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子猫の可愛さというのは、何にも代えがたいほど愛らしいものです。
そんな子猫との生活を送るとなると、何をどのように注意すればよいのでしょうか。
子猫との生活は、可愛いだけでは乗り越えることはできません。
子猫の時期はとにかく手がかります。病気や怪我などにも注意が必要です。
その苦労や手間は、並大抵のものではないのかもしれません。
子猫の時期の対応やケアひとつで、子猫の性格や体質、好みまで変わってきてしまうことがあります。
それだけ子猫の時期のお世話というのは、重要な意味を持っています。
いざ子猫を飼うことになった時に困らないように、これから子猫を飼う方のために、正しい子猫の飼い方についてお話しいたします。
この記事では、はじめて子猫を飼う方でもわかりやすくお世話の仕方を解説していきます。
子猫のお世話の仕方を覚えて、ぜひ長くお付き合いしていけるパートナーになってください。
子猫はめまぐるしい勢いで成長をしていきます。
そこでまずは子猫の成長度合いを細分化し、その都度必要となるお世話の仕方やケアの方法、注意点などをご紹介いたします。
やはり小さければい小さいほど、いろいろなリスクを伴うのも事実です。
今回ご紹介する内容は、そんなかわいい子猫を大事に大事に育てるヒントにしてください。
子猫を育てる母猫は、つきっきりで率先して子猫の世話をします。
もしペットとして子猫を飼われる場合は、あなたが母猫の代わりになってお世話をすることになります。
それはつまり、子猫を飼うということはほぼ目が離せない状態になるということです。
子猫のお世話は大変ですが、一番かわいいさまを目の当たりにできる特権を得られますよ!
子猫の成長第一段階は、産まれてすぐから7日間となります。
ここで子猫が生きるために必要なことは「授乳」と「排せつ」です。
母猫がそばにいる場合でも、必要に応じて人間の手助けが必要となる場合があります。
しかし、人の手が入りすぎると母猫が育児放棄をしてしまう可能性がありますので、あくまで人間はサポートに徹し、見守る姿勢をキープしてください。
育児放棄だけではなく、母猫の状態によっては母乳の出が悪かったりなどで、授乳が十分に出ない場合もあります。
逆に子猫の成長が芳しくなく、母猫の乳首までたどり着けなかったり、吸う力が足りないという事態も起こる可能性があります。
そんな時こそ、人間の出番です。
「人工授乳」をおこなうことで、子猫の成長を促します。
母猫が最初からいない状態の場合も同様に、2時間に一度、子猫に授乳を行うことになります。
人工授乳が終われば、すぐさま「排せつ」の準備に入ります。
このふたつは、常にセットでおこなうのだと頭に入れておいてください。
産まれて間もない子猫は、自分で排泄をすることができません。
生後3週間ぐらいまでは、母猫が子猫の肛門を舐めてやることで刺激を与え、排せつを促します。
子猫は刺激がないと排せつがしづらいか弱い生き物なのです。
生後1週間を超えると、授乳の時間は2時間おきから3時間おきになってきます。
それでもまだ3時間おきなので、大変ですが頑張りましょう。
ミルク を飲める量もぐんと増えてきますので、10cc程度は与えるようにしてください。
飲む量が増えると当然排せつ量も増えますので、これまでどおりのペースか、様子を見て回数を増やしてみるのも良いでしょう。
この時期になると、子猫の目が開き始めます。
自然と目が開かないようであれば、濡らした柔らかい布などで優しく丁寧に子猫の目頭を拭いてあげてください。
どろっとした液体が出てきたりなど、様子がおかしい場合は速やかに獣医さんに相談することをおすすめします。
放置すると失明してしまう可能性もありますので、要注意です。
生後約2~5週間目です。
このぐらいになると、授乳回数は時間ではなく1日に5~6回とし、子猫が飲めるだけミルクを与えても問題はありません。
自力での排せつトレーニングを開始するのもこの時期からです。
トイレトレーニングを開始する目安は、人の手で刺激を与えても排せつをおこなわないようになったらと考えておいてください。
