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ハムスターの飼い方、費用、しつけ、エサ、病気






日本でペットにすることのできる最小の哺乳類と言えば、やはりハムスターでしょう。
今回はそんなハムスターをペットとして飼う上で知っておきたいことをまとめました。

・ハムスターを飼うために必要な環境は?
・ハムスターのトイレのしつけ方は?
・ハムスターに食べさせてはいけないものは?

その他、ハムスターを飼う際に必要なことをはじめ、ゴールデンハムスターやジャンガリアンハムスターなど飼育に向いているハムスターをご紹介します。
これからハムスターを飼おうとしている方や、既に飼っている方の参考になれば幸いです。

ハムスターの飼い方:はじめに

 

hamster01.jpg

 

ハムスターは齧歯目(げっしもく)の中でも特に人に懐きやすい固体が多く、その愛らしい見た目と仕草で今でも根強い人気を誇っています。

決まった時間のお散歩や広範囲での運動は不要で、限られたスペースでの飼育が可能なため、一人暮らしの環境でも飼いやすいペットと言えるでしょう。

しかし、どんなに小さくてもお家にペットとして迎え入れるとなれば立派な家族・仲間です。

ハムスターを飼う際に知っておきたいことを順番に確認していきましょう。

 

 

【目次】ハムスターの飼い方、費用、しつけ、エサ、病気

 

ハムスターの飼い方:特徴

ハムスターの飼い方:生体の値段

ハムスターの飼い方:飼うために必要な値段、費用

ハムスターを飼いはじめる前にかかる値段、費用

ハムスターを飼い始めた後にかかる月ごとの値段、費用

ハムスターの飼い方:ハムスターの種類

ゴールデンハムスター

ジャンガリアンハムスター

ハムスターの飼い方:飼育に必要な環境

ハムスターのケージの選び方

ハムスターのケージを置く場所

ハムスターのケージ内は毎日チェック

ハムスターの飼い方:トイレのしつけ

ハムスターの飼い方:食事、餌、ご飯の選び方

ハムスターの食事、餌、ご飯:副菜に適した食材

与えてはいけない物質

ハムスターの飼い方:病気について

ハムスターの病気のサイン

ハムスターがかかりやすい病気

ハムスターの飼い方:最後に

 

 


ハムスターの飼い方:特徴

 

ハムスターはヨーロッパからアジアにかけての乾燥地帯に生息しており、地中に穴を掘って生活しています。

穴を掘るのに適した太い首と丸い体形を持ち、切歯(せっし)と呼ばれる二本の前歯は一生延び続け、肩幅一杯まで広がる頬袋は沢山の食料を溜め込むことが可能です。

 

夜行性かつ草食に傾いた雑食性で、非常に縄張り意識の強い動物です。

大きさは最小のものでは全長7cm~10cm、最大のものでは20cm~34cmと種類によって様々。

寿命は2年~3年と に比べて短めです。

 

 

ハムスターの飼い方:生体の値段

 

ハムスター

 

個体差や種類にもよりますが、それでも1万円を越えることは滅多にありません。

一匹1,000円~3,000円が相場です。

 

相場はこれほどの値段ですが、ペットショップやホームセンターなどによって値段にはばらつきがあります。

また、ハムスターの種類や色、年齢、負っている病気や怪我などによっても変わってきます。

種類別に  ハムスターの値段  をまとめた記事もありますので参照してみてください。

値段が高いから良い、低いから悪いというわけでもないため、実際にハムスターを触ってみて直感で決められるのが良いと思います。

 

金額的にあまりにもお手頃な値段のため、安易な気持ちで飼えると考える方が出てきてもおかしくはないですよね。

本記事でハムスターの飼い方をしっかり見た上で、ちゃんとハムスターを飼えるかどうか検討してみてください。

 

 


ハムスターの飼い方:飼うために必要な値段、費用

 

ハムスター

 

ハムスター個体の値段に続き、ハムスターを飼うためには一体いくら必要なのかをご紹介します。

費用についてはおおよその値段となりますので、あらかじめご了承ください。

 

ハムスターを飼いはじめる前にかかる値段、費用

 

飼育ケージ 3,000円

巣箱 1,000円

回し車 1,000円

給水ボトル 1,000円

床材 1,000円

トイレ 1,000円

ご飯やトイレ砂等の日用品 2,000円

――――――――――

合計 10,000円

 

ハムスターを飼い始めた後にかかる月ごとの値段、費用

 

ご飯 1,000円

床材 1,000円

トイレの砂 1,000円

――――――――――

合計 3,000円

 

上記を見ても分かる通り、犬や猫を飼育するのに比べて大分安く値段は抑えられます。

その理由としては以下があげられます。

 

