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プードルは、見た目の可愛らしさと頭の良さを兼ね備えた 犬 です。
ブリティッシュコロンビア大学の研究では、 ボーダーコリー に次ぐ頭の良さを持っているとされており、沢山の 犬種 の中でその知能の高さは2位に位置付けされています。
また、日本では小型犬に分類されるトイプードルが人気ですが、原産地であるフランスやドイツなどの外国では、スタンダードプードルと呼ばれる中型犬のサイズのプードルの人気が高いです。
ここでは、そんなプードルについて、歴史や特徴、種類などを解説します。
プードルは元々ヨーロッパで鴨狩りでの回収犬、または狩猟犬として飼育されていました。
現在では愛玩犬として飼育されていることが多いですが、頭が良いため 警察犬 や介護犬として働いていることもある犬です。
特にフランスでは人気が高い犬で、「フレンチプードル」と呼ばれることもあります。
原産はフランス、もしくはドイツであると言われていますが、実はプードルは非常に歴史が古い犬であるため、明確なことはわかっていません。
しかし、プードルという名前がドイツ語のPudel(プデル:水中でバチャバチャと音を立てる)ではないかと言われていることから、起源としてはフランスに輸入されたドイツの狩猟犬ではないかと推測されています。
また、フランスではカニシュ(鴨を獲る犬)と呼ばれることもあります。
プードルが現在のように小型化、美的要素をメインに扱われるようになったのは16世紀ごろです。
上流階級の女性の中でプードルの人気が高まり、この時にミニチュアプードルなどの小型サイズのプードルが誕生しました。
ちなみに、日本で人気が高いトイプードルは18世紀後半のフランス、マリーアントワネットの時代に誕生したプードルです。
このように、スタンダードプードルから様々な大きさのプードルが現れ、現在ではスタンダードを含めた6種類のプードルが存在します。
プードルの最大の特徴はもこもことした巻き毛です。
シングルコートと呼ばれる構造で、換毛期がなく、抜け毛が少ないことから愛玩犬としての人気が高まりました。
体臭も他の犬と比べると比較的少なく、そうしたところもペットとして好まれる要因となっています。
そのため、現在ではプードルの毛質や 体臭 と他の犬の特徴を組み合わせたプードル・ハイブリッドと呼ばれる犬も増えてきています。
ただ、このもこもことした毛並みは非常に絡みやすいため、ブラッシングや トリミング を怠るとプードルが毛玉まみれになってしまいます。
できれば毎日、もしくは2日に1回程度のブラッシングや、定期的なトリミングが必要となります。
ブラッシングは犬とのコミュニケーションにもなりますし、プードルの毛並みを整えるためにも大切なことなので、なるべく欠かさないことが大切です。
性格は甘えん坊な子が多く、活発で遊ぶのが大好きです。
世界の中でもかなり頭の良い犬種なため、 しつけ もしやすく トイレ も比較的すぐに覚えてくれます(個体差はあります)。
また、一説によると毛の色によって気性の強さが違うとされており、アプリコット(レッド)>黒(グレー)>ホワイトの順に気が強いと言われていますが、基本的に攻撃的な子は少ないので単なる傾向にすぎません。
トイプードルは少し神経質な面もありますが、こちらも小型犬にはよく見られる気質です。
また、元々鴨狩り犬として扱われていたことから、泳ぎが得意な犬種でもあります。
最もそうした狩猟につかわれてきたプードルは訓練を受けていますので、水で泳いだことがないプードルをいきなり泳がせることは避けてください。
泳ぐのが苦手な子もいますし、下手をするとトラウマになってしまうこともあります。
しかし、水の中が好きというプードルは案外多いので、プードルを飼育している方は溺れないような水深で遊ばせてあげてみると、意外な一面を見ることができるかもしれません。
犬のトリミング技術は、実はプードルから生まれたものです。
密集した毛をカットする、綺麗に整えるなど、その基礎技術は全てプードルを基本としたものになっています。
プードルの代名詞とも言える胸元と足部分をもこもこにトリミングし、他の体の毛は大幅にカットするというスタイルは、鴨を取る際に水の抵抗をなくすために考えられたカットなんです。
