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サイベリアンは西暦1000年頃からロシアで自然的に発生した猫ちゃんと言われています。
ロシアでは初代大統領のゴルバチョフ大統領や、その他にもメドベージェフ大統領が飼っていたことでも有名で、プーチン大統領においては日本の秋田県知事にサイベリアンの「ミール」をプレゼントしたことも知られています。
別名は「シベリア猫」や「サイベリアンフォレストキャット」と呼ばれています。
寒い環境で生き抜いていたということもあり、毛が長くて綺麗ですね。
サイベリアンは非常に賢い頭脳を持っており、その賢さは犬にも勝る勢いでおすわりや一芸を覚えたりすることも事例としてあります。
遠くに投げたボールを取ってきたりもできるようになることから、絆を感じるような従順なペットがほしいという方にはぴったりだと思います。
また、サイベリアンは猫アレルギーにかかりづらい猫として知られていて、猫アレルギーが理由で猫ちゃんが飼えないと思っている方にとっては、少しの可能性を見出してくれます。
元々はロシアでハンター猫として活躍していた歴史もあり、運動が得意または大好きなサイベリアンが多いです。
そのため、家の中には出来るだけ動けるスペースを用意しておくと良いでしょう。
特に横の空間を増やすというよりかは、キャットスペースを取り入れるなど縦のスペースを有効的に活用していけると狭いお部屋でも対策できますね。
見ての通り綺麗な長毛種ですので、毎日のブラッシングはかかさずに、大切なスキンシップの時間だと思ってやっていきたいところです。
名称:サイベリアン
原産:ロシア
毛のタイプ:長毛
体重:約4.5~9.0キロ
ボディータイプ:ロング&サブスタンシャル
ジャーマンレックスは1951年にベルリンで見つかった黒猫が始まりとされています。
コーニッシュレックスやデボンレックスと同様に、毛並みがカール状なのが最大の特徴で、カールを持つ猫の種類の中では最も歴史が古いです。
天然パーマが可愛らしいジャーマンレックスは、猫の種類の中でも知性が高いことで知られています。
中には芸を学ぶジャーマンレックスもいるぐらいです。
知的なだけではなく非常に社交的で、多頭飼いや小さい子供いる家庭にも馴染みやすいですよ。
アクロバティックな芸を習得することのできるぐらい賢く運動のできる猫の種類のため、飼育環境には運動スペースの確保は必須です。
高さの担保されたキャットタワーを用意してあげると好んで使用してくれるかもしれません。
くれぐれも運動不足にはならないよう、一緒に遊んであげることが重要です。
猫のおすすめのおもちゃをまとめた記事 もありますので、参考にしてみてください。
名称:ジャーマンレックス
原産:ドイツ
毛のタイプ:短毛
寿命:11〜14年
体重:約2.5~5.4キロ
短い足の愛らしさと、野生的な外見を併せ持つ猫ちゃんです。
2006年に生み出された、新しい種類です。
ジェネッタは、アフリカジャコウネコに見た目が似ている猫を作るために、 マンチカン に ベンガル猫 、サバンナ、オリエンタルショートヘアー等を交配させて生み出されました。
アフリカジャコウネコによく似た斑点模様の被毛が、野生的なイメージを作り出しています。
マンチカンの血を受け継いでいるため、足は短く、胴が長いので、犬の ダックスフンド の様な愛らしさがあります。
交配の過程で通常の足の長さで生まれてくる子猫もいる様ですが、そういう子はベンガルと見分けがつかないそうです。
新しい種類の猫なので、まだまだ改良の途中です。
とても可愛い猫ちゃんなので、将来的には、日本でも広く飼育されるかもしれませんね。
足が短いので、椎間板ヘルニアにならない様に注意しましょう。
名称:ジェネッタ
原産:アメリカ
毛のタイプ:短毛
体重:約3~6キロ
微笑んでいるような口元から、シャルトリューは微笑みの猫と言われています。
ブルー(シルバーグレイ)の綺麗な毛並みが特徴的な猫ちゃんです。
そもそも、シャルトリューとはフランスとイタリアの国境付近にある地名であり、原産国はフランスです。
元フランス大統領であるシャルル・ド・ゴール他、フランスを中心に著名人に愛玩猫として飼われていました。
そこからシャルトリューはフランスの宝とされています。
