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小さい猫の特徴や飼育する際の注意点、どのような種類がいるかを解説






猫には犬のように明確に小型犬や大型犬のような区別はありませんが、大きさには差があります。
一般的に日本でよく見かける雑種の猫たちの大きさは中型の猫とされていますが、それよりも小さい猫たちもいます。

体重が2kg以下ほどの小型の猫は、中型の猫に比べても非常に小さく見えます。
小さい猫は子猫のようでかわいいですが、飼育をする際には気を付けてあげなければならない点も多いです。

今回は小さい猫といわれる猫の特徴や飼育方法をはじめ、どのような種類がいるかを解説します。

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【目次】小さい猫の特徴や飼育する際の注意点、どのような種類がいるかを解説

 

小型の猫の特徴と魅力

小型の猫とは

人為的に生み出された猫が多い

雑種にも小さい猫がいる

短毛種が多い

食べる量が少ない

音が小さい

病院へ連れて行きやすい

小さい猫を飼う際の注意点

ケガをさせないように気を付ける

品質の良いキャットフードを用意する

完全室内飼育にする

室内で運動できるようにする

寒さ対策をする

小型の猫にはどんな種類がある?

シンガプーラ

マンチカン

ミヌエット

ジャパニーズボブテイル

デボンレックス

小さい猫を飼育する際は体調管理をしっかりと

 

 


小型の猫の特徴と魅力

 

小型の猫

 

小型の猫とは、どのくらいの大きさでどのような特徴があるのでしょうか。

 

小型の猫とは

 

日本でよく見かける雑種の猫たちは中型の猫とされ、体重が3~5kg程度である場合が多いです。

「このくらいの大きさの猫が小型の猫である」というはっきりとした分類はないのですが、一般的に小型の猫とされているのは体重が2~4kg程度の猫のことを指します。

中型のオスの猫は6kg程度の大きさになる子もいますので、その約半分位の大きさしかないことになりますね。

 

筆者は動物の保護活動をしており、たくさんの猫と関わって暮らしているので、小型の猫のお世話もしたことがありますし、現在も一緒に暮らしています。

2kg前後のかなり小さい子になると、体のサイズは一般的な猫の生後4~5ヶ月と同じぐらいのサイズですので、本当に子猫のように見えます。

 

人為的に生み出された猫が多い

 

シンガプーラ

 

小型の猫として最も有名な  シンガプーラ   は、シンガポールが原産国の自然発生の猫です。

 

ただ、シンガプーラは自然発生した猫種ですが、小型の猫といわれている多くの猫種は人為的に生み出された猫が多いです。

人間がかわいさを追求して、体が小さくなるように造った猫であると言えるでしょう。

 

雑種にも小さい猫がいる

 

雑種の猫の中にも小型の猫がいます。

一般的に日本でよく見かける雑誌の猫たちは、体重が3~5kg程度の中型の大きさになることが多いですが、それよりも1まわりから2まわりくらい小さい体を持つ雑種の猫もいます。

雑種の猫で体が小さい子は、親の体の大きさを受けついだ場合や、兄弟が多いことによって体が小さく生まれてきたことによる場合が多いでしょう。

 

小さい猫は子猫のときには特に体力がなく、体調不良からの回復が遅い、また食べる量が少ないなどの特徴が見られることが多く、育てるのが難しいです。

ただ、リスクが高い幼猫時代を乗り越えれば、他の猫と変わらずに暮らすことができます。

 

体が小さくて、いつまでも子猫のようでかわらしいのですが、体の小さい猫は食事や温度管理など、気を付けてあげなければならないことも多いです。

 

短毛種が多い

 

アメショー アメリカンショートヘア

 

小型の猫には短毛種が多いのですが、長毛になる子もときどきいます。

人間に生み出された純血種の猫の中には、ミヌエットのように長毛の猫種もいます。

 

食べる量が少ない

 

小型の猫は体が小さく、一度に食べられる量も少ないので、キャットフードの量は少なくて済みます。

しかし、少ない量の食事で健康な体を維持するためには、良質なキャットフードを用意してあげる必要があります。

 

音が小さい

 

小型の猫は体重が軽いです。

猫は足音がしないものですが、それでもキャットタワーから飛び降りたり、走り回ったりすればそれなりの音は立てます。

 

体が小さい小型の猫は、体の大きい猫に比べると音が小さいです。

集合住宅では、小型の猫は飼育しやすいと言えるでしょう。

 

ただし、全く音を立てないわけではありませんし、鳴き声を出さないわけではありません。

猫は生きているので、何らかの音を発するのは当たり前のことですよね。

猫が立てる音や鳴き声を気にしなければならないような環境であれば、猫を飼うのは控えましょう。

 

病院へ連れて行きやすい

 

猫 キャリーケース 移動

 

小型の猫は体重が軽いために、キャリーバックに入れて運ぶことが難しくはありません。

 