膝の上でおこなっていた排せつの補助を、猫用トイレの上でおこなうところからスタートします。
爪や歯の発達も進んできていますので、猫用の爪切りにも少しずつ慣らしていくと良いでしょう。
生後4週間を超えた頃か、もしくは子猫の体重が500gを超えるころを目安に、一度動物病院へ受診をおこないましょう。
予防接種の予定や、現在の健康状態、虫下しなどについていろいろと相談してきてください。
まだ目はぼんやりとしか見えておらず、瞳の色も青い状態の子が多く、少し斜視の傾向が見受けられます。
これまでに比べて母猫を探したり、動くものを目で追ったりする行動がみられるようになります。
まだ足腰の筋力が未発達ではありますが、ハイハイするように動くこともあるでしょう。
さらには、この時期の生活や環境が子猫の今後の性格に大きく影響を与えるといわれています。
いろいろな人や他の動物との触れ合いを多くしておくことで、社交的な猫になる可能性が高くなってくるでしょう。
この時期で身に着けやすい、子猫の社会性を高めてあげてくださいね。
生後5~6週ともなると、ミルクから離乳食への切り替えをスタートする時期です。
子猫の離乳食は、半固形状にしてある キャットフード を与えます。
子猫専用の離乳食に適したフードが販売されていますので、それを利用するのがいいでしょう。
市販品を使わない場合は、牛肉や茹でた鳥のささみ、白身魚などをフープロで砕いて半固形状にして与えます。
ただし、子猫に与えてはいけない食材などもありますので、最初のうちは市販の離乳食を利用するのがおすすめです。
この頃にはすでに離乳食にも慣れてきているはずです。
そこで、そろそろ離乳食を卒業するための準備に入ります。
むしろ、固形の物を与え始めないと子猫の歯に悪影響を及ぼしかねません。
歯並びにも影響しますので、生後40日ごろを目処に離乳食から噛んで食べる固形食に切り替えていきましょう。
最初は離乳食同様に牛肉や茹でた鳥のささみ、白身魚などを包丁などで軽くたたいたものを与えます。
砕きすぎてしまうと、噛まずに食べられてしまいますので、適度に噛みごたえを残すようにしてください。
市販の子猫用のフードや缶詰を与えるのもよいでしょう。
おやつに子猫用のミルクを与えてあげると、栄養量的にも望ましいです。
このころには、動きも活発になり、子猫らしい元気に遊びまわる姿をみることが多くなります。
兄弟がいる子猫の場合は、お互いにじゃれ合い、噛みあいっこをしながら社会性を身につけていきます。
しかし、兄弟や母猫がいない場合は、噛みあう相手がおらず、痛みを覚えにくい傾向があります。
将来すぐにひっかいたり、噛みつく猫になってしまう恐れもありますので、人間が遊んでやりながら「やりすぎたらきちんと叱る」こともしてあげてください。
※合わせて読みたい: 猫が噛む理由と対策!どうやってしつければいいの?
※合わせて読みたいその2: 猫のしつけ〜猫の習性を理解して、トイレ・爪とぎ・甘噛み・登り癖をしつけてみよう〜
いよいよ子猫の成長の最後のターンです。
生後3か月を超えるこの時期になると、乳歯が永久歯へと生え変わる時期に入ります。
徐々にフードの柔らかさを調整し、しっかりと噛んで食べるように様子を伺いながら食事を与えましょう。
生後5か月ごろにもなれば、完全に通常の固形フードでも食べられるようになります。
動きも活発になり、狩りの方法を母猫に教わる時期ですので、ねこじゃらしをはじめとした 猫のおもちゃ を使って遊んでやると大変喜びます。
家の中にずっといると肥満や運動不足にもなりがちですので、できるだけ体を動かすように相手をしてあげましょう。
そうすることで、あなたと子猫の関係もよりよいものになっていきます。
子猫の成長もまもなく終わりを迎えるこの時期、去勢・避妊手術をおこないます。
スプレー行為や望まない繁殖を防止するためにも、手術は生後6か月までに行うことが望ましいです。
できれば獣医さんと相談しながら、時期やタイミングを決めましょう。
ここからは、これまでにご紹介した子猫の飼い方にまつわる様々なお世話の方法やケアについて記載していきます。
最初のうちは本当に大変だと思いますが、子猫のためにもがんばりましょう!