体型はがっちりとしていて、手足や首は短く、端的に言うのであればガタイの良い猫ちゃんです。
見た目とは裏腹に性格は温厚かつ従順で、まるで犬のような猫と思ってしまう方もいることでしょう。
名称:シャルトリュー
原産:フランス
毛のタイプ:短毛
体重:約2.5~6.5キロ
ボディータイプ:セミコビー
ふわふわの毛並みと、綺麗な瞳が特徴の猫です。
様々な呼び方があり、シャンティリィーの他には「フォーリン・ロングヘア」、「ティファニー」、「シャンティリィー・ティファニー」などがあります。
シャンティリィーは、小鳥のようにさえずる猫として別名「さえずる猫」という異名を持ちます。
かなり珍しい猫の種類なため、ペットショップでお目にかかることはあまりないかもしれません。
気になる方は里親募集などで探してみると良いですよ。
名称:シャンティリィー
原産:アメリカ
毛のタイプ:短毛
体重:約2.5~5.5キロ
元々は、シンガポールの下水溝に生息していたらしく、ドレインキャット(下水猫)と言われていました。
しかし、今では小さな妖精と呼ばれるほどに華麗な転身を遂げました。
ギネス記録にも世界最小の猫として認定されているシンガプーラ。
成猫になってもわずか体重は2kgほどにしかなりません。
また、毛は光の加減によって輝くので小さな妖精と呼ばれるほどになりました。
体自体が小さく、その分鳴く声も非常に小さいので、マンションや集合住宅でも飼いやすい猫ちゃんです。
さらには、広いスペースを必要とするわけでもないので、一人暮らしや狭い家で生活している方も飼えちゃいますね。
名称:シンガプーラ
原産:シンガポール
毛のタイプ:短毛
体重:約2.0~3.5キロ
ボディータイプ:セミコビー
ジャパニーズという名前の通り、日本原産の猫の種類です。
見た目は凛々しく、力強そうな体・長い鼻・面長な顔・ピンと上に伸びた長い耳が特徴です。
ジャパニーズボブテイル最大の特徴はしっぽが短く丸いところです。
しっぽの長さは7〜10cmほどで、くりんしていて可愛いです。
猫の種類としては、正確には純血種ではなく雑種のため、貴重な存在のため見つけるのは難しいかもしれません。
どうしても欲しいという方は、ペットショップやブリーダーから直接情報を仕入れるのが良いでしょう。
名称:ジャパニーズボブテイル
原産:日本
毛のタイプ:短毛・長毛
体重:約3.0~5.5キロ
ボディータイプ:フォーリン
短い足と、クルンとした巻き毛が可愛いスクークム。
まだ歴史が浅い猫ちゃんですが、既に日本でも取り扱いがあるくらい人気です。
スクークムは、1990年代にアメリカのブリーダーによって作られた、まだ歴史が浅い猫ちゃんです。
短い足の マンチカン と、カールした被毛を持つラパーマを交配させて作られました。
巻き毛は、身体の毛だけでなく、眉毛やひげまでクルンとしています。
フワフワな巻き毛が愛らしい上に、短い足でちょこちょこ歩く姿は、きっと癒されますね。
まだ希少な猫ですが、日本でも既に取り扱いがあります。
スクークムの性格は活発ですが穏やかな面もあり、鳴くことはほとんどないそうです。
マンション等、近所の人の目が気になる家でも比較的、飼いやすいと言えるでしょう。
足が短くても機敏に動くので、スクークムを飼う時は、猫がしっかり運動できる環境を用意してあげて下さい。
また、足が短い猫に共通するリスクとして、椎間板ヘルニアになりやすいので、猫の足に負担をかけない様に、常に様子を見てあげましょう。
名称:スクークム
原産:アメリカ
毛のタイプ:短毛・長毛
体重:約1.5~3.2キロ
イギリス生まれの猫で、一番の特徴はまん丸なお顔と、その折れ曲がった可愛らしい耳です。
スコティッシュフォールドはあまり活動的ではなく、目を離していると1日中寝ているようなおとなしい猫ちゃんです。
体型も丸みをおびていて、性格上運動不足になりがちなので、人間でいうところのぽっちゃりになる確率も高いのが特徴となっています。
とにかく性格は温和で愛嬌があるので、万人に好かれるタイプの猫と言っても過言ではありません。
スコティッシュフォールドは耳が折れていて丸顔なのが特徴ですが、実は耳が折れている猫ちゃんの確率は30%ほどとなっており希少価値が高いのです。
