【目次】【獣医師監修】初心者や室内でも飼いやすい犬を13種厳選!
初心者でも飼いやすいのはどんな犬?
飼いやすくておすすめな犬まとめ
トイプードル
ミニチュアダックスフンド
フレンチブルドッグ
チワワ
シーズー
キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル
ヨークシャー・テリア
マルチーズ
パピヨン
ミニチュアシュナウザー
ミニチュア・ピンシャー
イタリアン・グレーハウンド
パグ
飼いやすいのは超小型犬〜中型犬
初心者でも飼いやすいのはどんな犬?
犬を飼うときに気になることは、臭いや抜け毛、声の大きさ、
しつけ
など様々です。
飼いやすい犬を選ぶためには、見た目の好みだけでなく、抜け毛や無駄吠えが少ないなど犬の特徴を確認した方が良いでしょう。
例えば、臭いは
シャンプー
である程度抑えることができますが、どうしても気になる場合は比較的臭いが少ない
犬種
(トイプードルやチワワなど)がおすすめです。
しつけのしやすさは、賢い犬(例えばトイプードル)やおだやかな性格の犬(代表としてキャバリア)など、種類によって異なります。
運動量が豊富な犬(ハウンド犬種など)を飼う場合は毎日の
散歩
が必要です。
また、室内飼いする場合はどれくらいの大きさに成長するかも重要なポイント。
飼育環境や生活スタイルに合わせて飼う犬を選ぶようにしましょう。
飼いやすくておすすめな犬まとめ
ここからは、初心者やマンションでの室内飼いにも向いている犬種をご紹介します。
性格やお手入れなどを考慮して、飼いやすい犬種を厳選しました。
トイプードル
もこもことした見た目が愛らしく人気の犬種。
聡明でしつけがしやすいことから、初心者でも飼いやすい犬として知られています。
家族以外の人や他の犬との付き合い方も上手です。
【原産国】フランス
【体重】2〜5kg前後
【大きさ】体高(地面から背中までの高さ)24〜28㎝
トイプードルの性格・特徴
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家族に対する愛情が深くよく懐きやすいです。
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好奇心旺盛で運動能力も抜群です。
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プードルの中でも賢い犬種ですが、ストレスが溜まるといたずらをすることがあります。
トイプードルのお手入れのポイント
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体力があるため、運動不足にならないように毎日の散歩や室内での遊びが必要です。
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抜け毛は少ないもののカールが絡まりやすいので、毎日のブラッシングをしてあげましょう。
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寒い時期以外は短めにカットするとお手入れがしやすくなります。
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抜け毛が無い代わりに、終生にわたり毎月か最低でも3ヶ月に一度のトリミングサロンでのカット(5,000円~10,000円)が必要です。
トイプードルのかかりやすい主な病気とケガ
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他の犬種に比べて、飛びぬけて多いのが「骨折」で、他犬種よりも治りにくく治療日数がかかります。
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体質として「高脂血症」が多く、「胆泥症」「膵炎」「糖尿病」にも要注意です。
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いつも涙があふれてしまう「流涙症」は、本人には痛みや辛さは無いものの、白い毛では目立ちます。
※トイプードルのしつけや飼い方に関する記事
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トイプードルの毛色、値段、種類、飼い方
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トイプードルのカットの種類をご紹介!お好みのカットでおしゃれを楽しもう!
