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ハムスターの生態や飼い方、病気などを元飼育員が解説






日本をはじめ、世界中で愛されている小動物である「ハムスター」。

ハムスターは非常に身近で、ペットとして飼っている方が多い動物です。
手軽に購入できること、また小さなスペースでも飼えることから幅広い年代の方に愛されています。

とても身近な動物ですが、野生のハムスターの生息地や食べ物はどんなものかご存知でしょうか。
本記事では元動物園飼育員である筆者が、意外と知られていないハムスターの生態や飼い方について解説していきます。

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【目次】ハムスターの生態や飼い方、病気などを元飼育員が解説

 

ハムスターの生態

ハムスターの種類と生息地

ハムスターの鳴き声

ハムスターの食性

ハムスターの特徴

ハムスターの繁殖 

ハムスターの生態まとめ

ハムスターのお迎え方法や価格

ハムスターの購入方法

ハムスターの値段

ハムスターの飼い方

1. エサの選び方・与え方について

2. ハムスターの飼育環境を整える

3. ハムスターの病気・ケガについて

ハムスターを飼う時の注意点

1. 肥満に注意

2. 1つのケージに入れられるのは1匹だけ

3. 繁殖は計画的に

ハムスターがいる動物園・施設

1. 【長崎県】長崎バイオパーク

2. 【神奈川県】平塚市総合公園ふれあい動物園

さいごに

 

 

ハムスターの生態

 

容器の中にいるゴールデンハムスター

 

ハムスターはヨーロッパからアジアの乾燥地帯に生息している、ネズミ科の哺乳類です。

体が小さくて動きがかわいいこと、飼いやすいことからペットとして非常に人気が高い動物です。

 

まずは知っているようで意外と知らない、ハムスターの生態や特徴をご紹介します。

 

ハムスターの種類と生息地

 

ブルーのケージ越しの白いハムスター

 

ハムスターはげっ歯目 ネズミ亜目 ネズミ科 キヌゲネズミ亜科に属する動物です。

ハムスターの仲間は、世界中に24種いるとされています。

 

この項目では特にペットとしての人気が高いハムスター3種について、生息地や特徴を説明していきます。

 

ゴールデンハムスター

 

ゴールデンハムスターとイチゴ

 

中東のシリア、トルコ周辺に生息している“ゴールデンハムスター属”のハムスターです。

 

体長は約15cm〜20cm、体重は約100〜200gとやや大きめでオレンジと白色の模様が特徴です。

人に慣れやすく、温和な性格をしているため飼いやすい種類です。

 

※合わせて読みたい:  ゴールデンハムスターの値段、種類、毛色、飼い方

 

ジャンガリアンハムスター

 

ジャンがリアンハムスター全身

 

カザフスタン共和国、シベリアなどに生息している“ヒメキヌゲネズミ属”のハムスターです。

 

体長は約7cm~13cm、体重は約30~40gと小型で「ヒメキヌゲネズミ」と呼ばれることもあります。

大人しくて人に慣れやすいため、世界中で飼われています。

 

※合わせて読みたい:  ジャンガリアンハムスターの種類、毛色、値段、飼い方

 

ロボロフスキーハムスター

 

ロボロフスキーハムスター2匹

 

カザフスタン共和国、モンゴルなどに生息している“ヒメキヌゲネズミ属”のハムスターです。

 

体長は7cm~10cm、体重は15~30gほどにしかならない最小のハムスターです。

非常に臆病で人に慣れにくいことから、鑑賞用のハムスターとして知られています。

 

※合わせて読みたい:  最小ハムスター「ロボロフスキーハムスター」の生態や飼い方

 

ハムスターの鳴き声

 

 

ハムスターは種類を問わず、ほとんど鳴かない動物です。

しかし、ときおり 「キュッキュッ」「プスプス」「キッキッ」 といった声で鳴くことがあります。

 

ハムスターは警戒している時や怒っている時に鳴くことが多いです。

「ハムスターが鳴く」ということは、基本的に良い意味ではないと考えておいた方が良いでしょう。

ただし、人に良く慣れている場合は楽しい、嬉しいという感情で鳴くこともあります。

 

いつも鳴かないハムスターが鳴き続けていたら、何か異変が起きていないか確認してあげてください。

 

ハムスターの食性

 

果物と植物の種子

 

ハムスターはネズミの仲間であり、なんでも食べる雑食性の動物です。

野生でも木の実や果実、穀類などの植物や昆虫など、ありとあらゆるものを食べています。

 