それでは子猫への人工授乳のやり方を説明いたします。
子猫だけでなく、動物の赤ちゃんに授乳を行う際は必ず専用のミルクと哺乳瓶で授乳をおこなってください。
くれぐれも、人間が飲むミルクや大人の猫が飲む用のミルクを与えないように注意してください。
ミルクの濃度にも注意が必要ですので、作り方に書かれている容量を正しく守るようにしましょう。
子猫の内臓は大変未発達なため、少しでも濃すぎると下痢をおこしかねません。
それで体力を消耗してしまったり脱水や他の病気をおこしてしまっては大変ですので、注意書きをしっかりと読んでから適切な量で作ってください。
専用の哺乳瓶を使用すると、子猫への授乳が楽におこなうことができます。
市販で販売されていますが、取り扱いが無い場合もありますので、見つからない場合は動物病院などに相談してみてください。
子猫が小さすぎる場合は、哺乳瓶の飲み口の部分をハサミなどでカットすることもありますが、これも説明書などに書かれていることをきちんと守るようにしてください。
カットした部分が大きすぎると、子猫がミルクを誤嚥してしまう可能性があるからです。
飲ませる量は初期は1回につき1ccを目安にしてください。
たくさん飲むようであればこれを多少越えても問題はありませんが、くれぐれも飲ませすぎには注意しましょう。
子猫の成長に応じて飲ませる量を増やしていきますが、焦らないのがポイントです。
そして、ミルクの温度は人肌程度に調整してください。
温度が高すぎると子猫がやけどをしてしまいますし、低すぎると嫌がって飲まない可能性が出てきます。
子猫を腹ばいにして、口元に飲み口を近づけます。
吐きもどしをしてしまわないためにも、子猫を仰向けにして授乳するのは避けるようしてください。
口元に飲み口を近づけると「吸引反射」と呼ばれる本能で、子猫は自らミルクを飲みはじめます。
無理に口をこじ開けたりして飲ませる必要はありません。
授乳が始まると、母乳を押し出す動作を自然とおこないます。
前足をふみふみする動作がそれにあたります。
あまりにも激しく動かすようであれば、子猫の体がぶれないようにそっと手で支えてあげましょう。
授乳のペースは、生後7日を過ぎるまではだいたい2~3時間に1度のペースでおこないます。
子猫はすぐに栄養不足から低血糖をおこしてしまい、気が付いたときには手遅れの状態になってしまうことも。
2~3時間おきの授乳はかなりつらいとは思いますが、子猫が低血糖を起こさないためにも頑張りましょう。
こちらも成長に応じて3時間に1度、1日に4~5回と徐々に感覚を開けていくこととなります。
先述した通り、授乳の後は排せつとセットでおこなうと覚えてください。
子猫は生後20~30日頃まで自力で排せつを行うことができません。
授乳同様に大変な作業ですが、子猫の健やかな成長のために頑張りましょう。
授乳が済んだら汚れてもいいようにタオルや新聞紙を膝の上に敷き、子猫を仰向けにします。
ぬるま湯などで濡らした布やティッシュ、コットンなどで股間の周りを優しく刺激してあげてください。
綿棒などで「とんとん」と、優しくたたくのも効果的です。
その刺激に反応して薄黄色のおしっこが出てきますので、綺麗にふいてあげてください。
拭いている布や紙などに色がつかなくなるまで繰り返しおこなえば完了です。
うんちはおしっこほど回数を行う必要はありません。
1日~1.5日に1回の割合で大丈夫です。
忘れないためにも、朝の授乳が終わったらおこなうなどルールを決めておくと良いでしょう。
目安としては、あきらかにお腹がパンパンになっている状態がそのタイミングです。
しかし、毎日同じタイミングでおこなっていれば子猫の体もそれを覚えていきますので、時間を決めて続けるのがベターです。
おしっこの促し方と同様の手順で、肛門や股間を刺激してください。
うんちがたくさん溜まっていると、茶色や黄色っぽいペースト状のうんちが出てきます。
こちらも色がつかなくなるまで繰り返し、清潔を保つようにしましょう。
もしここで軟便や固すぎるうんちになっている場合は、病気や感染症の可能性が考えられますので、すぐに獣医さんに相談してください。
子猫の成長時期のお世話のところでもお話ししましたが、ある一定の成長があれば、ひざの上から猫用トイレの上で排せつを促していきます。
それを繰り返すことで、猫用トイレに慣れさせ、トイレトレーニングへとつなげていきます。
授乳と排せつができれば、生後間もない子猫のすることは「眠ること」です。
体力の少ない子猫は、眠ることで体力を温存して成長を促します。
ここで注意したいのは、子猫の体温管理です。
