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アロワナの特徴と飼い方






大型の古代魚であるアロワナ。
ペットショップでの取り扱いも多い魚ですが、お金持ちの家のペットというイメージの方もいると思います。

堂々として落ち着いた姿は圧巻で、そのゴージャスな姿が人気を呼んでいます。
そんなアロワナは、家庭で飼育する際にはどんなことに気を付ければ良いのでしょうか。
大型魚なので、一般的な熱帯魚の飼育にはない注意点もあります。

本記事ではアロワナとはどんな魚か、その種類や飼育に必要なもの、飼育方法まで解説していきます。
これまでよりもアロワナを少し身近な魚に感じて頂けることでしょう。

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【目次】アロワナの特徴と飼い方

 

アロワナの歴史

アロワナの特徴

アロワナの大きさ

アロワナの価格

アロワナの寿命

アロワナの種類

シルバーアロワナ

ブラックアロワナ

アジアアロワナ

アロワナの飼育に必要なもの

1. 水槽

2. フィルター

3. エサ

4. ヒーター

アロワナを飼育する上での注意点

1. アロワナ同士の混泳

2. 飛び出しに注意

3. 病気

アロワナの基本データ

 

 


アロワナの歴史

 

アロワナ

 

アロワナは古代魚の中でも有名な種です。

1億5000万年前あたりにはもうアロワナの祖先が存在していたと言われており、「生きた化石」と呼ばれています。

 

アロワナは1億年以上も昔から存在しているにも関わらず、ほぼ進化することなく、かつての姿のまま現在も存在しているのです。

大陸が繋がっていた頃から存在し、大陸が分かれて世界中に散らばり異なる環境下になっても、それぞれがかつての姿のまま現存しているというのはすごいことですね。

 

 

アロワナの特徴

 

アロワナの1番の特徴は何と言ってもその大きさです。

体長もそうですが、目、口、鱗など体のパーツのひとつひとつのサイズが大きく、存在感があります。

 

中国では「龍魚」と呼ばれ、幸運を呼ぶ魚として親しまれています。

大昔からほとんど変わらない姿でゆっくり泳ぐ落ち着いた雰囲気も特徴です。

 

 


アロワナの大きさ

 

アロワナの大きさは成体で60cmほどが一般的。

シルバーアロワナの場合は100cmほどにもなる非常に大型の魚です。

 

 

アロワナの価格

 

アロワナは種類、サイズ、美しさなどによって価格は大きく変わります。

数千円で入手できる個体もあれば数百万円する個体もいます。

 

 


アロワナの寿命

 

アロワナの寿命は一般的には10年程で、15年程生きれば長寿の部類に入ります。

30年生きたというデータもありますが、かなり珍しいことです。

目安は10年ほどと覚えておいてください。

アロワナは長い付き合いができる魚です。

 

 

アロワナの種類

 

アロワナには種類がたくさんありますが、その中でもメジャーな種を紹介します。

 

シルバーアロワナ

 

アロワナ

 

野生はアマゾン川に生息しており、アロワナの中では比較的安価で手に入る種です。

数千円台で購入できる個体も多く、流通量も多いため初心者向けとも言えます。

 

ただ、体長は平均で1mほどにまでなるため、アロワナの中で最も大型の種です。

食事量も多いので、成体になったら飼育コストが上がります。

 

ブラックアロワナ

 

 

ブラックアロワナはネグロ川などに生息しており、シルバーアロワナに比べると価格も上がります。

それでも安い個体は5,000円前後で購入できます。

体長は成体でおよそ60cmほどで一般的なサイズと言えます。

 

写真のブラックアロワナは幼魚なので小さいです。

飼育に関してはシルバーアロワナに比べると少し難しいです。

シルバーアロワナに比べると体が弱いので幼魚の飼育は難しく、ある程度大きくなってから飼育する方が安心です。

水質にはしっかり気を遣ってあげる必要があります。

 

アジアアロワナ

 

 

アジアアロワナはマレーシア、インドネシア、シンガポールなど、アジア圏に生息しているアロワナで、ワシントン条約で保護種の対象にもなっています。

アロワナの中でも特に見た目が美しいと評価が高く、観賞用としてアロワナの中でもトップクラスの人気を誇ります。

 

アジアアロワナの中に、過背金龍、紅龍、紅尾金龍、青龍、黄龍などの種があります。

価格は、数万円〜数百万円とばらつきがあり高額です。

 

