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ミニブタの種類、性格、大きさ、エサ、値段、飼い方






世界中のセレブ達を魅了するペットのミニブタ。
最近では、日本でも飼い始める人が多くなってきました。
人に懐きやすくて賢く、可愛くて飼いやすいという魅力あふれるペットです。

しかし、飼い始める前に絶対に知っておかなくてはならないことがあります。
それは決して「ミニ」サイズではないということ。
成長するとどれほどの大きさになるのか、それに伴い気を付けなければいけない点はどういったことなのかを把握しておきましょう。

今回はそんなミニブタの特徴から飼う前の心構え、飼い方を解説します。

ミニブタをペットにしたい!ミニブタの飼育方法

 

ミニブタは賢く、人にも懐きやすい性格で、比較的飼いやすい動物と言えます。

しかし、そのネーミングに反して、50kg位の大きさに成長することをお伝えしました。

そのミニブタ飼育の特徴をわかって頂いた上で、ミニブタの具体的な飼育方法をご説明します。

 

ミニブタのお迎え

 

ミニブタの入手は、比較的大手のペットショップか牧場、専用のブリーダーからの購入となります。

前述の通り、成長時のミニブタの大きさは遺伝によるケースが多いので、極力個体の両親の情報を仕入れるようにしてください。

 

最近はネットでの販売も多いのですが、出来る限り直接販売先に赴き、納得のいくミニブタを迎え入れるようにしましょう。

複数頭の中から個体を選べる場合は、元気があり、毛並みがしっかりした個体を選ぶことはいうまでもありません。

オスを選ぶべきかメスを選ぶべきかは、飼い主の嗜好にもよるので一概に言えませんが、繁殖を望まないなら、去勢・不妊手術済の個体を選びましょう。

去勢・不妊手術をしていない個体は、発情期にオス・メスとも性格が凶暴になることがあります。

 

ミニブタのしつけ

 

ミニブタ

 

ミニブタを購入後、最初の数ヶ月は躾の期間に入ります。

ミニブタは、頭がよく躾を覚えやすいので、この期間が一番大切になります。

 

まずは、トイレの躾をしっかり覚えさせます。

ミニブタは、トイレの場所と食事の居住空間を明確に分けることができますので、最初に排泄した場所の糞尿の臭いを覚えさせます。

万が一トイレ以外で排泄した場合、すばやくふき取り、消臭スプレーをかけて臭いを消します。

繰り返し行うと、ミニブタはその場所がトイレだと認識してきますので、トイレ道具を設置します。

 

ミニブタは、鼻パンチや鼻押しなどを飼い主に対して行うときがあります。

ミニブタとしては愛情表現や甘えのつもりでも、将来のことを考えると飼い主が思わぬケガを負う場合があります。

この場合、ミニブタを自分の体から引き離し、いけないことだと教えてください。

 

なお、ミニブタをしつける際には、大声で怒鳴りつけるようなことは絶対にしないでください。

もともとは神経質で臆病な動物のため、飼い主を恐れるようになってしまいます。

あとはミニブタが言うことを聞いたら、おやつを適量あげることも適切な方法です。

 

 


ミニブタを室内で飼う場合に必要な飼育グッズ

 

ミニブタがまだ子供のうちは室内で飼うことが望ましいです。

室内で快適な環境を与えながら、愛情いっぱいに育てましょう。

特に暑さには弱い動物なので、夏場にはエアコンを付けるなど熱中症対策をしてください。

 

ケージ

 

ミニブタ専用のケージはあまり販売されておりません。

中型犬 大型犬 用の ケージ 、それもなるべく大きめのサイズを選びましょう。

トイレの空間と居住空間を分ける必要があります。

防音のため、ケージの床には厚めの毛布がカーペットを敷いてください。

 

トイレのしつけができるドッグルームサークル

 

 

メーカー名:Petio

サイズ(幅X奥行X高さ) :52.5×109×60.5cm

専用食器

 

ミニブタは食器の中に足ごと入って食べる習性があるので、壊れにくくかつひっくり返らない丈夫なものを選びます。

底の低いステンレス製の容器が望ましいです。

 

ステンレススチールボウル

 

 

参考価格:1,455円(税込)

鼻掘り用の器

 

ミニブタに限らず、ブタは鼻で土を掘る習性があります。

鼻掘りができないと大変なストレスになってしまいます。

中でミニブタが方向転換できるくらいの大きさの丈夫な器に、玉砂利をたっぷり敷いてあげてください。

 

