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最小ハムスター「ロボロフスキーハムスター」の生態や飼い方






「鳴かない・飼育スペースを多く必要としない」ことから、飼いやすいペットとしても超定番のハムスター。

その中でも、ロボロフスキーハムスターとは、どのような種類なのでしょう。
どのような生態や特徴、魅力があるのでしょうか。

ここでは、ハムスター飼育の上級者向けであまり懐かないと言われるロボロフスキーハムスターの生態や特徴、飼い方を紹介します。

ロボロフスキーハムスターのお迎えを検討している方は、是非お迎えする前に一読してみてください。

ロボロフハムスターの生態や特徴紹介

 

 

ロボロフスキーハムスターは、最も小さい ハムスターの種類 です。

ペットとして飼育されるゴールデンハムスターやジャンガリアンハムスターに比べると、あまり見かけることのないマイナーな種類です。

 

ロボロフスキーハムスター最大の特徴は、目の上にある眉毛のような白いパッチです。

目の上にパッチを持たないタイプも存在しますが、ほかのハムスターのように、豊富なカラーバリエーションは存在しません。

 

野生ではロシア(旧ソ連)に生息しています。

平らな砂漠地帯に住み、浅いトンネルを作って生活しています。

ハムスターの中では比較的寒さに強い体質です。

 

分類はヒメキヌゲネズミ属で、名前の由来はRoborovskyという地名とKozlovという探検家にちなんで名づけられました。

ゴールデンハムスター などに比べ、まだまだ歴史の浅いハムスターです。

 

ほかのハムスターに比べ乾燥した地域に生息しているため、水分調整機能が優れており、水分や野菜をあまり必要としません。

野生環境では頻繁に砂浴びをしますが、飼育下では衛生面がしっかりしていれば、砂浴びはさほどしなくなると言われています。

 

大きさ、体重、寿命

 

最小のドワーフハムスターと呼ばれるロボロフスキーハムスターの大きさは、全長7㎝~10㎝程度しかありません。

体重は15g~30gで、ジャンガリアンハムスターの体重が約35g、ゴールデンハムスターでは約120gですので、非常に小さく軽いことが分かります。

 

寿命 は約2年程です。

短いように感じますが、 ジャンガリアンハムスター とさほど変わりません。

基本的にハムスターは短命な生き物です。

 

性格

 

捕食される側であるハムスターは、とにかく臆病です。

ハムスターの中でも、特にロボロフスキーハムスターは臆病で、危険を察知すると即座にダッシュで逃げる習性があります。

そこまで神経質というわけではないのですが、ヒゲの量もほかのハムスターより多く、周囲を常に警戒しています。

 

オスとメス

 

ハムスターは哺乳類ですので、 と同じように生殖器で性別を見分けることができます。

しかし、ロボロフスキーハムスターは体が小さいため、判別がつきにくく、ペットショップでも間違われることは珍しくありません。

 

活動時間

 

ハムスターは完全な夜行性ですので、日中はほとんど寝て過ごします。

しかし、夜になると昼間の大人しさとは打って変わり、非常に活発になります。

 

ケージ 内を走り回ったり、穴を掘ってみたり、回し車で走り回ったりと、大忙しです。

ハムスターの活動時間は、大体21時頃~5時頃までです。

 

 

「上級者向け」のロボロフスキーハムスター!?その理由とは

 

 

ロボロフスキーハムスターは、ゴールデンハムスターやジャンガリアンハムスターと比べると、「上級者向け」と言われてます。

なぜロボロフスキーハムスターは上級者向けと呼ばれるのでしょう。

その理由を紹介していきます。

 

懐きにくい

 

基本的に逃げる習慣があるため、「懐かないハムスター」として有名です。

攻撃的ではありませんが、懐くことはほぼありません。

 

手乗りというよりは、観賞用として見て楽しむハムスターです。

そのため、初心者向けとは言えません。

 

ケージを汚す・トイレを覚えない

 