冷たい水に入るため、心臓と関節のみを守ることを目的とされたカットは、今ではあまりメジャーなものではなくなってきました。
昔からあるパピー・クリップやイングリッシュ・サドル・クリップと呼ばれているカットだけではなく、トリミング店オリジナルのものや他の犬に似せたものまで、そのカットの種類は実に様々です。
ちなみに、現在人気なのはテディベア・カットと呼ばれる一見ぬいぐるみにも見える可愛らしいカットです。
現在確認されているプードルは6種類であると書きましたが、実は国際畜犬連盟(FCI)に定められているプードルの種類は4つです。
また、FCIに定められてはいるのですが、ミディアムプードルなどは国によって公認されている、されていないといった面があります。
こちらではFCI公認、非公認に関わらず、現在確認されているプードルの種類を紹介していきます。
プードル種の元祖である 中型犬 サイズのプードルです。
成犬は平均体長45~60cm程度、平均体重は23〜25kg程度になります。
元々鴨狩り犬や狩猟犬として使われていたのはこちらのスタンダードプードルで、今でもフランスやイギリス、ドイツなどのヨーロッパでは非常に人気の高い犬種となっています。
現在は鴨狩りや犬を使った狩猟も廃れてきていますが、その代わりに高い知能を生かして介助犬や警察犬などで活躍している姿も多く見られるでしょう。
中型犬のため、トイプードルなどに比べると神経質な面はあまり見られず、性格は温厚で甘えん坊です。
プードルの中では一番頭がよく、かつ好奇心も強いため人と遊ぶのが大好きな犬種です。
また、その毛並みの色の種類も実に豊富なものとなっています。
ジャパンケネルクラブで公認されている色だけでもホワイト、ブラック、ブラウン、グレー、フォーンがあり、それ以外にもシルバー・グレー、ブルー、クリーム、カフェ・オ・レ、レッド、アプリコット、ベージュ、シャンパン、など13種もの色が存在しますし、2種類の色を持つものこそ公認されてはいませんが、それらを含めると実に様々な毛並みが存在するのです。
2種の色を持つ「ファントムプードル」と呼ばれる毛並みは、スタンダードプードルの場合非常に貴重で高値で取引されます。
そんなスタンダードプードルのお値段は、平均30〜70万円程度になります。
日本ではトイプードルと比べると見かけることがかなり少ないスタンダードプードルですが、中型犬と暮らすことができるようでしたらかなりおすすめの犬種です。
ただ、スタンダードプードルは体型が大きいため、定期的な トリミングサロン にかかる値段がトイプードルなどの小型犬と比べるとかなりお高めとなります。
お店によって幅があるので参考価格となりますが、2〜3万円であることが多いです。
また、スタンダードプードルは体が大きめの種類であるため、かなりの運動量も必要となります。
スタンダードプードルが満足できるレベルの 散歩 を毎日する、家に走り回れるほど広い庭がある、もしくは近くに ドッグラン があるという方向けのプードルです。
※関連記事: スタンダードプードルの性格、大きさ、値段、飼い方
ミディアムプードルは始まりが2003年と、他のプードルと比べると歴史が浅い種類です。
近年に公認された理由としては、ドッグショーにおけるプードルのサイズの過密が起こったために公認された種類のプードルなのですが、ミディアムプードルを公認していない国もあるため、少々認識に混乱が起こっているのが現状となっています。
大きさはスタンダードプードルと比べると少し小ぶりで、 柴犬 程度のサイズが多いでしょうか。
平均体長は35~45cmで、平均体重は15〜19kg程度になります。
お値段はスタンダードと比べると少々お高めで、平均60〜80万円が相場とされています。
ミディアムプードルもスタンダードプードルと同じく中型犬の扱いになりますので、多めの散歩や遊び時間は必須といっても良いプードルです。
かなりトイプードルに近い大きさですが、比較をしてみるとやっぱり少し大きいのがミニチュアプードルです。
スタンダードプードルを小型化しつつも頭の良さは殆ど変わらないということで、狩りではなく家庭向けのプードルとして昔から扱われてきました。
