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本記事では、 猫 のキャリーバッグについて説明をします。
キャリーバッグの購入を検討中の飼い主さんや、これから猫を飼うという飼い主さんは参考にしてみてください。
キャリーバッグは、猫を病院へ連れて行く時やペットホテルへ連れて行く時など、猫を運ぶ時に使用することがほとんどでしょう。
しかし、他にも使う機会はあります。
例えば、窓を開けるときに猫が外に出ないよう、一時的にキャリーバッグの中に入れたり、普段から猫の隠れ家として使ったり。
使用用途は数多くあるので、持っていない場合は購入しておいた方がいいでしょう。
外見重視なかわいいキャリーバッグから利便性に長けているキャリーバッグまで、様々な種類があります。
種類が豊富だと自分が欲しい物がある事が多く、いいことではありますが、選ぶのは大変です。
選ぶだけで時間を取られないようにも、選び方のコツを知っておきましょう。
当たり前ですが、値段は安い方がいいですよね。
しかし、安すい商品につらて値段だけ見て購入すると痛い目を見ることがあります。
キャリーバッグが小さすぎたり、材質が薄っぺらかったり、持ち運びにくかったり。
安さは大事ですが、その他の部分を第一に見て決めましょう。
当たり前ですが、キャリーバッグが小さすぎると猫が入りません。
そのため、使う事すらできませんが、逆に大きすぎるとどうでしょうか。
まず、大きすぎるので猫が入る分には問題ありません。
しかし、持ち運ぶには重く、幅を取るので、飼い主さん的に使いづらくなります。
さらに、大きすぎると猫にも影響が出ます。
程よい大きさのキャリーバッグなら、猫が香箱座をしてちょうどいいくらいの大きさになるので、猫が動き回ることはあまりないでしょう。
大きすぎるキャリーバッグだと余分なスペースができるので、猫が動き回る、または動いてしまう場合があります。
動いてしまうというのは、キャリーバッグを持って移動している時に、揺れで意図せずに猫が動いてしまうという事です。
そのようなことが起こるとどうなるかと言いますと、猫が怪我をしてしまう場合があるのです。
キャリーバッグ内で猫が動けないと窮屈じゃないかと思う人もいるかもしれません。
ただ、キャリーバッグが大きすぎたせいで猫に怪我を負わせてしまったら猫が可哀そうです。
しっかりと猫のサイズに合ったキャリーバッグの購入をすることをおススメします。
これは人の好みもありますが、どちらもいい点はあります。
例えば、ハードタイプの場合だと、『頑丈』『洗ってもすぐ乾く』『キャリーバッグ内で粗相をしてもしみにくい』。
ソフトタイプの場合だと、『軽い』『物により洗濯機で洗うことも可能』『通気性がよい』。
このようなことが言えます。
どちらの方が全てにおいて優れている、という事はないので、自分が使いやすく、何を一番重視するかを決めて選べばいいでしょう。
言ってしまえば、一番いいのは上と横の両方に扉がついている物でしょう。
ただ、必ずしも両方に扉が付いてるわけではありません。
上か横のどちらかにしか扉が付いていない場合、どちらがの方が使いやすいかと言いますと、上に扉が付いているキャリーバッグです。
なぜなら、上に扉が付いていた方が猫の出し入れがしやすいからです。
横に扉がついている物だと、キャリーバッグの中に手を入れて猫を引っ張り出すには、猫が持ちづらく、出しにくいです。
しかし、上に扉が付いている物だと猫が持ちやすいので、出しやすくなります。
そのため、どちらかと言うと、上に扉がついているキャリーバッグの方がおススメです。
Amazonや楽天といったネットショッピング/通販サイトでキャリーバッグを購入したほうが種類も多く、購入も簡単です。
この時に注意しなければならないことがあります。
それは、キャリーバッグの大きさです。
よく、猫が商品のキャリーバッグに入っている写真が一緒に掲載されていることがあります。
