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羽村市動物公園は、日本初の町営動物園として1978年に誕生した動物園です。
現在は「 横浜・八景島シーパラダイス 」や「 マクセル アクアパーク品川 」を運営する、株式会社横浜八景島が運営しています。
もともと町営だったこともあり、敷地は決して広いとは言えません。
しかし、随所に工夫がこらされた園内は、他の動物園にはないアットホームさが売りとなっています。
園内では毎日開催されているエサやりイベントや、童話の世界をテーマにした動物の展示が大人気。
動物との距離が近く、イベントも多い羽村市動物公園は子どもから大人まで楽しめる動物園です。
住所:〒205-0012 東京都羽村市羽4122番地
マップ: Googleマップ
電話番号:042-579-4041
定休日:毎週月曜日(祝日の場合は営業)、12月29日~1月1日
営業時間:
3月~10月 9:00~16:30(入園は16:00まで)
11月~2月 9:00~16:00(入園は15:30まで)
料金:
75歳以上 無料
65歳~75歳未満 100円
15歳~65歳未満 300円
4歳~15歳未満(中学生まで) 50円
4歳未満 無料
ホームページ: 羽村市動物公園
土日や夏休み、GWは家族連れで賑わいます。
各種イベントに参加したい場合は、なるべく早めに向かうことをおすすめします。
羽村市動物公園の最寄り駅はJR青梅線 「羽村駅」 です。
駅から動物園までの道のりは非常にわかりやすいため、徒歩で向かうことも可能です。
しかし、大人の足で休みなく歩いて20分はかかるため、体力に自信がない方や子どもがいる場合はバスかタクシーを使うことをおすすめします。
また、動物園には駐車場が用意されており、車でアクセスすることも可能です。
ただし、平日であれば駐車料金は無料ですが、土日祝日は有料になる点に注意してください。
JR青梅線の羽村駅で下車し、東口からひたすらまっすぐ進むと羽村市動物公園に到着します。
駅前にはスーパーがあるため、昼食や飲み物を購入してから向かっても良いでしょう。
20分歩くことが難しい場合は、バスもしくはタクシーを利用しましょう。
バスは1時間に1本程度の運行となっているため、事前に時刻表をチェックすることをおすすめします。
JR青梅線「羽村駅」駅(東口)
圏央道(首都圏中央連絡自動車道)青梅インターから約6Km、もしくは日の出インターから約10Km
羽村市動物公園には、約300台駐車できる駐車場が用意されています。
駐車できる台数に限りがあるため、土日祝日に車で行く場合は早めに向かうことをおすすめします。
駐車場台数:300台
駐車場料金:平日は無料
普通自動車、大型自動二輪車、普通自動二輪車 1日1回300円
大型・中型・準中型自動車 1日1回1,000円
利用時間:
3月~10月 8:30~17:00
11月~2月 8:30~16:30
羽村市動物公園に到着したらまずは園内マップをもらい、掲示されているイベントスケジュールを確認しましょう。
そして、イベントに参加する場合はイベントの開始時刻、開催場所を事前に把握しておいてください。
小さな子どもがいる場合は、トイレや乳児用設備の場所も確認しておくと良いでしょう。
ここまでは羽村市動物公園の施設情報や、アクセス情報について説明してきました
この項目では羽村市動物公園で飼育されている動物の中でも、特におすすめの動物を紹介していきます。
まずおすすめしたいのが、大きな体が魅力的なアミメキリンです。
アミメキリンは正門から入って右手奥にある 「サバンナ園」 にてグラントシマウマ、モモイロペリカンたちと一緒に「混合展示」されています。
羽村市動物公園で飼育されているアミメキリンの魅力は、とても近くで観察できることです。
「エサやりツアー・ミニ」「キリンランチ」 (ともに有料)に参加すれば、キリンにエサをあげることもできます。
キリンがどうやって葉を食べるのか、舌の色は何色なのか……ぜひ間近で観察してみてください。
※合わせて読みたい: キリンはペットに出来る?あなたが知らないキリンの意外な真実
シベリアオオヤマネコは、ヨーロッパやシベリアの森林に生息しているオオヤマネコの1種です。
別名ヨーロッパオオヤマネコ、オオヤマネコと呼ばれることもあります。
名前の通り体が大きく、体長が80~130cmほどと、ペットの 猫 と比べるとかなり大きいことがわかります。
特徴は耳の先に長い毛が生えていることと、足がとても大きいことです。
雪深い地域に生息している彼らの足は、長靴やかんじきのような役割を果たしています。