ペット用トイレシート

 

ミニブタの排泄の量は、他の動物と比較しても多い方です。

トイレと指定した場所に交換が容易な ペットシーツ を敷いておきましょう。

 

デオシート ワイド

 

 

参考価格:4,886円(税込)

ミニブタの餌

 

 

参考価格:11,800円(税込)

 

ミニブタの散歩の必要性

 

運動不足解消のため、ミニブタには散歩の習慣をつけます。

1時間位が理想ですが、最低でも毎日20分は散歩の時間を設けましょう。

 

夏場は早朝か夕方の涼しい時間帯、冬場はセーターなどを着せて寒さ予防をします。

散歩中の注意事項としては、路上のごみやたばこの吸い殻を食べないように注意することです。

また、除草剤を撒いた後の芝生には入らないようにしてください。

 

その他、ハーネスは必需品です。

最初はハーネスの着用を嫌がるかもしれませんが、ハーネスを付けたらご褒美のおやつを与えるなどして慣れさせましょう。

犬用のハーネス でも代用できます。

 

 


ミニブタの日常の手入れ

 

ミニブタ

 

つめきり

 

月に1回程度の頻度で爪切りをします。

仔ブタのうちは人間用の爪切りで大丈夫ですが、大きくなったら馬の蹄用ニッパを使用します。

爪を切った後にやすりがけをし、乾燥防止のオイルを塗ります。

ミニブタの爪には血管が通っているので、切る際には充分注意しましょう。

 

耳掃除

 

1週間に1回程度の頻度で行います。

イヌ用のクリーニング綿棒やアルコール消毒液をつけた綿棒で耳垢を除去します。

 

歯磨き

 

できれば毎日、ペット用の歯磨き粉で歯を磨きます。

イヌ用の歯磨き粉で代用できます。

 

ペットキッス

 

牙抜き

 

特にオスのミニブタの牙は伸び続けます。

牙の切除は素人が行うのは危険です。

定期的に、かかりつけの獣医さんに牙の処理をお願いしておきましょう。

 

ブラッシング

 

毎日5分程度ブラシでブラッシングして汚れを落とします。

ミニブタとのふれあいの貴重な時間になります。

 

シャワー

 

ミニブタにシャワーを浴びさせる習慣をつけます。

シャンプーは刺激の強いものは避けてください。

汚れや臭いを落とすだけでなく、疥癬など皮膚病の予防になります。

 

 

ミニブタを屋外で飼う場合の注意点

 

ミニブタ

 

仔ブタのうちは室内飼育で充分なのですが、成長に従い制限が発生します。

成獣になれば、飼い主の居住空間も狭くなりますし、騒音も避けられません。

もちろんケージに入れることができなくなるため、室内放し飼いの状態になります。

それでも、どうしても室内で飼うことを前提とするなら、ミニブタ専用の部屋を準備するのが一番の解決法でしょう。

物理的に無理な状況であれば、下記は必須です。

 

  • 床に厚めのカーペットを敷く
  • 室内に高価な家具などを置かない
  • 去勢・不妊手術は必ず行っておく

 

しかし、自宅に庭がある場合は屋外飼育に切り替えた方が無難です。

具体的な屋外飼育の手順をご説明します。

 

日陰をつくる

 

ミニブタは暑さには弱いため、必ず日陰となる環境をつくります。

庭に樹木があればよいのですが、なければパラソルなどを準備しましょう。

 

柵を設ける

 

ミニブタの逃亡防止のため、必ず柵を設置します。

1.5m以上の深さで埋め込みます。

それ以下だとミニブタが土をほじくり、倒されてしまいます。

 

小屋を設置する

 

ミニブタがすっぽり入れる位の小屋を設置します。

ミニブタは寒さに弱いため、冬場には小屋の中にホットカーペット敷くなどして寒さ対策に努めましょう。

 

砂場を設ける

 

ミニブタの土掘り用に柔らかめの砂を敷いた砂場を設置します。

泥んこ遊びも出来る位の広さ (ミニブタがすっぽり入れる位)があれば最適です。

 

水浴びプールを設置する

 

ミニブタは水浴びが大好きです。

人間の子供用のビニールプール等を設置し、自由に水浴びをさせるようにします。

 

危険物を遠ざける

 