ハムスターの特徴

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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ハムスターの大きな特徴の1つが、両方のほおに 「ほお袋」 を持っていることです。

野生のハムスターはほお袋に食べ物を入れ、地下にある巣穴まで運ぶ習性があります。

 

もちろん、ペットのハムスターもほお袋に大量の食べ物を入れて持ち運ぶことができます。

ほお袋は良く伸びるため、いっぱいに食べ物を入れると顔の大きさが2~3倍にもなることがあります。

 

また、人の利き手と同じように、物を入れやすい“利きほお袋”があるハムスターもいます。

 

ハムスターの繁殖 

 

木から顔を出すハムスターの赤ちゃん

 

ハムスターを繁殖させることは、比較的簡単なことです。

 

ハムスターは種類にもよりますが、生まれてから1~3か月ほどで子どもを産めるようになります。

そして、2~4週間ほどの妊娠期間の後、1回に10頭前後の子どもを生みます。

 

ハムスターは1年中繁殖ができるため、繁殖をさせたい場合はオスとメスのペアを同じケージに入れます。

ただし、ケンカをすることがあるので、同居させている間はしっかりと様子を見てあげてください。

 

ハムスターの生態まとめ

 

分類:げっ歯目 ネズミ亜目 ネズミ科 キヌゲネズミ亜科

和名:ハムスター

英名:Hamster

分布:ヨーロッパからアジアの乾燥地帯

大きさ:

クロハラハムスター(最大種)…体長:20cm~34cm、体重:250g~600g
ロボロフスキーハムスター(最小種)…体長:7cm~10cm、体重:15~30g

鳴き声:「キュッキュッ」「プスプス」「キッキッ」

食性:雑食

繁殖:

性成熟・生後1~3か月(種類により異なる)
妊娠期間・2~4週間(種類により異なる)

寿命:2~3年ほど

 

 

ハムスターのお迎え方法や価格

 

キンクマハムスター

 

ハムスターは体が小さく、手軽に飼えることからペットとしての人気が高い動物です。

しかし、手軽に購入できる動物であっても、1つの大切な命であるということを絶対に忘れないでください。

 

ハムスターを飼う前には、しっかりとハムスターについて知っておきましょう。

この項目ではハムスターを飼う時の購入方法や値段を紹介します。

 

ハムスターの購入方法

 

瓶入りのジャンがリアンハムスター

 

ハムスターはあらゆるペットショップで販売されています。

 

中でもゴールデンハムスター、ジャンガリアンハムスターはほとんどのショップで扱われています。

ロボロフスキーハムスターやチャイニーズハムスターなどは店頭に並んでいないこともあるため、飼いたい種類が決まっている場合は取り寄せができるか聞いてみても良いでしょう。

 

なお、ハムスターに限らず、動物をお迎えする時は以下の項目をチェックすることをおすすめします。

 

  • 目ヤニがついていないか
  • お尻が汚れていないか
  • 太りすぎ、もしくはやせすぎではないか

 

ハムスターのように野生では他の動物に食べられる立場の動物は、体調不良を隠す傾向にあります。

しかし、隠し切れない体調の悪さが、目ヤニや下痢となって現れることがあります。

お迎えした後すぐに死んでしまう、病院通いになってしまうといった事態を避けるため、最低でも目とお尻だけはチェックすることを強くすすめます。

 

ハムスターの値段

 

ケージの中で立ち上がる白いハムスター

 

ハムスターは種類や年齢、性別やカラーにもよりますが、 1匹あたり1,000~3,000 で販売されています

ハムスター自体の値段は非常に安価で、子どものおこづかいでも十分に手が届く値段です。

 

ただ、いくら値段が安くても、1つの命であることに変わりはありません。

そしてエサ代や病院代などを考えると、ハムスターの一生にはハムスター何匹分、何十匹分の費用が必要になることを覚えておいてください。

 

※合わせて読みたい:   ハムスターの値段は何で違う?種類別の値段まとめ!