国内の動物園では羽村市動物公園のほか、京都市動物園や 神戸市立王子動物園 など限られた園でしか見ることができません。
レッサーパンダは中国からミャンマー、ネパールに生息するタケやタケノコを主食とする動物です。
そのかわいさから人気の高いレッサーパンダですが、実はとても面白い生態を持った動物です。
そして、野生では数を減らしてしまい、絶滅が心配されている動物でもあります。
ぜひ野生のレッサーパンダの置かれている状況や、どんな問題があるのか調べてみてください。
羽村市動物公園では正門から入ってすぐ左手にある「スタディホール」の横、 「ウェルカムレッサーパンダ」 にて3匹のレッサーパンダがお出迎えしてくれますよ。
※合わせて読みたい: レッサーパンダの生態、特徴、歴史
オグロプレーリードッグは、北米に生息する地上で生活する リス の仲間です。
その名前の通り尻尾の先が黒いことが特徴で、コテリーと呼ばれる群れを作って生活することで知られています。
羽村市動物公園では、正門からまっすぐ進んだところにプレーリードッグが飼育展示されています。
「プレーリードッグの童話ランド」 には“とある食べ物”の置物が置いてあるので、プレーリードッグを見ながら探してみてください。
※合わせて読みたい: プレーリードッグの生態と飼い方
モルモットは南米に生息している ネズミ の1種です。
羽村市動物公園では、なんと200匹を超えるモルモットが飼育展示されています。
午前と午後に1回ずつ行われているイベント 「どきどきハンズオン」 では、モルモットをひざに乗せて触ることができますよ。
※合わせて読みたい: モルモットの種類、毛色、飼い方
ニホンザルは日本の北海道や沖縄などを除く、広い範囲に生息している サル の1種です。
彼らには尻尾が短い、顔やお尻が赤い、群れで暮らすといった特徴があります。
羽村市動物公園の 「さるさんの童話ランド」 では、たくさんのニホンザルが飼育されています。
群れで暮らすニホンザルたちがどんな暮らしをしているのか、どんな遊びをしているのかぜひ観察してみてください。
展示場の横で販売されている、ニホンザルのエサ(100円)を購入して与えることもできますよ。
※合わせて読みたい: ニホンザルはペットとして飼える?ニホンザルの特徴や飼い方を解説
シマハイエナは、アフリカからインドにかけた広い地域に生息しているハイエナの1種です。
彼らの特徴は名前にある通り体に縞模様が入っていること、そしてたてがみがあることです。
ハイエナはとある映画では主人公に敵対する悪役として登場したり、残飯を漁る・他の動物から獲物を横取りするといった習性が取り上げられたりと何かと悪者扱いされることが多い動物です。
しかし、彼らが他の動物の食べ残しを食べることで、サバンナの衛生が保たれているとされています。
また、獲物を横取りすることはあるものの狩りは上手く、ほとんどの獲物は自分で捕らえているそうです。
そんなシマハイエナは、羽村市動物公園と 富士サファリパーク の2園でしか見ることができません。
アンデスコンドルは南米・アンデス山脈に生息している、非常に大きな猛禽類です。
アンデスコンドルの大きな特徴は頭に羽根がなく、はげていることです。
これは野生のアンデスコンドルが動物の死骸を主食としているためで、頭に羽根がないことで血液などが付着しても乾きやすく、衛生を保ちやすい仕組みになっているといわれています。
羽村市動物公園では、園内の左手奥でオスとメスが1羽ずつ飼育されています。
ぜひその大きさと迫力を、間近で体感してください。
サーバルはアフリカに生息する、野生ネコの1種です。
すらりと長い足と大きな耳、体中にあるヒョウのような美しい斑点が特徴です。
スペイン語の“猟犬”という単語が名前の由来になっているサーバルは、その名前の通り優秀なハンターです。
聴覚や視覚が優れているほか、助走をつけずに3m近くもジャンプできる身体能力も持っています。
羽村市動物公園では、シベリアオオヤマネコの隣で飼育展示されています。
ぜひサーバルの体つきや動き、同じネコ科であるシベリアオオヤマネコとの違いを観察してください。
アカコンゴウインコは南米の北部~中部に生息している、大型の インコ です。
名前の通り全身の大部分が美しい赤色で、尾や翼は青色と黄色というカラフルな色合いが目を引きます。
また、大きなくちばしも特徴的で、移動や食事の時に器用に使うことから「第3の足」とも呼ばれています。
羽村市動物公園では、檻やガラス越しではなく直接アカコンゴウインコたちを観察できます。
美しい羽根をじっくりと観察して、大きくて面白い鳴き声をゆっくりと聞いてみてください。
