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世界には非公認の犬種も含めて、700〜800の犬種があると言われています。
その中でも国際畜犬連盟に公認されている犬種は2017年時点で344犬種と、確認できている犬種の半数程度になります。
様々なミックス犬も数多く出てきているため、今後はさらに犬種が増えることが予想されます。
こんなに多くの犬種がいると、ペットとして飼う時にどんな犬を飼おうかと迷ってしまう方も多いと思います。
本記事では大きさごとに有名な犬種を中心にご紹介していきます。
おおよそ5kg未満の犬種をご紹介します。
トイプードルは抜け毛がほとんどなく小柄なため、アレルギー体質の人にも人気が高い犬種です。
被毛はシングルコートでくるくるとカールしています。
体を揺らすだけで簡単に水を弾くので、乾かしやすいです。
カットスタイルが幅広くあり、おしゃれも楽しめます。
原産国:フランス
体高:28cm以内
体重:約3kg
※トイプードルの特徴や性格、飼い方を詳細にまとめた記事も合わせてご覧ください
被毛がダブルコートなので、寒さには強いです。
しかし、日本のような高温多湿は苦手なため、温度管理が大切になってきます。
さらに、毛は細く絡まりやすいので、毎日のブラッシングは欠かせません。
骨折や歯の病気、涙やけにも気を付けなければなりません。
被毛の色はオレンジやクリームが一般的ですが、黒やブルーなどもあり多種多様です。
原産国:ドイツ
体高:約20cm
体重:約1.5〜3kg
※ポメラニアンの特徴や性格、飼い方を詳細にまとめた記事も合わせてご覧ください
賢くて物覚えが良いこともあり、長い間人気が高い犬種です。
全身純白で、大きな丸い目が特徴的。
とても甘えん坊な性格のため、甘やかしすぎるとわがままになってしまうこともあるため注意が必要です。
目元に涙やけができやすいので、毎日のお手入れが大切になってきます。
原産国:マルタ共和国
体高:約20〜25cm
体重:約3〜4kg
※マルチーズの特徴や性格、飼い方を詳細にまとめた記事も合わせてご覧ください
猟犬が祖先の犬です。
「ヨーキー」の愛称で親しまれています。
長時間の留守番や、知らない場所に預けられるのが少し苦手なタイプです。
幼犬の頃は鼻先と足回り以外がほぼ真っ黒ですが、成長するに連れて色が変化していきます。
おおよそ、2歳以降に最終的な毛色となります。
毛質的に毎日のブラッシングが欠かせず、目や口の周りも汚れやすいのでお手入れが必要です。
原産国:イギリス
体高:23cm前後
体重:3kg以内
※ヨークシャーテリアの特徴や性格、飼い方を詳細にまとめた記事も合わせてご覧ください
→ 上品な毛並みが人気の秘密!ヨークシャーテリアの性格や値段、飼い方
小柄なため、マンションやアパートでも飼いやすい犬種です。
散歩や食事量も少なく、忙しい人や年配の人にも人気があります。
しかし、小柄な分骨折のような怪我には気を付けなければなりません。
毛質はロングとスムースの2種類があります。
原産国:メキシコ
体高:約15〜23cm
体重:約2.7kg
※チワワの特徴や性格、飼い方を詳細にまとめた記事も合わせてご覧ください
ダックスフンドにはスタンダード・ ミニチュア ・カニンヘンがあり、その中でも一番小さいのがカニンヘンダックスです。
カニンヘンとはドイツ語で「 うさぎ 」という意味があり、小さな穴に入ってうさぎを狩猟する目的で作られたことから、「カニンヘン」と付けられたと言われています。
体型は体長が体高より長く、胴長短足です。
顔はマズルが長めで、垂れ耳になっています。
被毛はスムース・ロングヘアー・ワイアーヘアーの3種類です。
原産国:ドイツ
体高:胸囲30cm以下
体重:3.5kg以下
※カニンヘンダックスの特徴や性格、飼い方を詳細にまとめた記事も合わせてご覧ください
賢くて運動能力が高いため、色々なトレーニングをこなすことができます。
また、温厚で子供や他のペットに対しても友好的に接してくれます。
遊ぶことは大好きですが、骨が細いので衝突事故や落下には気を付けなければなりません。
それに加えて寒さに大変弱く、寒い時期には防寒対策のために服を着せるようにしましょう。
原産国:イタリア
体高:約32〜38cm