写真の猫も入っているのだし、うちの猫も入るだろうとそのキャリーバッグを購入してしまうと、サイズが大きすぎるなんてこともあります。
なぜこのようなことが起こってしまうかというと、猫の大きさが違うからです。
画像だと同じ大きさの猫のように見えても、実際は大きい品種の猫を使用しているのかもしれません。
したがって、しっかりと猫のサイズに見合ったキャリーバッグを購入しましょう。
以上がキャリーバッグを選ぶときのコツでした。
どのようなキャリーバッグを選んだ方がいいのかわかって来たかと思います。
それでは、実際に使ってみたいキャリーバッグを選んでいきましょう。
選ぶと言っても数が多すぎて見るだけでも大変で、選ぶのが嫌になってくる人もいると思います。
そんな人のために、私だったらこれを使いたい!というキャリーバッグを3つ選びました。
リッチェル キャンピングキャリー
リッチェル ピコキャットキャリー
ペット フィールド ペットキャリーリュック
ハードタイプのキャリーバッグです。
とてもメジャーなキャリーバッグで、使用している飼い主さんをよく見かけます。
さて、私がこのキャリーバッグを選んだ理由は【出し入れしやすいダブルドア】と【横の扉の取り外しが楽】の2つになります。
まず、【出し入れしやすいダブルドア】についてですが、横に1つと上に1つの扉がついています。
両方に扉が付いているので出し入れがしやすく、さらに上は大きく開くことが可能なので、猫の出し入れをするには十分な余裕があり、使いやすいです。
2つ目の【横の扉の取り外しが楽】ですが、横の扉は2つのつまみをつまむだけで取り外しが可能となっています。
そんなに必要なことなの?と思うかもしれませんが、横の扉が取れるだけでも猫の出し入れはしやすくなります。
さらに、簡単に扉が取れるので動物病院に行った時などに手早く開けることができるのです。
実際にこのキャリーバッグを使用しましたが、暴れる猫を入れるときや、動物病院で猫を出すときに楽で助かりました。
他にも、ハードタイプなので洗いやすかったり、給水機が付けられたりと便利な点はありますが、一つ注意しておきたいことがあります。
この種類にはサイズが複数あり、ネットショッピングでは同じようなものがいくつか検索で引っかかると思います。
この時に選んだ方がいいサイズは、Sサイズです。
Mサイズだとキャリーバッグの大きさが一気に大きくなるので、猫の持ち運びにはあまり向いていません。
体重目安:5kg以下
サイズ:
外寸:31.5×47×28.5H(cm)
内寸:28×42.5×25.5(cm)
扉開口サイズ(扉取り外し時):22×23(cm)
製品重量:1.5kg
材質:
本体・扉ロックケース・ハンドル:ポリプロピレン
バックル・バックル軸・扉ロック:ABS樹脂
扉・扉軸:スチール
バネ:ステンレス
価格(税抜):4,320円 (4,000円)
ハードタイプの可愛らしいキャリーバッグです。
私がこのキャリーバッグを選んだ理由は【使うのに不自由しないのにお手頃価格】と【長めの持ち手が持ちやすい】の2つになります。
まず【使うのに不自由しないのにお手頃価格】ですが、言葉のままです。
値段は公式ホームページだと4000円くらいしますが、Amazonでは3000円もしないで購入することができます。
それでも、使い勝手には問題がなく、ペットショップに勤めていた私の友人も使っています。
予算をおさえたい飼い主さんには特におススメです。
次に【長めの持ち手が持ちやすい】ですが、持ち手が短すぎると不便な時もあるからです。
持ち手が長いと腕にかけることもでき、楽に持つことができます。
車で運ぶときは、キャリーバッグにシートベルトを着用できるようになっているので、転倒防止になり安心です。
電車で運ぶときでも、可愛らしい見た目なので、女性は特に嬉しいですね。
体重目安:5kg以下
サイズ:
外寸:30×49×29H(cm)
内寸:26×43×28H(cm)
製品重量:1.1kg
材質:
本体・持ち手:ポリプロピレン
扉:ポリスチレン
バックル・鍵:ABS樹脂
滑り止め:ウレタンゴム
