鳥かごを置くと主従関係が曖昧になってしまうため、注意してください。
基本的には体のサイズが小さいにもかかわらずとても知能が高いです。
また、寿命も10年以上であることも多く、先の未来まで考えてから飼育するようにしましょう。
※合わせて読みたい: 鳥の種類ごとに合う鳥かごはどれ?鳥かごの必要性や選び方のポイントも解説
数多くの種類がいる鳥類の中には、ペットとして飼育できる種類と、できない種類(野鳥など)がいます。
ここではペットショップやブリーダーからお迎えできる、一般的なお部屋でも飼いやすいペットとして人気でおすすめの種類を紹介します。
ここではセキセイインコをご紹介します。
カラーバリエーションが豊富でメジャーなインコの種類です。
どこのペットショップにもたいてい取り扱いがあるので、手に入れやすいのも人気の理由のひとつでしょう。
あまりないことではありますが、オスの中にはちょっとしたおしゃべりをしたり、飼い主のところまで飛んできたりと、可愛らしい一面もあります。
※セキセイインコの特徴や飼い方については下記記事で詳細にまとめていますので、合わせてご覧になってください。
※合わせて読みたい: どの種類が初心者にも飼いやすい?インコの人気種の特徴や飼い方。オウムとの見分け方も解説
ここではオカメインコをご紹介します。
真っ赤に染まった可愛らしいほっぺたがチャームポイントのオウムです。
名前にインコと付いていますが、基本的には冠羽が付いているものはオウム、付いていないものはインコと見分けることができます。
オカメインコの羽は丸みを帯びていて、尾羽が長いのが特徴です。
尾羽を手入れする時の仕草も見逃せません。
※オカメインコの特徴や飼い方については下記記事で詳細にまとめていますので、合わせてご覧になってください。
→ 実はオウムの仲間です! オカメインコの歴史、品種、性格、飼い方
※合わせて読みたい: オウムの種類や飼い方。オウムとインコの違いも解説!
ほとんど飛ぶことがないため、ケージを床に置いて飼うことができます。
比較的温厚で人懐っこい鳥の種類です。
手をかけてやると、名前を呼ばれてついてきたりするようにも。
ヒナを購入して飼育する方法と、有精卵を購入して自宅で孵化させたのち飼育する方法があります。
孵化させるのは手間も時間もかかり、楽ではありませんが、生まれたひな鳥への愛情はひとしおでしょう。
ただし、鳴き声はかなり大きなものになるので、集合住宅で早朝から鳴かれると困る、という場合には飼育が困難かもしれません。
実は渡り鳥でもあるので、海を越えて移動する力を持っていることも忘れずに。
※うずらの特徴や飼い方については下記記事で詳細にまとめていますので、合わせてご覧になってください。
→ うずらの孵化方法と飼い方。実は江戸時代から飼われている?
その他、鳥類に関しては下記記事で詳しくまとめています。
今回ご紹介したインコ、オウム、うずらはもちろん、 文鳥 もとてもかわいい小鳥です。
また、ペットとしては飼いづらい フクロウ など、幅広く鳥の種類をご紹介しています。
→ 鳥の種類と飼い方!文鳥やインコからチャボ、アヒル、ペンギンまで鳥ペット徹底解説!