体重:最大5kgほど
※イタリアングレーハウンドの特徴や性格、飼い方を詳細にまとめた記事も合わせてご覧ください
→ 通称イタグレ。従順でおとなしいイタリアングレーハウンドの魅力や飼い方を解説
耳に独特な飾り毛があるパピヨンは、フランス語で蝶という意味を表します。
耳以外にも胸や足にも飾り毛があり、ブラッシングが欠かせません。
毛質は絹状のシングルコートで長毛です。
小柄ですがとても活発なので、お散歩もしっかりとしてあげましょう。
原産国:フランス・ベルギー
体高:約20〜28cm
体重:約4〜4.5kg
※パピヨンの特徴や性格、飼い方を詳細にまとめた記事も合わせてご覧ください
「イングリッシュ・トイ・テリア」と呼ばれることもあります。
見た目は体高より体長がやや長く、すっきりとした長い手足をしているため引き締まった体型に見えます。
顔は長めのマズルで、立ち耳・半立ち耳・垂れ耳のタイプがいます。
被毛はスムースコートなので、比較的お手入れが簡単な犬種です。
原産国:イギリス
体高:約25〜30cm
体重:約2.7〜3.6kg
引き締まった筋肉質な体型をしており、スタイル抜群な犬種です。
「ミニピン」の愛称で親しまれています。
小柄ですがエネルギッシュかつスタミナがあり、毎日の運動は欠かせません。
運動神経がよく賢いため、トレーニングをすれば様々な芸を覚えることができます。
しかし、体が細いので、骨折や脱臼には気を付けなければなりません。
原産国:ドイツ
体高:約25〜30cm
体重:約4〜6kg
※ミニチュアピンシャーの特徴や性格、飼い方を詳細にまとめた記事も合わせてご覧ください
おおよそ5kg〜10kg未満の犬種をご紹介します。
小型犬だけをまとめた記事もありますので、合わせてご覧ください。
→ 人気の小型犬15選を解説。小型犬の条件、種類、特徴や飼い方
つまった鼻先と大きな目が特徴的な犬種です。
表情が豊かで、喜怒哀楽が分かりやすいです。
被毛は病気予防やお手入れを軽減するため、一般的には短くカットしますが、ショードッグの場合はロングにしていることが多いです。
原産国:チベット
体高:27cm以下
体重:8kg以下
※シーズーの特徴や性格、飼い方を詳細にまとめた記事も合わせてご覧ください
シュナウザーにはジャイアント・スタンダード・ミニチュアの3種類があり、スタンダードシュナウザーを小型化したのがミニチュアシュナウザーです。
可愛らしい見た目とは裏腹に、筋肉質で頑丈な体格をしています。
顔は豊満な眉毛とひげのような顔面部の毛があり、優しい顔つきです。
原産国:ドイツ
体高:約30〜35cm
体重:約6〜7kg
※ミニチュアシュナウザーの特徴や性格、飼い方を詳細にまとめた記事も合わせてご覧ください
つぶれた鼻先とギョロッとした目が特徴的な犬種です。
鼻先が潰れていることにより気道が狭く、呼吸が多少荒々しくなっています。
また、睡眠中には人のようにいびきをかくこともよくあります。
体内の熱交換が苦手なので、温度管理が大事です。
顔の皮膚がくしゃっとシワになっているため、皮膚の間に汚れが溜まりやすくなっています。
そのため、毎日のお手入れが必要です。
原産国:中国
体高:約25〜28cm
体重:約6.3〜8.1kg
※パグの特徴や性格、飼い方を詳細にまとめた記事も合わせてご覧ください
つまった鼻先と大きな目が特徴的で、まるでぬいぐるみのようの見た目をしています。
寒さには強いですが、暑さは苦手です。
被毛はふわふわとしており、ブラッシングは欠かせません。
運動が苦手かつ太りやすい体質なので、食事管理が大切になってきます。
原産国:中国
体高:20cm前後
体重:約5〜5.4kg
※ペキニーズの特徴や性格、飼い方を詳細にまとめた記事も合わせてご覧ください
短い鼻にピンと立った耳、大きな目が特徴的な顔をしています。
毛質はスムースコートで光沢があります。
お手入れをする時は、濡れたタオルや犬用のウェットで拭いてあげましょう。
少し厳つ目な見た目をしていますが、攻撃性はほとんどなく優しくです。
原産国:アメリカ
体高:約28~38cm
体重:約7~9kg
※ボストンテリアの特徴や性格、飼い方を詳細にまとめた記事も合わせてご覧ください
→ 小さなアメリカ紳士、ボストンテリアの性格や飼い方を徹底分析!