 

 

ハムスターの飼い方

 

毛布の上にいるキンクマハムスター

 

ハムスターを飼おうとしている方の中には、動物を飼うことが初めてという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この項目ではそんな方に向けて、ハムスター飼う場合の飼い方や、必要なものを説明していきます。

 

1.  エサの選び方・与え方について

 

 

ハムスターは雑食で、どんなものでも食べる動物です。

 

マンガやアニメの影響で、ハムスターのエサは「ヒマワリの種」だと思っている方も多いでしょう。

しかし、植物の種子は非常に脂質が多く、太りやすいため主食にしてはいけません。

 

主食にはハムスターに必要な栄養が含まれている、ハムスター用のペレットを与えましょう。

そして、ペレットと同量の新鮮な野菜や野草も一緒に与えてください。

水分が多い食べ物は腐敗しやすいため、食べ残しがある場合は取り除きましょう。

 

おやつにはヒマワリの種などの植物の種子、動物用チーズ、ミルワーム、果物などを少量与えます。

しかし、おやつはあくまでおやつ、まずは主食をしっかりと食べさせることを意識してください。

なお、ネギ類やチョコレート、アボカドなどは毒性があるため与えてはいけません。

 

また、与えるエサの量については個体差がありますが、肥満にならず、また痩せすぎない量がベストです。

エサは基本的に夕方~夜の1日1回、ハムスターの体重の5~10%程度与えると良いでしょう。

 

2.  ハムスターの飼育環境を整える

 

白いもこもこの中にいる白いハムスター

 

ハムスターを飼うためには、エサの他にも用意しておきたいものがたくさんあります。

この項目ではあらかじめ用意しておきたいものと、その理由を説明していきます。

 

ケージ

 

 

まずは、ハムスターの家となるケージを用意してください。

巣箱や回し車を入れても十分なスペースが取れるもの、そして掃除がしやすいものが良いでしょう。

 

ケージには2階やベランダつきなど様々なものがありますが、シンプルなものおすすめします。

見た目よりも「本来地面に穴を掘って暮らすハムスターが過ごしやすいこと」を優先してあげてください。

 

ハムスターの場合は小動物専用ケージのほか、衣装ケースや虫かごで飼っている方も少なくありません。

ケージは温度や湿度の変化が少なく、静かで安定した場所に置いてください。

 

巣箱

 

 

野生のハムスターは地面に巣穴を掘り、その中で暮らす習性があります。

ペットのハムスターも狭くて薄暗い場所を好むため、巣穴代わりになる巣箱を用意してあげましょう。

 

巣箱は木製、陶器製などどんなものでも構いません。

ハムスターの種類や大きさに合わせて、適したサイズのものを選んであげてください。

 

エサ皿・水入れ

 

 

エサ皿は洗いやすいもの、ハムスターがひっくり返しにくい形のものを選ぶと良いでしょう。

 

水は給水ボトルを使うと、水自体やケージが汚れにくいので便利です。

給水ボトルを使う場合はきちんと水が飲めているかどうか、ボトルの口が詰まっていないか定期的に確認してあげてください。

 

床材・敷材

 

 

ケージ内には床材(敷材)を入れてあげましょう。

ハムスターは床材があれば、自分で(ある程度)温度調整をすることができます。

 

床材はチモシーなどの牧草や新聞紙などの紙、広葉樹のウッドチップを使うと良いでしょう。

綿は足にからみついてケガの原因になる、誤飲して腸閉そくの原因になると言われているためおすすめできません。

 

ヒーター

 

 

ハムスターは気温が低くなりすぎると、疑似冬眠と呼ばれる仮死状態になってしまうことがあります。

最悪の場合そのまま死んでしまうこともあるため、寒い時期に備えて小動物用ヒーターを用意しておきましょう。

 

トイレ・トイレ砂

 

 

多くのハムスターはキレイ好きなので、トイレのしつけをすることができます。

ケージ内にはトイレ砂を入れたトイレを設置しておきましょう。

 

トイレの掃除をする時は汚れた砂を取り除き、その分新しい砂を足してあげてください。

ハムスターは夜行性なので、夕方~夜に起床した後に掃除をすると良いでしょう。

 

ただし、水で固まるトイレ砂は手足にくっつく、誤飲するなど思わぬケガの原因となることがあります。

トイレ砂は固まらないタイプのもの、多少食べても問題がない素材のものを選んでください。

 

なお、ロボロフスキーハムスターについては、トイレのしつけができないと考えておいてください。

彼らは動き回りながら排泄をする習性があるため、他の種類と比べるとやや掃除の手間がかかります。

 

回し車

 

 

ハムスターは一晩で数十キロも走りまわるほど、運動量が多い動物です。

ケージの中に回し車を設置して、なるべく運動できる環境を整えてあげましょう。

 