あまり聞きなれない動物かもしれませんが、小動物のペットとしては密かなブームになっています。
まだご存知ない方も、デグーを飼おうか迷っている方もぜひご一読ください。
デグーはネズミの仲間で、 齧歯類 に分類されます。
ネズミ特有の長い尻尾と、伸び続ける強靭な歯が特徴です。
ペットショップでも見かけることの多いデグーですが、見た目は ネズミ に近いですよね。
そこに抵抗感のある方もいるかもしれませんが、実はペットに向いている優秀な小動物です。
大きさは手乗りサイズでハムスターとそれほど変わりません。
ただ、ハムスターよりも群れで暮らすことに慣れているので、より早く人に懐きやすい傾向にあります。
一匹で飼うと飼い主を何よりも愛し、甘えた声で鳴いたりすり寄ってきたりと可愛らしい一面を見せてくれることもありますよ。
多頭飼いする場合は、デグー同士の仲睦まじいところを見て癒されますが、その分飼い主への愛情が減ることもあるため、初めは一匹で飼うのが望ましいです。
気を付けたいポイントは、齧歯類で歯が伸び続けるため、なんでも齧って歯を削ろうとします。
デグーの手の届く範囲にコード類や家具など、噛まれて困るものは決して置かないようにしましょう。
デグーは基本的にはケージで飼うことになりますが、たまにお散歩で外に出してあげてみてください。
すると、後を付いて来たり肩に登ってきたり服の中やポケットに入ってきたりと、飼い主にしか見せない可愛らしい行動をとることがあります。
そうなったらもうデグーが心を許した証拠なので、積極的にかまってあげましょう。
逆にさみしさから病気になることもあるので、かまってあげる時間が取れないのであればデグーさんを家族に迎えるのは難しいかもしれません。
まだ慣れていないうちは、手を出したら噛まれたり飛び回って逃げたりするので、無理に触らないようにしてください。
ハムスターよりも噛む力が強いため、小さい子供や赤ちゃんが触ったり近づくときは要注意です。
デグーの特徴や飼い方については下記記事で詳細にまとめていますので、合わせてご覧ください。
→ ペット人気急上昇中のアンデスの歌うネズミ!デグーの特徴や毛色、飼い方を解説
ハムスターやうさぎに次いで人気のある 小動物 といえば、モルモットが挙げられます。
動物園 でふれあい動物として飼育されていることも多いモルモットですが、動物園に行かなくてもお家で飼育することができます。
北欧では、単独でモルモットを飼育すると虐待と判断されることがあるほどに寂しがりやでもあります。
ペットショップに行くと、モルモットを扱っている店舗は多いです。
飼育のしやすさと人気の高さがうかがえますね。
小動物の中では比較的大きめのモルモットですが、飼育の難易度はそれほど高くはなく、一人暮らしの方でも飼えないということはありません。
基本的にはケージの中で飼いうことになりますが、狭いケージの中で飼うとストレスが溜まってしまうため、たまにケージから出して平らなところを走らせてあげましょう。
ずんぐりした体と短い手足が特徴で、高いところに登ったりもしないことからステップを用意する必要は特にありません。
部屋で遊ばせるときには段差から落ちることのないよう気を付けてあげてください。
齧歯類の中でも歯が強力なので、遊ばせる時は噛まれて困るものを届く範囲に置かないようにしましょう。
慣れていないうちは、口元に手を持っていくと食べ物と間違えて噛まれてしまうこともあるためご注意ください。
モルモットは希少種もあわせると17種類ほどいると言われています。
ペットショップには純血種の他、雑種(ミックス)がいることも多いですが、ここでは純血種に絞って初心者でも飼育しやすい種類を紹介します。
一般的に見られる、ストレートヘアーのモルモットです。
ショートモルモットとも呼ばれていて、その名の通り短毛で、ブラッシングの手間も少なく人気の種類と言えます。
イングリッシュモルモットと比べると毛が長く、くるくると巻き毛になっている種類です。
毛のお手入れの回数は増えますが、なんともいえない体つきが愛くるしいです。
体はスタンダードな毛質で、頭頂部だけ分け目があるモルモットです。
ペットショップで見かけることが増えましたが、まだ他のモルモットに比べると珍しい種類になります。
