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トイプードルのカットの種類をご紹介!お好みのカットでおしゃれを楽しもう!






日本での飼育数が一番多いトイプードルは不動の人気犬種です。
そんなトイプードル飼育の飼い主さんにとって最大の楽しみは、様々なカットを楽しめること。

種類も豊富で自分の愛犬にあったカットを選択することで、おしゃれを最大限に楽しむことができます。
今回はトイプードルのカットの種類についてご紹介させていただきます。

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【目次】トイプードルのカットの種類をご紹介!お好みのカットでおしゃれを楽しもう!

 

トイプードルのカット紹介:はじめに

トイプードルのカット紹介:歴史

トイプードルのカット紹介:カットの役割

①おしゃれ・個性の主張

②健康維持・衛生的に被毛を保つ

③愛犬の社会化・コミュニケーション

トイプードルのカット紹介:人気のカット5選

①テディーベアカット

②ラムクリップ

③アフロカット

④モヒカンカット

⑤コンチネンタルクリップ

トイプードルのカット紹介:年代に合わせたカット

・パピーカット

・シニア期のカット

トイプードルのカット紹介:まとめ

 

トイプードルのカット紹介:はじめに

 

トイプードル はじめに

 

トイプードルは 犬種 の中でも様々なカットがあり、愛犬に似合うスタイルを探すことは、飼い主にとって楽しみの一つです。

定期的に トリミングサロン に通い手入れをしてあげないと、トイプードルの被毛は伸び放題になってしまい皮膚病の原因にもなります。

 

プードル種 の被毛は、シングルコートのため抜け毛が少ないですが、他の犬種よりも被毛が細いということもあり、毛玉ができやすいです。

放置してしまうとせっかくの美しい毛を短く刈らないといけなくなったり、治療費がかかったりと弊害も出てきます。

 

したがって、愛犬をおしゃれにするだけではなく、衛生面からもトイプードルのカットは必要不可欠な手入れと言えるでしょう。

また、パピーの幼少期やシニア期に適切なカットをしてあげることにより、より快適にその時期を過ごすことができます。

 

本記事では、トイプードルのカットの役割や現在人気のカットの種類などをご紹介させていただきます。

 

 

トイプードルのカット紹介:歴史

 

もともとプードルは、現在の スタンダードプードル と呼ばれる大型のサイズのみ存在していました。

その歴史は古く、原型となった祖先犬は紀元前のローマ帝国の頃より存在していたという説もあります。

 

大型の猟犬として活躍していたプードルのカットが主流になったのは、16世紀頃のフランスが始まりとされています。

当初のカットの目的は、水猟犬として水場で活動するのに余計な被毛を刈ってしまおうという機能的な目的で始まりました。

そして、大事な心臓や関節部分の被毛のみを残して、それ以外の部分を刈り込んだスタイルが主流でした。

 

同時期に小型の トイプードル が誕生し、愛玩犬としての需要が高まると同時に、カットもおしゃれ目的で行われるようになりました。

美しくカットされたトイプードルは貴族の間でたちまちブームとなり、現在のようなファッション要素の高い愛玩犬として重用されるようになりました。

 

さらには、おしゃれなカットが主流になったトイ・プードルの飼育は急速に普及しました。

日本にトイプードルが伝わったのは戦後のことであり、現在のようなブームは90年代に入ってから爆発的に増加しました。

いまや日本でのトイプードル飼育数は常に上位となっており、不動の人気を誇る犬種になっています。

 

 

トイプードルのカット紹介:カットの役割

 

冒頭にも紹介した通り、カットの役割は様々なものがあり、トイプードルを飼育する上では欠かせないケアです。

カットの役割を理解した上で、愛犬に似合う機能的なカットを見つけるための参考にしていただければ幸いです。

 

①おしゃれ・個性の主張

 

現在飼育されているトイプードルのほとんどが、愛玩目的で飼育されています。

愛犬を美しくカットして飾り立てることは、トイプードルを飼育する醍醐味の一つであり、充実したドッグライフにもつながります。

 

愛犬に似合うカットを見つけた時の喜びは嬉しいものであり、写真などの記録にもたくさん残したくなるものです。

おしゃれな愛犬を連れて出かけることで、他の愛犬家との交流にもつながり、楽しみが増えますよね。

 

また、独特のカットをすることで個性の主張が可能であり、他の との差をつけることができます。

カットを通して濃厚にコミュニケ―ションをとることにより、愛犬との絆もより深まります。

 

②健康維持・衛生的に被毛を保つ

 

トイプードルは抜け毛が少なく小型という点で、掃除の面から手軽に飼育できる点が魅力的な犬種です。

しかし、他の犬種よりも独特の巻き毛で細い毛質をしており、定期的にブラッシングをしないとたちまち毛玉ができてしまいます。

毛玉ができた被毛をそのまま放置しておくと、皮膚病の原因にもなり愛犬の健康を害することにもなります。

 

