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アロワナの特徴と飼い方






大型の古代魚であるアロワナ。
アロワナと言えば金持ちの家のペットというイメージの方も多いと思います。

堂々として落ち着いた姿は圧巻の一言です。
ゴージャスなアロワナは人気の種です。

本記事ではアロワナってどんな魚かということから飼育方法まで解説していきたいと思います。
アロワナを少しでも身近な魚に感じていただけたら幸いです。

アロワナについて、「ゴージャス」「きれい」などといったポジティブなイメージを持っている方もいるでしょう。

逆に、「アロワナってって高そう」、「飼育が大変そう」といったネガティブなイメージを持っている方もいるでしょう。

 

本記事では有名な割にはあまり馴染みがない方も多いであろうアロワナについて見ていきます。

まずはアロワナがどんな魚か解説していきます。

 

 

アロワナの歴史

 

 

アロワナは古代魚の中で最も有名な種の1つで、1億5000万年前あたりにはもうアロワナの祖先が存在していたと言われており、「生きた化石」と呼ばれています。

アロワナは1億年以上も昔から存在しているにも関わらず、ほぼ進化することなく、かつての姿のまま現在も存在しているのです。

大陸が繋がっていた頃から存在し、大陸が分かれて世界中に散らばり異なる環境下になっても、それぞれがかつての姿のまま現存しているというのはすごいことですね。

 

 

アロワナの特徴

 

アロワナの1番の特徴は何と言ってもその大きさです。

体長もそうですが、目、口、鱗など体の1つ1つのサイズが大きく存在感があります。

中国では「龍魚」と呼ばれ、幸運を呼ぶ魚として親しまれています。

大昔からほとんど変わらない姿でゆっくり泳ぐ落ち着いた雰囲気も特徴です。

 

 


アロワナの大きさ

 

アロワナの大きさは成体で60cmぐらいが一般的です。

ただ、シルバーアロワナの場合は100cm程にもなります。

ものすごく大型の魚です。

 

 

アロワナの価格

 

アロワナは種類、サイズ、美しさなどによって価格は大きく変わります。

数千円で入手できる個体もあれば数百万円する個体もあります。

 

 


アロワナの寿命

 

アロワナの寿命は一般的には10年程です。

15年程生きれば長寿の部類に入ります。

30年生きたというデータもありますが、かなり珍しいことです。

目安は10年ほどと覚えておいてください。

アロワナはペットとして長い付き合いができるため愛着が湧きます。

 

 

アロワナの種類

 

アロワナには種類がたくさんありますが、その中でもメジャーな種を紹介していきます。

 

シルバーアロワナ

 

 

野生はアマゾン川に生息しています。

アロワナの中では比較的安価で手に入る種です。

数千円台で購入できる個体も多く、流通量も多いため初心者向けとも言えます。

ただ、体長は平均で1m程にまでなるため、アロワナの中で最も大型の種です。

食事量も多いため成体になったら飼育コストが上がります。

 

ブラックアロワナ

 

 

ブラックアロワナはネグロ川などに生息しており、シルバーアロワナに比べると価格も上がります。

それでも安い個体は5000円前後で購入できます。

体長は成体でおよそ60cm程で一般的なサイズと言えます。

 

写真のブラックアロワナは幼魚なので小さいです。

飼育に関してはシルバーアロワナに比べると少し難しいです。

シルバーアロワナに比べると体が弱いので幼魚の飼育は難しく、ある程度大きくなってから飼育する方が安心です。

水質にはしっかり気を遣ってあげる必要があります。

 

アジアアロワナ

 

 

アジアアロワナはその名の通り、マレーシア、インドネシア、シンガポールなど、アジア圏に生息しているアロワナです。

ワシントン条約で保護種の対象にもなっています。

アジアアロワナは特に見た目が美しく、観賞用としてアロワナの中でもトップクラスの人気を誇ります。

アジアアロワナの中に、過背金龍、紅龍、紅尾金龍、青龍、黄龍などの種があります。

価格は、数万円~数百万円とばらつきはあるものの、高額です。

 

 


アロワナの飼育方法

 

arowana_13

 

このページではアロワナの飼育方法について解説していきます。

まずは飼育に必要な物から見ていきましょう。

 

 

アロワナの飼育に必要な物

 

①水槽

 

 

魚を飼育するので、当然、水槽は欠かせません。

アロワナは大型の古代魚であるため、水槽はかなり大型の物を用意する必要があります。

最低でも横は150cm、奥行きは45cm以上は欲しいところです。

シルバーアロワナの場合はもっと大型の水槽が望ましいです。

 

ただし、これは成体の場合であるため、幼魚の場合はもっと小さくしてあげましょう。

アロワナのサイズに対して水槽が大きすぎると、アロワナが水槽内でエサを見つけることができず、エサを食べられなくなってしまうこともあります。

体のサイズに合った大きさの水槽にしてあげることが重要です。

水槽が大型になると価格も上がります。

1~4万円程はかかります。

また、水槽が大きくなればなる程、水槽を置くための必要なスペースも大きくなります。

 

②フィルター

 

 

水をろ過するためのフィルターも必須アイテムです。

アロワナの飼育でよく使用されるフィルターは上部式フィルターと外部式フィルターです。

上部式フィルターは上の写真のように水槽の上に取り付けるフィルターで、外部式フィルターは下の写真のような物で水槽外に設置するタイプのフィルターです。

 

 

それぞれメリットデメリットがあるため、自分の飼育条件に合ったフィルターを選ぶことが重要です。

上部式フィルターのメリットは下記です。

 