ただし、耳が折れていると可愛さも増すのですが、先天的な病気になりやすいとも言われています。
特に、耳が折れているスコティッシュフォールド同士の交配は、確実に耳が折れている子猫が生まれますが、上記のことを踏まえると考え直して欲しいというところでもあります。
名称:スコティッシュフォールド
原産:スコットランド
毛のタイプ:短毛・長毛
体重:約2.5~6.0キロ
ボディータイプ:セミコビー
スノーシューの名前は文字通り「雪の中を歩くときに使う靴」という意味合いです。
日本ではかんじきがそれにあたりますね。
見た目の最大の特徴は、四肢が白い靴下を履いたように真っ白なところです。
スノーシューは シャム猫 の中にたまたま生まれた猫ちゃんです。言われてみれば顔が似ているのがわかりますよね。
起源は1960年代に遡り、アメリカ・ペンシルバニア州のブリーダーが育てていたシャム猫が3匹の子猫を生み、その中に四肢が白い1匹の子猫が発見されています。
その四肢が白い猫と アメリカン・ショートヘアー を交配させ、今のスノーシューの原型ができてきました。
ただ、この白いソックス模様は劣性遺伝によってできるものなので、中々お目にかかる機会は多くありません。
体はアメリカン・ショートヘアーのようにがっしりとしていますが、シャム猫のスリムな体型を受け継いでいるので、ボディータイプは両者の特徴を併せ持つセミフォーリンタイプです。
人懐っこい性格なので、まだ猫を飼ったことがないという方にも飼いやすい猫の種類です。
名称:スノーシュー
原産:アメリカ
毛のタイプ:短毛
体重:約2.5~6.5キロ
ボディータイプ:セミフォーリン
スフィンクスはご覧の通り、「毛のない猫」です。
初めて見たときはびっくりしますよね。
このように他の猫ちゃんとは違う見た目をしていると、人工的に生み出されたものなのかと思う方もいるかもしれませんが、実はカナダで自然発生的に生まれたものとされています。
見た目の皮膚がしわしわなのが特徴ですが、どの猫ちゃんも毛がなくなったときはスフィンクスと同じような見た目になるということです。
先述した通り毛のないスフィンクスですが、その皮膚は温かい桃と呼ばれるほどにしっとりとしています。
ぷにぷにとして気持ちい肌触りが特徴的です。
是非とも、抱っこしてその感触を確かめて頂きたいと思います。
また、毛がないことからサイベリアンのように猫アレルギーになりづらい種類と言われています。
お部屋の中に毛が落ちないことも、掃除の手間が省けてプラスのポイントになるかもしれません。
ただし、毛がないことで皮脂は1週間に1回ほど取ってあげる必要があります。
シャワーが苦手な猫ちゃんが多いと思いますので、ぬるま湯で濡らしたタオルを使って体を優しく拭いてあげると良いでしょう。
毛がほとんどないため毛で温度調整ができないため、飼い主さんが自ら率先して寒くならないように気温の調節をしてあげることが大切です。
名称:スフィンクス
原産:カナダ
毛のタイプ:無毛
体重:約2.5~4.0キロ
ボディータイプ:セミフォーリン
起源は1987年と猫の種類の中では比較的新しく、ひげや被毛がカールしている猫がアメリカ・モンタナ州で発見されたことが始まりとされています。
その後、ペルシャを中心に アメリカンショートヘア や エキゾチックショートヘア との交配が進められていきました。
ひげと被毛がくるくるしていて、なおかつ肌触りはもこもこなので、セルカークレックスはまるで羊のような猫ちゃんです。
他の猫の種類とは一線を画すこの被毛を触っていたいという人にはおすすめです。
性格は非常に寂しがり屋です。
一人暮らしであまり猫と戯れる時間が取れない人はご注意ください。
その反面、多頭飼いにやお子様のいるご家庭に向いている猫です。
寂しがり屋だからこそ、常に他の動物が周囲にいる環境ですと、セルカークレックスは落ち着きやすいのでストレスも軽減されることでしょう。
名称:セルカークレックス
原産:アメリカ
毛のタイプ:短毛・長毛
体重:約3.0~7.0キロ
ボディータイプ:セミコビー
セレンゲティの名前は、野生動物が多く生息しているタンザニアの「セレンゲティ平原」に由来しています。
歴史はまだ浅く、1994年にアメリカ・カリフォルニア州で猫舎を営むカレン・サウスマンが、アフリカに生息するサーバルという野生猫のような猫の種類を作りたいがために生み出した品種です。