ミニチュアダックスフンド
短い足でちょこちょこ走る姿がかわいい人気の犬種。
元々はアナグマを狩るために改良された犬種で、胴長短足、面長、長い耳といった特徴的な外見は、猟犬として適した姿になったものです。
順応性が高く家族にとてもよく懐くので飼いやすい犬と言えます。
【原産国】ドイツ
【体重】4〜7kg前後
【大きさ】胴回り30~35cm(体高21〜25cm)
ミニチュアダックスフンドの性格・特徴
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明るく活発で、運動量の多い遊びが大好きです。
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猟犬として活動してきたことから穴を掘る習性が残っていることもあります。
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他の人や犬には警戒心が強く攻撃的になることがあるため、子犬のときに社会性を教えるのがポイントです。
ミニチュアダックスフンドのお手入れのポイント
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被毛が上毛と下毛のダブルコートのため、定期的なブラッシングをしてあげましょう。
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特に換毛期の抜け毛が多くなるので注意してください。
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垂れ耳のために汚れが外に出ずらい傾向にあるので、お耳のケア(週一回外側を優しく拭く)も忘れずに。
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運動量が多いので、毎日の散歩と室内での遊びが必要です。
ミニチュアダックスフンドのかかりやすい主な病気
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背骨の中の神経が圧迫されて麻痺や激痛が起きる「椎間板ヘルニア」は他の犬種に比べて多く発症します。
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長いマズルと長生きの犬種なために「歯周病」や「歯根膿瘍」という歯の根っこが腐ってしまう病気が多いです。
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未去勢(精巣を残しているオス)の場合は、排便が困難になる「前立腺肥大」や「会陰ヘルニア」が出ます。
※ミニチュアダックスフンドのしつけや飼い方に関する記事
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ミニチュアダックスフンドの毛色、性格、飼い方
フレンチブルドッグ
鼻ぺちゃで愛嬌のある顔立ちが人気を集めている犬種。
イビキをかいたりオナラをしたり、飼い主を飽きさせないと評判です。
家族への愛が深く寂しがり屋なので、いつも一緒にいたい人の飼い犬に向いています。
【原産国】フランス
【体重】8〜14kg前後
【大きさ】体高24〜35cm前後
フレンチブルドッグの性格・特徴
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子犬のうちにコミュニケーションをしっかり取ると信頼関係が築けます。
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甘えん坊で飼い主さんにべったりな傾向があります。
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無駄吠えが少なく、他の犬にもフレンドリーに接します。
フレンチブルドッグのお手入れのポイント
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皮膚がデリケートなので、皮膚炎が無いか、耳に匂いが無いのかチェックします。
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夏は熱中症になりやすく、気温が下がれば下痢になったりと繊細なので温度管理が必須です。
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チャームポイントである顔の皺にはゴミや垢が溜まりやすいので、毎日優しくヒダの中をぬぐいましょう。
フレンチブルドッグのかかりやすい主な病気
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他犬種に比べてリスクが高いのが「軟口蓋過長症」で、イビキをかいているような呼吸状態で、酷いと呼吸困難になります。
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外皮(皮膚、角膜、腸管)に関する全般的なトラブルが起きやすく、「膿皮症」「外耳炎」「角膜潰瘍」「タンパク漏出性腸症」に要注意です。
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生まれつき、背骨に変形がある「変形性脊椎症」は短頭種全般に多く見られます。
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保険会社の請求額からは、「脳腫瘍」「脳疾患」が他犬種より多く発症していました。
※フレンチブルドッグのしつけや飼い方に関する記事
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フレンチブルドッグの歴史、性格、毛色、飼い方
チワワ
超小型犬の中でも人気が高い犬種。
世界で一番小さい犬として公認されていて、アパートやマンションの室内でも飼いやすい大きさです。
活発で明るく、小柄ながら自分より大きな犬に挑む勇敢な一面もあります。
【原産国】メキシコ
【体重】2〜4kg前後
【大きさ】体高15〜23cm前後
チワワの性格・特徴
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保守的なので、家族以外の人に対する警戒心が強く、番犬に向いています。
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甘やかしすぎると、頑固で社会性が低くなるので注意しましょう。
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家族で飼う場合は、特定の人だけに懐くのを避けるため全員でしつけをするのがポイントです。
チワワのお手入れのポイント