回し車はハムスターの大きさに合わせたもの、そして静音タイプのものをおすすめします。

あまりにも大きな回し車を使うと、ハムスターが足を踏み外してケガをしてしまうことがあります。

また、ハムスターは夜行性なので、静音タイプにしておかないと回し車の音が気になって眠れない…という事態を招いてしまう可能性があります。

 

3.  ハムスターの病気・ケガについて

 

ロボロフスキーハムスタードアップ

 

次はハムスターに多いと言われている、病気やケガについて説明していきます。

 

なお、ハムスターは一般的なペットですが、実は診療・治療ができる動物病院が多くありません。

ハムスターをお迎えする前に、あらかじめ小動物に詳しい獣医がいる病院を探しておきましょう。

 

皮膚病

 

ハムスターに多く見られる病気の1つが皮膚病です。

ケージに体をこすりつける、脱毛する、皮膚から出血するなどの症状が見られたら皮膚病を疑いましょう。

 

皮膚病には菌やダニ、他の病気、肥満などあらゆる原因があります。

中には人に移るものもあるため、皮膚病が疑われる場合はすぐに動物病院に相談してください。

 

腫瘍

 

ハムスターに多く見られ、また死因の1つにもなっているのが腫瘍です。

原因は不明ですが、ハムスターはある程度高齢になると腫瘍が出来ることが多いです。

 

腫瘍は顔やお腹、内臓などあらゆるところに発生します。

ハムスターの体に妙なしこりがある場合、見た目には変化がないものの元気がない場合など、異変に気づいたらすぐに動物病院に連れて行きましょう。

 

腫瘍は外科的に取り除くか、あるいは薬を使って内科的な治療を行うことになります。

どちらにしても再発の可能性があるため、長期的な治療・観察が必要になると考えておいてください。

また、腫瘍には良性のものと悪性のもの(いわゆるガン)がありますが、摘出して検査しないとどちらかはわかりません。

 

不正咬合(ふせいこうごう)

 

ハムスターのようなげっ歯類の動物は、一生前歯が伸び続ける性質があります。

 

本来前歯は食事をすることで少しずつ削れて、ちょうど良い長さを保つようにできています。

しかし、生まれつき歯のかみ合わせが悪い場合、もしくはケージを噛むクセがある場合は歯が伸びすぎたり、噛み合わせが悪くなったりして不正咬合になってしまうことがあります。

 

不正咬合になると歯や口が痛くて食事ができなくなる、出血するなど様々な悪い影響が出てきます。

不正咬合は自力では治せないため、動物病院で歯を切ってもらいましょう。

 

ほお袋の飛び出し

 

ハムスターは何かの拍子にほお袋が飛び出して、戻らなくなってしまうことがあります。

 

ほお袋の飛び出しは、ほお袋の内側が炎症を起こすことが原因とされています。

炎症を避けるため、先とがったものや粘度が高いものはできるだけ与えないにしてください。

 

万一ほお袋が飛び出してしまった場合は、ただちに動物病院に行って元に戻してもらいましょう。

どうしても元に戻らない場合や、状態が悪い場合はほお袋を切除することもあります。

 

※合わせて読みたい:  ハムスターの病気まとめ。予防方法と対策、症状、原因まで!

 

 

ハムスターを飼う時の注意点

 

編んだ藁タワーの上にいるハムスター

 

この項目ではハムスターを飼う前に知っておいてほしい、注意すべきことを解説します。

 

1. 肥満に注意

 

石とビンの中にいるハムスター3匹

 

雑食性のハムスターは、どんなものでも喜んで食べます。

そして食べる仕草がかわいいことから、ついついエサやおやつを与えすぎてしまいがちです。

そのため、ペットのハムスターは肥満気味の個体が多いです。

 

人間にとっても動物にとっても、肥満はあらゆる病気の原因となります。

肥満でたるんだ皮膚は皮膚病の原因となり、重すぎる体重は関節や呼吸器の負担となります。

単純な比較はできませんが、体重が数十~数百グラムのハムスターにとって体重が1g増減することは、人間の体重が1Kg以上増減するくらいの影響があると考えても良いくらいでしょう。

 

肥満を避けるために定期的に体重を測り、記録をしておく習慣をつけることをおすすめします。

 

2.  1つのケージに入れられるのは1匹だけ

 

ケージの中にいる白いハムスター

 

ハムスターは非常になわばり意識の強い動物です。

 