 


アロワナの飼育に必要なもの

 

arowana_13

 

ここでは、アロワナの飼育に必要な物をご紹介します。

 

1. 水槽

 

アロワナは大型の古代魚なので、水槽はかなり大型の物を用意する必要があります。

最低でも横は150cm、奥行きは45cm以上は欲しいところです。

シルバーアロワナの場合はもっと大型の水槽が望ましいです。

 

ただし、これは成体の場合であるため、幼魚の場合はもっと小さくしてあげましょう。

アロワナのサイズに対して水槽が大きすぎると、アロワナが水槽内でエサを見つけることができず、エサを食べられなくなってしまうこともあります。

体のサイズに合った大きさの水槽にしてあげることが重要です。

水槽が大型になると価格も上がりますが、いずれにしても1~4万円ほどはみておきましょう。

また、水槽が大きくなればなるほど、水槽を置くための必要なスペースも大きくなります。

 

寿工芸 レグラスフラット F-1200L-LOW

 

 

寿工芸 レグラスフラット F-1200L-LOWの商品情報

 

参考価格:33,547円(税込)

メーカー名:寿工芸

サイズ(幅X奥行X高さ):120×45×36cm

重量:47㎏

生産国:中国

 

2. フィルター

 

水をろ過するためのフィルターも必須アイテムです。

アロワナの飼育でよく使用されるフィルターは上部式フィルターと外部式フィルターです。

 

上部式フィルターは水槽の上に取り付けるフィルターで、下記のような特徴があります。

 

  • 外部式フィルターに比べて安価で入手できる物が多い。
  • 外部式フィルターに比べてろ過能力が低い。
  • メンテナンスが簡単。
  • 水槽外にスペースを必要としない。
  • 水槽上部をかなり塞ぐため、照明が水槽奥に届きにくかったり、水槽に手を入れづらい。

 

寿工芸 スーパーターボ 1200Zプラス

 

 

寿工芸 スーパーターボ 1200Zプラスの商品情報

 

参考価格:15,500円(税込)

メーカー名:寿工芸

サイズ(幅X奥行X高さ):15.5×18.5×21.5cm

重量:5.5㎏

生産国:中国

 

外部式フィルターは水槽外に設置するタイプのフィルターで、以下のような特徴があります。

 

  • 価格が上部式フィルターより高い物が多い。
  • ろ過能力が上部式フィルターよりも高い。
  • メンテナンスが複雑。
  • 水槽奥に照明が届きやすく、手も入れやすい。

 

ジェックス メガパワー1215

 

 

ジェックス メガパワー1215の商品情報

 

参考価格:13,607円(税込)

メーカー名:ジェックス

サイズ(幅X奥行X高さ):26.2×26.2×43cm

重量:9㎏

生産国:中国

 

それぞれメリットデメリットがあるため、自分の飼育条件に合ったフィルターを選ぶことが重要です。

フィルターから発生する音に関しては、外部式フィルターの方が静かという意見が多いですが、上部式フィルターは取り付け方次第で発生する音の大きさも変わります。

 

3. エサ

 

ミールワームや コオロギ など生き餌を与えるのも良いですが、エサの管理の楽さや栄養バランスなどを考えると、人工のエサが飼育においては簡単と言えます。 

1日に2~3回、1回あたり5粒前後を目安に与えましょう。

 

個体差がありますので、エサを与えながら適量を見極めていく必要があります。

エサは大体1,500円前後で入手できます。

 

JUN プレミアムクリル セレクト 

 

 

JUN プレミアムクリル セレクトの商品情報

 

参考価格:1,625円(税込)

メーカー名:JUN

内容量:82g

 

4. ヒーター

 

アロワナは水温を高く保つ必要があります。

野生のアロワナは日光が当たる水面付近で生活しているため、他の熱帯魚と比べても高い温度を好むためです。

 

アロワナを飼育するときの水温は30℃が理想です。

エサの食いつきが良く、病気にもかかりにくくなったりと、健康状態を保つことができるからです。

ただ、ヒーターを使わずに水温で30℃を維持するのは難しいので、夏以外はしっかりヒーターで温めてあげましょう。

 

ジェックス ヒートナビ

 

 

ジェックス ヒートナビの商品情報

 

参考価格:2,588円(税込)

メーカー名:ジェックス

サイズ(幅X奥行X高さ):10×6.4×21.1cm

重量:230g

生産国:インドネシア

 