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日頃は室内の運動で十分ですが、ストレスがたまらないように適度な散歩も必要です。
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暑さや寒さに弱いので、室温管理に気を付けましょう。
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被毛は定期的なブラッシングでケアし、シャンプーを月1~2回ほど行います。
チワワのかかりやすい主な病気
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生まれつき脳に水がたまりやすい「水頭症」の好発種ではありますが、多くはありません。
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膝にあるお皿のような骨がずれてしまう「膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)」は、生まれつきの傾向が多いです。
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他犬種と比較して多いのは「弁膜症」で、心臓の中にある僧帽弁や三尖弁と言われる弁の不具合による心臓の病気です。
※チワワのしつけや飼い方に関する記事
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チワワの性格、大きさ、飼い方
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シーズー
中国の上流階級に飼われてきた歴史を持ち、上品な見た目が魅力的な犬種。
中国語で「ライオン」という意味で、西太后の愛犬としても有名です。
飼い犬に従順で飼いやすく、長くてやわからな被毛はリボンで結んだりとおしゃれも楽しめます。
【原産国】中国
【体重】4.5〜8kg
【大きさ】体高26cm前後
シーズーの性格・特徴
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おおらかで社交的なので、子どもや他の犬にもフレンドリーに接します。
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穏やかな性格ながら遊ぶのも好きで活発です。
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頑固な一面があるため、間違えたことを覚えさせないように注意しましょう。
シーズーのお手入れのポイント
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暑さに弱いので、サマーカットをしてあげるといいでしょう。
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運動不足で太らないように、夏以外は毎日の散歩と室内運動をさせます。
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被毛は長毛のダブルコートで、抜け毛は少ない方ですがブラッシングが必要です。
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抜け毛が無い代わりに、終生にわたり定期的なトリミングが必要です(1〜3ヶ月ごとに3,000円~8,000円)。
シーズーのかかりやすい主な病気
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皮膚トラブルが多く、「脂漏性皮膚炎」「指間皮膚炎」「外耳炎」「マラセチア性皮膚炎」に要注意です。
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眼が出ている関係から「角膜潰瘍」「乾性角結膜炎」「異所性まつ毛」「緑内障」などの眼の病気も多いです。
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体質的にオシッコに石(小さな結晶)が出来てしまう「尿石症」「膀胱結石」では、治療用のご飯に変更する必要があります。
※シーズーのしつけや飼い方に関する記事
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シーズーの飼い方!室内犬の定番!
キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル
イギリス王室で愛された犬種で、キャバリアは「中世の騎士」、キング・チャールズ・スパニエルは「チャールズ王の狩猟犬」という意味。
大きな目と垂れた耳、ウェーブがかった被毛のかわいい見た目が人気です。
人に懐きやすくおおらかなので、子どもがいる家族でも飼いやすい犬と言えます。
【原産国】イギリス
【体重】5.4〜8kg
【大きさ】体高32cm前後
キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルの性格・特徴
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噛みぐせや無駄吠えが少なく、人懐こくて友好的です。
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攻撃性が低く争いを好まないため、他の犬や家族以外の人とも仲良くできます。
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従順でしつけがしやすく、遊ぶのが大好きです。
キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルのお手入れのポイント
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室内の遊びや毎日の散歩でスキンシップを取りつつ、落ち着けるようにパーソナルスペースも用意してあげましょう。
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ダブルコートの被毛はカールがかっていて絡みやすいため、定期的なブラッシングでケアします。
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太りやすい体質なので、間食を控えるなど食事には注意が必要です。
キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルのかかりやすい主な病気
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キャバリアといえば心臓の「弁膜症」で、中高齢ではかなりの高確率で心臓の弁の閉じが悪くなるので、定期健診が必須です。