元となっているのはヒョウ柄が特徴の ベンガル猫 とスレンダーな体を持っているオリエンタルショートヘアです。
似たような猫の種類で「サバンナ」という品種がいますが、こちらは作出の過程で野生猫の血も取り入れられています。
それに対して、セレンゲティは野生猫の血を用いず、家猫の血統のみで生まれた品種となっています。
ベンガルの体の模様と、オリエンタルショートヘアの大きな耳と美しい体型を保持したセレンゲティは、アメリカをはじめヨーロッパやオーストラリアで個体数を増やしています。
TICAによる品種公認を受けているものの、まだ発展途上の猫の種類であるため、これからの人気の飛躍ぶりに期待したいところです。
人に対しては友好的で、ブラッシングの頻度も少なくて大丈夫ですので、これから日本でも注目される可能性があるかもしれません。
名称:セレンゲティ
原産:アメリカ
毛のタイプ:短毛
体重:約3.6~6.8キロ
ソコケはケニア東部の自然保護区域である「ソコケの森」で発見された猫の種類です。
原産国ケニアが土地柄状暑いため、ソコケの毛皮は適応できるように薄くなっています。
被毛のカラーはライトブラウンやダークブラウンのタビーで、まるで樹皮のように変則的な模様をしています。
ソコケのことを知らない人からすると、少し アメリカンショートヘア にも似ていると思われるかもしれません。
アメリカンショートヘアのボディタイプはセミコビーでソコケのようなオリエンタルタイプと比較するとがっしりとしています。
ソコケの体はすらっとスリムかつ筋肉質です。
人工的に作られたものではなく、自然発生的に生まれた猫の種類なので病気には強い方です。
性格的にも人懐っこいので飼いやすいと言われていますが、珍しい種類のために出会うことがそもそも難しいです。
名称:ソコケ
原産:ケニア
毛のタイプ:短毛
寿命:10〜16年
体重:約3~5キロ
ボディータイプ:オリエンタル
ソマリはロングソード・アビシニアンと言われています。
単純に アビシニアン の毛を長くしたような容姿をしているのが特徴ですね。
とにかく毛が美しいのです!
アメリカの愛猫団体である CFA ( THE CAT FANCIERS' ASSOCIATION )に認可されているのは、レッド、ブルー、ルディ、フォーンの 4 種類あります。
認可されていない毛色も含めると15種類ほどにもおよびます。
ソマリの毛の特徴は、ティッキングといい、複数の色が含まれた毛が濃淡を生み出し、体は光の加減によって光沢がでてくるのです。
ふさふさの毛皮を持っているので、その分お手入れもしないとですが。
体自体は細く、しなやかなで綺麗です。
また、無駄に鳴くこともせず、おとなしいのも特徴となっています。
しかし、おとなしいわりには機敏に動いたりします!
その美貌に虜になってしまう人は多いですが、性格は物凄くナイーブです。
環境変化に弱く、飼い主以外の見知らぬ人にも神経質になってしまうので、静かな環境で落ち着いてペットを飼いたいと思っている方にはぴったりかもしれません。
名称:ソマリ
原産:イギリス
毛のタイプ:短毛・長毛
体重:約2.5~5.5キロ
ボディータイプ:フォーリン
トルコで自然発生的に生まれた猫の種類として、ペルシャと並んで重宝されていました。
原産のトルコではトルコの生きる国宝とも言われています。
ターキッシュアンゴラの見た目は、猫の種類の中でもずば抜けて美しいです。
それでいて、長毛種では珍しく毛が抜けにくい種類のため、ブラッシングの頻度を多くする必要がなく手入れがしやすいです。
綺麗なシルクのような被毛と、ベースのホワイトカラーが絶大な人気を誇っています。
長毛なのであまりわからないかもしれないですが、体はいたってスリムです。
運動神経も良いことから、ご飯をあげるときは高タンパク低カロリーのものが好まれるでしょう。
家の中でも動きやすい環境を事前に整えてあげることも必要です。
名称:ターキッシュアンゴラ
原産:トルコ
毛のタイプ:長毛
体重:約2.5~4.5キロ
ボディータイプ:フォーリン
起源はトルコ最大の湖であるバン湖で、自然発生的に生まれた猫の種類です。
1955年に2人イギリス人が、バン湖で泳いでいた2頭のターキッシュバンを譲り受け、繁殖していきました。