トイレ は基本的に興奮したときや驚いたとき、回し車で遊びながらすることが多いため、指定された場所ですることはありません。

また、敷材でトンネルを掘り進んだり、まき散らす習性があるため、ケージ内の掃除が頻繁に必要です。

これらの行動は習性ですので、止めることは不可能です。

 

病院で診てもらいにくい

 

そもそもハムスターは体が小さいため、できる医療行為はまだ少ないことが現状です。

その中でも特に体の小さいロボロフスキーハムスターは、病院で診察を拒否されることもあります。

注射などの針が体に大きすぎることや、合う薬剤の規格などが少なく、行える医療行為が非常に少ないことが原因です。

 

情報が少ない

 

メジャーなゴールデンやジャンガリアンに比べ、飼育書などでの情報が少ないことも初心者に不向きな理由です。

情報が得られない分、あらかじめハムスターに関する予備知識や経験が豊富であるほうが、飼いやすいでしょう。

 

体が小さい

 

体が小さいということは、ハムスターの体調チェックがしにくいということです。

そのため、異変を見逃してしまう可能性があります。

ハムスターの異常が簡単に発見しにくいぶん、事前に知識や経験があると心強いと言えます。

 

毎日行いたい健康チェックとして、以下の項目が挙げられます。

 

  • 毛並みにツヤはあるか
  • 耳に汚れはないか、活発に活動する夜中でも耳がくしゃくしゃしていないか
  • 鼻水は出ていないか
  • 目に輝きはあるか
  • 尻尾が濡れていないか
  • 下痢はしていないか
  • 食欲や元気はあるか
  • 体重の急激な変化はないか
  • 体にしこりやできものはないか

 

これらの項目は、ほとんどが目視で確認することができます。

懐いていないハムスターを無理やり触る必要はありませんが、しこりなどは触って確認したほうが的確です。

 

 


ロボロフスキーハムスターの魅力は?

 

 

satoさん(@mmmlip000)がシェアした投稿 -

 

上級者向けと言われ、あまり人に懐かないロボロフスキーハムスター。

しかし、ハムスター好きの中では、ロボロフスキーハムスターは人気がないわけでは決してありません。

では、ロボロフスキーハムスターには、どのような魅力があるのでしょう?

 

多頭飼いがしやすい

 

ゴールデンハムスター種の キンクマハムスター やジャンガリアンハムスターは、多頭飼いが難しく、複数飼育する場合には、それぞれにケージが必要となります。

それに比べると、ロボロフスキーハムスターは1つのケージ内で、複数匹飼育することが可能です。

 

相性もありますので、全てのハムスターが同居できるというわけではありませんが、仲間同士でくっついていることで安心するため、比較的複数飼いに向いています。

特に、メス同士であれば同居できる可能性が高く、ペットショップでくっついているグループのほうが相性が良いとされます。

 

鑑賞用としての需要が高いロボロフスキーハムスターですが、複数で寝ている姿や、回し車で遊んでいる姿が非常に可愛らしく、見てて飽きません。

複数飼いができるという理由だけで、飼ってみる価値は十分にあると言えるでしょう。

 

噛まれにくい

 

嫌なことがあるとすぐに走って逃げる習性があるため、怒って噛まれる、ということはほとんどありません。

ハムスターは個体にもよりますが、特にジャンガリアンハムスターは噛んでくるタイプの子も少なくありません。

本気で噛まれると、なかなか離してくれず、出血することも珍しくありませんので、噛まれるのが嫌な方にはおすすめです。

 

散歩が必要ない

 

広いケージで、回し車を入れておけば、基本的に散歩の必要はありません。

下手にケージの外へ出すと、素早い動きや小さな体から家具の隙間などに入り、見つかりにくく厄介です。

あまり外に出す習慣を付けずに、ケージ内の環境を整えたほうが、快適で安全な生活を送ることができます。

 

頑張れば少し懐く

 

