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犬の飼育に必要な準備と費用。犬の飼育にかかる初期費用、医療費用などを詳しく解説!






犬を初めて飼う人にとっては、何から準備すればいいか分かりませんよね。
また犬に限らず、ペットの飼育には思わぬところで費用が掛かってしまうもの。

そんな疑問に答えるために、犬を飼育するにあたって必要な初期費用や、どこで犬を買えばいいか、畜犬登録や医療費にはいくらかかるかなど、小型犬・中型犬・大型犬それぞれの大まかな飼育費用をまとめました。

犬種や環境、愛犬の健康状態、どのグレードのドッグフードを使うか、などによって掛かる費用は変わってきますが、特に初めて犬を飼われるという方の参考になれば幸いです。

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【目次】犬の飼育に必要な準備と費用。犬の飼育にかかる初期費用、医療費用などを詳しく解説!

 

1.犬を飼うのが初めての方へ

2.どこで犬を引き取る&買う?

3.初期費用として必要なアイテム

4.畜犬登録

5.狂犬病予防注射

5.健康診断

6.混合ワクチン接種

7.小型犬・中型犬・大型犬にかかる生涯コストはどのくらい?

8.犬を飼うにはそれなりの準備が必要

 

1.犬を飼うのが初めての方へ

 

トイプードル

 

これから初めて を飼うという方は多いと思います。

ペットショップももちろんですが、保護犬の譲渡を受ける方も増えてきていますよね。

ですが、いざ飼うとなると何をすればいいのか悩みませんか?

準備しておくものは何か、登録や医療関係についても調べておく必要があります。

 

そもそも犬を飼うと言っても、 小型犬 や中型犬、 大型犬 によって初期費用は変わってきます。

そんな、様々な悩みを抱えている方に気になる飼う前の準備などをご紹介しましょう。

 

 

2.どこで犬を引き取る&買う?

 

犬に触れる

 

犬を買うときは、どこで探せばいいのでしょうか?

多くの方にとって、一番身近なのはペットショップですよね。

近所のペットショップでお気に入りの子を見つけて見るのが一番確実かもしれません。

 

ですが、最近ではブリーダーのもとできちんと教育された犬を飼いたいという方も多いのです。

育て親が分かりますし、安心を得たい方は多少遠出になったとしてもブリーダーで買うのがいいかもしれません。

また、ペットショップはお店によっては飼育・繁殖環境が劣悪で問題になることもあります。

ブリーダーだと飼育環境が必ず良いというわけではありませんが、比較的わんちゃんにとって良い環境で飼育されていることが多いのは事実でしょう。

 

さて、最近では 保護犬 の需要が増えています。

自宅の市内の保護施設で開催されている説明会などに参加して、実際に犬を見学しに行ってもいいですね。

殺処分 されてしまう前に助けてあげたいという思いがある方は、一度は保護施設に連絡してみるのもいいでしょう。

ですが、保護犬を買うにはいくつかの規定がありますのでそこには注意したほうがいいかもしれません。

前もって調べておきましょう。

 

あとは、 里親 として犬を譲り受けるといったこともできます。

里親サイトでは犬や猫が多く登録されているので、犬を欲しい方は一度は目にしてみて気になる子がいたら問い合わせしてみると上手く引渡しがされるかもしれません。

確実ではないですが、数多くの犬たちが待っていますので試してみる価値はありますよ。

 

 

3.初期費用として必要なアイテム

 

犬のケージ

 

1.犬小屋・ケージ(約4,000円~20,000円)

 

 

外で飼うなら 犬小屋 を、室内で飼うなら ケージ を用意しましょう。

値段は犬のサイズによって変わってきますが相場はこのくらいでしょう。

 

2.トイレ・ペットシーツ(約600円~3,000円)

 

 

トイレは、1,000~3,000円程度で、トイレシーツは600円〜1,500円程度になります。

もっと安いトイレシーツもありますが、あまり安いとシーツが薄く下に漏れてしまう場合もありますので注意したほうがいいですね。

 

3.餌(約3,000円~6,000円/月)

 

犬 餌

 

は小型犬や大型犬によって値段が変わってきます。

小型犬だと毎月3,000円くらいですが、大型犬になると6,000円はかかると思っておきましょう。

 

4.エサ入れ・水入れ(約1,000円~2,000円)

 

 

エサ入れは、手軽なものでいいのでしたら100円均一でも売っていたりしますが、通常のペットショップで買うと相場はこのくらいになります。

種類は豊富なので、犬に合ったものをネットなどで探してみるのもいいでしょう。

 

5.キャリーケース・クレート(約2,000円~10,000円)

 

 

クレートは病院に行く時や外出するときに必要になってくるので用意しておくことが大切になります。

柔らかい手軽なものもありますが、固くてしっかりとしたものを1つ持っておくと便利でしょう。

 

6.リード(約1,000円~6,000円)

 

 