その平均体長は28~35cmで、平均体重は5~8kgになります。
ミニチュアプードルは海外での人気が高く、特にアメリカなどでは非常に人気のあるプードルです。
しかし、このサイズになってくると、スタンダードやミディアムプードルと比べると少し神経質な面も見受けられます。
そちらを考慮しつつ、付き合ってあげることが一番です。
そんなミニチュアプードルの平均価格は30〜60万円程度。
日本では小型のプードルというとやはりトイプードルが主流なので、ペットショップなどでは非常に取り扱いが少ないプードルではありますが、ブリーダーサイトなどではちゃんと出会うことができます。
日本で最も人気のある犬種がトイプードルです。
2000年代からかなりの人気を誇る犬種で、ジャパンケルネスクラブによると、日本で最も飼育されている犬種は1位がトイプードル、2位が チワワ 、3位が ダックスフンド であるとされており、2004年からその順位は変わっていません。
平均体長は28~32cmで、平均体重が3kgとなります。
元々はスタンダードプードルからではなく、ミニチュアプードルから更に小型化された犬種がトイプードルです。
そのため、最初は奇形や遺伝疾患が目立ったとされていますが、現在は極めて安定しています。
小型犬 なので、やはり神経質な面や臆病な面もありますが、基本的な性格はスタンダードプードルと変わりがありません。
温厚で好奇心が強く遊ぶことが大好きなトイプードルは、その体の大きさと頭の良さからとても飼育しやすい犬です。
初心者の方でも飼育しやすく、 ブリーダー さんやペットショップなどではよく初心者向けの犬としておすすめされています。
しかし、注意して頂きたいのは、賢い=あまりしつけがいらないということではないので、飼い主と愛犬、両方の幸せを得るためにも初めのしつけはしっかりと行うことが重要です。
また、最近では「小型犬は散歩をさせなくてもいい」という言葉をよく聞くようになりましたが、できれば散歩はさせてあげたほうが良いです。
犬の散歩にはトイレや運動目的だけではなく、他の犬との交流をさせて社交性を身に着けるという目的があります。
現在、ペットショップでは多くの犬が生後2ヶ月程度で販売されていますが、その時からずっと室内での生活を続けていると、他の犬とのコミュニケーションが上手く取れなくなってしまいます。
具体的には他の犬が通りかかっただけで興奮して吠えたり、噛みついてしまったりなどです。
小型犬だからといって顎の力が弱いわけではありませんし、いざ散歩をするときに他の犬とトラブルが起きないようにするためにも、完全室内飼育ではなく散歩をさせてあげることをおすすめします。
※関連記事: トイプードルの毛色、値段、種類、飼い方
タイニープードルは、アメリカで生まれたトイプードルよりも一回り程度小さなプードルです。
FCI非公認のプードルであるため、分類としてはトイプードルに分類されています。
平均体長は23cm程度で、平均体重は2.5~3kg程度になります。
タイニープードルはミディアムプードルや後述するティーカッププードル同様歴史が浅く、今だしっかりとその体長が固定されていません。
そのため、タイニーだと説明されて購入したのに、トイプードルと同じ程度の大きさになってしまったという場合もあります。
しかし、プードルという犬種であることは間違いなく、大きく育ったとしてもトイプードルのサイズまでしか成長しないのでそこまで大きな違いはありませんが、気にされる場合は親の大きさをブリーダーさんに聞いてからの購入をおすすめします。
また、タイニーサイズ以降のプードルは体の成長が未熟といっても良い状態なため、他のプードルと比べると精神面に幼さが残る個体が多いです。
※関連記事: タイニープードルのサイズ、体重、値段、毛色~テディベアカット誕生秘話まで
タイニープードル同様、アメリカで生まれたプードル種の中でも一番小さな体をもつ種類であり、定義的にはトイプードルに分類されるプードルです。
子犬がティーカップの中にちょこんと入っている姿が可愛らしいことから、一時爆発的な人気を見せたプードルでもあります。
平均体長は23cm以下で、平均体重は2.0kg以下と非常に小さな犬種です。
