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水温管理の必需品!水温計の種類と使用方法、おすすめ商品10選






アクアリウムにおいて、熱帯魚などの魚類を飼育するためには、水温管理は欠かせないお手入れの一つです。

水槽内の水温・水質は魚類にとって生命線となる重要な管理項目。
その重要な水温管理を助けてくれるアイテムとしても水温計は欠かせないアイテムの一つです。

現在多くの種類の水温計が販売されていますが、本記事では各水温計の特徴をご紹介いたします。
アクアリウムや魚類・両生類飼育時の参考にしていただければ幸いです。

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【目次】水温管理の必需品!水温計の種類と使用方法、おすすめ商品10選

 

水温計について:はじめに

水温計について:水温計の役割

(1)飼育魚類の適温の把握

(2)水温の急激な変化をなくして健康管理をする

(3)温度管理による治療

水温計について:水温計の種類

・デジタル式水温計

・アナログ式水温計

水温計について:温度管理が推奨される魚類

・熱帯魚類

・古代魚類

・海水魚

・金魚・メダカ類

水温計について:おすすめ商品10選

(1)AINYPET デジタル水温計 高温低温アラーム 

(2)水作 マグテンプ M 

(3)Aiija デジタル水温計

(4)ニッソー AQ-23 液晶水温計(B) AQ-23 

(5)金魚・メダカのデジタル水温計   

(6)ナプコ インスタントオーシャン シーテスト比重計  

(7)Macks.i(マックス・アイ) デジタル 防水  

(8)スドー 浮かべる水温計

(9)きっちり計れる水温計

(10)マルチ水温計  

水温計について:まとめ

 

 

水温計について:はじめに

 

 

水温計は文字通り水の温度を測る温度計ですが、今回は アクアリウム において魚類の飼育に使用する水温計についてご紹介いたします。

現在では   水槽  をアクアリウムにすることは代表的な表現方法であり、多くの種類の魚が飼育されています。

小型の水槽でも始めることのできる魚類飼育は、様々な年齢層から人気があり、今や定番になりつつありますよね。

 

そんな魚類の飼育を、サポートしてくれるアイテムとして欠かせないものが水温計です。

冒頭でも紹介した通り、水温は水槽内で暮らす魚類にとっては健康のバロメーターのような役割を担ってくれます。

お好みの魚を飼育するにあたって、どのような種類の水温計を使用するのがベストなのか迷いますよね。

 

次項目より、主にペットショップで手に入る水温計のタイプの紹介とおすすめの商品を紹介させていただきます。

 

 

水温計について:水温計の役割

 

魚類の飼育において水温計は、水槽内の現状を把握するのに役立つアイテムですが、どのような役割を持っているのでしょうか?

大まかな水温計の役割についてご紹介いたします。

 

(1)飼育魚類の適温の把握

 

文字通り、水槽内の現在の水温を知ることができます。

それぞれ魚類には種類によって適温が存在し、飼育するうえで適切な飼育環境を整えることはとても重要なことです。

どんなに愛情をもって育てていても、飼育環境が適切でないと魚類は長生きしません。

 

飼育する魚類の特徴を把握したうえで、水温を設定して魚類が好む環境を整えてあげましょう。

 

(2)水温の急激な変化をなくして健康管理をする

 

季節の変わり目になってくると、水温も季節によって変動します。

熱帯魚などの温帯域に生息する魚は、低温になると一気に弱ってしまい、そこから衰弱死してしまうことが多くあります。

水温は常に一定に保つようにし、魚にストレスを与えずに飼育することで病気になりにくい個体を育てることが可能です。

 

また、飼育している魚類になんらかの異常が見つかり、病気になった際などにも水温は健康の指針となります。

水温が高すぎたり、低すぎたりすると魚は免疫力が低下し衰弱しますので、まずは水温をチェックしてみましょう。

 

季節にあわせて水温を維持するために、ヒーターや冷却ファンなどの使用も検討することも必要です。

 