リード も安いものだと100円均一で売っていることがありますが、きちんとペットショップで買うと1,000円以上はするでしょう。

リードと言っても、首に取り付けるものから体全体に取り付けるものなど豊富なラインナップになっているので、犬に合うものを探してみてください。

しっかりと固定したいのであれば、体全体を固定できるタイプをおすすめします。

 

7.首輪(約2,000円~3,000円)

 

 

首輪 は、シンプルなタイプから革製品の高価なものまで様々ですが、通常のタイプでしたらだいたいこの価格で買えるでしょう。

 

8.消臭スプレー(約500円)

 

 

室内で飼うとなると、匂いが気になってくる場合があります。

体を毎日洗うのは犬の肌には良くないですし、毎日寝る場所は匂いが染み込んできます。

なので、消臭スプレーは犬専用のものを1つ買っておくといいですね。

 

9.ブラッシング用品(約1,000円~3,000円)

 

 

ブラッシング用品は種類が豊富にあります。

スリッカーブラシ、コーム、獣毛ブラシ、ラバーブラシ、ピンブラシなどです。

犬の毛の長さなどに合わせて購入してください。

短毛なら、コーム、獣毛ブラシ、ラバーブラシがいいですし、超毛種ならピンブラシがおすすめです。

 

10.おやつ(約1,000円~2,000円/月)

 

犬 おやつ

 

おやつは、種類が多いのでそれに合わせて値段も変わってきます。

小型犬ならジャーキーなどで毎月1,000円程度で賄えるでしょう。

 

11.おもちゃ(約100円~3,000円)

 

 

犬のおもちゃ は、ぬいぐるみやボール、ロープ、知育おもちゃなど様々な種類があります。

転がるおもちゃと、引っ張って遊べるおもちゃがあると投げたりといろんな遊び方ができますよ。

 

12.歯磨き(約600円)

 

 

犬は、食べ物によっては歯が汚れてきます。

通常のペットフードは汚れにくいですがご飯をあげたりしていると虫歯になる恐れがあります。

なので、歯磨き用品は買っておくといいでしょう。

歯磨きガムなどもあるので、手軽に済ませたい方にはそちらもおすすめです。

 

 

4.畜犬登録

 

保健所で登録するのですが、やり方は地域によって異なるので調べておきましょう。

だいたい3,000円程かかります。

 

 

5.狂犬病予防注射

 

動物病院によって価格は異なりますが、およそ3,500円程度になります。

狂犬病予防は必ず受けなくてはならないので、近くの動物病院をあらかじめ探しておくことも大切になります。

 

 

5.健康診断

 

犬を飼い始めたときは、健康状態をチェックしておくことをおすすめします。

飼ってからすぐに病気になってしまうなどという悲惨な自体を防ぐためにも必要不可欠なものとなります。

体重測定、触診、レントゲン、超音波検査などは、病院の医師と相談しながら決めるといいでしょう。

検査内容によって価格は異なるのですが、だいたい4,000円程度かと思います。

 

 

6.混合ワクチン接種

 

混合ワクチンはペットショップで打ってくれている場合もありますが、その際はその分の費用も取られます。

そして、いつごろになったらまたワクチンを病院で接種してくださいと言われるのでそれに従って頂ければ大丈夫です。

だいたい2回分で16,000円くらいはかかるでしょう。

 

 

7.小型犬・中型犬・大型犬にかかる生涯コストはどのくらい?

 

犬の病気

 

1.必ずかかるお金、年間の生活費

 

・ドッグフード

小型犬36,000円、中型犬54,000円、大型犬72,000円

 

・おやつ

小型犬12,000円、中型犬18,000円、大型犬24,000

 

・ペットシーツ

小型犬12,000円、中型犬18,000円、大型犬24,000円

 

・おもちゃ、犬用グッズ

小型犬18,000円、中型犬24,000円、大型犬30,000円

 

・シャンプー、トリミング

小型犬60,000円、中型犬90,000円、大型犬120,000円

 

・その他消耗品

小型犬18,000円、中型犬24,000円、大型犬30,000円

 

・光熱費

36,000円

 

2.必ずかかるお金 年間(医療費)

 

・ノミ、ダニ予防薬

小型犬12,000円、中型犬13,500円、大型犬15,000円

 

・フィラリア省予防薬

小型犬12,000円、中型犬13,500円、大型犬15,000円

 

・狂犬病予防接種

3,500円

 

・混合ワクチン接種

8,000円

 

・健康診断

4,000円

 

 

8.犬を飼うにはそれなりの準備が必要

 

犬を飼うための初期費用や生涯費用はそれなりに高い額になります。

最後まで責任を持って飼うためにはそれなりの準備が必要になりそうですね。

 

途中で、犬の生活費が高すぎて飼えないなんてことにはならないためにもしっかりと下調べをして、どのサイズの犬なら飼えるかなどを検討してみましょう。

犬も大切な家族の一員となりますので、責任をもって飼ってあげてくださいね。


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