体重が重い子だと、猫の体重+キャリーバッグの重さを持って歩かなければならないので、病院に連れて行くのもかなり大変になってしまうことがあります。

小型の猫の場合は、猫の体重+キャリーバックでもせいぜい5kg程度ですので、楽に移動ができるでしょう。

 

ただし、移動中の脱走には十分に注意してください。

キャリーバックの扉の閉め忘れや、扉が壊れていることによって猫が脱走してしまったという例は珍しくはありません。

 

猫の健康を守るためには動物病院に連れて行くことは必須ですが、脱走されるリスクが低くはないことを常に頭に置き、注意するようにしてください。

 

※合わせて読みたい:  おすすめの猫用キャリーバッグ!キャリーバッグへの慣れさせ方やコツも

 

 

小さい猫を飼う際の注意点

 

小型の猫

 

小型の猫は体が小さいために、飼育する際に気を付けてあげなければならないことがあります。

 

ケガをさせないように気を付ける

 

小さな猫から見ると人間は巨人のような大きさです。

猫の上に座ってしまったり、一緒に寝ている際につぶしてしまったり、踏んでしまったりしまわないように気を付けましょう。

 

人間につぶされるということ以外にも、重いものが落ちてきたり、何かが倒れてきたりした際に、体の小さな猫はつぶされてしまう危険があります。

落ちてくるようなものを高い場所には置かない、家具の転倒防止をするなど、猫の安全のために環境を整えてあげてください。

 

また、飼い主さんのことをストーカーする猫ちゃんは多いです。

足音を立てずについて歩くので、飼い主さんが猫がそば居ること気付かないことがあります。

 

小型の猫の場合、飼い主さんが猫がいることに気が付かずに閉めてしまったドアに挟まれてしまうリスクが高いです。

下半身付随になってしまったという事例もありますし、首がドアに挟まってしまうこともありますので、十分に注意してください。

 

品質の良いキャットフードを用意する

 

猫 キャットフード

 

小型の猫は食べる量も少ないのでフードは少なくて済みますが、健康な体を保つためには高タンパク・低カロリーの品質の良いフードを用意してあげましょう。

日本はペットフードの規制が甘いために、あまり品質の良くないキャットフードもたくさん売られています。

 

猫は肉食獣ですので、穀類は本来は必要ありません。

穀類が多く含まれているものや、人工的な添加物がたくさん入っているようなフードは避けるようにしてください。

 

また、キャットフードを選ぶ際は、必ず成分表を確認しましょう。

上に書いてある順に含有量が多くなります。

穀類が一番上に明記してあったら、肉類よりも穀類が多く含まれるキャットフードということであり、一般的には品質の良いフードとは言えません。

 

小型の猫は食が細かったり、一度に食べられる量が少なかったりします。

通常は猫の食事の回数は1日に2回程度ですが、小型の猫の場合は回数を増やしてあげても良いでしょう。

 

※合わせて読みたい:  安心・安全なキャットフードはどれ?猫の餌の与え方や注意点とおすすめキャットフード12選

 

完全室内飼育にする

 

体の小さな猫は他の動物に襲われやすいですので、放し飼いなどはせずに完全室内飼育をしてあげるようにしましょう。

カラスやハクビシンなど、市街地であっても猫を襲う動物はいますので、油断してはいけません。

 

自然発生の猫種であるシンガプーラは運動神経が良いのですが、人為的に生み出された猫種の中には運動が得意でない子も少なくなく、外に出るということは命を落とすリスクが高いということです。

病気の予防や事故の防止の目的からも現在では猫の完全室内飼育は必要ですし、近隣への迷惑をかけないという観点からも猫は完全室内飼育をしてください。

 

室内で運動できるようにする

 

キャットタワー 室内 猫

 

猫のストレス発散と健康維持のために室内でも運動できるようにしてあげましょう。

 

体が小さい猫は、あまり広くはないお部屋でも運動することが可能です。

猫も走り回って遊びますが、より必要なのは高い場所に登れるということです。

猫が登ったり降りたりできるようにキャットタワーを用意してあげましょう。

 

※合わせて読みたい:  キャットタワーを購入する人必見!キャットタワーの必要性や種類を解説

 

また、小さい猫種の中にはマンチカン(足が短い場合)のように運動があまり得意ではない子がいます。

走ったり、ジャンプをしたりすることが上手にできない場合があるので、キャットタワーから落ちてしまうことも考えられます。

落ちても危なくないようにキャットタワーの周りにマットを敷いてあげたり、あまり背が高くないキャットタワーを用意してあげたりするなど安全に遊べるようにしてあげましょう。

 

その他、飼い主さんが猫じゃらしなどで一緒に遊んであげるようにすると、猫の健康のためにも良いですし、飼い主さんとの絆も深まります。

 

※合わせて読みたい:  おすすめの猫のおもちゃ20選!おもちゃの種類や、猫のおもちゃ選びのポイントも解説

 

寒さ対策をする

 

すべての イエネコ の祖先は、リビアヤマネコという中東からエジプトにかけての砂漠地帯に住んでいる野生の猫です。

そのため、猫はもともと寒さには強くないという特徴を持っています。

体が小さい猫は、より体温を維持するのが難しくなるので、寒さ対策をしてあげましょう。

 

寒いと猫の抵抗力が低下しますし、水を飲む量も減る傾向があるため、結石や膀胱炎を引き起こす原因になります。

 

また、将来的には腎臓等の内臓に影響を及ぼすことも考えられます。

特に冬場には、猫がいる場所の室温が下がりすぎないようにエアコン等で室温が23~25℃程度になるように調整してあげましょう。

一般的に猫が気持ち良いと感じる温度は25~28℃といわれています。

 

 


小型の猫にはどんな種類がある?