外交的で、子供や他のペットがいても問題なく過ごせます。
被毛は光沢があり柔らかくしなやかで、軽くウェーブがかかっています。
豊富な飾り毛もありとても優雅に見えますが、抜け毛が多いためにお手入れが欠かせません。
毛色はブレインハム・ブラック&タン・トライカラー・ルビーの4種類があります。
原産国:イギリス
体高:約31~33cm
体重:約5~8kg
※キャバリアの特徴や性格、飼い方を詳細にまとめた記事も合わせてご覧ください
小柄ながらにスタミナとパワーがあり、筋肉質でたくましい体つきをしています。
耳は垂れ耳・半直立耳の2種類があります。
毛質はスムース・ブロークン・ラフの3タイプがあります。
この中でも特にスムースは抜け毛が多いので、部屋の中が毛だらけになりやすいです。
物覚えがよく頭が良いため悪知恵が働くこともあり、時にはいたずらをしてしまうこともあります。
原産国:イングランド(イギリス)
体高:約23~30cm
体重:約4.5~6.8kg
※ジャックラッセルテリアの特徴や性格、飼い方を詳細にまとめた記事も合わせてご覧ください
→ やんちゃで賢い犬。ジャックラッセルテリアの歴史・特徴・飼育方法
元々、牧羊犬として家畜をコントロールしていた犬種です。
「シェルティー」の愛称で親しまれています。
毛色はセーブル・トライ・ブルーマール・バイブラック・バイブルーの5種類があります。
小柄ですが、牧羊犬の血を受け継いでいることもあり、かなりの運動量が必要です。
毎日お散歩をたくさんしてあげるようにしましょう。
原産国:スコットランド(イギリス)
体高:約35~41cm
体重:約6~7kg
※ショットランドシープドッグの特徴や性格、飼い方を詳細にまとめた記事も合わせてご覧ください
→ シェットランドシープドッグ(シェルティー)の毛色、性格、飼い方
もともと狩猟犬として活躍していた犬種です。
体長と体高がほぼ同じくらいで、スクエア状の体型をしています。
口周りにはひげのように毛が生えており、汚れやすくなっていますので、日頃からお手入れが欠かせません。
遺伝的にてんかんを持っている場合があるため、迎え入れる際は血統をきちんと確認できるお店の方が良いでしょう。
原産国:イギリス
体高:約39cm前後
体重:約8kg前後
※ワイヤーフォックステリアの特徴や性格、飼い方を詳細にまとめた記事も合わせてご覧ください
火が付いたようによく吠える気質から、ロシア語で火という意味の「スピッチ」が由来となっています。
しかし、近年の日本スピッツは温和な性格に改良されているため、無駄吠えが減ってきています。
好奇心が強く、他の動物とも仲良くできます。
見た目は体長が体高よりやや長めで、バランスのいい頭部をしています。
分厚い被毛に覆われており抜け毛が多いため、念入りなブラッシングが必要です。
飼い主にベタベタ甘え、家では不審な物音にも反応するので、番犬としても役割を果たせます。
原産国:日本
体高:約30cm~38cm
体重:約9~11kg
※日本スピッツの特徴や性格、飼い方を詳細にまとめた記事も合わせてご覧ください
おおよそ10kg〜20kg未満の犬種をご紹介します。
中型犬だけをまとめた記事もありますので、合わせてご覧ください。
→ 飼いやすくて人気の中型犬15選。中型犬の条件、種類、特徴は?