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生まれつき脊髄液の流れが悪くなって脊髄に溜まってしまう「脊髄空洞症」など神経疾患のリスクがあります。
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眼のトラブルも多く「乾性角結膜炎」「角膜ジストロフィー」「結膜炎」の保険請求額が他の犬種よりも多いです。
※キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルのしつけや飼い方に関する記事
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キャバリアの性格、毛色、値段、飼い方
ヨークシャー・テリア
小さな体と美しい被毛が特徴的な犬種。
19世紀のイギリスでネズミを捕獲するために生まれました。
聡明なので、幼犬のうちにきちんとしつけると飼いやすい犬種です。
【原産国】イギリス
【体重】2〜3kg前後
【大きさ】体高16cm前後
ヨークシャー・テリアの性格・特徴
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主人と認めた相手を深く信頼します。
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小柄ながら勇敢で
大型犬
に立ち向かっていくこともあります。
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ストレスがたまると無駄吠えをするので、信頼関係を築けるようにスキンシップを取りましょう。
ヨークシャー・テリアのお手入れのポイント
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抜け毛は少なめですが、細くて絡まるので毎日のブラッシングが必要です。
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日頃の運動は室内で補い、ストレスをためないように軽い散歩をしてあげましょう。
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甘やかし過ぎると、飼い主と離れたときに不安を感じてしまい、留守番ができなくなることもあります。
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毛が抜けないので、1〜3ヶ月ごとにトリミングが必要です(5,000〜10,000円)。
ヨークシャー・テリアのかかりやすい主な病気
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下痢や軟便が続く「タンパク漏出性腸症」は、命にも係わる大変な病気です。
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膝の関節のトラブルが多く「膝蓋骨脱臼」や「前十字靭帯断裂」にもなりやすい傾向があります。
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中高齢では「慢性腎不全」を患うことが多く、専用のご飯と点滴の通院が必要になります。
※ヨークシャー・テリアのしつけや飼い方に関する記事
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上品な毛並みが人気の秘密!ヨークシャーテリアの性格や値段、飼い方
マルチーズ
ぬいぐるみのようにフワフワな見た目で愛される犬種。
世界最古の愛玩犬とよばれていて、改良によるものではなく、最初から小さな犬だったと考えられています。
古くから人間と生活してきたので、しつけがしやすく初心者でも飼いやすい犬です。
【原産国】地中海沿岸地域(アジアという説もある)
【体重】2.5〜3.5kg
【大きさ】体高20〜25cm
マルチーズの性格・特徴
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明るくて頭が良く、飼い主への忠誠心がありますが、嫌なことは嫌と言える意思の強さもあります。
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温厚で落ち着きがあり、他の犬との接し方も上手です。
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飼い主が大好きで抱っこも好みますが、甘やかし過ぎると社交性が低くなるので注意してください。
マルチーズのお手入れのポイント
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室内で遊んであげれば運動量を確保できますが、気分転換のためには散歩も必要です。
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毛並みを長くするカットの場合は毎日のブラシは必須です。
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毛は抜けずに伸び続けるので、定期的なトリミング(1〜3ヶ月毎)が必要です(5,000〜8,000円)
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毛色が白のため、涙焼けが目立つので、目に入らないように優しく涙を拭きましょう。
マルチーズのかかりやすい主な病気
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毛色がきれいな真っ白なこともあり、「流涙症」や 「目ヤニ」による涙焼けがとても目立ってしまいます。
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中高齢のマルチーズは心臓の弁に不具合がでる「弁膜症」になることが多く、検査と投薬が必要になります。
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繊細な皮膚を持っていることも多く、「外耳炎」で診察を受ける件数が多いです。
※マルチーズのしつけや飼い方に関する記事
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マルチーズの飼い方、毛色、性格、値段
パピヨン
優雅な見た目で、マリー・アントワネットの愛犬として知られる犬種。
立ち耳タイプがパピヨンと呼ばれ、フランス語で「蝶」という意味を持ちます。
上流階級の番犬として役立ってきたため、賢くて飼いやすい犬です。
【原産国】祖先犬はスペイン
【体重】3〜4.5kg
【大きさ】体高28cm前後
パピヨンの性格・特徴