  • 身体が小さいため食費がそこまでかからない
  • 感染症などの予防接種というものがない

 

病気になった場合は1回の通院につき1,000円〜3,000円ほどかかります。

飼育費用がそこまで高くないのも、ハムスターを飼われる方が多い1つの理由と言えるでしょう。

 

 

ハムスターの飼い方:ハムスターの種類

 

ハムスターはネズミやリスと同じ齧歯目で、その種類は哺乳類の中ではもっとも多い約2,000種ほどと言われています。

そのうちハムスターの種類は24種類です。

おそらく、ハムスターの種類と聞いて思い浮かばれるのは「  ゴールデンハムスター   」や「  ジャンガリアンハムスター   」のような有名どころだと思います。

 

ゴールデンハムスター

 

ゴールデンハムスター

 

ハムスターの中でも、温和と言われているゴールデンハムスター。

ゴールデンという名前は付いていますが、カラーバリエーションは実に豊富で、茶、白、アプリコット、バイオレットなどがあります。

短毛種と長毛種もあるため、どの子を迎えるか選ぶのも楽しい種類です。

比較的大きくゆったりとした動きが特徴ですが、はじめは警戒心が強い個体もいるので、軽いスキンシップから始めるなどあまりストレスを与えないようにしましょう。

 

ゴールデンハムスターの基本データ

 

原産国:シリア

値段:1,000~3,000円ほど

毛色:

ノーマル、ホワイト、キンクマ(クリーム色)、トリコロール(白・黒・茶の三色)
ブラック、アンブロウス(こげ茶でお腹のみ白)、グレー、
ミンク(茶色ベースの毛に目の周りが白)、バンデッド(背中の真ん中に白い模様)、ドミナント(まだら模様)

寿命:2~3年ほど

体高:16~19cmほど

特徴:ハムスターの中では大きめ

性格:比較的穏やか

 

ジャンガリアンハムスター

 

ジャンガリアンハムスター

 

数あるハムスターの種類の中でも、小さな体のジャンガリアンハムスター。

ゴールデンハムスターに比べるとずんぐり丸い体をしていて、まん丸にうずくまって眠る姿をペットショップで目にしたことがある方もいるのではないでしょうか。

人懐っこく知能も高いのが特徴で、飼い主のことを覚えたり、名前を呼ぶと来てくれることもあったりと、コミュニケーションが取りやすい種類です。

 

ジャンガリアンハムスターの基本データ

 

原産国:カザフスタン、シベリアから中国北部

値段:1,000~3,000円ほど

毛色:ノーマル、プディング(黄色っぽい)、ブルーサファイア、パールホワイト

寿命:2~2年半ほど

体高:7~11cmほど

性格:人懐っこい、知能が高い

 

その他にも  ハムスターの種類  をまとめた記事   がありますので、ご興味があればご覧ください。

あらかじめどういったハムスターを飼いたいかといった参考にされるのが良いと思います。

 

 


ハムスターの飼い方:飼育に必要な環境

 

ハムスターは親子、兄弟であってもケンカにより死亡することがあるため、複数ではなく単独飼育が基本です。

種類によっては複数飼育が可能である場合はありますが、元々が縄張り意識の強い動物なので、一般的にハムスターの複数飼育は困難と言えます。

複数飼いをする場合には別ケージで飼育するようにしましょう。

 

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ハムスターは乾燥に強く、湿った環境が得意ではありません。

常に安定した室温を保つことが大切で、最も飼育に適した温度環境は20~24ºC、湿度は45~55%ほどとされています。

 

なお、ハムスターは気温が5℃以下になると疑似冬眠に入ってしまいます。

この疑似冬眠は睡眠とは全くの別物で、非常に体力を消耗し、そのまま死んでしまうこともあるのです。

余りにも寒い冬はエアコンで室内温度を暖めたり、ペットヒーターなどを利用して気温の低下を抑えましょう。

 

また、縄張り意識が強いことから匂いにも敏感です。

ハムスターのストレスにならないように、強い匂いを発する場所での飼育は避けるようにしましょう。

 

ストレス解消のためにもあったら良いものとして、ハムスターのおもちゃがあります。

ハムスターのおもちゃ についてまとめた記事   もありますので、購入を検討される際は参考にしてみてください。

 

ハムスターのケージの選び方

 

ケージはハムスターの大事なテリトリーになりますので、動き回るのに十分な広さを確保してあげましょう。

また、ケージを上ったりかじったりして怪我をする場合もあるため、2階や3階の設備があるものは控えた方が良いです。

場合によってはケージでなく、水槽やプラスチックのケースでも代用が可能です。

 