 

小型の猫種であると認識されている猫をご紹介します。

 

シンガプーラ

 

 

小さい猫といえばシンガプーラが有名ですね。

小型の猫は人為的に生み出された猫種が多いのですが、シンガプーラは自然発生した純血種の猫で、世界最小の猫種であるとされています。

 

シンガプーラの原産国はシンガポールです。

シンガポールで保護された猫をアメリカ人夫妻が気に入り、固有の猫種として育種した猫なので、発見されたシンガポールには古くからいた可能性がありますが、猫種として登録されたのは最近のことです。

 

体重は2~3kgほどで、シンガポールの下水溝でネズミをとって暮らしていた猫とくこともあり、すばしっこく運動神経が抜群です。

短毛種ですし、もともと暑い地方の出身であるため、寒さには強くありませんので、温度管理はしっかりとしてあげる必要があるでしょう。

 

※合わせて読みたい:  世界最小の猫で知られるシンガプーラ!性格や飼い方、価格や特徴を解説

 

マンチカン

 

マンチカン

 

マンチカンは日本でも人気があり、最近では多く見かけるようになってきました。

マンチカンとは「小さい人」という意味です。

 

足が短いことが特徴で、体重は2~4kg程度です。

体つきはしっかりしているのですが、足が短いために運動は苦手で、猫が得意なジャンプも上手にできないことが少なくありません。

ただ、足の短さには個体差があり、ペットショップで見かけるのは足が短い特徴的なマンチカンが多いですが、実は足の長いマンチカンの方が多いと言われています。

 

その他、運動が苦手なので、肥満には気を付けましょう。

また、足が短いマンチカンが安全に遊べるよう、低いキャットタワーを用意したり、キャットタワーの周りには落ちても大丈夫なようにマットを敷いたりするなどの工夫が必要です。

 

※合わせて読みたい:  マンチカンの毛色、性格、値段、飼い方

 

ミヌエット

 

ミヌエット

 

ミネットはマンチカンと ペルシャ を掛け合わせて産出された猫で、以前はナポレオンという名前でした。

2015年5月から「ミヌエット」という名前に変更されています。

日本ではまだまだ珍しい猫ですね。

 

ミヌエットはマンチカンの短い足と、ペルシャの美しい長毛を併せ持った外見をしています。

性格は人懐っこく甘えん坊で遊び好きとされています。

 

※合わせて読みたい:  マンチカン×ペルシャのいいとこどり!ミヌエット(ナポレオン)の性格や歴史、飼い方を解説!

 

ジャパニーズボブテイル

 

 

ジャパニーズボブテイルは、日本の土着の猫をアメリカ人が気に入り、アメリカに連れて帰って他の猫種と交配させて猫種として確立させた猫です。

そのため、もともとの出身は日本ですが、原産国はアメリカです。

 

ボブテイルの名前の通り短いしっぽが特徴で、体重は2.5~4kgほどになります。

すらりとした体つきが美しく、賢く、物わかりが良いとされています。

 

甘えん坊が多い小型の猫の中では独立心が高めで、いわゆるツンデレの性格をしています。

 

※合わせて読みたい:  まんまる尻尾がキュート!ジャパニーズボブテイルの歴史・特徴・性格

 

デボンレックス

 

 

デボンレックスの原産国はイギリスです。

猫としては非常に珍しいカーリーヘアーを持っており、「プードルキャット」という別名を持っています。

 

柔らかい巻き毛が魅力的な猫で、標準的な体重は2.5~5kg程度です。

好奇心が強く、甘えん坊で他の猫やペットとも仲良くできます。

 

 

小さい猫を飼育する際は体調管理をしっかりと

 

小型の猫

 

体が小さい猫は、いつまでも子猫のように見えてかわいいですよね。

また、病院へ連れて行く際もあまり重くはないので、自家用車を持っていなくても移動が楽ですし、キャットタワーから飛び降りても大きな音を立てにくいので、集合住宅でも飼育しやすいでしょう。

 

しかし、これまで解説してきた通り、小さい猫を飼育する際には気を付けてあげなければならないことがたくさんあります。

もともと猫は寒さに強くないのですが、体が小さいということは通常より体温を奪われやすいということです。

 

完全室内飼育にして、夏も冬も適温で過ごせるようにしっかりと管理してあげたいですね。


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