1つのケージに複数のハムスターを入れると、ケンカをしてしまう可能性があります。

そして、ケンカがエスカレートして、殺し合いに発展することも珍しいことではありません。

 

複数飼いに向くロボロフスキーハムスターでさえ、相性が悪いと命がけのケンカをすることがあります。

ハムスターを飼う時は、必ず1匹に1つのケージを用意してあげてください。

 

3.  繁殖は計画的に

 

手のひらの上にハムスターの子ども

 

ハムスターはネズミの仲間であり、非常に簡単に繁殖させることができる動物です。

 

ハムスターのオスとメスと同じケージの中に入れておくと、あっという間に繁殖します。

そして、増えた子どもは子ども同士、あるいは親とも交尾してどんどん増えていきます。

このような近親交配で生まれた子どもは奇形や病気になる可能性が高く、ほぼ天寿を全うできません。

 

中には、人間の都合で動物が子どもを産めないのはかわいそうだと考える方もいらっしゃるでしょう。

しかし、ハムスターは1年中繁殖可能で、かつ1回に10匹ほどの子どもを産む動物です。

 

1回に子どもが10匹産まれてしまったら、10個のケージを用意することができるでしょうか。

ケージ10個分のハムスターを毎日お世話することができるでしょうか。

 

動物を繁殖させるということは、産まれた命全てに責任を負うということ。

繁殖させてあげられないから飼い主失格ということはありません。

 

ハムスターを飼う時はむやみやたらと数を増やさないように、必ずオスとメスを分けて飼ってください。

計画性のない繁殖は誰も幸せにしてくれませんし、飼い主もハムスターもみんなが不幸になってします。

 

 

ハムスターがいる動物園・施設

 

木枠に手をかけるハムスター

 

ハムスター自体は、ペットショップでよく見かける動物です。

しかし、動物園のこども向けコーナーやふれあいコーナーでも飼育されていることがあります。

お迎えする前に実際にハムスターとふれあい、一緒に暮らせるか考えてみてはいかがでしょうか。

 

ここでは、ハムスターを飼育していて、ふれあいイベントを行っている施設を紹介します。

 

1.  【長崎県】長崎バイオパーク

 

 

長崎バイオパークは動物との距離が近く、ふれあいを楽しめる動物園です。

 

園内の「ペットハウス」にて、ジャンガリアンハムスターとふれあうことができます。

どのくらいの大きさなのか、どうやって触れば良いのか実際に触れて確かめてみてください。

 

長崎バイオパークの基本情報

 

住所:長崎県西海市西彼町中山郷2291-1

マップ: Googleマップ

電話番号:0959-27-1090

入園料:

一般      1,700円
中高生     1,100円
3歳~小学生  800円

開園時間:10:00~17:00

休園日:なし

公式ホームページ:  長崎バイオパーク

 

2.  【神奈川県】平塚市総合公園ふれあい動物園

 

 

平塚市総合公園ふれあい動物園は、神奈川県の平塚市総合公園にあるふれあいコーナーです。

 

ハムスターのほかヤギ、ヒツジ、ウサギ、モルモットなど様々な動物とふれあうことができます。

エサは持ち込み可能で、イヌ、ウシ、ブタ以外の動物に与えることができますよ。

 

平塚市総合公園ふれあい動物園の基本情報

 

住所:神奈川県平塚市大原1-1

マップ: Googleマップ

電話番号:0463-35-2266

入園料:無料

開園時間:

4~9月…10:00~11:30、13:30~16:00
10~3月…10:00~11:30、13:30~15:30

休園日:月曜日(祝祭日の場合はその翌日)、年末年始(12月28日~翌年1月4日)

公式ホームページ:  平塚市総合公園ふれあい動物園

 

 

さいごに

 

おもちゃの電車にのるハムスター

 

ペットして世界中で愛されている小動物、ハムスターについて説明してきました。

ハムスターは非常に身近な動物ですが、同時に意外と知られていないことが多い動物でもあります。

 

そんなハムスターは非常に手軽で、1,000円でお釣りがきてしまうこともあるほど安価な動物です。

ただ、どれだけ安くても1つの命であり、命の重さは値段では測れるものではないということが少しでも伝わっていたら嬉しいです。

 

ハムスターを飼う時は1つの命として、ぜひしっかりと向き合ってあげてください。

小さなハムスターはたくさんのことを教えてくれる、大きくかけがえのない存在になってくれることでしょう。

 

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