ハムスターのケージを置く場所

 

気温と湿度が一定で、匂いなどでストレスにならない場所にしましょう。

できる限り以下の場所は避けるようにしてください。

 

  • 気温変化の激しい窓際
  • クーラーの風の通り道
  • 強いに匂いを発するものがあるキッチン
  • お風呂場のような湿気がある場所

 

ハムスターのケージ内は毎日チェック

 

お水は毎日取り替えましょう。

エサは腐りやすいもの以外は毎日取り替える必要はありませんが、常に十分な量が入っているか確認をしましょう。

ハムスターは餌場の中身が十分でないと、頬袋や巣箱に溜め込み、それが腐敗の原因になったりします。

 

また、ハムスターはオシッコの場所は覚えますが、うんちはケージ内であれば色んなところにします。

ハムスターの健康のためにケージのお掃除は毎日行いましょう。

夜行性ですので日中は寝かせてあげて、夕方ごろお世話をしてあげるのが理想です。

 

 

ハムスターの飼い方:トイレのしつけ

 

ハムスターは本能的にトイレを決まった場所でします。

これは野生の本能で、敵に狙われないために安全だと分かっている場所でないとリラックスできないためです。

その習性から、トイレ容器と砂さえあれば覚えてくれる子がほとんどですので、そこまでトイレのしつけに苦戦することはないでしょう。

 

ただ、それでも覚えてくれないようであれば、おしっこをした床材をトイレ容器に入れて場所を認識させましょう。

ただし、うんちに関してはケージ内のどこでもするので、あくまでしつけが出来るのはおしっこだけとご理解ください。

 

 


ハムスターの飼い方:食事、餌、ご飯の選び方

 

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”ハムスターといえばヒマワリの種”というイメージがあるかもしれませんが、ヒマワリの種は脂質が多いので好ましくありません。

本来は草食に傾いた雑食性の動物だということを理解しておきましょう。

ペレットタイプや乾燥させたミックスフードはバランス栄養も良く配合されているので主食としておすすめです。

これと水気を切った野菜等を副菜として一緒に用意してあげると良いでしょう。

 

ハムスターの食事、餌、ご飯:副菜に適した食材

 

  • 大根の葉
  • にんじん
  • かぶ
  • カボチャ
  • キャベツ
  • トウモロコシ
  • ブロッコリー など

 

与えてはいけない物質

 

以下の物質はハムスターに中毒症状を引き起こす危険があるので決して与えないようにしましょう。

 

  • アリルプロピルジスルファイド …(ネギ、タマネギ、ニラ、ニンニクの類に含まれる溶血を引き起こす物質)
  • テオブロミン及びカフェイン …(チョコレート、紅茶、コーヒーなどに含まれる嘔吐・下痢・昏睡を引き起こす物質)
  • ソラニン …(ジャガイモの芽や皮に含まれ、催奇性、嘔吐・下痢などを引き起こす物質)
  • ペルシン …(アボカドなどに含まれる中毒物質。嘔吐・下痢・呼吸困難・肺水腫を引き起こす危険のある物質)
  • アルコール飲料 など

 

ハムスターの餌については、 ハムスターの餌やりの方法や与えて良い食べ物と悪い食べ物をまとめた記事 もありますのでそちらもご覧ください。

 

 

ハムスターの飼い方:病気について

 

ハムスターには犬や猫のように予防接種というものがありません。

また、身体が小さいため、食べ物や生活環境によるストレスの影響を受けやすく病気の進行も早いのです。

手術や投薬といった対処も限られているので、気がついた頃には手遅れということも少なくありません。

 

飼い主が日頃から様子を観察し、いかに早く体調の変化に気が付けるかが早期の治療の鍵となります。

ハムスターのケージ内は常に清潔にし、少しでも様子がおかしいと感じたらすぐに病院に連れて行きましょう。

 

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ハムスターの病気のサイン

 

1. とにかく走り回る

 

ハムスターはとても我慢強い動物と言われていますが、それは野生の本能で、外敵に弱っている姿を見られないように隠すからです。

”身体が痛くてどうしたら良いか分からず、異常に走りまわる”

”休み無く動き回っている”

などの行動が見られたら病気の可能性を疑いましょう。

 

2. じっと動かない

 

余りに身体の痛みが激しい時、ハムスターは身体を動かさずにじっとしているときがあります。

”ついさっきまで元気に走り回っていたのに突然動かなくなった”

”活動時間になってもずっと大人しいまま”

などがあれば、余りに痛すぎて身動きすら取れなくなっている可能性があります。

 

ハムスターがかかりやすい病気

 

1. 皮膚の病気

 