しっぽがクルンと巻き上がっているの特徴的な犬種です。
昔から山岳地帯で小型獣の猟犬として活躍していました。
昭和12年には国の天然記念物に指定されています。
毛質は短毛のダブルコートなので、毛がよく抜けます。
そのため、ブラッシングをしっかりとしてあげなければなりません。
俊敏で持久力もあるため、運動もしっかりさせてあげましょう。
原産国:日本(本州、四国の山岳地帯)
体高:40cm前後
体重:約9〜14kg
※柴犬の特徴や性格、飼い方を詳細にまとめた記事も合わせてご覧ください
「コーギー」の愛称で親しまれています。
飼い主のことが大好きで、番犬としても優秀です。
胴長短足の体型をしているため、肥満になると背骨を痛めて椎間板ヘルニアになりやすいです。
そのため、食事量の調整と適度な運動が必要となってきます。
原産国:イギリス
体高:約26~31cm
体重:約11~14kg
※ウェルシュコーギーペンブロークの特徴や性格、飼い方を詳細にまとめた記事も合わせてご覧ください
→ コーギー(ウェルシュ・コーギー・ペンブローク)の歴史・飼育方法・価格
気品があるコンパニオンドッグとしても人気があります。
もともとはコッカーの意でもあるヤマシギという鳥を追う狩猟犬でした。
そのため、筋肉質でガッチリとした体型をしています。
皮膚の弱い子が多いため、外耳炎やアレルギー性皮膚炎などになりやすい傾向があります。
原産国:アメリカ
体高:約36~38cm
体重:約11~13kg
※アメリカンコッカースパニエルの特徴や性格、飼い方を詳細にまとめた記事も合わせてご覧ください
アメリカンコッカースパニエルと同様にヤマシギを追う狩猟犬でした。
運動量が豊富なので、日頃からたくさん運動をさせてあげなければなりません。
見た目は体高が体長より少し長く、長毛です。
毛色はブラック、タン、ローン、レッド、オレンジ、レモンなどの単色とバイカラーがあります。
耳は垂れ耳で飾り毛が多いため、耳の汚れに注意が必要です。
原産国:イングランド(イギリス)
体高:約38~41cm
体重:約13~15kg
※イングリッシュコッカースパニエルの特徴や性格、飼い方を詳細にまとめた記事も合わせてご覧ください
→ イングリッシュ・コッカー・スパニエルの毛色、大きさ、性格、飼い方
牧羊犬として有名な犬種です。
とても賢く、全犬種の中で最も知能が高いと言われているほど。
毛質は長毛・短毛がおり、ブラック・レッド・チョコレートなどがあります。
抜け毛が多い犬種なので、毎日のブラッシングが欠かせません。
原産国:イングランド(イギリス)
体高:53cm前後
体重:約14〜25kg
※ボーダーコリーの特徴や性格、飼い方を詳細にまとめた記事も合わせてご覧ください
ブルテリア を小型化した犬種で、卵型で独特な顔が特徴的です。
闘犬の血筋も入っているため、骨がしっかりとしており、筋肉質な体格をしています。
短毛なので、お手入れをするときはペット用のウェットティッシュや濡れたタオルで拭いてあげましょう。
原産国:イングランド(イギリス)
体高:25~35cm
体重:11~15kg
アメリカの漫画「スヌーピー」が登場したことにより人気が高まった犬種です。
もともとはウサギやキツネを狩る猟犬として活躍していました。
そのため、吠える能力が高く、家庭犬になってからもその能力は衰えません。
食いしん坊な部分があるため、お散歩中の拾い食いには注意をしましょう。
原産国:イングランド(イギリス)
体高:約33~38cm
体重:約18〜27kg
※ビーグルの特徴や性格、飼い方を詳細にまとめた記事も合わせてご覧ください
テレビのコマーシャルや雑誌の表紙を飾ることもあり、人気が沸騰した犬種です。
胎児の頭が大きいため、帝王切開での出産方法しかありません。
頭と耳が大きく、独特な耳は「バットイヤー」と呼ばれる形をしています。
体つきは筋肉質でガッチリとした体型です。
短毛で、毛色はフォーンやパイドがあります。
原産国:フランス
体高:約26~31cm
体重:約10〜13kg
※フレンチブルドッグの特徴や性格、飼い方を詳細にまとめた記事も合わせてご覧ください