ミニブタが間違って食べてしまいそうなものは置かないようにします。

家庭菜園でトマトやジャガイモなどを栽培している場合は、近づけさせないようにします。

 

 


ミニブタを長生きさせるコツ

 

ミニブタ

 

ミニブタの平均寿命は10~15年、中には20年以上生きる場合もあります。

大事なミニブタを長生きさせる秘訣として、以下のようなことが挙げられます。

 

  • 食事を与えすぎない:肥満になり、心臓障害、関節痛等の原因になります
  • 加工食品を与えない:カロリー、塩分が高く、やはり肥満の原因になります
  • 運動をさせる:筋力の強化と肥満防止になります
  • 定期健康診断

 

 

ミニブタの病気について

 

ミニブタはペットとしてまだまだメジャーな存在ではなく、診察できる獣医さんも多くないのが現状です。

比較的丈夫な動物ですが、飼育していく上で注意すべき病気を紹介します。

 

ミニブタを購入する際に、購入するペットショップや牧場等から、あらかじめ最寄りの診察病院を紹介してもらうことをおすすめします。

罹りつけの病院を見つけ、定期的な健康診断を行ってもらえば安心ですし、飼育上のアドバイスもしてもらえるでしょう。

なお、ミニブタの体調に何らかの異変があった場合は、必ず専門医に治療をお願いするようしてください。

 

栄養失調・肥満

 

ミニブタは与えるだけ餌を与えるとその分だけ平らげてしまい、肥満の原因となります。

肥満すると、心臓に負担がかかり心 筋梗塞などの突然死の原因 や、足腰の弱化に繋がります。

 

逆に、肥満を恐れて餌を少なくしすぎると、栄養失調症になり、免疫力の低下に繋がります。

肩や肋骨などが浮き出ているようでは明らかな栄養不足です。

適度な食事量をコントロールするよう心がけましょう。

 

消化器官の病気

 

「胃潰瘍」 が代表的な病気です。

急に食欲がなくなり、嘔吐するようになります。

食生活とストレスが大きな原因です。

餌に野菜の量を多くして、散歩を増やしたり、一緒に遊ぶ時間を増やしたりして予防します。

 

泌尿器系の病気

 

「膀胱炎」や「尿管結石」 が代表的な病気です。

尿の出が悪くなるか、逆に頻尿気味になったりすることが主な症状です。

水分補給の少なさや、餌の成分に問題があることが考えられます。

水を多めに飲ませ、餌に原因となるタンパク質やリン、マグネシウムなどを減らすことで予防できます。

 

皮膚系の病気

 

代表的なものは 「疥癬」 です。

疥癬ダニが寄生することが原因で、激しい痒みを伴います。

 

上記症状が見受けられたら、かかりつけの獣医さんに必ず診てもらいましょう。

次に、ペットとしてのミニブタが感染することは極めて稀ですが、かかってしまうと恐ろしい病気をご紹介します。

 

日本脳炎

 

を感染媒体とする法廷伝染病のひとつです。

ブタが主たる感染源になっていることが多く、罹患したブタはあまり症状はありませんが、人間が罹患すると死亡率40%ほどにもなる恐ろしい病気です。

今の日本でほとんど流行はしていませんが、ワクチン注射をしていおけば予防可能です。

 

ブタレンサ球菌感染症

 

人間がブタ経由で感染すると、髄膜炎、聴覚障害、運動不全を起こし、死亡率も高いです。

養豚場や食肉解体場で発生することがありますが、ペットのミニブタが感染することは極めて稀です。

 

他に「豚コレラ」、「豚丹毒」、「オーエスキー病」などがありますが、やはりペットのミニブタが罹患することは少ないようです。

これらの病気が不幸にも発生しした場合、治療どころか、ペットのミニブタは即「殺処分」の対象となってしいます。

発生源となりうる養豚場などにミニブタを連れて行かないことなどが、唯一の予防手段と言えるかもしれません。

 

 


大きくならないミニブタ:マイクロブタってどんな動物?