臆病な性格ですので、人には基本懐きませんが、全くもって進歩がないわけでもありません。

頑張って根気強く世話をしていると、飼い主さんの近くに走り寄ってきたり、手の上に乗ってくれる子もいます。

そのためには、ハムスターの習性をよく理解し、ストレスや恐怖心を与えない世話を心がける必要があります。

 

 

ロボロフハムスターの飼い方

 

 

ケージ

 

体が小さいのでケージも小さめで十分と思いがちですが、これは違います。

ロボロフスキーハムスターは運動量が非常に多いため、広めの飼育スペース(ケージ)が必要です。

また、普段穴倉で生活しているハムスターは、頭上から天敵に狙われることが多いため、上から何かをされることを嫌います。

 

敷材を散らかすことも多いため、爬虫類用のケージが一番向いているでしょう。

世話をする際なども上部からではなく、横から行うようにしましょう。

 

 

ハムスター用の餌 には、ペレットとミックスシードが存在します。

ロボロフスキーハムスターは、あまり水分が多い食べ物を好まないため、ペレットがおすすめです。

 

ペレットは、ハムスター用のものか、実験用動物のもので十分です。

基本的に栄養バランスが整っているので、野菜などの副食は必要ありません。

体が小さい分、おやつを与えすぎるとすぐに肥満になってしまうため、注意しましょう。

 

また、飲水量は少ないのですが、水を全く必要としないわけではありません。

こぼしてしまう危険性のないボトル式の水入れを用意しましょう。

 

床材

 

床材には木製のチップが適しています。

底から3㎝ほど、ケージ全体に敷きつめ、体全体が埋まるくらいにします。

床材を深くすることで、トンネルなどを掘り進んで遊んだり、またその行為で健康的な毛並みや毛ヅヤを維持することが可能です。

 

トイレ

 

ロボロフスキーハムスターはトイレをほとんど覚えてくれません。

そのため、トイレは置かなくても良いでしょう。

隠れる場所を確保しておきたいのであれば、床材を多めに敷くか、寝床を置いてあげましょう。

 

回し車

 

運動量の多いロボロフスキーハムスターにとって、回し車は必須アイテムです。

大きさはジャンガリアン用のもので十分です。

溝があると足がはまってしまいケガの要因になりやすいため、なるべく溝がなく、音の静かなものがおすすめです。

 

寝床

 

寝床も使用しないことが多いため、絶対に必要というわけではありません。

入れるならば、衛生的な陶器でできた商品がおすすめです。

 

繁殖は要注意!

 

ハムスターはネズミ目ですので、オスとメスをペアにすると、すぐに繁殖してしまいます。

ロボロフスキーハムスターは一度に多くて10匹も子供を産みます。

 

産まれた子供同士の相性や、親子の相性が必ず良いというわけはありません。

相性が悪い場合は、ケンカをし、ひどい場合には命を落とす危険性もあります。

 

繁殖をする場合は計画的に行い、ケージの数や飼育にかかる手間暇も何倍になってしまうことを覚悟しなくてはいけません。

そのため、基本的にオスとメスを同居させるのは避けるべきです。

また、繁殖を目的としていても、オスとメスでは、オスがメスに攻撃されてしまう可能性があるため、繁殖させる時期のみ同居をさせるようにしましょう。

 

 


ロボロフスキーハムスターの生態、飼い方まとめ

 

 

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ロボロフスキーハムスターは、全長約10㎝、体重15g~30gほどの最小ハムスターです。

目の上の白いパッチが印象的です。

懐きにくいハムスターと言われており、手乗りというよりは、観賞用として飼われることが多い個体です。

 

しかし、集団行動ができるため、ほかのハムスターでは見ることの難しい数匹でくっついて眠ったり、遊んだりする姿を見れるという最大の魅力を持ち合わせています。

まだまだペットとしての歴史の浅いロボロフスキーハムスターですが、「鳴かない、飼育スペースを多く必要としない」飼いやすいペットです。

ハムスターを飼っていたことのある方や、これから新しい子のお迎えを検討している方は、是非ロボロフスキーハムスターをお迎えしてみてはいかがでしょうか。


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