(3)温度管理による治療

 

飼育している魚類の体調が思わしくない場合、水温を適正温度より一度上げることも症状によっては回復方法の一つになります。

特に 金魚 の腹部が膨張し消化不良を起こしている場合などには、水温を一度上げることにより、新陳代謝を活発にしてあげると効果があります。

 

しかし魚の種類、かかっている病気によって対処方法は変わってきますので、魚類に適切な治療をしてあげるようにしましょう。

 

 

水温計について:水温計の種類

 

現在ペットショップで販売されている水温計には、大きく分けて2種類あります。

デジタル式のものとアナログ式のものです。

どちらもそれぞれにメリット、デメリットがあり飼育環境に合わせて適切な水温計を選択したいものです。

 

こちらではそれぞれの水温計のメリット、デメリットを踏まえてご紹介いたします。

 

・デジタル式水温計

 

 

表示がデジタル式の水温計です。

スマートな作りが場所を取らずに利用できます。

また、デジタル式なので表示文字が見やすいタイプが多いです。

 

<メリット>

 

デジタル水温計の最大のメリットは数値の見やすさにあります。

表示がシンプルなので、確認しやすくデザインによっては、インテリアとしておしゃれな水温計も多く販売されています。

 

初心者でも水温を確認しやすく、表示も単純なものが多いので、欲しい情報を的確に入手することが可能です。

また、デジタル式のものは正確であり、よほどの問題がない限りは現在の水温を瞬時に表示してくれます。

デザイン性にも機能性にも優れた商品が多いのが特徴です。

 

<デメリット>

 

デジタル式の水温計はアナログの水温計に比べて、その性能ゆえに高額で販売されている傾向にあります。

また、不具合がでた場合には修理が必要となり、修理費などの機能のメンテナンスにも費用が掛かる場合があります。

 

小型水槽向けの物が少なく、単独飼育や小型魚類の飼育を主にしている飼い主さんには合う水温計がない場合もあります。

また、電子系のものは安価な商品を選ぶと、感電や漏電事故の原因にもなりますので、注意が必要です。

 

・アナログ式水温計

 

 

アナログ式の昔ながらの水温計です。

スマートな作りで場所を取らずに非常に安価に購入することができます。

身近なアイテムですので、近所のホームセンターでも入手できます。

 

<メリット>

 

最大のメリットはなんといっても入手のしやすさです。

大体のペットショップ、ホームセンターに置いてあり、どこでも入手することができます。

さらには安価で入手可能なので、経済的な負担も最小限に抑えることができます。

 

アクアリウムを始めたばかりの初心者にもおすすめの水温計になります。

また、サイズ展開が豊富なので小型の水槽にも使用することが可能です。

 

<デメリット>

 

安価な分壊れやすいという特徴があります。

多くの場合、アナログ式の水温計は水銀を使用していることが多く、仮に水中で破損した場合魚に害を及ぼす危険があります。

 

また、水温計の表面には滑りや藻類が付きやすく、定期的に洗う必要があります。

さらに手入れの際にも脆いので、慎重に扱う必要があります。

 

小型の水温計は表示も小さくなりますので、数値が見にくいという欠点があります。

さらには年月がたってくると、数値が正確ではなくなってくることがあるので、数年単位での交換が推奨されます。

 

 

水温計について:温度管理が推奨される魚類

 

多くの魚類の場合、水温計の設置は有効ですが特に水温計が必要な魚類をピックアップしてご紹介いたします。

適切な温度管理で愛情をもって飼育したいものです。

 

・熱帯魚類

 

 

水温計での温度管理が必要な魚類の代表格になります。

色彩鮮やかな熱帯魚たちのほとんどがアマゾン川などの温暖な地域出身の魚であり、低温に対する抵抗力がほとんどありません。

 

特に ネオンテトラ やグラミー類の小型熱帯魚は、水温・水質の影響を受けやすく温度管理は飼育するうえでの絶対条件です。

また、 ディスカス は特に温度変化に敏感であり、繊細な変化でも体調を崩しやすいので注意が必要です。

 