さらに毛玉ができてからの手入れは、トリミングサロンでも追加料金が発生することがほとんどで、経済的な負担にもなります。

皮膚病になってしまった場合には治療費がかかり、また長期での薬浴など完治までに時間がかかることもあります。

 

そのような状態にならないためには、日ごろからのケアが必要であり、定期的にカットすることは重要です。

もしも愛犬に腫瘍等のしこりがあった場合にも、被毛を手入れすることで早期発見につながります。

 

③愛犬の社会化・コミュニケーション

 

幼少期からトリミングサロンを利用して、カットしてもらうことは愛犬の社会化につながります。

早くから身体のいろんな場所を他人に触ってもらうことで人慣れし、噛み癖などの問題行動を予防することにもなります。

 

また、トリミングサロンは他の犬たちも利用しますので、犬見知りを防ぐこともできますよ。

ご自宅でもブラッシングを通して愛犬とコミュニケーションをとることで、人好きな子に育ち絆を深めることができます。

 

 

トイプードルのカット紹介:人気のカット5選

 

トリミングサロンで人気主なカットをご紹介いたします。

各カットのメリット・デメリットも一緒にご紹介させていただきます。

 

①テディーベアカット

 

 

トイプードルの人気の火付け役となった代表的なカットです。

実は日本発祥のカットであり、ふわふわの被毛を有するトイプードルにピッタリのカットです。

現在も人気のカットであり、名前の通りテディベア―を模した顔にバリカンを入れないカットスタイルです。

多くのトリミングサロン利用者がこのテディーベア―カットの希望しており、トイプードルカットのポピュラーなものとなっています。

 

<メリット>

 

最大のメリットはなんといっても見た目の可愛らしさです。

その愛くるしい表情と小さな身体とマッチして、より愛玩犬らしいぬいぐるみのようなキュートな仕上がりになります。

 

機能面からも、顔周りの被毛をある程度残すことで、目の周りなどを保護することができるため、涙やけ等の防止になります。

散歩 の際の粉じんなどからも顔周りを保護する効果もあるので、トイプードルにあったカットともいえます。

 

<デメリット>

 

他のカットより長めに被毛を残すものになりますので、愛犬の伸び具合によってはこまめな手入れが必要になります。

また、顔周りの被毛を残すことから、ある程度伸びてくると食事や給水の際に口周りを汚しやすくなり、ふき取ることが必要です。

毎日のブラッシングで毛玉を作らないようにケアが必要ですので、維持に手間と費用が掛かってきます。

 

②ラムクリップ

 

 

プードル種のカットの元祖であり、テディーベアカットが流行する前はこのラムクリップが一般的でした。

顔、脚周り、尻尾の付け根ににバリカンをかけ被毛を手入れしやすくする目的でも重宝するカットです。

 

トイプードルの マズル 部分のシュッとした特徴を最大限に生かすカットであり、凛々しい印象を与えるカットです。

昔からフランスの貴婦人などに愛された正統派のカットです。

 

<メリット>

 

本来のトイプードルらしさを表現することができるカットです。

ドッグショーでは正式に採用されているカットであり、現在も多くのトイプードル愛好家に親しまれています。

 

さらに顔周りにバリカンをかけることで、口周りなどのケアしやすく、カット頻度も多くないので経済的です。

汚れやすい脚周りや尻尾周りを短くカットすることにより、衛生的に飼育することができます。

 

<デメリット>

 

顔周りにバリカンをかけて短く刈ってしまうことにより、ホワイトのトイプードルなどは涙やけなどが目立つことがあります。

さらに被毛が少ない分、直接目にゴミが入りやすいので、老犬などは目や口周りのトラブルが起きる可能性があります。

 

また、マズルの長いトイプードルにはよくにあうカットですが、マズルが短い個体は不格好に見えてしまうことがあります。

愛犬のお顔のパーツを把握したうえで選択したいカットです。

 

③アフロカット

 

 

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頭部を丸くアフロのように残したカットです。

同じくカット犬種である ビションフリーゼ によくみられるカットで、ボリュームのある頭部がインパクトがあります。

ただのテディーベアカットに飽きてしまった飼い主さんに人気であり、アプリコットやブラックなどの毛色の濃い目のプードル種に似合うカットです。

 

<メリット>

 

他のトイプードル達と一線をかくしたい場合におすすめです。

丸い頭部はそれだけで愛らしく、プードルのキュートな感じがより引き立ちます。

頭部にボリュームを持ってくることで、小顔な印象を与え、よりぬいぐるみ感が増すカットになります。

 

<デメリット>

 

頭部の被毛は長く残すことになるので1か月に数回のカットが必要になり、伸びてくるとすぐに毛が崩れて垂れてきてしまいます。

また、カットの回数が多くなるために経済的に負担も増えます。

 

