Top > ペット/動物全般/コラム > ペット/動物全般
本ページに掲載のリンク及びバナーには広告(PR)が含まれています。
(3)テトラ (Tetra) リビングキューブ 12 オールインワン水槽 淡水・海水用 (容量 約12L)
(5)コトブキ 120cmスタンダード水槽 W1200×D450×H455mm
(9)ジェックス 楽アクア ブラック (コップで簡単水替え コンパクト水槽)
現在多くの形状をしている水槽が販売されており、水槽の形状や素材によって飼育可能な動物は様々です。
水槽での飼育は魚類に留まらず、水槽の種類によっては イモリ や カメ 、 ハムスター などの 小動物 の飼育にも用いられることがあります。
水槽の購入を検討する際には、まずどの生物を飼育したいかを明確にして水槽を選ぶことが重要です。
その生き物も特徴によって保温性に優れたものが良いのか、頑丈なタイプのものを求めるのかを把握しておくことで水槽も選びやすくなります。
本記事では、水槽の役割や現在販売されている主な水槽の形や特徴、おすすめの水槽の商品紹介をさせていただきます。
水槽とは主に水生生物の飼育設備を指す言葉であり、最近は「 アクアリウム 」という言葉で親しまれています。
水族館 のような大型施設から、個人宅に設置するような小型のものまでを含む飼育容器の総称で、水生生物を生かすために重要な容器となります。
水生生物の飼育は私たち人間にとって、身近な異世界であり非常に興味深いものでした。
そこで古代より、水を入れた容器に囲って水生生物を観察=飼育することが普及していきました。
また、古代では水槽で魚を飼育することにより、食料としていつでも好きな時に魚を食べることができるという意味合いからも重要でした。
美食が人にとって大きな喜びであることから、古くより新鮮な魚を生かすことにも関心が向けられたのです。
古代のシュメール人は天然で捕まえた魚を池で飼育することが知られており、中国では2000年以上前から器での飼育を取り入れていました。
元々中国は、フナを掛け合わせて 金魚 等を生み出すことが盛んだったことから、日常的に水槽の原型が普及していったと考えられています。
透明な容器に魚を囲って飼育が一般化された明確な時期は不明ですが、1600年ごろであったと言われています。
そのきっかけとなったのが、1665年にサミュエル・ピープスがロンドンにて飼っていた魚に関する記述をしていた点です。
さらに、18世紀にアブラハム・トランブレーがオランダ近郊の水路でヒドラを研究用に大きな円筒状のガラス容器の中で飼育しています。
ガラス容器の中で水生生物を飼育するという考えは少なくともこの頃に広まりました。
現在のように、ガラス容器による飼育が大衆化されたのは、1851年のロンドン万博博覧会で展示された水槽の登場がきっかけでした。
日本での普及は戦後に、様々な種類の熱帯魚飼育や金魚などが輸入したことから、水槽の種類も広まりました。
近年において水槽は一匹の小さな魚が入る小型の物から、海の生態系を再現できるほどの超大型の水槽まで様々であり、私たちを楽しませてくれます。
さらには、その生き物に特化した専用の水槽まで登場しており、より自然環境に近い状態でその生き物の飼育が可能になりました。
水生生物の飼育には必要不可欠な水槽ですが、生き物が脱走しないように囲う目的で使用します。
さらには、その生物が飼育容器の中で生命活動を維持できるように工夫され、その生態や行動などを観察するために用いられるアイテムです。
水槽の使用目的の大前提は上記の二つですが、他にも様々な役割を持っています。
次に水槽で飼育することの役割についてご紹介いたします。
本来生息している自然環境を水槽内に再現することより、その生物の生態・特徴を観察することが可能になります。
また、水槽内をより自然に近い状態にすることで、その生物がストレスなく快適に生きることができます。
水生生物を人に見えるように飼育することで、謎に満ちていた生物の食性や行動パターンを知ることができ、私たち人とのかかわり方を考えるきっかけにもなります。
研究目的での飼育では水槽の利用はとても有効と言えるでしょう。