こちらも性格的にはスタンダードプードルと同じなのですが、やはり体が小さいので神経質で臆病、かつ幼さが残る面が強いです。
ただ、甘えたがりな性質も強いので、そうした性質を求めるのであればプードルの中ではティーカッププードルが一番だと言えます。
また、歴史が短い犬種であるため、タイニーと同じくサイズが固定されておらず、流通量は少ないです。
体も小さいので、虚弱体質である可能性も高まります。
ティーカッププードルに関しては無理に散歩はさせようとせず、家の中だけで遊びや日光浴をさせたほうが良いかもしれません。
そうした面から、ティーカッププードルは他のプードルと比べると値段が高く、平均して50〜80万円程度となります。
※関連記事: ティーカッププードルについて知ろう!性格や値段、寿命、病気など
緑内障や皮膚疾患など、他の犬もかかってしまう病気のほかに、プードルには遺伝や体質で発症してしまう病気がいくつかあります。
プードルのように耳が垂れている犬種が良く引き起こす炎症です。
垂れた耳は非常に湿気がこもりやすく不潔になりがちですので、トリミング時のケアだけではなく、定期的なチェックが必要と言えます。
外耳炎も案外侮れるものではなく、なんども症状が続くと慢性的になってしまうため、発見次第早めの対策を取ることをおすすめします。
スタンダードプードルが潜在的にもっているとされる皮膚疾患の一種です。
脂腺炎は主に脱毛やフケが多くなってくることでわかる疾患ですが、現在その薬は開発されていません。
ブラッシングや定期的なシャンプーが効果的とされていますので、もし脱毛やフケ、または体臭が強くなってきたなどの症状が見られるようになったら、そうした処置を試みることをおすすめします。
こちらはトイプードルなどの小型犬がかかりやすい病気の一つです。
遺伝的なものであるとされ、4~5歳程度で発症します。
発症してからは網膜にある光を受容する部分に異常が起こりはじめ、網膜が徐々に萎縮し徐々に目が見えなくなってしまいます。
進行性網膜萎縮症は早発型と遅延型があり、早発型は1歳ほどから症状が現れますが、トイプードルは遅延型の発症が多い犬種です。
遺伝的な病気のため治療法はないのですが、もし4〜5歳あたりから暗闇や外出を嫌がるようになった場合はこちらの病気を疑います。
いきなり視力を失うわけではなく、徐々に失っていくこと、また犬は非常に嗅覚が発達していることから日常生活に大きな支障は出ませんが、発症してしまった場合は夕方から夜にかけての散歩は控えつつ、犬がよく知っている家の中の配置換えをしないなどの犬に合わせた対策が必要となります。
副腎皮質から分泌されるホルモンの過剰分泌が原因となって引き起こされる病気です。
6歳以上に見られやすいプードルの病気ですが、副腎皮質ホルモンを薬として過剰に投与した場合でも医原性クッシング症候群が発病する場合があります。
主な症状は多飲・多尿、多食、脱毛、嗜眠、肥満などで、一見するとただの老化現象に見えてしまい発見が遅れることが多いとされています。
クッシング病によってホルモンが乱れた結果、糖尿病も併発してしまう可能性もある病気です。
そのため、6歳付近のプードルはクッシング病以外の病気の発見を遅らせないためにも、一度は検査を受けてみることをおすすめします。
こちらも小型犬によく見られる病気です。
元々小型犬は大型の犬が改良された種類であることが多く、先天的な肉体疾患を抱えやすいというリスクがあるのです。
膝蓋骨脱臼にも先天的疾患であるもの、もしくは打撲や落下が原因で起こる後天性のものがあります。
膝の皿が変形したりずれたりということが原因なので、足を引きずるようにして歩く、三本足で歩く、足が腫れるといった症状が起きます。
膝蓋骨脱臼ではなくとも、そうした症状を見せたらなんらかの異常や怪我があるということですのでなるべく早く病院に連れて行ってあげてください。
予防としては肥満にさせない、床にカーペットなどの柔らかいものを敷く、ジャンプをなるべくさせないなどの方法があります。
こちらは遺伝的な病気で、フォンヴィレブランド因子と呼ばれる血液の止血因子の一つが正常に働かなくなってしまったことにより止血が阻害されてしまう症状が現れます。
以下3つのタイプに分けることができ、そのうちタイプ3は致死性となります。