主な熱帯魚の適正温度は25℃~28℃前後になります。

 

・古代魚類

 

水温計 古代魚

 

身体が大きく、立派に成長するアロワナ等の肉食魚・古代魚と呼ばれている分類の魚もほとんどが温暖な地域の魚です。

特に大型に成長する アロワナ ポリプテルス などは一匹の販売価格もそこそこ高額です。

 

温度管理を怠ったことにより、死亡させてしまうと経済的な痛手もあります。

水温管理を上手にこなすことができれば立派に成長し、長期にわたって飼育を楽しむことができる魅力ある分類の魚です。

適正温度は25℃以上が目安となります。

 

ヒーターの使用の際には底生の魚は火傷のおそれがありますので、カバーを付けて温度を管理しましょう。

 

・海水魚

 

水温計 海水魚

 

海水魚にもそれぞれ適温が存在しますので、温度管理は飼育の絶対条件です。

また、海水魚飼育の場合水槽の水は海水を使用することになりますので、海水魚に対応した水温計を使用する必要があります。

 

購入の際には、海水魚用と表記のあるものを必ず購入しましょう。

非対応の物を使用した場合、中の水銀が漏れ出したり、感電の原因になったりと思わぬ事故につながる恐れがあります。

海水魚の適温は生息している地域により異なります。

 

・金魚・メダカ類

 

水温計 金魚

 

意外に思われる方も多いかもしれませんが、丈夫な 金魚 メダカ の飼育においても水温計は活躍します。

特に種類のある貴重なメダカや らんちゅう 出目金 などのデリケートな種類の金魚の飼育には温度管理が有効です。

 

温度変化により、水槽内に細菌やカビが発生して病気の要因になると元々デリケートな種類のメダカ達はたちまち病気になります。

そうならないためにも、適温で飼育することが推奨され、水温計の設置は役に立ちます。

金魚・メダカ類の適温は26℃前後です。

 

 

水温計について:おすすめ商品10選

 

入手可能な水温計をご紹介させていただきます。

お好みの水温計を見つける際の参考にしていただければ幸いです。

 

(1)AINYPET デジタル水温計 高温低温アラーム 

 

 

価格:1,200円前後

特徴:

  • 外内部温度表示】OUT(外部)温度範囲:-50~70℃、IN(内部)温度範囲:-10~50℃。測定精度:±0.5℃
  • 【防水外部センサー】長さ1m、防水加工されて、熱帯魚、水槽、水族館、水族箱などの水温計として使用することをお勧めします。
  • 【高低温度アラーム機能】OUT(外部)温度に高低温警報がご設定いただけます。温度が下がると、又は温度が高くなる時、アラームとLED点灯で知らせます。
  • 【最高最低温度記録】最高最低の外内部温度の記録機能があります。MIN/MAXボタンを押すとデータを簡単にごチェックいただけます。
  • 【仕様】本体サイズ:長さ65×幅18×高さ60mm。電源:LR44 x1(付属)。1ペア*ベルクロ付属。裏面にマグネットとスタンドがあります。              

 

デジタル式の本格的な水温計で高温・低温になった場合においてアラームがなる機能がついた水温計です。

熱帯魚、古代魚等本格的なアクアリウムの役にたちます。

 

(2)水作 マグテンプ M 

 

                                                                                                                       

価格:300円前後

 

特徴:

  • 本体サイズ (幅X奥行X高さ) :1×1×9cm
  • 本体重量:15g              

 

小型の水槽にも使用できる、アナログ式のシンプルな水温計です。

磁石でくっつくタイプで、キスゴムのように劣化しにくいという利点があります。

非常に安価で購入できる点も魅力的です。

 

(3)Aiija デジタル水温計

 

 

価格:1000円前後

特徴:

  • 1. 特徴:取り付けやすい: 吸盤とマグネットとフックは、みずがめに単純な実装ディスプレイ部!センサプローブを水の中に置くことができる!
  • 2. 測定範囲と正確度: −58 から158.0華氏度まで /(−50 .〜70摂氏度)精度は:+/-1度
  • 3. 大きな LCD ディスプレイ読みやすい : 最大や最小の温度ディスプレイに表示する。摂氏度と華氏どと簡単なスイッチ
  • 4. 丈夫なステンレス: ステンレス鋼センサプローブ、新鮮な水、水道水に適する。
  • 5. 爬虫類によい: 魚類、トカゲなどの爬虫類のためにモニタして心地よいな生活温度を作り上げる。それに、18ヶ月の無憂保障とサービス提供する

 

丸型のデザインが可愛らしいデジタル式の水温計です。

爬虫類 にも使用できて幅広く活躍できる水温計になります。

 

(4)ニッソー AQ-23 液晶水温計(B) AQ-23 

 

 

価格  :500円前後

特徴:

小型の液晶水温計で、シンプルで使いやすいデザインです。

現在の水温の表示が見やすく場所にも困らないので、小型の水槽にも使用することができます。

 

(5)金魚・メダカのデジタル水温計   

 

 

価格:1000円前後

特徴:

金魚・メダカ用のデジタル水温計です。

気軽に取り入れることができる価格設定と、テスト電池入りの点が魅力的な水温計です。

 

(6)ナプコ インスタントオーシャン シーテスト比重計  

 

 

価格:1,090円

特徴:

水温計とは異なりますが、海水魚飼育において塩分濃度を測る際に必要な機器です。

海水魚飼育の必需品であり、水質維持や水替えの際にあると便利ですので、水温計と併せて持つことをおすすめします。

 

(7)Macks.i(マックス・アイ) デジタル 防水  

 

 

価格:680円

特徴:  

  • 測定温度:-50°C~+70°C 精度:±1°C
  • 重さ:22g サイズ:46mm×27mm×29mm
  • 電源:DC1.5V ボタン電池LR44
  • カラー:ブルー 素材:プラスチック 生産地:PRC
  • 内容物:本体、キスゴム1個、テスト用電池1個、日本語説明書              

 

シンプルでスマートなデジタル水温計です。

水温のみをコンパクトに表示してくれるので、ダイレクトに情報が伝わります。

設置場所にも困らずに使用可能です。

 

(8)スドー 浮かべる水温計

 

 

価格:600円前後

特徴: 

  • 本体サイズ (幅X奥行X高さ) :3.5×7×1.2cm
  • 本体重量:20g
  • 原産国:中華人民共和国              

 

睡蓮鉢などにも使用可能な浮かべるだけの手間いらずの水温計です。

メダカや屋外で飼育している金魚等にも有効です。

 

(9)きっちり計れる水温計

 

 

価格:630円

特徴:

  • 本体サイズ (幅X奥行X高さ) :1×9.5×1cm
  • 本体重量:0.02kg              

 

適温ごとに色分けされており、さらに見やすくなったアナログ式の水温計です。

安心の日本製であり、使用するのにも安心して使えます。 

 

(10)マルチ水温計  

 

 

価格:1,500円前後

特徴:   

  • 本体重量 :60g
  • 原産国:中国              

 

コードが長い分自由に置き場所を設定できるのが便利な水温計です。

表示もはっきりとみやすく、デジタル水温計を今まで使用したことない初心者におすすめです。

値段もそれほど高額でない点も魅力的です。

 

 

水温計について:まとめ

 

 

アクアリウムの便利アイテム、水温計についてご紹介させていただきました。

水温計一つとっても選択の幅がたくさんあり、飼育環境・予算にあって選べる点が魅力的です。

 

安価で購入できるアイテムでもありますので、取り入れやすいのもうれしいですよね。

是非、日々のアクアリウムの充実、ひいては飼育している魚類の健康のバロメーターのためにも水温計を導入してください。


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