子猫は皮下脂肪が大変少ないため、眠っている間に体温が低下してしまいます。
これは大変危険なことで、生後間もない子猫はそれだけで命を落とす可能性があるのです。
本来ならば母猫や兄弟、姉妹の子猫たちとくっついて眠ることで体温を維持するのですが、それができない場合は適切な寝床を用意しなくてはなりません。
子猫が見ていない隙に逃げ出したりしてしまわないようなケージや箱を用意します。
囲いが高すぎて子猫を取り出しにくいようではお世話に支障が出ますので、適度な高さのものにしましょう。
ペット用のホットカーペットやあんかを毛布の下に敷くのも良いですが、低温やけどをしないように温度管理に注意してください。
可能であれば、寝床の中に温かい場所とそうでない場所を作っておくと、子猫が自分で動いて居心地の良い場所を探すようになります。
湿度も高すぎず低すぎず、50%~60%程度をキープしていれば問題はありません。
できれば、子猫の寝床のすぐ近くに温度計や湿度計を常備させておくことをオススメします。
体温調整が上手になってきても、子猫のうちは気温や湿度にはできるだけ注意してあげましょう。
成長してきても、自分の寝床となるスペースを用意してあげると子猫も安心することができます。
子猫がかかりやすい病気にはどのようなものがあるのでしょうか。
小さいうちは免疫力・抵抗力・体力と全てにおいて低いものなので、様子がおかしいと思ったらすぐにでも獣医さんに相談しましょう。
そのためにも、普段から家の近くでかかることのできる動物病院を探しておく必要があります。
子猫の場合、すぐに危険な状態になっしまうことも稀ではありませんので、夜間の診療をおこなっている病院なども事前にチェックしておきましょう。
子猫の成長の項目でお話ししましたが、子猫はとにかくすぐに衰弱してしまいます。
皮下脂肪の少なさや体温管理ができないことが大きな原因といえるでしょう。
しかし、この病名が付く場合は特定の原因が無い場合が大半です。
人間でいうところの「風邪」のような、総合的な病名と考えておいてください。
先天的に弱い子猫であったり、生まれる時に何らかのトラブルがあったなど、考えられる原因はたくさんあります。
注意できることと言えば、やはり体温の管理を徹底することです。
低体温が死を引き起こしてしまわないよう、注意することで防げる可能性は高まります。
産まれた時から体や内臓などに奇形がある場合、このような診断名がつくことがあります。
水頭症、口蓋裂のような見た目で分かるものや、小脳障害、心臓の病気、横隔膜ヘルニアなど、外からでは分かりにくいものも多数存在します。
原因を特定するのは難しく、母体となる母猫が妊娠中に何らかの影響を及ぼすことがあった場合に、先天的奇形が起こる可能性があります。
また、近親交配も1つの原因と言われています。
肝臓の機能が低く、エネルギーを貯蔵することのできない生後間もない子猫は、低血糖をおこすリスクが大変高いです。
複数子猫がいる場合は、他の子猫に負けてしまい母乳を十分に飲めず、栄養不足となり低血糖を起こしてしまうこともあります。
生後間もない子猫は必ず2時間~3時間おきに、十分な量のミルクや栄養を与えてあげることが低血糖を起こさないための対処法です。
低血糖を起こしている子猫は、お腹がぺったんこにへこんでしまっていることが多く、ぐったりとしてしまっている場合もあります。
生後間もない子猫は、些細なことで感染症を起こしてしまいます。
母猫がすでに感染していて、出産時にそのウィルスを子猫に感染させてしまう可能性も否定できません。
これを防ぐには、母猫自体にワクチンの接種を受けさせておくことしか対処法は無いのです。
子猫が感染しているかどうかを確認するには、動物病院での健康診断か、様子がおかしいと思ったらすぐに獣医さんに相談することです。
目ヤニや排泄物などは、大きな目安となるでしょう。
また、野生の子猫を拾った場合などは、まず最初に獣医さんにみてもらうことをオススメします。
そこから今後のワクチン接種や、虫下しについて相談をすることもできます。
感染症と同じく、母猫に寄生虫がいると子猫への母子感染が起こる可能性があります。
対策としては、生後4週目を目安として動物病院への受診をおこないましょう。
寄生虫症の気配が無くても、健康診断を兼ねてチェックしてもらうのが望ましいです。
母猫が最初に子猫に与える「初乳」は、子猫の成長に欠かせない大切な栄養素であり免疫のはずなのですが、その初乳のせいで起こってしまう貧血の症状です。