スイミング・キャットとして知られ、さらには特徴的な被毛パターンも注目されて人気が出ました。
ターキッシュバンが持つ頭部と尻尾にだけ色があり、残りは真っ白な被毛パターンを「バン・パターン」と呼びます。
被毛はシングルコートで、夏は短く、冬はふさふさになり、季節によって被毛の長さが変わるので見た目の変化を楽しめます。
別名「スイミング・キャット」と呼ばれるように、水に対しての抵抗が他の猫の種類より少ないことも特徴の一つです。
名称:ターキッシュバン
原産:トルコ
毛のタイプ:セミロング・長毛
体重:約4.0~7.5キロ
ボディータイプ:ロング&サブスタンシャル
元々はジャングルキャットという野性猫をペットとして飼えるように改良された猫の種類です。
そのとき交配されたのがアビシニアンです。
山猫であるジャングルキャットの野性的な見た目と、アビシニアンの賢くて甘えん坊な性格を兼ね備えたチャウシー。
綺麗な容姿は愛着が湧きますよね。
遊び好きなところがあるため、部屋を散らかしたりやんちゃな一面があったりします。
一緒に猫のおもちゃで遊んであげれば、運動不足の解消もできてストレスも軽減できるでしょう。
ペットショップで見る機会は極端に少なく、ブリーダーの元で購入することになると思います。
珍しい猫の種類ということもあり、お値段は平均50万円ほどです。
名称:チャウシー
原産:エジプト
毛のタイプ:短毛
体重:約3~7キロ
チートーは、2004年にTICBA(The International Cheetoh Breeders)という国際チートーブリーダーズ協会に認定されたばかりの歴史の浅い猫の種類です。
見た目がまさしくチーターにそっくりなことから、チーターをもじってチートーと名付けられました。
ヒョウ柄でいかにも野性的な被毛が特徴的なチートーは、 ベンガル猫 とオシキャットの血を引いています。
チーターのような被毛はベンガル猫から引き継ぎ、山猫っぽさはオシキャットから引き継がれていますよね。
見た目からするとやんちゃで飼いづらいと思われるかもしれませんが、性格は非常に社交的で人懐っこいです。
小さな子供のいるご家庭でも飼いやすい猫の種類と言えます。
しかし、チートーはアメリカでは人気の出てきている猫種ですが、日本ではまだまだ普及していません。
ペットショップやブリーダーの元でチートーを見つけられたら幸運です。
名称:チートー
原産:アメリカ
毛のタイプ:短毛
寿命:10〜15年
体重:約6.5~10キロ
ボディータイプ:セミフォーリン
デザートリンクスは、オオヤマネコの仲間であるボブキャットと家猫が交配して生まれた猫であると言われています。
身体は普通の猫より大きく、野性味がありますが、性格は人懐っこいところが魅力です。
オオヤマネコと家猫のハイブリッドであると推測されている猫のグループとして「デザートリンクス・グループ」があり、デザートリンクスもそのグループに属しています。
「デザートリンクス・グループ」には、他にはモハーベボブ、ハイランドリンクス、アルパインリンクスが所属しています。
4種類の全てに共通する特徴としては、ヤマネコの様にがっしりした身体と、後足が前足よりも少し長いことが挙げられています。
また、多くの「デザートリンクス・グループ」の猫は多指であることや、指の間に房毛があることも特徴です。
「デザートリンクス・グループ」の4種の猫は被毛と耳の特徴によって分類されており、デザートリンクスは、「被毛が白以外で直毛、耳は直立」であると定義されています。
オオヤマネコの仲間であるボブキャットが普通の猫の2倍くらいの大きさであり、デザートリンクスもボブキャットの特徴を受け継いで、身体が大きいです。
でも、性格が人懐っこく、人に忠実で愛情深いと言われています。
見た目と性格のギャップにメロメロになる飼い主さんも多いそうです。
名称:デザートリンクス
原産:アメリカ
毛のタイプ:短毛・長毛
体重:約4.5~8キロ
デボンレックスの起源は1960年代に遡り、イギリスのデボンジャー州に住む女性が近所で見つけたくるくるとした毛並みの猫を保護したことが始まりです。
その保護猫と自宅で飼っていた猫を交配させ、1匹の猫が巻き毛で生まれました。