ムツオビアルマジロは南米(ボリビア、ブラジル、ウルグアイ、パラグアイ、スリナム)に生息している、アルマジロの1種です。
アルマジロといえば、体を丸めて天敵の攻撃を防ぐというイメージを持っている方も多いと思います。
しかし、実は体を丸めることができるアルマジロの方が少なく、ムツオビアルマジロも体を完全に丸めることはできません。
また、多くのアルマジロは夜行性ですが、ムツオビアルマジロは昼行性の傾向が強いとされています。
タイミングが良ければ、アカコンゴウインコの下でちょこちょこと動いている姿を見られるかもしれません。
※合わせて読みたい: 意外と人に懐いて飼いやすい?「アルマジロ」の特徴やペットとしての飼育方法
羽村市動物公園では、毎日さまざまなイベントが行われています。
ただし、動物の体調や天候などの影響でイベントの内容や開始時間が変更になる可能性があるため、事前に「 公式Twitter 」を確認することをおすすめします。
また、土日は家族連れが多く込み合ううえ、一部のイベントでは参加者が限定されています。
参加したいイベントがある場合は、早めに移動することをおすすめします。
モルモットやヒヨコなどの 小動物 を触ったり、抱っこしたりできるイベントです。
直接動物と触れ合うことで、動物のあたたかさや命の大切さを学ぶきっかけになるかもしれません。
土日祝日は午後のどきどきハンズオン終了後に、イベント 「モルモットの大行進」 がはじまります。
場所:スタディホール
料金:無料
時間:10:00~11:30、13:30~15:00
平日には1日1回、土日祝日には1日2回行われている、エサやりイベントです。
キリンを含む3種類の動物(※)にエサをあげることができます。
人気のあるイベントのため、(土日祝日は特に)早めに受付を済ませることをおすすめします。
※動物の種類は時期や動物の体調によって、変更になる可能性があります。
場所:スタディルーム(受付はサービスセンター)
料金:300円(限定20名)
時間:
平日 13:30~(受付は12:00~開始)
土日祝日 10:30~(受付は9:00~開始)、13:30~(受付は12:00~開始)
サバンナ園にて毎週火曜日に行われている、アミメキリンのガイドです。
飼育スタッフの方がアミメキリンの生態や特徴について、丁寧に解説してくれますよ。
キリンについて知りたいこと、気になることがあったら質問してみましょう。
場所:サバンナ園
料金:無料
時間:毎週火曜日 10:40~
なかよし動物園にて毎週水曜日に行われている、 ヤギ のガイドです。
ヤギたちの姿を見ながら、飼育スタッフの方がヤギの生態や豆知識などを解説してくれます。
場所:なかよし動物園 ヤギ展示場
料金:無料
時間:毎週水曜日 10:40
ヤマアラシもぐもぐタイムは、インドタテガミヤマアラシの食事光景を観察できるイベントです。
大きな針を持つインドタテガミヤマアラシたちが何をどのように食べているのか、じっくり観察してみてください。
場所:インドタテガミヤマアラシ展示場
料金:無料
時間:毎週木曜日 10:40
サバンナ園にて毎週金曜日に行われている、モモイロペリカンのガイドです。
飼育スタッフの方に体が白い彼らがなぜ“モモイロ”ペリカンと呼ばれているのか、日頃どんなものを食べているのか…ペリカンの生態や魅力について教えてもらいましょう。
場所:サバンナ園
料金:無料
時間:毎週金曜日 10:40
毎日午前と午後に1回ずつ行われている、ヤギと ブタ にエサをあげられるイベントです。
ヤギとブタがどんなものを食べるのか、どのように食べるのか間近で観察してみましょう。
定員は決まっていますが、大人も参加可能です。
場所:なかよし動物園
料金:200円(平日10名、土日祝日15名限定)
時間:毎日 11:00~、14:00~
さらにペンギンのご飯タイムを水中からお送りします #羽村市動物公園 #フンボルトペンギン #ペンギン #ご飯タイム #わちゃわちゃ pic.twitter.com/S3N7ubHNZ0
— 羽村市動物公園 (@hamurazoo_) April 7, 2019
ペンギンランチは毎日開催されている、フンボルトペンギンにエサをあげられるイベントです。
人気のあるイベントのため、参加したい場合は早めにスタンバイすることをおすすめします。
場所:フンボルトペンギン展示場
料金:200円(平日・土日祝日とも30名限定)
時間:毎日 11:30~、14:30~
※合わせて読みたい: ペンギン好き必見!ペンギンの種類毎の特徴や生態と、それぞれのペンギンに会える観光スポットまとめ