鞭(ウィップ)のごとくしなやかに走ることから、ウィペットという名前が付けられました。
グレイハウンドの血も導入されており、時速60kmの速さで走ることもできます。
艷やかな短毛で、体臭もほとんどありません。
毛色はあらゆる色や柄のパターンがあります。
原産国:イングランド(イギリス)
体高:約41~51cm
体重:13kg前後
※ウィペットの特徴や性格、飼い方を詳細にまとめた記事も合わせてご覧ください
→ ウィペットってどんな犬? ウィペットの飼い方、性格、特徴など
狩猟犬として古くから存在する日本在来犬です。
野性味あふれる見た目をしており、一般的には黒毛に近い茶褐色の被毛に虎模様が入っています。
体格はしっかりとした四肢を持ち、巻尾または差尾です。
他の犬との相性があまり良くない個体が多いです。
原産国:日本
体高:約43~56cm
体重:約12~18kg
※甲斐犬の特徴や性格、飼い方を詳細にまとめた記事も合わせてご覧ください
おおよそ20kg〜40kg未満の犬種をご紹介します。
大型犬だけをまとめた記事もありますので、合わせてご覧ください。
→ 飼いやすくておすすめの大型犬14選!大型犬の種類や特徴、飼い方を解説
見た目は体高より体長がやや長めで、バランスが取れた体格をしています。
垂れ耳でアーモンド型の目をしており、優しい表情です。
被毛は長毛で光沢があります。
ダブルコートで抜け毛が多めなので、定期的なシャンプーとこまめなブラッシングが必要です。
毛色はゴールドまたはクリームの色調があり、白の差し毛が胸にあることもあります。
原産国:イギリス
体高:約58~61cm
体重:約29~34kg
※ゴールデンレトリバーの特徴や性格、飼い方を詳細にまとめた記事も合わせてご覧ください
盲導犬や災害救助犬など、身近で活躍していることが多い犬種です。
幼い間はやんちゃですが、生後2年ほどで性格が落ち着いてきます。
もともと水猟犬なので、泳ぐことが好きな個体が多いです。
毛は短毛で、毛色はブラック・イエロー・チョコレートなど、幅広い色味があります。
原産国:イギリス
体高:約56~62cm
体重:約30~36kg
※ラブラドールレトリバーの特徴や性格、飼い方を詳細にまとめた記事も合わせてご覧ください
まるでオオカミのような顔つきをしている犬種です。
鋭い目で少し強面ですが、人にも他の犬にもフレンドリーに接することができます。
寒さには強いものの、暑さには弱いため温度管理が大切です。
ダブルコートの下毛が厚く、抜け毛が多いのも特徴。
毛色は黒黒青色・茶褐色などがあり、腹部が白い個体が多くなっています。
原産国:ロシア
体高:約54~60cm
体重:約21~28kg
※シベリアンハスキーの特徴や性格、飼い方を詳細にまとめた記事も合わせてご覧ください
白地に黒い斑模様が特徴的な犬種です。
アメリカの大人気映画「101匹わんちゃん」で主役を努めた犬でもあります。
誕生直後は斑模様がなく、全身真っ白で別の犬種のような見た目をしています。
成長すると共に模様が出てきて、生後3カ月頃にはくっきりとした模様になります。
筋肉質な体つきで、滑らかな短毛に覆われています。
先天性聴覚障害がもっとも多いと言われている犬種です。
原産国:クロアチア・ダルメシア地方
体高:約56~61cm
体重:約27~32kg
※ダルメシアンの特徴や性格、飼い方を詳細にまとめた記事も合わせてご覧ください
鋭く尖った耳と短い尾が印象的ですが、これは断尾・断耳をした状態であり本来の姿ではありません。
実際は垂れた丸みのある耳と、細長い尻尾をしています。
筋肉質な体は滑らかな短毛に覆われており、すっきりとした見た目をしています。
歩く姿は力強く優雅です。
原産国:ドイツ
体高:66cm前後
体重:約29~41kg
※ドーベルマンの特徴や性格、飼い方を詳細にまとめた記事も合わせてご覧ください
実猟犬として、猟で優秀な働きをするために作られた犬です。
全身が艷やかな短毛に覆われており、毛色はシルバーやグレーなどがあります。
あまり見られませんが、中には長毛の個体もいます。
寒さに強くないので、冬の温度管理には特に気を付ける必要があります。