伸びて型崩れした被毛は目にかかるので、放置すると眼のトラブルにもつながり、こまめなサロン通いが必要です。

トリミング の予算と相談しながら挑戦したいカットになります。

 

④モヒカンカット

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

maririnさん(@ryu_maririn)がシェアした投稿 -

 

アフロカットの応用編で、頭部から背中にかけて一部の被毛を長く残し、モヒカン風にするカットです。

頭部の立てられた毛はかっこ良さの象徴として、雄のトイプードルに人気のカットです。

ちょっとやんちゃな感じが可愛らしさを引き立ててくれる、遊び心のあるカットとなります。

 

<メリット>

 

取り入れている方がすくないカットになりますので、個性の主張の面ではばっちりなカットです。

また、テディーベアカットやラムクリップを部分的に取り入れることも可能ですので、オリジナリティがあるカットになります。

モヒカンがレトロさを演出してくれるため、ついつい人に自慢したくなっちゃうそんな個性的なカットです。

 

<デメリット>

 

アフロカット同様に一部分の被毛のみを長く残すことになりますので、維持費がかかります。

また、一部分だけ伸ばした被毛は絡まりやすく、毛玉の原因になりやすいので注意が必要です。

 

さらに、いざモヒカンカットにしてみたらイメージと違ったなど、トリマーさんの表現方法によって個人差が出やすいカットです。

信頼できるトリマーさんに、自分のイメージを伝えてカットしてもらうことが望ましいでしょう。

 

一般的なカットよりは難易度がたかくなりますので、サロンによっては受け付けてもらえないこともあります。

特別料金がかかることもあるため、事前に確認してからお願いするのが良いでしょう。

 

⑤コンチネンタルクリップ

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

A post shared by pureluster.sachi (@pureluster.sachi) on

 

ドッグショーで正式に採用されているカットです。

トイプードルの魅力を最大限に生かした華やかなカットは、まさにコンテスト向きと言えるでしょう。

お尻の左右を一部分残し、頭頂部を貴婦人のように盛り上げた姿が特徴的です。

 

<メリット>

 

由緒正しいカットであり、これぞプードル!というカットになります。

コンテストへの出場を目指している方には身近なカットですね。

 

その豪華さから歴史を感じるカットでもあり、比較的お手入れがしやすいのも魅力的です。

心臓部分や関節などの大切な部位を守るためにしっかりと被毛が残されるカットですので、機能性の面でも優秀です。

 

<デメリット>

 

コンテスト向きのカットになるため維持費がかかります。

少しでも被毛が伸びてしまうと型崩れしてしまい、一般の家庭犬には向かないカット方法です。

 

さらには、身体が小さい細身のプードルですと貧弱に見えてしまうため、かわいそうな印象を与えることもあります。

骨格の太いしっかりとした身体つきのトイプードルが似合うカットです。

キープするためには自宅でのケアも必須であり、維持するためには覚悟がひつようなカットでしょう。

 

 

トイプードルのカット紹介:年代に合わせたカット

 

人気のトイプードルのカットについてご紹介させていただきました。

素敵なカットがたくさんありますが、年代にあわせて機能的にカットしてあげることも大切です。

適切なカットをすることにより得られる効果をご紹介いたします。

 

・パピーカット

 

プードル パピーカット

 

子犬 のうちは毛質がしっかり整っておらず、やわらかい綿毛のような被毛をしています。

パピー期にあったカットをしてあげることにより、被毛の成長を邪魔することなく、清潔に保つことが可能です。

 

また、子犬の時期にしか味わえない表情や可愛さを表現できるので、パピーカットは有効的です。

幼少期から適切に整えることで成長しても美しい被毛を楽しむことができます。

 

・シニア期のカット

 

 

免疫力も体力も衰えてくるシニア期にとって、夏場は皮膚のトラブルが起きやすい時期でもあります。

また、若い時ほど被毛にはりがなくなってくるので、思うようにカットできないこともあります。

寝たきり状態などになってしまった場合、被毛が汚れやすくなってしまうので短く刈り込んでしまうのも一つの方法です。

 

プードル種は寒さに弱いため冬場の丸刈りは飼育環境を考慮して行う必要がありますが、被毛を短くすることで負担をけいげんすることができます。

そして、お尻周りなどの汚れやすい部分のみを短く刈ることも、シニア期の愛犬の負担を減らせます。

愛犬の状態に合わせて機能的にカットしてあげることで、長生きにつながりますよ。

 

 

トイプードルのカット紹介:まとめ

 

プードル カット まとめ

 

トイプードルのカットについて紹介させていただきました。

機能面などもあわせて有効なカットをみつける参考にしていただければ幸いです。

 

さらには自宅でカットに挑戦してみたり、コンテストなどに出場してみるのもトイプードル飼育ならではの楽しみ方です。

カット犬種であるトイプードルの魅力を最大限にいかして、愛犬との生活を是非エンジョイしましょう。


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