これにプラスして照明を設置したり、水草などレイアウトを考えることでより美しくアロワナを鑑賞することができます。

 

 

アロワナを飼育する上での注意点

 

アロワナを飼う上で、どんなことに気を付ければ良いのでしょうか。

大きな魚であるからこその注意点もあります。

 

1. アロワナ同士の混泳

 

アロワナ同士を混泳させるときは注意が必要です。

そもそもアロワナの混泳は水槽の大きさなどからも簡単ではありませんが、不可能ではありません。

 

ただし、混泳させるのはリスクがあります。

まず水質が悪化しやすいという点です。

 

当然、混泳させるとフンなどの量も増え、水が汚れやすくなります。

アロワナの中でもブラックアロワナは環境の変化に弱く、水質が悪化しすぎると命に関わります。

特に幼魚のときは体が弱いため、混泳を避けるか、混泳させるとしてもある程度大きくなってからにしましょう。

 

また、混泳は喧嘩のリスクもあります。

アロワナはナワバリ意識が強いため、混泳させると喧嘩する可能性があります。

2匹だけで飼育するということは避けてください。

混泳の数が多い方が喧嘩しません。

 

しかし、混泳の数を増やすとそれだけ水槽も大型にしなければなりませんし、コストも大きく上がります。

さらに水質が悪化するスピードも上がってしまいますので、混泳させないことが無難です。

 

2. 飛び出しに注意

 

アロワナはジャンプして水槽から飛び出してしまうケースが多々あるので、水槽には蓋をしておく必要があります。

ただ、蓋をしていたとしても、その巨大な体はパワーもあるので、蓋が軽かったら簡単に弾き飛ばしてしまいます。

しっかり重しをするなどして飛ばないようにしておきましょう。

ジャンプして飛び出て床に落ちてしまい、ダメージを負うケースも少なくありません。

 

3. 病気

 

アロワナがかかりやすい病気を紹介します。

健康に長生きできるよう、かかりやすい病気は把握しておきましょう。

 

松かさ病

 

松かさ病は金魚などにも見られる病気で、立鱗病とも言うように、鱗がどんどん浮き上がって立っていく病気です。

進行すると腹部が膨張したり、食欲が減退したり、泳ぎが弱々しくなったりなど、変化が見られるので小さな変化を見落とさないようにしてあげましょう。

治療としては早期発見が重要です。

 

もし松かさ病だと思ったら、水温を33℃ぐらいまで上げて薬浴や塩浴をしてあげてください。

その点に関しては一般的な熱帯魚と治療法は同じです。

 

松かさ病は水質の悪化が原因として発症しますので、水質管理には気を付ける必要があります。

特にレイアウトで砂利や水草などを入れているときには、それらを定期的に洗うようにしましょう。

 

白点病

 

白点病は多くの観賞魚がかかる恐れのあるメジャーな病気です。

寄生虫が魚の表皮に潜りこんで寄生する事が原因で発症します。

体やヒレに小さな白い斑点ができます。

 

また、かゆみを生じるので体を物にこすりつけるようになります。

体をこすりつけることで体表は傷ついてしまい、弱ったところで別の病気にもかかったりと負の連鎖が起こります。

 

白点病が進行すると体が真っ白になっていき、死んでしまいます。

白点病を引き起こす寄生虫は25℃以下の水温で活発に繁殖します。

水温が低くなりやすい冬場は特に注意が必要です。

 

白点があったり、体をこすりつけるような仕草をしていたら要注意です。

治療としては水温を挙げての薬浴や塩浴で対応しましょう。

 

※合わせて読みたい:  白点病の症状や原因、治療方法について解説!熱帯魚の体に白い点が発生したら赤信号

 

松かさ病も白点病も予防としては、水温と水質の管理をきちんとし、エサを適量与えることで、アロワナの免疫力が下がらないようにしてあげることが重要です。

 

 


アロワナの基本データ

 

価格 : 数千円〜数百万円ほど

寿命 : 10〜15年ほど

大きさ : 一般的な成体で60〜100cmほど

特徴 : サイズ、体のパーツ1つ1つが大きい

かかりやすい病気 : 松かさ病、白点病

 

 

アロワナはお金こそかかりますが、長生きするためどんどん愛着が湧いてくるお魚です。

ぜひご自宅でその圧倒的な存在感を堪能してください。


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