原産国:ドイツ
体高:約59~70cm
体重:約30~40kg
※ワイマラナーの特徴や性格、飼い方を詳細にまとめた記事も合わせてご覧ください
厳つい見た目をしていますが、精神的にとてもナイーブで傷つきやすい犬種です。
監視能力が高いので、警察犬や軍用犬としても活躍しています。
しつけをする場合は、厳しいトレーニングをするよりも、優しく愛情を込めてトレーニングをした方が効率的です。
見た目は下顎が出ているアンダーショットで、体全身を見ると引き締まった筋肉にガッチリとした骨格をしています。
被毛は短毛ですが高温多湿に弱いので、しっかりとお手入れをしましょう。
原産国:ドイツ
体高:約57~63cm
体重:約30kg前後
※ボクサーの特徴や性格、飼い方を詳細にまとめた記事も合わせてご覧ください
美しい被毛は日差しにより金色にも輝きます。
しっぽや足にも飾り毛が付いている長毛ですが、シングルコートなので寒さには少し弱いです。
そのため、冬場の温度管理をきっちりとしましょう。
体高より体長が長く、スリムな骨格をしています。
垂れ耳で首が長めです。
原産国:アイルランド
体高:約64~69cm
体重:約27~33kg
※アイリッシュセッターの特徴や性格、飼い方を詳細にまとめた記事も合わせてご覧ください
→ アイリッシュ・セッターの歴史、特徴、性格、飼い方のポイント
テリアの中で最も大きく、テリアの中の王様「キング・オブ・テリア」と呼ばれています。
学習能力が非常に高く、トレーニングをこなし褒められると、さらに上を目指すようになることでしょう。
かなりの運動量が必要になるので、お散歩は1日2回以上、1回1時間以上は必要です。
見た目は体長と体高がほぼ同じくらいの長さで、スクエア型をしています。
全身を巻き毛に覆われており見えにくいですが、とても筋肉質で力強い体つきをしています。
原産国:イングランド(イギリス)
体高:約56~61cm
体重:約21~23kg
全身毛むくじゃらで、顔も目も毛で覆われています。
見た目は体長と体高がほぼ同じくらいのスクエア型です。
やや太りやすい傾向があるため、毎日しっかりと運動をさせてあげましょう。
また、長毛で大変毛の量が多いダブルコートなので、毎日のブラッシングも欠かせません。
原産国:イングランド(イギリス)
体高:61cm前後
体重:30kg前後
※オールドイングリッシュシープドッグの特徴や性格、飼い方を詳細にまとめた記事も合わせてご覧ください
→ オールドイングリッシュシープドックの性格、飼育方法、価格
おおよそ40kg以上の犬種をご紹介します。
日本犬唯一の大型犬種です。
祖先はクマを対象にしたマタギ犬の大型犬でした。
そのため、体力が有り余っており、1日1時間以上のお散歩が必要です。
足が長く、がっしりとした体格をしています。
毛は短毛で抜け毛が多いため、ブラッシングをこまめにしてあげましょう。
原産国:日本
体高:約61~67cm
体重:約35~50kg
※秋田犬の特徴や性格、飼い方を詳細にまとめた記事も合わせてご覧ください
成犬は落ち着いていますが、子犬の時はやんちゃです。
膨大な体力があるので、毎日長時間のお散歩が必要です。
非常に力が強いため、引きづられないように注意してください。
毛はダブルコートの長毛で、直毛またはゆるいウェーブをしています。
毛色は黒・白・タンのトライカラーです。
原産国:スイス
体高:約64~70cm
体重:約36~45kg
※バーニーズマウンテンドッグの特徴や性格、飼い方を詳細にまとめた記事も合わせてご覧ください
ボルゾイとはロシア語で「俊敏」を意味します。
華奢な見た目をしていますが、がっしりとした骨格と筋肉を持ちます。
歩く姿は優雅で見惚れてしまうほどですが、走り出せば非常に速い速度で走ることができます。
胃捻転を起こしやすいため、食後の激しい運動は避けるようにしましょう。
原産国:ロシア
体高:約75~85cm
体重:約34~47kg
※ボルゾイの特徴や性格、飼い方を詳細にまとめた記事も合わせてご覧ください
有名アニメ「アルプスの少女ハイジ」にも出ている犬種です。