本来役に立つはずの初乳が、子猫の中にある赤血球を破壊してしまうことがあり、そのせいで「免疫性溶血症」を引き起こしてしまうのです。
原因は定かではありませんが、母猫と父猫の血液型の相性が引き金となる場合があるようです。
子猫を飼うには、どれぐらいのお金が必要となるのでしょうか。
猫を飼うにあたって、必要となる費用の平均は月額5,000円~10,000円程度と言われています。
ここにさらに医療費などが追加されていきますので、生涯に必要となる費用は、100万円を超えてくることもあります。
この二つは確実に毎月必要となる経費です。
安く上げることもできますが、子猫の場合はエサやミルクの選択肢が少ないため、なかなか厳しいかもしれません。
生後間もない子猫にはトイレ用品は必要ないかもしれませんが、排せつを促すための道具一式は用意する必要があります。
ここは手作りや100均などを駆使することで、費用を抑えることができるでしょう。
最近ではペット保険も登場して、加入しておくといざという時に安心です。
しかし、保険料もお安くはありませんので、加入するかどうかは検討する必要があります。
ペットの治療費はかなり高額になりますので、入院ともなろうものなら1泊10,000円以上かかる場合もあります。
ちなみに、医療費とは治療費ばかりではありません。
去勢・避妊費用やワクチン接種、虫くだしや蚤の駆除なども医療費に当たります。
去勢避妊手術は1回のみなのでその時だけで済みますが、ワクチンや蚤の駆除などはその都度費用が発生し、病院によって金額は大きく異なります。
去勢避妊費用で15,000円程度から、高い所では30,000円近くかかる場合もあります。
ワクチンは1本につき5,000円程度が相場となっています。
健康診断も5,000円程度と考えておきましょう。
蚤やダニの駆除は、子猫の体重などで変動することが多いようですが、こちらも相場は10,000円前後と考えておきましょう。
子猫でも爪の成長が始まると、専用の爪切りが必要になります。
動き回るようにもなれば、爪とぎやおもちゃなども用意しておく必要が出てきます。
100均で売られているものもありますので、それらを上手に取り入れると良いでしょう。
高いおもちゃを買っても見向きもしてくれないこともよくある話なので、壊れても無くなってもいいものを用意するのがコツです。
体温管理ができない子猫を飼う場合、それなりの電気代が発生します。
暑い時期はエアコンを1日中つけっぱなしにしておかないといけない場合もあるのです。
当然寒い季節は暖房がつけっぱなしになります。
これは、子猫から大人の猫に成長しても同様です。
必要経費として、光熱費がアップすることは覚悟しておきましょう。
子猫の種類やグルーミングが苦手な方は、ペットショップなどでトリミングをしてもらうこともできます。
これもお店によって価格にはかなり変動はありますが、1回につき10,000円以上はかかると考えておきましょう。
これ以外にかかってくるのが、修繕費です。
子猫が走り回って、物を落下させ壊れてしまったり、家具におしっこをしたり、爪を研いでボロボロにしたりなど、修繕費用が発生することはあります。
そのままにしていても大丈夫なものも多いですが、家電製品などの場合はかなり痛い出費になる可能性もあります。
子猫のみならず、動物を飼うとなると一番最初にかかる費用が何と言ってもネックとなります。
ちなみにこの初期費用には、子猫を購入する金額も含まれます。
ペットショップで購入する場合は、登録料や諸経費が発生するので、額面通りの金額よりも何万円かプラスされると考えておきましょう。
そして、子猫を家に迎えるために必要なキャリーやケージなどの大物も、最初に用意しておく必要があります。
子猫の世話はまったなしなので、最初にミルクなどもある程度の量を購入しておく必要があります。
子猫をこれから飼いたい方のための、成長時期別の特徴やお世話の仕方、かかりやすい病気、子猫を飼う上でかかる費用などについてお話ししてみました。
最近では猫も長生きになる傾向があるので、子猫から育てるとなると長いお付き合いになるかもしれません。
大切な家族だからこそ、正しいケアの仕方や適切な対処方法、上手な子猫との付き合い方をきちんと覚えてあげてください。
あなたがしてくれたことを、子猫たちは決して忘れることは無いでしょう。小さな命、小さな温もりを感じながら、頑張ってお世話してあげてください!
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最終更新日 : 2021/05/17
公開日 : 2017/07/13