 

ミニブタを飼育したいけど、大きくなったら自宅では飼うのは難しいかもしれない。

そんな多くの声に応えて、大きくならないミニブタが登場しました。

 

それが  「マイクロブタ」 です。

ミニブタをさらに小型化に品種改良した動物で、イギリスを中心として非常に人気のあるペットなのです。

多くの有名人から愛され、まさに「セレブ」のペットの王道と言えるでしょう。

 

マイクロブタ

 

大きさは、成長しても以下ぐらいです。

 

  • 体長:約30~50cm
  • 体重:約15~40kg

 

基本的な飼い方はミニブタと同じで、以下のようなメリットもあります。

 

  • 懐きやすい
  • 頭がよい
  • しつけやすい
  • 性格が温厚

 

また、寿命も平均 10~15年 と、ミニブタと同様長くお付き合いできるペットです。

大きくならないため室内飼育も充分可能です。

 

しかし、マイクロブタを飼育するにあたっての最大の問題点は  「入手の難しさ」 、 これが全てだと言えます。

まず日本では、ペットショップやブリーダー等含めてほとんど取り扱っていません。

日本国内での本格的な普及は、まだまだ先のようです。

 

現実的な入手経路は、イギリスの取扱店から直接仕入れることとなります。

ミニブタを代行輸入している国内代理店は現状ほとんど存在しません。

例えば、イギリスの こちら のサイトから購入することになります。

英語の読解力がないと内容が理解できませし、語学力の問題ばかりでなく、実際の個人輸入の手続きは非常に煩雑です。

 

まず、動物検疫を受ける必要があります。

検疫に必要な書類は下記のような書類で、検疫所に赴く必要があります。

 

  • 動物の輸入に関する届出書
  • 輸入検査申請書

 

その他、通関などの手続きも発生します。

検査にかかる費用(交通費なども含む)だけでなく、イギリスから日本までの輸送運賃もかかります。

費用だけでなく、時間的にも相当の労力を要します。

詳細は 農水省のサイト を参考にしていただきたいのですが、他の官庁の手続きも必要です。

 

現地でのマイクロブタの購入費用は3~15万円程度と言われますが、輸入諸費用が相当重なることを覚悟しなければなりません。

さらに、個人輸入する問題点としては下記があげられます。

 

信頼のおけるサイトかわからない

 

悪質なサイトの場合、ペットを送ってこない、ぼったくりをするなどの危険性があります。

相当の語学力や法的知識がないと、対抗するのは困難でしょう。

 

ミニブタ・通常のブタの子供を送ってくる場合がある  という可能性も考えられます。

マイクロブタの市場価値は、ミニブタや家畜用ブタより高いため、偽って送ってくるケースがあります。

 

実物を確認できない

 

マイクロブタ

 

マイクロブタを購入するために、わざわざイギリスまで赴くのは時間・費用の制約があります。

自分の気に入った個体が購入できないばかりでなく、場合によっては弱って個体を送ってくる場合があります

そうでなくても、船舶にしろ空輸輸送にしろ、長時間の輸送はブタ個体にとって大変な体力消耗となります。

 

以上のような困難具合により、マイクロブタの日本国内での普及は困難な現状です。

ただ、日本ではマイクロブタの販売プロジェクトである「 マイピッグ 」も進行中ですので、気になる方はチェックしてみてください。 

 

※合わせて読みたい:  マイクロブタをペットとして飼うには?購入方法やブリーダーなどを紹介

 

 

今回ご紹介したミニブタ・マイクロブタの基本データまとめ

 

ミニブタ

 

ミニブタ

 

体長:約50~100cm

体重:約30~100kg

寿命:約10~15年

価格:約4~10万円

購入先:ペットショップ、ふれあい牧場、ブリーダー経由で入手可能

 

マイクロブタ

 

体長:約30~50cm

体重:約15~40kg

寿命:約10~15年

価格:約3~15万円(現地金額)

購入先:現状はイギリスからの個人輸入(国内での流通はほとんどない)、またはマイピッグからの購入

 

 

ミニブタはしつけもしやすく、知能も高く、飼い主によく慣れる最高のペットと言って良いでしょう。

体毛も少ないため、イヌやネコの毛にアレルギー反応がある方にもおすすめです。

しかし、飼育前の知識不足により、飼育放棄という悲しい末路を辿ることが多い現実があります。

 

一般的にブタのイメージといえば 「肥満で不潔な動物」 と思われがちですが、全くそのようなことはありません。

マイクロブタも含めてまだまだ改良途上の動物であり、近い将来もっと小型で飼いやすい品種が誕生する可能性もあります。

この可愛らしく利口な動物がもっと多くの人に愛され、ペットとして普及することを期待したいですね。


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