モルモットは、カラーや毛質も様々なので、自分のお気に入りの子が見つかるまでいろんな子を見ていくのも楽しいかもしれません。
よりモルモットについて詳しく知りたいという方は、下記記事を参考にしてください。
→ 初心者でも飼いやすい小動物「モルモット」生態や飼い方とは
コートやマフラーなどの毛皮として有名なチンチラですが、今はペットして飼うことも多く、そのふわふわな毛質と可愛らしい見た目が人気となっています。
ファーになるだけあり、その毛質は一度触ると病み付きになってしまいます。
毛並みを気にする動物なので、あまりに触っているとご機嫌を損ねるので注意してください。
毛皮に覆われているので、見た目通り暑いのが苦手です。
チンチラの過ごしやすい気温はおよそ15〜22度と言われています。
そのため、夏は冷房を付けっ放しでいないと熱中症になることもあります。
冬は暖房は常に付けている必要はありませんが、最近はペットショップなど暖かい環境で飼育されている個体も多いため、意外と寒がりな子も少なくありません。
チンチラが暑いかどうかを判断する方法として、大きな耳があります。
数少ない皮膚が出ている部分であり、そこから熱を放出することになります。
そこで、耳を触って熱かったり赤くなっていたら暑いという合図なので、室温を下げてあげましょう。
警戒心が強くて神経質な動物ということもあり、懐くまでには時間を要することがあります。
ただ、一度懐いてしまえばプゥプゥと鳴いて甘えてきたり、撫でて欲しいがためにくっついてきたりと愛くるしい表現をすることも多々あります。
チンチラは、まだペットショップでも見かけることの少ない小動物ですが、カラーも豊富で個体によって性格も全く違います。
できれば人に慣れている子を選ぶと、お家に連れてきてからの飼育もスムーズにいくのでおすすめです。
よりチンチラについて詳しく知りたいという方は、下記記事を参考にしてください。
→ 触り心地抜群の小動物ペット「チンチラ」の特徴や値段、大きさ、飼い方
最近では、金魚を題材とした アクアリウム が開催されるなど、金魚の人気もじわじわと強まってきています。
そんな綺麗な金魚を家で飼うと、毎日水族館気分が味わえます。
金魚にもたくさんの種類があり、自分の好きなカラーや形があります。
水槽を少しアレンジして、春夏秋冬の植物を入れてみたり、お菓子の家やおもちゃの兵隊などのような可愛らしい置物を置いたりして、オリジナルの水槽を作るのも醍醐味ですね。
綺麗な金魚を飼いつつ、その水槽がおしゃれなインテリアにもなる一石二鳥の飼育方法ができるのはお得感満載です。
水を綺麗に保ってあげることで、金魚の美しい姿もレイアウトも映えることに繋がるため、掃除は欠かさないように気を付けましょう。
観賞魚の中でも昔から日本で馴染みのある金魚ですが、実はひとえに金魚といってもカラーの違いなどだけではなく、種類も豊富です。
そして、他の種との混泳には向いていない種類や、細やかな水温調整が必要な種類など、初心者には飼育が難しいものもいます。
ここでは、アクアリウム初心者でも飼育しやすい、ペットにおすすめの金魚を紹介します。
金魚の中でもポピュラーな種類で、名前を聞いたことのある方も多いのではないでしょうか。
体が丸っこくて可愛らしいのが特徴です。
※琉金の特徴や飼い方については下記記事で詳細にまとめていますので、合わせてご覧になってください。
目の下が風船のように膨らんでいる種類です。
プクーっとしているように見えるとても可愛らしい表情と、ゆらゆらと水泡を揺らしながら泳ぐ姿に癒されること間違いなしです。
丸々とした体が特徴で、品評会などもあるほど有名な金魚です。
個体によっては何十万という高値がつくこともあります。
もちろん、ペット向きに安価で提供しているところもたくさんあるのでご安心ください。
※らんちゅうの特徴や飼い方については下記記事で詳細にまとめていますので、合わせてご覧になってください。
金魚の種類はたくさんいます。
個体によって用意するものも異なってきますので、より金魚のことを詳しく知りたいという方は下記記事を参考にしてください。
→ 金魚を飼う方に。種類、値段、病気、飼い方、飼育グッズなど
ペットショップやホームセンター、縁日でも見かけることもある亀。
もこもこふわふわなペットもいいですが、水の中をゆるりと泳ぐ亀を見て癒されるのも良いですよね。