水槽で飼育することよって温度管理が可能であり、水温計やヒーターを使用してその生物を保護、保温する役割があります。
また、外部からの衝撃や天敵から身を守り、長期で飼育することが可能になります。
ペットとして愛情をもって長期飼育していくことができれば、水槽を介してコミュニケーションをとることができ癒されますよね。
人に慣れてよってくる姿は非常に愛らしく嬉しいです。
水槽容器は現在ホームセンターなどでも気軽に入手可能であり、 金魚 や メダカ の飼育は始めやすいです。
初めての初心者にもおすすめで、なにかペットの飼育を検討している方にはぜひ水槽の購入を推奨したいです。
販売されている主な水槽についてご紹介させていただきます。
ガラス製の透明水槽で、スタンダードな水槽の形になります。
重量があり、頑丈で耐久性があるので、力の強い大きめの魚の飼育も可能です。
大きさも30センチ前後の小型の物から180センチほどの大型水槽まで存在しています。
主に魚類の飼育や亀などの 爬虫類 の飼育にも利用されています。
アクリル製の水槽で、合成樹脂の一種になります。
気軽に生物の飼育を始めたい方におすすめで、ガラス水槽よりも軽量のものが多いです。
軽量な分、耐久性にはやや弱く、熱に弱い面がありますが持ち運びには便利です。
こちらも魚類のみでなく、亀や アカハライモリ 、ハムスター等の飼育にも利用可能です。
日本独特の飼育容器できんちゃく型の金魚などを少数で飼育する際に利用する水槽です。
金魚のみではなく、メダカなどの小型の魚の飼育も可能です。
インテリアにもなりますし、コンパクトに金魚等を飼育したい方におすすめです。
一番簡易的な水槽でプラスチック製の飼育容器です。
魚類のみならず、小型爬虫類や昆虫の飼育容器としても利用されていて、一番安価な水槽です。
飼育容器自体が小型のものが多いため、賃貸などの限られたスペースでも生物の飼育が可能です。
上記では基本的な水槽の形を紹介させていただきました。
こちらの項目ではデザイン性のある水槽、機能性がある水槽についておすすめ商品をご紹介いたします。
初めて水生生物の飼育を開始する方におおすすめです。
ろ過装置などが一度でそろうので個別でそろえる必要がなく、すぐにでも飼育が開始できます。
こちらのセットで金魚5匹以内、メダカで10匹前後の飼育が可能です。
LEDライトがセットになった水槽です。
温度管理が必要な熱帯魚の飼育におすすめのセット水槽になります。
ライトがセットになっていますので、鮮やかな熱帯魚たちをよりきれいに観察することが可能です。
また、 水草 を入れれば水草も美しく見栄えのする水槽ができます。
小型の水槽ながら、海水魚の飼育にも対応したセットです。
初めに海水魚飼育に挑戦したい方におすすめの水槽です。
ライトも付いており、すぐに飼育ができてコンパクトに飼育が可能な点が魅力的です。
インテリア性が高い小型水槽で、部屋の隅で飼育が可能です。
丸い円柱型が可愛らしくおしゃれに飼育することができます。
ライト、ろ過装置が水槽に一緒になっていますので、場所を取らずに移動することが簡単にできます。
アロワナ 等の大型肉食魚の飼育に対応した大型水槽です。
アクアリウム経験者の方が、ステップアップに大型観賞魚の飼育に挑戦する際におすすめのサイズです。
水を入れることにより大変重量が重くなるので、購入前に広い飼育スペースと骨太な水槽台が必要になります。
また、海水魚を多種多様に飼育したい方にもこちらのサイズがおすすめです。
水生生物と一緒に植物を育てるテラリウムができる水槽です。
レイアウトの自由度が高く、画像のように亀や ウーパールーパー の飼育も可能です。
自分好みの植物を育てられるので、お部屋のインテリアとしてもおしゃれ度がグッとあがる水槽です。
爬虫類の飼育を目的にした高さのある水槽です。
表面に凹凸があり、爬虫類が上り下りして休憩することができます。
扉が観音開きになっているのが最大の特徴です。
イモリなどの飼育も可能ですよ。
スリム型の金魚鉢で、玄関先などにも置くことのできるサイズです。
淡水魚飼育をメインに、少数での飼育に使用できます。