価格(税抜):4,320円 (4,000円)
ソフトタイプのリュック型キャリーバッグです。
値段はそれなりにしますが、猫の保護活動をしている私の知人が使いやすいと評価していました。
私がこのキャリーバッグを選んだ理由ですが、【ソフトタイプなのに型崩れがしにくい】と【隠れるメッシュの覗き窓がついている】の2つです。
【ソフトタイプなのに型崩れがしにくい】についてですが、ソフトタイプは型崩れを起こしやすい物があるのです。
特に、値段の安い物や折り畳み式の物だと型崩れしやすいことがあります。
しかし、このキャリーバッグは頑丈で型崩れしにくく、何かが当たっても中に入っている猫に危害が及びにくいです。
次に【隠れるメッシュの覗き窓がついている】ですが、隠すことができるのが特にいいところです。
猫は知らない場所を警戒することが多いです。
そのため、外に持ち運ぶことは猫のストレスになる場合があります。
でも、通気性の面や中の様子が見れるように、覗き窓は必要です。
だから、覗き窓を隠すことができるようになっていれば、必要時のみ開けていればいいので、猫のストレスを軽減することもできます。
リュックタイプだと車や電車で運ぶ以外にも、自転車で運ぶこともできるので便利です。
内容:
230×310×410mm
ポリ袋入り 1540g
材質:ポリエステル
価格:8700円
せっかくキャリーバッグを買っても、なかなか入ってくれない猫もいると思います。
そんな時でも、キャリーバッグに猫を入れやすくなる道具をお伝えします。
おやつ
タオル
洗濯ネット
これは定番です。
猫の好きなおやつを入れて、おびき寄せましょう。
しかし、慎重なタイプの猫はなかなか入ってくれないことが多いです。
どうやって使うかというと、タオルで猫を包んでしまいます。
猫全体を包み、そのままキャリーバッグにタオルごと入れてしまいます。
猫をタオルで包んだままにしておいても大丈夫ですが、夏のように暑い時期は熱中症にならないように、タオルから出してあげた方がいいです。
洗濯ネットですが、病院にて暴れる猫を保体(安全に動物をおさえること)するために使用することもあります。
使い方は、猫を洗濯ネットに入れるだけです。
こうすることで、猫は大人しくなるので、ネットに入れたままキャリーバッグに入れれば大丈夫です。
病院で暴れてしまう猫や、爪切りを嫌がる猫にもこの方法をおススメします。
どうしても入ってくれない場合はこのような方法で猫を入れますが、抵抗せずに猫がキャリーバッグに入ってくれた方がいいですよね。
そのためには、猫をキャリーバッグに慣れさせてあげましょう。
キャリーバッグの匂いが新品な匂いだったり、普段生活している所の匂いでないと、落ち着かない場合があります。
そのため、猫が安心できるように普段から使用しているタオルやベッドを入れておき、匂いをつけておきましょう。
いつも使っていないキャリーバッグを使おうとすると、猫は不振がってしまうかもしれません。
だから、いつも猫が入れるようにし、猫の生活の一部にしてしまいましょう。
そうすることで、段々と慣れていき、キャリーバッグに入ることに抵抗がなくなるはずです。
これは犬のお手やお座りを教えるときと同じ方法です。
猫が自分からキャリーバッグの中に入る、または猫をキャリーバッグの中に入れたらおやつをあげる、という方法を続けます。
そうすると、猫はキャリーバッグの中に入ったらおやつがもらえる、怖くない場所なんだと覚え、キャリーバッグを嫌がらなくなります。
個体差はありますが、キャリーバッグを嫌がる猫がいたら、一度試してみてください。
キャリーバッグの選び方のコツから慣れさせる方法まで紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
猫を飼っていると病院にお世話になる事やペットホテルに預けることもあるかと思います。
そんな時のために、愛猫に合ったキャリーバッグを用意しておきましょう。
最終更新日 : 2021/07/08
公開日 : 2017/08/03