・外部式フィルターに比べて安価で入手できる物が多い。

・外部式フィルターに比べてろ過能力が低い。

・メンテナンスが簡単。

・水槽外にスペースを必要としない。

・水槽上部をかなり塞ぐため、照明が水槽奥に届きにくかったり、水槽に手を入れづらい。

 

外部式フィルターの特徴は下記です。

 

・価格が上部式フィルターより高い物が多い。

・ろ過能力が上部式フィルターよりも高い。

・メンテナンスが複雑。

・水槽奥に照明が届きやすく、手も入れやすい。

 

フィルターから発生する音に関しては、外部式フィルターの方が静かという意見が多いですが、上部式フィルターは取り付け方次第で発生する音の大きさも変わります。

それぞれの特徴を考慮して、自分の条件に合うフィルターを選びましょう。

 

③エサ

 

 

ミールワームや コオロギ など生き餌を与えるのも良いですが、エサの管理の楽さや栄養バランスなどを考えると、人工のエサが飼育においては簡単と言えます。 

1日に2、3回、1回あたり5粒前後を目安に与えましょう。

個体差がありますので、エサを与えながら適量を見極めていく必要があります。

エサは大体1500円前後で入手できます。

 

④ヒーター

 

 

アロワナは水温を高く保つ必要があります。

野生のアロワナは日光が当たる水面付近で生活しています。

他の熱帯魚と比べても高い温度を好みます。

 

アロワナを飼育するときの水温は30℃が理想です。

エサの食いつきが良く、病気にもかかりにくくなったりと、健康状態を保つことができるからです。

ただ、ヒーターを使わずに水温で30℃を維持するのは難しいです。

夏以外はしっかりヒーターで温めてあげましょう。

 

以上の4つは最低限必要です。

これにプラスして照明を設置したり、水草などレイアウトを考えることでより美しくアロワナを鑑賞できます。

 

 


アロワナを飼育する上での注意点

 

①アロワナ同士の混泳

 

アロワナ同士を混泳させるときは注意が必要です。

そもそもアロワナの混泳は水槽の大きさなどからも簡単ではありませんが、不可能ではありません。

 

ただし、混泳させるのはリスクがあります。

まず水質が悪化しやすいという点です。

当然、混泳させるとフンなどの量も増え、水が汚れやすくなります。

アロワナの中でもブラックアロワナは環境の変化に弱く、水質が悪化しすぎると命に関わります。

特に幼魚のときは体が弱いため、混泳を避けるか、混泳させるとしてもある程度大きくなってからにしましょう。

 

また、混泳は喧嘩のリスクもあります。

アロワナはナワバリ意識が強いため、混泳させると喧嘩する可能性があります。

2匹だけで飼育するということは避けてください。

混泳の数が多い方が喧嘩しません。

 

しかし、混泳の数を増やすとそれだけ水槽も大型にしなければなりませんし、コストも大きく上がります。

さらに水質が悪化するスピードも上がってしまいます。

混泳させないことが無難ではあります。

 

②飛び出しに注意

 

アロワナはジャンプして水槽から飛び出してしまうケースが多々あります。

水槽には蓋をしておく必要があります。

アロワナは巨大な体でジャンプをするので蓋が軽かったら簡単に弾き飛ばしてしまいます。

しっかり重しをするなどして飛ばないようにしておきましょう。

ジャンプして飛び出て床に落ちてしまい、ダメージを負うケースも少なくありません。

 

③病気

 

アロワナがかかりやすい病気を紹介していきます。

アロワナが長生きできるようかかりやすい病気は把握しておきましょう。

 

・松かさ病

 

松かさ病は金魚などでも現れる病気で、立鱗病とも言うように、鱗がどんどん浮き上がって立っていく病気です。

進行すると腹部が膨張したり、食欲が減退したり、泳ぎが弱弱しくなったりなど、変化が見られるので小さな変化を見落とさないようにしてあげましょう。

治療としては早期発見が重要です。

 

もし松かさ病だと思ったら、水温を33℃ぐらいまで上げて薬浴や塩浴をしてあげましょう。

その点に関しては一般的な熱帯魚と治療法は同じです。

松かさ病は水質の悪化が原因として発症しますので、水質管理には気をつけましょう。

特にレイアウトで砂利や水草などを入れているときにはそれらを定期的に洗うようにしましょう。

 

・白点病

 

白点病は多くの観賞魚がかかる恐れのあるメジャーな病気です。

寄生虫が魚の表皮に潜りこんで寄生する事が原因で発症します。

体やヒレに小さな白い斑点ができます。

 

また、かゆみを生じるので体を物にこすりつけるようになります。

体をこすりつけることで体表は傷ついてしまい、弱ったところで別の病気にもかかったりと負の連鎖が起こります。

 

白点病が進行すると体が真っ白になっていき、死んでしまいます。

白点病を引き起こす寄生虫は25℃以下の水温で活発に繁殖します。

水温が低くなりやすい冬場は特に注意が必要です。

 

白点があったり、体をこすりつけるような仕草をしていたら要注意です。

治療としては水温を挙げての薬浴や塩浴で対応しましょう。

 

松かさ病も白点病も予防としては、水温と水質の管理をきちんとし、エサを適量与えることで、アロワナの免疫力が下がらないようにしてあげることが重要です。

 

 

アロワナの基本データ

 

名称 : アロワナ

価格 : 数千円~数百万円

寿命 : 10〜15年

大きさ : 一般的な成体で60〜100cm

特徴 : サイズ感、体のパーツ1つ1つが大きい

かかりやすい病気 : 松かさ病、白点病

 

 

アロワナはお金こそかかりますが、長生きするためどんどん愛着が湧いてくること間違いなしです。

ぜひご自宅で圧倒的存在感を味わってみてください。


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