重量がありしっかりとした作りなので、多少の衝撃には耐えることができますよ。
金魚は2匹、メダカですと5匹程の飼育が可能です。
ベタ など魚を単独で飼育したい時におすすめの水槽です。
水が時間がたつと後ろに落ちる仕組みになっており、新しい水を足し水するだけで水替えができるので初心者にもおすすめです。
小型水槽のため飼育可能数は少ないですが、とっておきの子を飼育するのに良いでしょう。
プラケース水槽の中でも水生生物飼育に特化した作りの水槽です。
メダカの繁殖等で生まれた稚魚を保護する際などに、使用できる水槽としておススメです。
とても軽く移動も気軽にできるので、単独飼育の水槽としても良いでしょう。
安価で購入できるもの魅力的ですね。
水槽の紹介に合わせて水槽飼育に必要なアイテムを紹介させていただきます。
主に魚類飼育に使用する周辺アイテムをご紹介いたします。
水槽を置く専門の台になります。
60センチ水槽を二つ上下に置くことが可能です。
大型の水槽を置く場合には専門の水槽台を購入しましょう。
水槽サイズによっては特注で水槽台発注する必要があります。
木製の水槽台です。
大きさがあるので、大型の水槽も設置可能です。
下に設備を収納できるスペースがあり、ろ過装置などをしまえます。
水槽にかぶせるフタを用意しましょう。
生物の飛び出し防止になります。
また、汚れの侵入を防ぐことができます。
水槽内の水を循環させてろ過する装置になります。
ろ過装置を設置することにより、水質を保つことが可能で、水替えの負担を軽減することが可能です。
水槽の上部に設置するタイプのろ過装置です。
浄化能力が高く、45センチ以上の水槽にはこちらのろ過装置がおすすめです。
水槽にかけて使用するタイプのろ過装置です。
小型の水槽にも対応しています。
水槽のコーナーにつけるタイプのろ過装置です。
水槽内に設置するタイプなので、場所を取らずにスマートにろ過することができます。
水槽内に砂利を敷いてあげることにより、汚れが下にたまるので、水替えがしやすくなります。
また、砂利にも浄化作用のあるものがあるので、敷いてあげると水質の安定効果もあります。
一番スタンダードな砂利です。
淡水魚他海水魚などにも幅広く使用できます。
安価で大量に購入する場合にもおすすめ。
海水魚向きのサンゴを砕いて作ったサンゴ砂です。
浄化能力も高く、色合いも美しいです。
熱帯魚他、金魚などにも照明器具を使用することにより、水槽内を鮮やかに彩ることができます。
美しい光の反射により、水槽内の雰囲気を変化させることも可能ですよ。
水槽の上にのせるタイプのLEDライトです。
全体を照らすことができるので、大型の水槽にも対応しています。
小型水槽につけて使用することができるタイプの照明です。
色メダカの照明などとしても美しく発光するのでおすすめです。
その他魚類飼育に必要なアクセサリーについてご紹介させていただきます。
あると便利なものばかりですので、是非参考にしてくださいね。
水質の調整剤です。
カルキ抜きやバクテリアが配合されており、短時間で水を完成させることができます。
魚の種類に合わせて選びましょう。
デジタル式の水温計です。
魚類の水質管理も重要ですが、水温も飼育をする上では重要なチェック項目になります。
主に熱帯魚や川魚などの水温管理が必要な魚に使用します。
水温を一定に保つために欠かせないアイテムです。
魚類の飼育は隠れ家を設置することにより、落ち着いて飼育できる場合が多いです。
特に小型の熱帯魚などは逃げ場所にもなるので、土管などのアクセサリーを使用すると良いでしょう。
様々なタイプの水槽商品を紹介させていただきました。
水槽飼育が普及したことにより、それまで陸上と水中で分かれていた別世界がグッと近くなり、ペットとしての飼育が可能になりました。
小さな宝箱のように、自分好みの生き物とアクセサリーをレイアウトして飼育することはとても魅力的で癒されます。
水槽の選び方次第で飼育方法は無限大ですので、是非ご自分の好みに合わせたペットを見つけて飼育をしてみて下さいね。
最終更新日 : 2021/05/21
公開日 : 2017/11/15