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活発で賢く、ドッグスポーツや訓練競技会にも向いています。
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人に甘えたり遊んでもらったりするのが大好きです。
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賢いがゆえに、正しいしつけをしないと悪いことを覚えてしまうので気を付けましょう。
パピヨンのお手入れのポイント
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シングルコートとダブルコートの2タイプあり、どちらも定期的なブラッシングが必要です。
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寒さに弱いので冬は洋服を着せてあげるなどして調整します。
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毎日の散歩や室内での遊びを通してコミュニケーションを取りましょう。
パピヨンのかかりやすい主な病気
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発作や姿勢異常を引き起こす「壊死性白質脳炎」の好発種にあげられていますが多い病気ではありません。
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「膀胱炎」「尿路結石」など、オシッコのトラブルが多いです。
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他の犬種と比較すると、「タンパク漏出性腸症」の発生が多いようなので、軟便や下痢には要注意です。
ミニチュアシュナウザー
ドイツ語で「ヒゲ」の意味を持つ人気の犬種。
アメリカの著名人やハリウッドスターに愛された犬として知られています。
飼い主に従順でしつけがしやすく、警戒心が強い番犬向きの犬です。
【原産国】ドイツ
【体重】4〜8kg前後
【大きさ】体高30〜35cm前後
ミニチュアシュナウザーの性格・特徴
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警戒心が強く吠えることがありますが、訓練によってコントロールすることが可能です。
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主従関係を築くことで飼い主への忠誠心を強く持ちます。
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好奇心旺盛で活発で運動が大好きです。
ミニチュアシュナウザーのお手入れのポイント
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ダブルコートの被毛は抜け毛が少なく、週数回のブラッシンでケアできます。
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運動不足はストレスになるため毎日の散歩が必要です。
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ストリッピング(専用のナイフで被毛を全体的に引き抜く方法)をする場合は清潔に保ち皮膚を守ってあげましょう。
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トリミング犬種なので、1〜3ヶ月に一度はトリミングサロンでカットする必要があります(5,000 〜10,000円)。
ミニチュアシュナウザーのかかりやすい主な病気
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「膀胱結石」や「腎結石」あるいは「膀胱炎」など、オシッコに結晶(石)が出来ることが多く、特別な療法食が必要になります。
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普通のものを食べていても「高脂血症」「膵炎」そして結果的に「糖尿病」になってしまうリスクが他犬種より高いです。
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皮膚も繊細であることが多く「皮下膿瘍」「皮膚の腫瘍」「湿疹」なども多く見られます。
※ミニチュアシュナウザーのしつけや飼い方に関する記事
→
ミニチュアシュナウザーの飼い方、毛色、性格、値段
ミニチュア・ピンシャー
愛らしい見た目と運動神経のよさが魅力の犬種。
ドイツでは、子鹿のような見た目から「レイピンシャー」と呼ばれることもあります。
抜け毛が少なくお手入れ面で飼いやすい犬です。
【原産国】ドイツ
【体重】4〜5kg前後
【大きさ】体高25〜30前後
ミニチュア・ピンシャーの性格・特徴
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活発で好奇心旺盛なので、遊ぶのが大好きです。
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飼い主への忠誠心が強いため、主従関係を築くことがポイント。
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小型犬ながら体力は大型犬並みで、アクティブに愛犬と遊びたい人に向いています。
ミニチュア・ピンシャーのお手入れのポイント
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柔らかい素材のブラシでブラッシングケアします。
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1~2ヶ月に1回程度のシャンプーで皮膚病を予防しましょう。
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毎日の散歩が必要ですが、寒さに弱いため冬は洋服を着せてあげます。
ミニチュア・ピンシャーのかかりやすい主な病気
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皮膚に赤みや痒みが起きる「アレルギー性皮膚炎」や「外耳炎」になることが多いです。
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膝にあるお皿のような骨がずれてしまう「膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)」では時々後ろ脚を庇う、という症状が出ます。
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大腿骨頭に異常が起こる「レッグ・カルベ・ペルテス病」は若いうちに後ろ足(股関節)に痛みが出たときには要注意です。