興味のないことには関心を示さないため、トレーニングはやや手こずることがあるでしょう。
寒い国の犬なので、日本のような高温多湿な気候の場所では室温管理ができる場所が必要です。
また、よだれがよく出るため、よだれ掛け・室内の拭き掃除が必須になるでしょう。
短毛種と長毛種の2種類がおり、いずれもダブルコートで下毛が厚いです。
原産国:スイス
体高:約61~70cm
体重:約50~91kg
※セントバーナードの特徴や性格、飼い方を詳細にまとめた記事も合わせてご覧ください
大型犬としては珍しい、優雅でとても長い毛が特徴的な犬種です。
換毛が不定期なシングルコートで、細長く絡まりやすい毛をしています。
そのため、こまめなブラッシングが必要です。
毛色はあらゆる色があります。
原産国:アフガニスタン
体高:約64~74cm
体重:約23~27kg
※アフガンハウンドの特徴や性格、飼い方を詳細にまとめた記事も合わせてご覧ください
→ 最も古い歴史を持つ犬!アフガンハウンドの歴史、性格、飼い方
牧羊犬として活躍しており、瞬時に状況判断ができる優れた犬種です。
学習能力が高く遊び好きなので、多くのことを覚えることができます。
顔立ちはマズルがやや短めで、耳が垂れ耳です。
尾は短めですが断尾をしているわけではなく、ナチュラルボブテイルという短尾です。
遺伝的に、聴覚障害や盲目になることがあります。
原産国:アメリカ
体高:約46〜58cm
体重:約16〜32kg
ずば抜けた運動能力と学習能力を合わせ持っているので、警察犬や軍用犬、盲導犬など、幅広く活躍しています。
腰の下がった体型をしており、筋肉質で大型犬の中ではコンパクトな見た目をしています。
耳は立ち耳で、顔立ちはシュッとしています。
被毛は短毛と長毛がおり、毛色はブラックやグレー、ブラウンなどがいます。
原産国:ドイツ
体高:約61~66cm
体重:約30~41kg
※ジャーマンシェパードドッグの特徴や性格、飼い方を詳細にまとめた記事も合わせてご覧ください
世界の犬種の中で最古の犬種だと言われています。
膨大なスタミナがあり、何か動物を見つけると追いかけてしまう可能性があるため、お散歩中は特に目が離せません。
見た目は体高より体長がやや長く、引き締まった筋肉を持っており、全体的にすらっとした体型をしています。
足が細長いため、歩く姿はとても優雅に見えます。
原産国:イラン
体高:約58~71cm
体重:約20~25kg
※サルーキの特徴や性格、飼い方を詳細にまとめた記事も合わせてご覧ください
→ 飼育犬のなかで最も歴史の長い犬、サルーキの歴史・性格・特徴
体長と体高がほぼ同じ長さで、世界最高記録の体高を持つ犬種です。
顔は頭部がやや大きめで耳は垂れ耳、咬合はシザーズバイトです。
被毛は短毛で、毛色はフォーン・ブリンドル・ブラック・ブルー・ハールクインがあります。
飼育するには十分なスペースと、1日に長時間のお散歩が必要になります。
原産国:ドイツ
体高:約70~80cm
体重:約46~54kg
※グレートデンの特徴や性格、飼い方を詳細にまとめた記事も合わせてご覧ください
泳ぎがとても得意で、水難救助隊として活躍する個体も多いです。
がっしりとした巨大な体を持ち、人が押してもびくともしません。
よだれが多い犬種なので、口周りのお手入れが欠かせません。
毛色はブラック、ブラウン、ホワイト&ブラックの3色があります。
長毛のダブルコートで暑さに弱く、夏場は特に温度管理が重要です。
原産国:カナダ
体高:71cm前後
体重:68kg前後
※ニューファンドランドの特徴や性格、飼い方を詳細にまとめた記事も合わせてご覧ください
→ ピーターパンのナナのモデル犬!ニューファンドランドの性格、飼い方
ご紹介したように犬は多くの種類があるため、これから犬を飼育したいと思っている方はは迷ってしまうことでしょう。
犬種によって、必要な運動量や食事量、確保すべき部屋の広さも変わってきます。
まずは犬のことを考えて、自身の生活環境に合った犬をペットとして迎え入れるようにしましょう。
▼これから犬を飼おうと考えている方や、既に犬を飼っている方向けの記事
公開日 : 2018/08/22