毎週土日祝日に行われている、キリンにエサをあげられるイベントです。
野生では高いところに生える木の葉を食べているキリンが、どのように食事をするのか観察してみてください。
土日祝日限定イベント、かつ限定50名なので参加したい方は早めにスタンバイしてくださいね。
場所:サバンナ園
料金:100円(50名限定)
時間:土日祝日 12:00~
毎週水曜日に開催されている、 ミーアキャット の食事を観察できるイベントです。
彼らがどんなものを食べるのか、どうやって食べるのかじっくりと観察してみてください。
場所:ミーアキャット展示場
料金:無料
時間:毎週水曜日 13:45~
毎週土日祝日限定で行われる、コンドルに肉のランチをあげられるイベントです。
コンドルの大きな体やエサを食べる姿を間近で見られる貴重な機会なので、ぜひ挑戦してみてください。
30名限定のイベントとなっているため、参加したい方は早めに展示場に向かってくださいね。
場所:アンデスコンドル展示場
料金:100円(30名限定)
時間:土日祝日 14:45~
毎週木曜日に開催されている、アメリカビーバーのガイドです。
木をかじって巣を作ることで有名なビーバーですが、他にはどんな生態や特徴があるのでしょうか。
飼育スタッフの方だからこそ知っている、ビーバーたちの情報を教えてもらいましょう。
場所:アメリカビーバー展示場
料金:無料
時間:毎週木曜日 15:00~
ハリスホークフライトは、毎週金曜日に行われているイベントです。
飼育スタッフの方が猛禽類の1種であるハリスホークについて解説しながら自在に操り、飛ばす姿を見られます。
タイミングが良ければ、間近でハリスホークを見せてもらえるかもしれません。
場所:芝生広場
料金:無料
時間:毎週金曜日 15:00~
土日限定でモルモットスロープを行っています!
— 羽村市動物公園 (@hamurazoo_) January 25, 2020
モルモットたちが橋を渡ってお家に帰るところをご覧になれます!
明日も行いますので、ぜひ見に来て下さいね☺️ #羽村市動物公園 #モルモットスロープ #最後に残ったのはちまきちゃん pic.twitter.com/5JeJQ7jCRI
毎週土日祝日限定、どきどきハンズオンのあとに行われるイベントです。
ハンズオンのスペースからモルモットたちの部屋に向けてスロープがかけられて、モルモットたちが部屋に帰っていく姿を観察できます。
たくさんのモルモットたちがスロープを登り、下りて行く姿はとてもかわいらしいですよ。
場所:スタディホール モルモット展示場
料金:無料
時間:土日祝日 15:00~(どきどきハンズオン終了後)
毎週火曜日に行われている、モルモットが食事する様子を観察できるイベントです。
200匹を超えるモルモットたちが一斉に食事をする姿は、かわいらしくも圧巻の風景です。
場所:スタディホール モルモット展示場
料金:無料
時間:毎週火曜日 15:10~
羽村市動物公園内には、レストラン施設はありません。
園内で食事をする場合は、持ち込みをするか売店で軽食を購入することになります。
芝生広場近くにある売店ではそばやうどん、タコ焼きなどの軽食が販売されています。
購入した飲食物は売店近くにあるテーブル、もしくは芝生広場で食べると良いでしょう。
広々とした芝生の上でのんびりと食事をする、なんとも贅沢なひと時が味わえますよ。
入り口前に佇むアリババ像と桜を撮ってみました…☺️
— 羽村市動物公園 (@hamurazoo_) April 14, 2019
2枚目はサービスセンターで販売中のオリジナルグッズ。他にも可愛いぬいぐるみなど販売中ですよ(*^O^*) #羽村市動物公園の桜 #アリババと40人の盗賊 #お土産 pic.twitter.com/MMMP7LKzvf
おみやげを買いたい方は、正門近くにある売店(サービスセンター)を利用しましょう。
ハンカチやぬいぐるみなど、羽村市動物公園オリジナルのグッズが販売されています。
都内にあるアットホームな動物園・羽村市動物公園について解説してきました。
動物たちとの距離が近く、子どもも大人も楽しめるたくさんの工夫がされている動物園であることが伝わったでしょうか。
次のお休みはぜひ家族や友達と、あるいは1人でも楽しめる羽村市動物公園に遊びに行ってみてください。
そして、小さな動物園ならではの、のんびりした雰囲気と時間を楽しんでください。
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最終更新日 : 2022/09/16
公開日 : 2020/03/02