※ミニチュア・ピンシャーのしつけや飼い方に関する記事
→
ミニチュアピンシャーの性格、値段、飼い方
イタリアン・グレーハウンド
スレンダーで長い足をした上品で美しい姿が人気の犬種。
イタリア王室をはじめ、ヨーロッパの貴族に愛された犬として知られています。
無駄吠えが少なくマンションの室内でも飼いやすい犬です。
【原産国】イタリア
【体重】4〜5kg前後
【大きさ】体高32〜38cm前後
イタリアン・グレーハウンドの性格・特徴
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穏やかでしつけがしやすいのが特徴。
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明るくて優しく、子どもや他の犬ともフレンドリーに接することができます。
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辛抱強くストレスをためやすいので注意が必要です。
イタリアン・グレーハウンドのお手入れのポイント
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抜け毛が少ないので柔らかいブラシでケアし、シャンプーをした後はドライヤーを使わずタオルドライしてあげましょう。
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頭が小さいため首輪が抜けないように、首と胸にかけるタイプのハーネスを使います。
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とても寒がりなので、冬は洋服や温度調整が必要です。
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かなりの運動量が必要で、1日に1〜2kmの散歩がおすすめです。
イタリアン・グレーハウンドのかかりやすい主な病気
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1歳未満で耳介部分などに対象に脱毛が起こる「パターン脱毛症」は痒みや赤みもなく、遺伝的な要因と考えられています。
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転倒や落下による「骨折」では、両足を同時に折るようなケースもあります。
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硝子体の変性による「網膜剥離」は、体質によるところもあるので、眼底検査もお勧めです。
※イタリアン・グレーハウンドのしつけや飼い方に関する記事
→
通称イタグレ。従順でおとなしいイタリアングレーハウンドの魅力や飼い方を解説
パグ
中国で古くから愛されてきた人気の小型犬。
しわくちゃな顔とくるんと巻いたしっぽがチャームポイントです。
陽気で懐きやすく臭いが少ないことから、室内でも飼いやすい犬と言えます。
【原産国】中国
【体重】6〜8kg前後
【大きさ】体高25〜28cm前後
パグの性格・特徴
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落ち着きがあり明るく、警戒心が少なく無駄吠えが少ないです。
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頑固な一面がありますが、時間をかければしっかりしつけられます。
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太りやすいため毎日の散歩や室内の遊びが必要です。
パグのお手入れのポイント
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短毛ですがダブルコートで抜け毛があるため、ブラッシングでケアします。
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顔や体にしわがある部分は汚れがたまりやすいので拭いてあげましょう。
パグのかかりやすい主な病気
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他の犬種に比べて皮膚に「肥満細胞腫」ができやすい傾向にあるので、小さな湿疹のようなものに要注意です。
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涙の量が減ることで目に炎症がおきてしまう「乾性角結膜炎」(KCS、ドライアイ)も多いので目の様子を観察しましょう。
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起きているのに、酷いイビキのような呼吸になる「短頭種気道症候群」では、呼吸困難になることがあります。
※パグのしつけや飼い方に関する記事
→
パグの性格や毛色、飼い方
飼いやすいのは超小型犬〜中型犬
明るくて活発な犬や、穏やかで温厚な犬など種類によって色々なタイプがいます。
元の性格もありますが、しつけトレーニングも大切なポイントです。
そして、飼い主さまの行動で問題行動を助長しているケースも多くあります。
正しく教えて、トレーニングを重ねることで、人間社会に馴染みやすく飼いやすい犬へと育っていきます。
初心者や室内飼いにおすすめなのは、超小型〜中型の犬種。
子どもとフレンドリーにできる犬や、無駄吠えが少ない犬など、飼う環境に合わせて選ぶのがおすすめです。
それでも、噛まない穏やかなはずのキャバリアに攻撃性があるケースや、基本的に他人には攻撃性が出る犬種の柴犬がとても穏やかであったりと、個性には犬種では計り知れない大きな差があります。
動画で見ていたのと違う!聞いていたのと違う!思っていたのと違う!ということのないように、それぞれの犬を受け止めて向き合うようにしましょう。
また、犬を飼育する上では健康面への配慮も大切なので、事前にかかりつけの病院を見つけておくようにしてください。
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犬の飼い方、費用、エサ、トイレ、しつけ、病気、老後のお世話まで
監修:獣医師 山口 明日香(やまぐち あすか)
日本獣医生命科学大学獣医学部獣医学科卒後、2つの動物病院に勤務し、現在も臨床獣医師として働く。
ワークライフバランスを整えるため、在宅でのLINEおよび電話による健康相談、しつけ相談も開始。
その過程で、病気のみならず各種トレーニングと問題行動の大変さ、大切さを知る。
今後は学校飼育動物学で学んだ動物飼育と、子供の情緒の発達についても発信し、獣医動物行動研究会において問題行動の知識を深め、捨てられる動物が減るように正しい情報を伝えるべく模索中。