粘膜(目、鼻、口)からよく出血をするという症状が見られた場合は、すぐに病院に行って検査を受けることが必要です。
止血異常を止める薬はないのですが、ホルモン剤を打つことで一時的な症状改善を行うことができます。
プードルではタイプ1であることが多く、他の止血機構が働きを補っているので、日常生活で大きな問題になることは少ないでしょう。
ただ、タイプ1でも出血を伴う外科手術では止血が遅かったり、内出血が多くなることがあります。
トイプードル、タイニープードル、ティーカッププードルに発症しやすいと言われており、症状としては大腿骨頭への血行が阻害されることで骨頭の壊死が現れる病気です。
はっきりと何が原因であるとはわかっていないため予防が難しい病気ですが、落下や打撲をした様子がないのに急に足を引きずるようになったり、その部分に触られることを嫌がる、食欲が低下するなどの様子を見せた時には早めに診療を受けるのが一番です。
初期であれば内科療法で症状を緩和させることも可能ですが、それて完治するというわけではない病気なので、最終的には外科手術が必要となります。
それはどのサイズのプードルになっても変わりがありません。
種類によって神経質や臆病な面、甘えたがりな面が強調されることもありますが、基本的には賢く穏やかで好奇心が強い性格をしています。
スタンダードプードルの歴史は16世紀ごろから、日本で人気なトイプードルの歴史は18世紀ごろから確認されています。
非常に昔から人間の傍で狩りの友をしていたスタンダードプードルは、今でも原産国であるドイツやフランスで非常に愛されている犬種です。
もこもこと密集した毛を狩りのためにカットしたことから、犬のトリミング技術が発達し始めました。
そのため、トリミングの基本的な技術は全てプードルを基準としたものになっています。
ショーなどに出場するプードルはイングリッシュ・サドル・クリップなどの古くからのカット方法を取られている子が多いでしょうか。
日本ではテディベアカットと呼ばれるカットが人気です。
FCI公認のみだと4種類になりますが、種類として名前が付いているプードルは6種類になります。
タイニープードルやティーカッププードルは非公認なので、分類としてはトイプードルに位置されています。
大きさは違っても、プードルという犬種が持つ魅力に変わりはありません。
遺伝的なものや先天的の病気は特に発見が遅れることも多いです。
飼い犬のことを一番よく見ているのは飼い主なので、いつもと何かが違うと思ったら、病院で調べてもらうことが一番の病気の予防法です。
近年では遺伝子検査によって、遺伝病のリスクが分かるものも増えてきました。
病気の原因の一部である遺伝子変異がおきているのかどうか、調べてあるブリーダーやペットショップから購入することも考えておきましょう。
世界で2番目に賢いと言われるだけあって、プードルはとても優しくて利口な犬種です。
だからといってしつけを怠ることなく、ダメなこととして良いことはしっかり教えてあげてください。
中には、賢いプードルにしつけられてしまっている飼い主を見かけます。
プードルは、自分がどうすれば飼い主が動いてくれるか(鳴けば構ってくれる、ドッグフードを食べなければオヤツが出てくるなど)をしっかりと学習しているのです。
また、怒られるか怒られないかギリギリのちょっとずるがしこいことも覚えてしまうこともあります。
そうしたところもまた、プードルの魅力だと思います。
本記事が、プードルの知識を深めたい方の一助になれば幸いです。
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監修:獣医師 山口 明日香(やまぐち あすか)
日本獣医生命科学大学獣医学部獣医学科卒後、2つの動物病院に勤務し、現在も臨床獣医師として働く。
ワークライフバランスを整えるため、在宅でのLINEおよび電話による健康相談、しつけ相談も開始。
その過程で、病気のみならず各種トレーニングと問題行動の大変さ、大切さを知る。
今後は学校飼育動物学で学んだ動物飼育と、子供の情緒の発達についても発信し、獣医動物行動研究会において問題行動の知識を深め、捨てられる動物が減るように正しい情報を伝えるべく模索中。
最終更新日 : 2022/03/08
公開日 : 2018/02/05