日向ぼっこで陸地にあがることもある亀ですが、主に生活するのは水の中です。
糞尿も水の中で済ませるため、水が濁ったりしないように小まめな掃除が必要となります。
基本的には室内で飼うことになりますが、日向ぼっこなどをさせる時や外に水槽を置く時は、野良猫やカラスに襲われたりしないかを事前に確認しましょう。
あまり長い時間放置すると干からびてしまったり水温が高くなってしまうので、日向ぼっこさせる際は目の届く範囲でさせましょう。
慣れてくると、水槽の外でも呼ぶと壁際まで来てくれたり、手を入れると乗ってきてくれたりするようになります。
筆者が飼っていた亀は、手の上に乗ったまま日向ぼっこをして居眠りしていたことがあります。
鼻息で鼻が動いたり、目をつぶって寝ている姿を見ると癒されますよ。
カメは、成長するにつれて体がとても大きくなる種類もいます。
また、長寿の象徴にもされている通り動物の中では寿命が長いため、どの種類のカメでも、家族に迎え入れる際には長い先を見通すことが大切です。
ここでは様々いるカメの中でも、カメ飼育の初心者でも飼いやすいおすすめの種類を紹介します。
ゼニガメとは、日本に生息する 「ニホンイシガメ」 と 「クサガメ」 の幼体(稚ガメ)の別名です。
かつての日本では、ゼニガメといえばニホンイシガメを指していました。
数が減ったニホンイシガメの代わりにクサガメがペットとして飼われることが増え、いつの間にかクサガメの幼体もゼニガメと呼ばれるようになったのです。
そして今やゼニガメ=クサガメという認識の方が一般的なので、縁日のカメ釣りやペットショップで見るゼニガメはクサガメであることがほとんどです。
ゼニガメ(クサガメ)は、黒っぽい甲羅で、厚みがあるのが特徴です。
また、意外と行動力があり、ちょろちょろと動き回るため、掃除の際は脱走に気を付けてください。
活発に遊ぶ姿を見たい方にはぴったりです。
なお、寿命が20~40年と愛玩動物の中でも長い方なので注意しましょう。
※ゼニガメ/クサガメの特徴や飼い方については下記記事で詳細にまとめていますので、合わせてご覧になってください。
→ 実は2種類存在する!?縁日で見かける水棲ガメ「ゼニガメ」の特徴や飼い方を解説
→ 名前の由来はその臭い!?とても長寿なカメ「クサガメ」の生態や特徴、飼い方を解説
亀は大きくなると飼育に困ってしまうということがありがちですよね。
そんなあなたにおすすめなのが、このミシシッピニオイガメです。
亀の中でも最小と言われるサイズで、幼体で1〜2cmほどしかないのです。
亀を飼いたいけれど、スペースにお悩みの方や大きくなるのが心配な方は、ミシシッピニオイガメを検討してみてはいかがでしょうか。
ちなみに、その名前から「臭いがあるのでは?」と気になるところですよね。
臭腺があるため、「ニオイガメ」という名前がつきましたが、日頃の生活の中で臭腺から臭いを放つことはまずありません。
亀は種類によって想像以上に大きくなるので、スペースや飼育に困ってしまうことがあります。
また、長生きもするため、年月が経って飼えなり、飼育放棄されてしまうことが少なくありません。
先々のことをじっくりと考えて迎えるようにしてください。
カメの特徴や飼い方については下記記事で詳細にまとめていますので、合わせてご覧になってください。
初心者におすすめの人気のペットを取り上げてきましたが、興味のそそられる動物は見つかりましたでしょうか。
ペットと一緒に住む上では飼い主との相性がものすごく重要になりますので、見た目だけで判断するのではなく、できる限りペットと事前に触れ合った上で検討するようにしてくださいね。
監修:獣医師 山口 明日香(やまぐち あすか)
日本獣医生命科学大学獣医学部獣医学科卒後、2つの動物病院に勤務し、現在も臨床獣医師として働く。
ワークライフバランスを整えるため、在宅でのLINEおよび電話による健康相談、しつけ相談も開始。
その過程で、病気のみならず各種トレーニングと問題行動の大変さ、大切さを知る。
今後は学校飼育動物学で学んだ動物飼育と、子供の情緒の発達についても発信し、獣医動物行動研究会において問題行動の知識を深め、捨てられる動物が減るように正しい情報を伝えるべく模索中。
最終更新日 : 2023/07/26
公開日 : 2016/08/11