細菌性、真菌性、ダニ性、アレルギー性、栄養欠乏性、内分泌性の皮膚炎など

 

おなか、胸、わき腹などの広い範囲の毛が抜けたり、かゆみを伴う発疹、フケ症やかさぶたができます。

床材や食事でアレルギー症状を起こしたり、ダニの繁殖により発症します。

アレルギー性の皮膚炎に関しては肥満のハムスターに多いので、日頃の食生活には気を使いましょう。

また、ダニや細菌の発生を避けるためにも、ハムスターのケージ内は常に清潔にしてあげてくださいね。

 

2. 腫瘍、悪性のガン

 

悪性のガン、腫瘍、膿瘍、脂肪腫、皮下膿瘍、皮脂腺腫など

 

ハムスターに最も多いとされる病気です。

身体にしこりや、出来物が出来たり、皮下に腫瘍ができたりします。

生活環境内でのストレスや食生活の偏りなどで、免疫力が低下し発症することが多いようです。

 

日頃からご飯のチェックや、水の減り方、運動量の変化等も注意して観察しましょう。

腫瘍の中には短期間で大きくなるものもあるので、しこりや出来物を発見したら早めの受診が必要です。

 

3. 口内、口回りの病気

 

頬袋の脱出、不正咬合、歯周病、歯肉炎など

 

柔らかいものや、甘いものを食べ過ぎて前歯が伸びすぎたり、かみ合わせが悪くなることが原因です。

口内に傷が出来て細菌が感染するなどで、口臭があったり、口内で出血することがあります。

細菌が頬袋内まで感染すると、腫れ上がった肉が口内から飛び出すような症状になる場合もあるので、物を上手く食べられていなかったり口内の出血が見られる場合にはすぐに病院に連れて行きましょう。

 

4. 目や耳の病気

 

外耳炎、結膜炎、角膜炎、白内障、緑内障、眼球突出など

 

外耳、結膜、角膜炎、は巣箱の中で繁殖した細菌やカビが傷口から入ることにより発症する場合が多く、予防するには常にハムスターの生活環境を清潔にするのが一番です。

眼球突出は細菌感染により瞼の裏に膿や脂肪が溜まり、見ても分かるぐらい眼球が飛び出た状態になります。

緑内障の進行で発祥する事もあり、緊急を要する為、すぐに病院に連れていきましょう。

 

5. 呼吸器官の病気

 

肺炎、鼻炎など

 

細菌感染やストレスで陥ることが多く、風邪や鼻炎が進行すると肺炎になることもあります。

鼻から”びゅうびゅう”と音が出るくらいになると致命的な状態に陥っている可能性が高く、最悪の場合は死に到ります。

鼻水が出ていたり、呼吸の仕方がおかしいと感じたらすぐに病院につれていきましょう。

 

6. 消化器官の病気

 

腸炎、腸閉塞、直腸脱、ウェットテイルなど

 

腸炎の原因は寄生虫、細菌など様々です。

これらの原因で下痢を起こした場合は致命的な症状に陥ることが多く、衰弱が激しいと早くて2~3日で死亡してしまいます。

腸炎に関わらず、環境変化によるストレスでも下痢をする事があり、直腸脱にまで進行することもあります。

とにかく下痢の症状が現れたら、緊急を要すると考えた方が良いでしょう。

 

7. 泌尿器系の病気

 

膀胱炎、尿路結石、腎炎、腎疾患など

 

尿がオレンジ色や赤くなる、尿の回数が増える、尿の量が減る、水を飲む量が増えるなどの症状があります。

原因は細菌感染やカルシウム、たんぱく質の取りすぎ等で、高齢になると腎機能が低下し腎炎や腎不全に陥りやすくなります。

腎機能は一度壊れてしまうと元には戻らず、そのまま息を引き取る場合がほとんどです。

トイレの中をチェックしたり、床材をキッチンペーパーに替える等して尿の色の変化を確認しましょう。

 

ハムスターの病気や予防法と対策 をまとめた記事 もありますので、こちらも合わせてご覧ください。

 

 


ハムスターの飼い方:最後に

 

ハムスター

 

小さくて飼いやすくペットとしても人気のハムスター。

身体が小さいからこそデリケートで、気をつけなければならない事も沢山あります。

短い生涯だからこそ大切に、幸せにしてあげるのが一番です。

本記事が、これからのハムスターライフに少しでもお役に立てば嬉しい限りです。

 

その他、  ハムスターを飼う上での注意点 をまとめた記事 もありますので一緒にご覧ください。

また、  ハムスターに関する記事  は随時アップして参りますので、時折チェックしてみてくださいね。


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