この猫がデボンレックスの始祖ということになります。
見た目の特徴はくるくると巻き毛なところです。
嬉しい時にはしっぽをよく振ってくれます。
その仕草と見た目の巻き毛が影響して、犬の「 プードル 」にちなんで「プードルキャット」と言われることもあります。
顔は小さく目はたまご型、そして耳が大きいところは可愛いですよね。
遊び好きな性格なので、一緒に猫と遊べる時間を確保できる人にとっては良きパートナーとなるはずです。
名称:デボンレックス
原産:イギリス
毛のタイプ:短毛
体重:約2.2~4.5キロ
ボディータイプ:セミフォーリン
トイガーはおもちゃを表す英語「toy」と、トラを表す「tiger」が組み合わさって出来た名前です。
その名の通り、見た目はまさに小さいトラそのものです。
トラ好きな人はいるかもしれませんが、飼いたいと思った方は多くはないはず。
どう猛で飼いやすいとは言えないので当然ですよね。
しかし、トラのような猫がこのトイガーなのです。
まだまだ世の中に出回っておらず稀少性が高く、値段も同様に高いので、初めて猫を飼う方は手を出しづらいかもしれません。
最終的にはトラと外見を一致させるべく、ブリーダーたちが今も努力を続けています。
名称:トイガー
原産:アメリカ
毛のタイプ:短毛
1988年のロシアにて、メコンボブテイルのブリーダーが拾った2匹の シャム猫 がトイボブの起源と言われています。
2匹のシャム猫はオスとメスでしたが、オスは尻尾が短く(ボブテイル)、メスは体が小さいのが特徴でした。
両猫から生まれた子猫は血を引き継いで尻尾が短く体が小さい個体となり、そのことを機に繁殖が進められていくようになります。
その小さな体は、成猫になっても体重1〜3キロほどにしかなりません。
元々はシンガプーラが猫の種類で一番小さいとされていましたが、トイボブはそれを凌駕する小ささとなってきています。
被毛はシャム猫の血を引き継いだポイントカラーが特徴的です。
性格は警戒心があまりなく人懐っこいです。
また、短毛でもあるためお世話に苦労がかからず、ブラッシングも週1回ほどで大丈夫です。
世界最小の猫の種類で大変貴重なため、お値段はなんと数百万円します。
経済的に余裕のある方でないと買えない希少な猫ちゃんです。
名称:トイボブ(正式名称:スキフトイボブテイル)
原産:ロシア
毛のタイプ:短毛
体重:約1~3キロ
ドラゴン・リーは、中国では古くから知られていて大切にされている猫です。
しかし、猫種として公認されたのは2010年であり、世界的には個体数が少なく、珍しい猫ちゃんです。
ドラゴン・リーは、別名を「チャイニーズ・リーファ」や「リー・ハウ・マオ」と呼ばれています。
ヤマネコの仲間であるハイイロネコの一種から自然発生したと言われており、野生的な特徴を多く持っています。
被毛はマッカレルタビー(サバの様な縞模様)で、大きさは普通の猫と同じくらいです。
アーモンド型の眼は、イエロー・グリーン・ブラウンの色をしています。
中国では古くから、「幸せを運んできてくれる猫」として大切にされてきました。
ドラゴン・リーを交配させた際には、猫の結婚式まで行われたそうです。
しかし、世界的には希少な猫なので、入手は困難かもしれません。
飼育したい場合は、中国のブリーダーに相談してみましょう。
名称:ドラゴン・リー
原産:中国
毛のタイプ:短毛
体重:約3.8~5キロ
トンキニーズは シャム猫 とバーミーズを交配して生み出された種類の猫ちゃんです。
言われてみれば、ちょうど中間地点の容姿をしていると感じた人も多いことでしょう。
これはバーミーズの特徴を汲んでいるところだと思いますが、赤ちゃんと一緒に住んでも、多頭飼いをしたとしても、他の動物が住んでいたとしても、人見知りせずに仲良くなることができます。
ご家族でペットを飼いたいと思っている方や、既に猫やその他の動物を飼っている方には良い猫ちゃんですね。
シャムの血統を引き継いでいるところは、好奇心旺盛で活発なところです。
色々なものに対して興味を指し示し、ちょっかいを出したりすることもあります。
名称:トンキニーズ
原産:カナダ
毛のタイプ:短毛・長毛
体重:約2.7~5.5キロ
ボディータイプ:セミフォーリン
最終更新日 : 2023/03/10
公開日 : 2016/03/16